私的良スレ書庫
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元スレゼロ「我々は行政特区日本に参加する」
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ゼロ 「もしもブリタニア側がこの計画を白紙にすれば我々は再度抵抗組織として
奴らに立ち向かえばいいだけの話しだ。
それに私にはブリタニア側に有利に交渉を行う秘策がある。 今は皆に話せないがな」
藤堂 「秘策・・・」
ディートハルト (成るほど、ゼロはやはり何か策があってこの案に乗ったわけですか。
ならば私からは何も言うことはありません。 しばらくはゼロの
指示に何も言わずに従いましょう)
会議後、藤堂と四聖剣
藤堂 「今回のゼロの話し、どうみる四人は」
千葉 「ゼロは日和ったのです。 日本の開放をいいながらやっているのはブリタニアのご機嫌伺い。
大方自分の命が惜しくなったのでしょう。 行政特区というこの政策だってどれだけ本気か
わかりません。 ブリタニア上層部は日本人の単なるガス抜き程度にしか思ってないでしょう」
朝比奈 「千葉君のようにゼロがひよったとまでは思ってないけど、僕もどうにも信じられませんね、ゼロのやってることは。
もしかしたら上層部あたりと通じて後々日本の支配者にでも取って代わろうとか思ってるのかもしれないですよ、奴は」
仙波 「ワシもゼロは信じられん。 だがだからといって頭ごなしにこの案を否定はしない。
メリットも確かにあるしの。 奴が明らかにおかしいことをやっているときはそれを糾弾するのみ」
卜部 「私は今の段階では一応はゼロを信じてもいいと思ってます。 少なくても彼は
今までブリタニアの不正を正してきた実績もありますし、鎮圧されそうに
なった日本の抵抗グループたちを救ってもらった恩もあります。
今の策はともかく彼のいう信用を行動で示すという言葉は今の段階ではまだ
守られていますしそれが信用に値すると思います」
卜部 「それに彼はどうも作戦の全容を我ら幹部にも教えず秘する傾向があります。
会議でも秘策があると言っておりましたし今回も何か大きな作戦のための布石の一手とも考えることもできるかと」
千葉 「なっ!? 卜部、ゼロを信用してるのか! お前は」
卜部 「彼の怪しさはともかくやってることは、な。 別に妄信してるわけではない。
少なくとも今の我々が日本を開放するにはゼロが必要と思うぐらいにはかっている」
朝比奈「まさかね、それって大分じゃない? まあ確かに彼の能力は認めるけどね」
藤堂 「ふむ、皆の言いたいことはわかった。 ゼロの今回の行動に
千葉、朝比奈は否定派、仙波は中立派、卜部は肯定派といったところか。
それでだが私はゼロの今回の行動にはいささか不満を持っている。 だがゼロの今までの実績においては
何もいうことが無い以上卜部や仙波の言う通りまずはゼロに従い暫くは行動を見ていこうと思う」
藤堂 「他の皆はどうだろうか」
千葉 「藤堂さんがそういうなら私は何もありません」
朝比奈 「僕も同じく」
仙波 「ワシもだ」
卜部 「同じく」
藤堂 「ありがたい。 そして我々は黒の騎士団である前に日本を憂う日本軍人だ。
奇跡の藤堂、四聖剣の名を汚してはならぬ。 我々はゼロに従うのではない、日本に従うのだ。
もしもゼロが日本独立からそれた場合は我々がそれを正す。 いいな」
四聖剣 「「「「承知」」」」
政庁
ユーフェミア 「よく来てくれました、ルルーシュ」
コーネリア 「久しぶりだな、ルルーシュ」
ルルーシュ 「コーネリア姉さん、お久しぶりです」
コーネリア 「ふむ、最後に会ったのは日本に人質に行く前にアリエスの離宮で
ユーフェミアやナナリーと一緒に追いかけっこをしたときだったか?
随分と大きくなったな。 私は会えてうれしいぞ」
ルルーシュ 「俺も会えてうれしいです、姉さん。 こうして取り止めのない世間話をするのをどれだけ望んだか。
積る話しはありますが、姉さん、それにユーフェミア、何の用で俺を読んだのですか?」
ユーフェミア 「そのことなんですが・・・実は」
コーネリア 「父上がお前のエリア11総督への承認を公式に認めてくださったのだ」
ルルーシュ 「俺がこのエリアの総督に成るのを公式に・・・」
コーネリア 「ああ、そこで三日後、ルルーシュは私やユーフェミアと一緒に皇族用の飛行機で
本国に戻る予定になっている。
本国で父上に正式にルルーシュの総督就任、並びにユーフェミアの副総督継続と私の解任の勅令が下される。 いいな」
ルルーシュ 「はい、問題ありません。 恐らく学園も公欠扱いにしてくれるでしょう」
コーネリア 「ふむ、それは結構。 さて要件も終わったし、私の次の公務までおよそ1時間。
それまではただの姉弟として共にとりとめのない話しでもしようか」
ルルーシュ 「・・・そうですね」
ユーフェミア 「それでは私は学園のことなどを聞きたいです」
ルルーシュ 「あはは、それでは・・・」
二日後・自宅
ルルーシュ 「では明日ブリタニアに行ってくるがそれまでCC、俺の代わりにゼロの代わりを頼む。
それと何かあったら携帯に連絡をしてくれ」
CC 「わかった。 またあの奇天烈な仮面とマントをつければいいのだな」
ルルーシュ 「なっ、何を言ってる! あれは最高のセンスではないか」
CC 「はいはい、あれをかっこいいと言ってるなど女にもてんぞ童貞坊や。
中等部からやり直した方がいいんじゃないか?」
ルルーシュ 「ちっ、魔女め。 お前は男心を知らん。 男は皆ああいう姿に憧れるものだ」
ルルーシュ 「まあいい。 俺が留守の間は頼んだが何か聞きたいことはないか?」
CC 「ない・・・っとその前にお前のプライベート口座のカードと暗証番号を教えてくれ。
お前がいないとピザ代を出してくれる奴がいないからな」
ルルーシュ 「くっ、他にいいたことはないのか。 カードはこれだ! 暗証番号は教えん。
必要な分だけ咲世子さんに言うんだ」
CC「なあ、教えてくれないか? それだと好きな時に食べられないだろ」
ルルーシュ「駄目だ!」
CC「・・・教えてはくれないのか・・・」
アッシュフォード学園
ルルーシュ (さて、明日にはブリタニア本国に戻るわけだが・・・立つ鳥あとを汚さずともいう。
明日の生徒会の活動に行けない分自分の仕事分くらいやっておこうか)
ミレイ 「あら、ルルーシュ君。 どうしたの生徒会室に来て。 今日は活動はないけど」
ルルーシュ 「やっぱり会長は熱心ですね。 前日には活動内容の点検をいつもしてる。
今日は明日の生徒会の仕事をやりに来たんですよ。 明日はいけないですから」
ミレイ 「それって明日ブリタニア本国に戻るから?」
ルルーシュ 「ええ。 家の方には説明したので会長はもう知ってますよね」
ミレイ 「そうね。 皇族の身分が保証されたのとエリア11の総督に就任するってことはね」
ルルーシュ 「それなら良かった。 明日の議題を見せてもらえませんか?
俺の意見と案を書いておきますから」
ミレイ 「ねえ、ルルーシュ君。 もし総督になったら学園は中退するのかしら?」
ルルーシュ 「いえ、来れる時はきちんと来ますよ。 忙しいときは一時休学扱いにするでしょうけど」
ミレイ 「そう、それにしてもルルーシュ君が皇族かー。
そうなったらもう私もルルーシュ君に慣れ慣れしい言葉遣いも言えなくなっちゃうのかな。
次に返ってくるときは敬語で迎えなきゃいけないかしら」
ルルーシュ 「・・・はは、何を言ってるんですか。 学園では生徒同士に身分は関係ない
って言ったのは会長じゃないですか。
例え皇族になろうとも総督になろうとも公の場で以外はいつも通りに接して下さっていいですよ」
ミレイ 「あら、そうかしら。 やっぱりそうよね。 私もルルーシュ君にルルーシュ様なんて
堅苦しく言うのはちょっと想像つかないわ。 ふふ」
ルルーシュ 「全く、会長。 あなたという人は・・・。 もういいです。 明日の書類を渡してください」
ルルーシュ 「それではこれで俺の分は終わりですね。 それでは帰らせてもらいます」
ミレイ 「ええ。 お疲れさまルルーシュ君」
ミレイ 「・・・そういえばまだランペルージ姓でいるけど、帰ってきたらブリタニア姓に戻るのよね」
ルルーシュ 「そうですね」
ミレイ 「多分、クラスの皆も驚くし対応も変わると思うけど気にしないようにね。
皇族が学園にいるってのはそれだけで興味を持たれるから」
ルルーシュ 「ええ、そうですね。 お気遣いありがとうございます。
ただ、俺は少なくとも仲のいい人たち、今の生徒会メンバーには
今まで通り接してほしいですね」
ミレイ 「そうよね。 多分皆ならいつも通りまた接してくれるわ」
ルルーシュ 「そうであることを願います。 それでは会長、今日はこれで」
ミレイ 「・・・・・・」
ミレイ 「そうは言ったけど、変わらないものなんてないのよ、ルルーシュ君。
今の生徒会の平穏もいつまでも続くわけじゃない。 いつかは終わりが来るもの。
あなたのこと以前と同じように接しろって言われても多分無理なのよね。
あなたのことを考えるとそうしてあげたいけど私の家の立場とこれからを考えれば、ね・・・」
ミレイ 「あなたの派閥、その最大勢力がアッシュフォード家だったのよ。
あなたは知らされてなかったかも知れないけど私は知らされてたの・・・。
私とあなたはあのときは・・・・・・」
学園廊下
ルルーシュ 「ん、アーニャ、か」
アーニャ 「・・・ルルーシュ様」
ルルーシュ 「聞いたぞ、ナナリーから。 ナナリーと随分と仲良くしてくれているようだな。
ナナリーの話し相手や遊び相手になってくれてるそうじゃないか。
ナナリーの兄として礼を言う」
アーニャ 「いえ、ナナリー様とのお話しは楽しいですし私の趣味にも
非常に興味を示して聞いて下さるので私が好きで関わっているので
礼を言われることではないです」
ルルーシュ 「趣味? アーニャは何が趣味なんだ?」
アーニャ 「ネットでブログを掲載することと写真を撮ることです。
自分が心を動かされたもの、面白いと思ったものを写真で撮ります」
ルルーシュ 「それは興味深いな。 もしよければ撮った写真の一部を俺にも見せてくれないか?」
アーニャ 「はい、それでしたら最近撮ったこのフォルダの写真が面白いかと」
ルルーシュ 「どれどれ・・・・・・。 はははっ、これは三日前の生徒会の活動の時に
スザクがアーサーにデザートのプリンを盗られた時じゃないか。
スザクのこのときの悔しがっている顔がまた上手く取れている」
ルルーシュ 「次は・・・っとリヴァルが下校中の会長を追っている現場じゃないか!
リヴァル、最近遊んでやれないと思って悔やんでたのに俺と遊ばなくなった後に
こんな犯罪まがいの行動をしていたのか!」
アーニャ 「ちなみにナナリー様と下校してる最中に現場に遭遇し、リヴァルを
追っかけて撮ったところです」
ルルーシュ 「全くリヴァルの奴・・・」
ルルーシュ 「うん、ありがとう。 面白い写真が多いな。 楽しめた」
アーニャ 「恐縮です」
アーニャ 「・・・・・・」
アーニャ 「ルルーシュ様、見てもらいたい写真があるのですが」
ルルーシュ 「ん?何だ?」
ルルーシュ 「これ、は・・・幼いころの俺・・・か・・・」
アーニャ 「恐らくは・・・」
ルルーシュ 「しかしこれはいつ撮られたのだろうか。 そもそもこのカメラに
これだけ至近距離で俺が写っているということは
俺が覚えていないだけで実はアーニャとは一度会っているのか?」
ルルーシュ 「アーニャ・・・これの写真はいつ・・・」
アーニャ 「・・・・・・」 フルフル
ルルーシュ 「アーニャ・・・どうしたんだ?」
アーニャ 「私は・・・この写真のことは覚えていない。
それどころか昔のことも途切れ途切れしか覚えていない・・・の、です。
そしてそれは今も、たまに起こることです」
ルルーシュ 「アーニャ・・・」
ルルーシュ (これはどういうことだ・・・。 記憶障害・・・にしては少し・・・。
なるほどだからアーニャは写真を撮ることに執着しているのか。
しかしこの時期の写真・・・もしかすると俺の母上の無くなったときとほぼ同時期なのではないか。
何かありそうだな・・・。 だが、取りあえず、今は)
ルルーシュ 「アーニャ、事情は分かった。 アーニャはこの写真のことを俺に確かめたくて聞いた、そうだな」
アーニャ 「はい」
ルルーシュ 「だが、残念だが俺は何も覚えていない。 もしかしたらアーニャに
あっていたのかも知れないが俺は何も知らないしこれに関して今は
アーニャの期待する返事を出せない」
アーニャ 「・・・・・・」
ルルーシュ 「だが、これについては俺も全力で答えを探す手助けをしよう。
ちょうど本国へと帰る。 昔のアルバムをのぞけばもしかするとアーニャの
期待するアーニャの昔の記憶の一部が分かるかもしれない」
アーニャ 「ルルーシュ様・・・」
ルルーシュ 「まああまり期待しないでほしいが」
アーニャ 「・・・いえ、それだけでも十分ありがたいです」
ルルーシュ 「・・・電話、か」 ピロリンッ
ルルーシュ (これは・・・黒の騎士団。 ちっ、もう少しアーニャから事情を詳しく聞きたかったが・・・)
ルルーシュ 「すまない。 これから少し用事が出来た。
明日は俺はブリタニア本国に行くからナナリーの守りをする
アーニャに次会うのはいつになるのかわからないがアーニャの
件は必ず調べておく。 それまではナナリーのことを頼むぞ」
アーニャ 「はい」
ルルーシュ 「それではまた」
アーニャ 「・・・・・・」
アーニャ 「ルルーシュ様・・・あなたをずっと写真を見ていた。 お会いしたかった」
アーニャ 「想像していた通りお優しいお方。 やはり私の過去を思い出す鍵はルルーシュ様・・・」
翌日
コーネリア 「ふむ、天候も良く出発するにはよき日だ。 それでは飛行機に乗ろうか」
ユーフェミア 「ええ、本当に」
ジノ 「ルルーシュ様、道中の警護はお任せください」
ルルーシュ 「ああ、頼んだ」
ルルーシュ (ブリタニアに行く人員はパイロットや乗務員を除けば俺とユフィとコーネリアと
護衛のジノ他数名。 まあ無難か。 ナナリーに関しては咲世子さん、アーニャ、それに
スザクにも任せているし安心だ。 黒の騎士団もCCが上手くやっている・・・と信じたいな)
ディートハルト 「ゼロ、九州地区への演説の件ですが・・・我々にやらせるよりは
ゼロに陣頭に立ってもらった方がより効果があるはずでは?」
ゼロ(CC) 「それに関しては私の練った演説の文章を渡していたはずだ。
講演では扇にそのようにやらせろ。 私は今気分が悪い、それだけなら
自室にこもらせてもらうぞ」
ディートハルト 「はあ・・・」
ディートハルト (ゼロは何をお考えなのだろうか・・・)
南 「なあ、最近黒の騎士団の食事がピザになる日が多くないか?」
玉城 「確かに二日に一回ペースは流石に飽きるよな」
カレン 「ピザって重いしあんま好きじゃないんだよね」
扇 「うーむ、どういうことだ・・・ゼロ」
藤堂 「またピザか・・・」
千葉 「すまない朝比奈、私の分食べてもらえないだろうか(ぼそり)」
朝比奈 「オッケ、オッケ。 やっぱり体型が気になっちゃうかな、好きな人の前だと(ぼそり)」
千葉 「なっ、朝比奈!どういう意味だ!」
朝比奈 「ちょっ、声大きいって」
藤堂 「うむ?」
仙波 「行政特区に参加して平和な会話が増えたのう」
卜部 「しかり」
ブリタニア首都ペンドラゴン
ルルーシュ (首都ペンドラゴン、この地を久々に踏んだな。
流石に俺の知っている風景とは様変わりしているか・・・)
ユーフェミア 「つきましたね、ルルーシュ。 まずは宮殿にてお父様へ挨拶に伺いましょう。
総督への任命は明日ですのでお父様や親せきの方々にご挨拶を終えたら今日は自由です。
部屋に荷物を置いた後、街へ遊びに行きましょう」
ルルーシュ 「そうだな。 まずは親戚一同にご挨拶だがそれが終わったら少しは羽目を外してもいいかもな」
ユーフェミア 「そうです、折角久しぶりに来たのですから楽しまないと。
コーネリアお姉さまはいかがです?」
コーネリア 「非常に魅力的な提案だが、私は近習のギルフォードらと少しこれからについて
の話しがある。 すまないが今回は遠慮させてもらう」
ユーフェミア 「そうですか・・・残念です」
ルルーシュ 「ジノはどうだ?」
ジノ 「お二人方がよろしければ私も喜んで。 ですが、折角のご兄弟のお時間です。
私は会話に入らず護衛に専念させてもらいます」
ユーフェミア 「そんな堅苦しいことは言わずともよろしいのに。 ジノさんも
私たちと同世代ですから一緒に楽しんでもよろしいのですよ」
ジノ 「はあ・・・わかりました。 それでは私もご一緒に楽しませていただきます」
ルルーシュ (ジノ・ヴァインべルグ、どうやら皇族への忠誠意識が高いようだな。
普段はそういうのを感じさせないが貴族意識も意外と高そうだ。
今の段階では手駒にするのは難しいかもしれないな)
取りあえずこのあたりで止めます。 夜にまた投下を行う予定ですのでよろしくお願いします
乙
ミレイはルルーシュを呼び捨て
ルルーシュはコーネリアを姉上呼びじゃなかったっけ?
ミレイはルルーシュを呼び捨て
ルルーシュはコーネリアを姉上呼びじゃなかったっけ?
ルルーシュ (皇帝への謁見の際にギアスをかけ母上の事件の真相を問いただす。
そしてあわよくばシャルルを・・・。 しかし、アーニャの一件もある。
可能性は低いがもし、アーニャの記憶障害がギアスによるものだとしたら?)
ルルーシュ (つまりはラウンズのものにギアスをかけるもの、皇帝、もしくはそれに比する地位にギアスを持つものが
いる可能性があるということ。 むやみに大勢人がいる中でギアスを使おうとするのは愚策か・・・)
ルルーシュ (そもそも俺はギアスについて知っている情報が少なすぎる。 マオの一件もある。
誰がギアスを持っているか分からない。 なるべく周りに人がいない状況で使うほうがいいか。
少なくとも挨拶周りで使うのはよそう)
ルルーシュ (それと、何事もなく日本へ帰ることも想定しここに滞在する間に
できるだけ手駒を増やしておいた方がいいかもな)
ペンドラゴン宮殿・皇帝の間
シャルル 「よぉく来たぁ、ルルゥーシュよ。 こうして会うのはひさぁしぶりだなぁ」
ルルーシュ (くっ、皇帝シャルル。 久しく会っていなかったが幼少期に感じた威圧感はやはり一向に衰えんか)
ルルーシュ 「お久しぶりでございます。 皇帝陛下。 不肖息子のルルーシュ・ヴィ・ブリタニアに
皇族の権利を再び与えてくださることに感謝し、このたび参じました」
シャルル 「ふふ、良い、良い。 ルルーシュとナナリーのことは余も気にかけておった。
生きて再び父のもとへ顔を見せてくれたことは余も嬉しいぞ」
ルルーシュ (ちっ、心にもないことを)
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