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    元スレ大井「少し離れてくださいな」 北上「え、なに?」

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    251 :

    まぁとりあえず、いつになるかはわからないけれど
    順番来たら落としてどうぞというスタンスでやっていきます。まる。

    252 = 1 :

    >>242

    多摩「……で、本音は?」

    木曾「あん? ん、まぁそりゃ色々聞きたいってのとシブロクってとこだな」

    多摩「ふぅ、うん? ……ま、いいにゃ。そういう迂遠なやり方とは縁遠いすぐ本音を言う所は好きにゃ」

    木曾「そりゃどうも……、俺からすりゃ姉さん達のやり方がまわりくどすぎて感じだけどな」

    多摩「……回りくどい、回りくどい。そうにゃ、それはまったくその通りで、擁護しようもないにゃ」

    木曾「ん?」

    多摩「確かに褒められたやり方じゃねーにゃ。迂遠で遠回りで、もどかしい」

    木曾「おい……どうしたんだよ多摩姉」

    多摩「だけど、だからこそ。そんなやり方しかできない姉だからこそ、
        多摩は応援したくて、真似できなくて、伝わってくる物があって」

    木曾「だから、なにを……」

    多摩「別に、回顧……ともまた違うにゃ。懺悔、後悔、これらとも似て非なるモノにゃ。
        ただ、ただ、世の中には卑怯でも高潔で狡くても崇高で間違ってるからこそ正しいものがある、ただそれだけにゃ」

    木曾「……わっけわかんねえよ、多摩姉」

    多摩「わけわかんなくて当然にゃ。わけわかんないように話してるからにゃ」

    木曾「はぁ!? そんなもん口にすんなよ!」

    多摩「まぁまぁ、いいじゃにゃいの。多摩だって板挟みでつれぇモンが溜まってるにゃ。
        愚痴くらい言わせろにゃ」

    木曾「つうか今の愚痴だったのか?」

    多摩「欲しかったものを手に入れた妹と、取れなかった方法を迷った末にでも行動に起こした姉を持った
        不甲斐ない傍観者の戯言にゃ」

    木曾「……やっぱ、わけわかんねぇよ」

    多摩「でも、木曾が聞きたかった事の答えでもあるにゃ」

    253 = 1 :


    木曾「俺が聞きたかったのは、もっと単純な、ほら……。
        結局のところ俺はまるで決壊した鉄砲水に巻き込まれた挙句
        でも流されもせずびしょぬれになってその場に突っ立ってたみてーなさ。
        迷惑被ったけど関わってないっていうか」



    多摩「言いたいことはわかるにゃ。全部が全部、木曾にとっては
        関係ないところで始まって、そして終わったにゃ。
        ただ一つ違うところがあると言うなら、その始まりにも終わりにも姉たちが関わってた事くらいにゃ」

    木曾「ぶっちゃけ焦ったし、ビビったし、正味な話泣きもしたけどよ。
        そりゃどうでもいいんだ。この際全部おふざけでしたちゃんちゃんっつーならさ」

    多摩「……意外に考えてるにゃ」

    木曾「どういう意味だよ!」

    多摩「そのまんまの意味にゃ球磨型の筋肉担当」

    木曾「そんな不名誉な担当背負った覚えはない」

    多摩「当然にゃ、肩書とは自分で決めるものじゃなくて他人が決めるものにゃ」

    木曾「……」

    多摩「で、柔剣道場についたけど。どうするにゃ?」

    木曾「はぁ……頭使って疲れたし、このところの気苦労も含めて暴れたいんでな。
        筋肉担当らしく頭空っぽにしてはしゃぎたい、付き合ってくれ多摩姉」

    多摩「オーライにゃ。末っ子の力見せてもらうにゃ」

    254 :

    見るとは言っても基本的に更新日時しか見ないからね
    もうやめやめ!閉廷!ヨロシクゥ!してほっとかないと

    255 :

    どうせ仕事しない連中のこと考えても仕方ねえよ
    極論依頼すらしなくていいくらいだ

    256 :

    オチ担当のアホキャラ設定からえらい変わったなキソー

    257 :


    ―――

     基本的に工廠、もしくは海上でその意識を発芽させ
    鎮守府内と海しか知らぬ艦娘達にとって鎮守府とは家であり、
    庭であり、そして世界だ。甘味処は憩いの場だし、
    食堂は変則的に出撃する艦娘達が常に誰かしら食事をとっていて、
    またその誰かを目当てにうろつく者もいて半ば談話室だ。
    それぞれの部屋は当然数少ないプライベートスペースで大事にするものだし、
    工廠は全体の半分にとっては生まれた場所で、艤装を整備する重要施設だ。
    同時にドックは戦闘で負った傷を、疲れを、時には心の澱みも洗い流す場所。

     生まれて3年と言えどその家屋、施設、建造物に対する愛着は
    一般人のそれとは一線を画す。けれどごく一部を除いて多くの艦娘に
    『早くなくなればいいのに』と思われている場所がある。
    個性的で相性がよかったり悪かったり、仲がよかったり悪かったり。
    この鎮守府と言う世界の中で思い思いの思い出を積み重ねてきた彼女達が、
    唯一全員共有する思い出を持つ場所。

     それが、柔剣道場だ。

    「……しっ!」

     そんな艦娘達の感情由来の物かあまり手入れの行き届いていなかったこの場所は、
    結果逆に現在の鎮守府内の建造物において最も真新しい外観に生まれ変わったばかりだ。

    「無駄にゃ!」

     そこで拳を振るい、躱し、跳び、二転三転と打ち合うのは
    柔剣道場を長良・長門・武蔵らに続いて使用する球磨型軽巡の次女と末女。
    床板に散る汗の量が二人のぶつかり合いがどれだけ長く続いているかを物語っている。

    「……っの!」

     木曾が繰り出した手刀は本物の猫さながらのバネと瞬発力を誇る多摩の
    スウェイバックで難なく躱され空振りできた胴の正面に体勢を崩したままの多摩の蹴りが飛び込む。

    「げほっ……!」
    「甘いにゃ。木曾、雷巡になってむしろ弱くなったんじゃにゃいか?」

     鳩尾に深く入った爪先に堪らず後ろに木曾が飛びのく。
    それを見て多摩は蹴りを放った格好のままにへらとだらしなく笑う。

    「くそっ、たまんねぇよ」
    「多摩にゃ」
    「いや、そうじゃなくて」

     軽く蹴られた所を擦り、肩を竦める。

    「まさか負け越すとは、ぶっちゃけタメ張れるかとも思ってたんだけどよ」
    「あめぇにゃ、ショコラッチよりあめぇにゃ。……けど、その甘さ嫌いじゃにゃいにゃ」

     なぜここでいい台詞。と木曾が思ったかはわからない。

    258 :

    先輩!

    259 :


    ―――

    大井「じゃんけんぽん」

    北上「あっちむいて……ほいっ! ……じゃんけんぽん」

    大井「あっちむいてほい……っよし、私の勝ちですね」

    北上「いま一瞬遅かった! 絶対一瞬遅かった!」

    大井「遅くないですー! むしろ早かったくらいですー!」

    北上「もういっかい! もーいっかいだけ!」

    大井「だーめ。今回はあきらめてください」

    木曾「なんだありゃ」

    球磨「この間の件から行われるようになった平和的解決の一環クマ」

    木曾「へぇ……そりゃ重畳だ」

    北上「ぐぬぬ……こうなったら力づくで……」

    提督「北上」

    北上「なーんて、冗談! 冗談だってばー……いや、本当に」

    提督「きーたーかーみー」

    北上「うぃっす……」

    大井「と、言うわけで今日は私がやりますから。北上さんはどうぞ優雅なお一人様で休日を満喫してくださいな」

    北上「艤装展開」

    提督「北上2ポイントな」

    北上「冗談ですやん。ほら、実際には展開してないし!」

    提督「口答え、プラス1ポイントな」

    大井「これで累計9ポイントでリーチですよ北上さん。ほらほらどうぞお帰りはあちらです」

    北上「あいるびーばっく!」

    球磨「ベタな台詞クマ」

    北上「Fuck!」

    木曾「で、具体的にはなにで揉めてたんだ。今回」

    球磨「どっちかが休みでどっちかが秘書艦をやるって話クマ」

    木曾「それで休みより秘書艦を二人とも選んだのか、よくやるな。休みたくないのかね」

    大井「愚問です。どうせ提督と過ごせぬ休みならいりませんよ」

    球磨「我が妹ながら重症にゃ」

    多摩「……お前が言うにゃ」ぼそっ

    球磨「なんか言ったクマ?」

    多摩「言ったのは木曾にゃ」

    木曾「そんな馬鹿な」

    球磨「木曾、訓練」

    木曾「そんな馬鹿な!」

    提督「……執務室が球磨型の談話室になってる件」

    大井「いまさらですね」

    260 :

    那珂ちゃんスレもはよ

    261 = 1 :

    あ、はい

    262 :

    何故この忙しい時期に書いてくれたイッチのやる気を削ぐようなことをわざわざ書くのか

    263 :

    那珂ちゃんはこまめに営業しないと解体されちゃうからね
    仕方ないね

    264 :

    なに?那珂ちゃんの枕営業だと?

    265 :

    カムバァーク!!

    266 :

    あいるびーばっく!

    268 :

    いるなら書いてほしいにゃ!クマの事も忘れないでほしいにゃ!!

    269 :

    てめぇ誰だクマ

    270 = 268 :

    書き方間違えたにゃ!
    この作品のクマにもチャンスを頼むにゃ!!

    271 = 1 :

    ここ意外で球磨書いたっけ?

    272 :

    気長に待つよ

    273 :


    金剛「てーいとくー! バーニングラァァー……ぶっ!?」 じたばた

    大井「……しばらく大人しくしてたと思ったら貴女って人は」

    金剛「いだだだっ! ヘイッ、スタップ! 頭が割れてしまいマース!!」

    大井「もういっそ割ってしまいましょうか? まったく懲りない人ですね」

    提督「大井、やめてやれ」

    大井「……仕方ないですね」

    金剛「oh……shit! 頭の形が変わってしまったデース……提督ー、慰めてくだサーイ」

    大井「もう一発行きます?」

    金剛「のーせんきゅー」

    274 :

    TDD
    提督なら誰でも大好き

    276 :


    【バレンタインだもの】

    大井「……」

    北上「……」

    大井「グーをだします」

    北上「……じゃあその言葉を信じてパーをだそうかな」

    大井「……」

    北上「……」

    大井「最初はグー」

    北上「じゃんけんぽん!」

    大井「……」チョキ

    北上「……」チョキ

    大井「……嘘つき!」

    北上「そっちこそ!」


    多摩「あれはなんにゃ」

    球磨「どっちが先にチョコを渡すかの勝負らしいクマ」

    多摩「小規模とはいえ作戦行動中に余裕にゃ」

    球磨「……あっ」

    多摩「どしたにゃ」

    球磨「クマは用事を思い出したクマー、ちょっと行ってくるクマ」

    多摩「……今のうちにとかやってバレたら二人がかりで沈められかねんにゃ」

    球磨「……なんのことかわからんクマー」

    277 = 1 :


    【そういえば】

    木曾「そういやさ」

    球磨「……ん? クマに話してるクマ?」

    木曾「いやいやいや、他にいねぇだろこの場に」

    球磨「……あり、ホントだクマ。いつの間に」

    木曾「マジか……」

    球磨「いかんいかんクマ。最近ぼぅっとしがちクマ。気をしっかり持たないといかんクマ」

    木曾「しっかりしてくれよ長女。……じゃなくて」

    球磨「ん、どうしたクマ」

    木曾「ほら、すぐ上の姉二人の事なんだけどさ」

    球磨「んあ? ……あーあー、北上と大井の事クマ?」

    木曾「あぁ。俺が来た時には割ともうあんな感じだったし、完全にそういうものとして受け入れていたけど。
       よくよく考えてみればさ、かなり変わった光景なんだろ?」

    球磨「まーあの二人がしょっちゅうぶつかってるなんてのは他所じゃ見れない光景だクマ」

    木曾「だろ? どうして二人があぁなったのか、その辺の馴れ初めってのが気になってさ」

    球磨「んー、そういうのは二人に直接聞いてもらいたい所クマ」

    木曾「……いや、そうしたいのも山々なんだけどさ。なんか惚気を多分に含んだ疲れる話になりそうで」

    球磨「それは間違いないクマ」

    木曾「だから概要だけでも知ってないかなと思ったんだが」

    球磨「でも確かに木曾の想像通り。最初は大井は提督にキツかったし、北上はふわっとした接し方だったクマ」

    木曾「あーやっぱそうなのか」

    球磨「ただウチの大井は最初期艦だからちょいと複雑クマ」

    木曾「? 初期艦は電じゃないのか?」

    球磨「その電よりも前に、そもそもこの鎮守府に提督が赴任する前の段階から大井は一緒だったらしいクマ」

    木曾「それは知らなかったな……」

    球磨「当然クマが来るより前の事だからクマもよくは知らんクマ」

    278 :

    寝たか

    279 :

    最初の方はコメディっぽくて面白かったんだけど
    死ぬふりとか胸糞展開をやたら気合入れて長文で書き始めて読めなくなった
    悪戯なんだからサラッとやって笑って終わらせれば良いのに

    280 :

    艦これSSで外野のクッソどうでもいい感想が書き込まれる率すげえな
    気に食わなかったらケチつけるか荒らすって実は安価スレかと思ったわ

    281 :

    >>279
    読めなくなったとか書いておきながら約1ヶ月ぶりに投下されてからこういうこと書いてるのがなんとも

    282 :

    >>279を曙が言っていたら…?

    284 :

    依頼されてる…


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