私的良スレ書庫
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元スレ大井「少し離れてくださいな」 北上「え、なに?」
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「で、どうだ?」
上を見上げたまま再度聞かれた。
横から見ると少々間の抜けた顔。水滴が落ちてくるのを待ってるのか、変態か。
「どうもこうもさっき言ったクマ。ごっついてぇクマ。奥歯欠けた」
「はっは、気になって舌で弄って舌先も痛くなる奴だ」
おぉう。ずばり言い当てられた。
さては経験者か。
「はぁ、そろそろでるクマ」
くだらないことを考えすぎてのぼせてきた。
頭がカーッとなってる。湯あたり湯あたり。湯あたりに違いない。
そう言い聞かせて勢いよく立ち上がる、浴槽の端に引っかかって
湯に浸かっておらず冷えた髪が腰まで張り付いて飛び上がりそうになる。
タオルも忘れずに……、っと言うタイミングで提督がこちらをみた。
湯からでたタイミングでこちらを直視されると流石に動揺する。
全身余すとこなくにも程がある。浴場だけにとかそんなアホな流れはいらねぇクマ。
「手強いだろ。ウチの嫁」
けれどそんな事を考えているのは自分だけだったようで、
至って普通な様子で、でも少し楽しそうに提督はそんな核心めいた事を呟いた。
核心的で確信的で、とても胸をざわつかせる。
「なんのことかわからんクマー」
できる限り表に出さずに白を切る。
無駄だと知りつつ他に方法を知らない。
タオルをパンと強く振って提督に背中を向け脱衣所に向かう。
否、正確には逃げる。けど。
「ま、お前が実のところなにを企んでいたのかは知らんが、
次に俺を巻き込む時はもう少し事前に話してくれよ」
上手くいかない上手くいかない。
途中まではよかったはずなのに。
途中までは北上も大井も提督も、キチンと動いてくれてたのに。
最後の最後であんな風に丸く収まるなんて。
そんな、仄暗い感情を見透かされた気がした。
「だから、なんのことかわからないってるだろ」
語尾を、付け忘れた。
つまるところ、完全敗北だった。
あんなもの最後に見せられて、次なんてあるものか。
ドッキリで色ボケ姉妹を懲らしめるという名目の裏には
やはり「これで提督との仲が拗れれば…」ぐらいの思惑もあったのかね
まぁストレートに勝負できなかった時点で球磨の負けだが
多摩とかはどうだったんだろ?球磨に上手く乗せられたのか、それともあえて乗せられたフリをしてたのか?
やはり「これで提督との仲が拗れれば…」ぐらいの思惑もあったのかね
まぁストレートに勝負できなかった時点で球磨の負けだが
多摩とかはどうだったんだろ?球磨に上手く乗せられたのか、それともあえて乗せられたフリをしてたのか?
―――
「おかえりにゃ」
球磨型は全部で五隻。
長女の自分に次女の多摩、三四がなくてと五に木曾と言いたいが
残念ながら三四には北上と大井が順に入る。
その球磨型五隻は基本的に一つの大部屋をあてがわれていて、
当然風呂から上がって自分が帰ったのもその部屋。
「おかえり球磨姉さん」
「おかえりんりん」
対応に困った。五隻、五隻と繰り返したものの
実情は三隻みたいなもので。三四の北上大井は大方提督の所で夜を過ごす。
単に寝てるのかあるいは寝てるのかはわからない。字面も変わらないのでわかりにくい。
とにかくうち二隻はこの部屋にこの時間帯居ないのが常だったことが伝われば良い。
……のに、今日に限って。いや、今日だからなのかもしれないけれど。
その北上と大井が部屋にいて、当たり前のようにくつろぎながらおかえりと言われて、戸惑った。
おかえりんりんってなんだ。
「……木曾はどこ言ったクマ?」
どうしたものかと悩んだあげく多摩に末妹の所在を聞いた。
「今さっき風呂行ったにゃ。天龍とはしゃいでて髪の毛にアイスべったりにゃ」
へーアホじゃん。
「って風呂?」
「風呂」
提督が多分まだ居ると思うけど。……まぁいいか。
そういえば木曾はなにも知らないままだし、うん。サプライズということで。
「へい、今度は無視?」
北上が唇を尖らせる。
手元の湯のみをくるくると回す姿に
さっきまでの殺気や害意は見受けられない。
それは大井も同じ事で、切り替えが早いのかなんなのか。
姉といえど判別し辛いものがあった。血のつながりが、あるわけでもなし。
「べつに、そういうつもりじゃないクマ。ただどう接するべきかわからなかったクマ」
失敗した成功した。目的・企み・エトセトラ。
その如何に関わらず、ことここに至ってしまうと
ただただどうすればいいかわからない。
笑うことも謝ることも嘘くさくて仕方ないじゃないか。
「べっつに普段どおりでいいんじゃない?」
北上と大井は顔を見合わせて。
「えぇ、いいんじゃないでしょうか。それに」
最後はやっぱり声を揃えて。
『ウチの旦那は手強いでしょ?』
とにやりと笑った。
「……」
声がでなかった。
「まぁ冷静になって一から考えてみるとね、ぼんやりとさ」
「さっきのさっき二人で話してみてそういう結論になりました」
……やっぱり、提督にもこの二人にも私は勝てそうにない。
【後】
足柄「はいリーチ」
北上「残念通らない。一通一盃清一で……あれ、九飜って倍満?」
球磨「正確には平和も乗るけどどっちにしろ倍満クマ」
足柄「はい、クソ」
川内「リーロンとかついてませんなー」
足柄「はいはい、4000バックで」
北上「よっしゃー」
球磨「じゃあ次は球磨の親クマ。っと、7だから対面クマ」
川内「ドラは……七筒!」
足柄「あー親番が……っと、そういえばさなんか面白いことやってたって?」
北上「面白いことなんてなにもなかったよ」
球磨「まったくクマ。奥歯は欠けるしいいことねークマ」
川内「あっはっは、雷撃食らって沈みかけたしね」
足柄「性質の悪いドッキリなんてするからじゃない」
北上「いやホントに。木曾とか完全にとばっちりだったしね」
球磨「そういえば木曾にはネタばらししてなかったクマ」
北上「あの後風呂で遭遇してらしいけど」
足柄「あぁ、じゃあこの間全裸で泣きながら木曾が廊下を走ってたのはそれでかしら」
川内「うわ」
大淀「失礼します……あら? 提督は?」
北上「おっ、仕掛け人その3だ」
大淀「その3……って」
川内「私その2?」
北上「うん」
足柄「あぁ、大淀も噛んでたんだ」
大淀「えぇ、肩パン30回食らいました」
球磨「ワロス」
大淀「ひっぱたきますよ」
北上「で、なにしにきたのん?」
大淀「新しく配備された艦を連れてきたんですけど提督はいないようですね」
足柄「いまは道場行ってるわよ」
球磨「ちなみにどんな子クマ?」
大淀「入ってください」
リベッチオ「駆逐艦マエストラーレ級三番艦リベッチオです!」
球磨「……海外艦クマ」
川内「海外艦だ……レーベ以来の海外艦だ!」
北上「ちぇー、また駆逐艦かよー」
リベッチオ「よろしくお願いします!」
足柄「はいよろしく。とりあえず入る?」
リベッチオ「はい?」
球磨「倍満直で食らったからって逃げんなクマ」
足柄「ちっ」
北上「あ、リーチ」
川内「はい現物」
大淀「はぁ……しかし、執務室で集まって麻雀とは弛んでますね」
リベッチオ「いつもこんな感じなんですかー?」
提督「まぁ、概ねそうだな」
リベッチオ「わおっ! いつの間にか後ろに!?」
球磨「……」ちら
提督「初めましてリベッチオ。俺がここの提督だ。階級は中将、まぁ見てのとおり気楽な鎮守府だ。
君も気負わず気楽にやってくれ」
リベッチオ「はーい! よろしくお願いしまーす」
提督「おぉ、元気がいいな」
川内「ねー提督、ここなに切ればいいかな?」
提督「ん? んー北上がリーチかけてるのか。球磨が親で七筒がドラっと……北上の癖を考えると萬子警戒だな」
川内「了解っと、通る?」
北上「んー通る。というかアドバイスはずるい」
足柄「あぁ、やっぱりこの河が迷彩なのね」
北上「んだよー……ってツモった。4000・2000」
球磨「……」
提督「どうした。急に無口になったな球磨」
球磨「うっせぇクマ。新入りの面倒でも見てたらいいクマ」
提督「へいへい、おいでリべ」
リベッチオ「はーい!」
(扉の閉まる音)
北上「……姉さん露骨すぎ」
球磨「ほっとけクマ」
足柄「ふぅん、なんだか本当に面白いことがあったみたいね」
川内「あ、天鳳」
球磨「くたばれクマ」
この>>1が天鳳やっているということはよく分かった
艦これの公式Twitterでずっと球磨改二繰り返してるやつ並みにキモいのがいるな
大井「いい夫婦の日だそうですね」
提督「ふむ、よくそんな事を知ってるな。最近じゃないか、そんな風な語呂合わせされるようになったの」
大井「これでも情報収集は欠かしてませんから」
提督「良いことなのかどうなのか……世俗的になっていくな」
大井「とにかく! いい夫婦の日らしいですから。いい夫婦らしくしましょう」
提督「良い夫婦らしく、ねぇ……。例えば?」
大井「例えば……こう……、抱き着くじゃないですか」
提督「おおぅ」
大井「ふむ、ふむふむ……良い感じですね」
提督「なんだこの……なんだ?」
大井「ちょっと動かないでくださいよ。良い感じなんですから」
提督「いや、作業ができないっつの」
大井「いいですよしなくて。仕事と私どっちが大事なんですか」
提督「またベタな」
北上「提督ー今日っていい――なにしてんのぉ!?」
大井「あぁ、五月蠅い人が」
北上「離れてよ大井っち!」
大井「なんでですか! 私が先に言いだしたんですからね!」
提督「いてて、いてぇ。抱きしめるのはいいがつねるのはやめてくれ大井」
北上「ほらやめてっていってるじゃん腹黒!」
大井「抱き着いてるのは良いっていってるじゃないですか馬鹿!」
提督「……あ、そろそろ遠征帰ってきてる筈だなぁ……」
北上「馬鹿はそっちだよっと!」
多摩「ただいま帰投したにゃ。北鼠大成功したにゃ」
大井「ちょっと、なにするんですか! 引っ叩きますよ!」
提督「おう、お疲れさん」
北上「いつまでも一人占めできると思うな!」
多摩「で、これはなんの騒ぎにゃ? 最近大人しかったと思うけどにゃ」
提督「良い夫婦のアレらしい」
多摩「へぇ、欠片も良い夫婦感ねぇにゃ」
ネタがないので一回落とすよ
近々前日譚スレ立てるよ
具体的にはケッコンする前の話だよ
近々前日譚スレ立てるよ
具体的にはケッコンする前の話だよ
別にここでやればいいじゃないのか……?態々落として別スレ建てる必要無くね?
無駄に文章力高いから逆ドッキリとか何とかクマにもチャンスルートとか色々やってほしいにゃ
まあ新しくスレ立てた方が人も来るだろうし1のしたいようにするのでいいんじゃない?
ちゃんと依頼出すならルールは守ってるわけだし
ちゃんと依頼出すならルールは守ってるわけだし
流石!! てかイッチは寝なくていいのかにゃ?
実はクマのが先に惚れてたとかだと妄想捗るよね
実はクマのが先に惚れてたとかだと妄想捗るよね
【実は考えてる子】
多摩「……ふぅ。ようやく、腫れが引いてきたにゃ」
自室。鏡の前で頬を撫でながら独り言。
多摩「だぁれも気にかけてくれないけど多摩も結構痛い思いしたっつー話にゃ」
窓の外から口喧嘩をしている北上と大井の声。
多摩「妹二人は今日もいちゃいちゃと……まったく飽きない奴にゃ」
多摩「多摩もべたべたしたいにゃー。もう、誰でもいいにゃ」
扉の開く音。
木曾「多摩姉、ちっと付き合ってくんないか?」
多摩「……いや、やっぱお前はねぇにゃ」
木曾「よくわかんねぇけどひでぇ!」
―――
多摩「訓練なら訓練と早く言えばいいにゃ」
木曾「いや言うつもりだったよ次の台詞で、それより早く却下されるとは思ってなかっただけで」
多摩「ダメだにゃー。そんなことでよく今までやってこれたにゃ」
木曾「そんな姉の素っ頓狂な言動を必要とする場面がなかったんでな」
多摩「昨日までなかったから明日も無いと思うのは怠慢だと提督が言ってたにゃ」
木曾「場面違うよな!?」
多摩「廊下で大きな声をだすにゃ」
木曾「ぐぬぬ……」
多摩「……しかし、急に訓練。しかも柔剣道場でとは珍しい事もあるもんだにゃ」
木曾「そうか? 割とやってるつもりだけど」
多摩「相手に多摩を選ぶのが、にゃ。どういう風の吹き回しにゃ?」
木曾「んー、ま。どっこいどっこいの連中とやるのもいいけど、たまにはキチンと稽古をつけてもらおうと思ってな」
多摩「いきなり姉を呼び捨てとは良い度胸にゃ」
木曾「は? ……多摩には、じゃなくて偶にはだよ! わかってて言うな!」
多摩「にゃっはっはっは……けど、それこそ多摩でよかったにゃ?
多摩は知ってのとおり改2じゃないにゃ、相手が務まるとは思えないにゃ」
木曾「よく言うよ。まだまだ勝てる気しないっつの」
多摩「……それならそれでよく提督にあの勢いで挑んだもんだにゃ」
木曾「あんときは、ほら。テンション上がってたから、改2直後の……徹夜明けみたいな」
多摩「知らんにゃ。同意を求めるにゃ、喧嘩売ってんのか」
木曾「どうしろってんだよ……」
ん?まだここで書くなら依頼スレにキャンセル入れておいた方がいいよ
今殆ど仕事してないけど一応ルールとしてね
今殆ど仕事してないけど一応ルールとしてね
今ならロスタイム中に1000まで行けるよ!やったね!!
実際依頼されてから1の書き込みがあると未完結と疑われて落としていいのか分からなくなるからもう依頼出しちゃったなら書き込まない方がいいと思うよ
実際依頼されてから1の書き込みがあると未完結と疑われて落としていいのか分からなくなるからもう依頼出しちゃったなら書き込まない方がいいと思うよ
どっちにせよ未処理ログが1000以上残ってるからまだまだ来ないと思うよ
それに一応スレ見てから落とすかチェックするみたいだし大丈夫じゃね?
それに一応スレ見てから落とすかチェックするみたいだし大丈夫じゃね?
ロスタイムのつもりなら書くけどいつでも落としていいってここで宣言しとく必要がある
さっさと取り消しって一文書いてスタートしよう
キャンセル不可でもないんだし
しょーもない事いいあう意味が分からんにゃ
キャンセル不可でもないんだし
しょーもない事いいあう意味が分からんにゃ
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