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元スレ女勇者「さあ魔王、人間を滅ぼそうよ」魔王「何を言っているんだ貴様は」
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あれかな、昔受けたトラウマをアレンジして他人に擦り付けてるのかな
生存報告&保守
女勇者「飽きた!帰ろう」
側近「可哀想な人々…」
女勇者「あ、全員生きて捕獲だっけ?」
側近「覚えていたんですね。意外です」
女勇者「魔王の命令は順守するよ」
側近「ダウトです!」
側近「可哀想な人々…」
女勇者「あ、全員生きて捕獲だっけ?」
側近「覚えていたんですね。意外です」
女勇者「魔王の命令は順守するよ」
側近「ダウトです!」
女勇者「連れ去るだけなら簡単だよ。広大範囲空間転移術式展開」
側近「またすごい魔法を…」
女勇者「でも僕の爪痕は残しておこ」
女勇者≪狂気に満ちたるこの世界≫
≪滅びの光、安らぎの闇≫
≪何もかもをも飲み込み滅ぼしたまへ≫
女勇者≪破滅魔法"滅び"≫
天空におぞましく濃い瘴気の闇と何よりも眩く輝く光が混ざり、混沌を形成し
すさまじい音と共に国に降り注いだ
女勇者「さ、今度こそかーえろ」
側近「またすごい魔法を…」
女勇者「でも僕の爪痕は残しておこ」
女勇者≪狂気に満ちたるこの世界≫
≪滅びの光、安らぎの闇≫
≪何もかもをも飲み込み滅ぼしたまへ≫
女勇者≪破滅魔法"滅び"≫
天空におぞましく濃い瘴気の闇と何よりも眩く輝く光が混ざり、混沌を形成し
すさまじい音と共に国に降り注いだ
女勇者「さ、今度こそかーえろ」
女勇者「ただいまー、魔王はー?」
魔王「いるぞ」
女勇者「抱きしめてー」
魔王「いい子にしていたか?」
女勇者「うん!」
側近「…一応、ですが言いつけは守っておられました」
魔王「ならよい。ほら、ここへこい」
女勇者「はーい」
座る魔王の膝の上に座る
魔王「いるぞ」
女勇者「抱きしめてー」
魔王「いい子にしていたか?」
女勇者「うん!」
側近「…一応、ですが言いつけは守っておられました」
魔王「ならよい。ほら、ここへこい」
女勇者「はーい」
座る魔王の膝の上に座る
女勇者「ああ、魔王の鉤爪付きの手で撫でられるのさいこー」
魔王「傷ついても知らぬぞ」ナデナデ
女勇者「えへへ、魔王に傷つけられるなら喜んで~」ニマニマ
魔王「ふふ、しようの無い奴だ」ナデナデ
側近(こうしているとほのぼのイチャラブカップルなんですけどね…)
女勇者「ねえねえ魔王、次はどの国の人間を大量虐殺する?」
魔王「そうだなぁ…」
側近(…うん、ほのぼのイチャラブカップルですね)
魔王「傷ついても知らぬぞ」ナデナデ
女勇者「えへへ、魔王に傷つけられるなら喜んで~」ニマニマ
魔王「ふふ、しようの無い奴だ」ナデナデ
側近(こうしているとほのぼのイチャラブカップルなんですけどね…)
女勇者「ねえねえ魔王、次はどの国の人間を大量虐殺する?」
魔王「そうだなぁ…」
側近(…うん、ほのぼのイチャラブカップルですね)
その夜
王子「…帰ってきたぜクソ親父」
数年前クソ親父に勘当されてからずっと海外に逃げて暮らしてきた
苦しかった、惨めな乞食のような真似までして生に食らいつき
お人好しな貴族に拾われるまで地を這いつくばるようにして生きてきた
なんとか使用人の身から成り上がり、ご主人様の交友関係を利用して人脈を増やしていった
たった数年、それだけであれほどの軍勢を引き連れるようになったと親父が知ったらどう言うだろう
もうすぐアクトリア国が見えてくるはずだ
この立派になった身なりを見せてやろう。この貴族指定騎士の紋章を見せてやろう
王子「…帰ってきたぜクソ親父」
数年前クソ親父に勘当されてからずっと海外に逃げて暮らしてきた
苦しかった、惨めな乞食のような真似までして生に食らいつき
お人好しな貴族に拾われるまで地を這いつくばるようにして生きてきた
なんとか使用人の身から成り上がり、ご主人様の交友関係を利用して人脈を増やしていった
たった数年、それだけであれほどの軍勢を引き連れるようになったと親父が知ったらどう言うだろう
もうすぐアクトリア国が見えてくるはずだ
この立派になった身なりを見せてやろう。この貴族指定騎士の紋章を見せてやろう
>>669
うわぁ間違えたー
うわぁ間違えたー
王子「………は?」
一面に広がるのはただの廃墟
無事に残っている建物は無く、どれもが無残に破壊されている
王子「…間違ったかな、ありえないよな…流石に」
一部は巨大な穴が開き、地面が抉られていた
王子「…戦争…でもこんなになるものか?何が…あったんだ」
それでも違うと。この国はアリクトア国ではないと…信じていた
「ようこそアリクトア国へ」
その看板を見るまでは
王子「あ、あぁ…ぁぁあああ」
ここは…本当に…
一面に広がるのはただの廃墟
無事に残っている建物は無く、どれもが無残に破壊されている
王子「…間違ったかな、ありえないよな…流石に」
一部は巨大な穴が開き、地面が抉られていた
王子「…戦争…でもこんなになるものか?何が…あったんだ」
それでも違うと。この国はアリクトア国ではないと…信じていた
「ようこそアリクトア国へ」
その看板を見るまでは
王子「あ、あぁ…ぁぁあああ」
ここは…本当に…
おいおいそこは魔王にナデナデされながら女勇者は魔王の一物をペロペロしてなきゃでしょ
王子「何で…何が、何があった…」
王子「知らなきゃ…調べなきゃ…」
ふらふらと立ち上がり、周辺諸国へ調査しに行くことを決めた
絶対に突き止めてやる
絶対に…絶対に…
王子「許さない…」
絶対に仇を取る
王子「知らなきゃ…調べなきゃ…」
ふらふらと立ち上がり、周辺諸国へ調査しに行くことを決めた
絶対に突き止めてやる
絶対に…絶対に…
王子「許さない…」
絶対に仇を取る
―――――
―――
―
女勇者「魔王~♪」ゴロゴロ
魔王の膝の上で猫なで声を上げながら甘える女勇者とそれを撫でる魔王
側近(仕事を言いだしづらい雰囲気です…)
側近「あの、まお―
女勇者「」ギロ
側近「…」
―――
―
女勇者「魔王~♪」ゴロゴロ
魔王の膝の上で猫なで声を上げながら甘える女勇者とそれを撫でる魔王
側近(仕事を言いだしづらい雰囲気です…)
側近「あの、まお―
女勇者「」ギロ
側近「…」
側近「あの」
女勇者「…魔王~」
魔王「はいはい。存分に甘えて良いぞ」ナデナデ
側近「しょうがないですね。また後で来ます」
魔王「いや、良い。話せ」
女勇者「え~、仕事なんていいよ~」
魔王「いいわけあるか。貴様も我の妃になる気ならそういうところはきちんとせねば」ナデナデ
側近「撫でながら言っても説得力は皆無ですからね」
女勇者「そういうところも好きだよぉ~」
女勇者「…魔王~」
魔王「はいはい。存分に甘えて良いぞ」ナデナデ
側近「しょうがないですね。また後で来ます」
魔王「いや、良い。話せ」
女勇者「え~、仕事なんていいよ~」
魔王「いいわけあるか。貴様も我の妃になる気ならそういうところはきちんとせねば」ナデナデ
側近「撫でながら言っても説得力は皆無ですからね」
女勇者「そういうところも好きだよぉ~」
側近「じゃあもう話しちゃいますよ」
女勇者「」ギロ
側近「睨んでもダメです」
女勇者「え~」
魔王「『え~』じゃない」ナデナデ
女勇者「魔王の手気持ちいい~」
側近「…」
女勇者「」ギロ
側近「睨んでもダメです」
女勇者「え~」
魔王「『え~』じゃない」ナデナデ
女勇者「魔王の手気持ちいい~」
側近「…」
側近「~と、そんなところです」
魔王「手こずっている人間の地域や国がまだある。か」
側近「世界はまだまだ広いですからね。私たちが関知していないところがあっても不思議ではありません」
魔王「女勇者は…」
側近(当然滅ぼしに行こうとか…)
女勇者「今は気分じゃないなあ」
魔王「!?」
側近「え」
女勇者「なにさあ、その反応。僕がいつでも滅びを望んでいる破壊思考だと?」
側近「違うんですか?」
魔王「違うのか」
女勇者「」カプ
魔王「噛むなっ」
女勇者「」チューチュー
魔王「吸うなっ」
魔王「手こずっている人間の地域や国がまだある。か」
側近「世界はまだまだ広いですからね。私たちが関知していないところがあっても不思議ではありません」
魔王「女勇者は…」
側近(当然滅ぼしに行こうとか…)
女勇者「今は気分じゃないなあ」
魔王「!?」
側近「え」
女勇者「なにさあ、その反応。僕がいつでも滅びを望んでいる破壊思考だと?」
側近「違うんですか?」
魔王「違うのか」
女勇者「」カプ
魔王「噛むなっ」
女勇者「」チューチュー
魔王「吸うなっ」
女勇者「側近にも…」ジィ
側近「え、私にも甘噛みするんですか?」
女勇者「そんなところ、そんなところ」シュィィイイイイ
側近「だったら何で魔力練ってるんですか!」
魔王「殺すなよ」
側近「注意ではなく止めてくださいよ!」
女勇者「滅んでしまえっ!!」ゴォォオオオ
側近「やっぱり破壊思考じゃないですか!」
「ぎゃぁぁああああ」
側近「え、私にも甘噛みするんですか?」
女勇者「そんなところ、そんなところ」シュィィイイイイ
側近「だったら何で魔力練ってるんですか!」
魔王「殺すなよ」
側近「注意ではなく止めてくださいよ!」
女勇者「滅んでしまえっ!!」ゴォォオオオ
側近「やっぱり破壊思考じゃないですか!」
「ぎゃぁぁああああ」
側近「けほっ…そろそろ"死"に耐性ができそうです…」
女勇者「そしたら生物としての進化だよ。やったね」
側近「やったねじゃないですよ!」
魔王「仲がいいな」
側近「殺されてるんですけど!?仲が良いとは言えませんよ!!」
女勇者「僕たち仲良しだよ?ねー」ギュゥ
側近「ねーじゃないですっ!」
女勇者「そしたら生物としての進化だよ。やったね」
側近「やったねじゃないですよ!」
魔王「仲がいいな」
側近「殺されてるんですけど!?仲が良いとは言えませんよ!!」
女勇者「僕たち仲良しだよ?ねー」ギュゥ
側近「ねーじゃないですっ!」
―――――
―――
―
魔王「そうか。そんな時期か。くく」
女勇者「何々?」
魔王「祭りだ!」
女勇者「おお~」
側近「収穫祭です。女勇者さんも是非に」
―――
―
魔王「そうか。そんな時期か。くく」
女勇者「何々?」
魔王「祭りだ!」
女勇者「おお~」
側近「収穫祭です。女勇者さんも是非に」
女勇者「収穫祭かー、さぞ平和で盛り上がってる祭なんだろうな」
魔王「まあそうだな」
側近「魔王城中心で開かれる祭りでは最大の規模だな」
女勇者「へえ」
側近「はい。では準備に勤しみましょう」パン
女勇者「がんばれー」
魔王「貴様もだぞ」
女勇者「え」
側近「王と妃が率先しないでどうするんですか。主催者なんですから」
女勇者「めんどくさーい」
魔王「これも王と伴侶の務めだ。分かってくれ女勇者」ギュ
女勇者「っ///」
女勇者「も、もうしょうがないなぁ。伴侶としてしっかりしなきゃなぁ///」
魔王「まあそうだな」
側近「魔王城中心で開かれる祭りでは最大の規模だな」
女勇者「へえ」
側近「はい。では準備に勤しみましょう」パン
女勇者「がんばれー」
魔王「貴様もだぞ」
女勇者「え」
側近「王と妃が率先しないでどうするんですか。主催者なんですから」
女勇者「めんどくさーい」
魔王「これも王と伴侶の務めだ。分かってくれ女勇者」ギュ
女勇者「っ///」
女勇者「も、もうしょうがないなぁ。伴侶としてしっかりしなきゃなぁ///」
女勇者「とりあえず臓物を飾り付けようかっ!」
魔王「なんでそうなるっ!」
女勇者「魔界のお祭りだよ?魔王城でのお祭りだよ!臓物と人間の頭がい骨で飾り付けないで何するってのさ!」
魔王「それはもはや偏見だ!」
女勇者「禍々しくいこうよ!」
魔王「分かっているのか!収穫祭だぞ!収・穫・祭!」
女勇者「だから人間という獲物の収穫を祝ってさ」
魔王「しかし、しかしだなぁ…」
側近(あ、揺らいでる)
魔王「なんでそうなるっ!」
女勇者「魔界のお祭りだよ?魔王城でのお祭りだよ!臓物と人間の頭がい骨で飾り付けないで何するってのさ!」
魔王「それはもはや偏見だ!」
女勇者「禍々しくいこうよ!」
魔王「分かっているのか!収穫祭だぞ!収・穫・祭!」
女勇者「だから人間という獲物の収穫を祝ってさ」
魔王「しかし、しかしだなぁ…」
側近(あ、揺らいでる)
女勇者「ねえ魔王、僕の提案はダメなの?」ウワメヅカイ
魔王「…………」
側近「魔王様、我を強く保ってください。ほら頑張って」
女勇者「魔王ぅ…」
魔王「…ぐ、ぬぬ…」
側近(あ、この流れ、何かデジャヴ…)
魔王「…分かった」
側近「ストップ!ストップ!」
女勇者「ちぇ…」
魔王「…………」
側近「魔王様、我を強く保ってください。ほら頑張って」
女勇者「魔王ぅ…」
魔王「…ぐ、ぬぬ…」
側近(あ、この流れ、何かデジャヴ…)
魔王「…分かった」
側近「ストップ!ストップ!」
女勇者「ちぇ…」
おつ
ところで最初に想定されてた収穫祭はどんなふうにやるつもりだったんだろう。魔界のというか魔族の収穫祭だけど、人間界みたいに酒ふるまったり踊ったりなのかな普通に
ところで最初に想定されてた収穫祭はどんなふうにやるつもりだったんだろう。魔界のというか魔族の収穫祭だけど、人間界みたいに酒ふるまったり踊ったりなのかな普通に
魔王「しかし…しかしだな…」
女勇者「そうそう。僕のお願いだもんねー?」スリスリ
側近「魔王様?」
魔王「ぐ…ぅ…板挟み…」
側近「悩むところじゃないでしょう!」
女勇者「悩む必要なんてないよ?まーおう」ギュ
魔王「…良い匂いがする」ギュ
女勇者「わっ…えへへ、そうかなぁ///」
側近(堕とされましたね)
女勇者「そうそう。僕のお願いだもんねー?」スリスリ
側近「魔王様?」
魔王「ぐ…ぅ…板挟み…」
側近「悩むところじゃないでしょう!」
女勇者「悩む必要なんてないよ?まーおう」ギュ
魔王「…良い匂いがする」ギュ
女勇者「わっ…えへへ、そうかなぁ///」
側近(堕とされましたね)
魔王「よし決めた」
女勇者「流石魔王!」
側近「魔王様…」ジィ
魔王「2択で城内アンケート取ってくる!これなら後腐れなく―
女勇者「がぅっ」ガプ
魔王「あだっ、何故噛む!」
側近「そういうのを優柔不断って言うんですよ!」
魔王「やめろ、お前、王に対してビンタをかます体勢をとるんじゃない」
側近「教育係として久々の指導です!」
女勇者「流石魔王!」
側近「魔王様…」ジィ
魔王「2択で城内アンケート取ってくる!これなら後腐れなく―
女勇者「がぅっ」ガプ
魔王「あだっ、何故噛む!」
側近「そういうのを優柔不断って言うんですよ!」
魔王「やめろ、お前、王に対してビンタをかます体勢をとるんじゃない」
側近「教育係として久々の指導です!」
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