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元スレ女勇者「さあ魔王、人間を滅ぼそうよ」魔王「何を言っているんだ貴様は」
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ドラクエ5の主人公が石像にされて富豪の家の庭の映像を見続けるの若干トラウマだわ
個人的にはドラクエ7の村ごと石にされたほうがキツかった
生前の記憶を主人公に見せた後砕けちったやつが特に…
生前の記憶を主人公に見せた後砕けちったやつが特に…
一家屋内
女勇者「うわーお、見て見て魔王。この女の子脱いでいる途中だよ。ストリップの一場面だー」
魔王「見ていいものか」
女勇者「僕が許すよ」
魔王「それこそ何故だ」
女勇者「むしろ舐めちゃう?飴だからきっと美味しいよ」
魔王「もっと絵面が悪いわ!」
女勇者「じゃあこうやって腕を折って」ボギャ
女勇者「はい、どうぞ食べて」
魔王「お、おう…お、イチゴ味」
女勇者「うわーお、見て見て魔王。この女の子脱いでいる途中だよ。ストリップの一場面だー」
魔王「見ていいものか」
女勇者「僕が許すよ」
魔王「それこそ何故だ」
女勇者「むしろ舐めちゃう?飴だからきっと美味しいよ」
魔王「もっと絵面が悪いわ!」
女勇者「じゃあこうやって腕を折って」ボギャ
女勇者「はい、どうぞ食べて」
魔王「お、おう…お、イチゴ味」
女勇者「このカップル見つめあったまま飴になってるよ。やーんロマンチックー」
魔王「ロマンチックではないが」
女勇者「だって永遠…じゃないけど崩れさるまで見つめあっていられるんだよ
こんなに近くにいるのに、目の前にいるのに、声も届かない。触れることもできない。ああ、なんて切なく淡い恋物語」
魔王「手を繋いだままだから触れることは出来ているな」
女勇者「じゃあこの両手折っちゃおうか」ボギャァ
魔王「おい、泣いてるぞ」
女勇者「そんなわけないじゃん。目の辺りが解けてきたんじゃない?」
魔王「…あまり考えないようにしよう。…これはメロン味か」ポリポリ
魔王「ロマンチックではないが」
女勇者「だって永遠…じゃないけど崩れさるまで見つめあっていられるんだよ
こんなに近くにいるのに、目の前にいるのに、声も届かない。触れることもできない。ああ、なんて切なく淡い恋物語」
魔王「手を繋いだままだから触れることは出来ているな」
女勇者「じゃあこの両手折っちゃおうか」ボギャァ
魔王「おい、泣いてるぞ」
女勇者「そんなわけないじゃん。目の辺りが解けてきたんじゃない?」
魔王「…あまり考えないようにしよう。…これはメロン味か」ポリポリ
乙
少なくともこの飴カップルは魔王が余計なツッコミ入れなければボギャアされることはなかったな
少なくともこの飴カップルは魔王が余計なツッコミ入れなければボギャアされることはなかったな
女勇者「セックス中に繋がったまま飴になったらどうなんだろ?快感は永続するのかな?」
魔王「さあな。というかこの魔法考えたのはお前だろ」
女勇者「考えたのは僕でも生み出したのは魔法開発部の皆だし」
魔王「それもそうか…まさかこのカップルも引き離すとか言わないよな?」
女勇者「んー?しっかり結合しているしめんどいね。お幸せに―」
魔王「この町の住人すべてにとって幸せなんてとっくの過去なんだが」
魔王「さあな。というかこの魔法考えたのはお前だろ」
女勇者「考えたのは僕でも生み出したのは魔法開発部の皆だし」
魔王「それもそうか…まさかこのカップルも引き離すとか言わないよな?」
女勇者「んー?しっかり結合しているしめんどいね。お幸せに―」
魔王「この町の住人すべてにとって幸せなんてとっくの過去なんだが」
女勇者「そろそろ暗くなっちゃったねえ」
魔王「そうだな。帰るか?」
女勇者「ん、ちょっとまってこの町に魔法をかけるから」
魔王「?」
女勇者「こんな芸術品すぐに解かしちゃうのもったいないじゃん。数か月は虫にも食い散らかされないようにね」
魔王「このまま数か月以上か、哀れだ…」
女勇者「魔王も魔王なら人間を虐げることに快感を覚えようよ!」
魔王「我のやりかたではないわ!」
魔王「そうだな。帰るか?」
女勇者「ん、ちょっとまってこの町に魔法をかけるから」
魔王「?」
女勇者「こんな芸術品すぐに解かしちゃうのもったいないじゃん。数か月は虫にも食い散らかされないようにね」
魔王「このまま数か月以上か、哀れだ…」
女勇者「魔王も魔王なら人間を虐げることに快感を覚えようよ!」
魔王「我のやりかたではないわ!」
~魔王城オムニバス~
女勇者「側近そこどいてぇぇ」ギギギギ
側近「ダメです、今魔王様はお仕事中。女勇者さんであってもここは通しません」
女勇者「僕の邪魔をするなら殺すよ?」
側近「どうぞ。どうせすぐ生き返ります。それより魔王様が魔王様たる仕事をできなければ魔王ではなくなるんですよ?
ニートな魔王と魔王してる魔王どっちがいいんですか?」
女勇者「む、むむむむ…」
女勇者「せ、せめて見学を…」
側近「ダメです。暴走しかねないので」
女勇者「側近そこどいてぇぇ」ギギギギ
側近「ダメです、今魔王様はお仕事中。女勇者さんであってもここは通しません」
女勇者「僕の邪魔をするなら殺すよ?」
側近「どうぞ。どうせすぐ生き返ります。それより魔王様が魔王様たる仕事をできなければ魔王ではなくなるんですよ?
ニートな魔王と魔王してる魔王どっちがいいんですか?」
女勇者「む、むむむむ…」
女勇者「せ、せめて見学を…」
側近「ダメです。暴走しかねないので」
~魔王城オムニバスその②~
魔王「エクイア国の侵略は完璧か、よろしいよろしい」
「エウリカ国は手こずっているようです」
魔王「オーガー部隊を向かわせよう」
「ミスティアリ国が傭兵を募集しているようです」
魔王「蠢く鎧と人間に化けるのが得意な舞台を潜り込ませろ」
「それと…最近エリア9の魔物たちが」
魔王「我だってきちんと魔王らしい仕事しているんだぞ」ボソッ
「え?何でしょう?」
魔王「あ、いや貴様に言ったわけではない」
魔王「エクイア国の侵略は完璧か、よろしいよろしい」
「エウリカ国は手こずっているようです」
魔王「オーガー部隊を向かわせよう」
「ミスティアリ国が傭兵を募集しているようです」
魔王「蠢く鎧と人間に化けるのが得意な舞台を潜り込ませろ」
「それと…最近エリア9の魔物たちが」
魔王「我だってきちんと魔王らしい仕事しているんだぞ」ボソッ
「え?何でしょう?」
魔王「あ、いや貴様に言ったわけではない」
× 魔王らしい仕事している
○ 魔王らしい仕事をさせてもらっている
○ 魔王らしい仕事をさせてもらっている
魔王「だいたい、魔物とはだいたい策を立てることは向いてないんだ」
女勇者「へー」
魔王「従って、魔王に必要なのはエグさや残虐さじゃなくて策を立てる頭とカリスマ性なのだ」
女勇者「ふーん」
魔王「なので我は魔王だ。ヘタレでも日和見でもない」
女勇者「…で、それを僕に言って何がしたいの?」
魔王「そろそろ魔王(笑)みたいな呼ばれ方はしたくないのだ」orz
女勇者「無理じゃない?」
魔王「即答するな!貴様も我が好きならことあるごとに『流石魔王様』とか言え!」
女勇者「そういうキャラじゃないしー、僕のほうが強さもエグさも優しさも美しさもカリスマ性も何もかも勝っているもんね」ケラケラ
魔王「…はぁ…」
女勇者「へー」
魔王「従って、魔王に必要なのはエグさや残虐さじゃなくて策を立てる頭とカリスマ性なのだ」
女勇者「ふーん」
魔王「なので我は魔王だ。ヘタレでも日和見でもない」
女勇者「…で、それを僕に言って何がしたいの?」
魔王「そろそろ魔王(笑)みたいな呼ばれ方はしたくないのだ」orz
女勇者「無理じゃない?」
魔王「即答するな!貴様も我が好きならことあるごとに『流石魔王様』とか言え!」
女勇者「そういうキャラじゃないしー、僕のほうが強さもエグさも優しさも美しさもカリスマ性も何もかも勝っているもんね」ケラケラ
魔王「…はぁ…」
人間界
三日月の丘
魔王「ほぉ…いい場所だな」
女勇者「でしょ?ここは…思い出の場所なんだ」
魔王「思い出?」
女勇者「僕の…"初めて"の場所なんだ」
魔王「!?!?!?」
三日月の丘
魔王「ほぉ…いい場所だな」
女勇者「でしょ?ここは…思い出の場所なんだ」
魔王「思い出?」
女勇者「僕の…"初めて"の場所なんだ」
魔王「!?!?!?」
女勇者「って魔王、何ものすごい動揺しているの?」
魔王「え、いや、だっておま…は、はじ、初めてって…」あたふた
女勇者「ふふ、何想像してるの?そんな変なことじゃないよ」
遠い目をして空を見つめる
女勇者「ここはね、僕の始まりの地、僕が初めて人間を裏切って、バラバラに殺した場所なんだ」
魔王「あ、ああ…そういうことか」
魔王「ん?変なことじゃない?」
女勇者「え?何も変なところないよね?」
魔王「え、いや、だっておま…は、はじ、初めてって…」あたふた
女勇者「ふふ、何想像してるの?そんな変なことじゃないよ」
遠い目をして空を見つめる
女勇者「ここはね、僕の始まりの地、僕が初めて人間を裏切って、バラバラに殺した場所なんだ」
魔王「あ、ああ…そういうことか」
魔王「ん?変なことじゃない?」
女勇者「え?何も変なところないよね?」
女勇者「戦士…」
魔王「…?」
女勇者「名前は忘れたけどね。戦士だった」
女勇者「多分、いい人だったよ。悪が許せない曲がったこと大嫌いな正義感溢れる暑苦しい馬鹿」
魔王「なるほど、正反対だ」
女勇者「そう、心を殺して無理に正義なんかを執行していた僕…いや、私とは正反対な奴だったよ」
魔王「その頃から既にそうだったのか」
女勇者「原因は無いよ。昔からずっとそうだった。裏切りたくて、殺したくて、殺し、たく、て」
女勇者「だからある意味勇者に選ばれたときは嬉しかったよ」
女勇者「合法的に殺しまくれると思ったんだけどねー」
魔王「…?」
女勇者「名前は忘れたけどね。戦士だった」
女勇者「多分、いい人だったよ。悪が許せない曲がったこと大嫌いな正義感溢れる暑苦しい馬鹿」
魔王「なるほど、正反対だ」
女勇者「そう、心を殺して無理に正義なんかを執行していた僕…いや、私とは正反対な奴だったよ」
魔王「その頃から既にそうだったのか」
女勇者「原因は無いよ。昔からずっとそうだった。裏切りたくて、殺したくて、殺し、たく、て」
女勇者「だからある意味勇者に選ばれたときは嬉しかったよ」
女勇者「合法的に殺しまくれると思ったんだけどねー」
女勇者「でも仲間は皆正義感強くてさあ、人殺しなんて許してくれないの」
魔王「そりゃそうだ」
女勇者「悪人でもだよ!信じられない。『人間は人間の法で裁くべきだ』なんていい子ぶっちゃってさー」
魔王「魔物では足りなかったのか?」
女勇者「何か"違った"んだよね。魔物をいくら殺しても殺しても違和感がぬぐえなかったんだ」
女勇者「なのに殺したいって気持ちばかり強くなって、強くなって、次第に、収まり効かなくなってきた」
女勇者「人間を、殺したいって」
魔王「そりゃそうだ」
女勇者「悪人でもだよ!信じられない。『人間は人間の法で裁くべきだ』なんていい子ぶっちゃってさー」
魔王「魔物では足りなかったのか?」
女勇者「何か"違った"んだよね。魔物をいくら殺しても殺しても違和感がぬぐえなかったんだ」
女勇者「なのに殺したいって気持ちばかり強くなって、強くなって、次第に、収まり効かなくなってきた」
女勇者「人間を、殺したいって」
女勇者「そんな中でも一番性格の違う戦士が私に告白してきた」
女勇者「せっかく"僕"を殺して"私"を作ったのにさ、なのにあいつはぐいぐい僕の中を見ようとしてきて」
女勇者「我慢できなかった。でも"私"を演じるためには、それに応じるしかなかった」
女勇者「いつだったかあいつは言ったよ。どんな僕だとしても受け止めてやるなんて」
女勇者「そのとき思ったの。だったら全部、全部僕を受け止めてもらおうって。僕の欲望も狂気も、みんな、みんな」
女勇者「せっかく"僕"を殺して"私"を作ったのにさ、なのにあいつはぐいぐい僕の中を見ようとしてきて」
女勇者「我慢できなかった。でも"私"を演じるためには、それに応じるしかなかった」
女勇者「いつだったかあいつは言ったよ。どんな僕だとしても受け止めてやるなんて」
女勇者「そのとき思ったの。だったら全部、全部僕を受け止めてもらおうって。僕の欲望も狂気も、みんな、みんな」
女勇者「それからは楽しかったなあ。せいいっぱい戦士と恋人ごっこ繰り広げてさあ」
女勇者「最初は嫌だったけど最後に思いっきり裏切ってやれると思うとわくわくしたよ。倒すのを楽しみにドミノを並べている感じでさ」
魔王「相手が憐れだ」
女勇者「あはは、僕は楽しかったよ」
女勇者「それでね、ずっと続けて、あいつも舞い上がって完全にその気になっちゃってさ、丁度この場所でキスを迫ってきたんだ」
女勇者「そして、僕は初めて人を殺した」
女勇者「目を閉じたときに思いっきり腹を蹴り上げて、倒れたところを踏みつけて、本当は大嫌いだと、精一杯の罵りとけなしをかけて」
女勇者「今思い出してもゾクゾクするよ。あの絶望した顔、今まで信じていた『好き』が完全に瓦解して信じられないって言う顔」
女勇者「泣きながら『何で』を繰り返してさ、笑えたよ」
女勇者「もう楽しかった、最高だった。剣で引き裂いて、悲鳴をめいっぱい堪能して、内臓を引きずり出して」
女勇者「殺して、殺して、殺しつくした」
女勇者「………」
女勇者「…今もこの地面の下に埋まっているんじゃないかな」トントン
女勇者「最初は嫌だったけど最後に思いっきり裏切ってやれると思うとわくわくしたよ。倒すのを楽しみにドミノを並べている感じでさ」
魔王「相手が憐れだ」
女勇者「あはは、僕は楽しかったよ」
女勇者「それでね、ずっと続けて、あいつも舞い上がって完全にその気になっちゃってさ、丁度この場所でキスを迫ってきたんだ」
女勇者「そして、僕は初めて人を殺した」
女勇者「目を閉じたときに思いっきり腹を蹴り上げて、倒れたところを踏みつけて、本当は大嫌いだと、精一杯の罵りとけなしをかけて」
女勇者「今思い出してもゾクゾクするよ。あの絶望した顔、今まで信じていた『好き』が完全に瓦解して信じられないって言う顔」
女勇者「泣きながら『何で』を繰り返してさ、笑えたよ」
女勇者「もう楽しかった、最高だった。剣で引き裂いて、悲鳴をめいっぱい堪能して、内臓を引きずり出して」
女勇者「殺して、殺して、殺しつくした」
女勇者「………」
女勇者「…今もこの地面の下に埋まっているんじゃないかな」トントン
次スレやってもいいんだけどそうしたら本当にやめ時が分からなくなってしまう
いっそ次スレで異世界侵攻編でもやろうかと考えているけど1パターン化しそうでちょい悩み中
今のところ>>1000までやったら一旦終えてまたちょっと設定と性格変えて女勇者と魔王が世界征服する話を書こうと思っている
いっそ次スレで異世界侵攻編でもやろうかと考えているけど1パターン化しそうでちょい悩み中
今のところ>>1000までやったら一旦終えてまたちょっと設定と性格変えて女勇者と魔王が世界征服する話を書こうと思っている
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