私的良スレ書庫
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元スレモバP「杏とくっついて離れなくなった」
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それはいいアイディアだ
そしてもしPのモノがのっぴきならない状態になったら、杏の中に隠せば問題ないな
そしてもしPのモノがのっぴきならない状態になったら、杏の中に隠せば問題ないな
だが待ってほしい
お風呂に入ってない杏スメルを堪能するのもアリなのではないか
お風呂に入ってない杏スメルを堪能するのもアリなのではないか
待ってほしい、二人で入って間違いがあってはいけない、ここは三人で入るべきでは?
ちひろ「食後のコーヒーですよ」
P「あ、ありがとうございます」
ちひろ「杏ちゃん、砂糖ここに置いておきますからね」
杏「あー、うんー」
ズズズ
P・杏・ちひろ「はふー」
ちひろ「なんだかまったりしちゃいましたねー」
P「そうですねー」
杏「そろそろ蛍光緑が目に痛い時間だねー」
ちひろ「う゛っ」
P「なんてことを……」
杏「事実を言ったまでだよ」
ちひろ「……この際なので、まゆちゃんのジャージに着替えてきます」
P「まぁ、仕事も終わってますしね。いってらっしゃい」
ちひろ「ついでにシャワー浴びてきちゃいますね」
P「わかりました」
ちひろ「……覗かないでくださいね?」
P「覗きませんて」
ちひろ「…………覗かないで、くださいね?」
P「二回も言うなんて、そんなに信用有りませんかね?」
杏「大事なことなので」
P「そりゃ大事かもしれないけどさ……」
ちひろ(……言い切られるのも、なんかなぁ)
P「うーむ、一気に人が居なくなったな」
杏「って言っても、ちひろさんはシャワールームにいるし、礼子さんもそんなにしないで帰ってくるでしょ?」
P「ま、そうなんだけどな」
杏「まー、のんびりしてよーよ。慣れないことして杏も疲れたしさ」
P「いや、お前寝てたじゃん」
杏「こう、寝て起きても妙に体が疲れてる時ってない?」
P「あー、それは良くあるなぁ」
杏「良くあるんだ……杏は普段あんまりないけど、まぁ要するにそんな状態なんだよ」
P「ふむ……」
P「っと、やべ。テレビテレビ」ピッ
杏「なんか面白いのやってるの?」
P「『ふれあい狼と小さな赤ずきんちゃん』の放送だ」
杏「あー、あれかぁ。録画予約してないの?」
P「してるぞ? 映像も円盤で貰ってある」
杏「だったらリアタイで見なくても……」
P「バカ言え。リアタイ放映もチェックしなくてどうする」
杏「ホント、アイドルバカだよね」
P「それとPC起動して、と」
杏「え、まだ仕事するの?」
P「仕事じゃない……とも言い切れないか」
杏「――そう言えば、ちひろさん遅くない?」
P「うん? ……もうこんなに時間経ってたのか」
P「確かに遅いな。なにかあったか?」
杏「様子見てきた方が――」
ガチャ
ちひろ「ただいま戻りました~……」
杏「噂をすれば」
P「ずいぶん遅かったですね?」
ちひろ「なっ、何でもないですよ!?」
P「そ、そうですか……」
P「……今まで、結構色んな格好のちひろさんを見た気がしますけど、ジャージ姿ってありましたっけ?」
ちひろ「多分、無いですかねぇ……いまいち覚えてないですけど」
杏「……痴呆が」
ちひろ「杏ちゃん!?」
ちひろ「――って、ああ!?」
ちひろ「芳乃ちゃんの赤ずきんちゃんの放映、今日でしたっけ!?」
P「ええ。もう終わっちゃいましたよ」
ちひろ「うぅ、失敗した……」
杏「え、ちひろさんも見るつもりだったの?」
ちひろ「リアルタイムで見れるものは見る! ファンの鉄則ですよ!!」
杏「えぇ~、杏はアイドルのファンにはなれなそうだよ」
P「いや、お前は見られる側だからな?」
杏「そうだけどさぁ」
杏「って言うか、ファンなんだ?」
ちひろ「所属してる皆さんのファンですから!」ドヤァ
ちひろ「……プロデューサーさんは何してるんですか?」
P「ネットの反応のチェックです」
ちひろ「マメですねぇ。なにかありました?」
P「いえ特に……いや、愛海のファンが少し増えたような気がします」
杏「え、増えるの?」
P「んー、なんか浄化されるときの苦しみ方がリアルで、演技力が凄いとか評価されてるな……」
杏「……それ、ホントに苦しんでただけじゃ」
P「なー。どうしよう、これで演技系の仕事来たらメッキが剥がれちゃうな」
ちひろ「脚本次第じゃないですか?」
ちひろ「結構なアドリブがあったとは言え、根っこのところは愛海ちゃんそのものの役でしたし」
P「んー……ま、なるようになりますかね」
ちひろ「そう言えば、シャワーはどうするんですか?」
P「いやいやいや、色々問題が有りすぎでしょ」
ちひろ「まぁ、入るとしたら杏ちゃんと一緒に、って事になっちゃいますしねぇ……」
P「それもですけど、そもそも行けると思います? 服、脱げないんですよ?」
P「服の上から浴びたとしても着替えられないんで、濡れたまま寝る事になりますよ?」
ちひろ「そう言えばそうでしたね……」
杏「杏なら、しばらく入らなくても気にしないよ」
P「安心しろ。明日になって手が離れたら、シャワールームにぶち込んでやるから」
杏「横暴だー!」
P「実際はちひろさんか礼子さんか、その場に誰か居たらその誰かに頼むかなぁ」
杏「えー、シャワー浴びるのは決定事項なの?」
P「頼むから、シャワーくらい浴びてくれ……」
ガチャ
礼子「戻ったわよ」
ちひろ「っ!!」ガタッ
P「お帰りなさい、礼子さん」
杏「意外と時間掛かった?」
礼子「ちょっと買い物しててね。ちひろちゃん、頼まれた物――」ガサガサ
ちひろ「ちょっ、礼子さん! ここで出さないでください!」
礼子「あら、気にするの?」
ちひろ「気にしますよ! プロデューサーさんだって居るんですよ!?」
P「俺が居ると都合が悪いなら、少し出てましょうか?」
礼子「大丈夫よ。ついでに私もシャワー浴びてくるし」
礼子「それに、プロデューサーが出て行くって事は、杏ちゃんも一緒でしょ?」
杏「なに? 生理でも始まっちゃった?」
ちひろ「違いますよ!?」
礼子「ただの下着よ」
ちひろ「なんで言っちゃうんですか!?」
礼子「そこまで気にする事でもないわよ。下着姿を見られた訳でもないでしょ?」
ちひろ「そうですけど! そうですけどぉ!!」
P「なんで下着なんて――あ」
礼子「流石に、そこは流すところじゃないの?」
P「いや、うっかりしてました。ごめんなさい、ちひろさん」
ちひろ「」プルプル
ちひろ「身体洗った後に同じ下着付けるのって、気持ち悪いんですよ!?」
P「いやまぁ、一応解りますよ、それは」
P「さっきのは本当にちょーっと、うっかりしちゃっただけなんですよ」
杏「杏なら、数日くらい同じ下着でも気にしないけどなー」
P「それは分かってた」
杏「怒らないの?」
P「怒られたいのか?」
杏「まさかー。そんな趣味はないよ」
P「だろうな。とりあえず今の状態で怒られるのは、普通の時に怒られるよりも嫌だろ?」
杏「逃げられないしねー」
P「だから今は怒らない」
杏「う……『今は』かぁ」
礼子「さて、私もシャワーを浴びてくるわ。ほら、ちひろちゃんも」
ちひろ「あ、はいっ、そうですね」
P「さて、何するか」
杏「んー、ゲームとか?」
P「ゲーム……?」
杏「ちょっと移動するよー」
P「はいはい」
杏「えーっと、確かこの辺に……」ゴソゴソ
杏「……あったあった」
P「なんでゲーム機が出てくるんだ。しかも結構古いな」
杏「家で使わなくなったゲーム機とか、持ち寄ってるんだよね」
P「いつの間に……」
杏「ゲーム機自体が古いだけに、ゲームも古いのばっかなのが難点だなぁ」
P「ふーん」
杏「どれやる?」
P「いや、俺は出来ないぞ」
杏「えー、なんだって付き合うよ? 格ゲーでもシューティングでも」
P「片手で出来る奴有るか?」
杏「あ……あー……」
杏「……うーん」ゴソゴソ
P「別に杏がやってるのを眺めてるだけでも――」
杏「あっ、これなんかどう?」
P「ん……?」
ちひろ(ふぅ、やっと落ち着きました……)
カチャ
P「杏、ないてみようか?」
杏「えー、ないて良いの?」
ちひろ(!?)
P「イけると思うんだよなぁ」
杏「イっても良いけどさー」
ちひろ(!?!?)
P「ま、やってみようぜ」
杏「もう、しょうがないなー」
ちひろ(……え? …………え?)
P「お、来た」
杏「……あー、ほら、ツモで上がれないじゃん」
P「あー、ダメだったかぁ」
ちひろ「麻雀ですか!!」バンッ
P「うおっ!?」
杏「びっくりした……」
ちひろ「それで、なんで麻雀なんてやってるんですか?」
杏「プロデューサーとゲームしようと思ったんだけどさ、ほら、片手しか使えないじゃん?」
ちひろ「そうですね」
杏「だから、何かないかなーと思ってたら麻雀ゲーム見つけて、これなら一緒に出来るかなって」
ちひろ(そもそも、一緒にする必要性があるんでしょうか……)
ちひろ「もしかして二人とも、麻雀やったことないんですか?」
P「良く分かりましたね」
ちひろ「役を知らなそうでしたので」
P「なるほど」
杏「杏も興味がなかったからなー」
ちひろ「宜しければ教えますけど……」
P「いやぁ、ちょっと時間潰してただけですし、そこまでは」
杏「とりあえずやりながら、いくつか覚えたけどねぇ」
P「マジかよ、この短時間で?」
杏「うん。CPUの上がり役見て、なんとなくね」
杏「たぶん、細かいところは間違ってると思うけどさ」
ちひろ「あぁ、だから鳴いた時の役は、自信がなかったんですね」
ちひろ(って言うか、それはそれで凄いですね……)
ガチャ
礼子「ふぅ……あら? 何やってるの?」
杏「ちょっとゲームをね」
礼子「へぇ、麻雀ねぇ」
P「礼子さんもやります?」
礼子「四人もそろって、TVゲームで麻雀するの?」
杏「それもそうだよね。杏とプロデューサーがルール知ってたら、本物で出来るかもしれないけど」
礼子「知らないで、よくやり始めたわね」
杏「出来そうなのが思いつかなかったから」
礼子「TVゲームなら……なんだっけ? スゴロクみたいのなかったかしら?」
杏「!! あ、杏としたことが、それを忘れてるなんて……」ガックリ
P「んな、大袈裟な」
杏「それじゃ99年で行こうかー」
P「へぇ、そんなに出来るのか」
杏「しまった、冗談のつもりがツッコめる人が居なかった」
P「え?」
杏「99年なんてめちゃくちゃ時間かかるんだよ。まぁ無難に10年くらいかなぁ」
P「どれくらいで終わるんだ?」
杏「さぁ?」
P「おい」
杏「途中で変えられるし、時間を見て決めれば大丈夫だよ」
P「ふむ。礼子さんたちはそれでいいですか?」
礼子「任せるわ」チビチビ
ちひろ「……」チビチビ
P「なに飲んでるんだアンタら!?」
礼子「少しだけよ。いいでしょ?」
P「良くはないでしょ」
ちひろ「美味しいから大丈夫ですよー」
P「いやそういう問題じゃなくて」
杏「うーん、結構匂いしないんだね」クンクン
P「こらこら、飲むなよ?」
杏「飲まないよ。ちょっと匂い嗅いだだけだから」
P「なぜ嗅ぐ必要が……こいつか」ヒョイ
【杏露酒】
P「」
礼子「杏ちゃんにちなんで買って来たわ」
P「楓さんじゃあるまいに……」
ちひろ「ダジャレって感染するんですかね?」
プレイ中
杏「よしっ、一番乗りっ」
P「うげ、なんか来た」
杏「貧乏神よろしく! じゃあ次の目的地はー」
P「ちょおい! さらに遠くなってんじゃねーか!」
礼子「ふぅん、この駅は色々物件があるのね」
杏(礼子さんの今の所持金なら買い占めイケるなぁ……)
礼子「ここは買い占めね」
ちひろ「えっ、収益率が低いのも買うんですか?」
礼子「ダメかしら?」
杏「良いと思うよー。いろいろ利点はあるし、あとで増資すれば収益率も増えるしねー」
ちひろ「そういうのもありなんですね……」
ちひろ「あれっ!? お金が無くなりましたよ!?」
杏「あー、スリにあったんだね。ご愁傷様」
ちひろ「」
P「ちひろさん?」
ちひろ「――うふふ、私のお金に手を出すなんて……いい度胸ですねぇ」ニタァ
杏「銀次逃げてちょー逃げてぇ!!」
礼子「あら、なんか貧乏神が変身した?」
杏「キングボンビーだね」
礼子「へぇ、キング……凄そうねぇ」
杏「ちなみに他の人を乗り越えると擦り付けられるよ」
P「おま、そういうことはもっと早く教えろよ」
P「って言うか、今、礼子さんとスゲー近いんだけど、俺……」
礼子「ふふっ」っ【新幹線カード】
P「oh……」
杏「大・勝・利!」
P「そりゃそうだよな」
杏「色々コツがあるからねぇ」
P「大先輩杏さんは、もうちょっと他の人に助言しても良かったんじゃないかな?」
杏「えー、してたじゃん」
P「ああ、俺以外の時にな!」
杏「ぷーくすくす」
ちひろ「助言があったにも関わらず、プロデューサーさんと僅差の私はどうしたら……」
杏「助言しようとする直前に、もうボタン押してるんだもん」
礼子「まぁまぁ、ほら、飲みましょ」
ちひろ「よーしっ!」
P「あんまり飲ませないでくださいよ。一応未成年者が居るんですから」
P「……ちょっと待った。杏露酒、何本買って来たんですか」
礼子「ん? 10本くらい?」
P「多い!!」
礼子「こんなにちっちゃいビンだし、余ったらいつものメンツで飲めばいいかと思って、ついね」
P「これ10本って、結構重いと思うんですけど」
礼子「そうね、ちょっと重かったわ」
P「……少し味見ていいですか?」
礼子「良いわよ?」
P「……」チビ
P「あっま!? これいっぱい飲んだらアカン奴だ!!」
杏「甘いの!?」
P「反応するんじゃない!」
杏「ま、ジュースもあるし、飲まないよ」
P「それ、ジュースなかったら飲んでたようにも聞こえるんだが」
杏「いやぁ、どうかなぁ。流石に色々怖いし」
礼子「色々って?」
杏「アルコール飲んだらどうなるのかとかさ」
杏「多分だけど、めちゃくちゃ弱い気がするんだよね。体積的な意味で」
ちひろ「体積って……」
礼子「お酒の強い弱いは、体格とか無関係だとは思うけど……」
礼子「でも、杏ちゃんの場合、肝臓も幼児レベルの可能性はありそうね」
杏「幼児……いやまぁ自覚はあるけど、人に言われるのもモヤモヤするなぁ」
礼子「あら、ごめんなさい」
P「二日酔いとかなると、実際キツイしなー」
杏「そうなんだ……うん、杏はずっと縁はなさそうだね」
P(……さて…………)
P(なんだかんだ誤魔化して参りましたが、そろそろ膀胱が限界を迎えそうです……)ダラダラ
P(くそっ! あんなにコーヒー飲むんじゃなかった!!)
P(しかし、杏の目の前で用を足すのも……ぐぬぬ……)
P(だからと言って漏らすわけにもいかないし……)
杏「……ところでプロデューサー」
P「ん? どした?」
杏「トイレ行きたい」
P「っ!? そ、そうか! 良し急ごう!」ダキッ
杏「おわぁっ!?」
ダダダダダダダ
礼子「……」
ちひろ「……」
礼子「えっ」
ちひろ「あっ」
トイレ
ガチャバタンッ
P「ふぅ、ほら、杏――」
杏「えっと……」カチャカチャ
P「って、何で俺のベルト外そうとしてんの!?」
杏「え? だってもう限界でしょ?」
P「気付いてたのか!? いや確かに限界だけど!」
P「いいから俺のベルトから手を放せ!」
杏「や、漏らされるのもイヤなんだけど。いざそうなっても、杏逃げられないし」
P「そ、そうか……とりあえず自分でベルトは外すから」
杏「ん」
P「よっ……っと」
杏「窓開けるよ」ジーッ
P「窓ってお前」
杏「社会の窓って言うじゃん」
杏「あとは、アレを引っ張り出せばいいの?」
P「っ……いや、もう下は全部下ろしちゃえばいいや」
杏「え?」
P「重力を利用すれば……よっと」パサッ
P「あぁ……ようやく解放されるのか……」
ストン
杏「そこまで我慢しなくてもいいのに」
P「流石に葛藤くらいするわ。もう諦めたけど」
ヂョボボボボボボボッ
杏「凄い音だねぇ」
P「聞くなよ……ついでに見ないでいてくれると助かる」
杏「でも、男の人って立ってするのかと思ってた」
P「いや、俺も普段ならそうだけどな」
P「デッカい方する場合はやっぱり腰は下ろすし、その時に小も出すからなぁ――」
P「これでも良いんだと土壇場で気づいた」
杏「どうせだし大きい方もしちゃえば?」
P「……は?」
杏「我慢は体に毒だよ」
P「いや、流石にそれは……」
杏「生理現象だよ、生理現象。仕方ないじゃん」
P「いや、杏さん……?」
杏「出ないならお腹押してあげようか?」
P「いや……ちょっ、待て! 待って!」
アッ――!!
ギィ バタン
杏「ふー」
礼子「あら、お帰りなさい。ずいぶん遅かったわね?」
P「そ、そうですか? あ、あはは……」
礼子「言ってくれれば、私も手助けしたのに。プロデューサーのお世話」
P「」ビクッ
ちひろ「えっ?」
礼子「ん?」ニッコリ
杏「すっかりばれてたねぇ」
P「い、いやぁ、礼子さんにまで見られたら、立ち直れなくなってしまいそうで……」
礼子「あら、残念ねぇ」
礼子「あなたのだったら、どんなのでも受け入れるわよ?」ボソッ
P「っ!? や、やめてくださいよ! 心臓に悪すぎる!!」
礼子「ふふっ。でも元々、そういう事も含めて、フォローするつもりでいたんだから、頼ってくれていいのよ?」
P「はぁ、わかりました……まぁ、今夜はもう大丈夫かとは思いますけど」
杏「んー……」クシクシ
P「ん? 眠くなったか?」
杏「んー、今日は慣れないことして疲れたしねぇ」
P「ま、俺の手伝いとかしてくれたしな」
礼子「それじゃあ、もう寝る?」
P「そうしますかねー」
ちひろ「ちょっと早くないですか?」
礼子「私は寝れる時はこれくらいには寝ちゃうわよ」
ちひろ「――そ、それはやっぱり美容的な?」
礼子「ええ」
ちひろ「なるほど……寝れるかなぁ」
礼子「眠くなるまで飲んでてもいいのよ? そのつもりで買ったんだし」
ちひろ「じゃあ、私はもう少しだけ頂いています」
ちひろ「プロデューサーさんは寝れるんですか?」
P「俺は常時若干の寝不足なので、たぶん大丈夫です」
礼子「それはそれで、どうなのかしら……」
杏「プロデューサー、長生きしてよね……」
P「その切なくなる言い方、やめてくれないかなぁ」
杏「でもほら、突然死とかも実際あるしさ」
礼子「そうね……もしそうなったら、この事務所は終わりかもしれないわね」
ちひろ「!?」
ちひろ「プ、プロデューサーさん、いざと言う時はドリンクありますからね!!」
P「おーい、そこでドリンク勧めちゃうんですか」
杏「やっぱりちひろさんは、ちひろさんだった」
P「突然死すらどうにかできるんだったら本当に凄いけど、常飲はしたくないな……」
仮眠室
P「じゃあ、自分たちはこのベッドを使いますんで」
礼子「なら、私はこっちね」
杏「プロデューサー、早く……もう、限界……」フラフラ
P「わかったわかった」
礼子「それじゃ、電気消すわね」パチッ
モゾモゾ
P「ふぅ……」
杏「くぅ……ぐぅ……」
P「もう寝てるし……」
礼子「ふふ、本当に疲れてたんじゃない?」
P「どうでしょうね。案外いつもこんな感じかもしれませんし」
礼子「それもそうね」
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