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元スレモバP「杏とくっついて離れなくなった」
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ちひろ「……」
志保「……」
ちひろ「はっ!?」
志保「プ、プロデューサーさん!?」
トイレ
P「良いか、杏。俺は目を瞑ってるからな?」
杏「はいはい。よいしょっと……」
チョロチョロチョロロロロロ
P(しまった、耳を塞ぎ忘れ……塞げねー!!)
P「あ、あーあーあー」
杏「んっ、どうしたの?」
P「あーあー……ほら、音がさ」
杏「大丈夫、杏は気にしないから」
P「いや気にしろよ!? 羞恥心捨てるなよ、アイドル!」
杏「ヒキニートならボトラー経験の一度や二度あるし」
P「うぉい!? 今はやってないだろうな!?」
杏「きらりに本気で怒られたから、もうやってないよ」
杏「そう言えば、うちの男性用トイレって、トイレの音消しの奴無いんだね」
P「あー、そう言えば女性用は付いてるんだよな」
杏「えっ」
P「なんだ?」
杏「なんで知ってるの? 早苗さんに通報しておいた方が良い?」
P「入ったことはないからな!?」
P「ここ借りた時に、ちひろさんがビルのオーナーに掛け合って、女性用の方には設置したんだよ」
杏「なるほどー、女性アイドル事務所ともなると、お年頃の子も多いからねー」
杏「杏は使ったことないけど」
P「杏も十分そのお年頃のはずなんだけどなー」
杏「そうだねー」
杏「ふぅ、もう良いよ」
P「おう、世界がまぶしいぜ」
杏「何それ?」
杏「ところでプロデューサーはトイレ大丈夫なの?」
P「あ……」
杏「今しちゃえば?」
P「いや、今は大丈夫なんだが……流石に明日まで我慢は無理だよなぁ」
杏「我慢は良くないよね」
P「左手だけで出来るかな……」
杏「杏、手伝うよ?」
P「……は?」
杏「ズボンとパンツの上げ下げとか」
P「おい、ズボンはともかく――」
杏「する時に手を添えたりとか」
P「ちょっと待て、何に添えるって?」
杏「そりゃ、ナニに――」
P「何言ってくれてんの!?」
杏「だって飛び散っちゃったら汚いでしょ」
P「だからって触らせられるかそんなもん」
杏「なんで?」
P「他人に気安く触らせられるもんじゃないっつーの」
P(反応しちゃったら色んな意味でヤバいからだよぉ!!)
杏「元気になっちゃうから?」
P「」
杏「ねぇねぇ、どうなのさー?」ニヤニヤ
P「お前なぁ……」
ガチャ
志保「出てきました!」
ちひろ「杏ちゃん! プロデューサーさんに、変なことされてない!? 大丈夫!?」
P「」
杏「大丈夫だよ。プロデューサー、ヘタレだし」
P「ちょおい!?」
杏「じゃあ何? 手、出すの?」
P「出さないけどさ!? 出さないけどさぁ!!」
志保「出さないんですか……」ジトッ
ちひろ「言い切っちゃうんですねぇ……」ジトッ
P「なんか理不尽じゃない!?」
P「なんなんだよもう……」
ちひろ「まぁ、手を出さないのは正しいんですけどねー」
P「だったらいいじゃん……」
志保(いじけてる……)
P「……あ、そうだ。ちひろさん、俺、今日はここに泊まりますんで」
ちひろ「え? 何か急ぎの仕事ありましたっけ?」
P「いえ、お昼買いに行ったときに、不審者として、通報、された……ので…………」ズーン
杏「そんなこともあったねー」
志保「そう言えばそうでしたね」
ちひろ「何やってるんですか……」
P「何もやってないよ? いやホントに」
杏「善意の第三者の通報だったみたいだよ」
志保「私もちょっと疑いましたから、仕方ないかと思いますけど」
P「あれ、疑ってたの!?」
ちひろ「はぁ……それで?」
P「いや、この状態だと、もう外に出るだけで通報されかねないというのが分かったので――」
P「だったらいっそのこと、ここに引きこもっちゃえばいいじゃん、と」
ちひろ「……養いませんよ?」
P「誰がヒキニートだコラ」
杏「ヒキニートって言うより、ヒモ?」
P「ちひろさんのヒモになるなんて、恐ろしいこと言うんじゃない!」
P「きっと半年後には貯蓄どころか、内臓の多くが無くなって――」
ちひろ「あ゛?」
P「ナンデモナイデスヨ?」
P「……まぁ、あくまで杏と離れるまでの話ですよ」
P「さっきはたまたま志保が近くに居ましたから助かりましたけど――」
P「次もそう都合よく助かるなんてことないでしょう」
ちひろ「それは、まぁ……」
P「っと、そろそろ午後の仕事始めますかー」
ちひろ「あら、もうそんな時間なんですね」
杏「えー、もっと休まない?」
P「もう十分休んだだろ……」
志保「あ、それでは、私はレッスンに向かいますね」
P「おう、気をつけてな」
志保「はーい!」
飲んだのが杏だからまだマシだったけど、他の人だったら…(遠い目)
>>70
頭がフットーしそうだよおっってなったんじゃね
頭がフットーしそうだよおっってなったんじゃね
杏でよかったな
26歳、27歳、28歳、31歳、さんじゅ...
の人たちだったらそのまま食わされそうだな
26歳、27歳、28歳、31歳、さんじゅ...
の人たちだったらそのまま食わされそうだな
>>70
杏の首が折れてて、ラブコメからミステリーにジャンル変わってたんじゃないかな……
杏の首が折れてて、ラブコメからミステリーにジャンル変わってたんじゃないかな……
>>73
くっついて離れない時点で犯人丸わかりなんですがそれは
くっついて離れない時点で犯人丸わかりなんですがそれは
流石に傘寿の人はいないだろ。喜寿ならともかく
口と口だったら24時間耐久キス(兼絶食)だったのか
口と口だったら24時間耐久キス(兼絶食)だったのか
そういえばくっついた部分後頭部ってことは髪切れば離れられる?
逆(Pの頭に杏の手)だったら良かったのにな
逆(Pの頭に杏の手)だったら良かったのにな
>>77
そしたらPがIになっちゃうだろ
そしたらPがIになっちゃうだろ
>>80
ジョセフとアブドゥル乙
ジョセフとアブドゥル乙
>>77
プロデューサーの手の平と、杏の後頭部(頭皮)に磁力的な何かが発生している設定なので、仮に髪を切っても無意味です
例えば衣類越しに触れても、磁力的な何かは皮膚同士で発生しているので、衣類をどうこうしても離れられない感じです
プロデューサーの手の平と、杏の後頭部(頭皮)に磁力的な何かが発生している設定なので、仮に髪を切っても無意味です
例えば衣類越しに触れても、磁力的な何かは皮膚同士で発生しているので、衣類をどうこうしても離れられない感じです
杏「……」
きらり「あれあれ~? 杏ちゃん、なんでPちゃんのお膝に座ってるゆ?」
P「あ、それはな――」
きらり「きらりもまざるぅー! ハピハピすぅー!」ギューッ
P「うお!?」
きらり「うぇへへへへー☆ ちひろさんも一緒にハピハピすぅ?」
ちひろ「えぇ!? わ、私もですか!?」
P「……」
ちひろ「い、いえ、流石に遠慮します……」
きらり「むぇ~、ざーんねーん☆」
ちひろ「そう言えば、さっきから杏ちゃん静かですね?」
P「言われてみれば……」
きらり「杏ちゃーん?」
杏「……すー……くー……」
P「寝ておる!?」
ちひろ「うそ!?」
きらり「もー、こーんなところで寝てると風邪ひいちゃうにぃ?」
ちひろ「何時から寝てたんでしょう……」
P「あくまで多分ですけど、仕事してる最中には寝てたんじゃないかと……」
ちひろ「えっ」
P「途中から腕が若干重かったので、多分……」
ちひろ「信じがたいですが……杏ちゃんですしねぇ」
P「ええ、杏ですからね……」
ちひろ「って言うか、寝ながらプロデューサーさんのお手伝いしてたんですか!?」
P「そう言う事になりますね」
きらり「杏ちゃん、すっごーい!」ガバッ
杏「うぼあ!? なに!? なにごと!?」
P「うおあ! きらり! ちょっと待て!」
きらり「うゆ?」
P「実は今な、杏は俺の手から離れなくなってるんだ」
きらり「むぇー?」
P「だからそうやって杏を持ち上げられると、俺も漏れなく釣られちゃってな?」
きらり「んー……?」
杏「……」
P「……」
きらり「にょわーっ☆」グイーン
杏「うえぇ!?」
P「ちょっ!? とっ、ほあっ」スタッタッタッタッ
きらり「……」
P「……」
きらり「えーいっ☆」グイーン
杏「うぇーい」
P「よっ、たっ、とっ!」タッタッタッタッ
きらり「……」
P「……」
きらり「なんでくっついちゃったにぃ?」
P「実験する前に聞いて欲しかったかな! かな!!」
杏「志希の薬を飲んだらくっついちゃったんだって」
P「なんで他人事なんだ、お前は……」
きらり「むぇー? よくわからないにぃ……」ショボーン
P「安心しろ。志希の薬ってことで効果に納得は出来ても、誰も理解は出来ないから」
杏「確かに」
ちひろ「そうですか?」
P「えっ」
杏「えっ」
きらり「にょわっ」
ちひろ「えっ」
ちひろ「あ、そう言えば、今日のお仕事終わりました?」
P「ええ。多少非効率でも、集中すれば何とかなるもんですね」
ちひろ(あれは集中力だけでは何ともならない気がしますけど……)
ちひろ「着替えとかどうするんですか?」
P「シャツなんかは替えを置いてあるのでなんとかなるかな、と」
P「ただ、コレが離れないと上は着替えられないですからね、このまま仮眠室で寝るんじゃないですかね」
杏「自分のとこのアイドルをコレ扱いしたよ」
きらり「にょわ?」
P「まゆ、お帰り。礼子さん、送り迎え、ありがとうございました」
まゆ「プロデューサーさん、まゆ、寂しかったですよ?」
P「いや、すまなかったな」
礼子「急でビックリしたわよ。それで、何があったの?」
P「いや、それがですね、志希の薬を俺も杏も飲んじゃったら、杏とくっついちゃいまして」
礼子「へぇ、ホントにくっついてるの?」
P「やっ、ちょっと待って! また実験されるの!?」
礼子「またってことは、もうされてるのね」
P「ついさっき、きらりにやられました」
きらり「ホントにくっついてたにぃ☆」
まゆ「……」
きらり「それで~、今日はPちゃん、事務所にお泊りなんだって~☆」
まゆ「!!」
礼子「えぇ? なんでそんなことに?」
ちひろ「お昼に外に出た時に通報されたそうですよ」
礼子「なるほどね……」
まゆ「あっ、あの――」
きらり「だからぁ、きらりがPちゃんと杏ちゃんのお世話してあげゆ!」
P「えっ!?」
まゆ「だ、ダメですよぉ?」
きらり「むぇー、なんでぇ?」
P「そうだぞ、そんなこt――」
まゆ「未成年の、しかもアイドルが男の人と二人きりなんて……」
杏「あれ、二人きりって、杏は?」
まゆ「それにプロデューサーさんのお世話は、まゆがするんです」
P「おい、この場で最年少のアイドル!!」
杏「ねえ、まゆちゃん、杏は?」
礼子「……はぁ」
礼子「ま、確かにこの状態で、未成年の子を事務所に泊まらせる訳にもいかないわね」
きらり「むぇー」
まゆ「」
杏「杏も未成年なんだけど……」
礼子「杏ちゃんの場合はしょうがないでしょ?」
礼子「だから私が泊まるわ」
P「えっ」
礼子「何か不満があるかしら?」
P「いえ、そんなこと無いですよ?」
礼子「大丈夫よ、ちひろちゃんも付き合ってくれるし」
ちひろ「えぇ!? 私もですか!?」
礼子「あら、アシスタントなのに、この大変な時にアシストしないのかしら?」
ちひろ「うっ……あーもうっ! 分かりました、私も泊まりますよ!」
P「あの、無理しなくても……」
ちひろ「いーえ! 無理してないですー!」
杏(なんか意地になってるなぁ……)
礼子「ナイトウェアは……流石にジャージとかは用意してないわよね?」
ちひろ「そうですね……」
まゆ「……でしたら、まゆの予備のジャージ使いますかぁ?」ショボーン
ちひろ「良いんですか?」
まゆ「はい……」ショボーン
ちひろ(なんだか居たたまれませんね……)
礼子「……あ、そう言えば、夕飯はどうするつもりだったのかしら?」
P「あー、それは適当に……カップ麺なり、コンビニ弁当なり」
礼子「そう……」
礼子「でも、私はたまには誰かの手料理を食べたいわね」
P「へ? 手料理ですか? 誰かのって……ちひろさん?」
ちひろ「えっ!?」
礼子「ちひろちゃんねぇ……なんか、こう……エナドリ煮とか出てきそうね」
ちひろ「作りませんよ、そんなの!!」
P「あー確かに……」
ちひろ「何納得してるんですか!?」
杏「わかる」
きらり「にょわー……」
ちひろ「」
まゆ「……で、でしたら、まゆが作りましょうかぁ?」
礼子「あら、良いの?」
まゆ「泊まれないのなら、それくらいさせて欲しいです……!」
礼子「じゃあ、お願いしようかしら」ニコッ
まゆ「!!」パァッ
まゆ「すぐにお買い物してきますねぇ!」
きらり「きらりもお買い物手伝うにぃ!」
まゆ「でも、そんなに大量に買う訳じゃないですから……」
P「あ、そう言えば米が残り少なかったような」
きらり「きらりが運ぶから、ばっちし☆」
まゆ「じゃあ、お願いしますねぇ」
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