のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,591,714人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報

元スレモバP「杏とくっついて離れなくなった」

SS+覧 / PC版 /
スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 :
タグ : - モバマス + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
←前へ 1 2 3 4 5 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

51 = 1 :


ちひろ「……」

志保「……」

ちひろ「はっ!?」

志保「プ、プロデューサーさん!?」

52 = 1 :


 トイレ

P「良いか、杏。俺は目を瞑ってるからな?」

「はいはい。よいしょっと……」

 チョロチョロチョロロロロロ

P(しまった、耳を塞ぎ忘れ……塞げねー!!)

P「あ、あーあーあー」

「んっ、どうしたの?」

P「あーあー……ほら、音がさ」

「大丈夫、杏は気にしないから」

P「いや気にしろよ!? 羞恥心捨てるなよ、アイドル!」

「ヒキニートならボトラー経験の一度や二度あるし」

P「うぉい!? 今はやってないだろうな!?」

「きらりに本気で怒られたから、もうやってないよ」

53 = 1 :


「そう言えば、うちの男性用トイレって、トイレの音消しの奴無いんだね」

P「あー、そう言えば女性用は付いてるんだよな」

「えっ」

P「なんだ?」

「なんで知ってるの? 早苗さんに通報しておいた方が良い?」

P「入ったことはないからな!?」

P「ここ借りた時に、ちひろさんがビルのオーナーに掛け合って、女性用の方には設置したんだよ」

「なるほどー、女性アイドル事務所ともなると、お年頃の子も多いからねー」

「杏は使ったことないけど」

P「杏も十分そのお年頃のはずなんだけどなー」

「そうだねー」

54 = 1 :


「ふぅ、もう良いよ」

P「おう、世界がまぶしいぜ」

「何それ?」

「ところでプロデューサーはトイレ大丈夫なの?」

P「あ……」

「今しちゃえば?」

P「いや、今は大丈夫なんだが……流石に明日まで我慢は無理だよなぁ」

「我慢は良くないよね」

P「左手だけで出来るかな……」

55 = 1 :


「杏、手伝うよ?」

P「……は?」

「ズボンとパンツの上げ下げとか」

P「おい、ズボンはともかく――」

「する時に手を添えたりとか」

P「ちょっと待て、何に添えるって?」

「そりゃ、ナニに――」

P「何言ってくれてんの!?」

56 = 1 :


「だって飛び散っちゃったら汚いでしょ」

P「だからって触らせられるかそんなもん」

「なんで?」

P「他人に気安く触らせられるもんじゃないっつーの」

P(反応しちゃったら色んな意味でヤバいからだよぉ!!)

「元気になっちゃうから?」

P「」

「ねぇねぇ、どうなのさー?」ニヤニヤ

P「お前なぁ……」

57 = 1 :


 ガチャ

志保「出てきました!」

ちひろ「杏ちゃん! プロデューサーさんに、変なことされてない!? 大丈夫!?」

P「」

「大丈夫だよ。プロデューサー、ヘタレだし」

P「ちょおい!?」

「じゃあ何? 手、出すの?」

P「出さないけどさ!? 出さないけどさぁ!!」

志保「出さないんですか……」ジトッ

ちひろ「言い切っちゃうんですねぇ……」ジトッ

P「なんか理不尽じゃない!?」

58 = 1 :


P「なんなんだよもう……」

ちひろ「まぁ、手を出さないのは正しいんですけどねー」

P「だったらいいじゃん……」

志保(いじけてる……)

P「……あ、そうだ。ちひろさん、俺、今日はここに泊まりますんで」

ちひろ「え? 何か急ぎの仕事ありましたっけ?」

P「いえ、お昼買いに行ったときに、不審者として、通報、された……ので…………」ズーン

「そんなこともあったねー」

志保「そう言えばそうでしたね」

59 = 1 :


ちひろ「何やってるんですか……」

P「何もやってないよ? いやホントに」

「善意の第三者の通報だったみたいだよ」

志保「私もちょっと疑いましたから、仕方ないかと思いますけど」

P「あれ、疑ってたの!?」

ちひろ「はぁ……それで?」

P「いや、この状態だと、もう外に出るだけで通報されかねないというのが分かったので――」

P「だったらいっそのこと、ここに引きこもっちゃえばいいじゃん、と」

60 = 1 :


ちひろ「……養いませんよ?」

P「誰がヒキニートだコラ」

「ヒキニートって言うより、ヒモ?」

P「ちひろさんのヒモになるなんて、恐ろしいこと言うんじゃない!」

P「きっと半年後には貯蓄どころか、内臓の多くが無くなって――」

ちひろ「あ゛?」

P「ナンデモナイデスヨ?」

P「……まぁ、あくまで杏と離れるまでの話ですよ」

P「さっきはたまたま志保が近くに居ましたから助かりましたけど――」

P「次もそう都合よく助かるなんてことないでしょう」

ちひろ「それは、まぁ……」

61 = 1 :


P「っと、そろそろ午後の仕事始めますかー」

ちひろ「あら、もうそんな時間なんですね」

「えー、もっと休まない?」

P「もう十分休んだだろ……」

志保「あ、それでは、私はレッスンに向かいますね」

P「おう、気をつけてな」

志保「はーい!」

62 = 1 :

一旦ここまで
ねむすぐる……

63 :

乙乙

64 :

面白い

65 :

杏ちゃんかわいい

66 :

あー素晴らしい

素晴らしい乙

67 :

飲んだのが杏だからまだマシだったけど、他の人だったら…(遠い目)

68 :

きらり(後頭部)と離れなくなった!とか

69 :

逆に運ばれるな

70 :

最初転んで押し倒したりしたらどうなってたんだろ

71 :

>>70
頭がフットーしそうだよおっってなったんじゃね

72 :

杏でよかったな
26歳、27歳、28歳、31歳、さんじゅ...
の人たちだったらそのまま食わされそうだな

73 :

>>70
杏の首が折れてて、ラブコメからミステリーにジャンル変わってたんじゃないかな……

74 :

>>73
くっついて離れない時点で犯人丸わかりなんですがそれは

75 :

流石に傘寿の人はいないだろ。喜寿ならともかく
口と口だったら24時間耐久キス(兼絶食)だったのか

76 :

簡単にムカデ人間が作れるな(白眼)

77 = 71 :

そういえばくっついた部分後頭部ってことは髪切れば離れられる?
(Pの頭に杏の手)だったら良かったのにな

78 :

>>77
そしたらPがIになっちゃうだろ

79 :

磁石だから後頭部全体にくっついてるんじゃろ

80 :

磁石って離れないけど表面滑らせる事はできるよねつまり

81 :

>>80
ジョセフとアブドゥル乙

82 :

クロスボンバー!

83 :

>>77
プロデューサーの手の平と、杏の後頭部(頭皮)に磁力的な何かが発生している設定なので、仮に髪を切っても無意味です
例えば衣類越しに触れても、磁力的な何かは皮膚同士で発生しているので、衣類をどうこうしても離れられない感じです

84 = 1 :


ちひろ「……」カタカタカタカタ

「……」ススーカチッカタッ

P「……」カタカタ

 バァーンッ!

P・ちひろ「」ビクンッ

諸星きらり「にゃっほーい!」

/nox/remoteimages/b5/ff/fdfda23499361759abe22dcb0970.jpeg P「きらり、扉は静かに開けような? いつも言ってるよな?」

きらり「うぇへへ、ごめんにぃ☆」

P「ん。おはよう、きらり」

ちひろ「おはようございます、きらりちゃん」

85 = 1 :


「……」

きらり「あれあれ~? 杏ちゃん、なんでPちゃんのお膝に座ってるゆ?」

P「あ、それはな――」

きらり「きらりもまざるぅー! ハピハピすぅー!」ギューッ

P「うお!?」

きらり「うぇへへへへー☆ ちひろさんも一緒にハピハピすぅ?」

ちひろ「えぇ!? わ、私もですか!?」

P「……」

ちひろ「い、いえ、流石に遠慮します……」

きらり「むぇ~、ざーんねーん☆」

86 = 1 :


ちひろ「そう言えば、さっきから杏ちゃん静かですね?」

P「言われてみれば……」

きらり「杏ちゃーん?」


「……すー……くー……」


P「寝ておる!?」

ちひろ「うそ!?」

きらり「もー、こーんなところで寝てると風邪ひいちゃうにぃ?」

ちひろ「何時から寝てたんでしょう……」

P「あくまで多分ですけど、仕事してる最中には寝てたんじゃないかと……」

ちひろ「えっ」

87 = 1 :


P「途中から腕が若干重かったので、多分……」

ちひろ「信じがたいですが……杏ちゃんですしねぇ」

P「ええ、杏ですからね……」

ちひろ「って言うか、寝ながらプロデューサーさんのお手伝いしてたんですか!?」

P「そう言う事になりますね」

きらり「杏ちゃん、すっごーい!」ガバッ

「うぼあ!? なに!? なにごと!?」

88 = 1 :


P「うおあ! きらり! ちょっと待て!」

きらり「うゆ?」

P「実は今な、杏は俺の手から離れなくなってるんだ」

きらり「むぇー?」

P「だからそうやって杏を持ち上げられると、俺も漏れなく釣られちゃってな?」

きらり「んー……?」

「……」

P「……」

89 = 1 :


きらり「にょわーっ☆」グイーン

「うえぇ!?」

P「ちょっ!? とっ、ほあっ」スタッタッタッタッ

きらり「……」

P「……」

きらり「えーいっ☆」グイーン

「うぇーい」

P「よっ、たっ、とっ!」タッタッタッタッ

きらり「……」

P「……」

きらり「なんでくっついちゃったにぃ?」

P「実験する前に聞いて欲しかったかな! かな!!」

90 = 1 :


「志希の薬を飲んだらくっついちゃったんだって」

P「なんで他人事なんだ、お前は……」

きらり「むぇー? よくわからないにぃ……」ショボーン

P「安心しろ。志希の薬ってことで効果に納得は出来ても、誰も理解は出来ないから」

「確かに」

ちひろ「そうですか?」

P「えっ」

「えっ」

きらり「にょわっ」

ちひろ「えっ」

91 = 1 :


ちひろ「あ、そう言えば、今日のお仕事終わりました?」

P「ええ。多少非効率でも、集中すれば何とかなるもんですね」

ちひろ(あれは集中力だけでは何ともならない気がしますけど……)

ちひろ「着替えとかどうするんですか?」

P「シャツなんかは替えを置いてあるのでなんとかなるかな、と」

P「ただ、コレが離れないと上は着替えられないですからね、このまま仮眠室で寝るんじゃないですかね」

「自分のとこのアイドルをコレ扱いしたよ」

きらり「にょわ?」

92 = 1 :


きらり「Pちゃん、Pちゃん☆」

P「ん? どうした?」

きらり「今日はお家に帰らないにぃ?」

P「ああ、色々あって、今日はここに泊まることにしたよ」

きらり「! じゃあじゃあ~ ――」

 ガチャッ

高橋礼子「お疲れ様」

/nox/remoteimages/09/9a/67487c3094444411b6f0d32e2d68.jpeg 佐久間まゆ「ただいま戻りましたぁ」
/nox/remoteimages/f7/ff/303f1887377f09eb7436fd5e03bd.jpeg

93 = 1 :


P「まゆ、お帰り。礼子さん、送り迎え、ありがとうございました」

まゆ「プロデューサーさん、まゆ、寂しかったですよ?」

P「いや、すまなかったな」

礼子「急でビックリしたわよ。それで、何があったの?」

P「いや、それがですね、志希の薬を俺も杏も飲んじゃったら、杏とくっついちゃいまして」

礼子「へぇ、ホントにくっついてるの?」

P「やっ、ちょっと待って! また実験されるの!?」

礼子「またってことは、もうされてるのね」

P「ついさっき、きらりにやられました」

きらり「ホントにくっついてたにぃ☆」

まゆ「……」

94 = 1 :


きらり「それで~、今日はPちゃん、事務所にお泊りなんだって~☆」

まゆ「!!」

礼子「えぇ? なんでそんなことに?」

ちひろ「お昼に外に出た時に通報されたそうですよ」

礼子「なるほどね……」

まゆ「あっ、あの――」

きらり「だからぁ、きらりがPちゃんと杏ちゃんのお世話してあげゆ!」

P「えっ!?」

95 = 1 :


まゆ「だ、ダメですよぉ?」

きらり「むぇー、なんでぇ?」

P「そうだぞ、そんなこt――」

まゆ「未成年の、しかもアイドルが男の人と二人きりなんて……」

「あれ、二人きりって、杏は?」

まゆ「それにプロデューサーさんのお世話は、まゆがするんです」

P「おい、この場で最年少のアイドル!!」

「ねえ、まゆちゃん、杏は?」

96 = 1 :


礼子「……はぁ」

礼子「ま、確かにこの状態で、未成年の子を事務所に泊まらせる訳にもいかないわね」

きらり「むぇー」

まゆ「」

「杏も未成年なんだけど……」

礼子「杏ちゃんの場合はしょうがないでしょ?」

礼子「だから私が泊まるわ」

P「えっ」

97 = 1 :


礼子「何か不満があるかしら?」

P「いえ、そんなこと無いですよ?」

礼子「大丈夫よ、ちひろちゃんも付き合ってくれるし」

ちひろ「えぇ!? 私もですか!?」

礼子「あら、アシスタントなのに、この大変な時にアシストしないのかしら?」

ちひろ「うっ……あーもうっ! 分かりました、私も泊まりますよ!」

P「あの、無理しなくても……」

ちひろ「いーえ! 無理してないですー!」

(なんか意地になってるなぁ……)

98 = 1 :


礼子「ナイトウェアは……流石にジャージとかは用意してないわよね?」

ちひろ「そうですね……」

まゆ「……でしたら、まゆの予備のジャージ使いますかぁ?」ショボーン

ちひろ「良いんですか?」

まゆ「はい……」ショボーン

ちひろ(なんだか居たたまれませんね……)

礼子「……あ、そう言えば、夕飯はどうするつもりだったのかしら?」

P「あー、それは適当に……カップ麺なり、コンビニ弁当なり」

99 = 1 :


礼子「そう……」

礼子「でも、私はたまには誰かの手料理を食べたいわね」

P「へ? 手料理ですか? 誰かのって……ちひろさん?」

ちひろ「えっ!?」

礼子「ちひろちゃんねぇ……なんか、こう……エナドリ煮とか出てきそうね」

ちひろ「作りませんよ、そんなの!!」

P「あー確かに……」

ちひろ「何納得してるんですか!?」

「わかる」

きらり「にょわー……」

ちひろ「」

100 = 1 :


まゆ「……で、でしたら、まゆが作りましょうかぁ?」

礼子「あら、良いの?」

まゆ「泊まれないのなら、それくらいさせて欲しいです……!」

礼子「じゃあ、お願いしようかしら」ニコッ

まゆ「!!」パァッ

まゆ「すぐにお買い物してきますねぇ!」

きらり「きらりもお買い物手伝うにぃ!」

まゆ「でも、そんなに大量に買う訳じゃないですから……」

P「あ、そう言えば米が残り少なかったような」

きらり「きらりが運ぶから、ばっちし☆」

まゆ「じゃあ、お願いしますねぇ」


←前へ 1 2 3 4 5 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS+一覧へ
スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 :
タグ : - モバマス + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

類似してるかもしれないスレッド


トップメニューへ / →のくす牧場書庫について