元スレ八幡「相模南の変態戦線は無法地帯である」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
501 = 1 :
葉山「あの、戸塚は? 遊びに誘いたんだけど」
雪乃『彼は鑑賞会で忙しいわ。あなた達も一緒に見る?』
葉山「……結構です」
雪乃『そう。それじゃ』
葉山「……」
八幡「おい、どうなったんだ?」
葉山「雪ノ下さんに捕まってるみたいだ」
八幡「なら仕方ないな」
葉山「ああ。仕方ない」
502 = 1 :
- 夕方 -
小町「ただいまー!」
八幡「おかえり」
葉山「お邪魔してます」
小町「あ、葉山さん。来てたんですねー」
葉山「ああ。それじゃ俺はそろそろ帰るよ」
八幡「さっさと帰れ」
小町「お兄ちゃん、友達にそんな言い方駄目でしょ」
葉山「いいんだよ。比企谷は需要がない男のツンデレだから」
八幡「」
小町「葉山さん、お兄ちゃんはツンデレじゃなくて捻デレですよ」
葉山「そうだったね。でも最近は捻り具合微妙じゃないかな?」
小町「そうですね。よかったら夕食食べていきませんか?」
葉山「いいのかい?」
小町「はい。二人も三人も変わらないので」
503 = 1 :
- 10分後 リビング -
葉山「いい妹さんじゃないか」
八幡「当たり前だ」
葉山「比企谷。兄貴ってのがどうして一番最初に生まれてくるか知ってるか?」
八幡「知ってるから言わなくていいぞ」
葉山「後から生まれてくる弟や妹を守るためだ!」
八幡「言わなくていいって言ったよね?」
小町「葉山さんって本性凄いですね」
八幡「ああ。だからあまり関わるなよ」
葉山「酷いじゃないか。俺は中身以外は基本高スペックなんだけどな」
八幡「その中身が酷すぎるんだよ」
小町「お兄ちゃんも人のこと言えないでしょ」
八幡「うぐっ。……葉山よりマシだろ」
小町「そうだね」
葉山「どいひー」
504 = 1 :
- 30分後 -
小町「葉山さん、一人っ子なんですね」
葉山「そうだよ」
小町「雪乃さんと陽乃さんと幼馴染なんですよね?」
葉山「まあね」
小町「昔は沢山遊んだりしたんですか?」
葉山「俺と雪ノ下さんが陽乃さんの遊び道具になってた感じかな」
八幡「なんか想像出来るな」
小町「その頃からアニメとか好きだったんですか?」
葉山「今より酷かったかもしれないね。完全に中二病だったから」
小町「中二病って材木座さんみたいな?」
八幡「そうだな」
小町「凄いギャップが……」
葉山「まあ子供だったから彼と違って可愛げはあったと思うよ」
八幡「自分で言うなよ」
505 = 1 :
- 5分後 -
八幡「……悪い。電話だ」
小町「仲町さん?」
八幡「なんでわかるんだよ」
小町「明日デートでしょ。だから!」
八幡「俺のスケジュール把握しすぎでしょ」タタタッ
小町「……」
葉山「仲町さんも早く比企谷に告白すればいいのにな」
小町「ですね。結衣さんにも言えることですけど」
葉山「妹から見て比企谷は誰を選ぶと思うのかな?」
小町「小町にもわかりませんよ。南さんもですけど、全員お兄ちゃんには勿体ない人なので」
506 = 1 :
葉山「相模さんは中身がぶっ飛んでるけどね」
小町「……ですね」
葉山「比企谷を他の女に取られたら発狂するんじゃないのかな」
小町「なんで嬉しそうな顔してるんですか……」
葉山「最初は雪ノ下さんといい感じになるかと思ってたから。……人生何があるかわからないなと思ってね」
小町「雪乃さんはお兄ちゃんのこと好きだったんですかね?」
葉山「さあ。もしかしたら彼女は比企谷に理解者になってもらいたかったのかもしれない」
小町「理解者ですか?」
葉山「上条さんとオティヌスみたいな感じかな」
小町「すみません。全然わからないです」
葉山「おっふ」
507 = 1 :
今回はここまえ!
また来週中に投下します!
まさか白カネキ⇒闇カネキになるとは思わなかった
509 :
待ってたよ・・・乙です!
510 :
乙です
信じてた!
511 :
おつ!八幡はホント誰選ぶんだろうね〜
ちな傷は結構良かったで〜
512 :
乙です!
待ってたよ!!
513 :
久しぶりに続き来て嬉しかったです乙!
次回は相模大暴れしてもらいたいなぁって思いました。
ただ葉山の東京喰種:Reのネタバレは金木って完全に明言しててひどい、コミックスだとまだハイセなのに……。
514 :
乙でございます
515 :
とつゆきにあまり抵抗感がなくなった
516 :
乙
久しぶりなのにセンスが鈍ってなくてすごい
葉山とのやりとりでめっちゃ笑ったww
517 :
次を期待してまっせ
519 :
来週中とはなんだったのか
520 :
今晩には来るかな?
521 :
相模がデートの邪魔を企ててんだよ。察しろよ
522 :
遅くなってごめんなさいな!
明日投下しますね!
頑張れ日本!
524 :
楽しみ!
526 :
- 翌日 あんていく -
八幡「やはりここのコーヒーが一番美味しいな」
留美「わたし、コーヒー苦手」
仲町「留美ちゃんはまだ中一だからね。そのうち美味しいと感じる時が来るよ」
留美「そうかな?」
八幡「ああ。なんならマッカン飲んでみるか?」
留美「八幡がよく飲んでる黄色い缶の?」
八幡「そうだ。千葉のソウルドリンクだぞ」
留美「苦くないの?」
八幡「凄い甘い。ISのヒロイン攻略の難易度より甘いまである」
留美「IS?」
527 = 1 :
八幡(しまった。この二人には通じなかったんだった)
仲町「たまに飲むのはいいと思うけど」
留美「体に悪いの?」
仲町「あまりよくないのかな?」
八幡「飲み物に何かしらデメリットがあるものだ」
prpr
八幡「……悪い。電話だ」
仲町「うん」
留美「ちゃんとマナーモードにしてるんだ。留美的にポイント高いかも」
八幡「おい。いつのまに小町と繋がったんだ!?」
528 = 1 :
留美「千佳」
仲町「なに?」
留美「八幡を夏祭りに誘わないの?」
仲町「…………え?」
留美「昨日、電話で行きたいって言ってたでしょ」
仲町「うっ。で、でも受験勉強で忙しいだろうし……」
留美「受験勉強の息抜きで誘えばいいでしょ」
仲町「た、確かに。……でもまだ二週間後だし……」
留美「早くしないと他の人に取られちゃうよ」
仲町「それは……」
529 = 1 :
留美「……なんならわたしが誘ってあげようか?」
仲町「え」
留美「八幡ってちょろいからわたしが上目遣いでお願いすればすぐオッケーしてくれると思うよ」
仲町「そ、そうかな?」
留美「だって八幡ってわたしに甘々だもん」
仲町(凄い自信。羨ましい……)
留美「どうするの?」
仲町「……さ、誘ってみる……」
留美「うん」
530 = 1 :
- 5分後 -
八幡「悪い。遅くなった」
仲町「ううん」
留美「友達から?」
八幡「相模から誘いの電話が来てな」
仲町「」
留美(遅かったかな)
八幡「二週間後に……」
仲町「……」
八幡「U-18SM選手権日本代表の選考会があるみたいなんだが」
531 :
待ってた
532 = 1 :
仲町・留美「」
八幡「俺と一緒に出ろとしつこくてな」
仲町「な、なにそれ……」
八幡「俺もよくわからん」
留美「それで参加するの?」
八幡「するわけないだろ」
仲町「だ、だよね」ホッ
留美「やっぱ八幡の周りって頭がおかしい人ばっかりだ」
八幡「それは否めない」
533 = 1 :
- 10分後 -
八幡「そういえば留美は学校の授業についていけてるのか?」
仲町「ガースー大付属って超名門だもんね」
留美「今のところ問題ないかな。ただ替え歌の授業が難しい」
仲町「そんな授業があるの?」
留美「うん。脳みそが活性化するみたい」
八幡「流石超名門校だな」
留美「ちなみに期末テストは2位だったよ」
仲町「凄いね!」
534 = 1 :
八幡「流石ルミルミだな」
留美「だからルミルミはやめて」
prpr
八幡「……またか」
留美「今日はよく鳴るね」
八幡「ああ。珍しいな。…………いや、迷惑電話だったみたいだ」
仲町「架空請求とか?」
八幡「ああ」
八幡(架空請求よりやっかいそうだけど)
535 = 1 :
- 葉山宅 -
葉山「比企谷、電話に出ないな」
副会長「残念なやつだな。せっかくいいアプリが手に入ったのに」
葉山「全くだね。比企谷は持ってないな」
副会長「それより葉山も幼女に興味があったとは意外だった」
葉山「違う。それは間違っているよ、副会長。俺が興味あるのは七咲だけさ」
副会長「その七咲をこのアプリを使って幼女化したいんだろ」
葉山「ああ。昔の写真を見たことがないからね」
副会長(それはそうだろ)
葉山「このアプリを使えば小学生時代の七咲が再現出来るんだ」
副会長「作ってくれた人に感謝だな」
葉山「ああ。これはアプリに好きな画像をアップロードすればいいのかい?」
副会長「そうだ。何年前かなど指定も出来るぞ」
葉山「最高かよ」
536 = 1 :
- あんていく -
留美「八幡は受験勉強どうなの?」
八幡「まあ順調だな。仲町さんは?」
仲町「わたしはまあまあかな。でもB判定はキープしてるよ」
留美「これなら二人とも志望校に受かりそう?」
八幡「多分な」
仲町「受かるといいな」
留美「受かったら二人とも東京に行くの?」
八幡「俺は実家通いでもいいが父親から一人暮らししろと言われている」
留美「そっか。千佳は?」
仲町「わたしも引っ越すと思うよ」
留美「……なるほど」
八幡「なるほど?」
留美(つまりうまくいけば四月から同棲出来るチャンスもあるんだ)
537 = 1 :
- 相模宅 -
相模「うーん」
結衣「さがみん、さっきから唸ってどうしたの?」
相模「なんとか比企谷をSM選手権に参加させたくてさ」
結衣「だからアウトだって。ていうかそんな如何わしい大会に出たら停学になるよ?」
相模「比企谷がうちを孕ましてくれれば停学もよし!」
結衣「全然よくないから!」
相模「結衣ちゃんは孕まされたくないの?」
結衣「だ、だからそういうのは段階を踏んでからっていうか///」
538 = 1 :
相模「うちは段階より結果にコミットしたいな!」
結衣「ちょっと意味がわからないし。ていうかさがみんもエッチなことより受験に集中した方がいいじゃないの?」
相模「結衣ちゃん、受験終わるまでオナ禁させるとかうちを殺す気!?」
結衣「死なないし! ていうかこの枕の変な染みってまさか……」
相模「それ結衣ちゃんの涎だよ」
結衣「」
相模「昼寝してる時に涎凄い垂れてたよ」
結衣「」
相模「これでボールギャグしたら凄いことになりそうだね」
539 = 1 :
- 16時半 -
八幡「それじゃそろそろお開きにするか」
仲町「う、うん……」
留美「」ジー
仲町「うっ」
留美「八幡、わたしトイレに行ってくる」
八幡「おお。気を付けてな」
留美「うん」
仲町(よ、よし。留美ちゃんに作ってもらったこのチャンスを活かさないと!)
仲町「ひ、ひきゃくん!」
八幡「…………はい?」
仲町「はぅ……」
八幡(昔の自分を見てるみたいだな)
仲町「あ、あの、その……」
八幡(なんか知らないが頑張れ)
540 = 1 :
仲町「な、夏休み一緒に行かない?」
八幡「………………は?」
仲町「」
仲町(またやってしまった。わたしって本当馬鹿……)
八幡「ど、何処に行くんだ?」
仲町「……っ!」
仲町(し、質問で返してくれた。よかった。……よし!)
仲町「そ、その、夏祭りに……」
八幡「夏祭り……」
仲町「うん。その受験勉強の息抜きっていうか……」
八幡「……まあ、いいんじゃないか」
仲町「本当に!?」
八幡「べつに予定入ってないですしおすし」
仲町(よかったぁ。留美ちゃん、わたしやったよ……)
仲町「それじゃ約束ね?」
八幡「うす」
541 = 1 :
今回はここまで!
昨日は劇的な勝利でおっふしました
随分前に言われてた>>1の単発でやったSSのURLです
俺ガイルキャラもメインなので暇つぶしにどぞ
http://elephant.2chblog.jp/archives/52125065.html
http://elephant.2chblog.jp/archives/52060664.html
544 :
乙でございます
545 :
メジャーハートってオリ設定かと思ってたけどマジで記憶喪失前から知り合いだったんだね
546 :
>>545
食○「心理掌握(メンタルアウト)だゾ☆」
547 = 545 :
>>546
ニワカでしたありがとう
548 :
なんかこの相模がだんだん可哀想になってきたよ、そろそろちょっとくらい御褒美が有っても良いのでは・・・。
みんなの評価 : ☆
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