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元スレ提督「お姉ちゃん欲しい」
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足柄「私もね、会社に入社して1年くらいかな」
足柄「ずっと上司にセクハラを受けてたの」
提督「え!?姉貴が!?」
足柄「お尻触られたり、まだ処女か?って一週間おきに聞かれたりね」
足柄「私がやめてくださいって言うと『俺はお前をどうすることもできる、クビにだってな』って、脅されたものよ」
提督「…オイ、そいつ誰だ、ぶっ殺してやる」
足柄「あら、私のために?嬉しいわね」
足柄「でも今は大丈夫よ」
足柄「セクハラに耐え続けながらも私は真面目に働いたわ」
足柄「そして私の頑張りを見ていてくれていた人たちがいた」
足柄「私が評価されて、セクハラ上司が吊し上げられる日が来たのよ」
足柄「今や私が上司よりずっと上の立場よ!年収だってそれなりにいいんだから!」
提督「あ、姉貴…」
提督「頑張ったんだな…」ぐすり
足柄「なんでアンタが泣くのよ!」
提督「昔からチョッカイばっかりだしてくる姉貴が本当に大人になったんだなって…」ホロリ
足柄「何よそれ、褒めてるの?」
提督「うん」
足柄「ならいっか」
足柄「アンタも!真面目に働いているなら続けなさい!見てくれている人が必ずいるから!!」
足柄「諦めたらそこで試合終了よ!!!」
提督「…そうだな、ありがとう姉貴」
足柄「私の自慢の弟よ、絶対大丈夫」なでなで
提督「ちょ、それは流石に恥ずかしいって…」
足柄「なぁに照れてんのよっ」
足柄「…で、彼女は出来そうにないの?」
提督「…余計なお世話です」
足柄「だからこんなの使ってるのね」
提督「ちょっ!?お前どうやって見つけた!?」
足柄「これテンガってヤツでしょ?気持ちいいの?」
提督「いいから返せって!!!」
足柄「くんくん…ちゃんと洗ってる?」
提督「お"い"!!におい嗅ぐなやめろ!!まだ未使用だ!!!」
足柄「アンタも男のコねー、おっさんになる前に恋しときなさいよ?」
提督「姉貴こそ!そんなんばっかやってるからいつまでも独り身なんだよ!!」
足柄「ほら」
提督「ん?スマホ?…この写メの姉貴と写ってるイケメンは誰?」
足柄「私のカレシよ」
提督「…」
提督「…」
提督「…」
提督「日本語で頼む」
足柄「日本語です」
提督「マジで!?姉貴のカレシ!?」
足柄「別の会社のヒトなんだけど、運命の出会いって本当にあるのね…」
足柄「カレは誠実で何事も一生懸命で…カレに見合う女になるのは大変だわ」
足柄「でも気付いたら付き合い始めてもう3年…お互いしっかり支えていこうって決めてね」
足柄「近々お父さんとお母さんに挨拶に行こうと思ってるの、結婚するためにね」
提督「…」ガシッ
足柄「え?握手?」
提督「マジでおめでとう」ダラダラ
足柄「え!?なに号泣してんのよ!?」
提督「うれじぐで…なんかわかんないけどうれじぐで…!」
提督「姉貴…!幸せになれよお!!」
足柄「う、うん」
足柄(意地悪したつもりが応援されてしまったわ…)←照れてる
足柄さんゲームではまるで戦闘マシンのように戦いにしか興味ないような発言ばかりなのに、飢えた狼の異名一つでキャラまで男に飢えた独身OLにされちまって・・・
放置ボイス「次の作戦は!? ねえ、次の作戦海域はどこ!? 勝利が、戦闘が、戦いが私を呼んでいるの!」
これ聞いてマジモンの戦闘狂だと確信したもんだ
でもバレンタインはちょっとキュンとした
放置ボイス「次の作戦は!? ねえ、次の作戦海域はどこ!? 勝利が、戦闘が、戦いが私を呼んでいるの!」
これ聞いてマジモンの戦闘狂だと確信したもんだ
でもバレンタインはちょっとキュンとした
>>157
いや足柄は、弟と違い婚約相手=付き合っている相手が自分にはちゃんといるって事をからかって言ってるだけだろ(マジレス)
いや足柄は、弟と違い婚約相手=付き合っている相手が自分にはちゃんといるって事をからかって言ってるだけだろ(マジレス)
足柄「お風呂借りていいかしら?」
提督「別にいいけど…男モンのシャンプーしかないよ?」
足柄「大丈夫よ、コンビニでちっちゃいメリット買ってきたから!」
提督「用意周到ね…」
足柄「私でも着れそうなジャージかなんかある?」
提督「てかお前泊まる気かよ」
足柄「いいじゃないのよ別に、久しぶりに一緒の布団に入る?」
提督「お風呂入ってきなさい」
足柄「はーい」
~
足柄「ふぅ、サッパリ」
足柄「これアンタの高校のジャージよね、変な色」
提督「マジでそのジャージ嫌いだったわ…まぁ誰にも見られないから家で着るわけで…」
足柄「アンタも入ってくれば?」
提督「うい」
~
提督「ふぃ、さっぱり」
足柄「すぅ…すぅ…」
提督「寝てやがる…」
提督「…ったく、風邪ひくぞ」毛布ファッサァ
提督「…」
提督「姉貴は昔から元気がよくて、スポーツでは負けず嫌いで…」
提督「俺によくチョッカイ出してきたヤンチャムスメだったけど」
提督「…大人になったんだなぁ」
提督「クソ上司のセクハラにも耐え続けて、仕事も恋愛も成功して…」
提督「会社辞めてやるとか思って逃げ出そうとしている俺とは大違いだな…」
提督「俺も…姉貴みたいになれるかな」
足柄「…」
足柄(…提督ならできるわ、だって私の弟だものね)
能代「…」
能代「…ぐすっ」
足柄「の、能代?なんで泣いているの?」
能代「足柄さんは女性の、お姉ちゃんの鏡です!!」
能代「セクハラにも耐えて頑張って働き続けて掴み取った幸せ…」
能代「素晴らしいです!!!」
足柄「いや…演技…」
提督「頑張る女性ってやっぱり美しいよな、男とは全然違う魅力がある」
提督「そんな女性の弟なんて誇らしい」
能代「今回の物語は設定が深いですね…足柄お姉さんの人物がしっかり伺えました」
提督「そうだろ?昔はヤンチャ娘、今はキャリアウーマン」
提督「いつの間にかお互いに酒が飲める歳になって、お互いに知らない自分たちを晒していく…」
提督「兄弟の時の流れって深みがあると思うんだ、…と一人っ子の俺は思う」
能代「能代も!能代もそう思います!」
提督「さぁ、ここからが姉萌えの真骨頂だ…」
能代「足柄お姉さんはどんなテクニックで能代を萌えさせてくれるんですか!?」
足柄「…この子大丈夫?」
天龍姉貴
足柄お姉ちゃん
…いいなぁ。死すプリという妹12人ってゲームがあったが
艦コレなら姉がいっぱいできるな
足柄お姉ちゃん
…いいなぁ。死すプリという妹12人ってゲームがあったが
艦コレなら姉がいっぱいできるな
翌朝
ピピピピ…ピピピピ…
提督「ん、んああ…」
提督「あり、俺いつの間にか寝てた…」
提督「…目覚ましなんか設定したっけか」
提督「お、すげえ美味そうなホットケーキがある!」
提督「ねぇ、これ姉貴が作ったの?」
提督「あれ?姉貴?」
提督「いないの?」
提督「ん?置き手紙?」
『私の愛する弟へ
私は今日も仕事だからお先においとまするね。
朝ごはんに足柄姉さん特性ホットケーキを作ったから、目覚ましで起きたらすぐに食べてね!
仕事もアンタなら大丈夫!乗り越えられるわよ!
ツライことがあったらお酒を持って私のところに来なさい!!
…足柄お姉様より』
提督「あ、姉貴…」
提督「俺…頑張るよ…!」
提督「ん、何コレ、ホットケーキスッゲェうまい」
提督「…てかあんだけ酒飲んで今日も仕事とか…すげえなアイツ」
能代「…イイ、イイ!!」
能代「今回は萌えというか、足柄さんの純粋な優しさを感じられました!!」
提督「流石足柄と言ったところだな」
能代「仕事で嫌な思いをした提督は一人暮らしのアパートに帰宅、家と会社を往復するだけの生活に嫌気がさしたときに天使は舞い降りた!!」
能代「今までの嫌なことなんかどうでもよくなるくらいに絡んでくる酔っ払った足柄姉さん!」
提督「いやぁ、一人暮らしの空間って寂しいけど、あまり他人に入られたくない」
提督「しかしこんな姉なら安心して入れられると思うんだ」
能代「心を許してる家族ですもんね!この突然の訪問は嬉しいですよ!!」
提督「グチを話すとしっかり聞いてくれる…そして足柄姉貴も語り始めるのさ」
能代「セクハラに耐えながらも仕事を頑張ったって話ですよね!まさか足柄姉さんがこんな苦労をしていたなんて!」
能代「それを聞いて俺も頑張ると誓う提督、その頭をくしゃくしゃと撫でる足柄姉さん…」
能代「素晴らしい姉弟愛が溢れ出てますねぇ…」
提督「あれは恥ずかしいけど気持ちよかった」
能代「いいなあ!!!羨ましいです!!!」
足柄「能代、あなたちょっとうるさいわよ…」
足柄さん行動にもエネルギッシュさが出てていいな
こっちも頑張るかって気になってくる
こっちも頑張るかって気になってくる
提督「てか単純にシチュエーションに憧れるよ、姉弟でお酒飲んで普段言えないことを相談し合うって」
提督「親にも話せないことでも話せたりできるじゃん」
能代「なるほど…」
提督「男として異性に励まされると結構力になるんだけどさ、一人っ子だと友人の女の子を誘うしかないじゃん」
提督「んで、女の子を宅飲みに誘うとイヤラシイ気持ちがあるなって100パーセント疑われるじゃん」
能代「あ〜」
提督「友達でもいるんだよ、お姉ちゃんと一晩中お酒飲んで恋話とかするヤツが」
提督「羨ましくて死にそう」
能代「一人っ子はなんでも憧れちゃうんですね」
提督「悲しい生き物なのよ、一人っ子って」
逆に考えるんだ…
一人っ子だからこそ、様々な性格の姉とのシチュシチュエーション(妄想)を無限に考える事が可能だと考えるんだ…
一人っ子だからこそ、様々な性格の姉とのシチュシチュエーション(妄想)を無限に考える事が可能だと考えるんだ…
提督「さて、話を足柄姉貴に戻そうか」
能代「提督が会社なんて辞めてやるって言ったときの、足柄姉さんのハグ…姉力半端ないですよね!!」
足柄「あ、あねりょく?」
提督「あれは暖かい…母に似た抱擁力があったな…」
能代「あんなことされたら怒りもすぐに収まりますね」
提督「あぁ…母ちゃんに会いてぇな…」
能代「お姉ちゃんだけに集中して下さい」
提督「ご、ごめん…」
足柄「能代どうしたのよアナタ…」
能代「能代的に一番姉萌えポイントが高かったのがホットケーキに添えられた置き手紙ですね!」
提督「あぁ、あれは良かった」
提督「朝起きたら足柄姉貴はいなくなっていて」
提督「そこにあったのは出来立てのホットケーキと可愛い文字で書かれた置き手紙」
能代「ふわふわのホットケーキにバターを乗せればトロッと溶けてゆき、ハチミツをかければ甘く優しい香りを放つ…」
能代「寝起きのホットケーキ作りも手を抜かず、最高の一品を生み出す足柄姉さんは流石です!」
提督「しかも弟の為だからね、嬉しいもんだよ」
能代「そしてこの手紙ですよ!」
能代「このスマートフォン時代!メールやLINEで済まさず、手書きの手紙でメッセージを伝える!姉力高すぎですよぉ」
能代「まず『私の愛する弟へ』という書き出し!冗談交じりの一文なんでしょうけど、姉弟間でのこういうジョークもなかなか楽しいものですよね!」
提督「あぁ」
能代「そしてびっくりすることに、足柄姉さんは今日も朝から仕事!昨日散々飲んだのに翌日もバリバリ仕事できるなんて、やっぱりデキル女性はちがいますね!!」
能代「普通は明日仕事だからまっすぐ帰ると思うんですけど、よっぽど提督に会いたかったんですね!いいお姉さんですねぇ〜…」
提督「そうだな」
能代「次の一文、『足柄姉さん特性ホットケーキ』!!」
能代「まず、自分のことを姉さん付けで呼ぶお姉さんってキュンと来ません?」
提督「わかる」
能代「でしょう!?」
能代「そして特性ホットケーキ!この特性が重要ですよね!提督のためだけに作られたホットケーキだから特性なんですもんね!!」
提督「ええなぁ」
能代「さらに『仕事もアンタなら大丈夫!乗り越えられるわよ! 』…これ!!」
能代「優しく添えられたこの足柄姉さんからのエール!この何気ない一言が救われるんですよねぇ…」
能代「極め付けに最後のこの一言!!『ツライことがあったらお酒を持って私のところに来なさい!! 』…このお酒を持ってってところが良いアクセントですよね!!!」
能代「とても安心感がありますよね…もう、涙が出てきちゃいそう…」
能代「そして足柄お姉様より…で締めくくられる…」
能代「もう…なんていうか…」
能代「能代、足柄お姉様に一生ついていきます!!!!!」
提督「…」
足柄「…」
提督「能代が言いたいこと全部言ってくれた」
足柄「提督!能代にどんなヘンなこと教えたの!?ねぇ!!」
>>174
いやあ、能代にナニさせんだって話だよな(ワクワク
いやあ、能代にナニさせんだって話だよな(ワクワク
能代「結果!足柄さんには私のお姉さんになって欲しい!!!」ドーン
能代「足柄さん、ナイスお姉さん!!」
提督「俺のセリフだよそれ」
足柄「…」
〜
能代「さて、次はどんな方がお姉さんになるんでしょうか!!能代、とてもウキウキです!!」
提督「次は…帰国子女のお姉ちゃんなんてどうだ?」
能代「帰国子女!!!もうあの方しかいませんね!!!」
提督「その前に能代」
能代「はい!!」
提督「お前、演習行ってこい」
能代「………」
能代「え?」
提督「俺の役目全部奪っちゃうんだもん」
能代「…」
提督「お姉ちゃんは独り占めするに限るしな」
能代「て…」
能代「提督の馬鹿ああああ!姉萌えの素晴らしさを教えてくれたのは提督なのにいいいいい!!!」
提督「…よし、どっか行った」
提督「金剛を呼ぼう」
揚げ足取りみたいでちょっと申し訳ないけど
特性じゃなくて特「製」じゃない?
特性じゃなくて特「製」じゃない?
かっこよくて頼りになるのに、字をうっかり間違えちゃう足柄姉さんかわいい
ーーーーー
金剛「てーいーとーくー!!会いたかったデース!!!」
提督「うわ!!金剛さん!抱きつかないで!!」
金剛「もー、違うでしょー?金剛サンじゃなくて、金剛お姉ちゃん!デショ!」
提督「…」
金剛さんはイギリスから来た正真正銘血の繋がった姉
両親はイギリスに住んでいたが、母が金剛さんと俺を産んだあと、日本に構える会社の社長業に復帰するため日本に俺を連れて帰った
金剛さんはイギリスに会社を持つ父とイギリスで暮らしていた
両親が社長、そして姉弟は生き別れと少し特殊な家庭だった
そんなイギリス生まれイギリス育ちの金剛さんが日本に興味を持ったらしく、日本語を猛勉強して俺の通う高校に編入することに決定
そして日本の我が家で一緒に暮らすことに…
初対面同然の金剛さんの来日、突然血の繋がった姉が来るということで俺はどう接していいかわからなかった
金剛「こんな可愛い弟がいたなんて、ワタシはとても嬉しいデース!!」
提督「可愛いなんて年じゃないでしょう」
金剛「ワタシはずっと提督に会いたかったデスよ?そのために日本語も頑張ったデス!」
提督「父さんも母さんも日本人なのに」
金剛「パパはイギリスではEnglishしか話さなかったデス!日本語はあまり教えてもらえませんデシタ!」
提督「まぁ…父さんも忙しいだろうしな…」
金剛「提督はワタシに会いたかったデスか?」
提督「まぁ…金剛さんがどんな人かは気になったけど…」
金剛「NO!!金剛サンじゃなくて!金剛お姉ちゃんネー!!」
提督「わかった!わかったよ金剛さん!」
金剛「わかってないじゃないデスかー!!!…提督はワタシのこと、お姉ちゃんと認めないデスか…?」
提督「…」
認めないというか…姉として意識できないというか…
提督「…さぁ、宿題でもするか」
金剛「提督ー!!」
提督「な、なに?」
金剛「お姉ちゃんらしく、勉強教えてあげるネ」
提督「…それは、ありがたいけど」
金剛「なに教えて欲しいの?」
提督「古典」
金剛「………」
提督「………」
金剛「Englishを教えてあげるネ」
提督「英語の宿題はないです」
金剛「OMG」
提督「風呂入ってくるね、金剛…お姉ちゃん」
金剛「わかったデース!」
金剛「…ハ!お姉ちゃんらしいコトするチャンス!」
かぽーん
提督「お姉ちゃん、か」
提督「どう接するのが正解なんだろか…」
提督「…イテテ、しみるなー」
ガチャ!!
提督「ええ!?」
金剛「提督ー!!お背中お流しますネー!!」
提督「ちょ!入ってくるな!」
金剛「コレが日本式お姉ちゃんネ!!!」
提督「違う!違うと思う!!」
金剛「スリムすぎるボディね、もっと鍛えた方がいいよ」
提督「余計なお世話じゃ!出て行けぇ!!」
二次創作の方の(婚活的な意味で)餓えた狼の足柄さんだとしたら、
姉弟という配役での演技とはいえ若い男の部屋で二人きり酒を飲み、夜を共にして
あまつさえ現実にはいもしない婚約者がいるという体で男をからかう
どんな気持ちだっただろうな。。。
姉弟という配役での演技とはいえ若い男の部屋で二人きり酒を飲み、夜を共にして
あまつさえ現実にはいもしない婚約者がいるという体で男をからかう
どんな気持ちだっただろうな。。。
姉妹演技の中の人って意味なら、この提督そんなに若くないみたいな描写がなかったか?
積極的な帰国子女は姉でも妹でも血のつながりがなくてもおいしい
そういや重巡は高校生ぐらいをイメージしてデザインされてるんだっけ
「もうすぐ三十路」はおっさんか……
あ、何にせよ長文ごめんね
「もうすぐ三十路」はおっさんか……
あ、何にせよ長文ごめんね
提督「…明日学校だし、もう寝るか」
ガチャ!!
金剛「提督!お姉ちゃんらしく添い寝してあげるネ!!!」
提督「…一人で寝るから出てってくれ〜」
金剛「遠慮しなくていいネ〜、今まで添い寝してあげられなかったからネ!」
提督「頼む一人で寝かしてくれぇ」
金剛「お邪魔しマス!!」
ぎゅうぎゅう
提督「ちょ!狭い狭い!!」
金剛「あったかあったかネー」
提督「…」
金剛「明日から提督と同じ高校ネ」
提督「…そっか」
金剛「友達百人できるかなー」
提督「…」
金剛「…ん?元気ないネ、学校嫌い?」
提督「…いや」
金剛「…?」
翌日、学校
金剛「英国で生まれた、帰国子女の金剛デース!よろしくお願いしマース!!」
パチパチパチパチ
〜
金剛「ふぅ、キンチョーする〜」
大和「初めまして、金剛さん」
金剛「は、初めまして!」
大和「私は生徒会長でクラスメートの大和と申します、これからよろしくね」
金剛「大和サン!よろしくー!!」
武蔵「武蔵だ、よろしく頼むぞ」
金剛「武蔵サン!日本人は優しいネー」
大和「あなたも日本人でしょ?」
金剛「そうでしたー!」
「「あははははははは」」
武蔵「どうして日本に来ようと思ったんだ?」
金剛「生き別れの弟に会いにデス!提督って名前で一年生デス!」
大和「て、提督…」
武蔵「…」
大和「…そうなのね!一緒の学校で良かったですね!」
金剛「イエース!!」
時雨「へぇ、提督ってお姉さんがいたんだね」
時雨「しかも帰国子女の美人さんらしいじゃないか」
提督「…どうなんだろうな」
時雨「突然家族が増えるってどんな感じなのかな」
提督「落ち着かないよな、生活がガラッと変わるかも」
時雨「まぁ、美人さんのお姉さんがいたら良い方向に変わるだろうね」
提督「そんなもんかなぁ」
ヴー…
提督「ん、携帯が…」
『着信・・・大和生徒会長』
提督「…ごめん時雨、トイレ行ってくる…大っきいほうな」
時雨「余計な一言が多いなぁ、行ってらっしゃい」
生徒会室
提督「失礼します…」
大和「遅いですよ」
提督「すみません」
大和「じゃあ、今月分」
提督「はい…」
大和「…」
大和「ねぇ、あなた高校生になったのにお小遣いアップしないの?」
提督「…」
大和「それとも…私に喝上げされるくらいならアップしなくていいや、とでも思っているのかしら」
提督「…」
げしっ
提督「ぐっ…」ドサッ
武蔵「おい、答えろ」ぐりぐり
提督「…」
大和「ねぇ、これも中学のときからの私とあなたの付き合いじゃない」
大和「家がお金持ちのあなたが、家が貧乏な私にお金をくれるから」
大和「お互いが均等に幸せになれるの、わかるかしら」
提督「…」
武蔵「お前がこの高校に受かれたのは、優等生の大和が先生に一生懸命コネてくれたお陰なこと、忘れたわけじゃないよな」
提督「…俺の実力ならコネなんか無くたってもっと良い高校に行けたのに」ボソッ
武蔵「なっ…このガキ!!」ゲシッ!
提督「ぐあっ…!」
大和「武蔵やめなさい!!」
武蔵「だって…」
大和「…っ」ドゴォッ!!
提督「ん"え"っっ!」
提督「…っげほッ…ゴホっ」
大和「顔に傷がついたら怪しまれるでしょう、蹴るなら腹にしなさい」
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