私的良スレ書庫
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元スレ提督「母上がお越しになる?」
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提督「や、大和か。よくここが分かったな」
提督「だが、それ以上近づくな」
提督「そうなれば、私は何をするか分からないぞ」
大和「……」
大和「申し訳……ありませんでした」ポロリ
提督「っ!?」ギョッ
提督「だが、それ以上近づくな」
提督「そうなれば、私は何をするか分からないぞ」
大和「……」
大和「申し訳……ありませんでした」ポロリ
提督「っ!?」ギョッ
大和「私たちはみな、提督に愛されているという実感がありました」
大和「同時に、同じだけの愛情を提督に注いでいると」
大和「だから、提督の母君が、艦娘との結婚をお許しになった時」
大和「私たちは舞い上がりました」
大和「カッコカリではない、愛する人と結婚ができるのだと」
大和「提督は急なことで戸惑っているけれど――」
大和「きっと私たちから誰かを選んで、嫁に迎えてくれると」
大和「そう、思いました」
大和「同時に、同じだけの愛情を提督に注いでいると」
大和「だから、提督の母君が、艦娘との結婚をお許しになった時」
大和「私たちは舞い上がりました」
大和「カッコカリではない、愛する人と結婚ができるのだと」
大和「提督は急なことで戸惑っているけれど――」
大和「きっと私たちから誰かを選んで、嫁に迎えてくれると」
大和「そう、思いました」
大和「ですが、それは勝手な思い込みで、提督を困らせただけだったのですね」
大和「そのように憔悴されて――」
大和「本当に申し訳ありませんでした」ペコリ
大和「そのつもりがなかったにせよ――」
大和「追い詰めるような真似をして――」ポロ ポロ
大和「ですが、ご安心ください」スッ
大和「もう提督を困らせるようなことはいたしません」
大和「母君の説得にも、力をお貸しします」
大和「ですから、今夜は安心して――」
大和「おやすみくださいませ」ニコッ
提督「……!」
大和「そのように憔悴されて――」
大和「本当に申し訳ありませんでした」ペコリ
大和「そのつもりがなかったにせよ――」
大和「追い詰めるような真似をして――」ポロ ポロ
大和「ですが、ご安心ください」スッ
大和「もう提督を困らせるようなことはいたしません」
大和「母君の説得にも、力をお貸しします」
大和「ですから、今夜は安心して――」
大和「おやすみくださいませ」ニコッ
提督「……!」
提督「――違うんだ」
大和「……?」
提督「お前たちのことは嫌いじゃない」
提督「愛している。みんな、みんな、愛している」
提督「結婚だってしたい。本当だ」
提督「だが――私たちは、いつ消えるとも分からぬ身だ」
提督「だから、平和になるまでは――」
提督「誰も伴侶にしないと……そう決めていた」
大和「……?」
提督「お前たちのことは嫌いじゃない」
提督「愛している。みんな、みんな、愛している」
提督「結婚だってしたい。本当だ」
提督「だが――私たちは、いつ消えるとも分からぬ身だ」
提督「だから、平和になるまでは――」
提督「誰も伴侶にしないと……そう決めていた」
提督「怖いんだ」
提督「誰かを残して逝くことが」
提督「誰かに先立たれることが」
提督「私は母上のような超人ではない。艦娘のように強靭でもない」
提督「もしも爆撃にあえば、あっけなく死んでしまうだろう」
提督「そうなると、契りを結んだ相手に対し、あまりにも無責任だ」
提督「だから、戦時中は決して――結婚しない」
提督「それは私の中で、絶対のルールだった」
大和「そうだったのですか……」
提督「誰かを残して逝くことが」
提督「誰かに先立たれることが」
提督「私は母上のような超人ではない。艦娘のように強靭でもない」
提督「もしも爆撃にあえば、あっけなく死んでしまうだろう」
提督「そうなると、契りを結んだ相手に対し、あまりにも無責任だ」
提督「だから、戦時中は決して――結婚しない」
提督「それは私の中で、絶対のルールだった」
大和「そうだったのですか……」
提督「………………」
提督「……だが」
大和「?」
提督「私は、あまりに臆病だった!」ガンッ!
提督「死ぬことを恐れ、また、死なせることを恐れ!」
提督「お前たちにそのような顔をさせてしまった!!」ガンッ!!
大和「提、督……?」
提督「……だが」
大和「?」
提督「私は、あまりに臆病だった!」ガンッ!
提督「死ぬことを恐れ、また、死なせることを恐れ!」
提督「お前たちにそのような顔をさせてしまった!!」ガンッ!!
大和「提、督……?」
提督「大和! 私は強くなるぞ!」
提督「誰よりも強く! 母上よりも! 深海棲艦よりも!」
提督「そして、誰も沈めない! 沈ませない!!」
提督「そんな名将に、私はなる!!」
大和「提督……!」
提督「誰よりも強く! 母上よりも! 深海棲艦よりも!」
提督「そして、誰も沈めない! 沈ませない!!」
提督「そんな名将に、私はなる!!」
大和「提督……!」
提督「ならば、もはや躊躇いはない!」
提督「お前を抱くことにも――!」ムクムク
提督「お前を私の妻にすることにも――!」ムクムクムク
提督「――いやっ! お前ら全員を嫁に迎えることさえも!」ムクムクムクムク
提督「躊躇ってはならないのだ!!!!」ビンビン!!
大和「提督……!!」ジュン
提督「お前を抱くことにも――!」ムクムク
提督「お前を私の妻にすることにも――!」ムクムクムク
提督「――いやっ! お前ら全員を嫁に迎えることさえも!」ムクムクムクムク
提督「躊躇ってはならないのだ!!!!」ビンビン!!
大和「提督……!!」ジュン
提督「覚悟しろよ、大和」キリッ
提督「今夜は眠れると思うな」キリリッ
提督「この基地にいる全艦娘!!」ビビンッ!
提督「全員と『結婚』するぞ!!」ビリビリビリ!
提督「大和!! まずは――お前からだっ!!」ガバッ
大和「~~~はいっ!」
大和「提督! 提督!」
大和「私を貴方の……」
大和「お嫁にしてください!」ポロッ
アアア~~~……
提督「今夜は眠れると思うな」キリリッ
提督「この基地にいる全艦娘!!」ビビンッ!
提督「全員と『結婚』するぞ!!」ビリビリビリ!
提督「大和!! まずは――お前からだっ!!」ガバッ
大和「~~~はいっ!」
大和「提督! 提督!」
大和「私を貴方の……」
大和「お嫁にしてください!」ポロッ
アアア~~~……
~同時刻 監視塔先端~
ヒュゥゥゥゥ……
母上「くくく……!」
母上「そうだ、喰らえ!」
母上「女を喰らって強くなれっ!!」
母上「脱童貞――」
母上「おめでとう――」
母上「ハハハ!」
母上「ハァ~~~ッハッハッハッ!!」
ヒュゥゥゥゥ……
母上「くくく……!」
母上「そうだ、喰らえ!」
母上「女を喰らって強くなれっ!!」
母上「脱童貞――」
母上「おめでとう――」
母上「ハハハ!」
母上「ハァ~~~ッハッハッハッ!!」
~翌朝 軍港にて~
母上「――それで?」
母上「誰を嫁にするか、決めたのか?」
提督「……」
提督「……はい」
提督「私はここにいる全艦娘と――」
提督「結婚しますっ!!!!」カッ!
艦娘「……っ!!」
母上「――それで?」
母上「誰を嫁にするか、決めたのか?」
提督「……」
提督「……はい」
提督「私はここにいる全艦娘と――」
提督「結婚しますっ!!!!」カッ!
艦娘「……っ!!」
母上「……」ギロリ
提督「……っ!」グッ
母上「……そうか」
母上「まあ、いいのではないか?」
提督「いえっ! 私は絶対にこの子たちと!!」
提督「…………って、あれ?」
提督「反対、なさらないのですか?」
母上「反対? なぜだ?」
提督「……っ!」グッ
母上「……そうか」
母上「まあ、いいのではないか?」
提督「いえっ! 私は絶対にこの子たちと!!」
提督「…………って、あれ?」
提督「反対、なさらないのですか?」
母上「反対? なぜだ?」
提督「いえ、母上は常日頃から日本男児であれと私に――」
母上「英雄色を好むというだろう」
母上「嫁が百人になろうが、千人になろうが、いいではないか」
母上「そもそも、貴様を身ごもった時もな」
母上「私は屈強なる千人の男たちと大部屋に閉じこもり」
母上「私以外の全員が倒れるまで、性交に耽っていたのだぞ」
提督「そんな蠱毒みたいな方法でっ!?」ガーン
母上「英雄色を好むというだろう」
母上「嫁が百人になろうが、千人になろうが、いいではないか」
母上「そもそも、貴様を身ごもった時もな」
母上「私は屈強なる千人の男たちと大部屋に閉じこもり」
母上「私以外の全員が倒れるまで、性交に耽っていたのだぞ」
提督「そんな蠱毒みたいな方法でっ!?」ガーン
母上「と、いうわけで、艦娘全員と結婚するのは問題ない」
母上「むしろ、好都合だ。我が一族の種を撒き散らし、優秀な子どもを作りまくれ」
提督「それは承服しかねますが――」
提督「とにかく、結婚を認めていただき、ありがとうございます」
艦娘「ありがとうございます!!」
提督「トラック泊地一同、力を合わせ」
提督「誰一人欠けることなく、この戦いを終わらせてみます」
母上「――そうか」
母上「まあ、精進するがいい」フッ
母上「むしろ、好都合だ。我が一族の種を撒き散らし、優秀な子どもを作りまくれ」
提督「それは承服しかねますが――」
提督「とにかく、結婚を認めていただき、ありがとうございます」
艦娘「ありがとうございます!!」
提督「トラック泊地一同、力を合わせ」
提督「誰一人欠けることなく、この戦いを終わらせてみます」
母上「――そうか」
母上「まあ、精進するがいい」フッ
母上「それでは、私は本土に帰ろう」クルッ
母上「ではな」スタスタ
提督「はっ、はい!」
提督「母上も、お達者で!」
艦娘「さようなら~!!」
艦娘「またお会いしましょう~!!」
母上「……ふっ」スタスタ
母上「ではな」スタスタ
提督「はっ、はい!」
提督「母上も、お達者で!」
艦娘「さようなら~!!」
艦娘「またお会いしましょう~!!」
母上「……ふっ」スタスタ
提督(母上、ありがとうございました……)
提督(これで私は、何の憂いもなく戦うことができます)
提督(愛する妻たちと力を合わせ。心を重ねあい)
提督(きっと、きっと、この世界に平和をもたらしてみせます)
提督(それまでは、どうか、母上もご壮健であられますよう――)
提督(どうか、ご自愛ください――)
母上「むっ、そうだ」クルッ
提督「…………はい?」
提督(これで私は、何の憂いもなく戦うことができます)
提督(愛する妻たちと力を合わせ。心を重ねあい)
提督(きっと、きっと、この世界に平和をもたらしてみせます)
提督(それまでは、どうか、母上もご壮健であられますよう――)
提督(どうか、ご自愛ください――)
母上「むっ、そうだ」クルッ
提督「…………はい?」
母上「嫁のことだがな」
母上「誰が正室かぐらいは決めておけよ」
母上「日ノ本の歴史を紐解けば、上に立つ者ほど、その辺りはきっちりとしている」
母上「私は誰でもいい。貴様の一存に任せよう」
母上「では、今度こそさらばだっ!」バッ!
提督「えっ、ちょっ」
提督「は、母上!? 母上ーっ!?」
母上「誰が正室かぐらいは決めておけよ」
母上「日ノ本の歴史を紐解けば、上に立つ者ほど、その辺りはきっちりとしている」
母上「私は誰でもいい。貴様の一存に任せよう」
母上「では、今度こそさらばだっ!」バッ!
提督「えっ、ちょっ」
提督「は、母上!? 母上ーっ!?」
金剛「ヘ~イ、提督ぅ~」ヌッ
提督「ひっ!?」
赤城「提督は、誰を正室に選ばれるのでしょう?」ニコニコ
提督「あ、赤城ぃ……!」
青葉「トラック泊地の種馬に直撃インタビューです! ズバリ! 現時点での本命はどなたでしょうか!?」
提督「青葉、青葉、た、頼むから煽るな……!」アタフタ
提督「ひっ!?」
赤城「提督は、誰を正室に選ばれるのでしょう?」ニコニコ
提督「あ、赤城ぃ……!」
青葉「トラック泊地の種馬に直撃インタビューです! ズバリ! 現時点での本命はどなたでしょうか!?」
提督「青葉、青葉、た、頼むから煽るな……!」アタフタ
ビスマルク「旗艦にするなら、このビスマルクの他にいないわ!」フフン!
長門「いや、連合艦隊旗艦を務めた私にだな」ズイッ
提督「頼む、頼む……!」ダラダラ
日向「提督。これからは航空火力艦の時代だぞ?」ポン
最上「ですよね!」ピョコン
提督「私に、時間を……!」ダラダラ
龍驤「そんなんうちに決まっとるやろ~?」ウリウリ
吹雪「違います! 司令官は昨夜、私にあんなに注いでくださったんですから!」ブンブン
あきつ丸「それを基準にするのならば、自分にも分があるであります」スッ
ワイワイ ガヤガヤ
ケンケン ガクガク
提督「時間を……」
提督「私に、考える時間をくれ……!」
長門「いや、連合艦隊旗艦を務めた私にだな」ズイッ
提督「頼む、頼む……!」ダラダラ
日向「提督。これからは航空火力艦の時代だぞ?」ポン
最上「ですよね!」ピョコン
提督「私に、時間を……!」ダラダラ
龍驤「そんなんうちに決まっとるやろ~?」ウリウリ
吹雪「違います! 司令官は昨夜、私にあんなに注いでくださったんですから!」ブンブン
あきつ丸「それを基準にするのならば、自分にも分があるであります」スッ
ワイワイ ガヤガヤ
ケンケン ガクガク
提督「時間を……」
提督「私に、考える時間をくれ……!」
大和(どうやら、これからもトラック泊地は喧騒が続くようです)
大和(一事はどうなることかと思いましたが――)
大和(楽しい日々が戻ってきたようで、何よりです)
艦娘「私が!」
艦娘「正妻!!」
武蔵「私など三回も出されたんだぞ」マイッタナ
艦娘「なにぃぃぃぃぃ!?!?!?」
大和「あら……」
大和(……武蔵も?)
ワイワイ ワイワイ
ガヤガヤガヤガヤ……
大和(これからも続く提督と私たちの物語)
大和(でも、これで――)
大和(一つの大きな節目は、越えたようです)ニコッ
~END~
大和(一事はどうなることかと思いましたが――)
大和(楽しい日々が戻ってきたようで、何よりです)
艦娘「私が!」
艦娘「正妻!!」
武蔵「私など三回も出されたんだぞ」マイッタナ
艦娘「なにぃぃぃぃぃ!?!?!?」
大和「あら……」
大和(……武蔵も?)
ワイワイ ワイワイ
ガヤガヤガヤガヤ……
大和(これからも続く提督と私たちの物語)
大和(でも、これで――)
大和(一つの大きな節目は、越えたようです)ニコッ
~END~
>>177
そこはそれぞれで補完してくれ
そこはそれぞれで補完してくれ
では、みんなおやすみ
ここまで読んでくれてサンクス
おつかれノシ
ここまで読んでくれてサンクス
おつかれノシ
乙です。楽しめました、ありがとうございます。
母上のキャラクターが良かったですね。銃弾が避ける女傑
わが息子を喰らうがいいとか(汗)
いい話カナ〜? いや、たぶんいい話だな、うん。
……ただ、この提督どんだけ絶倫やねん!?
あと子供達がえらいことになりそうですね……
母上のキャラクターが良かったですね。銃弾が避ける女傑
わが息子を喰らうがいいとか(汗)
いい話カナ〜? いや、たぶんいい話だな、うん。
……ただ、この提督どんだけ絶倫やねん!?
あと子供達がえらいことになりそうですね……
このカーチャンを射止めた提督の父親は一体どんな人間だったんだろうと思ったら
このカーチャンとんでもねーなwww
乙乙
このカーチャンとんでもねーなwww
乙乙
アニメの影響か、俺はCV榊原良子さんのイメージだわ。
しっかしなんだこの女板勇次郎みたいなヒトwwww
しっかしなんだこの女板勇次郎みたいなヒトwwww
乙
母上さん千人と大乱闘(子作り)したって事は、提督にはパパが千人て事か…
母上さん千人と大乱闘(子作り)したって事は、提督にはパパが千人て事か…
この鎮守府では艦娘の中で誰が最初に妊娠するかで大乱闘になるのか
ああヨナの船長っぽいな榊原良子って言うんだぁとか呑気に思って調べたらアニメ艦これのナレーション、飛行場姫、中間棲姫とかやってたんだな。
面白かった。
盗聴されていた事にしっかり気付くあたりとか「この母あってこの息子あり」って感じだ。
盗聴されていた事にしっかり気付くあたりとか「この母あってこの息子あり」って感じだ。
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