元スレ瑞鶴「もう二度と離さない」
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101 :
どのソースも画像が無い
102 :
オリョール
提督「作戦海域近辺に到達した。朝霧の周辺を護衛していた者は帰艦してくれ。ソナー、敵潜水艦の存在は?」
乗組員「反応なし!」
提督「了解」
瑞鳳「提督、攻略隊の出撃準備完了しました!」
提督「分かった。では、朝霧は瑞鳳や瑞鶴の隊に続く。瑞鶴とゴーヤ以外分かっているとは思うが確認するぞ。私はお前達の死など望んでいない。作戦遂行は二の次、生きて帰る事だけは忘れるな。いいな?」
全員「はい!」
提督「全艦出撃!」
瑞鳳「先ずは私達から出るね! 第一艦隊出撃!」
………………………………
………………
……
103 = 1 :
瑞鶴「ねえ、瑞鳳」
瑞鳳「どうしたの? 何かあった?」
瑞鶴「あ、ううん。そういう訳では無いの」
瑞鳳「そうなの?」
瑞鶴「えっと……提督さんっていつもあんなこと言ってるの?」
瑞鳳「あんなこと?」
瑞鶴「えっと、生きて帰って来いってやつ」
瑞鳳「あれはいつも言ってるよ」
瑞鶴「こんな事言うのは悪いんだけど、これっておかしくない?」
瑞鳳「やっぱり最初はそう思うんだね」
瑞鶴「最初は?」
瑞鳳「うん。でも瑞鶴がおかしいと思うことを話してくれない?」
瑞鶴「だって私達は兵器な訳で、任務を遂行して完遂させるのが使命な訳でしょ? なのに遂行するなってのはおかしいよね? 普通は命に替えてもって言われるものだし」
瑞鳳「遂行するなとは言ってないけど……まあいいか。他にはある?」
瑞鶴「それに、提督さん自ら敵が跋扈する海域に出撃するなんて変だよ」
瑞鳳「これで終わり?」
瑞鶴「パッと思い付く限りでは」
104 = 1 :
瑞鳳「じゃあ、提督の言ってた事から話すね。どうしようかな……そうね。例え話をしようかな」
瑞鶴「うん?」
瑞鳳「今この海域を制圧する代償として私が沈んだとするよ? 鎮守府はオリョールという資源の宝庫を手に入れました。これだけだと犠牲以上の対価を得られる様に思えない?」
瑞鶴「うん。絶対にこっちのが良いと思う」
瑞鳳「でもね、長い目で見ると評価は変わるんだよ」
瑞鶴「長い目?」
瑞鳳「そう。鎮守府は資源地を手に入れたけど、私という戦力を失いました。なら新たに私の代わりの艦娘を建造すれば良い話だよね?」
瑞鶴「そうだね」
瑞鳳「でもね、私と同等以上の練度にたどり着くまでにどれ位の期間がかかると思う? さらに言えば、私が沈まなかった場合私はもっと成長している筈だからそれも考慮に入れないといけないね」
瑞鶴「あ……」
瑞鳳「育成の期間中に何も無ければいいけど、その間に鎮守府の存亡に関わる危機が迫ったらどうする? 私ぐらいの経験を積んでいなければ対処仕切れない危機だったら?」
瑞鶴「…………負ける」
瑞鳳「そうだよね。鎮守府の危機は言い過ぎだったとしても、私ならば救えたかもしれない命がさらに犠牲になる可能性もある。誰かが死ぬってそういうことなんだよ?」
瑞鶴「……うん」
瑞鳳「実例だってあるんだよ。瑞鶴も記憶があるとは思うけど、大東亜戦争初期の日本軍の艦載機パイロットと末期のパイロットの練度の差……瑞鶴なら分かるよね?」
瑞鶴「そうだね……目先のメリットばかり追うと後で取り返しのつかないことになる……」
瑞鳳「だから提督はあんな事言ったの。そして朝霧に乗艦している事についてなんだけど……」
瑞鶴「けど?」
瑞鳳「私の感情論を言うと、私も反対したい……でも、提督の意見が正しいだけに何も言えないの」
瑞鶴「提督さんの意見って?」
105 = 1 :
瑞鳳「艦隊を指揮するならば最前線にいるべきだ。戦況は一瞬で変化するから、最前線でなければ状況の判断など出来やしない。更に、朝霧を艦娘の輸送艦にすれば戦闘海域に辿り着くまでの疲労は大幅に軽減出来るし、大破した艦娘の救助も出来るって」
瑞鶴「なら、指揮官は別の人にやって貰えば……」
瑞鳳「大切な艦娘の命を他の人には預けられないぅて言われた。それに、自分が負うべき業務や責任を部下に押し付けるのはあってはならない、最低だともね……」
瑞鶴「もしかして提督さんってああ見えて……過保護?」
瑞鳳「ちょっとね。だけど、あそこまで私達を護ろうとしてくれて、全ての責任は自分で負おうとする人だからこの鎮守府のみんなが提督の事を慕ってる。提督って、艦娘だけではなくて、朝霧の乗組員の人達に対しても気を遣ってるのよ」
瑞鶴「へぇ〜そうなんだ」
瑞鳳「提督は私達を護ろうとしてくれてるけど、私は提督が危険に晒されたたら絶対に提督を護る。ううん、多分この鎮守府の全員が提督の為に動くわ」
瑞鶴「提督さんってそんなに凄い人だったんだ。確かに優しいとは思っていたけどさ」
瑞鳳「瑞鶴も提督と一緒にいれば提督の良さがもっと分かると思うよ」
瑞鶴「うん。そうしてみる」
瑞鳳「でも……」
瑞鶴「まだ何かあった?」
瑞鳳「ううん、何でもない!」
瑞鶴「そう?」
瑞鳳「あっ、偵察機から入電!!」
瑞鳳「第一艦隊全艦のみんな聞いて!」
提督「敵を見つけたか?」
瑞鳳「はい!! 重巡2、軽巡2、駆逐2、計6隻がこちらに向かってます!」
提督「分かった。全艦戦闘態勢! 瑞鳳と瑞鶴を中心に輪形陣を形成! 瑞鳳と瑞鶴は艦載機を射出、敵への攻撃を行ってくれ」
瑞鳳「はい!」
瑞鶴「了解!」
提督「第一次攻撃隊が討ち漏らした敵は比叡と熊野が接近して仕留めてくれ。いいな?」
熊野「承りましたわ」
比叡「まっかせて下さい!!」
提督「全艦行動開始!!」
……………………。
106 :
ヒューン ズドーン!!
リ級「」
瑞鶴「やったぁ!! 敵重巡隊は炎上! 轟沈も時間の問題よ!」
提督「よくやった! 比叡。対空、水上電探共に反応はあるか?」
比叡「いえ、こちらの艦載機群以外の反応は無さそうです」
提督「秋月、ソナーに感は?」
秋月「ありません!」
提督「了解。しかし全員このまま戦闘態勢を継続してくれ。今のは敵の前衛部隊だろう。本命はまだ別にいる筈だ」
瑞鳳「はい! 引き続き偵察機による索敵を続けます!」
提督「頼むぞ。しかし、流石に空母が2隻いると破壊力が段違いだ。まさか艦載機のみで敵艦隊を仕留めるとはな」
瑞鳳「最初の奇襲で敵の旗艦と軽巡2隻を撃沈出来たからです! おかげで対空射撃も殆どありませんでした!」
提督「その結果、熊野と比叡を使わないで敵の主力艦隊との戦いに温存する事が出来た。助かったよ」
瑞鳳「うん!」
提督「瑞鳳もだが、瑞鶴。よく頑張ったな」
瑞鶴「え? あ、はい!! ありがとうございます!」
提督「ただ、気は抜くなよ? 油断したらそこで足元を掬われる」
瑞鶴「はい!!」
提督「ああ。艦隊複縦陣に移行。引き続き警戒を行ってくれ」
全員「了解!!」
………………。
107 = 1 :
今日はここまでです
また来ますね!
110 :
瑞鶴「ん? あれ?」
瑞鳳「どうしたの?」
瑞鶴「3番機からの連絡が途切れた……」
瑞鳳「3番機がいた方位は分かる?」
瑞鶴「東北東……もしかして」
瑞鳳「撃墜された……かも」
提督「後続の偵察機に伝えてくれ。敵機、又は敵の対空砲火が待ち構えている可能性が高いと」
瑞鳳「はい!」
瑞鶴「了解!」
提督「そして瑞鳳と瑞鶴は直掩機を上げろ。偵察機がやられたという事は、今現在東北東の目が無いという事だ。敵空母はこちらを捕捉している可能性もある。その場合、向こうは今、あるいは既に攻撃隊を発艦させているということだ。後手に回ったら戦況は敵に握られる。少しでも先に動くんだ」
瑞鶴「うん! 航行スピード上げるわよ! 増速、最大戦速! 風向良し! 速度良し! 直掩機発艦しちゃって!!」バシュッ
提督「秋月と響は対空射撃の準備を行え。艦隊防空の任務を遂行するんだ」
響「司令官、陣形は?」
提督「艦隊の前方で二人は対空射撃の準備を行え。比叡熊野は敵艦隊の場所を確認出来るまでは対空射撃の準備」
響「了解」
瑞鶴「後続の偵察機より入電! 敵の攻撃隊が接近中!!」
提督「瑞鶴と瑞鳳は引き続き直掩機の射出を急いでくれ。秋月は高射装置を使用して敵機を迎撃せよ」
秋月「了解です!」
提督「さあ、来るぞ!」
…………………………。
111 = 1 :
瑞鳳「緑小隊は青小隊を援護! 赤小隊が敵機の頭を抑えて! 」
瑞鶴「瑞鳳! 南東からも敵機群接近中!」
瑞鳳「北東の敵で手一杯! 瑞鶴の艦戦隊は回せる?」
瑞鶴「私、実戦経験が……」
瑞鳳「大丈夫! 瑞鶴なら出来るから! あの時までずっと一緒に戦って来たじゃない!」
瑞鶴「でも……」
提督「私が瑞鶴のフォローをする。瑞鶴、安心してやるがいい」
瑞鶴「…………」
提督「大丈夫だ。この前はお前に足りなかった部分は私が補う」
瑞鶴「……分かった。私やってみる!」
提督「その意気だ。では、烈風隊を二つに分けて南東に向かわせろ。片方は雲の上へ、もう片方は敵の艦攻などを迎撃させろ」
瑞鶴「でも、そんなことしたら下の方がやられちゃうって」
提督「敵の戦闘機が襲ってきたら上空からの奇襲をかける。下の隊は敵機迎撃と囮として動いてもらう」
瑞鶴「分かった。じゃあ、やるね」
瑞鶴「烈風隊は二隊に分かれて南東の敵機を対処して! 偶数番機は雲の中に潜って敵編隊に接近。奇数番機は艦攻や艦爆の対処! 絶対に深追いだけはしないで!」
……。
112 = 1 :
瑞鳳「提督! 何機か艦爆に抜かれました!!」
提督「分かった! 瑞鳳の艦戦隊はこのまま迎撃を維持! 秋月! 響!」
秋月「はい!!」
響「なんだい?」
提督「烈風が撃ち漏らした敵艦爆がそちらへ向かっている。必ずそこで迎撃してくれ」
秋月「はい! お任せ下さい! 防空駆逐艦の力、お見せします!」
提督「ああ。頼むぞ」
秋月「高射装置自動追尾良し! 長10cm砲ちゃん装弾完了! 撃ち方始め!!」ズドン! ズドン!
響「私も遅れを取るわけにはいかないね……ウラー!!」ズダダダダ
秋月「敵機撃墜!! やりました!!」
響「まだ来るよ。気をつけて」
秋月「はい!!」
……………………。
113 = 1 :
瑞鶴「敵攻撃隊が退却を始めたわ!」
瑞鳳「偵察機より入電! 敵艦隊発見だって! 正規空母2、戦艦1、重巡2、駆逐1!」
提督「よくやった!!」
瑞鳳「方角は東北東! 座標データはすぐに送られて来ます!」
提督「了解。瑞鳳と瑞鶴は攻撃隊を射出。そして今まで戦闘していた直掩隊は一度補給に戻して予備機を直掩隊として配備!」
瑞鳳「了解! 紫電改発艦! 彗星隊発艦! 続いて天山攻撃隊も発艦!」バシュッ
瑞鶴「艦載機のみんな、行っちゃって!!」バシュッ
提督「比叡と熊野は敵艦隊へ接近して砲撃を行ってくれ。くれぐれも味方艦載機は落とすなよ」
比叡「わっかりました!!」
熊野「熊野にお任せ下さいな」
提督「出来る限り敵の注意を引いてこい。比叡、熊野、突撃開始!」
比叡「高速戦艦比叡、行きます!」
…………。
114 = 1 :
比叡「重巡を一隻落とした! 残りは!?」
熊野「戦艦1、空母2、重巡1ですわ」
比叡「まだまだか熊野、敵戦艦に照準合わせ! ……第三斉射、撃ち方始めー!!」ズドーン! ズドーン!
熊野「とおぉぉおぉおお!!」ズドーン!
ル級「……」ズドーン!
ドッカーン!
比叡「きゃあ!!?」
熊野「お身体の調子は宜しくって?」
比叡「副砲が1門仕様不可になっちゃったけど、まだまだいける!」
熊野「引火には気をつけて下さいな」
比叡「大丈夫だって!!」
熊野「しかし、少々辛いですわね。第二次攻撃隊が来るまでまだ時間があるというですのに……」
比叡「2人でもここは守り抜くよ!!」
熊野「それは分かっていますわ。通す気などさらさらございませんわ」
比叡「第四斉射、撃ち方始め!!」ズドーン!! ズドーン!!
115 = 1 :
提督「やはり敵も重要地点の防衛とあって主力を引き連れて来ているのか。手強いな」
瑞鳳「第二次攻撃隊、準備出来ました!」
提督「了解。第二次攻撃隊発艦してくれ!」
瑞鳳「了解! 第二次攻撃隊発艦!!」バシュッ
乗組員「艦長、第二次艦隊より入電が入りました!」
提督「よし! なんと書いてある?」
乗組員「オリョール海北方の敵艦隊をを撃破、そのまま南進して敵主力艦隊を攻撃するとのことです」
提督「了解、下がれ」
乗組員「はっ!」ビシッ スタスタ
提督(やっと来たか……頼むぞ…………)
提督「陽炎!」
…………。
116 = 1 :
今日はこれで終わりです。
また来ますね!
118 :
こちらではお久しぶりです。
後少しで雪風の方が一段落つくので、それからこちらを更新します。早ければ明日、遅くとも7日以内に更新する予定です
もう少々お待ちください
もう少し先になりますが、雪風が終わったら当面の間こちら一本に絞りますので更新スピードが上がる筈です……
では、また来ますね
119 :
了解です
120 :
了解
122 :
陽炎「司令、みんな、お待たせ!!」
提督「待っていたぞ」
陽炎「北方の敵艦隊を撃破するまでに時間がかかっちゃったから、ね」
提督「損害は無かったんだな?」
陽炎「浦風が至近弾で損傷しちゃったけど、戦闘には影響ないわ」
提督「そうか。では敵主力艦隊へ突撃してくれ。制空権は瑞鳳と瑞鶴で死守している。今ならば上空にそれ程気を取られずに接近出来る」
陽炎「うん! 私達だけで終わらせれるように頑張るから!」
提督「ああ。頼んだぞ」
陽炎「みんな、突撃するわよ!!」
不知火「隊列はどうしますか? 複縦陣にしますか?」
陽炎「単縦陣!」
不知火「分かりました。では、参りましょう」
陽炎「みんなあと一斉射分は魚雷が残っているわよね? 発射準備は整えておいて」
初風「了解。それまでは?」
陽炎「主砲を撃って撃って撃ちまくるわよ!」
初風「予想通りの返答をありがとう」
陽炎「何、皮肉?」
初風「皮肉じゃ無くて嘲笑」
陽炎「ふーん、初風も言うようになったわね」
初風「私はどっかのお馬鹿な姉の妹だからね」
陽炎「不知火、あんた酷い事言われてるわよ?」
不知火「言われているのは陽炎です」
陽炎「不知火も酷いわね」
不知火「事実ですから」
陽炎「もう少し姉を敬ってくれてもいいと思うんだけどね〜っと、そろそろ敵戦艦の射程に入るわね……敵に気付かれるまではこのまま直線的に行くわよ。みんな絶対に気を抜かないでね!」
全員「はい!!」
…………。
123 = 1 :
ル級「!?」ズドーン!!
陽炎「敵に気付かれた! 回避! 回避!!」
バシャーン
陽炎「みんな無事?」
舞風「みんな無事だよ! 陽炎お姉ちゃん!」
陽炎「ん! 敵に気付かれたから回避運動始めるわよ!」
磯風「陽炎、一つ聞きたいのだが」
陽炎「何?」
磯風「敵の重巡がこちらに向かってきてるぞ」
陽炎「分かってるわよ。でも、これで良いのよ」
磯風「そうなのか?」
陽炎「そうよ。出来れば私達だけで敵主力艦隊を撃破したいんだけど、しょうがないわね」
磯風「ん? 何かあるのか?」
陽炎「まあね。だけど私達はいつも通り全力を尽くすのみよ。敵重巡が射程に入り次第集中砲火で落とすわよ」
雪風「はい! 頑張ります!!」
陽炎「そうね。期待してるわよ」
雪風「はい!!」
陽炎「比叡さん、聞こえますか?」
比叡「聞こえるよ! 何か敵の戦艦と重巡が陽炎ちゃんの方に砲撃を始めたけど、大丈夫?」
陽炎「今は大丈夫です。出来れば、敵の攻撃が私達の方に集中している内に敵の戦艦を倒して貰えると助かります」
比叡「分かった! じゃあ、こっちは被弾覚悟で敵の戦艦を落とす!」
陽炎「お願いします! こっちは重巡と空母を狙います!」
比叡「こっちが終わったら援護射撃するから!」
陽炎「はい! 通信切ります!」
124 = 1 :
比叡「熊野、その場に止まって!」
熊野「何を言っているんですの!? 止まったら格好の的ですわ!!」
比叡「攻撃は今陽炎ちゃん達に集中してる。目下の脅威は陽炎ちゃん達の魚雷だから」
熊野「それでもリスクはありますわ」
比叡「このまま撃ち合って弾切れを起こすよりはマシ。それに、陽炎ちゃん達が作ってくれたチャンスだもん。活かさない手はないよ」
熊野「……分かりましたわ。従います」
比叡「ありがと」
熊野「行きますわよ……第一主砲発射!!」ズドーン!
比叡「第一主砲撃てぇ〜!!」ズドーン!
バッシャーン
比叡「近!! 仰角微調整! 続いて第二主砲撃てぇ〜!!」ズドーン!
バッシャーン
比叡「近!! 仰角再調整!! 第三主砲発射!!」ズドーン!
ズドーン!!
ル級「!!?」
比叡「敵戦艦に命中!!」
熊野「とぉぉおぉおおおお!!」ズドーン!
ズドーン!
ル級「!!?」
熊野「私の主砲も命中しましたわ」
比叡「このまま押し潰す!! 第四主砲発射!!」ズドーン!
125 = 1 :
陽炎「比叡さんが敵の戦艦を落とした!!」
不知火「敵重巡がそろそろ射程に入ります」
陽炎「みんな、砲撃戦に入るわよ!! 準備はいい?」
磯風「この磯風に任せろ」
谷風「谷風さん、磯風には負けらんねえなぁ」
天津風「時津風、行くわよ」
時津風「雪風〜撃って撃って〜!!」
雪風「はい!!」
初風「あんた達はもう少し緊張感を持ちなさいよ」
舞風「野分、一緒に頑張ろ〜!!」
野分「そうね」
陽炎「お喋りはそこまで! 目標敵重巡! 全艦砲撃開始!! 全門斉射!! ってぇ〜!!」ズドン! ズドン!
リ級「!!?」
陽炎「弾幕を絶やさないで!! 撃て! 撃て!!」
リ級「!!?」
不知火「流石に駆逐艦の方では重巡の装甲は中々破れませんね」
ズドーン!!
リ級「!!?」
舞風「重巡が爆発した!!?」
陽炎「比叡さんと熊野さんの援護射撃ね!!」
不知火「陽炎、敵の主砲が全て使用不可になってます」
126 = 1 :
陽炎「主砲は敵の重巡に固定。だけどこのまま敵の空母を落としにかかるわよ!! 全艦最大戦速!!」
全員「了解!!」
陽炎「沈め!!」ズドン!
リ級「」
陽炎「やった!! 沈んだ!!」
不知火「あとは敵空母のみですね」
陽炎「雷撃準備!! 取り舵!!」
陽炎「…………全艦魚雷一斉射!!」バシュッ
ヲ級「!!?」
ヲ級「!!」
野分「一隻が回避中!! もう魚雷が!!」
陽炎「ゴーヤ、今よ!!」
伊58「魚雷発射!!」
ズドーン!!
………………………………
………………
……
127 = 1 :
訂正
>>25
提督「以上が今回の演習参加艦になる。呼ばれなかった卯月と文月、時雨、浦風、磯風、長波は鎮守府近海の哨戒任務に当たってくれ」
訂正後
提督「以上が今回の演習参加艦になる。呼ばれなかった卯月と文月、時雨、谷風、磯風、長波は鎮守府近海の哨戒任務に当たってくれ」
128 = 1 :
今日はこれで終わりです
次回の更新でオリョールは終わりです
なかなかこちらを更新出来なくてすみません……
どうやら浦風を二回カウントしており、谷風を入れ忘れていたので訂正です
また来ますね!
131 :
おはようございます。
恐らく今日の夜に更新かけます。
132 :
了解です
133 :
把握
134 :
提督「もうこの海域に敵の反応はないな」
乗組員「はい! 各レーダー共に反応ありません!」
提督「了解した。御苦労だったな」
乗組員「いえ、もったいなきお言葉……っと艦長、第三艦隊より連絡が入ってます」
提督「繋いでくれ」
乗組員「はい」
夕張「提督聞こえます?」
提督「ああ」
夕張「こちら第三艦隊は、東部オリョール海南方の敵輸送艦隊を2つ殲滅しました。提督の予想通り、敵の輸送艦が出張ってました」
提督「私からは何もフォローが出来なかったが、良くやってくれた。お前達に損害は出ているか?」
夕張「最初に遭遇した敵艦隊の戦艦の砲撃で摩耶が、軽空母の艦載機による至近弾で青葉と川内が小破してますが、それ以外は特には無いです」
提督「その後の敵艦隊は無傷で済んだんだな?」
夕張「はい。島影に沿って敵艦隊に接近して、敵の軽空母に奇襲をかけて撃沈するのに成功したので、敵艦隊は混乱に落ち入り統率が全く取れなくなってましたから」
提督「本当によくやってくれたな夕張」
夕張「はい! どういたしましてです!」
提督「では、お前達も朝霧に帰投してくれ。周囲の索敵、警戒は済んでいるか?」
夕張「バッチリです!」
提督「流石だ。打ち合わせた合流地点まで来てくれ。そこで合流だ」
夕張「了解です!」
……………………。
135 = 1 :
響「司令官、第一艦隊戻って来たよ」
提督「お疲れ様。よくやってくれた」ナデナデ
響「これは……中々いいな」
秋月「ぁ……」
響「司令官、彼女にも私と同じ事をしてあげてくれないか?」
提督「秋月、来なさい」
秋月「あ、いや、私は……」
提督「来るんだ」
秋月「はい……」
提督「素晴らしい活躍だった。対空射撃は誰よりも正確で、艦隊防空の要を任せるに足るものだった。ありがとう」ナデナデ
秋月「あ、ありがとうございます……!!」
提督「二人は奥で休んでなさい。じきに他の艦隊の子も帰ってくる。ゆっくり出来るのは今だけだ」
響「そうだね。秋月、行こう」
秋月「はい!」
提督「お前達も奥でゆっくり休むと良い。特に比叡と熊野は他の誰よりも集中力が必要なポジションでの戦闘だった。かなり疲れているだろう?」
熊野「そうですわね……少し疲れてしまいましたわ。では、お言葉に甘えてお休みさせて頂きます」
提督「目が覚めたら私の所に来てくれ。今日気付いた事はその時に話そう。お前達もその方がいいだろう?」
比叡「そうですね……流石に今から話し合いは辛いかも……」
提督「だろうな。ゆっくりして来なさい」
比叡「はい! では、また後で!」
136 = 1 :
瑞鶴「提督さん、ただいま!」
瑞鳳「ただいま、提督!」
提督「おかえり。瑞鳳、瑞鶴」
瑞鶴「提督さん、瑞鶴のフォローをしてくれてありがとね!」
提督「私は当たり前の事をしただけだ。それに実際に艦載機を動かしていたのは瑞鶴、お前だ。初めての実戦はどうだった?」
瑞鶴「すっごく緊張したけど、何とか大きな失敗はしないで済んだかな」
提督「初めての実戦で緊張するのは極々あまり前の事だ。それが普通だ」
瑞鶴「うん!」
提督「二人も疲れただろう。奥で」
陽炎「司令!!」バッ ギュー
提督「おっと……その声は陽炎か。おかえり」
陽炎「うん! ただいま!! 私達凄く頑張ったよ!!」
提督「お前ならやれると信じていたよ。完璧だった」ナデナデ
陽炎「えへへへへ!」
舞風「あ〜!! 陽炎お姉ちゃんが提督に撫でられてる!! いいないいな!! 舞風にもやってよ〜!!」
初風「あーあーダラシない顔しちゃって。そんなんじゃ私達妹に示しがつかないわね」
陽炎「司令にだけなんだからいいでしょ!」
初風「はいはい」
時津風「雪風〜しれ〜の頭に登ろ登ろ〜!!」
雪風「そんな事したら司令、怒っちゃいますよ!!」
時津風「大丈夫大丈夫!!」
舞風「提督! 私の頭撫でて!!」
陽炎「こら、舞風!!」
瑞鶴「後で出直そうか」
瑞鳳「……そうね」
………………………………
………………
……
137 = 1 :
東部オリョール海域を制圧し、資源地帯を手に入れる事が出来た。これで私達はこの終わりが見えない戦争の継続力は増した。これらは全て彼女達のお陰だ
そして、今回の作戦で確信できた事がある。多数の艦隊で一つの海域を攻めるのは有効であった。やはり少数での出撃よりも圧倒的に生存率が上がる。そして、奇襲を受ける可能性も減る
しかし、まだまだ課題は残っている。最も重大な欠点は出撃して外洋に出る艦娘の数が多ければ多いほど、鎮守府の護りは脆弱なものになることだ
艦娘の数を増やすか……いや、今これ以上艦娘を増やしても育成が追いつかない。無理をしたら瑞鶴や伊58の育成にも支障が出るだろう。それは少しずつ戦力を増やして行く方が良いだろう
では、国内の鎮守府に援軍の派遣を要請するか……これも駄目だ。他の鎮守府も人員が足りない。こちらに戦力を割いて貰うのはほぼ不可能だろう
そうなるとやはり、鎮守府は通常の艦艇で防衛するのが最も現実的だ。だが、果たして回して貰えるかどうか……
まあいい、そちらは後日瑞鳳と詰めよう。
それよりも、今はあの娘達を褒めてやらないとな。彼女達は命を賭けてくれているのだから
………………………………。
138 = 1 :
今日はこれまでです!
今、雪風の方で苦戦しているのですが、多分次の更新は雪風の方になります。多分……
また来ますね!
142 :
こちらではお久しぶりです!
今日か明日の夜に更新する予定です。
出来なかったらごめんなさい……
また来ますね!
143 :
了解
144 :
鎮守府
瑞鳳「じゃあ、作戦の成功を祝して……乾杯!」
全員「かんぱーい!!」
瑞鳳「提督、お疲れ様でした!」
提督「お前達の頑張りのお陰だよ。ありがとう」
瑞鳳「いえ……そんなこと……」
瑞鶴「私、提督さんのフォローが無かったら何も出来なかったと思うんだ。だから、やっぱり提督さんのお陰だよ!」
提督「実際に艦載機を操ったのは私では無い。瑞鶴が自分で動かしていたのだからな」
瑞鶴「でもやっぱり〜」
提督「お前は艦娘になってから日が浅いのにも関わらずに私の期待に応えた。十分過ぎる働きだ」
瑞鶴「う、うん」
提督「瑞鳳も良くやってくれた。言葉にはしていなかったが、瑞鶴のフォローをしていたな」
瑞鶴「そうなの!?」
瑞鳳「やっぱりバレちゃってたか」
瑞鶴「ごめん、本当にありがと」
瑞鳳「ううん。私が勝手にやってた事だから気にしないで」
瑞鶴「私って迷惑かけてばっかりだね……」
145 = 1 :
瑞鳳「そんなことないよ! 私だって最初は失敗ばっかりだったんだから!」
瑞鶴「そうなの?」
提督「ああ。瑞鳳も最初は苦労したな」
瑞鳳「そうね。完全に手探りで艦載機の運用を模索したもんね」
瑞鶴「どういうこと? 手探り?」
提督「私が着任した当時……と言ってもそれ程前の話では無いのだが、空母は殆ど運用されていなかったんだ。ただ唯一呉では鳳翔が着任していたのだが、かつての戦争の様な運用が難しいという理由で放置されていた」
瑞鶴「えっ!? 鳳翔さんもいるの!?」
提督「ああ。他の空母だと、舞鶴に龍驤と赤城、呉に加賀と千歳、佐世保に蒼龍と千代田、飛鷹がいたかな?」
瑞鶴「そうなんだ!? へー、私達以外にもいっぱいいるんだね!」
提督「会う機会があるといいな。……話が逸れたな。当時唯一空母を配下に置いていた呉が何もしなかった為、情報は皆無だった。そして、そのような時期に瑞鳳が来てくれたんだ」
瑞鳳「提督ったら、最初私を見た時に驚いてたよね」
提督「まさか本当に空母が出来るとは思っていなかったからな。最初の建造で空母なんて聞いた事がない」
瑞鳳「そうだね〜」
瑞鶴「そんなに珍しいの?」
提督「ああ。当時は完全に海を封鎖されていたから資源もかなり少なかった。だから他の鎮守府ではより少ない資源で建造をし、艦娘の数を増やす事を重視していた。だが、私は航空戦力の必要性を思い知った為空母の建造を重視したんだ」
瑞鶴「じゃあ、瑞鳳って特別なんだ……」
提督「ああ、この子は特別だな」
瑞鶴「っ……」
提督「瑞鳳が着任してからも本当に大変だった。空母艦娘の特性や艦載機の特性を探り、更に運用方法を探り、戦術を探りと、試行錯誤の繰り返しだった。だが、その苦労のお陰で今の空母の運用方法が確立したのだから、あの毎日は有意義だったな」
瑞鳳「うん! 提督のお陰で私達に限らず他の鎮守府の空母も闘えるようになったんだもんね!」
146 = 1 :
瑞鶴「提督さんと瑞鳳って本当に凄いね」
提督「どうした瑞鶴。顔色が悪いぞ? 体調が悪いのか?」
瑞鶴「そういう訳じゃないんだけど、ちょっと、ね……」
提督「何かあったのならば言いなさい。私の言動が原因ならば詫びよう」
瑞鶴「ううん! 本当にそんなのじゃないの! ただ、提督さんと瑞鳳って凄く強い絆があるんだなって……ね」
瑞鶴 (そう、私が入り込む隙間が無いくらい……)
瑞鳳「あっ……」
提督「……そういう事か。瑞鶴」
瑞鶴「えっ!? 何!? 分かったの!?」
提督「何となくだがな……瑞鳳は最も付き合いが長い艦娘の一人だ。だから信頼関係が厚いのは当たり前の事だ。それに比べ瑞鶴は最近着任したばかりで、まだお互いの事を知りきれていない。そうだろう?」
瑞鶴「まあ……」
提督「だが間違いなく、今後共に進むに連れて私と瑞鶴の間で信頼関係は築かれるだろう。お前にとってのスタートラインはそこからではないのか? だから今落ち込む必要は無い」
瑞鶴「うん……」
提督「だが一応警告はしておこう。私はお前の上官だ。それは分かっているな?」
瑞鶴「うん?」
提督「ならば私と特別な関係になりたいなどと考えるのは止めておいた方が良い。もしもこれが杞憂ならばそれで良いのだがな」
瑞鶴「うぇっ!?」
提督「…………お前もだぞ、瑞鳳」
瑞鳳「そんなの関係無いもん!」
提督「と、まあ言う事を聞かないのもいるんだがな」
瑞鶴「陽炎ちゃんもそうだよね?」
提督「まあ……そうだな」
147 = 1 :
瑞鶴「ねえ、提督さん」
提督「なんだ?」
瑞鶴「私、頑張ってみる! 提督さんに振り向いて貰えるように!」
提督「冗談……では無いんだな」
瑞鶴「うん。まだこれが恋心なのかは分からないよ。だけど、私は提督さんに対して好意を持ってる。それは間違いないと思うんだ」
提督「…………はぁ……」
瑞鶴「もしかして……嫌?」
提督「そうではない。だが、司令官としては好ましい状況ではないな。場合によっては艦隊運用に支障が出る」
瑞鶴「でも、提督さんとしては、嫌だって思っている訳じゃないんだね?」
提督「お前を嫌がる理由はないからな」
瑞鶴「その言い方はちょっと傷つくかも……」
提督「すまない」
瑞鶴「じゃあ、頭撫でてくれたら許してあげる」
提督「何を言っているんだ」
瑞鶴「じゃないと許してあげないからね」
瑞鳳「提督?」ムッ
提督「……分かった。瑞鶴、瑞鳳。来なさい」
瑞鶴「ん」
瑞鳳「はい!」
陽炎「あ!! 司令! ずるい!! 私も撫でてよ!!」タッタッタッ
舞風「提督〜! 私も頑張ったから撫でてよ〜!」
時津風「あー司令がみんなと遊んでるー! 時津風も遊ぶ遊ぶー!! 雪風も行くよー!」
雪風「わっ!? 引っ張らないで下さい〜!!」
148 = 1 :
初風「また始まったわ……」
野分「うぅ……」
初風「ん? あんたも混ざりたいの?」
野分「いえ……陽炎姉さんや司令に迷惑がかかりますから……」
初風「大丈夫よ。あんたが入ったところで何も変わらないわよ。行って来なさい」
野分「は……はい……」トコトコ
初風「ねえ、不知火姉さん」
不知火「なんですか?」
初風「野分って、ああ見えて甘えん坊よね」
不知火「そうですね。流石は陽炎の妹です」
初風「その理論だと、私や不知火姉さんまで甘えん坊になるんだけど?」
不知火「事実ですから」
初風「はっ?」
不知火「陽炎型はみんなそうですよ。全員甘えん坊です」
初風「……不知火姉さんって鋭いのか鈍いのか時々分からなくなるわ」
不知火「傷付きました。お詫びに不知火の頭を撫でて下さい」
初風「全然面白くないわよ」
不知火「そうですか」
初風「不知火姉さんの冗談って笑えない」
不知火「陽炎ならば笑うのですが」
初風「陽炎姉さんは沸点が低いだけよ。陽炎姉さんが特別なの」
不知火「ふむ」
初風「ほんと、陽炎型って変人ばっか……」
……………。
149 = 1 :
提督「そろそろお開きにするぞ。残りたい者は残るが良い。明日は近海の哨戒と遠征班以外は休みにする」
比叡「さっすが司令!!」
提督「何かあれば私の部屋に来なさい。それと、このあと部屋を散らかしたらその者が責任もって片付けろ。では、後は自由にしてくれ」ガチャッ
瑞鳳「瑞鶴はこの後どうするの?」
瑞鶴「どうしよっかな〜」
川内「帰らせないよ〜!! 今日は朝まで夜戦だ〜!!」
瑞鶴「や、夜戦!?」
川内「それに今日のメインは瑞鶴とゴーヤなんだから帰っちゃやだー!!」
熊野「そうれすわ!! すぃかくが帰りゅなんてわたくひ熊野が許しましぇんわ!!」
瑞鶴「いや、熊野は部屋に戻った方がいいわよ」
熊野「そんなことにゃいれすわ!!」
瑞鶴「ごめん、私は熊野を部屋に送るついでに戻るよ」
川内「ちぇ! じゃあゴーヤは貰ってくから! ゴーヤ! 夜戦だよ!!」グイッ
伊58「や、やめるでち!!」
川内「比叡、ゴーヤを連れて来たよ〜」
比叡「朝まで一緒だからね!」
伊58「だ、だれか助けてくだち!!」
瑞鳳「私も熊野運ぶの手伝うね」
瑞鶴「うん、お願い。せーの!」
熊野「とぉぉぉぉぉおお……」スウスウ
瑞鶴「重……」
…………。
150 = 1 :
パタン
瑞鶴「重かった……」
瑞鳳「寝てるを運ぶの、大変だもんね……」
瑞鶴「まあ、無事に部屋に送る事が出来てよかったね。ありがと」
瑞鳳「どういたしまして! もう、瑞鶴は寝るの?」
瑞鶴「そのつもり。でも、その前にお風呂入ってくる。瑞鳳は?」
瑞鳳「もう先にお風呂入っておいたから大丈夫。じゃあ、私先に寝るね! おやすみ!」
瑞鶴「おやすみ〜」
瑞鶴「それじゃ、お風呂入っちゃお。誰もいなければいいな〜」スタスタ
乗組員「っ!!」タッタッタッ
瑞鶴「あれ? あの人って朝霧の乗組員だよね? どうしたんだろ?」
乗組員「中将! 入ります!!」ガチャッ バタン
瑞鶴「何であんなに慌てて……」
「……です! ………………と……は……!!」
「……と!? それは…………か!?」
「……………………です!」
「…………った…………に手…………」
「…………します!」
バタン タッタッタッ
瑞鶴「今のは一体何だったの……!?」
瑞鶴「…………なんか嫌な予感がする……」
………………………………。
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