私的良スレ書庫
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元スレ筑摩「と、利根姉さんが提督とキスをくぁwせdrftgyふじこlp;」
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「今から昼か?」
そう問いながら姉さんも席に着いた。
間宮さんの問いに対するものと同じような返答をする。
「ふむ、そうか。」
やはり姉さんの顔を見ると昨日のことが思い出されて、気まずさが拭いきれない。
ただ、入渠して心に少し余裕が出来ていたためか朝ほどの辛さはなかった。
と、ここで姉さんが手ぶらなことに気づく。
そう問いながら姉さんも席に着いた。
間宮さんの問いに対するものと同じような返答をする。
「ふむ、そうか。」
やはり姉さんの顔を見ると昨日のことが思い出されて、気まずさが拭いきれない。
ただ、入渠して心に少し余裕が出来ていたためか朝ほどの辛さはなかった。
と、ここで姉さんが手ぶらなことに気づく。
「あら、姉さん、ご飯はどうしたんですか?」
「吾輩はもう半時ほど前に済ませてあるんじゃ。」
…どうして1時間も前に食事を済ませているのにまだ食堂にいるのだろう。
「ところで、なかなか長風呂をしたようじゃの。」
姉さんが言う。
「吾輩はもう半時ほど前に済ませてあるんじゃ。」
…どうして1時間も前に食事を済ませているのにまだ食堂にいるのだろう。
「ところで、なかなか長風呂をしたようじゃの。」
姉さんが言う。
「はい。不知火ちゃんもお風呂だったのでお話ししていたんです。」
「ほう、奴も朝風呂か。」
「ええ。なんだか嫌な夢を見て朝起きたら寝汗がひどかったんですって。」
「なんと、常に泰然としている奴でもそんなことがあるのか。なんだか意外じゃのう。」
「私もびっくりしました。いつもはあんなにクールな子が夢でうなされているところを想像したらなんだか可笑しくって。ふふっ。」
「ほう、奴も朝風呂か。」
「ええ。なんだか嫌な夢を見て朝起きたら寝汗がひどかったんですって。」
「なんと、常に泰然としている奴でもそんなことがあるのか。なんだか意外じゃのう。」
「私もびっくりしました。いつもはあんなにクールな子が夢でうなされているところを想像したらなんだか可笑しくって。ふふっ。」
彼女の様子を想像し笑いをこぼすと、
「……ふむ、大分いつものように戻ったようじゃの。」
「え?」
虚を突かれた私は言葉に詰まる。
「いやなに、朝の様子がひどかったからの。」
ああ、顔のことか。そう思い、
「は、はい。やっぱり病み上がりでしたから。お風呂に入って良くなりました。それに姉さんからいただいたおし…」
そこで姉さんが言葉を遮る。
「……ふむ、大分いつものように戻ったようじゃの。」
「え?」
虚を突かれた私は言葉に詰まる。
「いやなに、朝の様子がひどかったからの。」
ああ、顔のことか。そう思い、
「は、はい。やっぱり病み上がりでしたから。お風呂に入って良くなりました。それに姉さんからいただいたおし…」
そこで姉さんが言葉を遮る。
「ああ、いやいや、顔だけじゃなくての、覇気の話じゃ。」
「覇気?」
「うむ。さっきはまるで死人のようじゃったぞ。まあ今はかなり良くなっておるが。」
「そ、そうですか。お風呂が効いたのかしら…」
苦笑しながら答える。ああ、まずい。この流れは、
「…じゃが何があったんじゃ?筑摩らしくない。」
…やはり。 案の定訊かれてしまった。
「覇気?」
「うむ。さっきはまるで死人のようじゃったぞ。まあ今はかなり良くなっておるが。」
「そ、そうですか。お風呂が効いたのかしら…」
苦笑しながら答える。ああ、まずい。この流れは、
「…じゃが何があったんじゃ?筑摩らしくない。」
…やはり。 案の定訊かれてしまった。
「い、いえ、別に何でもないんです。」
顔がこわばる。
「…むう、やはりなんだか今日の筑摩は変じゃ。何があったんじゃ?話してみるがよい。」
「で、ですから何もないと…」
「そうか?なら良いんじゃが……何かあったら相談するんじゃぞ?」
顔がこわばる。
「…むう、やはりなんだか今日の筑摩は変じゃ。何があったんじゃ?話してみるがよい。」
「で、ですから何もないと…」
「そうか?なら良いんじゃが……何かあったら相談するんじゃぞ?」
その姉さんの私を心配しているのであろう様子に、苛立ちを感じた。
その『何か』を作ったのはあなただ、と。
「は、はい。ありがとうございます。」
なんとか笑顔を作って言う。
「うむ。吾輩と筑摩の仲なんじゃ。我慢せずなんでも話すと良い。」
『なんでも』? 自分は私に隠れて提督と乳繰り合っているくせに?
急激に募っていく怒り。
その『何か』を作ったのはあなただ、と。
「は、はい。ありがとうございます。」
なんとか笑顔を作って言う。
「うむ。吾輩と筑摩の仲なんじゃ。我慢せずなんでも話すと良い。」
『なんでも』? 自分は私に隠れて提督と乳繰り合っているくせに?
急激に募っていく怒り。
(ああ、だめよ、このままでは)
爆発してしまう。
「提督も心配していたぞ?朝会った時お主の様子がおかしかったと。」
「本当に大丈夫か?また顔色が悪いようじゃが。」
「体調が悪いんじゃったら今日の出撃は控えたほうが……筑摩?どうし」
爆発してしまう。
「提督も心配していたぞ?朝会った時お主の様子がおかしかったと。」
「本当に大丈夫か?また顔色が悪いようじゃが。」
「体調が悪いんじゃったら今日の出撃は控えたほうが……筑摩?どうし」
悲恋モノは良いね、切なくなる。
でもスレタイを見直してギャップに吹いたw
でもスレタイを見直してギャップに吹いたw
なんて続きが気になる切り方をしてくれたんだ、早く次を、次くれ!
乙
普段怒らないけど急激に怒りが上り詰めて
自分で客観的にあーマズイって分かってても止められない時ありますよね
普段怒らないけど急激に怒りが上り詰めて
自分で客観的にあーマズイって分かってても止められない時ありますよね
「うるさいです…」
(ああ、だめ、こんな…)
怒りと苛立ちのあまりに吐き出されたその言葉は、意外にも無感情な声で発せられた。
「なんじゃと?」
姉さんが眉をひそめる。
空気が凍りついたようだった。
(ああ、だめ、こんな…)
怒りと苛立ちのあまりに吐き出されたその言葉は、意外にも無感情な声で発せられた。
「なんじゃと?」
姉さんが眉をひそめる。
空気が凍りついたようだった。
しかし、一度口を開くと歯止めがきかなくなってしまう。
「うるさい、と言ったんです。上辺だけ私を心配しているかのようなふりをするのはやめてください。」
声が震えているのを感じる。
「ど、どうしたんじゃ筑摩、お主やはりどこか調子が」
困惑する姉さん。
「調子?ええ最悪です。良いはずがありません。昨日は一睡もしていませんから。」
(お願い、止まって…)
思いとは裏腹に紡がれていく言葉。
少しずつ声に感情がこもっていくのを感じる。
「うるさい、と言ったんです。上辺だけ私を心配しているかのようなふりをするのはやめてください。」
声が震えているのを感じる。
「ど、どうしたんじゃ筑摩、お主やはりどこか調子が」
困惑する姉さん。
「調子?ええ最悪です。良いはずがありません。昨日は一睡もしていませんから。」
(お願い、止まって…)
思いとは裏腹に紡がれていく言葉。
少しずつ声に感情がこもっていくのを感じる。
「そ、そうじゃったのか。部屋に入るとき起こしてしまったかの。すまぬ。も、もっと静かに入れば良かったの。」
私の様子がおかしいと察したのか、場を和ませようとするかのようにわざと溌溂とした声で言う姉さん。
そんな姿までもが今の私には癇に障る。
「いいえ、ですから昨日は一睡も出来ていないんです。姉さんたちのせいで。」
私の様子がおかしいと察したのか、場を和ませようとするかのようにわざと溌溂とした声で言う姉さん。
そんな姿までもが今の私には癇に障る。
「いいえ、ですから昨日は一睡も出来ていないんです。姉さんたちのせいで。」
「吾輩『たち』のせい?」
姉さんの私を見る顔は訝しげなものではなく、なにかを危惧しているかのようだった。
「ええ…」
(だめ…これだけは言っては…)
心が最後の警告をするが…
姉さんの私を見る顔は訝しげなものではなく、なにかを危惧しているかのようだった。
「ええ…」
(だめ…これだけは言っては…)
心が最後の警告をするが…
「…昨日の秘書官業務は楽しかったですか?」
それも無駄に終わった。
(言ってしまった…)
その問いは、姉さんと私との絆、ひいては提督との関係までも粉々にするものに思われた。
「…!」
姉さんの顔がこわばる。
それも無駄に終わった。
(言ってしまった…)
その問いは、姉さんと私との絆、ひいては提督との関係までも粉々にするものに思われた。
「…!」
姉さんの顔がこわばる。
もう止めることなど不可能だった。
「私、本当は熱なんかなかったんです…」
口の動くままに言葉を発する。
「昨日、戦果報告をしようと執務室に行ったら、提督と姉さんがキスしているのが見えて……あれはなんだったんですか?」
「ち、ちく…」
「なんだったんですか!!」
思わず声を荒げてしまう。人が少ないためか食堂中に声が響き渡る。
「っ!」
姉さんが身を震わせた。
「私、本当は熱なんかなかったんです…」
口の動くままに言葉を発する。
「昨日、戦果報告をしようと執務室に行ったら、提督と姉さんがキスしているのが見えて……あれはなんだったんですか?」
「ち、ちく…」
「なんだったんですか!!」
思わず声を荒げてしまう。人が少ないためか食堂中に声が響き渡る。
「っ!」
姉さんが身を震わせた。
「私だって提督が好きでした!愛していました!」
「だから提督とケッコンできるように頑張って練度を上げたんです!」
「…でも、気づいたら彼には恋人がいて……その恋人は姉さんで…こんなの……どうすればいいんですか…?」
吐き出される心の内。
いつの間にか、発する声は怒りから悲哀に満ちたものになっていた。
「筑摩…」
「姉さん、さっき、私と姉さんの仲なんだ、なんでも話すと良いっておっしゃいましたよね? ………どうして、私には提督とのこと話してくれなかったんですか?」
「……」
姉さんは答えない。
「…姉さんなんか、大嫌いです。」
「だから提督とケッコンできるように頑張って練度を上げたんです!」
「…でも、気づいたら彼には恋人がいて……その恋人は姉さんで…こんなの……どうすればいいんですか…?」
吐き出される心の内。
いつの間にか、発する声は怒りから悲哀に満ちたものになっていた。
「筑摩…」
「姉さん、さっき、私と姉さんの仲なんだ、なんでも話すと良いっておっしゃいましたよね? ………どうして、私には提督とのこと話してくれなかったんですか?」
「……」
姉さんは答えない。
「…姉さんなんか、大嫌いです。」
ここまでです。
みなさんコメントありがとうございます。
本当に嬉しいです。
物語もやっと終盤に差し掛かってきました。
みなさんコメントありがとうございます。
本当に嬉しいです。
物語もやっと終盤に差し掛かってきました。
>>139
色々始まる。
色々始まる。
あと誰も悪くないってのも興奮材料だな
川内と(仮)して神通と修羅場って那珂ちゃんが仲介するようなのが見たい
川内と(仮)して神通と修羅場って那珂ちゃんが仲介するようなのが見たい
提督と利根の関係は勘違いなのかと思ったけどこれ見る限りは・・・
続きが超気になる
続きが超気になる
勘違いって………音だけじゃなくてそういう姿見てるのにそれは無茶があるだろう
続きはよおお
続きはよおお
筑摩が先で利根が嫉妬するのはよく見るけど
利根が先ってのは始めてみた
利根が先ってのは始めてみた
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