私的良スレ書庫
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元スレ筑摩「と、利根姉さんが提督とキスをくぁwせdrftgyふじこlp;」
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よく考えたら若者の方が理解力が高いと感じる場面の方が多ございました
慎んで前言を撤回します
慎んで前言を撤回します
おつ
球磨型組はおとなしくしてろw
あ、球磨ちゃんは優秀優秀^^
球磨型組はおとなしくしてろw
あ、球磨ちゃんは優秀優秀^^
(姉さん、何も変わっていませんでした。)
それはそうだろう。
変わってしまったのは自分なのだ。
姉さんと提督との関係を知ってしまったために。
もう昔のようには戻れない。
それはそうだろう。
変わってしまったのは自分なのだ。
姉さんと提督との関係を知ってしまったために。
もう昔のようには戻れない。
姉さんはさっきのように普段と変わらず接してくれるだろう。
けれど私はそうはいかない。
普段通りにしようと思ってもいつかきっとボロが出る。
今だって、普段通り接してくる姉さんに、私のいないところでは提督とベタベタしているくせにと嫉妬してしまった。
そんな自分が嫌になる。
けれど私はそうはいかない。
普段通りにしようと思ってもいつかきっとボロが出る。
今だって、普段通り接してくる姉さんに、私のいないところでは提督とベタベタしているくせにと嫉妬してしまった。
そんな自分が嫌になる。
(姉さんは別に悪いことなんかしていないのに……)
そうなのだ。
私は別に提督と付き合ってなどいないし、彼にほかの女性がいるという話も聞いたことがない。
だから2人がしていることは何もやましいことではないのだ。
けれど、だからといって心の中でそう簡単に割り切れるものではなかった。
そうなのだ。
私は別に提督と付き合ってなどいないし、彼にほかの女性がいるという話も聞いたことがない。
だから2人がしていることは何もやましいことではないのだ。
けれど、だからといって心の中でそう簡単に割り切れるものではなかった。
私は提督のことも姉さんのことも好きだった。(姉さんへの思いは恋心ではないが。)
だから、昨日2人を見たとき、本当に辛かった。
大事な人たちから自分だけのけものにされているような思い。
そして、愛する人は大好きな姉さんと恋仲なのだという事実に胸が張り裂けそうだった。
また涙が出そうになる。
だから、昨日2人を見たとき、本当に辛かった。
大事な人たちから自分だけのけものにされているような思い。
そして、愛する人は大好きな姉さんと恋仲なのだという事実に胸が張り裂けそうだった。
また涙が出そうになる。
(いけません。腫れがひどくなっちゃう。)
少し落ち着いてからおしぼりをとって鏡で確認してみると元通り、とまではいかないがかなり良くなっていた。
(これなら外を歩いても大丈夫そう)
姉さんに言われたように昨日は風呂に入れなかったので、入渠することにした。
部屋を出て、大浴場に向かっている途中、向こうから提督が歩いてくるのが見えた。
少し落ち着いてからおしぼりをとって鏡で確認してみると元通り、とまではいかないがかなり良くなっていた。
(これなら外を歩いても大丈夫そう)
姉さんに言われたように昨日は風呂に入れなかったので、入渠することにした。
部屋を出て、大浴場に向かっている途中、向こうから提督が歩いてくるのが見えた。
こういう惨めな失恋モノ大好き
気付いた時には終わってるとかたまらん
気付いた時には終わってるとかたまらん
顔が固まってしまう。
その間にも提督は近づいてくる。
こわばる顔をなんとか動かし、笑顔を作って言う。
「あら、提督、おはようございます。」
いつものようにいつものようにと意識しながら。
その間にも提督は近づいてくる。
こわばる顔をなんとか動かし、笑顔を作って言う。
「あら、提督、おはようございます。」
いつものようにいつものようにと意識しながら。
「ああ、筑摩。おはよう。熱があったみたいだが大丈夫か?」
「え、ええ、はい。もう体調も良くなって出撃もできそうです。」
私はいつものように笑えているだろうか。
姉さんと話している時以上に提督と話すのが辛い。
「ならいいのだが。しかし目元がなんだか赤い。昨日は良く眠れたのか?」
「え、ええ、はい。もう体調も良くなって出撃もできそうです。」
私はいつものように笑えているだろうか。
姉さんと話している時以上に提督と話すのが辛い。
「ならいいのだが。しかし目元がなんだか赤い。昨日は良く眠れたのか?」
「っ! …はい。」
提督の言葉で、昨日の姉さんとの様子が鮮明に思い出されてしまい、胸が痛んだ。
「そうか。 …あまり無茶はしないようにしなさい。」
「はい…。そ、それでは失礼しますね。」
そう言って足早に立ち去る。これ以上提督の顔を見ていられなかった。
提督の言葉で、昨日の姉さんとの様子が鮮明に思い出されてしまい、胸が痛んだ。
「そうか。 …あまり無茶はしないようにしなさい。」
「はい…。そ、それでは失礼しますね。」
そう言って足早に立ち去る。これ以上提督の顔を見ていられなかった。
ドックに着き、中に入ると、私以外誰もいない貸切り状態だった。
(みんな朝食を食べている時間ですしね。)
体を洗い流して髪の毛を結び、浴槽にはいる。
程よい熱さのお湯に体が包まれる。
(きもちいい。)
(みんな朝食を食べている時間ですしね。)
体を洗い流して髪の毛を結び、浴槽にはいる。
程よい熱さのお湯に体が包まれる。
(きもちいい。)
心が落ち着いてきた。
このお湯には精神的な痛みも和らげてくれる作用があるのだろうか。
すると引き戸の開くカラリという音が聞こえてきた。
(誰かしら。あら、あの子は…)
「不知火ちゃん。」
このお湯には精神的な痛みも和らげてくれる作用があるのだろうか。
すると引き戸の開くカラリという音が聞こえてきた。
(誰かしら。あら、あの子は…)
「不知火ちゃん。」
「あら、筑摩さん。そちらも朝風呂ですか?」
そう問いながら彼女は体を洗い始める
「ええ、昨日入れなかったから。」
「そうですか。ところで熱の方は下がったのですか?」
「は、はい。もう体調も万全です。と、ところで不知火ちゃんはどうして朝風呂を?」
そう問いながら彼女は体を洗い始める
「ええ、昨日入れなかったから。」
「そうですか。ところで熱の方は下がったのですか?」
「は、はい。もう体調も万全です。と、ところで不知火ちゃんはどうして朝風呂を?」
昨日の嘘に触れられて少し気まずくなった私は話題を変えた。
「…嫌な夢を見て寝汗がひどかったからです。」
「あら、意外。不知火ちゃんでもそんなことがあるんですね。」
見た目は可愛らしいのにいつも冷然としている彼女が、悪夢にうなされているところを想像するとなんだか胸がときめいた。
「夢くらい誰だって見るでしょう。」
「…嫌な夢を見て寝汗がひどかったからです。」
「あら、意外。不知火ちゃんでもそんなことがあるんですね。」
見た目は可愛らしいのにいつも冷然としている彼女が、悪夢にうなされているところを想像するとなんだか胸がときめいた。
「夢くらい誰だって見るでしょう。」
彼女は嘆息して答えた。
「そうね。うふふっ。」
「なにか面白いのですか。」
少し怒気をはらんだ声で彼女が言う。彼女のこの声は本当に凄みがある。
「いいえ、不知火ちゃんが夢でうなされるところを想像して可愛いなって思っただけよ?」
「そうね。うふふっ。」
「なにか面白いのですか。」
少し怒気をはらんだ声で彼女が言う。彼女のこの声は本当に凄みがある。
「いいえ、不知火ちゃんが夢でうなされるところを想像して可愛いなって思っただけよ?」
「…からかわないでください。」
彼女はまた嘆息した。
ふと気になった。
「…ねえ、不知火ちゃん。」
「なんでしょう。」
彼女はまた嘆息した。
ふと気になった。
「…ねえ、不知火ちゃん。」
「なんでしょう。」
「もし、不知火ちゃんが大事な人と仲直りできないくらいに関係が壊れちゃったらどうする?」
いつも冷静な彼女だったら、大切な人との関係が崩れてしまった時にどうするのだろうか。
「…不知火は誰かとそこまで劣悪な関係になったことがないのでわかりません。」
「ですが、本当に大事な人だとお互いに思っているのなら修復できないほどに人間関係が壊れてしまうということはないのではないでしょうか。」
「そうかしら…」
いつも冷静な彼女だったら、大切な人との関係が崩れてしまった時にどうするのだろうか。
「…不知火は誰かとそこまで劣悪な関係になったことがないのでわかりません。」
「ですが、本当に大事な人だとお互いに思っているのなら修復できないほどに人間関係が壊れてしまうということはないのではないでしょうか。」
「そうかしら…」
本当にそうだろうか。こんなにこじれている状況でどこかが崩れてしまったら修復などできないのではないか。
「ええ、そう思います。あなたと利根さんの絆はきっと何があっても壊れませんよ。」
「えっ、利根姉さん? ど、どうして…」
「あら、違いましたか。急に真剣な様子になったので何かあったのかと思ったのですが…」
正確にはまだ何かあったわけではないが彼女の敏さには本当に驚嘆した。
「ええ、そう思います。あなたと利根さんの絆はきっと何があっても壊れませんよ。」
「えっ、利根姉さん? ど、どうして…」
「あら、違いましたか。急に真剣な様子になったので何かあったのかと思ったのですが…」
正確にはまだ何かあったわけではないが彼女の敏さには本当に驚嘆した。
「ところで筑摩さん。今日の出撃は午後すぐですが食事は取らなくてもよろしいのですか?」
「え? …ああっ、そうでした! 早くご飯を食べないと。」
補給をしないまま出撃なんかできない。急いで脱衣所へと向かう、が、
「不知火ちゃんはもう食事はとったの?」
「ええ。不知火は早めに済ませておきました。」
「え? …ああっ、そうでした! 早くご飯を食べないと。」
補給をしないまま出撃なんかできない。急いで脱衣所へと向かう、が、
「不知火ちゃんはもう食事はとったの?」
「ええ。不知火は早めに済ませておきました。」
そうだったのか。
脱衣所で服を着替えて、食堂へ向かった。
朝食をとるにも昼食をとるにも半端な時間だったので食堂に人はほとんどいない。
間宮さんの「あら、今日はブランチですか?」という問いに
「はい、お風呂に入っていたら長くなってしまって。」と答え食事を取っていると、となりに姉さんがきた。
脱衣所で服を着替えて、食堂へ向かった。
朝食をとるにも昼食をとるにも半端な時間だったので食堂に人はほとんどいない。
間宮さんの「あら、今日はブランチですか?」という問いに
「はい、お風呂に入っていたら長くなってしまって。」と答え食事を取っていると、となりに姉さんがきた。
変わりに戦果報告に行った不知火が筑摩よりもっとすごい光景を見て
それを悪夢と思い込んでたらとか、ないか
それを悪夢と思い込んでたらとか、ないか
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