私的良スレ書庫
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元スレ筑摩「と、利根姉さんが提督とキスをくぁwせdrftgyふじこlp;」
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それは私が出撃から帰ってきたときのことだった。
旗艦だった私は提督に戦果報告をするため執務室へ向かっていた。
(ふふっ、今日は被害がほとんどありませんでした。提督、褒めてくださるかしら)
執務室に入ろうとしたとき、中から利根姉さんと提督の声が聞こえてきた。
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1426365769
旗艦だった私は提督に戦果報告をするため執務室へ向かっていた。
(ふふっ、今日は被害がほとんどありませんでした。提督、褒めてくださるかしら)
執務室に入ろうとしたとき、中から利根姉さんと提督の声が聞こえてきた。
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1426365769
「む、なんじゃ提督、今は執務中であろう?」
(ああ、今日は姉さんが秘書官だったのね。提督にご迷惑をかけていないかしら。姉さん、少し子供っぽいところがあるから。)
クスリと笑い、扉をノックしようとすると
(ああ、今日は姉さんが秘書官だったのね。提督にご迷惑をかけていないかしら。姉さん、少し子供っぽいところがあるから。)
クスリと笑い、扉をノックしようとすると
「じゃから今は執務中だと言っ…ぅあ…ちゅっ…………」
「……き、急にそのようなことをする…ん……」
扉越しに聞こえる姉さんの声がおかしい。
いつもの快活な声ではなく甘味を帯びた色っぽい声。
嫌な予感がし、つい戸を少し開けて覗いてしまった。
「……き、急にそのようなことをする…ん……」
扉越しに聞こえる姉さんの声がおかしい。
いつもの快活な声ではなく甘味を帯びた色っぽい声。
嫌な予感がし、つい戸を少し開けて覗いてしまった。
「はあ、しょうがないやつじゃのう。…ちゅぱ…ん……」
見えたのは提督と姉さんが舌を絡ませながら口づけをしている姿だった。
「………」
なにも言葉が出てこなかった。
私は音を立てないように扉を閉め、宿舎へと向かった。
誰とも会いたくなかった。
見えたのは提督と姉さんが舌を絡ませながら口づけをしている姿だった。
「………」
なにも言葉が出てこなかった。
私は音を立てないように扉を閉め、宿舎へと向かった。
誰とも会いたくなかった。
相部屋なのは姉さんだけなので明日までは一人でいられるだろう。
と、部屋に向かっているときに戦果報告をしていないことを思い出す。
(あ、戦果報告をしていませんでした。)
だが、2人のあんな姿を見てしまったあとでまともに話せるとは思えなかった。
(艦隊の誰かにお願いしますか、と)
と、部屋に向かっているときに戦果報告をしていないことを思い出す。
(あ、戦果報告をしていませんでした。)
だが、2人のあんな姿を見てしまったあとでまともに話せるとは思えなかった。
(艦隊の誰かにお願いしますか、と)
「不知火ちゃん」
「筑摩さん。はい、なんでしょうか?」
「ごめんなさい、ちょっと体調が悪いから戦果報告を代わりにしていただけないかしら?」
「わかりました。しかし先ほどの戦闘ではそれほど損傷を受けているようには見えませんでしたが。」
「筑摩さん。はい、なんでしょうか?」
「ごめんなさい、ちょっと体調が悪いから戦果報告を代わりにしていただけないかしら?」
「わかりました。しかし先ほどの戦闘ではそれほど損傷を受けているようには見えませんでしたが。」
まさか『提督と姉さんがキスしていてショックを受けた』などとは言えない
「え、ええ。そうじゃなくて少し熱っぽいんです。」
「あら、そうでしたか。悪化しては大変です。すぐにお休みになることをお勧めします。」
「すみません。」
「いえ、それではお大事に。」
「え、ええ。そうじゃなくて少し熱っぽいんです。」
「あら、そうでしたか。悪化しては大変です。すぐにお休みになることをお勧めします。」
「すみません。」
「いえ、それではお大事に。」
>>13
どっちでも話として美味しいから問題ない
どっちでも話として美味しいから問題ない
騙してしまったことに罪悪感を覚えたが今は何より一人になりたかった。
不知火ちゃんに頭を下げて部屋に戻り、服を着替えるのもそこそこに私は布団に横になった。
「はぁ。 ………うっ、ぐすっ。」
急に涙が出てくる。
私は提督のことが好きだった。
不知火ちゃんに頭を下げて部屋に戻り、服を着替えるのもそこそこに私は布団に横になった。
「はぁ。 ………うっ、ぐすっ。」
急に涙が出てくる。
私は提督のことが好きだった。
以前私が着任したての頃、艦隊旗艦になったことがある。
練度も低く着任したばかりで緊張していた私は作戦のミスで艦隊の艦娘を轟沈させてしまいそうになった。
本来ならありえないミスだったので帰投したあと、ひどく提督に叱られた。
けれど、彼は叱り終えたあと私に優しくこう言った。
練度も低く着任したばかりで緊張していた私は作戦のミスで艦隊の艦娘を轟沈させてしまいそうになった。
本来ならありえないミスだったので帰投したあと、ひどく提督に叱られた。
けれど、彼は叱り終えたあと私に優しくこう言った。
『着任したてでみんなに追いつこうと焦るのはわかる。だが一人でなんでも背負い込むな。』
『心配しなくても大丈夫だ。君の努力はいつも見ている。焦らなくてもすぐにみんなを超える練度になれるさ。』
『だから…肩の力を抜きなさい。なにか溜まっていることがあるなら話を聞くから。』
その言葉で緊張が緩んだのだろうか。
私は涙が溢れて止まらなくなってしまった。
提督は私をソファーに促し、『飲み物を持ってこよう。』と言った。
『心配しなくても大丈夫だ。君の努力はいつも見ている。焦らなくてもすぐにみんなを超える練度になれるさ。』
『だから…肩の力を抜きなさい。なにか溜まっていることがあるなら話を聞くから。』
その言葉で緊張が緩んだのだろうか。
私は涙が溢れて止まらなくなってしまった。
提督は私をソファーに促し、『飲み物を持ってこよう。』と言った。
数分後、戻ってきた彼は私に暖かいココアを手渡したあと向かいの一人がけソファーに座り、持っているコーヒーをテーブルに置いた。
私の飲み物がココアなのは以前提督に苦いものが飲めないと言ったのを覚えてくれていたからだろう。
ココアを飲み、少し落ち着いた私は提督にみんなに追いつけるのかという不安や、心配などを話し始めた。
一度話しだすと堰を切ったように止まらなくなってしまう。
けれど、彼は嫌な顔をするどころか真剣に私の話を聞いてくれた。
そして、私は気づいたら見覚えのないベッドの上に寝ていた。
私の飲み物がココアなのは以前提督に苦いものが飲めないと言ったのを覚えてくれていたからだろう。
ココアを飲み、少し落ち着いた私は提督にみんなに追いつけるのかという不安や、心配などを話し始めた。
一度話しだすと堰を切ったように止まらなくなってしまう。
けれど、彼は嫌な顔をするどころか真剣に私の話を聞いてくれた。
そして、私は気づいたら見覚えのないベッドの上に寝ていた。
(そうか、話し疲れて寝てしまって……ここは?)
服や靴ははかされっぱなしだったのでそのまま部屋を出ると、そこは執務室で、提督がソファーで寝ていた。
時計を見ると深夜2時を過ぎていたので置き手紙だけして部屋を出ようと思ったのだが、
提督は眠りが浅いのか起き上がって『すまない。誰かに部屋へ運んでもらうわけにも行かなかったので私の部屋で寝てもらったんだ。』と言った。
『いえ、とんでもありません。話を聞いて頂いた上にベッドまで貸して下さり本当にありがとうございます。』
と答え、『起こしてしまって申し訳ありません。』と最後に付け加えた。すると去り際に提督が
『なにかあったらいつでも話しにきなさい。』
と言ってくれた。
それから私は彼を見つけるとなんとなく目で追ってしまうようになった。
そうやって提督を目で追う日々を続けるうちに私は彼への想いが募っていくことに気づいた。
(ああ、私は提督のことが…。)
提督のことが好きになっていた。
そんな折、ケッコンカッコカリ制度があることを知る。
そうやって提督を目で追う日々を続けるうちに私は彼への想いが募っていくことに気づいた。
(ああ、私は提督のことが…。)
提督のことが好きになっていた。
そんな折、ケッコンカッコカリ制度があることを知る。
なんでも練度が99を超えた艦娘を更に強化できるものらしいが、私にとっては彼からもらった指輪を指にはめるということが大事だった。
私は彼とケッコンできるように努力した。
その結果私は利根姉さんと並んで鎮守府で一番練度が高くなった。
………重巡(今は航巡だが)である姉さんが一番練度が高かったという時点で違和感を感じるべきだったのかもしれない。
たまに提督と姉さんが話している姿を見ることがあったが、彼の姉さんに対する態度は他の艦娘へのものとは違っていた。
私は彼とケッコンできるように努力した。
その結果私は利根姉さんと並んで鎮守府で一番練度が高くなった。
………重巡(今は航巡だが)である姉さんが一番練度が高かったという時点で違和感を感じるべきだったのかもしれない。
たまに提督と姉さんが話している姿を見ることがあったが、彼の姉さんに対する態度は他の艦娘へのものとは違っていた。
しかし、その様子が小さい子供をからかうそれにしか見えなかったので提督にはこんな一面もあるのだと牧歌的に考えていた。
だから私は姉さんと提督がまさかあんな関係になっているなんて夢にも思わなかったので、彼とケッコンできるものだと思っていた。
(子供だと思っていた姉さんがまさかあんなことをしているなんて。)
そのこともショックだった。
(執務中でもあんなことをするのだからきっと夜になったら…)
そう思うと寝ようと思っても眠れたものではなかった。
だから私は姉さんと提督がまさかあんな関係になっているなんて夢にも思わなかったので、彼とケッコンできるものだと思っていた。
(子供だと思っていた姉さんがまさかあんなことをしているなんて。)
そのこともショックだった。
(執務中でもあんなことをするのだからきっと夜になったら…)
そう思うと寝ようと思っても眠れたものではなかった。
夜が更け、午前2時を回った頃だろうか。
扉が開く音が聞こえた。
(ああ、姉さんが戻ってきたのね。)
明日からどんな顔をして話せばいいのかと思うと憂鬱だった。
服を着替える衣擦れの音と歯を磨く音が聞こえた後、姉さんは二段ベッドの上段へと上がっていった。
はしごを登る姉さんからは、姉さんの香りがした。
扉が開く音が聞こえた。
(ああ、姉さんが戻ってきたのね。)
明日からどんな顔をして話せばいいのかと思うと憂鬱だった。
服を着替える衣擦れの音と歯を磨く音が聞こえた後、姉さんは二段ベッドの上段へと上がっていった。
はしごを登る姉さんからは、姉さんの香りがした。
~数時間後~
鎮守府に総員起床の放送がかかる。
…結局眠れなかった。
今日の出撃でみんなに迷惑をかけないように気をつけなければ。
重い体を起こし服を着替えていると、後ろから姉さんの声が聞こえた。
「筑摩よ、お主起き上がっても大丈夫なのか?」
正直、今は姉さんととても話せるような気分ではなかったが、無視などできなかった。
鎮守府に総員起床の放送がかかる。
…結局眠れなかった。
今日の出撃でみんなに迷惑をかけないように気をつけなければ。
重い体を起こし服を着替えていると、後ろから姉さんの声が聞こえた。
「筑摩よ、お主起き上がっても大丈夫なのか?」
正直、今は姉さんととても話せるような気分ではなかったが、無視などできなかった。
振り向いて
「あ、おはようございます。姉さん。はい、もう具合も良くなって…」
「ち、筑摩!?どうしたんじゃその顔は!」
姉さんが大声をあげた。
「顔?」
と言いながら昨日ずっと泣いていたためだと思い当たった。
「あ、おはようございます。姉さん。はい、もう具合も良くなって…」
「ち、筑摩!?どうしたんじゃその顔は!」
姉さんが大声をあげた。
「顔?」
と言いながら昨日ずっと泣いていたためだと思い当たった。
「う、うむ。まるで泣きはらしたかのような。」
図星を突かれ、冷や汗をかいたが、肝心のところは気づかれていなかった。
「そんなに体調が悪かったのか?」
「え、ええ。でももう本当に大丈夫ですから。」
「じゃがその顔では人前に出れんじゃろう。」
そんなにひどい顔なのだろうか。
図星を突かれ、冷や汗をかいたが、肝心のところは気づかれていなかった。
「そんなに体調が悪かったのか?」
「え、ええ。でももう本当に大丈夫ですから。」
「じゃがその顔では人前に出れんじゃろう。」
そんなにひどい顔なのだろうか。
手鏡で確認してみる。
(ああ、これはひどいわ。)
本当にひどかった。目元が真っ赤に腫れて充血している。
(たしかにこれでは人前に出られません。)
「む! そうじゃ。少し待っておれ。」
「? はい。」
(ああ、これはひどいわ。)
本当にひどかった。目元が真っ赤に腫れて充血している。
(たしかにこれでは人前に出られません。)
「む! そうじゃ。少し待っておれ。」
「? はい。」
しばらくすると姉さんがおしぼりを2つ持って戻ってきた。
「これを数分おきで交互に目に当てるんじゃ。」
そういって私におしぼりを手渡す。
触ってみると片方は熱くてもう片方は冷たいおしぼりだった。
「これを目に当てるんですか?」
「うむ。そうすると腫れが良くなるんじゃ。泣いた時はそうするといい。」
「それから、泣いているときは絶対に目をいじるでないぞ。次の日、ひどいことになるからの。」
…どうして姉さんはそんなことを知っているのだろう。
「これを数分おきで交互に目に当てるんじゃ。」
そういって私におしぼりを手渡す。
触ってみると片方は熱くてもう片方は冷たいおしぼりだった。
「これを目に当てるんですか?」
「うむ。そうすると腫れが良くなるんじゃ。泣いた時はそうするといい。」
「それから、泣いているときは絶対に目をいじるでないぞ。次の日、ひどいことになるからの。」
…どうして姉さんはそんなことを知っているのだろう。
「ありがとうございます。」
そう言って冷たいおしぼりを目に当てた。
泣きはらした目に冷えた感触が心地よかった。
「…気持ちいい。」
つい言葉がこぼれた。
そう言って冷たいおしぼりを目に当てた。
泣きはらした目に冷えた感触が心地よかった。
「…気持ちいい。」
つい言葉がこぼれた。
「うむ、そうじゃろう?しばらくそうしているといい。皆には吾輩から言っておく」
「それに、その様子じゃと風呂にも入っていないようじゃな。ついでに入ってしまえ。」
「折角のべっぴんが台無しじゃぞ。くくっ」
朗らかに笑い、姉さんは「それじゃあ先に行ってるからの」と言って部屋を出て行った。
普段と変わらず優しい姉さんだった。
「それに、その様子じゃと風呂にも入っていないようじゃな。ついでに入ってしまえ。」
「折角のべっぴんが台無しじゃぞ。くくっ」
朗らかに笑い、姉さんは「それじゃあ先に行ってるからの」と言って部屋を出て行った。
普段と変わらず優しい姉さんだった。
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