元スレ提督「久しぶりに鎮守府に行ったら大変なことになってた」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
251 :
舞風になってる
252 :
年度末忙し過ぎワロタ…
もうちょい待って…
253 :
生きてたんかい!私待つわ
254 :
いつまでも待つわ
256 :
もう来ないと思ってた
258 :
何があっても待つわ
259 :
イッチはどこに行ってしまったのだ...
まだ空母達を待たせるというのか...
260 :
俺「…」プイ
261 :
短いけど投下する
262 = 1 :
前回までのあらすじ
いざ空母寮へ
戦力メモ
軽巡:球磨
軽空母:龍驤
戦艦:武蔵
-空母専用寮への道 入口-
提督「…なんだ、これは」
球磨「入口が蔦で覆われていて入れないクマ…」
龍驤「ちょっと見ない間にえらいことになってんなぁ…」
武蔵「うむ。しかしこんな所で立ち止まるわけにもいくまい、私に任せておけ」
提督「どうするんだ?」
武蔵「こうするんだ…さぁ行くぞ!」
提督「ちょっ…全員伏せろ!」
武蔵「撃ち方、始め!」
ドォォン!
パラパラ…
武蔵「よし、これでいい」
球磨「…46cm砲は凄いクマ…」
龍驤「死ぬかと思ったわ…」
武蔵「何を言っている、まだ入口だ、ここからが本番だぞ」
提督「…あぁ、よし、すすm」
武蔵「…!敵機接近、対空用意!」
球磨「来たかクマ!」
龍驤「ウチの出番やな!攻撃隊、発進!」
提督「あれは52型と彗星…瑞鶴か!」
武蔵「遠慮はしない、撃てぇ!」
球磨「やってやるクマー!!」
263 = 1 :
/制空権確保!/
龍驤「っしゃ!制空権取ったで!」
提督「よくやった龍驤!」
球磨「うぐぐ、クマの攻撃じゃ届かないクマ!」
武蔵「次が発艦される前に走るぞ!続け!」
球磨「クマ!」
龍驤「っしゃ走るでー!」
提督「くそっ…!」
264 = 1 :
-空母専用寮への道 中腹-
「ここから先は行かせないな」
「ま、そういうこと」
提督「…っ!」
武蔵「…お前達か」
龍驤「…なんであんた等が空母寮におるんや?」
「私達も腹が立っているってことだ」
「長い間放置されて辛いのは皆でしょ?」
提督「…それは、理由が」
「理由がどうであれ放置したのは変わりない」
「それも立派な理由よ」
武蔵「…提督にも」
「またいい訳?」
「いい訳なんて聞きたくないわ、先に進むなら私達を倒していきなさい」
日向「この日向改と」
伊勢「伊勢改を倒せるならね?」
武蔵「…こいつはまずいな」
提督「日向には41cm連装砲が4つ、伊勢には41cm連装砲と試作晴嵐が積んである…錬度も高い」
龍驤「えらく強化してるんやな…」
提督「…ウチの主力艦だからな」
武蔵「…どうする?」
提督「武力衝突は避けたい、が…」
武蔵「どうあがいても避けられそうに無いな」
提督「…すまん伊勢、日向!俺たちが勝ったら理由を聞いてくれ!」
伊勢「いいわよ?勝てるなら、ね!」
ドォン!
武蔵「くそっ…!応戦するぞ、球磨、続け!」
球磨「クマ!」
龍驤「ウチも援護するでー!」
265 = 1 :
瑞鶴「させないわ!」
266 = 1 :
龍驤「あー!ウチの子等が!」
武蔵「くそっ!瑞鶴か!」
瑞鶴「第ニ次攻撃隊!稼働機、全機発艦!」
武蔵「マズイ…!避けろ球磨ー!」
球磨「クマーー!!」
提督「球磨!くそっ!瑞鶴、話を聞いてくれ」
瑞鶴「うるさいわよこのクソ提督!伊勢、日向、お願い!」
日向「任された!」
伊勢「撃てー!」
提督「くそっ、このままでは…!」
武蔵「ジリ貧だな…!」
球磨「うぐぐ、これはどうにも…」
龍驤「キッツいわ…!」
伊勢「もう終わり?」
瑞鶴「ふふ、もっと追い詰めてあげるわ!」
日向「ふっ、『大和型』もたいしたことないな」
267 = 1 :
武蔵「…なんだと?」
提督「あんのバカ…!」
龍驤「ヤバイ…なぁ…」
球磨「なにが始まるクマ…?」
武蔵「お前達、ここは私に任せて先に行け」
提督「武蔵、落ち着け…!」
武蔵「落ち着いているさ、提督は加賀のところへ行くんだ」
提督「しかしだな!」
武蔵「いいから行けと言っている。なに、直ぐに追いつくさ…」
提督「…球磨、龍驤、行くぞ」
龍驤「了解や!」
球磨「大丈夫クマ!?」
提督「手がつけられなくなる前に離れるぞ!俺たちは空母寮へ行くんだ!」
龍驤「行くで!」
伊勢「行かせると思って!」
日向「全砲門!」
瑞鶴「アウトレンジで…!」ゾクッ
瑞鶴「な、なに…?」
伊勢「…本気で行こう、日向」
日向「…あぁ、私達ならやれる」
武蔵「ふふふ…大和型を馬鹿にしたお前達に、大和型の恐ろしさを見せてやろう…!」
268 = 1 :
-空母専用寮 入口-
提督「はぁ…はぁ…」
球磨「つ、着いたクマ…」
龍驤「えらいわ…ほんまに…」
球磨「武蔵、大丈夫クマ?」
提督「わからん…が、武蔵なら大丈夫だろうと思う…」
龍驤「武蔵やしな…」
「ようこそ、提督」
「お待ちしておりましたよ」
提督「…ああ、帰ってきたよ」
蒼龍「何かおっしゃられることはありますか?」
提督「…話を聞いてくれるか?」
飛龍「ええ、構いませんよ」
提督「助かるよ、実は…」
提督「と、言う訳でな」
蒼龍「そうですか、そんな理由が」
提督「そうなんだ、でだ…」
飛龍「もう理由はございませんね?」
提督「飛龍、何を言って…」
飛龍「…」ガチャ
龍驤「あれは12cm30連装噴進砲…あんな至近距離で…!?アカン、提督!」
提督「えっ?」
飛龍「さようなら、提督」
球磨「提督ー!!」
269 = 1 :
「全砲門!Fire!」
270 = 1 :
飛龍「きゃぁああああ!」
蒼龍「飛龍!?」
金剛「間に合いましたネー!」
提督「金剛!」
金剛「提督!空母寮に行くには戦力が少なすぎデース!」
蒼龍「よくも飛龍を…!」
金剛「こっちの台詞デース!私達の大事な提督に向かって何を撃とうとしていたんデース!?」
蒼龍「それは!」
金剛「理由も聞いた後で問答無用なんて騎士道精神に反するネー!」
蒼龍「それは…」
金剛「私達には提督が必要デス、そして提督は一人しかいないのデス」
蒼龍「…」
金剛「分かってくれますネ?」
蒼龍「…はい」
金剛「じゃあ入渠に飛龍を連れて行ってあげるデース、後で飛龍にもきちんと説明するのデスよ?」
蒼龍「…わかりました」
提督「蒼龍…」
蒼龍「…理由は分かりましたけど納得はしていませんから」
提督「…」
蒼龍「では」
提督「蒼龍…すまない」
271 = 1 :
金剛「全く、戦力不足にも程があるデース」
提督「…今痛感してるよ」
球磨「でも、来てくれて助かったクマ」
龍驤「ほんまにな、助かったわ」
金剛「この先進むには装備が不十分デース」
球磨「そんなにクマ?」
金剛「加賀がネー…私達には深海棲艦より凶悪な存在に見えるネー」
提督「加賀…」
金剛「提督が離れている期間が長かったからネー…」
龍驤「…いったん戻る?」
提督「…いや、ここまで来たんだ、加賀と赤城の元へ行く」
金剛「そう言うと思ったネー、球磨、これは摩耶から預かった物ネ」
球磨「これは…25mm三連装機銃クマ?」
金剛「龍驤にはコレを」
龍驤「烈風と流星改!?」
金剛「私も対空装備にしてきたネ!」
提督「…ありがとう金剛」
金剛「ありがとうは加賀と仲直りしてからネ!」
提督「…ああ、よし、突入するぞ!」
272 = 1 :
ここまで、遅れてすまない
戦闘シーン書くの難しい
また書けたら投下する
274 :
乙乙
理由聞いても納得出来ないとか、無茶苦茶気になっちゃうね
275 :
おつ
277 :
>>1のリアルで就活とかそこらへんじゃないん?
まあ乙
278 :
乙
今は論者積みすると命中が……
279 :
そこはブランクが感じられて良かった
280 :
つまり当てる気はなかったと
281 :
クマーかわいい
282 :
ゆっくり無理しない範囲で投稿してくれたら嬉しいよ
おつおつ
283 :
しかも41cm砲だからな…当たるもんも当たらん
284 :
伊勢型と扶桑型のフィットは良く分からん
286 :
あと、そのための拳
287 :
>>284
フィットが35.6cmだから、46cm論者だとほとんど当たらん。
41cm論者だと索敵成功してりゃそんなに変わらん。
288 :
たのしみにしてる
290 :
まってた
291 = 1 :
-空母専用寮 入口-
ギィィィィィ…
提督「…これは」
龍驤「…暗いなぁ、まるで前が見えんわ」
球磨「探照灯でもなきゃ全然見えないクマー…」
金剛「鳥海はまだ改ですからネー、この鎮守府には探照灯は無いデース」
提督「そんな装備、俺は知らんのだが…」
金剛「提督が離れている時に回ってきた情報だからネー、知らないのも無理は無いデース」
龍驤「…アカン、この暗さじゃウチの艦載機も役に立たんわ」
金剛「対空装備にしてきたのは間違いだったかもネー…」
提督「とりあえずあかりを探そう、このままじゃ何も見えん…」
龍驤「せやな、とりあえず壁際に」
ポウ
提督「…ん?あの明かりはなんだ?」
球磨「ランタンみたいな明かりクマ」
龍驤「ランタン?そんなんこの鎮守府にあったか?」
金剛「むむむ…暗くて明かりしか見えないデース…」
コツ…コツ…
提督「…明かりが近づいてくる…?」
龍驤「何もんや…?」
292 = 1 :
赤城「お待ちしておりました」
提督「…赤城」
赤城「ええ、正規空母、赤城です。お待ちしておりましたよ、提督」
提督「…話を」
赤城「いえ、結構です。全て皆さんから聞いております」
提督「…」
赤城「この先には加賀さんがいらっしゃいます。お覚悟はよろしいですか?」
提督「…あぁ」
赤城「そうですか、では私を越えて行ってください。出来るものなら、ですが…」
カッ!
提督「くっ…!いきなり明かりが…眩しい…!」
龍驤「なんやこの天井の高さは!」
金剛「マズイ、そこらかしこに彗星が飛んでるネー!」
293 = 1 :
赤城「これでもまだ、進もうと思われますか?」
提督「…ああ、進む」
赤城「決心は変わらないんですね?」
提督「覚悟は出来ている」
赤城「…そうですか。では提督のみ先にお進みください」
金剛「…何を考えているネー?」
赤城「さぁ、なんでしょうね?何も考えていないのかもしれません」
赤城「さぁ、提督、先へ」
提督「…分かった」
金剛「提督!危険ネ!」
提督「分かってる」
球磨「せめて球磨も一緒に行くクマ!」
赤城「なりません」
球磨「クマー!」
提督「…すまん、皆」
龍驤「アカンいうてるのに…!こうなったら実力行使や!」
赤城「…受けて立ちましょう」
金剛「覚悟するデース!」
球磨「球磨も頑張るクマー!」
294 = 1 :
-空母専用寮 大広間-
提督「ここは…大広間か」
加賀「…」
提督「…加賀」
加賀「…」
提督「…訳を聞いては貰えないだろうか」
加賀「…話?どなたかも分からない方の話を聞いても仕方ありません。帰ってください」
提督「…断る」
加賀「…」
提督「…長く離れてすまなかった」
加賀「そうですか」
提督「…俺は」
加賀「…それ以上喋らないでください」
提督「謝らせてくれ、頼む」
加賀「…これ以上私を怒らせないでください」
提督「…すまん」
加賀「喋らないでと言っているでしょう!」
提督「…っ」
加賀「…私が、私がどれだけ…っ」
提督「…」
加賀「9ヶ月、9ヶ月です…音沙汰も無く…私が…っ!」
提督「それは…」
加賀「毎日探しに行きました…でも見つからなくて…心配して…!」
提督「…訳があったんだ」
加賀「帰ってきたと思えばいつもどおり…ほんとに…心配してた私が…バカみたいで…っ」
加賀「…バカ…みたいで…っ」グスッ
提督「…加賀」ソッ
加賀「…っ…触らないでください」
提督「…すまん」
加賀「今更…提督面しないでください」
提督「…すまなかった、訳を、訳を聞いてくれ」
加賀「…聞きたくありません」
提督「聞いてくれ」
295 = 1 :
----
---
--
加賀「…そう、ですか」
提督「…あぁ」
加賀「…理由は分かりました…」
提督「分かってくれたか、よか」
ガァン!
加賀「…赤城さん」
提督「…!」
赤城「加賀さん、離れてください」
加賀「赤城さん、これは」
赤城「加賀さんなら理由を聞けば許すと思っていました。ですが…!」ギリギリ
提督「赤城!」
赤城「加賀さんを悲しませた罪、あがなって頂きます!」
加賀「待ってください」
赤城「止めないでください!これは加賀さんの為なんです!」
提督「くっ…!」
赤城「覚悟!」ビュン!
提督「…!」
296 = 1 :
摩耶「ッラァ!」
ガシャァン!
赤城「摩耶さん!どうして!」
摩耶「るせぇ!理由聞いたんなら攻撃する必要ねぇだろうが!」
提督「摩耶、どうして」
摩耶「心配で来てみたら戦った後があってよ、中に入ると金剛達が倒れてるし、やべぇと思ってな」
武蔵「そういうことだ、赤城」
赤城「武蔵さん…!」
武蔵「もういいだろう」
赤城「…くっ!」
提督「赤城、加賀…すまなかった…」
加賀「…」
赤城「…」
摩耶「倒れてるやつらを入渠に運ぶぞ、手伝ってくれ」
武蔵「赤城」
赤城「…ええ、わかりました」
297 = 1 :
-提督室-
加賀「赤城さんは入渠で金剛さん達の面倒を見ています」
提督「そうか…」
摩耶「んで、これからどうすんだ?赤城のやつ加賀より怒ってるじゃねぇか」
提督「…」
加賀「…」
摩耶「あーもう、何なんだよこの空気は!」
加賀「…理屈と感情は違うんです」
摩耶「はいはい、まぁめんどくさいこったな」
加賀「…何が言いたいのです?」
摩耶「いんや、別に?」
加賀「…そうですか、まぁ重巡の方には分からないでしょうね」
摩耶「喧嘩売ってんのかてめぇ」
加賀「やりますか?」
摩耶「上等だ、表に出やがれ」
提督「落ち着け、頼むから」
摩耶「チッ…あたしは球磨の様子見てくるわ」バタン
加賀「…」
提督「…9ヶ月離れていた穴はなかなか埋まらないかもしれない。けど、これからお前達の為に頑張っていくつもりだ」
加賀「…また、離れるのでしょう?」
提督「もう離れないさ、ずっと一緒だ」
加賀「…仕方ありませんね」
提督「よし、皆を集めてもう一度やり直すか」
加賀「お供します」
提督「…たのむよ、加賀」
加賀「ええ、仕方ありません」
298 = 1 :
-提督室 窓の外-
北上「めでたしめでたしってとこかなー」
北上「さて、これかラ大変だよー提督」
北上「いロいろトねー」
北上「ふふ」
299 = 1 :
-終了-
という事でいろいろあるだろうけど完結
シリアス難しいな、ここまで読んでくれてサンクス
依頼出してきます
300 :
結局離れた理由は何やったんやろか……
みんなの評価 : ★
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