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元スレ京太郎「俺が三年生?」久「私が幼馴染じゃ不満?」
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ああ原作だとインターハイの三カ月後に28歳になるから仕方ないね
ルー語使いでイタコで元傭兵な麻雀プロさんの高校時代か
二年前で女子高生なら経歴どうなってんだ
それはそうと、眠り姫てことは(間接)キスがキーですねわかりますん
二年前で女子高生なら経歴どうなってんだ
それはそうと、眠り姫てことは(間接)キスがキーですねわかりますん
そんなにすこやんをいじめないで!
といい人アピールをしつつ
若干展開予想をされた気もしますが
もう少ししたらやります
といい人アピールをしつつ
若干展開予想をされた気もしますが
もう少ししたらやります
半分冗談だけど、あの時期のすこやんにこの京太郎がいたら、結構救われてたんじゃないかなって思ったりもする。
まぁその辺はすこやんスレが立つことでも祈るとして
まぁその辺はすこやんスレが立つことでも祈るとして
ここの京太郎は照との別れありきなので、前提が違えば結果も変わるかと
そんじゃ、始めます
そんじゃ、始めます
・一年、夏休み、眠り姫
京太郎「正直、予想以上だ」
久「なにがよ」
京太郎「建物も何もかも、立派だなって」
久「それはそうだけど……なんか空気が違ってるっていうかね」
京太郎「たしかに雰囲気は十二分に出てるけど」
久「なーんか別世界って感じ」
小蒔「外とは結界で切り離されてますからね」
京太郎「おい、なんかさらっとすごいことを言われたような気がするぞ」
久「いわゆるオカルトってやつ?」
京太郎「オカルトって言ったら、久ちゃんの上がり方も十分オカルトだけどな」
久「そんなこと言われてもね……上がっちゃうんだから仕方ないじゃない」
小蒔「さあ、着きましたよ」
霞「それじゃあ、私はおもてなしの準備をしてくるわ」
小蒔「私はお客様をご案内しますね!」
霞「……初美ちゃん、呼んでこようかしら?」
小蒔「どう言う意味ですか!?」
霞「ふふ、冗談よ」
小蒔「もう!」
京太郎(今まで気にしなかったけど……)
小蒔「霞ちゃんったら!」タプン
霞「じゃあ、お客様をお願いしますね」ドタプン
京太郎(二人共、胸でかい)
京太郎(……俺はもしかしたら、とんでもないところに来てしまったのかもしれない)
久「なんか頷いてるところ悪いけど、考えてること見え見えよ」
京太郎「……なんのことやら」
久「大きいわよね、あれ」
京太郎「マジでバレてるっ」
久「はぁ……やっぱり」
京太郎「ちょっ、カマ掛けかよ」
小蒔「お二人共、こっちですよ」
京太郎「はいはーい、今行きまーす」デレッ
久「この件は保留ね」
京太郎「……へい」
「あの、姫様? この方たちは……」
小蒔「あ、巴ちゃん。いいところに」
「私になにか?」
小蒔「お客様です!」
京太郎「ども、須賀京太郎です」
久「竹井久、お邪魔してます」
「狩宿巴です。よろしくお願いします」
小蒔「じゃあ、私にはお客様を案内するお役目があるので」
巴「そういえば、霞さんは一緒ではないんですか?」
小蒔「霞ちゃんはおもてなしの準備中ですよ?」
巴「わかりました」
巴(霞さんが通したなら大丈夫かな?)
巴「須賀様、竹井様、どうぞゆっくりしていってくださいね」
京太郎「もちろん!」
久「あんたはちょっと遠慮を覚えてもいいんじゃない?」
小蒔「さ、客間はこっちですよ」
京太郎「通されたはいいけど、なんか落ち着かないな」
久「ずいぶん早いじゃない。もう遠慮って言葉を覚えたわけ?」
京太郎「あのな、俺だって気後れすることぐらいあるからな」
久「あんなに元気よく返事してたのに?」
京太郎「だって巫女さんなんだぞ!?」
久「うるさい黙れ」
京太郎「ひどっ、さっきから風当たり強くね?」
久「どっかのだれかのニヤケ顔のせいじゃない?」
「あれー? 知らない人がいるですよー」
京太郎「なんだ、小学生――」
久「ていっ」
京太郎「ぎゃあああ! 目がっ、目が!」
「なにやら騒がしい人たちですねー」
久「ちょっと、服はちゃんと着る!」
「わ、わっ……なにをするですか!」
久「いいから!」
小蒔「初美ちゃん? どうしたんですか、その格好」
「姫様ー、この人たち酷いのですよー」
小蒔「あ、紹介が遅れました。お客様の須賀様と竹井様です」
「お客様? 珍しいですねー」
「薄墨初美です。よろしくですよー」
初美「お客様なら多少の粗相にも目をつぶりますよー」
久「さっきのあなたの格好以上の粗相は中々ないんじゃない?」
初美「と、ともかく、歓迎するのですよ」ピクピク
京太郎「そういや、こんな小さな子もその……六女仙ってやつなのか?」
初美「私はもう高一なのですよー!」
京太郎「ウソだろ、同い年かよ! てっきり小学生かと……」
久「……私はわかってたけどね」
京太郎「嘘つけっ」
小蒔「もうすっかり仲良しですね!」
巴「それで、私たちが集められた理由って……」
初美「麻雀なのですか?」
霞「ええ、そうよ」
巴「でも、麻雀を打つためだけにここまで来るなんて……なんと言いますか」
初美「バカなのですか?」
巴「初美ちゃん、それは言いすぎ」
霞「ともかく、すごい行動力ね」
初美「でも、私たちの力見たさに来るなんて、少し心配なのですよ」
霞「大丈夫よ。だって小蒔ちゃんが通そうって言い出したんだから」
巴「姫さまが、ですか」
霞「ふふ、きっとなにか不思議な縁でも感じたのね」
初美「でも私を小学生呼ばわりしたことは許せないのですよ!」
巴「それは……まあ」
初美「どういう意味ですか!?」
霞「なんにせよ、私たちも身内以外と麻雀するの久しぶりじゃない?」
初美「ですねー。はるるたちがいないのはちょっと残念なのですよ」
巴「そういえば姫様はどうするんですか?」
霞「そうね、今回は不参加ってことでいいんじゃないかしら。あの人手強そうだし」
京太郎「そして例によって暇人なう」
京太郎「しかし、龍門渕の屋敷もそうだったけど……ここ広すぎだな」
京太郎「しかも、油断したら迷いそうだ」
京太郎「俺ってこんな方向音痴だったっけ?」
小蒔「それ、多分結界のせいですよ」
京太郎「うおっ、いたのか」
小蒔「あなたも散歩ですか?」
京太郎「あ、ああ……」
小蒔「私もです。たまには下界の空気も悪くありませんね」
京太郎(神代さん、だよな?)
京太郎(雰囲気がなんか違う気がする)
京太郎(それに、この感覚……似てる)
京太郎(この子も照ちゃんや衣の同類だってのか?)
春は中2で明星が中1か
春はもう結構ありそうだけど明星はまだなさそう
春はもう結構ありそうだけど明星はまだなさそう
小蒔「……」フラッ
京太郎「おっと、またこのパターンか」
小蒔「あれ……私、今までなにを……?」
京太郎「さっきまで普通に話してたけど」
小蒔「そうですか、私また……」
京太郎「また?」
小蒔「あの、立ってもいいですか?」
京太郎「ああ、悪い」
小蒔「よいしょ……んー、いい天気ですね!」
京太郎「神代さんはみんなと麻雀やらないのか?」
小蒔「霞ちゃんったら酷いんですよ! 私だけ仲間はずれにして!」
京太郎「あ、俺もそんな感じ。弱いからって」
小蒔「本当ですか? 私もあんまり強くはないんですけど」
京太郎「じゃあ似た者同士だな、俺ら」
小蒔「ふふ、そうですね!」
京太郎「ところでさ、ここの人たちってオカルト的な力を持ってるって聞いたんだけど、どんな感じなんだ?」
小蒔「うーん、こーんな感じ、です」ノビー
京太郎「いや、ジェスチャーじゃよくわからないんだけど」
小蒔「じゃあ、こんなっ、感じっ、ですっ」ピョンピョン
京太郎「だからジェスチャーじゃ……」
京太郎(いや、待て)
京太郎(ここでそう言ってやめさせるのは軽率ってやつじゃないのか?)
京太郎(この弾み方……まさかノーブラなのか!?)
京太郎「も、もうちょっと!」
小蒔「は、はい」
京太郎「もうちょっとその動きを続けてくれれば――いでっ」
小蒔「大丈夫ですか?」
京太郎「なんか上から降ってきた……ってなんだこりゃ?」
小蒔「わ、タライですね。風に飛ばされてきたんでしょうか」
京太郎「そんな馬鹿な……あの木にくくりつけてあったんじゃないか?」
小蒔「桜の木にですか? そんなイタズラするのは……初美ちゃんかな?」
京太郎「あのチビッ子か……てか、あの木って桜だったのか」
小蒔「もうすっかり葉桜ですけど……あっ、こんなの知ってます?」
京太郎「木の下に死体が埋まっているとか?」
小蒔「違います! 桜の葉って食べられるってことです!」
京太郎「え、マジ?」
小蒔「マジです」フンス
京太郎「あれがねぇ……本当かな?」
小蒔「じゃあいま取ってきますから、ちょっと待っててくださいねっ」
京太郎「あ、ちょっと――」
小蒔「んしょ、よいしょ……登れました!」
京太郎「あーもう、気ぃつけろよー」
小蒔「心配しなくても――きゃっ」
京太郎「言ったそばから!?」
久「オカルトか……想像以上に不可解だったわね」
霞「あら、途中からきっちり対応してたじゃない」
初美「そのせいで私の必殺技もほとんど不発ですよー……」
巴「はっちゃん、元気だそ?」
霞「でもあなたのあれだって十分オカルトだと思うわ」
久「私のが? そんな自覚ないんだけどね」
霞「大半の人はそうでしょうね」
久「さすがは専門家」
巴「だいぶ日が傾いてきましたね」
初美「もうお腹ペッコペコなのですよ」
巴「日帰りって聞きましたけど、まだ時間は大丈夫ですか?」
久「別に電車の時間が決まってるわけじゃないから」
霞「なら、夕食一緒にどうかしら?」
久「そうね……せっかくだしそうしようかな」
霞「じゃあ小蒔ちゃんと須賀様も呼んでこないとね」
初美「あ、早速発見です。二人一緒みたいですねー」
京太郎「――っと、ギリセーフ……大丈夫か? お転婆姫さんよ」
小蒔「え、あ……これってまさか……」カアァ
京太郎「顔赤いけど……まぁ、木から落ちたぐらいで恥ずかしがるなよ」
小蒔「ま、まだ心の準備が……!」ダッ
京太郎「おーい……って行っちゃったか」
霞「……あれはなにかしら?」
久「……私が聞きたいわ」
霞「いくら小蒔ちゃんが男性慣れしてないからって……」
初美「それ、私たちの誰一人として人のこと言えないのですよ」
巴「でも、あんな少女漫画みたいな展開で……姫様は読んだこともないはずだし」
初美「……あ」
霞「……初美ちゃん、何か知ってるの?」
初美「さ、さあ」ダラダラ
霞「なにか、知っているの?」
初美「……実は姫様と一緒に漫画を読んでました。あんな展開があったようななかったような……」
霞「そう……その件は後でゆっくり話を聞かせてもらおうかしら」
巴「でも、どうしよう……姫様、影響されやすいのに」
久「はぁ……うちの連れが迷惑をかけてるみたいね」
霞「いえ、須賀様はなにも悪くない……ただ、少し協力してもらうことになるわ」
京太郎「んぐんぐ……芝居?」
霞「はい……お力を貸していただければと」
京太郎「つまり、神代さんにキスするふりをして嫌われろと」
霞「嫌われる、とまではいかずとも、小蒔ちゃんが男の人に警戒心を持ってくれれば……」
京太郎「なるほどなぁ……たしかに無防備だ」
霞「こんなことは筋違いだと理解はしています……ですが、お願いします」
京太郎(会ったばかりの男からキスをされそうになる……たしかに警戒せざるをえないよな)
京太郎(んでもって、それってやっぱり確実に嫌われるよな……)
京太郎(でもな……)
霞「……」
京太郎(あんな風に頭下げられたらな……)
京太郎(よっぽど大事なんだな)
京太郎(姫様ってくらいだし、色々あるのか)
京太郎「……よし、やってみようか」
霞「ありがとう、ございます」
京太郎「俺も変な男には引っかかってほしくないしな」
霞「じゃあ早速……!」グイッ
京太郎「ちょっ、せめて饅頭食い終わってからに――」
小蒔「そんなの嘘です!」
初美「男は獣なのですよ。例えば寝てる女性がいたら襲いかかるなんて日常茶飯事ですよ」
小蒔「京太郎様はそんな人じゃありません!」
久「なんというか、神代さんって……」
巴「はい、少し思い込みが激しいところもあって……」
久「ちょっとってレベルに見えないんだけど。いつの間に名前で呼ぶようになったのよ」
小蒔「じゃあ私が確かめます!」
初美「その言葉を待っていたのですよ。じゃあ、姫様はここで横になってください」
小蒔「え?」
初美「今、霞ちゃんが彼を連れてきます。だから寝たふりで待機ですよー」
巴「……大丈夫かな」
久「少なくとも、変なことになりそうだったら私が全力で止めるから」
京太郎「神代さーん」
小蒔「……」
京太郎「あれ、寝てるのか」
京太郎(おっかしいな……寝てるとは聞いてないぞ)
京太郎(……寝てる間にキスしようとしても意味ないじゃん)
京太郎(眠り姫にキスってのは定番だけどさ)
京太郎「さて、どうすっかな……」
小蒔「……」ドキドキ
京太郎「……あ、そうだ」
京太郎「よし、これで……出来上がりっ」
京太郎「ま、寝てるならこんなもんだろ」
霞「あら、なにもしないで行っちゃったわ」
久「口の中になにか突っ込んでったみたいだけど」
巴「あれ、なんですかね?」
初美「お饅頭……食べかけみたいですねー」
巴「それって……」
霞「つまり……」
久「間接キス……?」
小蒔「……間接キス、ですよね」
小蒔「京太郎様……」
京太郎「ま、いくらなんでも口に食べかけの饅頭突っ込まれたら良くは思わないだろ」
京太郎「でも、なんか忘れてるような気もするんだよな」
京太郎「……まあいいか」
京太郎「覚えてないってことは重要じゃないんだろ、うん」
京太郎「それじゃあ、ごちそうさまでした」
霞「道中、気をつけてくださいね」
巴「このお饅頭、家で食べてください」
久「ありがたくもらってくわ」
初美「いつかリベンジするのですよー!」
久「お好きにどうぞ。できるならね」
京太郎「……やっぱり来ないよな」
京太郎(あれからあんまり目を合わせてもらえなかったし、そういうことなんだろ)
京太郎(女の子に嫌われるのは堪えるけど、仕方ないか)
小蒔「京太郎様!」
霞「小蒔ちゃん!?」
巴「抱きついた!?」
初美「大胆過ぎるのですよ!」
久「……」ギリッ
小蒔「今はまだこれが精一杯ですけど……いつかきっと」
京太郎「……あれー?」
久「さっさと行くわよ!」グイッ
小蒔「また……是非遊びに来てくださいね!」
京太郎「あ、ああ……わかったよ」
小蒔「待ってます……ずっと、待ってますから」
小蒔「……」
霞「小蒔ちゃん、大丈夫?」
小蒔「来年のインターハイ、私、出てみます。そうしたらきっと会える……そんな気がするんです」
巴「姫様が言うなら、そうなのかもしれないですね」
霞「そうね……なら、私たちも全力でサポートしないとね」
初美「あのことはもういいのですか?」
霞「変な男の人に引っかかるよりはよっぽどマシじゃない?」
初美「それもそうですねー」
「ただいま」
初美「あ、はるる! おかえりなさいなのですよ」
霞「ちょうどお客様と入れ違いね」
「なにかあった?」
巴「ちょっと色々ね……」
小蒔「聞いてください……私、運命の人に出会っちゃったんです!」
京太郎「いやー、いいとこだったな」
久「それはそうでしょうね!」
京太郎「……なんか機嫌悪い?」
久「あんた、ちょっとだらしない顔しすぎじゃない?」
京太郎「うっ……それはちょっと否定できない、かも」
久「別にいいけどさ……」
京太郎「そっか……」
久「……」
京太郎「……ところでさ、明日どこ行くんだ?」
1の大阪で了解
『一年、夏休み、遠征三日目――大阪』が解放されました
『一年、夏休み、遠征三日目――大阪』が解放されました
『小学五年、幼馴染』の解放条件を一部満たしています
照が登場するエピソードまで進めることで完全に解放されます
『三年、秋、天照大神』の解放条件を一部満たしています
三年編のインターハイを終わらせることで完全に解放されます
選択済みエピソード
・一年
入学式、久との再開
春、美穂子登場
春、二人のあいだにある壁
美穂子再び
初夏、久との対立
初夏、美穂子への依頼
初夏、美穂子との特訓
初夏、決戦前夜
決戦
初夏、リスタート
夏、新たな出会い
夏、欠けた月
夏、初めての執事(アルバイト)
夏、衣の麻雀講座
今宵、月が満ちるとも
夏休み、遠征初日
夏休み、松実姉妹
夏休み、遠征二日目――鹿児島
夏休み、眠り姫
・二年
部活動紹介、まこ入部
・三年
優希との出会い
春、和の初恋?
春、インハイチャンプ
初夏、最後の一人
初夏、不和
現在選択可能エピソード
1・一年、夏休み、遠征三日目――大阪
2・二年、春、学食にて
3・三年、咲との微妙な関係
4・三年、和の悩み
5・三年、優希の好物
EX・中学二年、三月、照との別れ
>>+2
照が登場するエピソードまで進めることで完全に解放されます
『三年、秋、天照大神』の解放条件を一部満たしています
三年編のインターハイを終わらせることで完全に解放されます
選択済みエピソード
・一年
入学式、久との再開
春、美穂子登場
春、二人のあいだにある壁
美穂子再び
初夏、久との対立
初夏、美穂子への依頼
初夏、美穂子との特訓
初夏、決戦前夜
決戦
初夏、リスタート
夏、新たな出会い
夏、欠けた月
夏、初めての執事(アルバイト)
夏、衣の麻雀講座
今宵、月が満ちるとも
夏休み、遠征初日
夏休み、松実姉妹
夏休み、遠征二日目――鹿児島
夏休み、眠り姫
・二年
部活動紹介、まこ入部
・三年
優希との出会い
春、和の初恋?
春、インハイチャンプ
初夏、最後の一人
初夏、不和
現在選択可能エピソード
1・一年、夏休み、遠征三日目――大阪
2・二年、春、学食にて
3・三年、咲との微妙な関係
4・三年、和の悩み
5・三年、優希の好物
EX・中学二年、三月、照との別れ
>>+2
・一年、夏休み、遠征三日目――大阪
京太郎「今日は大阪かー」
久「あそこは強豪校も多いしね。妥当なところじゃない?」
京太郎「よっしゃ、食い倒れるぞー!」
久「日帰りの遠征だからそんな暇はないの」
京太郎「……そういやそうだった。麻雀打たせてもらえないからすっかり忘れてたよ」
久「ほんと、どうしてついてくるんだか」
京太郎「そんなの久ちゃんのために決まってるだろ。悪い男が寄ってこないとも限らないし」
久「そ、そう?」
京太郎「放っておけないよな、幼馴染としては」
久「……はぁ」
京太郎「お、あのたこ焼きうまそう」
久「そうね」
京太郎「あそこのお好み焼き屋もいいな」
久「……そうね」
京太郎「うどんかー……関西の味には大いに興味があるね」
久「……」
京太郎「ホルモン焼き!? なんだよあれ、めっちゃ気になる!」
久「やかましいっ!」
京太郎「ぐおっ、回し蹴りは勘弁してくれ……」
久「さっきから食べ物の話ばっかするからお腹空いてきたじゃない!」
京太郎「あとパンツ見えたから注意したほうがいいよ」
久「――っ」
京太郎「うおっ、悪かった! 悪かったから蹴りの連打はやめてくれ!」
久「……疲れた」
京太郎「……同じく」
久「……とりあえず何か食べましょ」
京太郎「お、やっぱ空腹には抗えないか?」
久「誰のせいだと?」
京太郎「それはうまそうな店が多いのが悪い」
久「あんたのせいよ、あんたの」
京太郎「まぁまぁ、とりあえずどっか入ろうぜ。腹減ってたら頭も回んないだろ?」
久「じゃあ、全部あんたのおごりで」
京太郎「そんな馬鹿な!?」
京太郎「……同じく」
久「……とりあえず何か食べましょ」
京太郎「お、やっぱ空腹には抗えないか?」
久「誰のせいだと?」
京太郎「それはうまそうな店が多いのが悪い」
久「あんたのせいよ、あんたの」
京太郎「まぁまぁ、とりあえずどっか入ろうぜ。腹減ってたら頭も回んないだろ?」
久「じゃあ、全部あんたのおごりで」
京太郎「そんな馬鹿な!?」
コンマ判定
ゾロ目:お腹痛い……
それ以外:ちょっとベンチで休もうぜ
直下
ゾロ目:お腹痛い……
それ以外:ちょっとベンチで休もうぜ
直下
それ以外:ちょっとベンチで休もうぜ
京太郎「結構食べたなー」
久「あんたは食べ過ぎよ」
京太郎「仕方ないだろ。店のおっちゃんと盛り上がっちゃったんだから」
久「お調子者どうし気があったんじゃない?」
京太郎「お、公園発見。ちょっと休んでこうぜ」
久「ジュース飲む間だけね」
京太郎「りょーかい」
京太郎「んー、いい風」
久「なんか飲みたいものある?」
京太郎「あれ、買ってきてくれんの?」
久「食事代は出させたから、これぐらいはね」
京太郎「そんじゃあ、適当にスポーツドリンクで」
久「わかったわ。ちょっと待ってて」
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