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元スレ提督「パチモノの混じった鎮守府」
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??「はぁ……もう疲れたでち。あの糞司令、鬼でち」
??「来る日も来る日もオリョクルオリョクル。飽きたらバシクルバシクル」
??「こんなんじゃゴーヤ、生きる意味を見失っちゃうよ」
??「いい加減なんとかして一日でいいからお休みもらわないと……ううん。あの腐れ外道がお願いしたからって休暇なんかくれるわけない」
??「この前1月ぶりのお休みをお願いした時のこと、忘れないでち」
??「もう体力の限界でちって泣きついたらすげえいい笑顔でレッドブル一本渡されたあの日のことは……」
??「ってか、なんでゴーヤだけ休み貰えないんでちか?他のみんなはちゃんとローテ貰って休んでるのに」
??「はっちゃん達が私にも休みくれるように申請してくれても、あの悪魔、ハチは優しいなぁって頭撫でるだけで取り付く島もねーっていう」
??「……なんだかだんだんむかついてきたでち」
??「もうこうなったら最終手段を取るしかないようでちね」
??「バレた後のことなんか知るかでち。今度の出撃にはゴーヤの替え玉を出撃させる……」
??「そんで提督はゴーヤの重要性をしっかり再認識して悔い改めるが良いでち!」
??「でーちっちっち!」
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1418056445
??「来る日も来る日もオリョクルオリョクル。飽きたらバシクルバシクル」
??「こんなんじゃゴーヤ、生きる意味を見失っちゃうよ」
??「いい加減なんとかして一日でいいからお休みもらわないと……ううん。あの腐れ外道がお願いしたからって休暇なんかくれるわけない」
??「この前1月ぶりのお休みをお願いした時のこと、忘れないでち」
??「もう体力の限界でちって泣きついたらすげえいい笑顔でレッドブル一本渡されたあの日のことは……」
??「ってか、なんでゴーヤだけ休み貰えないんでちか?他のみんなはちゃんとローテ貰って休んでるのに」
??「はっちゃん達が私にも休みくれるように申請してくれても、あの悪魔、ハチは優しいなぁって頭撫でるだけで取り付く島もねーっていう」
??「……なんだかだんだんむかついてきたでち」
??「もうこうなったら最終手段を取るしかないようでちね」
??「バレた後のことなんか知るかでち。今度の出撃にはゴーヤの替え玉を出撃させる……」
??「そんで提督はゴーヤの重要性をしっかり再認識して悔い改めるが良いでち!」
??「でーちっちっち!」
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1418056445
3日後
提督「で、そろそろ参考までにお聞かせ願いたんだが」カリカリカリ
伊58「…」カリカリカリ
提督「今どんな気分だ?衝動で立てた計画が口から出て2秒後にバレた気分ってやつと」カリカリカリ
伊58「…」カリカリカリ
提督「ついでに罰として72時間連続耐久秘書艦させられている気持ちってやつは」カリカリカリ
伊58「……悪かったと思ってるんでせめて夜はお部屋に返して寝かせてくだち」
提督「駄目だな。まだ反省が足りん。それに良かったじゃないか。念願のクルージング免除だぞ?ほれもっと喜べよ」
伊58「この生粋のサディストめ……」ヨレヨレ
提督「はっはっは。そんなに生き急がなくてもまだまだ仕事はたっぷりあるぞー」
伊58「もう体力の限界でち。もうこの際ゴーヤの部屋でなくていいからせめてこの部屋で仮眠させて……」
提督「おーっと!ゴーヤ、そろそろ時報任務だぞー寝てる暇なんかないぞーはっはっは!」
伊58「フタフタマルマル。ゴーヤ寝ますぅ……」
提督「寝かせるか!!」ゲシッ
伊58「ふぎゅっ!」
提督「で、そろそろ参考までにお聞かせ願いたんだが」カリカリカリ
伊58「…」カリカリカリ
提督「今どんな気分だ?衝動で立てた計画が口から出て2秒後にバレた気分ってやつと」カリカリカリ
伊58「…」カリカリカリ
提督「ついでに罰として72時間連続耐久秘書艦させられている気持ちってやつは」カリカリカリ
伊58「……悪かったと思ってるんでせめて夜はお部屋に返して寝かせてくだち」
提督「駄目だな。まだ反省が足りん。それに良かったじゃないか。念願のクルージング免除だぞ?ほれもっと喜べよ」
伊58「この生粋のサディストめ……」ヨレヨレ
提督「はっはっは。そんなに生き急がなくてもまだまだ仕事はたっぷりあるぞー」
伊58「もう体力の限界でち。もうこの際ゴーヤの部屋でなくていいからせめてこの部屋で仮眠させて……」
提督「おーっと!ゴーヤ、そろそろ時報任務だぞー寝てる暇なんかないぞーはっはっは!」
伊58「フタフタマルマル。ゴーヤ寝ますぅ……」
提督「寝かせるか!!」ゲシッ
伊58「ふぎゅっ!」
提督「まだ夜の0時じゃねえか!舐めてんのか!?今時分小学生だってもっと夜更かしだぜ?」
伊58「んなこと言っても小学生は72時間不眠不休で書類仕事なんかしねーでち……」
提督「俺らはするんだよ。ほら、ペンが止まってるぞ?さっさと仕事再開しろ」
伊58「ううう……このワーカーホリック、誰も秘書艦やりたがらねえとは聞いてたけどまさかこんな理由があったなんて……」
提督「なんだ人聞きの悪い。不知火とかの一部の駆逐艦はやりたいって言ってきてくれてるんだぞ」
伊58「ならそいつらにさせろでち!いやせめて分担させるでち!」
提督「あいつらに仕事させてたらいつ労働基準法や児童福祉法に引っかかって憲兵さんにしょっぴかれるかわかんねーんだよ!」
伊58「ならゴーヤにだって労働基準法適応しろでちー!もう週何時間労働してるかだいぶ前からわかんなくなってきてるでちー!」ジタバタ
提督「うるせえ!お前はなんていうか……法律の例外だ!!」
伊58「ブラック経営者でもそこまで言わないでちよ!?」
提督「ああ言えばこう言いやがって……それよりそろそろイク達がオリョクルから帰ってくる時間だぞ」
伊58「あ……」
提督「ったく。俺への抗議だけならともかく、仲間の連中にまで迷惑かけやがって。あいつら5人でオリョクルしてんだぞ?」
伊58「うう……なんだかいまいち納得出来ないけど確かにイク達には迷惑かけたでち……」
提督「……まあ、俺もお前らのことは酷使し過ぎたって少し反省したからよ。この報告が終わったら休暇くれてやるよ。みんなでしばらく羽伸ばせ」
伊58「んなこと言っても小学生は72時間不眠不休で書類仕事なんかしねーでち……」
提督「俺らはするんだよ。ほら、ペンが止まってるぞ?さっさと仕事再開しろ」
伊58「ううう……このワーカーホリック、誰も秘書艦やりたがらねえとは聞いてたけどまさかこんな理由があったなんて……」
提督「なんだ人聞きの悪い。不知火とかの一部の駆逐艦はやりたいって言ってきてくれてるんだぞ」
伊58「ならそいつらにさせろでち!いやせめて分担させるでち!」
提督「あいつらに仕事させてたらいつ労働基準法や児童福祉法に引っかかって憲兵さんにしょっぴかれるかわかんねーんだよ!」
伊58「ならゴーヤにだって労働基準法適応しろでちー!もう週何時間労働してるかだいぶ前からわかんなくなってきてるでちー!」ジタバタ
提督「うるせえ!お前はなんていうか……法律の例外だ!!」
伊58「ブラック経営者でもそこまで言わないでちよ!?」
提督「ああ言えばこう言いやがって……それよりそろそろイク達がオリョクルから帰ってくる時間だぞ」
伊58「あ……」
提督「ったく。俺への抗議だけならともかく、仲間の連中にまで迷惑かけやがって。あいつら5人でオリョクルしてんだぞ?」
伊58「うう……なんだかいまいち納得出来ないけど確かにイク達には迷惑かけたでち……」
提督「……まあ、俺もお前らのことは酷使し過ぎたって少し反省したからよ。この報告が終わったら休暇くれてやるよ。みんなでしばらく羽伸ばせ」
伊58「て、てーとく……」プルプル
提督「ふっ。そんなに感動するなよ。手が震えてるぞ?」
伊58「そんな優しいこと言えるなんて……あんた本当に提督でちか?」
提督「殴るぞ。ぐーで」
コンコン
「提督ー。ただいまなのー。オリョクル終わったから報告に来たのー」
提督「おっ。帰ってきたか?」
伊58「イク!お帰りでち!」
提督「入っていいぞ」
伊19「失礼しますなの」ガチャッ
伊8「帰りました。提督」
伊168「ふー、寒かったー」
まるゆ「ただいま帰りました!隊長さん!」
伊19「まったく。今回は大変だったのね!」
提督「ああ。任務ご苦労だった」
提督「ふっ。そんなに感動するなよ。手が震えてるぞ?」
伊58「そんな優しいこと言えるなんて……あんた本当に提督でちか?」
提督「殴るぞ。ぐーで」
コンコン
「提督ー。ただいまなのー。オリョクル終わったから報告に来たのー」
提督「おっ。帰ってきたか?」
伊58「イク!お帰りでち!」
提督「入っていいぞ」
伊19「失礼しますなの」ガチャッ
伊8「帰りました。提督」
伊168「ふー、寒かったー」
まるゆ「ただいま帰りました!隊長さん!」
伊19「まったく。今回は大変だったのね!」
提督「ああ。任務ご苦労だった」
伊58「みんな、ごめんね?ゴーヤのわがままのせいで負担かけちゃって」
提督「それじゃあパッパと報告して貰おうか。それが終わったら休んでいいぞ。ゴーヤもな」
伊58「やったぁ!」
伊19「それじゃあ報告するのね。今回の成果は燃料の収支がこのくらいで、弾薬はこうで、敵との交戦結果はこうで……」
提督「ふむふむ」カリカリ
伊19「で、被害状況は旗艦のイクが赤疲労小破、はっちゃんが赤疲労小破、イムヤ赤疲労中破にまるゆ赤疲労中破」
伊19「しおいは赤疲労な上に大破で意識朦朧としてたからお風呂に突っ込んできたのね」
提督「なるほど。ご苦労だった。だが毎回言っているが赤疲労のことは報告しなくていいんだぞ?基本全員赤いんだし」
伊58「やっぱガチでアカンでち。この鎮守府」
伊19「でも今回ゴーヤは赤くなってないよ?ゴーヤは無傷でキラキラ状態維持。以上報告終わりなのね」
伊58「うぐっ」グサッ
提督「ほら、言われてるぞ?ゴーヤ。出撃してないお前のことまで報告してくれるとか仲間甲斐があるなぁ。これどう聞いても皮肉だけど」
伊58「ご、ごめんでちイク。みんな……この埋め合わせは絶対するから」
伊19「へ?なに言ってるの?提督。ゴーヤはイク達と一緒に出撃したのよ?」
提督「あ?」
提督「それじゃあパッパと報告して貰おうか。それが終わったら休んでいいぞ。ゴーヤもな」
伊58「やったぁ!」
伊19「それじゃあ報告するのね。今回の成果は燃料の収支がこのくらいで、弾薬はこうで、敵との交戦結果はこうで……」
提督「ふむふむ」カリカリ
伊19「で、被害状況は旗艦のイクが赤疲労小破、はっちゃんが赤疲労小破、イムヤ赤疲労中破にまるゆ赤疲労中破」
伊19「しおいは赤疲労な上に大破で意識朦朧としてたからお風呂に突っ込んできたのね」
提督「なるほど。ご苦労だった。だが毎回言っているが赤疲労のことは報告しなくていいんだぞ?基本全員赤いんだし」
伊58「やっぱガチでアカンでち。この鎮守府」
伊19「でも今回ゴーヤは赤くなってないよ?ゴーヤは無傷でキラキラ状態維持。以上報告終わりなのね」
伊58「うぐっ」グサッ
提督「ほら、言われてるぞ?ゴーヤ。出撃してないお前のことまで報告してくれるとか仲間甲斐があるなぁ。これどう聞いても皮肉だけど」
伊58「ご、ごめんでちイク。みんな……この埋め合わせは絶対するから」
伊19「へ?なに言ってるの?提督。ゴーヤはイク達と一緒に出撃したのよ?」
提督「あ?」
伊58「イク?何言ってるでちか?」
伊168「そうだよ提督。いっつもゴーヤに意地悪言うのは知ってるけど、そういう仲間はずれはよくないなー」
提督「イムヤまで」
伊8「今回はゴーヤ凄かったもんね」
まるゆ「本当ですよ!ゴーヤさんが居なかったらきっと私、今回途中でめげて大破しちゃってましたもん!」
伊19「ゴーヤの活躍、提督にも見せたかったのね!」
提督「なんだお前ら?サボりのゴーヤのこと庇ってんのか?」
伊58「み、みんな、気持ちは嬉しいけど……」
提督「一応言っておくがコイツ、速攻俺に見つかってずっと秘書艦させられてたから出撃してないのはバレバレだぞ」
伊19「ま~たそうやって意地悪するのね。提督、いくらゴーヤのこと可愛いからって、やり過ぎると嫌われちゃうのね」
伊58「かわっ!?」
提督「……いや、違う。そうじゃなく」
まるゆ「隊長さん、ゴーヤさんいじめもあんまり酷いと憲兵さんに言いつけますよ?」ジトッ
提督「悪かった!すみませんでしたそれだけは!!」
伊58(こいつほんと憲兵に弱いでちね……次から休み取る時はこっちのネタで揺さぶってみるでち)
伊168「そうだよ提督。いっつもゴーヤに意地悪言うのは知ってるけど、そういう仲間はずれはよくないなー」
提督「イムヤまで」
伊8「今回はゴーヤ凄かったもんね」
まるゆ「本当ですよ!ゴーヤさんが居なかったらきっと私、今回途中でめげて大破しちゃってましたもん!」
伊19「ゴーヤの活躍、提督にも見せたかったのね!」
提督「なんだお前ら?サボりのゴーヤのこと庇ってんのか?」
伊58「み、みんな、気持ちは嬉しいけど……」
提督「一応言っておくがコイツ、速攻俺に見つかってずっと秘書艦させられてたから出撃してないのはバレバレだぞ」
伊19「ま~たそうやって意地悪するのね。提督、いくらゴーヤのこと可愛いからって、やり過ぎると嫌われちゃうのね」
伊58「かわっ!?」
提督「……いや、違う。そうじゃなく」
まるゆ「隊長さん、ゴーヤさんいじめもあんまり酷いと憲兵さんに言いつけますよ?」ジトッ
提督「悪かった!すみませんでしたそれだけは!!」
伊58(こいつほんと憲兵に弱いでちね……次から休み取る時はこっちのネタで揺さぶってみるでち)
>>6
そうだよ
そうだよ
提督「……でもな?お前たち。今回は本当にゴーヤはオリョクル出てないだろ」
まるゆ「憲兵さん」
提督「あ、だから処分するとかそういうつもりはないから!むしろ今回は俺が悪かったから潜水艦まとめて休暇取らせるって話してたばっかだから!」
伊58(まるゆ強いでち)
伊8「でも」
提督「いやな?お前たちの仲間思いなのはよーくわかった。でも、純然たる事実としてな?」
提督「本当は5人で出てるのに6人で出ましたとかいうのはそういうのは、今の時代、ほんと、まずいんだよ。上への報告書の改ざんとかそういうんでさ」
提督「お前たちも痛くもない腹探られるのは嫌だろ?そういうことだよ。それに俺が資材の横領したとか、ブラック労働強制してるとか根も葉もない噂流れても嫌だし……」
伊58「うん。最後のは根も葉も立派なのがあるよね?」
提督「とにかく、今回の件はゴーヤも反省してるし、俺も悪かったってことで手打ちにしようぜ」
提督「それでみんなには1週間位バカンス取って貰って、それからまた頑張ってくれれば俺も嬉しいから……」
伊168「もー!どうしてそうやって頑なにゴーヤのこと認めないかなぁ!」
伊8「提督。はっちゃんちょっと見損なった」
まるゆ「隊長さんって……」
提督「なんなんだよ!?どうすりゃいいんだ俺は!?」
まるゆ「憲兵さん」
提督「あ、だから処分するとかそういうつもりはないから!むしろ今回は俺が悪かったから潜水艦まとめて休暇取らせるって話してたばっかだから!」
伊58(まるゆ強いでち)
伊8「でも」
提督「いやな?お前たちの仲間思いなのはよーくわかった。でも、純然たる事実としてな?」
提督「本当は5人で出てるのに6人で出ましたとかいうのはそういうのは、今の時代、ほんと、まずいんだよ。上への報告書の改ざんとかそういうんでさ」
提督「お前たちも痛くもない腹探られるのは嫌だろ?そういうことだよ。それに俺が資材の横領したとか、ブラック労働強制してるとか根も葉もない噂流れても嫌だし……」
伊58「うん。最後のは根も葉も立派なのがあるよね?」
提督「とにかく、今回の件はゴーヤも反省してるし、俺も悪かったってことで手打ちにしようぜ」
提督「それでみんなには1週間位バカンス取って貰って、それからまた頑張ってくれれば俺も嬉しいから……」
伊168「もー!どうしてそうやって頑なにゴーヤのこと認めないかなぁ!」
伊8「提督。はっちゃんちょっと見損なった」
まるゆ「隊長さんって……」
提督「なんなんだよ!?どうすりゃいいんだ俺は!?」
伊58「……みんな。ゴーヤのこと責めないで逆に庇ってくれるのは嬉しいけど、もういいんでちよ?」
伊58「ゴーヤはみんなのその気持ちだけで本当に、十分嬉しかったから……だから、そのへんで、ね?」
伊19「提督がどうしてもゴーヤのこと認めないって言うならこっちにだって考えがあるのね!」
伊168「そうだよゴーヤ!さっきから黙ってるゴーヤにだって非はあるんだよ!?ビシッと言ってやんなよ!」
伊58「は!?」
まるゆ「そうですよゴーヤさん!今回のMVPは間違いなくゴーヤさんなんですから!」
伊8「ゴーヤ。謙遜することはないよ。今日自分がどれだけ頑張って戦果を上げたか、提督に報告してあげて」
提督「おいおいなんだか雲行きが怪しくなってきたぞ?」ヒソヒソ
伊58「ゴーヤも今そんな風に思い始めてきたところでち」ヒソヒソ
提督「お前、本当に出撃してないよな?」ヒソヒソ
伊58「当たり前でち。ゴーヤはこの3日間ずっと提督とこの部屋に居たでしょ?」ヒソヒソ
提督「だよなぁ……お前分裂とかできないよな?」ヒソヒソ
伊58「提督はゴーヤをなんだと思ってるでちか……」ヒソヒソ
伊19「何を小声でヒソヒソ喋ってるの!?ちゃんとこっち向いてゴーヤに向き合うの!」
伊168「ほら、ゴーヤ!恥ずかしがってないで主張しないと!」
伊58「ゴーヤはみんなのその気持ちだけで本当に、十分嬉しかったから……だから、そのへんで、ね?」
伊19「提督がどうしてもゴーヤのこと認めないって言うならこっちにだって考えがあるのね!」
伊168「そうだよゴーヤ!さっきから黙ってるゴーヤにだって非はあるんだよ!?ビシッと言ってやんなよ!」
伊58「は!?」
まるゆ「そうですよゴーヤさん!今回のMVPは間違いなくゴーヤさんなんですから!」
伊8「ゴーヤ。謙遜することはないよ。今日自分がどれだけ頑張って戦果を上げたか、提督に報告してあげて」
提督「おいおいなんだか雲行きが怪しくなってきたぞ?」ヒソヒソ
伊58「ゴーヤも今そんな風に思い始めてきたところでち」ヒソヒソ
提督「お前、本当に出撃してないよな?」ヒソヒソ
伊58「当たり前でち。ゴーヤはこの3日間ずっと提督とこの部屋に居たでしょ?」ヒソヒソ
提督「だよなぁ……お前分裂とかできないよな?」ヒソヒソ
伊58「提督はゴーヤをなんだと思ってるでちか……」ヒソヒソ
伊19「何を小声でヒソヒソ喋ってるの!?ちゃんとこっち向いてゴーヤに向き合うの!」
伊168「ほら、ゴーヤ!恥ずかしがってないで主張しないと!」
寝堕ちかな?
…なんとなく予想が付くがまさかな、そんな馬鹿なことが
…なんとなく予想が付くがまさかな、そんな馬鹿なことが
提督(……仕方ない。あいつらがどういうつもりなのかわからんが、あいつらと本当に伊58?と一緒にオリョクルしてたと考えているのは事実なようだ)
提督(どういうことなのかこれ以上考えてもわからんし仕方ない。あいつらの言うゴーヤとやらに会って事態の真相を確かめよう)
提督「……わかった。お前たちがそこまで言うならそのゴーヤと会わせてくれ」
伊19「当たり前なのね!ゴーヤー!さっきから隠れてないで出てくるのねー!」
伊58「……あ。わかった。もしかして、みんな実はやっぱりゴーヤのこと怒ってる?」
提督「あ。それかも」
伊19「そんなことないのね。えーっと……あれ?最後にゴーヤ持ってたの誰だっけなの?」キョロキョロ
提督(ん?)
伊8「イクじゃなかったっけ?」
伊168「まるゆじゃない?」
まるゆ「わ、私は最後はっちゃんさんに渡したと思いましたけど……」
伊19「だそうなの。はっちゃん」
伊8「その後イクに渡したでしょ。もしかしてまだ入れてるんじゃないの?」
伊19「あっ、そうだったのね」
伊58(……んん?)
提督(どういうことなのかこれ以上考えてもわからんし仕方ない。あいつらの言うゴーヤとやらに会って事態の真相を確かめよう)
提督「……わかった。お前たちがそこまで言うならそのゴーヤと会わせてくれ」
伊19「当たり前なのね!ゴーヤー!さっきから隠れてないで出てくるのねー!」
伊58「……あ。わかった。もしかして、みんな実はやっぱりゴーヤのこと怒ってる?」
提督「あ。それかも」
伊19「そんなことないのね。えーっと……あれ?最後にゴーヤ持ってたの誰だっけなの?」キョロキョロ
提督(ん?)
伊8「イクじゃなかったっけ?」
伊168「まるゆじゃない?」
まるゆ「わ、私は最後はっちゃんさんに渡したと思いましたけど……」
伊19「だそうなの。はっちゃん」
伊8「その後イクに渡したでしょ。もしかしてまだ入れてるんじゃないの?」
伊19「あっ、そうだったのね」
伊58(……んん?)
伊19「……ちょっと提督、あっち向いてて欲しいのね」
提督「あ?お、おう」クルッ
伊58「…」クルッ
提督「なんでお前もこっち向いてんだよ」
伊58「いや、なんとなく……」
伊19「んっ……」モゾモゾ
提督「…」
伊19「んあっ……!……はぁはぁ……あんっ」グチュッ
伊58「…」
伊8「頑張れイク!」
伊168「もうちょっとだよ!」
伊19「あ……ふぅっ!」グチョグチョ
まるゆ「うわぁ……やっぱり水気がないときつそう……」
提督(なんなのこの後ろのあれな音は。ぼくのうしろでいったいなにがおこっているの……)
伊58(っていうか偽物の私どこに隠れてたって言うんでちか……)
提督「あ?お、おう」クルッ
伊58「…」クルッ
提督「なんでお前もこっち向いてんだよ」
伊58「いや、なんとなく……」
伊19「んっ……」モゾモゾ
提督「…」
伊19「んあっ……!……はぁはぁ……あんっ」グチュッ
伊58「…」
伊8「頑張れイク!」
伊168「もうちょっとだよ!」
伊19「あ……ふぅっ!」グチョグチョ
まるゆ「うわぁ……やっぱり水気がないときつそう……」
提督(なんなのこの後ろのあれな音は。ぼくのうしろでいったいなにがおこっているの……)
伊58(っていうか偽物の私どこに隠れてたって言うんでちか……)
伊19「はぁ……はぁ……も、もういいのね。こっち向いてゴーヤに向き合うのね」
提督「お、おう」クルッ
伊58「…」クルッ
伊19「どうなの?ちゃんとゴーヤは私達と一緒に戦ってたのね……」スッ
伊168「これを見てもまだゴーヤは私達と一緒にいなかったなんて言えるの!?」
伊8「そーだそーだ」
まるゆ「どうなんですか隊長さん!」
苦瓜「」テラテラ
提督「ゴーヤじゃねえか!!!!」
伊58「なんかテラテラしてるでちよ!!!?」
伊19「…?だからゴーヤなのね」
提督「違うそうじゃない!」
伊19「凄かったのね……太くてゴツゴツしてて……口に含むと生臭さと苦いのが口いっぱいに広がっておえってなるの」ウットリ…
伊168「今の時期のオリョクルはどうしても寒いからね……みんなで順番に使って、そのおかげで随分あったまって助かったんだよ」ホゥ…
伊8「しおいは初めてだったのにくせになっちゃったみたいで乱暴にやりすぎてね……まさか入渠することになるとは」ハフ…
提督「お、おう」クルッ
伊58「…」クルッ
伊19「どうなの?ちゃんとゴーヤは私達と一緒に戦ってたのね……」スッ
伊168「これを見てもまだゴーヤは私達と一緒にいなかったなんて言えるの!?」
伊8「そーだそーだ」
まるゆ「どうなんですか隊長さん!」
苦瓜「」テラテラ
提督「ゴーヤじゃねえか!!!!」
伊58「なんかテラテラしてるでちよ!!!?」
伊19「…?だからゴーヤなのね」
提督「違うそうじゃない!」
伊19「凄かったのね……太くてゴツゴツしてて……口に含むと生臭さと苦いのが口いっぱいに広がっておえってなるの」ウットリ…
伊168「今の時期のオリョクルはどうしても寒いからね……みんなで順番に使って、そのおかげで随分あったまって助かったんだよ」ホゥ…
伊8「しおいは初めてだったのにくせになっちゃったみたいで乱暴にやりすぎてね……まさか入渠することになるとは」ハフ…
まるゆ「守っては味方の身体を温めて、攻めては敵深海棲艦相手に無理やり挿入して乱暴にかき回して一撃必殺の威力です」
伊19「いひひっ!レ級すら一撃大破だったんだよ?タ級にはあんまり効かなかったけど……」
提督「そいつらオリョールにいたの!?なんで!?」
伊58「もうなにがなんだか」
伊19「で?提督。謝罪はまだなの?」
提督「ぐっ!なんだか色んな意味でごめんなさいしたくなってきたのは確かだが……」
伊58「ああ……提督。よく見るでち。これがワーカーホリックの末路でち。休暇取らせるのが少しだけ遅かったんでちね……」
提督「ゴーヤてめえ!まるで他人事のように!」
伊58「みんなマジでごめんでち……」
伊19「ところで提督。さっき休暇くれるとか言ってたけど、本当なの?」
伊8「約3ヶ月ぶりの休日……」
伊168「どうせまた冗談なんでしょ?大丈夫大丈夫。どうせそんなオチだってのはわかってるから」
まるゆ「もしくは休日出勤ですよね?大丈夫です。わかってますから。でもちゃんと記録は取ってあるんで退職する前に絶対憲兵さんに提出しますから」
提督「お前たち、今まで本当に苦労をかけたな……」ホロリ
伊19「で、次のオリョクルは何分後なの?大丈夫なの提督。イク達ゴーヤがいればまだまだ頑張れそうなの」
伊19「いひひっ!レ級すら一撃大破だったんだよ?タ級にはあんまり効かなかったけど……」
提督「そいつらオリョールにいたの!?なんで!?」
伊58「もうなにがなんだか」
伊19「で?提督。謝罪はまだなの?」
提督「ぐっ!なんだか色んな意味でごめんなさいしたくなってきたのは確かだが……」
伊58「ああ……提督。よく見るでち。これがワーカーホリックの末路でち。休暇取らせるのが少しだけ遅かったんでちね……」
提督「ゴーヤてめえ!まるで他人事のように!」
伊58「みんなマジでごめんでち……」
伊19「ところで提督。さっき休暇くれるとか言ってたけど、本当なの?」
伊8「約3ヶ月ぶりの休日……」
伊168「どうせまた冗談なんでしょ?大丈夫大丈夫。どうせそんなオチだってのはわかってるから」
まるゆ「もしくは休日出勤ですよね?大丈夫です。わかってますから。でもちゃんと記録は取ってあるんで退職する前に絶対憲兵さんに提出しますから」
提督「お前たち、今まで本当に苦労をかけたな……」ホロリ
伊19「で、次のオリョクルは何分後なの?大丈夫なの提督。イク達ゴーヤがいればまだまだ頑張れそうなの」
伊168「そろそろしおいも入渠から帰ってくる頃だしね」
伊8「それともバシクル?」
提督「いいんだ。いいんだお前たち。休め……もう休め……!!」ポロポロ
伊58「遅いんでち。提督……心という器は、一度罅が入ればもう二度とは……二度とは……!!」ポロポロ
提督「それでも贖罪はしなくてはならない。お前たち、バカンス取ってこい。一ヶ月ほど」
伊19「えっ!?」
提督「貯まった有給全部使ってさ……みんなで遊びにでも行ってこいよ。それでも足りなかったら休職したって良い」
提督「俺もできるだけ職場復帰し易いよう職場環境整えるから……!」
伊168「なんだかよくわかんないけど、そんなにお休み貰えるの!?」
伊19「なんだかよくわからないけど物凄いラッキーなのね!」
伊8「なんだかよくわかんないけどね」
まるゆ「うわぁ!嬉しいな!しおいさんにも伝えないと!」
伊19「みんなで旅行にでも行くのね!ね?ゴーヤ!」チュッ
伊19「ん……ちゅぷ……ゴーヤぁ……相変わらずすっごく苦くて生臭いのね……ちゅばっ……」
伊168「あーずるいよイク!ゴーヤのこと独り占めするなんて!私もゴーヤ舐める!ん……ちゅ……じゅるるるっ」
伊8「それともバシクル?」
提督「いいんだ。いいんだお前たち。休め……もう休め……!!」ポロポロ
伊58「遅いんでち。提督……心という器は、一度罅が入ればもう二度とは……二度とは……!!」ポロポロ
提督「それでも贖罪はしなくてはならない。お前たち、バカンス取ってこい。一ヶ月ほど」
伊19「えっ!?」
提督「貯まった有給全部使ってさ……みんなで遊びにでも行ってこいよ。それでも足りなかったら休職したって良い」
提督「俺もできるだけ職場復帰し易いよう職場環境整えるから……!」
伊168「なんだかよくわかんないけど、そんなにお休み貰えるの!?」
伊19「なんだかよくわからないけど物凄いラッキーなのね!」
伊8「なんだかよくわかんないけどね」
まるゆ「うわぁ!嬉しいな!しおいさんにも伝えないと!」
伊19「みんなで旅行にでも行くのね!ね?ゴーヤ!」チュッ
伊19「ん……ちゅぷ……ゴーヤぁ……相変わらずすっごく苦くて生臭いのね……ちゅばっ……」
伊168「あーずるいよイク!ゴーヤのこと独り占めするなんて!私もゴーヤ舐める!ん……ちゅ……じゅるるるっ」
伊8「ふたりともがっつき過ぎだよ。こういうのは部屋に帰ってから。ね?」
まるゆ「私は皆さんが満足してからでいいです。その代わり後で木曾さんと一緒に使ってもいいですか?」
提督「あ、駄目だ。すっごいエロい光景なのにすっごい辛くて見てられない」
伊58「みんな……」
伊19「ふふ……みんなゴーヤのこと大好きなのね。分かった。それじゃあお部屋に帰ってお休みの予定話し合おうなのね」
伊168「楽しみだなぁ……」
伊8「旅行もいいけど、これからは寒くなるし、みんなで丸一月お部屋の中に引きこもるのもいいんじゃないかなぁ……」
まるゆ「うわわ!それはなんだか凄いことになりそうですぅ!」
提督「…」
伊58「…」
伊19「それじゃあ失礼しますなのねー」ペコリ
提督「あ、ああ……お、お疲れ様」
伊58「…」
パタン
提督「…」
まるゆ「私は皆さんが満足してからでいいです。その代わり後で木曾さんと一緒に使ってもいいですか?」
提督「あ、駄目だ。すっごいエロい光景なのにすっごい辛くて見てられない」
伊58「みんな……」
伊19「ふふ……みんなゴーヤのこと大好きなのね。分かった。それじゃあお部屋に帰ってお休みの予定話し合おうなのね」
伊168「楽しみだなぁ……」
伊8「旅行もいいけど、これからは寒くなるし、みんなで丸一月お部屋の中に引きこもるのもいいんじゃないかなぁ……」
まるゆ「うわわ!それはなんだか凄いことになりそうですぅ!」
提督「…」
伊58「…」
伊19「それじゃあ失礼しますなのねー」ペコリ
提督「あ、ああ……お、お疲れ様」
伊58「…」
パタン
提督「…」
伊58「…」
提督「…」
伊58「…」
提督「……お前は帰んないの?」
伊58「なにそれ怖い」
提督「……だよなぁ」
伊58「提督。どうしよう……伊58これからどうすればいいでちか?」
提督「それは俺が聞きたい」
伊58「…」
提督「……とりあえずは」
伊58「とりあえずは?」
提督「今後第二第三のあいつらを出さないために、職場の労働環境改善を行わなくては」
伊58「実に的確な判断だと思うけど微妙に現実逃避入ってるよね」
提督「言うな」
伊58「……手伝うでち」
提督「…」
伊58「…」
提督「……お前は帰んないの?」
伊58「なにそれ怖い」
提督「……だよなぁ」
伊58「提督。どうしよう……伊58これからどうすればいいでちか?」
提督「それは俺が聞きたい」
伊58「…」
提督「……とりあえずは」
伊58「とりあえずは?」
提督「今後第二第三のあいつらを出さないために、職場の労働環境改善を行わなくては」
伊58「実に的確な判断だと思うけど微妙に現実逃避入ってるよね」
提督「言うな」
伊58「……手伝うでち」
提督「……休まなくていいのか?」
伊58「なんか、ゴーヤがサボったせいでみんながああなったような気がして気が休まんないし……」
提督「……おめでとう。お前はたった今ワーカーホリックの第一歩を踏み出したぞ」
伊58「皮肉にもなんねぇでち」
提督「…」
伊58「…」
提督(だが俺は……俺とゴーヤはこの先、思い知ることになる)
提督(この鎮守府の労働環境がいかに劣悪なものだったのかということを)
提督(潜水艦達がいかに真面目で素直で努力家な子達だったかということを)
提督(……そして)
提督(この鎮守府の労働環境に耐えられなかった艦娘達が、俺が気づかない間に既に何人も夜逃げ同然に出奔していたという衝撃の事実)
提督(誰にも気付かれること無く静かに、そしてさり気なく彼女らと入れ替わっていた恐るべき『彼ら』の存在)
提督(そう)
提督(いつの間にかパチモノの混じった鎮守府の恐怖を!!)
伊58「なんか、ゴーヤがサボったせいでみんながああなったような気がして気が休まんないし……」
提督「……おめでとう。お前はたった今ワーカーホリックの第一歩を踏み出したぞ」
伊58「皮肉にもなんねぇでち」
提督「…」
伊58「…」
提督(だが俺は……俺とゴーヤはこの先、思い知ることになる)
提督(この鎮守府の労働環境がいかに劣悪なものだったのかということを)
提督(潜水艦達がいかに真面目で素直で努力家な子達だったかということを)
提督(……そして)
提督(この鎮守府の労働環境に耐えられなかった艦娘達が、俺が気づかない間に既に何人も夜逃げ同然に出奔していたという衝撃の事実)
提督(誰にも気付かれること無く静かに、そしてさり気なく彼女らと入れ替わっていた恐るべき『彼ら』の存在)
提督(そう)
提督(いつの間にかパチモノの混じった鎮守府の恐怖を!!)
乙
思っていたよりも早く次作が来てて嬉しい
また楽しみが増えたわ
思っていたよりも早く次作が来てて嬉しい
また楽しみが増えたわ
ゴーヤ(苦瓜)を彼女とはいわんだろう?
きっとそういう事だよな?さすがに男は……何人か行けそうだけども。
きっとそういう事だよな?さすがに男は……何人か行けそうだけども。
中国関係かと思ったら違うっぽいな
金剛と浦風はフレンチクルーラーになってしまうのだろうか、あとビス子が凄く怖い
金剛と浦風はフレンチクルーラーになってしまうのだろうか、あとビス子が凄く怖い
伊58「さて、それじゃあ提督。まずこれから具体的には何をすればいいんでちか?」
提督「ああ。まずは聴きこみ調査だ」
伊58「聴きこみ調査?」
提督「ああ。考えてもみろ。職場環境の改善にはその場で働いている人間の率直な意見が不可欠だろ?」
伊58「まあそりゃそうでち」
提督「なので、手っ取り早く艦娘達に今の環境に不満がないかを聞いてまわろうと思う」
伊58「うん。確かに地道だけどそれしかなさそうだよね。でも、それをするには結構問題があると思うよ?」
提督「ああ。上司の俺が直接聞いて回っても、おそらく恐縮してありのままの不満を伝えられない子も出てくるだろうな。わかってるさ」
伊58「わかってるならいいや。じゃあどうするつもり?」
提督「こういうのに最適な助っ人がいるじゃないか。聞き上手で、物怖じしない、しかもこういうのが大好きな艦娘」
伊58「助っ人?えーっと……」
提督「決まってるだろう。わからないか?」
伊58「聞き上手で、物怖じしなくて、しかもこういうのが大好きな……あっ!」
提督「そうだ。気付いたようだな」
伊58「……青葉かぁ」
提督「ああ。まずは聴きこみ調査だ」
伊58「聴きこみ調査?」
提督「ああ。考えてもみろ。職場環境の改善にはその場で働いている人間の率直な意見が不可欠だろ?」
伊58「まあそりゃそうでち」
提督「なので、手っ取り早く艦娘達に今の環境に不満がないかを聞いてまわろうと思う」
伊58「うん。確かに地道だけどそれしかなさそうだよね。でも、それをするには結構問題があると思うよ?」
提督「ああ。上司の俺が直接聞いて回っても、おそらく恐縮してありのままの不満を伝えられない子も出てくるだろうな。わかってるさ」
伊58「わかってるならいいや。じゃあどうするつもり?」
提督「こういうのに最適な助っ人がいるじゃないか。聞き上手で、物怖じしない、しかもこういうのが大好きな艦娘」
伊58「助っ人?えーっと……」
提督「決まってるだろう。わからないか?」
伊58「聞き上手で、物怖じしなくて、しかもこういうのが大好きな……あっ!」
提督「そうだ。気付いたようだな」
伊58「……青葉かぁ」
青葉型相部屋前
伊58「来たでち」
提督「ああ」
伊58「今はもう深夜2時だし……多分寝てるよね?」
提督「多分な。だがまあ、これも仕事だ。我慢してもらおう」コンコン
伊58(多分こうやって相手の都合とか時間とかまるっきり無視して仕事ぶっこむからみんな嫌がるんでち)
提督「青葉ー。起きてるかー。至急ちょっと頼みたいことがあるんだがー」
青葉「はいはーい!なんでしょう!」ガチャッ
提督「おっ、起きてたか」
青葉「あっ、提督!こんばんわです。ゴーヤちゃんも」
伊58「青葉、元気でちねー」
青葉「えへへ、青葉新聞の記事作成中だったもんで。テンション上がっちゃって」
伊58「ああ、それで……」
青葉「それで、本日はどういったご用件で?あ、衣笠は寝てますのですみません、ちょっとお静かに」
提督「……お前が一番うるさい気がするんだがまあいい。実は折り入って青葉に協力を仰ぎたいことがあってだな……」
伊58「来たでち」
提督「ああ」
伊58「今はもう深夜2時だし……多分寝てるよね?」
提督「多分な。だがまあ、これも仕事だ。我慢してもらおう」コンコン
伊58(多分こうやって相手の都合とか時間とかまるっきり無視して仕事ぶっこむからみんな嫌がるんでち)
提督「青葉ー。起きてるかー。至急ちょっと頼みたいことがあるんだがー」
青葉「はいはーい!なんでしょう!」ガチャッ
提督「おっ、起きてたか」
青葉「あっ、提督!こんばんわです。ゴーヤちゃんも」
伊58「青葉、元気でちねー」
青葉「えへへ、青葉新聞の記事作成中だったもんで。テンション上がっちゃって」
伊58「ああ、それで……」
青葉「それで、本日はどういったご用件で?あ、衣笠は寝てますのですみません、ちょっとお静かに」
提督「……お前が一番うるさい気がするんだがまあいい。実は折り入って青葉に協力を仰ぎたいことがあってだな……」
数分後
提督「ってわけなんだが」
青葉「受けましょう!」
伊58「即答!?」
提督「そうか、すまんな……」
青葉「いえいえ!こんなに面白そうなこと、青葉が関わらずして誰がやりますか!」
提督「……一応真面目な案件なんだが」
青葉「わかってますって。仕事はちゃんと真面目にこなします」
青葉「青葉が嬉しいのは、やっとやりがいのある仕事を任せてもらえたってことなんです!」
提督「そ、そうか。まあ青葉は取材とか大好きだからなぁ」
青葉「ええ、それはもう!これで出撃がない日にもとりあえず遊ばせておくのが勿体無いからっていう理由で自室待機それも待機中は
働いている艦娘に示しがつかないからって理由で趣味作業も禁止なんていう社内ニートみたいな居心地の悪い状態からついに!ようやく!
2ヶ月ぶりに解放されるんです!こんなに喜ばしいことはありません!さあ提督!鉄は熱いうちに打てとも申します!すぐ行きましょう!今行きましょう!」
提督「そうか、ありがたい。すまないな青葉」
青葉「いえいえ!さあ青葉、張り切ってお仕事しちゃいますよー!!」
伊58「提督。ゴーヤ思うんだけど、青葉今、すっごく大切なこと言ったんじゃないかなって」
提督「ってわけなんだが」
青葉「受けましょう!」
伊58「即答!?」
提督「そうか、すまんな……」
青葉「いえいえ!こんなに面白そうなこと、青葉が関わらずして誰がやりますか!」
提督「……一応真面目な案件なんだが」
青葉「わかってますって。仕事はちゃんと真面目にこなします」
青葉「青葉が嬉しいのは、やっとやりがいのある仕事を任せてもらえたってことなんです!」
提督「そ、そうか。まあ青葉は取材とか大好きだからなぁ」
青葉「ええ、それはもう!これで出撃がない日にもとりあえず遊ばせておくのが勿体無いからっていう理由で自室待機それも待機中は
働いている艦娘に示しがつかないからって理由で趣味作業も禁止なんていう社内ニートみたいな居心地の悪い状態からついに!ようやく!
2ヶ月ぶりに解放されるんです!こんなに喜ばしいことはありません!さあ提督!鉄は熱いうちに打てとも申します!すぐ行きましょう!今行きましょう!」
提督「そうか、ありがたい。すまないな青葉」
青葉「いえいえ!さあ青葉、張り切ってお仕事しちゃいますよー!!」
伊58「提督。ゴーヤ思うんだけど、青葉今、すっごく大切なこと言ったんじゃないかなって」
青葉「ってわけで、まずはどこの型のお部屋に突撃取材に行きます?」
提督「取材じゃないんだが……いや待てよ?青葉の取材って体なら本音も聞きやすいか?」
伊58「止めても無駄そうだから言うけど、やっぱり最初はしっかりした考えを持ってそうな人のところに行くべきだと思うんでち」
伊58(それとせめて、この時間でも起きてそうな人がいいでち。寝てるの叩き起こされたらただでさえあれな職場環境なのに更に気が滅入るし……)
提督「そうだな、だとしたらまずは……」
型名安価 ※ただしドイツ艦はドイツ艦で一纏め
↓1
提督「取材じゃないんだが……いや待てよ?青葉の取材って体なら本音も聞きやすいか?」
伊58「止めても無駄そうだから言うけど、やっぱり最初はしっかりした考えを持ってそうな人のところに行くべきだと思うんでち」
伊58(それとせめて、この時間でも起きてそうな人がいいでち。寝てるの叩き起こされたらただでさえあれな職場環境なのに更に気が滅入るし……)
提督「そうだな、だとしたらまずは……」
型名安価 ※ただしドイツ艦はドイツ艦で一纏め
↓1
提督「大和型だな」
伊58「おお、いきなりそこ行くでちか」
青葉「でも、確かにいい意見だと思います。大和型は言わば我が鎮守府の艦娘達の頂点。すなわち御意見番でもありますし」
伊58「なるほど。それにリーダーシップも発言力も抜群でち。武蔵は竹を割ったような性格で物事をはっきり言ってくれるし、大和もおしとやかなようでいて真は強い」
提督「ふっ。まあ、効率的にいくんなら当たり前の選択だな」
伊58「あとはこんな時間におじゃまして怒られないかでちけど……」
青葉「その時はその時です!怒らせちゃったらゴーヤちゃん、二人の対処お願いしますね!」
提督「ああ。いざとなったら潜水艦を囮にして逃げれば戦艦なんざ余裕のよっちゃんよ!」
伊58(あ、こいつら似たもの同士でち)
提督「さあいつまでもグズグズしてはいられんぞ!いざ行かん!大和型相部屋!」
青葉「青葉突撃します!!」
提督「ついでにあの二人のセクシーな寝姿なんかもバッチリ網膜に焼き付けちゃったりなんかして。あわよくば触っちゃったりなんかして」
青葉「民間人にもファンの多いあの二人の無防備な姿、写真に撮ってネットで売れば簡単に小遣いに……わお、これ現代の錬金術です」
青葉提督「「げっげっげ」」
伊58「……まあ、いざとなったらどうにかしてお前ら二人出し抜いて生贄にしてやるから、安心して苦しんで死ねでち」
伊58「おお、いきなりそこ行くでちか」
青葉「でも、確かにいい意見だと思います。大和型は言わば我が鎮守府の艦娘達の頂点。すなわち御意見番でもありますし」
伊58「なるほど。それにリーダーシップも発言力も抜群でち。武蔵は竹を割ったような性格で物事をはっきり言ってくれるし、大和もおしとやかなようでいて真は強い」
提督「ふっ。まあ、効率的にいくんなら当たり前の選択だな」
伊58「あとはこんな時間におじゃまして怒られないかでちけど……」
青葉「その時はその時です!怒らせちゃったらゴーヤちゃん、二人の対処お願いしますね!」
提督「ああ。いざとなったら潜水艦を囮にして逃げれば戦艦なんざ余裕のよっちゃんよ!」
伊58(あ、こいつら似たもの同士でち)
提督「さあいつまでもグズグズしてはいられんぞ!いざ行かん!大和型相部屋!」
青葉「青葉突撃します!!」
提督「ついでにあの二人のセクシーな寝姿なんかもバッチリ網膜に焼き付けちゃったりなんかして。あわよくば触っちゃったりなんかして」
青葉「民間人にもファンの多いあの二人の無防備な姿、写真に撮ってネットで売れば簡単に小遣いに……わお、これ現代の錬金術です」
青葉提督「「げっげっげ」」
伊58「……まあ、いざとなったらどうにかしてお前ら二人出し抜いて生贄にしてやるから、安心して苦しんで死ねでち」
大和型相部屋前
提督「」コツ……コツ……
青葉「」ソロソロ
伊58「なーんでお前らそんなサイレントに行動してるでち」
提督「ばっ……!しー!しー!」
青葉「駄目ですってゴーヤちゃん!起こしちゃうでしょ!」ヒソヒソ
伊58(すでに当初の目的見失ってる……)
伊58「何のっけから馬鹿なことやってるでち。当初の目的もう忘れたの?流石にちょっと引くでち。憲兵呼ぶ?」
提督「ぐぅ……わ、分かったよ。ちょっと深夜のテンションで遊んでみただけだろ。ちゃんとやるから」
青葉「ぬう。憲兵ですか。それは……すみません、ふざけすぎました」
伊58(青葉も憲兵には弱かったでち)
伊58「まったく……気が済んだらさっさと目的に戻るでち」
提督「ああ。それじゃあ今度こそ真面目に部屋をノックして……」スッ
部屋の中「三人とも、先程からそこで一体何をしておる?」
三人「!?」ビクッ
提督「」コツ……コツ……
青葉「」ソロソロ
伊58「なーんでお前らそんなサイレントに行動してるでち」
提督「ばっ……!しー!しー!」
青葉「駄目ですってゴーヤちゃん!起こしちゃうでしょ!」ヒソヒソ
伊58(すでに当初の目的見失ってる……)
伊58「何のっけから馬鹿なことやってるでち。当初の目的もう忘れたの?流石にちょっと引くでち。憲兵呼ぶ?」
提督「ぐぅ……わ、分かったよ。ちょっと深夜のテンションで遊んでみただけだろ。ちゃんとやるから」
青葉「ぬう。憲兵ですか。それは……すみません、ふざけすぎました」
伊58(青葉も憲兵には弱かったでち)
伊58「まったく……気が済んだらさっさと目的に戻るでち」
提督「ああ。それじゃあ今度こそ真面目に部屋をノックして……」スッ
部屋の中「三人とも、先程からそこで一体何をしておる?」
三人「!?」ビクッ
提督「やっべ!ばれてーら!?」
青葉「流石大和型ですね。まさか部屋の前の気配を感知していたとは」
提督「どうする?逃げるか?いや、なんとなく」
青葉「何言ってるんですか!むしろ好都合じゃないですか!叩き起こす手間が省けたんですし」
提督「それもそうか。んじゃ気軽に行くか」
伊58「あれ?でも今の声……」
提督「……あ~、すまん。ちょっとお前たちに聞きたいことがあってな。こんな深夜に申し訳ないんだが、今時間いいか?」
伊58「ちょっと、提督」クイクイ
部屋の中「……だそうだが、良いか?大和」
提督「ん?なんだゴーヤ」
伊58「ねえ、今の声って……」
提督「武蔵だろ?」
青葉「ええ。あの低く勇ましい格好いい声は武蔵さんですよね」
伊58「いやいやいや。やっぱ帰ろ?これまずいって」
提督「は?何言ってるんだよ今更」
青葉「流石大和型ですね。まさか部屋の前の気配を感知していたとは」
提督「どうする?逃げるか?いや、なんとなく」
青葉「何言ってるんですか!むしろ好都合じゃないですか!叩き起こす手間が省けたんですし」
提督「それもそうか。んじゃ気軽に行くか」
伊58「あれ?でも今の声……」
提督「……あ~、すまん。ちょっとお前たちに聞きたいことがあってな。こんな深夜に申し訳ないんだが、今時間いいか?」
伊58「ちょっと、提督」クイクイ
部屋の中「……だそうだが、良いか?大和」
提督「ん?なんだゴーヤ」
伊58「ねえ、今の声って……」
提督「武蔵だろ?」
青葉「ええ。あの低く勇ましい格好いい声は武蔵さんですよね」
伊58「いやいやいや。やっぱ帰ろ?これまずいって」
提督「は?何言ってるんだよ今更」
伊58「いや、でも、その……」モジモジ
青葉「ゴーヤちゃん?」
部屋の中「……む、そこで待っておれと?お主が出るのか。あいわかった」
提督「なんだ?ゴーヤ。今度は顔赤いぞ。熱でもあるのか?」
伊58「いやその……なんでわかんないかなーもー」モジモジ
提督「ゴーヤ?だからわからんからはっきり言え」
青葉「?」
伊58「……はぁ。わかったでち。言えばいいんでしょ?言えば」
部屋の中「ふむ。お前がそう言うなら俺は構わん。何。お主は私の姉だからな」
トタタタ
伊58「……この声、どう考えても武蔵さんじゃなくて男の人の声でち」
提督「!?」
青葉「!?」
バターン
大和「うわーーーん!!提督ーーーーーーー!!」ガバッ
青葉「ゴーヤちゃん?」
部屋の中「……む、そこで待っておれと?お主が出るのか。あいわかった」
提督「なんだ?ゴーヤ。今度は顔赤いぞ。熱でもあるのか?」
伊58「いやその……なんでわかんないかなーもー」モジモジ
提督「ゴーヤ?だからわからんからはっきり言え」
青葉「?」
伊58「……はぁ。わかったでち。言えばいいんでしょ?言えば」
部屋の中「ふむ。お前がそう言うなら俺は構わん。何。お主は私の姉だからな」
トタタタ
伊58「……この声、どう考えても武蔵さんじゃなくて男の人の声でち」
提督「!?」
青葉「!?」
バターン
大和「うわーーーん!!提督ーーーーーーー!!」ガバッ
提督「うおっ!?どうした大和!?」
大和「でい゙どぐぅゔゔゔゔゔゔ!!!な゙ん゙が今゙日゙晩゙御゙飯゙がら゙帰゙っ゙だら゙部゙屋゙に゙変゙な゙男゙の゙人゙があああああ!!!」ギューッ
提督「ぐ、ぐるじ……」メキメキ
伊58「提督!?身体がメキメキいってるでちよ!?」
青葉「ああっ!司令官が死んじゃう!」パシャパシャ
提督「お……まえ……ら……たす……け……」ミシミシ
大和「はっ!?す、すみません!」パッ
提督「かはっ!」ドサッ
青葉「大変です!提督の顔色が真っ青な土気色に!」パシャパシャ
伊58「1発目から大ピンチでち」
提督「そ、それより、お、男の人……だと?」
青葉「おっとそうでした!これは願ってもない大スクープですよ!?『衝撃!あの超弩級戦艦に男の影!?大和撫子裏の顔。乱れた夜戦事情!』明日の一面はこんな感じで決まり!」
伊58「青葉新聞がどんな新聞かがよくわかる優秀なタイトルでち」
提督「や、大和……お前、まさか相部屋に妹と暮らしてる身で部屋に男連れ込むとか……」
大和「違います!さっきの私の話聞いてました!?」
大和「でい゙どぐぅゔゔゔゔゔゔ!!!な゙ん゙が今゙日゙晩゙御゙飯゙がら゙帰゙っ゙だら゙部゙屋゙に゙変゙な゙男゙の゙人゙があああああ!!!」ギューッ
提督「ぐ、ぐるじ……」メキメキ
伊58「提督!?身体がメキメキいってるでちよ!?」
青葉「ああっ!司令官が死んじゃう!」パシャパシャ
提督「お……まえ……ら……たす……け……」ミシミシ
大和「はっ!?す、すみません!」パッ
提督「かはっ!」ドサッ
青葉「大変です!提督の顔色が真っ青な土気色に!」パシャパシャ
伊58「1発目から大ピンチでち」
提督「そ、それより、お、男の人……だと?」
青葉「おっとそうでした!これは願ってもない大スクープですよ!?『衝撃!あの超弩級戦艦に男の影!?大和撫子裏の顔。乱れた夜戦事情!』明日の一面はこんな感じで決まり!」
伊58「青葉新聞がどんな新聞かがよくわかる優秀なタイトルでち」
提督「や、大和……お前、まさか相部屋に妹と暮らしてる身で部屋に男連れ込むとか……」
大和「違います!さっきの私の話聞いてました!?」
青葉「ちっ。外れですか。でもまあ、見出しの最後に小さく『……か?』って書いとけば問題無いですよね」パシャパシャ
提督「ってことは、なんだ?お前の部屋に知らない男が忍び込んだと言いたいのか?」
大和「そうです!見てくださいあの人を!なんか私の事姉だとか言ってますけど、私にあんな怖い顔の弟はいません!!」ビシッ
??「む……」
大和「っていうか弟なんかいません!!」
提督「……ったく。ならストーカーかなんかかよ。下がってろ大和。艦娘が民間人に怪我させたりしたら大問題になりかねないしな」
大和「て、提督……」ホッ
伊58「なーんだ、そういうことか。やっぱり大和くらいになるとファンも多いからそういうのも出てくるんでちね」
青葉「人気者も大変ですねぇ」パシャパシャ
??「ふむ……大和よ。この武蔵、その言い草には少々落胆を隠せぬぞ」
提督「すみませんね、お兄さん。でもこの子、一応俺のとこの部下なもんで。あんましつこいとこっちもそれなりの対処しなきゃいけなくなるんですわ」
伊58(相手が民間人だとわかった途端口調が尊大になったでち)
??「ほう。それなりの対処?とは?」
提督「まあ、有り体に言えば、こっちも軍人なわけでね。できることなら民間人の方には危害は加えたくはないんですけど……」
提督「あんまりしつこくこっちの仕事の邪魔すんなら、ちょっくら正当防衛って名前のお仕置きするくらいの権限はあるんですよ?今時分、戦時中ですもんで」スッ
提督「ってことは、なんだ?お前の部屋に知らない男が忍び込んだと言いたいのか?」
大和「そうです!見てくださいあの人を!なんか私の事姉だとか言ってますけど、私にあんな怖い顔の弟はいません!!」ビシッ
??「む……」
大和「っていうか弟なんかいません!!」
提督「……ったく。ならストーカーかなんかかよ。下がってろ大和。艦娘が民間人に怪我させたりしたら大問題になりかねないしな」
大和「て、提督……」ホッ
伊58「なーんだ、そういうことか。やっぱり大和くらいになるとファンも多いからそういうのも出てくるんでちね」
青葉「人気者も大変ですねぇ」パシャパシャ
??「ふむ……大和よ。この武蔵、その言い草には少々落胆を隠せぬぞ」
提督「すみませんね、お兄さん。でもこの子、一応俺のとこの部下なもんで。あんましつこいとこっちもそれなりの対処しなきゃいけなくなるんですわ」
伊58(相手が民間人だとわかった途端口調が尊大になったでち)
??「ほう。それなりの対処?とは?」
提督「まあ、有り体に言えば、こっちも軍人なわけでね。できることなら民間人の方には危害は加えたくはないんですけど……」
提督「あんまりしつこくこっちの仕事の邪魔すんなら、ちょっくら正当防衛って名前のお仕置きするくらいの権限はあるんですよ?今時分、戦時中ですもんで」スッ
??「ほう!それは面白い」
提督「……あんまナメてっとマジで痛い目あいますよ。俺、これでも空手黒帯ですしね」
??「空手」
提督「ああ。瓦なら10枚以上割れるし、板だって割れるぜ。どうだ?ちょっとは自分のやったこと後悔し始めたか?」
??「…」
提督(よしよし、ビビリ始めたな。それじゃあもういっちょ、念押しで演武の型一個見せてやってご帰宅願うかな)
提督「ちぇりゃー!やっ!はっ!」ビシッバッバッ
??「…?」
伊58「唐突に何始めてるんでち?この人」ヒソヒソ
青葉「さあ?」ヒソヒソ
大和「提督……」ハラハラ
提督「どうだ!」ビシッ
??「……ふむ」
??「武と云うよりは舞。舞踊だな」
??「しかし何故石や木を………?」
提督「「何だァ?てめェ……」
提督「……あんまナメてっとマジで痛い目あいますよ。俺、これでも空手黒帯ですしね」
??「空手」
提督「ああ。瓦なら10枚以上割れるし、板だって割れるぜ。どうだ?ちょっとは自分のやったこと後悔し始めたか?」
??「…」
提督(よしよし、ビビリ始めたな。それじゃあもういっちょ、念押しで演武の型一個見せてやってご帰宅願うかな)
提督「ちぇりゃー!やっ!はっ!」ビシッバッバッ
??「…?」
伊58「唐突に何始めてるんでち?この人」ヒソヒソ
青葉「さあ?」ヒソヒソ
大和「提督……」ハラハラ
提督「どうだ!」ビシッ
??「……ふむ」
??「武と云うよりは舞。舞踊だな」
??「しかし何故石や木を………?」
提督「「何だァ?てめェ……」
提督ワーカーホリックで体持ってるだけあって普通レベルで優秀っぽい
その現場を目撃した巡潜乙型改二3番艦潜水艦(伊58)氏は後にこう語る
伊58「ええ、それは一瞬のことだったでち」
伊58「その厳しい顔をした男の挑発に提督がまんまと乗って…」
伊58「今思えば、いくら挑発されたからって、民間人に自分から手を出そうとした提督も提督ではあるんでちが」
伊58「それ以前に、あの男の異常に発達した筋肉や、あの悪鬼羅刹のような形相を見てどういう相手かわからずに襲いかかった時点であいつはアホだと思うでち」
伊58「え?提督が挑発に乗った後?う~ん、なんて言ったらいいんだろう。提督がね……飛んだの」
伊58「飛んだって言っても、勿論本当に飛んだんじゃないよ?でもほら、よく比喩で凄い跳躍をした人のことを飛んだ、なんて表現したりするでしょ?あんな感じ」
伊58「そして跳んだのは、自分の意志じゃない。逆上した提督が相手の男をやっつけようと拳を握りしめて、一歩……そう、一歩だけ前に出ようとしたんでち」
伊58「そしたらその瞬間、提督が横っ飛びに吹っ飛んでってそのままの勢いでゴロゴロと10mくらいゴムマリみたいに転がって」
伊58「最後には壁にぶつかって終わり。慌ててゴーヤ達が駆け寄ってったらすでに意識はぷっつりと途切れてたでち」
伊58「どうやって攻撃されたのか?そんなのゴーヤにはわかんないでち。でも、右ほっぺが真っ赤に腫れてたからそこをビンタでもされたんじゃないかなぁ」
伊58「へ?仇?なんでゴーヤ達が取らないといけないでち?」
伊58「むしろ惜しむらくは、その男が相当手加減してくれてたらしくて30分もしたら提督があっさり意識を回復させやがったことでち。……ちっ」
伊58「……あ、最後のはオフレコで」
~翌朝青葉新聞一面より抜粋~
伊58「ええ、それは一瞬のことだったでち」
伊58「その厳しい顔をした男の挑発に提督がまんまと乗って…」
伊58「今思えば、いくら挑発されたからって、民間人に自分から手を出そうとした提督も提督ではあるんでちが」
伊58「それ以前に、あの男の異常に発達した筋肉や、あの悪鬼羅刹のような形相を見てどういう相手かわからずに襲いかかった時点であいつはアホだと思うでち」
伊58「え?提督が挑発に乗った後?う~ん、なんて言ったらいいんだろう。提督がね……飛んだの」
伊58「飛んだって言っても、勿論本当に飛んだんじゃないよ?でもほら、よく比喩で凄い跳躍をした人のことを飛んだ、なんて表現したりするでしょ?あんな感じ」
伊58「そして跳んだのは、自分の意志じゃない。逆上した提督が相手の男をやっつけようと拳を握りしめて、一歩……そう、一歩だけ前に出ようとしたんでち」
伊58「そしたらその瞬間、提督が横っ飛びに吹っ飛んでってそのままの勢いでゴロゴロと10mくらいゴムマリみたいに転がって」
伊58「最後には壁にぶつかって終わり。慌ててゴーヤ達が駆け寄ってったらすでに意識はぷっつりと途切れてたでち」
伊58「どうやって攻撃されたのか?そんなのゴーヤにはわかんないでち。でも、右ほっぺが真っ赤に腫れてたからそこをビンタでもされたんじゃないかなぁ」
伊58「へ?仇?なんでゴーヤ達が取らないといけないでち?」
伊58「むしろ惜しむらくは、その男が相当手加減してくれてたらしくて30分もしたら提督があっさり意識を回復させやがったことでち。……ちっ」
伊58「……あ、最後のはオフレコで」
~翌朝青葉新聞一面より抜粋~
30分後
提督「いてて……なんだあいつ」ムクリ
伊58「ちっ。生きてやがったでち」
青葉「あっ、提督起きちゃった。それじゃあ武蔵さん、インタビューはこの辺で大丈夫です。ありがとうございました」
武蔵「ああ。……いんたびゅう?」
伊58「良かったねぇ、提督。あの人、一応手加減してくれたみたいで」
提督「夢じゃなかったのか……」
大和「提督ぅ……」
提督「大和……すまん。俺にはあいつを排除するのは無理だ」
伊58「まあ仕方ないでち。あれはもうなんだかアンタッチャブルな存在な気がしてなんないし、諦めてさっさとこの部屋から逃げるでち」
提督「そうだな……そういうわけだ。すまん、大和。力になれず」
大和「嫌ですよ!?置いてかないでくださいよ!私怖いです!」
青葉「大和さんはそうおっしゃりますけども、インタビューしてみたところ、あの武蔵さん結構いい人っぽいですよ?顔は怖いけど」
大和「嫌!置いてかないで!みんなが何してるか知らないけど何かお仕事なんですよね!?私も一緒に行きますから!」
提督「そうは言うがな大和」
提督「いてて……なんだあいつ」ムクリ
伊58「ちっ。生きてやがったでち」
青葉「あっ、提督起きちゃった。それじゃあ武蔵さん、インタビューはこの辺で大丈夫です。ありがとうございました」
武蔵「ああ。……いんたびゅう?」
伊58「良かったねぇ、提督。あの人、一応手加減してくれたみたいで」
提督「夢じゃなかったのか……」
大和「提督ぅ……」
提督「大和……すまん。俺にはあいつを排除するのは無理だ」
伊58「まあ仕方ないでち。あれはもうなんだかアンタッチャブルな存在な気がしてなんないし、諦めてさっさとこの部屋から逃げるでち」
提督「そうだな……そういうわけだ。すまん、大和。力になれず」
大和「嫌ですよ!?置いてかないでくださいよ!私怖いです!」
青葉「大和さんはそうおっしゃりますけども、インタビューしてみたところ、あの武蔵さん結構いい人っぽいですよ?顔は怖いけど」
大和「嫌!置いてかないで!みんなが何してるか知らないけど何かお仕事なんですよね!?私も一緒に行きますから!」
提督「そうは言うがな大和」
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