元スレ八幡「あ...夢精してる...。」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
251 :
乙!
良かったよ!
252 :
おつ
番外編はここに書いてくださるん?
253 :
番外編はここに書く予定です。
が、今から、番外編の前に一つ話を投下しようかと思います。
眠れなくて、ボツにして書くつもりの無かったものを書いてしまいました。
キャラ崩壊、オリジナル設定のオンパレードなので原作のあーしさんが好きな人はご遠慮下さい。
この話の立ち位置としては、本編のあーしさんsideの話に近いです。
254 = 1 :
三浦優美子は恋をする。
255 = 1 :
私は、とある教室の中で起きていることに驚いていた。
と、いうのも比企谷八幡が子供の様に泣き叫ぶのをみたからだった。
"本物"が欲しい。
そう訴えて泣く彼はなんだかとても綺麗で純粋なものに思えた。
同時になんだか心の奥がキュンとする気がした。
そもそも、私の知っている比企谷八幡という男のイメージは、よくわからないやつ、だった。
自分の親友である(と思っている)由比ヶ浜結衣と同じ部活に属している。
その部活に入ってから結衣は変わったと思う。
今まではおどおど怯え、周りの空気に合わせる小さな子犬みたいだった彼女が、いつしかハッキリと物を言う様になった。
256 = 1 :
それは私にとってはなんだか悔しかった。
私は、イラつくだけでなんにも出来なかったのに、サラッと誰かが変えて見せたから。
最初は雪ノ下さん、といういけすかない女が結衣を変えたのだと思っていた。
クラスにいる比企谷という男は、とてもじゃないが結衣を変えられる様な人間には見えなかったからだ。
でも、その予想は外れていた。
いや、多少は雪ノ下さんの影響もあるかもしれない。
けど、大半は比企谷のおかげだろう、と結衣を見ていて気付いた。
解せなかった。
自分は、怯えている以前の彼女をなんとかしなくてはと思っていても何も出来なかった。
だが、いつもクラスじゃ寝てばかりいて、浮いている男が結衣を変えるだなんて。
だから勝手に敵対視していた。
そういう認識でいたのに。
それなのに。
泣いているなんて卑怯だ。
凄く...可愛いじゃん。
姫菜に聞いたらギャップ萌えだなんて言うらしい。
その後、危うく布教されかけたので逃げたけど。
257 = 1 :
その日の夜、私は久々に夢を見た。
小学校の時の夢だ。
小学校の教室で、仲の良かった友達がいじめられていた。
気が付いたら私もいじめられていた。
色んな人に色んな意地悪をされた。
朝起きたら軽く泣いていた。
夢の中では、私は虐められてたけど別に本当はいじめられていなかった。
ただ、仲の良かった友達がいじめられていたのは本当。
私も虐められるのが怖くて必死に取り繕った。
中学校でもその恐怖は消えなくて、仮面を作って過ごしていた。
テニスなんてのもやって、それなりの結果を出していたけど、結局臆病な私に変わりはなかった。
258 = 1 :
高校こそは怯えたくない、だから頭の良い所へ行き、架空の女王様のキャラクターを作り上げ、自分の箱庭となるグループを作った。
私はどこまでいっても"私"で居ることは出来なかった。
だからこそ、素直に泣くことが出来ている比企谷が羨ましかった。
だから、変えたかったけど、臆病な私には無理だった。
そのまま気が付いたら冬休みも終わって三学期が始まっていた。
いつも通り、ハリボテのグループで過ごしていた...筈だったけど...。
ハリボテはハリボテのままだった。
259 = 1 :
ある日、大岡がどこからか小学校の時の頃の話を聞いてきて、私に脅しかけてきたのだ。
"女王みたいな振る舞いをしてるお前が虐められっ子の一歩手前だったとはなぁ"
"学校の皆が知ったらお前はどうなるんだろうな"
"虐められっこが逆に虐められるのなんて良くある話だよな"
"知られたくなかったら抱かせろよ"
そういって強引に大岡は迫ってきた。
心が恐怖ですくみ上がって何にも言えなかった。
でも、辛うじて悲鳴を上げることが出来た。
そしたら、偶然比企谷が助けてくれた。
260 = 1 :
助けて貰った後、色んな感情がごちゃ混ぜになってどうしたら良いのか分からなくなった。
幸い、パパもママも暫く休んでも良いと言ってくれたから、休ませて貰った。
"私"の事
"あーし"の事
比企谷八幡という男の事
考えたい事は沢山あった。
だけど答えは見つからなかった。
比企谷に近付いたら、比企谷と"本物"の友達になれたなら。
その答えが分かる。
その時の私はそう考えていた。
261 = 1 :
だから、一緒懸命比企谷の友達になろうとした。
八幡って、名前で呼んでみたり。
抱きついてみたり。
一緒に買い物へ行ったり。
すっごくドキドキした。
隼人達と遊ぶ時は違った気持ち。
この気持ちはなんだろうかと悩んだ。
八幡を可愛いと感じた時に似ていた。
そして、八幡が私と友達になってくれと言おうとした時にようやく気付いた。
きっと友達じゃ物足りない。
もっと近くに居たい。
262 = 1 :
この気持ちは"恋"だ。
263 :
大岡ンゴwwwwwwwwwww
264 = 1 :
そう気付いたら、言葉にするのは簡単だった。
「八幡のこと好きになったんだ」
こう伝えたら予想通り、八幡はびっくりしていた。
でも今は伝えられただけで満足だったから答えを聞くのは先延ばしにしたんだ。
265 = 1 :
でも一つ言えるのは...。
三浦優美子は恋をしている、ってこと。
266 = 1 :
三浦優美子は恋をする 完
267 :
乙
良かったです
268 = 1 :
大分蛇足かなと改めて思いました。
もはやあーしさんでもなんでもないし...。
まぁ可愛くて乙女な優美子ちゃんを書きたかっただけです。
深夜にノリでSSはかくもんじゃないですね。
あと、大岡がクズなのは許してください。
童貞風見鶏は使い勝手が良いんです...笑
あと最後に二点訂正を。
>>261
誤 : だから、一緒懸命比企谷の友達になろうとした。
正 : だから、一生懸命八幡の友達になろうとした。
>>265
誤 : でも一つ言えるのは...。
正 : でも一つ先延ばしにしても、変わらないと言えるのは...。
269 :
乙
大岡の貧乏くじ属性は八幡以上やでww
270 :
乙です
いいあーしルートだった
271 :
乙
奉仕部2人との修羅場はよ
273 :
"虐められっこが逆に虐められるのなんて良くある話だよな"
なにいってだ大岡
274 :
>>273
おめぇいながっぺか?
275 :
最初まぁまぁ面白かったけど三浦親が出てきたあとくらいから脈絡ない急展開でつまらんくなった
276 :
乙
八幡は結局頬にキスされただけで夢精したのか?
277 :
279 :
>>278
発狂してるように見えてワラタ
280 :
時間があるのでこれより番外編投下します。
時系列は八幡達が3年の夏頃ってことでお願いします。
また番外編はあくまでIFルート、こんなことあるかもねーぐらいで読んでもらえると嬉しいです。
レスたくさんありがとうございます。
御指摘もありましたが、改めて読み直すと自分でも少し無理矢理な展開かな、と思う部分もありました。
またちょこちょこ時間を取りつつ、SSを書こうと思いますので生かして行きたいと思います。
281 = 1 :
番外編
比企谷八幡は四面楚歌である。
282 = 1 :
結衣「八幡おはよー!」
そういって結衣が俺の左腕に巻きついてくる。
やめて、その豊満な物が当たってるから!
結衣「わざと当ててるんだよ?」
八幡「流石ビチヶ浜と呼ばれるだけあるな。あと自然に俺の心の中読むのはやめてくれ」
結衣「だーかーらービッチなんかじゃないし!」
取り敢えずその凶暴なもの押し当てるのやめてから言ってくれよ。
283 = 1 :
と、結衣に気を取られていると今度は左腕に控えめな柔らかい感触がする。
雪乃「おはよう、八幡君。しかし、懲りずにそうやってまた脂肪の塊を押し付けられて喜んでるのね」
雪乃が拗ねる様に言った。
八幡「そりゃ、ないよりあった方が雪乃「な に か し ら」
八幡「ナンデモナイッス」
雪乃様の恐怖に一人震えざるをえなかった。
結衣「ふふっ、あたしの方がいいって八幡がいってくれた!」
雪乃「そんなことは無いわよね、八幡君?」
八幡「み、みんな違ってみんな良いと思うぞ、うん」
大丈夫かな、俺声震えてないかな?
284 = 1 :
しかし、周りからの視線が痛い上にひそひそ声まで聞こえてくる。
「マジヒキタニクンヤベーッショ」「ハチマンキサマハソンナリアジュウミタイナコトシオッテワレハウラヤマシイゾ」
そりゃあ、俺みたいなのが美少女二人両手に抱えてるんだ、軽く呪われても文句は言えない。
なんなら、俺がそんなハーレム人間をみたら呪うまであるね。
そんな不毛なことを考えていたら、後ろの方からバタバタと誰かがかけてくる音がする。
このあざとい足音...あいつか?
俺の五感が警鐘を鳴らす。
285 :
あざとい足音でワラタ
286 = 1 :
いろは「せーんぱいっ!」
予想通り俺のバカな後輩、いろはが後ろから抱きついてきた。
雪乃より自己主張が激しく、結衣より控えめの二つのお山が背中に当たる。
結衣&雪乃「なっ、いろはちゃん(さん)ずるい(わ)!」
いろはと二人は、火花を散らしながら睨み合っている。
いや、キャットファイトでもなんでもやってもらっていいんで、とりあえず俺から離れてもらえませんかね?
じゃないと、そろそろ周りの野郎連中の視線だけで蒸発するって、マジで。
そして、いろはが一瞬ハッとした様な顔をした後、ドヤ顔で一言言い放った。
いろは「だってぇ、お二人が手を塞いでいるんで、私は後ろかなって思いまして」
雪乃&結衣「」
俺の願いがほんの少しだけ届いたのか、争いは収まった。
いや、恐らくいろはの言うことに反論出来なかっただけだろうが。
287 = 1 :
と、油断していると今度は前方から声が聞こえてきた。
優美子「はっちまーん!あーしも入れろし!」
そういうと、優美子は強引に俺の前へ抱きついてきた。
優美子といろはで、俺をサンドウィッチしながら抱きしめ合うみたいな形になっている。
雪乃「私だって負けないわ」
そういって雪乃が横から抱きついてきた。
※廊下です。
そうすると結衣も負けじと抱きついてきて、前向きおしくらまんじゅうみたいになっている。
※もう一度言いますが、廊下です。
288 = 1 :
と、油断していると今度は前方から声が聞こえてきた。
優美子「はっちまーん!あーしも入れろし!」
そういうと、優美子は強引に俺の前へ抱きついてきた。
優美子といろはで、俺をサンドウィッチしながら抱きしめ合うみたいな形になっている。
雪乃「私だって負けないわ」
そういって雪乃が横から抱きついてきた。
※廊下です。
そうすると結衣も負けじと抱きついてきて、前向きおしくらまんじゅうみたいになっている。
※もう一度言いますが、廊下です。
夏場だから暑い上に、薄着なので感触がダイレクトに伝わってくる。
ドギマギするからやめてもらえませんかね。
だが、ここで俺に救いの手が差し伸べられた。
289 = 1 :
朝のHRが始まる五分前の予鈴である。
八幡「ほ、ほらお前らHR行け!」
ふう、ようやく解放される。
雪乃「残念だけれど、仕方ないわね」
結衣「あたしも八幡とクラス別れちゃったしなー。あー優美子羨ましい!」
いろは「私はそもそも学年違いますしね」
それぞれ、ぶつくさ言いながら各教室に戻っていく。
優美子「じゃああーし達もいこっか、八幡」
八幡「おう、急がないと遅れるな」
二人で慌てて教室へ向かう。
そして、優美子は教室に入る前、いたずらっぽく俺の耳元へ囁いた。
290 = 1 :
優美子「八幡、前が大きくなってたのは黙っててあげるし」
やはり、俺の息子が元気なのは間違っている。
291 :
間違ってないぞ
とっとと4人ともハメよう
292 = 1 :
比企谷八幡は四面楚歌である。 完
293 = 1 :
以上にてこのSSは終了とさせて頂きたいと思います。
読んで頂いた方、レスをくださった方ありがとうございました。
また、じっくりをSSを書き溜めて投稿しに来たいと思います。
簡単に予告だけします。
①遊戯王×俺ガイル
②いろはすメイン
どちらも構想を練っていますので
書き上がった方からスレを建てたいと思います。
その時は是非、お付き合いくださいませ。
294 :
いろはすss楽しみ待ってるよ
295 :
乙
面白かった
296 :
いろはす!いろはす!
おつ
297 :
レスありがとうございます。
大変嬉しいです。
いろはすのSSを重点的に書き溜めてます。
原作で八幡って、いろはすの家言った事ありましたか?
友達に借りて読んだので、記憶があやふやでして、教えて頂けると幸いです。
あと一つお聞きしたいのですが、このスレはHTML化依頼出さなきゃいけないのでしたっけ?
初めてなので、そこらへんは勝手がわからないのですが...。
298 = 295 :
このスレでいろはすのSS書くなら必要無い
新スレ立てて書くなら完結したから依頼出さないといけない
299 = 1 :
>>298
ありがとうございます。
また別スレたてて書こうと思うので依頼出してこようと思います
それでは、またスレを建てましたら宜しくお願いします。
300 :
タイトルからは想像できんようなSSだったな
またかいてくりー!
みんなの評価 : ★
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