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    元スレ八幡「こっちは平和だな……もう千葉には戻らない」つかさ「ど、どんだけー…」

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    みんなの評価 : ★★★×5
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    53 = 33 :

    でたよ末尾0www
    言い負かされてID変えたん?

    54 = 1 :

    店長「ハッチー!ゆるふわシチュー2皿追加!萌えきゅんチョコパフェも2つ追加で!」

    八幡「なンでよりによって厨房が俺一人なンだよ……!!!」ガチャガチャ

    こなた「去年もだったんだよー。厨房スタッフが同時にインフルエンザにかかるの」エッサホイサ

    八幡「絶対仮病だろクソが…腹いせにロッカーの中の私物にホイップクリームをトッピングしてやる」ブツブツ

    かがみ「八幡!こっちにご主人様オムライス追加!!」

    八幡「ひぃぃ…」トントン ザクザク ジュー



    店長「ようやく捌けて来たわね……ハッチー、休憩入れていいわよ」

    八幡「………ウス…」ゼー ハー

    店長「しかしハッチー働き者ね。今日だけでハッチー1人がスタッフ3人分回ったわよ」

    八幡「働きたく……ないんすけど…」

    55 = 1 :

    店長「お姉さん惚れちゃうゾ☆」

    八幡「いや、店長ってお姉さんじゃなくてお兄さ」

    店長「……」ニコニコ

    八幡「あ、なんでもないですはい」

    店長「かがみちゃんも臨時で飛んで来てくれるし、とても素敵なバレンタインだわ」

    八幡「……そっスね」


    かがみ「ちょ、こまりますっ!!」

    「いいぢゃ~ないのぉ~」ヒック

    八幡「……」

    店長「あら、ハッチー?」


    かがみ「はなしてくださいっ」

    「まぁまぁ、仕事終わったらヒマでしょ?おじさんと一緒に遊ぼうよ~」ヒック

    かがみ(この……ブン殴るっ !)

    「おいそこの!酒持って来い!!」

    八幡「………ここにはお酒が無いんでこちらをどうぞ」ビチャビチャ

    「おわっ!?わ、わぶっ!!」

    八幡「そのハゲ頭かしてみろ、ケチャップで魑魅魍魎って書いてやる。文系舐めんな」

    56 = 1 :

    「な、なにをする!店員の分際で…」

    店長「ハイそれまでよー。それ以上暴れんならカマ掘んぞゴルァ」パキポキ

    「な、な……くっ!釣りはいらんぞ!!」バンッ

    八幡「……」ガシッ

    「なんだ!まだ文句があるのか!!」

    八幡「1700円足りないんですよねコレが」






    パチパチパチパチ

    八幡「お、お騒がせしてすんませんした」ペコペコ

    店長「よくやったわ。ケチャップはやりすぎだったけど」

    八幡「手元にあったんで、つい」

    こなた「アニメみたいだったねぇ」

    かがみ「……は、八幡。ありがと…」

    八幡「……おう」

    こなた「……」ムッ

    57 = 1 :

    こなた「ほーらー!仕事に戻るよっ!」グイグイ

    かがみ「どの口が言うかーーっ!」ムギュー

    こなた「いふぁいいふぁい」ムニョーン

    八幡「くそわろ」

    パシャッ

    こなた「ちょぉ!勝手に撮ったらだめデスよお客さんー!」

    八幡「お客さんだと思った?残念、スタッフでした!」




    八幡「そしてまたやって来るラッシュ」ガチャガチャ トントン ザクザク ジュー

    店長「ここよ!ここが正念場よっ!」

    こなた・かがみ・以下略「「「おー!!」」」

    八幡「………」タタタタタタタン

    こなた「八幡!いちごみるくプリン追加でっっ」

    八幡「…………」バキッ カパッ トトトトトッ

    かがみ「こっちはチョコライス!バレンタイン仕立てのセットで2つ!」

    八幡「……………」ザッ ペタペタ トロー ガガガガガ

    58 = 1 :






    店長「オツカレサマー……」グッタリ

    「「「オツカレ様デシター…」」」グッタリ

    八幡「………zzZ」バタッ

    こなた「あー。八幡疲れて寝ちゃったよ…」

    かがみ「仕方ないわよ…ぶっちゃけ1番頑張ってたし……」

    店長「若いのに無茶するわねぇ。途中で変わってもよかったのに」

    こなた「いやいや、八幡にホールは無理デショー…」ナイナイ

    かがみ「それに。こいつもこいつで変わろうとしなかったと思います」フフッ

    店長「働きたくないとか言うわりには頑張り屋さんなのね。人を助けて損をするタイプのコだわね」

    かがみ「……そうですね」

    こなた「意外と捻デレだからねぇ」ニヤニヤ

    かがみ「捻デレって何だ、聞いたことないぞ」

    こなた「そのうち分かるよ」

    59 = 1 :

    店長「明日は休みよね?ハッチーの親御さんに、お店に泊まらせるように言っておくわ」

    こなた「私もこのまま寝ちゃおうかなぁ……ふぁぁ」グーグー

    かがみ「だめ…よ……帰らないと…」スヤスヤ

    店長「2人追加ね。アタシが責任をもって保護者役を務めるわ、ゆっくりおやすみなさい」



    八幡「つかさ……弟子にしてくれ…zZZ」

    60 = 1 :

    よ、用事があるんですなの
    ちゃんと帰って来るから、み、見逃してなのーーっ!!!

    62 = 1 :

    店長「はいお給料」ポスッ

    八幡「おぉ…」

    かがみ「ありがとうございます」

    こなた「意義ありーっ!店長、私と八幡の給料袋には明らかに厚みに差があると思いますっっ」

    店長「当たり前じゃない。ハッチーはバレンタインイベントの時には死ぬほど頑張ってくれたのよ?働きに応じた給料をもらって当然……逆にあなたは遅刻はするは無駄話はするは………」イライラ

    こなた「うっ」

    店長「給料1割カットしてあるわ」

    こなた「そんなぁぁ~」

    かがみ「……」ニコニコ

    八幡「かがみ、あんまり食うと体重が増えるぞ」

    かがみ「うっさいっ まだ何も言ってないだろっ」

    八幡「せっかくだからゆたかとつかさを飯に連れて行ってやろうと思うわけよ」

    かがみ「もう夜の8時だけど」

    八幡「明日は休みだ」キリッ

    かがみ「つかさは高校生だからともかく……ゆたかちゃんは中学生だぞ」

    八幡「……じゃあ明日誘うわ」

    こなた「は、八幡大明神…?ちょこーっとだけお願いがございます」

    八幡「1日1割でいいぞ」ニコッ

    こなた「酷いっ 鬼っっ!」

    63 = 1 :

    八幡「かがみも来るよな?」

    かがみ「え ……いいの?」キョトン

    八幡「あんまり食い過ぎないならな」

    かがみ「私は大食いキャラじゃないっつの!…じゃあ行く」

    こなた「八幡八幡、私はー?」

    八幡「1日1割でいいぞ?」ニコッ

    こなた「うぇぇーん!」




    八幡「ただいま」

    小町「おかえりー」

    八幡「ケーキ食うか?店長に貰った」

    小町「愛してるよお兄ちゃんっっ!!」

    八幡「俺もだよ言わせんな」

    65 :

    ね落ちにしちゃ時間早いな
    とりあえず乙

    66 :

    >>53
    このバカ佐藤一輝かよ。いい加減首を括ってくれよカス

    67 = 1 :

    小町「小町はモンブラン~」

    八幡「ビターチョコは俺のだからな、風呂入って来るから食うなよな」

    小町「分かってるよー、いただきまーす」

    八幡「早速俺のを食おうとするな」

    小町「冗談だって」




    ピンポーン

    小町「はーい」

    ガチャ

    ゆたか「あ、小町ちゃん」

    小町「おーゆたかちゃん。今日も泊りに来てるの?」

    ゆたか「うん、合格したらこっちから陵桜に通うことになるみたいなの」

    小町「合格したら、ねぇ?」

    68 = 1 :

    ゆたか「はぅっ… そういう小町ちゃんはどうなのっ」

    小町「小町は特待狙って受けたよ」ドヤァ

    ゆたか「えぇっ、小町ちゃんすごい!」

    小町「手応えは……聞かないで欲しい」

    ゆたか「あはは……あ、それでね。これお兄ちゃんに渡して欲しいの」スッ

    小町「……なにこれ?」

    ゆたか「渡す機会が無くて…遅めのバレンタインチョコなんだけど……」

    小町「なるほどなるほど。ちゃんと渡しておきまし」


    八幡「小町ー。誰かお客が来てたのか?」フキフキ

    小町「ちょっ、お兄ちゃん!いくらなんでも腰にバスタオル一丁でウロウロしないでっ」

    八幡「はぁ?………あっ」

    ゆたか「は、はうっ…」ボンッ

    八幡「…………すまん」

    69 = 1 :

    小町「!!!!!」ガミガミ

    八幡「……」

    小町「!!!!!!!」ガミガミガミガミ

    八幡「……」




    八幡「久しぶりに小町から説教うけたわ」

    小町「ごめんね、ゆたかちゃん」

    ゆたか「い、いいえ、ありがとうございますっ」

    八幡「なんでありがとうだよ」

    小町「ふぅ~ん」ニヤニヤ

    ゆたか「じゃあ、その、これ、チョコれすっ!遅くなってごめんなさいっ」アセアセ

    八幡「なぁ妹とはいえゆたかには小町みたいなこと(前スレ参照)したら通報ものだよな。辛抱たまらんのだが」

    ゆたか「?」

    小町「そうだね、もししそうになったら2階からジャンプしたらいいと思うよ」

    71 = 1 :

    じゃあお言葉に甘えさせてもらうのなの…

    …スマソなの

    72 :

    良い夢を

    73 :

    おつ。いい夢見ろよな

    75 :

    リアル最優先でいいんだよ

    77 :

    1日にやるべきことを全て終え、寝る前にこのSSを読む
    なんと喜ばしいことではないか

    78 :

    ハゲ散らかしたおっさんに逆恨みされなきゃいいが

    79 :

    おつ
    おいやめろ

    80 :

    なんかこの書き手さん磯臭くないか?

    81 :

    お前も臭い

    82 :

    >>80
    オニギリ波っ!!

    83 :



    こなた「ゆーちゃんにねえさん、いらっしゃーい」

    ゆい「合格の報告と来年からの挨拶に来たよーってあの時の不審者!」

    八幡「……回覧板を届けに来ただけなのになんなんだこの警官」

    ゆい「冗談だYo」

    ゆたか「あ、お兄ちゃんっ。私受かったよー」

    八幡「マジか、よかったなぁ。小町も合格したみたいだぞ、特待には滑り込みセーフだったがな」

    ゆたか「じゃあ小町ちゃんとも一緒に通えるんだねっ 嬉しいなぁ」

    八幡「俺も嬉しいわぁ(色んな意味で)」

    ゆたか「これからいろいろご迷惑をかけると思いますが、来月からよろしくお願いしますっ」

    そう「自分のウチだと思ってくれていいよー………なぁなぁ比企谷君」

    八幡「なんすか」

    そう「俺の人生って勝ち組だよなー」グッ

    84 = 83 :

    八幡「ゆたか、もしかして気分とか悪くないか?」

    そう(スルーされた)

    ゆたか「あはは…少し車に酔っちゃったみたいで。お兄ちゃん鋭いね」

    ゆい「ゆたかは身体弱いからネー」

    ゆたか「ごめんね心配かけて」

    八幡「十中八九そこの地域安全課の警官の所為だと思うんだが」ボソッ

    こなた「私でも少しクるよ……」ボソッ




    ゆい「ところでそこな男のコ」

    八幡「……」クルッ

    ゆい「キミの事だヨー!後ろには誰もいないよーっ」

    八幡「………はぁ」

    ゆい「ゆたか”が”お兄ちゃんって呼んでるのか、それともゆたか”に”お兄ちゃんって呼ばせてるのか。そこんトコ教えてもらっていいかな?」ジー

    八幡「警察と悪い人には口を聞くなっておじいちゃんの遺言なんで」ソソクサ

    85 = 83 :

    ゆい「待ちたまえよー。ちょっとだけ、ちょっとだけだからお姉さんとお話しようか」ガシッ

    八幡「そう言って交番まで連れて行かれたトラウマがあるんで勘弁してください、離せよチクショー(棒」

    こなた「交番にお邪魔したことあるの…」

    八幡「怪しい目をして歩いてたとか言われた。全職業の中で警察は大嫌いになった瞬間である」

    そう「あるある。俺もなー、そういうことがあってなー」ホロリ

    ゆい「そこら辺は誤解だヨっ!確かに少なからずそういうのは居るかもしれない、だがしかしっ 私みたいな良い警官も居ることを忘れないでくれ若者よっっ」

    八幡「じゃあ俺はこれで。ゆたか、今度お祝いに小町も連れてまた飯食いにでも行こうか」ニコニコ

    ゆたか「えぇっ あ、ありがとうお兄ちゃんっ」

    ゆい「だから待ったーっ! お姉さんを無視しないでおくれヨー…」

    八幡「……チッ」

    ゆい「舌打ち!舌打ちされたぁっ!」

    ゆたか「お兄ちゃん、お姉ちゃんは悪い人じゃないよ…?いいお姉ちゃんだよっ」

    八幡「そうか、ゆたかが言うならそうなんだろうな」ニコッ

    86 = 1 :

    ゆい「えぇ…」

    八幡「ゆたかの義理の兄ですよろしく」

    ゆい「んん!?今明らかにおかしいワードがっ!」

    こなた「実妹にはなれないからって第三者の鶴の一声によりゆーちゃんは晴れて八幡の義理の妹になりましたとさ」

    ゆい「キミのような異常性愛者がいるから」

    87 = 1 :

    八幡「…誰が異常性愛者だ……これだから警察とかいう生き物は!!妹を愛する兄が居てなにが悪い!!!」ブチィッ

    ゆい「ほうやるかね 法律という権力に抗えると思うなよっ」ユラ…

    八幡「前言撤回だ。ゆたかの姉といえど所詮、警察は警察…汚職に天下りなんでもアリの大嫌いな生き物だからな」ススッ

    ゆたか「ち、違うよお姉ちゃん 私もお兄ちゃんが欲しくて……私からお願いしたの」

    ゆい「へっ? そうなの?……でもきよたかさん(旦那)もゆたかの義理の兄なんだけど…」

    ゆたか「なんていうか、お兄ちゃんって感じじゃ無くて…」

    八幡「……」

    ゆたか「お兄ちゃんもっ!」

    八幡「え、俺?」

    ゆたか「警察の人は悪い仕事なんかじゃないもんっ 皆を守ってくれるいいお仕事なんだよ!」プンスカ

    八幡「そうは言うがな…」ポリポリ

    ゆたか「返事っ」

    八幡「はい!!」ビシットナー

    88 = 1 :

    ゆい「ゆたかがここまで強気に出るなんて……」

    八幡「最近妹に説教されてばっかりだ…」

    ゆたか「ご、ごめんなさい」

    八幡「いや、悪かったのは俺だからな。流石に人の姉貴を悪く言うのは確かにNGだわ。たとえ『警官が事情も知らずに異常性愛者と言ってしょっぴこうとしても』な」

    ゆい「そこまでするつもりはなかったデス!ただ無理矢理言わされてるんじゃないかと不安になってね?ほら、ゆたかって気が弱いから変質者に変な事をされてるんじゃないかと思ってさァ」ウグッ

    89 = 1 :

    八幡「いや別に分かってくれたならいいんですけどね?どうせシスコンですし?実の妹や義理の妹を溺愛して社会に疎まれる人種ですし?」ケッ

    ゆい「悪かったよぉ…」

    八幡「じゃあ、俺はこれで。ゆたかに泉、またな」

    こなた「またねーん」

    ゆたか「またねー」

    90 = 1 :

    かがみ「おーす」

    八幡「おー」

    みゆき「おはようございます」

    かがみ「最近ウチにも勧誘電話多くてね~。来年が受験だからーって」

    みゆき「ナンバーディスプレイにするとそういうのは分かり易いみたいですよ?そういうのは非通知らしいので」

    かがみ「ふむ」

    八幡「あれ、お前ん家黒電話じゃなかったっけ」

    かがみ「そうなのよね…」



    ななこ「うぃーす、今年度最後のHRやー。とっとと席つけー」

    かがみ「やば。また放課後ね」

    みゆき「はい」

    八幡「ん」

    ななこ「三学期早かったなぁ。来年はクラス替えとかもあるから分からんケド、また担任できたらええなーとは思うとる、何せ躊躇無く説教できるからなぁ」ゴツン

    こなた「あいたぁ!?……せんせー、もっと優しく起こしてくださぃ」

    91 = 1 :

    ななこ「今年度最後のHRや言うとるんに寝とるからや、いつもの1.5倍増しのゲンコツ持って3年生に行けや」

    こなた「……まさか最後で寝落ちてしまうとは…不覚」

    八幡「お前あの後ずっとログインしてただろ」

    こなた「うん。ゴブリン狩りしてたらそこそこの物がレアドロップしちゃってねー、睡魔なんかに負けないっ!てね」

    八幡「ほぉ、自業自得じゃねーか」

    こなた「くぅ…結局睡魔には勝てなかったよ」




    サヨウナラー

    八幡「……」フゥ

    「なぁおい、比企谷って泉とかと仲良いよな」

    八幡「っを、……おう?」

    「よくオタ話とかについていけてるよなー、実はお前もオタクだったりとかか?(笑)」

    八幡「あー、まぁ色々」

    「そうか、そんじゃあなー」

    八幡(俺と会話するなんてこいつも実はいい奴だったのだろうか。だが、いい奴なのだとしたら話を広げてやれなかったのが申し訳ない。あまりにも申し訳ないので今後は迷惑をかけないように二度と話をしないことにしよう)

    92 = 1 :

    こなた「八幡~。一緒に帰」

    ななこ「お前は今日まで補習や」ガシッ

    つかさ「八幡くん、一緒」

    ななこ「補習や」ガシッ

    八幡「じゃあな」

    ななこ「数学赤点やったやろ…?補習」ガシッ

    八幡「」



    かがみ「おーい、皆帰ろ~」

    ななこ「よし、補習クリアや。帰ってええで」

    八幡「……数学だけでよかった…帰ろ」

    こなた「待ってよ、ね?ねぇ!?」ガシッ

    つかさ「ふぇぇぇ~ん、終わらないよぉ~っ」カリカリカリカリ

    八幡「離せ、離せよ…っ」

    こなた「ふふふふふふふ 1人だけ逃げるのは許さないよぉ……盗ったりぃ!!」

    八幡「財布返せ」

    こなた「やだぁ!道ずれだぁ!」

    93 = 1 :

    八幡「ちなみに道連れは、『つ』に濁点な」

    こなた「旅は道連れじゃんよー!」

    八幡「えぇい返せ、返せっつの」

    ななこ「やかましいわ!!」ゴッスンゴッスンゴスンクギ

    八幡「謎のリズムを…」ヒリヒリ

    こなた「むぉぉ…」

    かがみ「何やってるのよあんた達…」

    こなた「かがみも!ね!もうちょっとだけ待っててくださいっ」

    つかさ「あ、あと2枚ぃー…」

    こなた「何ですとっ!?お願いだからぁぁぁーっ!!」

    ななこ「他の連中に迷惑や言うとるやろうが!」

    こなた「ひぃぃっ お、お願いだからぁぁ~……」

    かがみ「………早く終わらせなさいよね、ウチの教室で待ってるから。八幡も」

    八幡「え 俺もですか」

    かがみ「当たり前だのなんちゃらよ。精々話し相手にでもなってなさい」

    94 = 1 :

    八幡「あー、じゃあ俺学食で飯食うわ。でも小町が腹をすかせてるんじゃないかと心配でな」

    かがみ「なるほど………」ピピッ

    テロリローン

    八幡「おい学校ん中で使うのはマズイだろ」

    かがみ「教室の外だったから。つい」

    テロリローン

    八幡「せめてマナーモードでお願いします」

    かがみ「そ、そうだったわ……よし、ご飯食べるわよ」

    八幡「いや小町が」

    かがみ「……」スッ

    携帯『from:小町 ウチの愚兄でよければ連れ回してもいいですよー。友達とマックに行って来るって伝えておいてください』

    八幡「そんなバナナ」

    95 = 1 :

    かがみ「ほら、教室行くわよ」

    八幡「……何でお前んとこの教室?」

    かがみ「いいから早く!」ズリズリ

    八幡「えぇぇぇ…」




    みさお「よっ 八幡」

    八幡「500円返せ」

    みさお「出会い頭にそれかよぉ ほい500え……ん…」プルプル

    八幡「?」

    みさお「………」グググ

    八幡「………今いくら持ってんだよ」

    みさお「ろ、642円……」

    八幡「……近いうちに返せよな」

    みさお「おぉー!八幡っていいやつだ!」

    八幡「今日は保護者はいないのか?」

    96 = 1 :

    あやの「保護者って…」

    八幡「なんだ居たのか」

    かがみ「えーっと…」ガサゴソ

    みさお「いっただきまーす」モグモグ

    あやの「みさちゃん、煮干しこぼしたよ」

    みさお「おっとと……いやー恥ずかしい話、小さい頃からコレをニボシってそのまま覚えてたから昨日までニボシって名前の魚だと思ってたよ」タハハ

    かがみ「ホントに恥ずかしいヤツだな」ガサゴソ

    みさお「あやのぉぉ~っ!!」

    あやの「まぁまぁ…」

    97 = 1 :

    かがみ「は、はいコレ…」スッ

    八幡「何これ」

    かがみ「……おべんと」カァ

    八幡「な

    かがみ「何も言うなっ 何も言わずにさっさと食べろっっ!!」

    八幡「お…………おぉ」

    みさお「へぇぇ~」ニヤニヤ

    あやの「うふふ」ニコニコ

    八幡「…………いただきます」

    八幡(マジか。”手作りおべんと”マジか。マジなんですかコレ。去年は厄年まで厄年だったのかってくらい今年やべぇ。かがみとつかさの神社の御利益か?来年の賽銭は野口さんで決まりだ)


    八幡「…………なッ、普通に美味い…だと……!?」

    かがみ「べ、別に練習とかしてないけど上手くできたのよ」

    八幡(手の絆創膏が全てを物語っている。あえて最後まで聞くまい)

    八幡「……ふっ………」ポロポロ

    かがみ「な……何で泣いてんだよっ」

    98 = 1 :

    八幡「夢にまで見た女子からの手作りお弁当……美味しくてな」ズビッ

    かがみ「そ、そう。ならいいケド……」ボソッ

    みさお「なぁなぁあやの。2人が別の世界に行っちまったぞ…」

    あやの「うふふふっ」ニコニコ




    八幡「ご馳走様でした。ご馳走様でした」

    かがみ「はいはい、大事だから2回ね」スッ

    みさお「そういえばさ、八幡はムンクの叫びって知ってるかー?」

    八幡「作者が見たことのある幻覚を題材に描いたそうだ」

    かがみ「あんな幻覚なら見たくもないナ……」

    みさお「あれってムンクの叫びって名前じゃなくて、ムンクが描いた”叫び”って名前の絵なんだってな」

    八幡「……、へぇ。そうなのか」

    みさお「!」

    99 = 1 :

    ガタッ

    八幡「うお」

    かがみ「机にのるな」

    みさお「そーなんだよなー 続けて言うから紛らわしいよなっ 間違えるよなぁー、わかるわかる」ペラペラ

    八幡「……」

    かがみ「……八幡?」

    八幡「ちょっとからかっただけなのに……そこまで喜ばれると逆に引くな…」

    みさお「あやのっ!あの2人は悪魔だっ 悪魔がおるよっ」シクシク

    あやの「ま、まぁまぁ」

    100 :

    こなた「終わったよーーっ」バンッ

    つかさ「手が疲れちゃったよぉ」

    八幡「お、じゃあ帰るわ」

    かがみ「そうね。じゃあね峰岸」バイバイ

    みさお「私はっ!?」




    こなた「お腹減ったーぁー!マック行こ!」

    つかさ「私もちょっとお腹空いたかな…」テヘヘ

    八幡「だとさ」

    かがみ「行く?」

    八幡「小町に会えるかもしれないから行く」

    こなた「ホント小町ちゃん中心だなー」


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