私的良スレ書庫
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元スレ総合P「色々と終わる気配がない」
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>>398
君、ドッキリの時にもユニットの時にもとってなかった?
君、ドッキリの時にもユニットの時にもとってなかった?
次回以降の安価は下1のほうがいいと思う
早くスレ消化できるし
早くスレ消化できるし
【あさむつや月見の旅の明け離れ】
私は月を見ていた。幾度となく、手を伸ばした。
けれど月は私を見る事はなかった。
夜が明けるその瞬間まで見つめても、月に言葉を囁いても。
私一人を見つめることはなかった。
「あさむつや、月見の旅の明け離れ」
松尾芭蕉の句さながらの酔狂をしてしまったもの。
そう一人ごちるのは公園の汚れたベンチで。
昔から、月に心惹かれる物があった。
理由はわからないけれど、私は月に惹かれ、月に憧れた。
胸焦がすほどに、空に浮かぶ孤高な彼女に憧れた。
彼女、などと勝手に擬人化してみて、馬鹿みたいねと笑う。
「隣、いいですか?」
ひんやりとした明け方の空気に身を委ねて、目を瞑り。
意識の波を一人揺蕩っていると声をした。
何故かそれは心地よく、そんな訳がある筈ないのに、
あれほど愛した月が、私に声を始めてかけてくれたかのような、気が。
「っ……、えぇ、構わないわ」
「どうも」
閉じていた瞼を持ち上げてみれば、当たり前だけれど
スーツ姿の見知ら男が、居るだけ。
「……」
「……?」
そして違和感。明け方なのは先程自分で感じた通り。
公園にはいくつかのベンチ。当然どれも先客の姿は見えない。
それにこの時間にスーツで公園というのも納得がいかなくて。
「貴方……誰?」
不思議と声をかけていた。
「誰……と、言われましても」
」
頬を掻いてどう答えたものかと困った様に笑った。
そして、懐をまさぐって――。
「こういう者です」
「……プロデューサー?」
「えぇ、アイドルの育成とか、スカウトとか、色々な仕事してます」
アイドル。テレビをつければ目に入る彼女達。
多く、とても多く居る彼女達のプロデューサー。
「それで?」
「……月が綺麗ですね」
私の顔を見ず、空を見上げる。
その横顔は、少し疲れたように――。
「明け行くや二十七夜も三日の月。明け行く空の月もいいものです。
……好きなんですか? 月が」
「……えぇ、昔から。けど、月は私を好きではないみたい」
肩に入っていた力が抜けるのを感じていた。
彼の気の抜けた顔の所為かも知れないし、好きな物の話になったから?
「何故、そう思うんです?」
「語らって、くれないもの」
空を見上げる。白んだ空に掻き消えそうな月は微かで、
微光は陽の前には無力。幻想の様に見えた月の魔力は私に届かず。
今日もまた彼女は私に微笑まない。
「そりゃそうですよ」
「……何故?」
「貴方が、近づかないから」
決まり切った事。簡単な算数を問われた子供の様に。
「私は何度も手を伸ばしたわ」
「手を伸ばすのは立ち止まってもできますよ」
「……」
言い返すことはできなくて。
「月に近づくのは、星になるのが一番ですよ?
どうでしょう? 俺の所で月に並ぶほどに輝く星になってみませんか?」
にへらと、笑う。彼が差し出す手に、――私は。
頬を掻いてどう答えたものかと困った様に笑った。
そして、懐をまさぐって――。
「こういう者です」
「……プロデューサー?」
「えぇ、アイドルの育成とか、スカウトとか、色々な仕事してます」
アイドル。テレビをつければ目に入る彼女達。
多く、とても多く居る彼女達のプロデューサー。
「それで?」
「……月が綺麗ですね」
私の顔を見ず、空を見上げる。
その横顔は、少し疲れたように――。
「明け行くや二十七夜も三日の月。明け行く空の月もいいものです。
……好きなんですか? 月が」
「……えぇ、昔から。けど、月は私を好きではないみたい」
肩に入っていた力が抜けるのを感じていた。
彼の気の抜けた顔の所為かも知れないし、好きな物の話になったから?
「何故、そう思うんです?」
「語らって、くれないもの」
空を見上げる。白んだ空に掻き消えそうな月は微かで、
微光は陽の前には無力。幻想の様に見えた月の魔力は私に届かず。
今日もまた彼女は私に微笑まない。
「そりゃそうですよ」
「……何故?」
「貴方が、近づかないから」
決まり切った事。簡単な算数を問われた子供の様に。
「私は何度も手を伸ばしたわ」
「手を伸ばすのは立ち止まってもできますよ」
「……」
言い返すことはできなくて。
「月に近づくのは、星になるのが一番ですよ?
どうでしょう? 俺の所で月に並ぶほどに輝く星になってみませんか?」
にへらと、笑う。彼が差し出す手に、――私は。
自分が見てきたとこでは1秒の場所があったわ
参加できてよかった
参加できてよかった
>>415
15レスくらい一瞬で流れたの覚えてるわ
15レスくらい一瞬で流れたの覚えてるわ
【唇に奪われた】
私がアイドルになった時の話?
う~ん、そうねぇ。二年前の事よね。
私が高校生なりたて、誕生日を迎えて16歳になったっていうぴちぴちの頃。
ん? いまでもぴちぴちって? ありがとう。それで、どこをみて言ったのかしら?
ふふっ、冗談よ。……そうね、どこから話そうかな。
「隣のクラスの子がスカウトされたらしいよ」
確かその日、クラスメートの子が私に興奮気味に言ってきたの。
机の足に引っかかって躓きながら勢いよく。
「へぇ? なんていう子?」
「田井中さん、だったかな?」
「あぁ」
私、学校では優等生してるし、イベントとか委員会とかも真面目だったから。
その子の事も知ってたから、あぁあの子か、まぁわからないでもないかな?
みたいな、そんな風に納得したわ。ま、聞いたこともない事務所だったみたいだけどね。
うん、ウチとは比べ物にならない。もう忘れちゃったしね。
「スカウトってモデルかなにか?」
「ううん、アイドルだって!」
興奮気味の友人は、自分の事のようにぴょんぴょこ跳ねて
全身でそのハイテンションを表してた。見てて可愛かったのなんの。
……え? ダメよ、スカウトなんかしちゃ。貴方は私だけを見てよ。
「アイドルかぁ……」
「あれ? 興味なさげ?」
「うぅん、どうかしらね」
そうね。当時私はアイドルなんて、って思ってた。
どちらかと言えば、やっぱりモデルとかの方が興味あったわ。
女として、そっちの方が魅力的って言われてる気がしてたもの。
いまは、ね? ふふっ、全部言わせるつもり?
それから、一月。
夏休みに入った頃、その友達に誘われたの。
貴方も覚えてるでしょう? ……そう、真夏のオールスターライブ。
今よりもずっと人数は少なかったけどね。
ふふっ、仕事熱心な男性は素敵よ?
「よく手に入ったわね」
「徹夜で頑張ったもん!」
「勉強もその位頑張ったら?」
「むりむり」
はいと渡されてたら行かなかったと思う。
でも、友達が私と行こうと思って頑張って手に入れたみたいだし、って
仕方ないから付き合ったの。それが、こんな事になるなんて思いもしなかったわ。
『みんなー! 今日は来てくれてありがとー!』
『私達のライブ、最後まで見てってくださいね!!!』
焼けるような直射日光。客席にはシートが掛かって、
一応日除けがあったけど、ステージには無くて。
ひらひらな衣装に身を包んだ年もさほど変わらない女の子が、
眩しく熱い太陽の下で、踊ってた。
「これが、アイドル?」
「これがアイドルだよ」
暑いだろうな、熱いだろうな。でも、あんなに笑顔。
一曲に全身全霊をかけているのが伝わってきた。
ハードなダンスに客席に響き渡る声。でも、笑顔は決して崩さない。
――なんて、魅力的なんだろう。そう思ったの。
「ねぇ奏。ここにどれだけの人が集まったと思う?」
「……わからないわ」
「八万人だって。それでもチケット買えなくて悔しい思いをした人がもっと一杯」
夏に、熱に、浮かされた数時間。
私は生まれて始めての感覚に戸惑うしかなくて。
「アイドルって、これだけの人を魅了するんだよ?
それって凄いことだよね?」
ファンの歓声は地響きみたいで、
流れる曲はそれを超える大きさ。
なのに友人の声ははっきりと聞こえた、確かに、聞こえたのよ。
「本当ね。私、なにも知らなかった」
熱狂したわ。それはもう、周りと一緒になって。
始めましてのお姉さんと肩を組んだりして、想像付かないでしょ?
でもね、本当にあの日の私は自分が生まれ変わったような、
とんでもない異世界に迷い込んだような。ファンタジックな気持ちだったの。
それを一片たりとも逃がしたくなかった。
そして、その時間は終わった。
あっという間だったけど、時計を見てびっくりしたわ。
こんなに時間が経ってたんだ、ってね。
確かに喉はからからのガラガラで、足はがくがく。
隣の友達も似た様な物で、改めて最後まで笑顔を保って踊りきった
ステージの上の彼女達を凄いと思ったわ。
「……ねぇ」
夢みたいだった。彼女達は妖精で、
踊る度に羽根から粉が舞って、私達を熱狂させる。
そう信じて疑わなかった。
「……なに?」
思ったの、私もこんな風になれたらって。
そして、浮かんだのは。最後の最後、アイドル達に引っ張られて
困った様に笑いながらステージに立たされた貴方の事。
あのアイドル達を輝かせているのは、貴方なんだって、すぐわかった。
「今日のアイドルの事とか、教えて」
「……うんっ。へへっ、奏に教えてって言われたの初めてかも!」
それで、貴方も知っての通り。
色々と事務所の事とかアイドルの事とか、貴方のこととか……調べて、
生まれて初めて学校をサボって、向かったの。
「――私を、輝かしてって」
「え? ……ふふっ、その答えは『ココ』にあるわよ? 受け取ってくれる?」
「冗談じゃ、ないから。いつか絶対に受け取らせるから待ってて」
即興で書いてたらスカウトじゃなくなったでござるの巻
ま、まぁ所属するまでの話って事で、ね。勘弁してくれさい
ま、まぁ所属するまでの話って事で、ね。勘弁してくれさい
>>367
【黄色の先輩後輩】
未央「美希せんぱ~い」
美希「ん~」
未央「美希せんぱ~い! プロデューサーが呼んでたよ~」
(寝てる美希を揺する音)
美希「んぅ~、美希今さっき横になったばっかりなの~」
未央「ぐぬぬ……」
美希「ハニーには後で言っとくから……」
未央「もー、後でって、起こさないと今怒られるんだけどなぁ」
美希「先輩命令なの」
未央「でもプロデューサーの方が上位だと思うのでやっぱり起こします!」
(激しく揺らす音)
美希「わっ、ちょっと、ちょっとやめるの! き、気持ちが……」
未央「おりゃおりゃおりゃー!」
美希「うぐっ……このぉ!」
(枕が顔面にぶつかる音)
未央「わぶっ!? ……よくもやったなミキミキ先輩!」
美希「ふふん。これくらいはさせてもらっ」
未央「へっへん! やられたらやり返すのが未央ちゃんのモットーなのだ!」
美希「……上等なの。先輩に歯向かった報いを受けるの!」
未央「なんの! 畳返し!」
美希「マットレス使うのはずるいって思うなっ!」
未央「からの三連アタック!」
美希「えぇい! こうなったら本気でいくの!」
未央「おけーかむかむ!」
二人ともこってり怒られました。
【黄色の先輩後輩】
未央「美希せんぱ~い」
美希「ん~」
未央「美希せんぱ~い! プロデューサーが呼んでたよ~」
(寝てる美希を揺する音)
美希「んぅ~、美希今さっき横になったばっかりなの~」
未央「ぐぬぬ……」
美希「ハニーには後で言っとくから……」
未央「もー、後でって、起こさないと今怒られるんだけどなぁ」
美希「先輩命令なの」
未央「でもプロデューサーの方が上位だと思うのでやっぱり起こします!」
(激しく揺らす音)
美希「わっ、ちょっと、ちょっとやめるの! き、気持ちが……」
未央「おりゃおりゃおりゃー!」
美希「うぐっ……このぉ!」
(枕が顔面にぶつかる音)
未央「わぶっ!? ……よくもやったなミキミキ先輩!」
美希「ふふん。これくらいはさせてもらっ」
未央「へっへん! やられたらやり返すのが未央ちゃんのモットーなのだ!」
美希「……上等なの。先輩に歯向かった報いを受けるの!」
未央「なんの! 畳返し!」
美希「マットレス使うのはずるいって思うなっ!」
未央「からの三連アタック!」
美希「えぇい! こうなったら本気でいくの!」
未央「おけーかむかむ!」
二人ともこってり怒られました。
ショートスリーパーなのか?
まあ本人がそれで満足してるんならどうでもいいけど
まあ本人がそれで満足してるんならどうでもいいけど
ふと思った
ここのアイドル達のコンサートチケットってえらい価値がなりそうな気がする、それこそネットオークションでは数億クラスになったりして……
ここのアイドル達のコンサートチケットってえらい価値がなりそうな気がする、それこそネットオークションでは数億クラスになったりして……
>>437
最近は転売対策してる所増えたしファンは訓練されてるから買わないんじゃね?
最近は転売対策してる所増えたしファンは訓練されてるから買わないんじゃね?
雑誌やテレビの質問で「理想の男性は?」と聞かれた時のリアクションとかみたい気がする
ライブは変わってしまった
ID登録されたファンにID登録されたサイリウムを持ち、ID登録されたコールを叫ぶ
体内に埋め込まれたナノマシンが体力を助長し、管理する
ライブは変わってしまった
ID登録されたファンにID登録されたサイリウムを持ち、ID登録されたコールを叫ぶ
体内に埋め込まれたナノマシンが体力を助長し、管理する
ライブは変わってしまった
事務所全体が藍子ちゃんのゆるふわ空間に巻き込まれて業界全体が止まっちゃう話をみてみたいかも
>>443
アイマス4が出たらそうなってる可能性は…無いな
アイマス4が出たらそうなってる可能性は…無いな
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