私的良スレ書庫
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元スレ総合P「色々と終わる気配がない」
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【ふれふれ】
柚「え~、びっくりカモ!」
美也「ですよね~、私も驚いちゃって~……
あ、そういえばお腹空きました~」
やよい「あ、あの! もう始まってるので!」
美也「えぇ~? 始まって……あぁ~、そうでした~」
柚「ころっと忘れてたね!」
やよい「忘れたらダメですよ~! え、えぇっと!
citrus3のふれっしゅふれっしゅ始まります!」
柚「今週も柚をよろしくね!」
美也「あっ! サンドイッチもってきてたんでした~」
柚「いいな~、いっこ頂戴!」
やよい「本番中に食べちゃダメですよ!」
美也「大丈夫ですよ~。こう見えて、食べるの早いですから~」
柚「おー、それは凄いかも! 柚は早食いできないからね!」
やよい「そ、そういう問題じゃないです! ラジオなんですからしっかりしてください!」
柚「ふわっ!? やよいちゃん怒っちゃった!?」
美也「もぐもぐ……、ごめんなさい~」
やよい「えっ、そ、そこまでは怒ってないかな~って」
柚「だよね! やよいちゃん優しい! ツナサンドあげるね!」
やよい「ツナサンド大好きです! うっう~、ありがとうございます!」
美也「沢山ありますから~、どんどん食べてくださいね~」
やよい「はいっ! ……ってあれ?」
舞さんとPが結局イチャついてるのをピヨちゃんとちっひが死んだ目で見ている、なんてどう?
>>352
かわいい
かわいい
>>352
やよいはかわいいなぁ!
やよいはかわいいなぁ!
>>328
【まぁそうだろうね】
司会「では登場していただきましょう! 裏方なのに有名人!
マスターズプロダクションのPさんです!」
P「どうもよろしくお願いします」
司会「Pさんに挑戦していただくお題はこちら!」
(アイドル言えるかな?)
P(あれ? リハと違う……)
司会「おや、どうしました?」
P「あ、いえ。どんな内容なのかな、と」
司会「なるほど! では説明させていただきます!
みなさんも知っての通りマスターズプロダクションには数多くのアイドルが所属しています!
Pさんには、その所属アイドルの名前とプロフィールを答えていただきます!」
(観客のざわめき)
P「プロフィールですか?」
司会「はい。手元のボードに写真がでますので、
そのアイドルの名前と出身地と趣味・年齢を書いていただき
30分でどれだけ正解できるか、というお題です!」
P「わかりました」
司会「では、早速スタートです!」
P「……」
(黙々と書いていくP)
観客「え、はや……え」
観客「まるで悩まない……」
――― そして
P「っと、これで最後ですね?」
司会「……はっ!? ぜ、全問正解! まさかまさか、
一回もペンを止めずに書ききったー! 制限時間はまだ五分以上残っている!」
(観客のざわめき)
P「はは、流石にこれくらいはプロデューサーとして当然かと」
観客(当然じゃない)
観客(わかってけど相変わらずおかしいやこの人)
観客(一生付いていきます)
【まぁそうだろうね】
司会「では登場していただきましょう! 裏方なのに有名人!
マスターズプロダクションのPさんです!」
P「どうもよろしくお願いします」
司会「Pさんに挑戦していただくお題はこちら!」
(アイドル言えるかな?)
P(あれ? リハと違う……)
司会「おや、どうしました?」
P「あ、いえ。どんな内容なのかな、と」
司会「なるほど! では説明させていただきます!
みなさんも知っての通りマスターズプロダクションには数多くのアイドルが所属しています!
Pさんには、その所属アイドルの名前とプロフィールを答えていただきます!」
(観客のざわめき)
P「プロフィールですか?」
司会「はい。手元のボードに写真がでますので、
そのアイドルの名前と出身地と趣味・年齢を書いていただき
30分でどれだけ正解できるか、というお題です!」
P「わかりました」
司会「では、早速スタートです!」
P「……」
(黙々と書いていくP)
観客「え、はや……え」
観客「まるで悩まない……」
――― そして
P「っと、これで最後ですね?」
司会「……はっ!? ぜ、全問正解! まさかまさか、
一回もペンを止めずに書ききったー! 制限時間はまだ五分以上残っている!」
(観客のざわめき)
P「はは、流石にこれくらいはプロデューサーとして当然かと」
観客(当然じゃない)
観客(わかってけど相変わらずおかしいやこの人)
観客(一生付いていきます)
観客(アイドル神がいる…もしかして、このPってオーバーランク超えてゴッドランクじゃないか?)
>>358
舞「え? 自分」
舞「え? 自分」
仕方ないんだけどモバ勢で出てない子がまだ結構多いね
網羅してたらこのスレ終わりそうだけど
網羅してたらこのスレ終わりそうだけど
だしたのまとめた(出た順)
765 全員
876 全員
モバ 杏 雪乃 かな子 法子 泰葉 亜子 優 雪美 亜里沙 仁奈
紗南 雫 藍子 早苗 楓 友紀 愛海 まゆ 美世 卯月 みちる 時子
千鶴 心 のあ 茜 菜々 乃々 輝子 凛 みく 巴 マキノ 晴 奈緒
涼 あい フェイフェイ 周子 桃華 芽衣子 志乃 礼子 李衣菜
美嘉 きらり 由里子 蘭子 瑛梨華 歌鈴 麗奈 志希 晶葉 薫
ありす ナターリア 美玲 夏樹 柚 芳乃 こずえ アーニャ 茄子
ほたる 小梅 比奈 イブ 悠貴 飛鳥 笑美 亜季 あやめ 拓海
クラリス 真奈美 留美 美優 朋 加蓮 柑奈 未央 由愛 千秋
グリ 杏奈 星梨花 桃子 千鶴 朋花 このみ 莉緒 まつり 百合子 ロコ
未来 茜 環 奈緒 エミリー 美奈子 琴葉 瑞希 のり子 エレナ
ジュリア 美也 紗代子 昴 恵美 静香 歩 育 風花 亜利沙
その他 舞 玲音 夢子
765 全員
876 全員
モバ 杏 雪乃 かな子 法子 泰葉 亜子 優 雪美 亜里沙 仁奈
紗南 雫 藍子 早苗 楓 友紀 愛海 まゆ 美世 卯月 みちる 時子
千鶴 心 のあ 茜 菜々 乃々 輝子 凛 みく 巴 マキノ 晴 奈緒
涼 あい フェイフェイ 周子 桃華 芽衣子 志乃 礼子 李衣菜
美嘉 きらり 由里子 蘭子 瑛梨華 歌鈴 麗奈 志希 晶葉 薫
ありす ナターリア 美玲 夏樹 柚 芳乃 こずえ アーニャ 茄子
ほたる 小梅 比奈 イブ 悠貴 飛鳥 笑美 亜季 あやめ 拓海
クラリス 真奈美 留美 美優 朋 加蓮 柑奈 未央 由愛 千秋
グリ 杏奈 星梨花 桃子 千鶴 朋花 このみ 莉緒 まつり 百合子 ロコ
未来 茜 環 奈緒 エミリー 美奈子 琴葉 瑞希 のり子 エレナ
ジュリア 美也 紗代子 昴 恵美 静香 歩 育 風花 亜利沙
その他 舞 玲音 夢子
一人当たり6秒とかww
一瞬も迷わないとしても名前だけ、よくて出身地までだわ、やっぱりPは時を操る能力持ちとしか……
一瞬も迷わないとしても名前だけ、よくて出身地までだわ、やっぱりPは時を操る能力持ちとしか……
常識的に考えて思考時間0でも書ききれないからナチュラルに両手使ったんだろうな
念力か念写を用いて瞬時に書いていたがあまりにも違和感が無く誰も突っ込まなかっただけではなかろうか
【スカウトの話 凛】
私の両親は花屋を営んでいる。
言っても小さな花屋だけど、幼い頃から見てきたから愛着はある。
花そのものにも、花言葉とか季節とか印象とか、
花屋を営んでいく上で必要な造詣も深まって。
あぁ、私はいずれこの花屋を継ぐんだろうなぁ。それも悪くないな。
なんて子供ながらに思っていた。そんな中学時代の春の事。
私はいまでも覚えてる。4月末、時間は14時を回った頃。
「そろそろ帰って来るかな。おやつはパンケーキがいいな」とか、
時計を見ながら思っていたら、一組のお客さんが来た。
「プロデューサーさん! 花屋さんですよ花屋さん!」
「外でプロデューサーと大声で言うなって」
キヤスケットと眼鏡をかけた明るい女の人と、
困ったような笑顔で対応するスーツ姿の男の人。
「いらっしゃいませ」
二人の服装がちぐはぐで、どうにも違和感があったけど
私は努めて普通に出迎えた。と、思う。
まだ店番もしっかりできる年の頃ではなかったし、
二人の事ばかりはっきりと覚えてて自分の事は曖昧だ。
「こんにちは!」
スーツの男性は店頭の花を矯めつ眇めつしていて、
キヤスケットの女性は私に笑顔で話しかけてきた。
「こ、こんにちは……」
「見てて元気になれる花ってありませんか?」
漠然とした質問。割とよくある事で、いつも親は自然に対応してるけど、
いざ自分がされてみると少々対応に困ってしまった。
「おい、春香。困ってるじゃないか」
「……春香?」
そうしていると男の人が女性の名前を呼んで。
さっきの「プロデューサー」発言と相まって私の中でなにかが繋がった。
「あ、天海春香さんですか?」
「わっ! そうですよ!」
聞いてから。あ、聞いちゃだめだったかな? って焦ったものの、
彼女、春香さんは嬉しそうに笑顔でそう返事をしてくれた。
スーツの「プロデューサー」はしまったとばかりの顔をしていたけど。
「それで、事務所に花を飾ろうと思って」
「なるほどわかりました」
なんて冷静に返せていたのだろうか当時の私は。
少なくとも内心が「うわわ、本物だどうしようサイン貰っていいかなうわわ」とばかりだったから、
まるで自信はない。ただ、後ろの「プロデューサー」が少し怖くて言い出せなかったのははっきりしてる。
「花言葉とか、そういうのはありますか?」
「希望とか、仲間、みたいなのってないかな?」
希望。仲間。当時の私にはよくわからなかったけど、
いまの私にはよくわかる。なにを指し、なにを見ていたのか。
「お店に置いてあるのだとピンクのスミレが希望ですかね、
ルピナスなんかは、多くの仲間って意味ですけど」
「おっ、いいんじゃないか? そのルピナスっての、鉢とかはないのかな?」
男の人が話しに入ってくる。正直ちょっと「うっ」ってなった。
「鉢ですか? でもそれじゃ花瓶使えないですよ?」
「でも多くの仲間が根付く場所って……よくないか?」
「あっ、確かに!」
「だろ?」
ぴょんぴょんと跳ねる春香さんと、やや誇らしげなプロデューサー。
それが微笑ましくて、うっかりくすくすと笑ってしまった。
「……ほぉ」
そして、それをじっとプロデューサーに見つめられて。
「あの、もう一つ欲しいものができたんだけど。いいかな?」
レジに立っている私に近づいてそう言った。
「はい? なんでしょうか」
「君が欲しい」
それがきっかけの言葉だった。今思えばとんでもない台詞。
真面目な顔して正面から目を見て言ってくるんだから、それはもう。
耐性も免疫もない私は卒倒しかけた。
「あー! またプロデューサーは!」
「いたっ、や、やめろ春香!」
春香さんが背中をばしばし叩いて横に追いやる。
「ご、ごめんね? この人言葉が足らないから」
「なんなんだまったく……」
「それはこっちの台詞ですよ! ……えっと、要約するとスカウトのつもりみたい」
「スカウト……?」
突然の言葉に理解が追いつかなくて、オウムの様に言葉を繰り返す。
「あぁ、君には才能があると思う。輝くステージの上で多くの人を魅了する才能が。
どうだろうか? 俺と一緒にトップアイドル目指して見ないか?」
渡された名刺、その言葉に笑顔。隣にたつ春香さん。
どこに心動かされたのかわからない。――けど。
ひとまずはメインどころということにしとかんと本当に>>1が死んでまう!
取り敢えず見たいネタを垂れ流しとく
・主にモバグリ相手に先輩らしさを見せる雪歩とそれを温かく見守るPや765の面々
・不摂生な生活してそうな感じなのにいざ水着になるといい身体なのをイジられる荒木先生
下手するとアイドル以上の知名度になっているPをアイドル達はどう見ているんだ?
さすがうちのプロデューサーなのかさすがうちのプロデューサー(諦観)なのか
取り敢えず見たいネタを垂れ流しとく
・主にモバグリ相手に先輩らしさを見せる雪歩とそれを温かく見守るPや765の面々
・不摂生な生活してそうな感じなのにいざ水着になるといい身体なのをイジられる荒木先生
下手するとアイドル以上の知名度になっているPをアイドル達はどう見ているんだ?
さすがうちのプロデューサーなのかさすがうちのプロデューサー(諦観)なのか
ただいま帰りました
中途で放置することが多くて申し訳ない
速度も遅くて申し訳ない
本当に申し訳ない、謝罪の言葉もない
頑張って速度上げますから
中途で放置することが多くて申し訳ない
速度も遅くて申し訳ない
本当に申し訳ない、謝罪の言葉もない
頑張って速度上げますから
毎日更新している時点すごいんだよなあ……
ところでこの世界でPのことが恋愛的に好きなアイドルって美希ままゆ涼ちん以外に他に誰かいる?
ところでこの世界でPのことが恋愛的に好きなアイドルって美希ままゆ涼ちん以外に他に誰かいる?
いつも乙です
SSの更新速度よりも身体を大切にして欲しいと個人的には思います
SSの更新速度よりも身体を大切にして欲しいと個人的には思います
>>1の謝罪する理由が見つからないけど…それより体、大切しろよ
>>378
「少し……考えさせてください」
口からでたのはそんな言葉で。
「あはは、あんまり深く考えなくていいからね?」
春香さんのフォローにも曖昧に頷くばかりで。
ぼんやりと、名刺に書かれた文字を目が追っていた。
「親御さんと話し合って、決めて欲しい。
どちらにせよ、そこに書いてある番号に電話くれると嬉しい」
「はい、……わかりました」
足元がふわふわする。店番をしていたら天海春香と
そのプロデューサーが来店して、口説きさながらにスカウトされた。
なんて、誰が信じてくれるだろう? 少なくとも私は信じれそうにない。
だって、私がアイドルなんて。無愛想な、私が。ねぇ?
「じゃあ、ルピナスをもらえる?」
「……あ」
いまでも信じられない時がある。朝目覚めて、この頃に戻った感覚が。
「す、すみません! い、いまやりますから!」
「あぁ、慌てないで」
そして壁を見て、天井を見て、安堵する。
「もープロデューサーさんってば」
「え、俺か?」
安堵して、思う。私は今の生活がとても好きだと言う事に。
「ありがとうございました」
「ん、じゃあ。……またね」
「またね、えっと……」
「渋谷、凛です」
「少し……考えさせてください」
口からでたのはそんな言葉で。
「あはは、あんまり深く考えなくていいからね?」
春香さんのフォローにも曖昧に頷くばかりで。
ぼんやりと、名刺に書かれた文字を目が追っていた。
「親御さんと話し合って、決めて欲しい。
どちらにせよ、そこに書いてある番号に電話くれると嬉しい」
「はい、……わかりました」
足元がふわふわする。店番をしていたら天海春香と
そのプロデューサーが来店して、口説きさながらにスカウトされた。
なんて、誰が信じてくれるだろう? 少なくとも私は信じれそうにない。
だって、私がアイドルなんて。無愛想な、私が。ねぇ?
「じゃあ、ルピナスをもらえる?」
「……あ」
いまでも信じられない時がある。朝目覚めて、この頃に戻った感覚が。
「す、すみません! い、いまやりますから!」
「あぁ、慌てないで」
そして壁を見て、天井を見て、安堵する。
「もープロデューサーさんってば」
「え、俺か?」
安堵して、思う。私は今の生活がとても好きだと言う事に。
「ありがとうございました」
「ん、じゃあ。……またね」
「またね、えっと……」
「渋谷、凛です」
>>271
【そして】
「今日からお世話になります。渋谷凛です」
緊張して胃が出そうになりながら、頭をさげる。
視界には見たことあるアイドルが一杯居て、
その人達に注目されてるという事実で倒れそうになる。
「凛ちゃん、これからよろしくね!」
「春香さん! こちらこそ、よろしくお願いします!」
両親は渋った。それはそうだろうと思う。
芸能界なんて、傍から見ればあまり良い物ではない。
華やかなイメージと裏腹に、裏では汚い事が罷り通る。
そう言って書類にサインを書くことを大変渋った。
プロデューサーにそう電話で伝えると、
その日のうちにすたこらやってきて両親と直接話をさせてくれと言われた。
当事者というかまさに中心の筈の私は除け者に、父と母とプロデューサーの三人で話をして、
んと、一時間位かな? 話をしていたと思ったら両親は手のひらを返して賛成してくれた。
未だにあの時どんな会話が行われたのか私は知らない。
「おう、来たか。これからは俺が君の担当としてやっていく、改めてよろしくな」
部屋の奥から人懐こい笑みでやってきたプロデューサーはそう言って、
握手を求めていたんだろうね。手を、差し出してきた。
「……え」
まぁ、今思えば一人しか居ないんだから当たり前だけど。
そのときの私はまさかこの人がそのまんま担当になるとは思ってなくて。
不覚にも、本当に不覚にも嬉しく思ってしまった。
「君が欲しい」なんて気障な台詞も頭でリピートされて、だからつい。
……照れ隠しのつもりだったんだよ?
「ふーん、アンタが私のプロデューサー? ……まあ、悪くないかな……。今日からよろしくね」
私の人生最大のミスだと言える。その後仕事で小さなミス、大きなミス。
色々重ねもしたけれど、それでもこれ以上の失敗はないと言える位のミス。
「は?」
という声は、私のでもプロデューサーのでもない口から発せられたと思う。
うん、間違いなく。和やかな、新人さん歓迎ムードだった空気が凍って。
……その後の事はあまり思い出したくないかな。
【そして】
「今日からお世話になります。渋谷凛です」
緊張して胃が出そうになりながら、頭をさげる。
視界には見たことあるアイドルが一杯居て、
その人達に注目されてるという事実で倒れそうになる。
「凛ちゃん、これからよろしくね!」
「春香さん! こちらこそ、よろしくお願いします!」
両親は渋った。それはそうだろうと思う。
芸能界なんて、傍から見ればあまり良い物ではない。
華やかなイメージと裏腹に、裏では汚い事が罷り通る。
そう言って書類にサインを書くことを大変渋った。
プロデューサーにそう電話で伝えると、
その日のうちにすたこらやってきて両親と直接話をさせてくれと言われた。
当事者というかまさに中心の筈の私は除け者に、父と母とプロデューサーの三人で話をして、
んと、一時間位かな? 話をしていたと思ったら両親は手のひらを返して賛成してくれた。
未だにあの時どんな会話が行われたのか私は知らない。
「おう、来たか。これからは俺が君の担当としてやっていく、改めてよろしくな」
部屋の奥から人懐こい笑みでやってきたプロデューサーはそう言って、
握手を求めていたんだろうね。手を、差し出してきた。
「……え」
まぁ、今思えば一人しか居ないんだから当たり前だけど。
そのときの私はまさかこの人がそのまんま担当になるとは思ってなくて。
不覚にも、本当に不覚にも嬉しく思ってしまった。
「君が欲しい」なんて気障な台詞も頭でリピートされて、だからつい。
……照れ隠しのつもりだったんだよ?
「ふーん、アンタが私のプロデューサー? ……まあ、悪くないかな……。今日からよろしくね」
私の人生最大のミスだと言える。その後仕事で小さなミス、大きなミス。
色々重ねもしたけれど、それでもこれ以上の失敗はないと言える位のミス。
「は?」
という声は、私のでもプロデューサーのでもない口から発せられたと思う。
うん、間違いなく。和やかな、新人さん歓迎ムードだった空気が凍って。
……その後の事はあまり思い出したくないかな。
ああ^~しぶりんの蒼歴史かわいい
しきにゃんとの出会いオナシャス!
しきにゃんとの出会いオナシャス!
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