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    元スレ相模「それでは文化祭の定例ミーティングを始めます」

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    251 :

    目腫れるわ周り黒ずむわで美しくなる要素ゼロだけどね
    二次元だけのファンタジーだわな

    252 :

    やっはろー!1です

    さ、相模だって頑張れば美しく見えるよ!……多分きっとおそらく!

    というわけで投下していきますー

    253 = 1 :

    相模「は、話……?」

    八幡「……一つ、ずっと気になってることがあるんだよ」

    相模「なに?」

    八幡「見舞いに行ったあの日……なんで泣いてたんだ?」

    相模「……っ」

    八幡「無理に話せとは言わないが……」

    相模「なんか意外だな。比企谷がそんな踏み込んだこと聞いてくるなんて」

    八幡「俺もそう思う。けど……気になって、頭から離れないんだよ」

    相模「……いいよ。こんなことしてるんだから、そのくらいは教える」

    八幡「悪いな」

    相模「不安……なんだ」

    八幡「不安?今日のことがか?」

    相模「ううん。今日の後のこと」

    八幡「後……」

    相模「過去に戻ってきた人ってさ、それが偶然にしろ必然にしろ、なにかしらの目的を持ってるじゃない?ウチにとっての目的は、比企谷の未来を変えること」

    八幡「ああ。その目的についてはもうほとんど達成されただろ」

    相模「達成されたらウチはどうなるのかな」

    八幡「え……?」

    相模「いっつも夢に見るの……。今ここにこうしているのは全部夢で、文化祭が終わったらウチの目が覚めて、なにも変わらない未来が待ってるって夢」

    八幡「……夢の話だろ」

    相模「うん……でもさ、タイムスリップして精神が過去に戻るなんてことよりも、全部夢でしたって方が有り得そうじゃない?」

    八幡「けどこれは夢じゃない。現実だ」

    相模「知ってるよ!知ってるけど……信じられないんだよ……。またみんなと文化祭ができて、その上比企谷とこんな風に話せてるなんて幸せすぎる……ホント夢みたい」

    八幡「……相模」

    相模「なに?」

    八幡「お前はどうしたいんだ?未来を変えたいのか、それとも今にしがみついていたいのか」

    相模「……今が……いい」

    八幡「…………」

    相模「だって……もし未来を変えられても、ウチは比企谷と一緒にはいられないじゃん……嫌だよそんなの……だったら例え夢でも……」

    八幡「俺と一緒にいたってろくなことにならねえよ。今だってこうやって……お前を悲しませてる」

    相模「それでも……それでも!ウチは比企谷とずっと一緒にいたい!」

    八幡「…………っ」

    相模「でも……比企谷と一緒にいれるのは今日までなんだよ……。これがもしも現実だとしても、どのみちウチには比企谷といれる資格なんてないもん……」

    八幡「……ふざけんな」

    254 = 1 :

    相模「え……?」

    八幡「ふざけんなって言ったんだよ。俺と一緒にいる資格がない?バカかお前は。どうして俺が誰と一緒にいるかをお前に決められなきゃならねえんだよ。俺が誰と一緒にいるかは俺が決める」

    相模「比企谷……」

    八幡「今まで俺は誰かと一緒にいたいと思わなかったし、思ってもらったこともなかった。だから俺はぼっちだった。

    八幡「けどお前とは一緒にいたいと思ってる。だからこうして時間作ってもらってまで話してるんだろ」

    相模「でも……ウチは……」

    八幡「お前の言ってる未来はもう変わったんだろ?だったらお前の言う未来なんて存在しない。存在しない未来でのお前の罪なんて、無いと同じなんだよ」

    相模「そんな優しいこと言わないでよ……」

    八幡「ただ事実を言っただけだろ。優しいことなんて少しも言ってねえよ」

    相模「……ありがと。少し気が楽になったよ」

    八幡「そら良かった」

    相模「そろそろ戻らなきゃね」

    八幡「……そうだな」

    相模「よし、それじゃあ行こっ!」

    八幡「……もし」

    相模「?」

    八幡「もしこれがお前の言うとおり夢で、未来に帰ってもなにも変わってなかったら……その時は」

    相模「その時は?」

    八幡「……未来の俺を救ってやってくれ」

    相模「……うん、助けるよ。絶対にウチが比企谷を助ける」

    八幡「頼んだ。じゃ行くか」

    相模「ウチの最後のステージ……ちゃんと見ててね」

    八幡「……気が向いたらな」

    256 :

    頑張れ

    257 :

    もしさがみんが未来に帰っても、八幡が数年待てば再会は可能か

    258 :

    普通にオチとしてありそうだからやめろ

    259 :

    やっはろー!1です

    目標としては明日までに終わらせたいです
    というわけで投下していきまーす

    260 = 1 :

    体育館

    モブ子「ここからは私のステージだー!!!」

    観客「いえーい!!!」

    結衣「それじゃあサビ行くよー!!!」

    観客「フゥゥゥウウウ!!!」

    モブ子「今という!風は!何を伝えるたーめ」♪

    結衣「お前のもとーに吹く!強く強く!blowin up!」♪

    モブ子「明日がー!夢がー!まだ見ーえーなーくてーもー!」♪

    結衣「そこ限界?せーいっぱい!生きて!いると!言えるなら!」♪



    八幡「なんか予想してたのとだいぶ違うんだが……」

    相模「う、うん……一周目とすごく違う……」

    八幡(つか、なんであいつら仮面ライダーの曲演奏できんの?そこが超知りたい)



    モブ子「ドンセイノー!」♪

    結衣「ジャスリブモアー!」♪

    モブ子「みんなー!ありがとー!」

    結衣「あたしたちのライブまだまだ続くからねー!!」

    観客「おおおおおおおお!!!」



    八幡(お前らのライブじゃねえよ!)

    八幡(つーかあいつら何分延ばすつもりなんだ……)

    261 = 1 :

    舞台裏

    雪乃「はぁ……はぁ……。まさかあれからさらに五曲も弾くことになるとは思わなかったわ……」

    陽乃「……ふぅ。さすがの私も疲れちゃった。比企谷君肩揉んでー」

    八幡「嫌です無理ですお断りします」

    平塚「ぜぇ……はぁ……。こ、この疲れは最近運動してなかったからで……決して年齢のせいじゃないぞ……」

    八幡「誰に対して言い訳してるんすか……」

    結衣「けどホント疲れたー。もう喉ガラガラ!」

    八幡「お疲れさん。ほれ水だ」

    結衣「ありがとー!」

    モブ子「…………」チーン

    八幡(一人死んでるぞ……)

    八幡「お、お疲れ。水飲むか? 」

    モブ子「比企谷君……」

    八幡「な、なんだ?」

    モブ子「私……どうだった……?」

    八幡「ああ、なんつーか……凄かったぞ。思わず見惚れるくらい」

    モブ子「な、なら……よかった……ガクリ」

    八幡(そこらへんに寝かせておこう……)

    262 = 1 :

    城巡「相模さん。エンディングセレモニーの挨拶そろそろだから準備してもらってもいいかな?」

    相模「は、はい!大丈夫です!」

    八幡「んな固くなんな。かっこよく決める必要なんてない。お前らしくやっくりゃいいさ」

    相模「……うん!」

    八幡「よし、行ってこい。ここから見とくから」

    相模「行ってきます!」

    263 :

    最後の挨拶

    相模「みなさん、今年の文化祭はどうでしたか?去年よりも大いに盛り上げることができて、委員長として嬉しい限りです」

    八幡(相模の挨拶は、ここまではセレモニーと同じようにつつがなく進んでいた)

    八幡(だがまぁ、彼女にとってこの文化祭は人生で四度目の、本来は存在しない文化祭だ。その挨拶をあいつが冷静に読めるはずなんて……もちろんない)

    相模「う、ウチは……この文化祭の実行委員長になったとき、正直一人では何もできないようなただの……ただの生徒でした」

    八幡(その声は震え、ところどころにしゃくりあげるような音が入る)

    相模「迷惑ばかりかけて……みんな頑張ってるのに一人だけ体調壊して休んだりもして……」

    八幡(ついに瞳から、涙がこぼれ落ちる。それにつられて客席や舞台裏からも泣きだす者が出てくる)

    相模「みんな……委員会はもちろん生徒会や……先生方……それに生徒のみんなが力を合わしてくれたおかげで……こうして無事文化祭を成功させることができました」

    八幡(……やばい、ちょっと俺もうるうるし始めた)

    相模「ほ、ホントは……このまま時が止まっちゃえばって思うけど……やっぱり始まったものは終わらせなきゃいけない……から……」

    八幡(そして彼女は一呼吸おいてから、精一杯の笑顔でこう続けた)

    相模「きっとウチはそこにはいないけど、来年の文化祭も楽しいものにしてください!」

    八幡(過去に戻り、今にしがみついていた彼女は……最後に、未来に希望を託したのだった)

    264 = 1 :

    屋上

    相模「部室行かなくていいの?」

    八幡「今日は疲れたからな、報告書はここで少し休んでから書きたいんだよ」

    相模「……そっか」

    八幡「お前こそ、打ち上げいかなくていいのか」

    相模「比企谷と一緒がいいの」

    八幡「……おう」

    相模「…………」

    八幡「…………」

    相模「ウチは……」

    八幡「?」

    相模「ウチは比企谷のことが好き」

    八幡「……さすがに知ってるっつーの」

    相模「やっぱりバレてたんだね……」

    八幡「そりゃ、あんだけされて気づかない訳ないだろ」

    相模「じゃあ結衣ちゃんや雪ノ下さんの気持ちにも気づいてるんだよね」

    八幡「いや……それは……」

    相模「ちゃんと向き合ってあげてね。振られるよりも振ってさえもらえないことの方が辛いんだから」

    八幡「じゃあお前は」

    相模「ウチはいいよ。どうせ比企谷が答えを決める前に未来に帰っちゃうんだから」

    八幡「まだそうだって決まったわけじゃないだろ」

    相模「……そうだね。もしそうならちゃんと比企谷に振ってもらいたかったかも」

    八幡「振るって決めてるわけじゃないぞ」

    相模「そうやって希望を持たせるのやめてよ」

    八幡「……悪い」

    相模「よろしい」

    八幡「…………」

    相模「ねえ……」

    八幡「なんだ?」

    相模「……もしさ、ちゃんと未来が変わってて、そこで再開できたらさ」

    八幡「できたら?」

    相模「比企谷に言ってもらいたいことがあるんだ」

    八幡「……あんまりかっこいいことは言えないぞ」

    相模「そういうのじゃないよ。多分比企谷だって何百回も言ったことのあるような当たり前の言葉だよ」

    八幡「……?」

    相模「─────」

    八幡「…………ああ、なるほどな」

    相模「……いい?」

    八幡「絶対に言ってやるよ。約束だ」

    相模「ありがと」

    265 = 1 :

    八幡「俺にしておきたいお願いは他にはないのか?」

    相模「そうだね……ウチが未来に帰ったら、この時間の相模南の心がこの体に戻ってくると思うんだけど、多分訳分からないと思うからフォローしてあげて」

    八幡「了解。まあ気づいたら文化祭終わってんだからな、そりゃ混乱もするだろうしきっちりフォローするさ」

    相模「よろしくね」

    八幡「それだけか?」

    相模「ホントはもっといっぱいあるけど……もうただのワガママになっちゃいそうだからやめとく。ただウチがしたお願いは忘れないでね」

    八幡「自分を犠牲にしない、ちゃんと向き合う、この時間の相模南のフォロー、それに……未来でお前に会ったらあの言葉を言う。結構多いが……まあ安心しろ、忘れないさ。お前も俺のお願い忘れんなよ」

    相模「未来が変わってなかったら、ウチが比企谷を助ける、でしょ?ウチも忘れないから安心して」

    八幡「……まあきっと変わってるだろうけどな」

    相模「そうだといいな」

    八幡「…………ありがとな」

    相模「え?」

    八幡「お前のおかげで今まで嫌な思い出しかない文化祭が、初めて楽しいって思えた」

    相模「どういたしまして。ウチのほうこそありがとう。比企谷のおかげで……本当の恋ができたよ」

    八幡「……ああ」

    相模「まあ失恋に終わっちゃったけどね、あはは」

    八幡「……そうとも限らないんじゃないか?」

    相模「え?そ、それってどういう──」

    キーンコーンカーンコーン

    八幡「……? 妙だな、こんな時間にチャイムなんて」

    相模「…………」フラッ

    八幡「……相模?」

    相模「…………」バタン

    八幡「お、おい相模!」

    266 = 1 :

    相模「あはは……もうタイムリミットみたい」

    八幡「なっ……じょ、冗談はよせよ……!」

    相模「……怖いなあ、未来に帰るの。けど……比企谷に抱かれながら帰れるなら嬉しいかも……」

    八幡「なんでだよ……本当に帰っちまうのかよ……」

    相模「だから言ったじゃん……今日で役割が終わっちゃうんだから……」

    八幡「それでも……もう少しくらい……」

    相模「ここまで一緒にいれただけでも奇跡だよ……」

    八幡「そんな……悟ったようなこと言うなよ!」

    相模「悟ってなんかないよ……けど信じてるから」

    八幡「何をだよ……」

    相模「どんな未来でも、また比企谷に会えるって」

    八幡「……っ!」

    相模「比企谷が信じさせてくれたんだよ? だから比企谷も……」

    八幡「ああ……!絶対に未来でまた会おう」

    相模「ふふ……数年待たせちゃうけど……未来で待っててね……」

    八幡「何年でも待っててやるよ。だから安心して未来に帰れ」

    相模「うん……それ、じゃあ……またね…………」ガクッ

    八幡「…………相模……」

    八幡(絶対に……また会おうな)

    267 = 1 :

    未来 相模の部屋

    相模「ん……」

    相模(ここは……)

    相模「……!! 今日の日付は!?」

    相模(あの文化祭の翌日だ……)

    相模(けど、西暦は二年後。ってことは……)

    相模「夢じゃなかった……!!」

    相模(良かった……良かった……!!)

    相模母「南ー!そろそろ起きないと一限に間に合わないわよー!」

    相模「分かったー!すぐ行くー!」

    相模(夢じゃなかったとしても……この未来は変わってるのかな……)

    268 = 1 :

    相模家リビング

    相模母「ほら!早く着替えて!」

    相模「ちょ、なんでそんな慌ててるの!まだそんな時間じゃないじゃん!」

    相模母「何言ってるの!お友達と待ち合わせするから早く家出るんでしょ?……あ、もしかしてお友達じゃなくて彼氏だったかしら?」

    相模「え、ちょ、なんの話を……」

    ピンポーン

    相模母「ああ、ほら!ゆっくりしてるから来ちゃったわよ!ほら早く!」

    相模「お、押さないでって!行くから!」

    相模(ウチに一緒に大学行くような友達いたっけ……?)

    相模(あ、そっか。ちゃんと未来も変わったんだ)

    相模(あれ……じゃあもしかして……お友達って……)

    相模母「それじゃあ行ってらっしゃーい!」

    相模「う、うん!行ってきます!」

    ガチャ

    八幡「よう。遅いじゃねえか」

    相模「比企谷……?」

    八幡「そうだけど」

    相模「う、あぁ…………比企谷!」ダキッ

    八幡「ぬわっ!?おま!ちょ、こんなところで急に抱きつくなよ!」

    相模(本物だ……未来の……もう会えないと思ってた未来の比企谷だ……)

    相模「うわああああああああん!!!比企谷ぁぁぁあああ!!」

    八幡「あ……そっか今日は……。じゃあお前もしかして、あの相模か?」

    相模「うん……!そう、そのウチだよ!」

    八幡「そっか……」ナデナデ

    相模「比企谷…………約束覚えてる?」

    八幡「当たり前だ。忘れた日なんかねえよ」

    相模「じゃあ……」

    八幡「ああ」



    八幡「……ただいま」

    相模「おかえり!」

    269 = 1 :

    終わりっ!

    270 :

    乙ー!
    願わくばアフターストーリーか2年間八幡は何をして居たか書いて欲しいな……

    271 :

    エンダアアアアアアアア

    272 :

    イヤアアアアアアアアアアア

    273 = 215 :


    さがみん可愛すぎぃ!

    274 :

    なんも知らん状態の相模がどうやって八幡と親しくなったのか気になる

    275 :

    文化祭始まって以降、ほんとつまんなかったな…
    最初の方のクソ面白かったのはなんだったんだろう

    276 = 215 :

    >>274
    多分文化祭までの記憶の無い相模にあれこれ説明して振る舞い云々教えながらサポートしてるうちにそうなったんじゃないか?
    その間の雪ノ下由比ヶ浜も気になるが

    277 :

    待ってるぞ

    278 = 257 :

    未来補正のないノーマルさがみんを攻略するとかどんな無理ゲーw

    比企谷も成長したんだな。

    279 :

    >>276
    アンタなんで酉付けてんだ

    281 :

    後日談は書きたいとは思ってるんですが、いい感じのオチが見つからないんでちょっと時間開いちゃうと思います。

    後日談は多分シリアス少なめですー

    284 :

    シリアス部分だけが底抜けにおもんなくてギャグ混じりのとこは普通に面白かったから、シリアス向いてないんじゃないだろか
    面白くない以前に説明下手すぎて意味不明なとこ多すぎたし

    286 = 1 :

    シリアスつまらないけどギャグ面白かったと言われ、傷つけばいいのか喜べばいいのか分からないっす……

    みなさんは読んでて、よく分からないとこありました?あったら質問してください。

    た、多分ちゃんと答えるんで……

    287 = 1 :

    今日は眠いんで質問等々は明日からしまふ

    ここまで読んでくださってありがとうございます!

    おやすみなさいっ!

    288 :

    読者様のおっしゃること は気にしないほうがいい、気にしてたら好きなものが書けなくなる

    後日談待ってる

    289 :

    一人のでかい声にだけ反応していちいち影響されるな。好きにやれよ、。

    291 :

    こりゃ可愛いわ

    292 :

    面白かったよ乙
    もっと葉山との絡み見たかった

    294 :

    面白かったよ
    未来から来たとか戻るとか記憶とかの理屈はさっぱりだったから斜め読みだったけど
    それ以外のところはちゃんと楽しめた。さがみん可愛い

    295 :

    俺もシリアスっぽいのはお腹一杯
    そういうのは他で間に合ってるからここの相模は存分に腐ってて欲しい

    296 :

    サクサク読めて面白かったよ
    乙でした!

    297 :

    って言って置かないと作者が腐ってエタっちゃうからな
    もっとみんな乙っとけ。たとえつまんないと思っててもだ

    298 :

    >>297やめて、心にグサグサ来るからやめて

    といことで、やっはろー!1です

    ほんのちょっとだけ投下

    299 = 1 :

    後日談

    八幡(あのあと、これと言った説明をするでもなく大学に行った)

    八幡(いや時間無かったんだもん。遅刻すると俺そろそろやばいことになるし……)

    八幡(というわけで今は大学の終わった午後3時)

    八幡(場所は相模からカミングアウトを受けたあの公園だ)

    八幡(ここで今日までの説明をするためにベンチに腰掛けているのだが……)

    相模「ふふ……そりゃ今までの記憶無いもん……分からなくてもしょうがないよ……ふふ、ふふふ……」

    八幡「だ、大丈夫か?」

    八幡(相模がちょっと現実に打ちのめされているためまだ説明が出来ていない)

    八幡(相模も過去に戻ってからこちらに戻ってくるまでの間の記憶がないことは覚悟していたらしい)

    八幡(だが、現実はもっとひどい)

    相模「ふふ……なにあの大学……初めて聞いた名前なんだけど……」

    八幡(一周目で行った大学とは場所も科目も全く違う場所に行っていたらしい)

    八幡(その結果『興味すら持ったことのない授業を理解できてないまま数時間受ける』という地獄を味わったそうだ)

    300 = 1 :

    相模「こんなの絶対おかしいよ……」

    八幡「お前……明日からもやっていけるのかよ」

    相模「うん……ま、まあ……明日からはなんとかなるはず……」

    八幡「なんかアテでもあるのか? 」

    相模「実は少しずつだけど、ウチが過去から戻ってきてから、今日の朝目が覚めるまでの二年間の記憶が頭の中に入ってきてるんだ」

    八幡「おー、そりゃ良かった」

    相模「うん……でも入ってきただけでまとまってないっていうか……。比企谷にちゃんと説明してもらえばちゃんと理解できると思うんだけど……」

    八幡「んじゃ、ぼちぼち話していくか」

    相模「よろしく」


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