元スレ提督「よろしく頼む」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
451 = 228 :
大井「ほんとにね……食べちゃいたいくらいに」ガシッ
電「ひぃ!」ビクゥ
大井「ほら!ちょっと私の部屋でお話しましょう!」ググググ
電「い、嫌なのです。離してください!」グググ
大井「さきっちょだけ!さきっちょだけだから!」
452 :
北上さんがいないからまともでいられるかと内心思ってたけどやっぱクレイジーサイコレズなのな
453 = 228 :
鳳翔「やめなさい」シュッ
大井「あ……」ストン
電「(一撃で気絶させたのです!?)」
鳳翔「ごめんなさいね、電さん」
鳳翔「怖い思いさせてしまって」
電「いえ……大丈夫なのです」
鳳翔「大井さんは私が責任もってお仕置き部屋に連れて行きますのでご安心を」
電「(お、お仕置き部屋ってなんなのです!?)」
454 = 228 :
扶桑「……」
扶桑「みんな今日も元気そうね……」
扶桑「でも、私は……」
扶桑「うぷ……吐きそう」
455 = 228 :
提督「だ、大丈夫か?」サスサス
扶桑「ありがとうございます……うぷっ」
提督「待て待て!」ダッ
提督「ほ、ほらバケツもってきたぞ」
扶洋「すいません……」オロロロ
提督「……」サスサス
鳳翔「提督さん」タッタッタッ
鳳翔「申し訳ございません。扶桑は身体が弱いもので……」サスサス
提督「いや、気にするな。どっか横になれる場所があれば連れていってあげてくれ」
鳳翔「承りました」スタッ
鳳翔「行きますよ、扶桑さん」
扶桑「……はい」
456 = 228 :
提督「……」
金剛「すごく顔色悪かったデスね」
提督「ああ、病弱の艦娘なんて聞いた事ないぞ……」
長門「しかし──会議の内容はますます信憑性が上がってきたな」
龍驤「なんかウチもわかってきたわ。ここがボロイ理由もそれな気がするで」
不知火「不知火はもう確信しました」
提督「うむ。あとは女提督に色々聞きこんでみるとするか……」
457 = 228 :
今日は以上です。
見ていただいてる方、ありがとうございます。
458 = 452 :
面白くなってきましたなぁ
乙です
460 :
乙
大井っちェ……
461 :
乙コメントありがとうございます。
平日になったので投下していきたいと思います。
遅筆ですが何卒お付き合いいただければと思います。
462 = 228 :
────────
──────
────
──
東鎮守府 女提督の部屋
提督「中々個性的な艦娘達だな」
女提督「ふんっ、それは褒めてるつもりかしら?」
提督「賑やかでいいじゃないか」
女提督「人の苦労も知らずに……」ブツブツ
提督「ハハ、でも驚いたぞ。あの赤城がまさかお前の所にいるとはな」
女提督「フフン。すごいでしょ」
女提督「軍上層部のやつらからこの鎮守府を請負う際直々に頼まれたのよ」
提督「頼まれた?」
463 = 228 :
女提督「ええ。『我々では彼女と上手く付き合う事ができない』とかなんとか言ってね」
女提督「きっとあたしの様な実力者じゃないとエース空母を扱えないって判断ね」
女提督「上層部の奴らもやっとあたしの凄さが分かったみたいだわ」ドヤァ
提督「あの堅物達がそんな事をなぁ……」
女提督「あたしってやっぱすごいわ!」フフン
提督「(すぐ調子のりやがって)」
464 = 228 :
女提督「あ、そうだ。今度の演習は赤城を旗艦として出撃させてもらうわ」
女提督「申し訳ないけどアンタには痛い目みてもらうわよ」
提督「おいおい。お手柔らかに頼むよ」
女提督「嫌よ。今回は全力でいかせてもらうわ」
女提督「中央鎮守府で指揮をとっていたアンタを負かしたとなれば」
女提督「あたしの評価もうなぎ上りだわ!」
提督「そんなもんかね」
女提督「ええ。何よりあたし自身がアンタに勝ちたいし!」
提督「……まぁいいけどさ」
465 = 228 :
提督「なぁ───急で悪いんだけど」
女提督「なによ?」
提督「使用している資材とかの出費記録をみせてくれないか?」
女提督「んー、そんなもの見てどうするのよ」
提督「いやぁウチと比較してどのくらい使用してるかとか」
提督「そういう運用面も管理せんといかんし参考にさせてもらおうかなってな」
女提督「ふーん。まぁいいわ」
女提督「そこの棚のファイルに入れてある筈だから勝手に見てちょうだい」
提督「すまんな。助かるよ」カタッ
提督「(随分、分厚いな……)」
提督「……」ペラ
提督「……おい」
女提督「ん?」
提督「これ、お前が管理してるのか?」
女提督「んー厳密には秘書艦の鳳翔が作成してそれに私が判を押してる感じね」
提督「ふーん……」ペラッ
466 = 228 :
提督「───うん。参考になった。ありがとな」カタッ
女提督「そう。この後はどうするの?」
提督「うーん……そうだなぁ」
提督「母艦の見学をさせてもらおうかな」
女提督「分かったわ。案内してあげる」スクッ
提督「うむ」
提督「(───概ね予想通りといった所か)」
467 = 228 :
その頃 大広間
龍驤「────って感じでウチらの提督はホント無神経やで」
天龍「たしかに見た感じは真面目で融通きかなそうに見えるな」
龍驤「やろー?しかも訓練になるとめっちゃ怖いんやで」
赤城「まぁそれは仕方ないんじゃないですか」モグモグ
鳳翔「赤城さん。食べながら喋るのは、はしたないですよ」
電「(大きいおにぎりなのです……)」
龍驤「(というか何個目だよ、あのおにぎり)」
468 = 228 :
金剛「でも提督は優しくて素敵な所があるんデスよ」
長門「そうだな。気遣いの仕方は中々真似できないものがある」
龍驤「まぁたまーにアイスくれたりするし」
電「家族の様に親身に話も聞いてくれるのです」
愛宕「結構ウブで可愛い所もあるのよね」
不知火「なんだかんだ不知火達の事を大切に思ってくれているのは評価できます」
鳳翔「あらあらまぁまぁ。皆さん、提督さんの事が好きなんですねぇ」
金剛「Yes!大好きデスよー」
長門「べ、別に好きって程では……ま、まぁいい男とは思うぞ//」
電「電にお父さんがいたらあんな感じなのかなって思うのです」
鳳翔「うふふ、微笑ましいですねぇ」
469 = 228 :
金剛「───逆に聞きますが女提督さんはどんな方デスか?」
鳳翔「そうですねぇ」
扶桑「悪い人ではないのですが……」
青葉「青葉的には変わった人だなと……」
天龍「そうだな。簡単にいうと、とにかくドジでアホだぜ」
天龍「母艦の主砲を間違えて誤発させて鎮守府の海岸を半壊させてたしな」
赤城「修理が大変でしたね」モグモグ
大井「この前は訓練中に母艦から海に落ちてました」
天龍「ハハ、あれは笑ったな。打ち所が悪かったら死んでたって妖精に怒られてたもんな」
青葉「青葉は元帥にタメ口聞いて12時間説教されてたのがおもしろいと思いました」
天龍「あれはすごかったな。うるせーハゲって言ってたもんな」
金剛「(なんかドジで済まされる領域じゃない気がするんデスが……)」
不知火「(下手したら軍法会議です)」
電「(笑えないのです……)」
470 :
電ちゃんにお父さんって呼ばれるとか···
憲兵待ったなしだな
471 = 228 :
長門「───話は変わるが今度の演習、よろしく頼むぞ」
鳳翔「はい。こちらこそよろしくお願い致します」
青葉「楽しみですね。青葉、張り切って撮っちゃいますよ~」
龍驤「な、何を撮るんや……」
扶桑「体調管理しっかりしとかないと……ウプッ」
電「だ、大丈夫なのです?!」ビクッ
天龍「フフフ、まぁ手加減はしてやるさ」
不知火「む……」カチーン
472 = 228 :
天龍「お前らあんまり実戦経験ないんだろ?」
天龍「演習で俺達が直々に指導してやるから安心しな」
不知火「お言葉ですがっ」ズンッ
天龍「ん?」
不知火「不知火たちはまだ未熟かもしれませんが」
不知火「手加減などと舐められた事をされる程弱くはないですよ」
天龍「へーどうだかなぁ?」
不知火「……」ギロッ
天龍「……」ジロッ
バチバチ
鳳翔「天龍さん!ごめんなさい皆さん、失礼な事を……」
愛宕「し、不知火ちゃん。落ち着いてね」
天龍不知火「「フンッ!」」プイッ
473 = 228 :
今日はこれで以上です。
見ていただいてる方ありがとうございます。
電ちゃんにパパと呼ばせたい。
474 :
乙
盛り上がってきた
475 :
乙
第六駆逐の子達をヨウシカッコカリしたい
あぁ、ちゃんと妻帯者(金剛)ですよ
476 :
乙ありがとうございます。
>>475
ヨウシカッコカリ!?貴方が天才か(驚愕)
夜戦システム(提督と)があればコドモカッコカリもい(ry
アホな事いってすいません。少ないですが、投下していきます。
よろしくお願いいたします。
477 = 228 :
──
────
──────
────────
数時間後
東鎮守府 玄関
提督「今日は色々すまなかったな」
女提督「別に大した事じゃないわ。こちらとしてもいい刺激になったし」
提督「そういってもらえると助かる」ニコッ
女提督「ふんっ……別にあんたの為にやったんじゃないんだから//」
艦娘達「「(ツンデレ?!)」」
478 = 228 :
提督「お、おう?───まぁ来月の演習楽しみにしてるよ」
女提督「ええ。ドタキャンだけはやめなさいよ?」
天龍「そうだそうだ!逃げるんじゃねーぞ!」
不知火「そっちこそ当日吠え面をかいても知りませんから」
天龍「なんだとぉ!!!」グルルル
不知火「なんですか!!!」ガルルル
提督「なんだなんだ。いつのまに二人とも仲良くなったんだ」
天龍不知火「「仲良くない!」」クワッ
提督「じょ、冗談だよ」ビクッ
金剛「(余計な事言うから……)」
479 = 228 :
提督「───さて、そろそろ俺達は帰るよ」
女提督「ええ、また今度ね」
提督「じゃあな」
長門「世話になった。失礼する」
愛宕「ウフフ、また遊びにくるわ」
鳳翔「ええ、ぜひいらっしゃってください」
大井「いつでも歓迎します」ジー
電「(なんか視線を感じるのです)」ビクビク
龍驤「じゃなー」フリフリ
────────
──────
────
──
480 = 228 :
帰宅中 車内
提督「ふー疲れた」
提督「慣れない事はするもんじゃないな」
電「色々お話が聞けて楽しかったのです」
龍驤「せやな。おもろい連中で良かったわ」
不知火「一人いけ好かない方がいましたが……」
龍驤「なんや不知火。まだ怒ってたんか」
不知火「お、怒っていません!ただあの言い方はちょっと……」
481 = 228 :
愛宕「天龍ちゃんはちょっと調子のっていっちゃっただけなのよ。許してあげて?」
不知火「……愛宕さんにそう言われたら、まぁそうですね……許してあげます」
愛宕「うふふ。素直な不知火ちゃん可愛いわ」ダキッ
不知火「うぷっ、顔に胸が///」ギュー
電「うらやましいのです!電もやるのです!」ダキッ
愛宕「あらあら、甘えんぼさんねぇ」ギュー
電「愛宕さんはすごく柔らかいのです」モミモミ
愛宕「だめよ電ちゃんそんな所//」ドタプーン
龍驤「……」ジー
龍驤「くっ」
482 = 228 :
長門「───ところで提督、会議で話ていたあの件。どうなんだ?」
金剛「そいえばその為にきたんデスね」
提督「うむ。まぁお前らも自分の目で見てきたから分かるだろうが」
提督「あのアホが着任」
提督「個性的すぎる艦娘達」
提督「ボロい鎮守府」
提督「資材量」
提督「これらを考えると」
提督「恐らくあの鎮守府は……」
483 = 228 :
~回想~
数日前 会議室
提督「皆に今後の予定で話したい事がある」
提督「今週末、東鎮守府に見学研修の名目で行くことになった」
艦娘達「「ええ!?」」
長門「見学だと?」
提督「ああ」
長門「急にどうしたんだ」
金剛「その日は訓練だった筈では?」
提督「うむ、急な事だ。疑問に思うのは無理もない」
提督「なので単刀直入に言うが」
提督「赤城達攻略のカギを探しにいく」
龍驤「なんやなんや。スパイでもするんか」
提督「そこまで凝ったもんじゃないさ」
不知火「まさか罠を仕掛けるつもりでは……」
提督「お前は俺をどんなやつだと思ってるんだ」
長門「もう少し具体的な理由を言え」
484 = 228 :
提督「……実はな。昨日電と話していて」
提督「なぜ赤城が東鎮守府にいるかという疑問をもったんだよ」
提督「東鎮守府はウチと同じで設立が若く今の所大した実績がない」
提督「挙句、あのアホが司令官になったという現状も考えると」
提督「赤城ほどの艦娘が着任するのはオカしいと思ったのだ」
長門「ふむ」
485 = 228 :
金剛「たまたまじゃないんデスか?」
提督「まぁそういう考えもあるだろう」
提督「他に理由として若く未熟な司令官の為に、ベテランの艦娘を同伴させる……」
提督「十分ありえる話だ」
提督「ただその相手があのアホ(女提督)となると別だ」
486 = 228 :
提督「はっきりいってそんな考えであのアホに赤城を着任させるとは思えない」
金剛「そ、そんなにその女提督さんはダメな人なんですか?」
提督「うむ。お前らは知らないからアホといわれてもピンとこないかもしれないが」
提督「あいつは伝説的にアホだ。これだけは自信を持って言える」
提督「いうなればあいつはチンパンジー。喋るチンパンジーだ」
提督「いや……チンパンジーの方がかしこいかもしれん」
艦娘達「「(どんだけアホなんだろ……)」」
487 = 228 :
提督「そんな訳でアイツ自体は軍のやつらから完全に見放されている存在だった筈」
提督「となると問題は赤城側にあるのではないか」
愛宕「うーん、ビデオを見る限り問題がありそうには見えなかったわ」
龍驤「せやな。あれだけの実力を見せられたらなんも言えんわ」
提督「そう。実力は申し分ない」
提督「恐らく赤城にはその力をもってもカバーできない」
提督「何か別のデメリットがあるんではないか」
提督「俺はそう考えた」
488 = 228 :
長門「なるほど。しかしどんなデメリットなんだろうか」
龍驤「性格がむちゃくちゃ悪いとかか?」
提督「うむ。それなんだが……」
提督「実はあいつが前にいた鎮守府に連絡して色々聞いてみたんだ」
提督「そしてそれらしい情報を手に入れた」
489 = 228 :
龍驤「なんやなんや、はよいえやぁ!」
不知火「もったぶらないでください」
提督「待て待て。話の続きがあるんだ」
提督「その情報を手に入れて、俺はピンときた」
提督「そして赤城だけじゃなく東鎮守府にいる艦娘達の」
提督「以前に在籍していた鎮守府での素行を調べた」
長門「ふむ……」
提督「それによってある仮説が生まれた」
提督「そしてその仮説とは」
提督「俺が思う限り」
提督「恐らくあの鎮守府は」
提督「問題児が集められた場所という事だ」
490 = 228 :
今日は以上です。
展開が無理やりすぎてすいません。
491 :
鳳翔はヤンママだった…?
492 :
扶桑…病弱
赤城…暴食
鳳翔…??
青葉…盗撮
天竜…狂犬
大井…ガチレズ
493 :
追いついたー
494 :
鳳翔さんはきっと緩衝材なんだよ。
もしくは練習艦だったからDT食いいや何でもないです
495 :
ここの大井はガチレズ+ロリコン発症してるな
496 :
鳳翔さんは監視役じゃないかな
でなければ、横流ししてるか隠蔽工作してるとかかな
497 :
コメントありがとうございます。楽しく読ませてもらっています。
少し投下します。よろしくお願いいたします。
498 = 228 :
艦娘達「「問題児?」」
提督「うむ。言い方は酷いかもしれんが」
提督「各々何らかの過失や軍において不利益な事情を持っていると思われる」
499 = 228 :
提督「たとえば天龍は、上官に言葉づかいを注意されて逆切れし」
提督「手をだしてしまった事があるらしい」
長門「ほう、それは問題だな」
愛宕「何にせよ暴力はいけないわねぇ」
提督「ふむ」
500 = 228 :
提督「次に大井だが噂によると性の対象が同性と聞いた」
金剛「レズビアン?!」
提督「うむ。メンバーに夜這いをかけ、問題になったそうだ」
提督「理由は知らんが駆逐艦が好みらしく、セクハラ報告が多数あがっているようだ」
不知火「お、恐ろしい話ですね……」
電「行くのが不安になってきたのです……」
みんなの評価 : ★
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