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    元スレ提督「よろしく頼む」

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    51 :

    また妹だったりホムンクルスだったりするのだろうか

    52 :

    これは提督と言う名のお父さんですねぇ・・・(褒め言葉

    53 :

    乙コメありがとうございます。

    >>51
    あのSS見ました。すごくおもしろかったです。
    あれほど素晴らしい物を書ける気はしませんが。
    設定は少しかぶっています。

    >>52
    こんなお父さんいやです(ぁ


    今日は投下量少ないかもです。

    しばらくイチャイチャとかまったり日常と
    まだ説明しきれていない世界観などを書いていきたいと思います。

    よろしくお願いします。

    54 :

    (ぁなんてもの使ってる人物凄く久々に見たわ
    さてはあんたおっさんだな(ぉ

    55 :

    提督だからお年を召していてもしょうがない(ぇ

    56 = 53 :

    >>54
    一応20代なんですが、よくネタが古いとは言われます。
    チョベリバです。

    >>55
    フォローありがとうございます(真顔)


    少し投下します。

    57 = 53 :


    鎮守府 食堂 夕食

    提督「…」

    金剛「…」

    龍驤「…」

    長門「…」

    「…」

    愛宕「…」

    不知火「…」

    妖精A「すげー色なん」

    妖精B「ヤバイなこれヤバイな」

    妖精C「食ったら負けかなと思っている」


    58 = 53 :


    長門「提督」

    提督「なんだ」

    長門「3つ程聞きたい事がある」

    提督「ああ分かっている。一つずつ言ってみろ」

    長門「なぜ全員集合しているのだ」

    提督「理由は複数あるが、一番の理由は団結力を高める為だ。
    良く言うだろう。同じ釜の飯を食う仲間と」

    長門「別に一緒に食う必要はないと思うが……。まぁわかった」


    提督「うむ。仲良く談笑でもしながら旨い飯を食おうじゃないか。
    今後は可能な限り皆で夕食をとることにするぞ」

    59 = 53 :



    長門「次の質問だ。そこにいるのは妖精か」

    提督「ああ、普段は提督以外の者と余計なコンタクトができないよう
    目視確認不可能な我が鎮守府の妖精さんだ」

    長門「…一緒にご飯を食べようとしているのは気のせいか?」

    提督「気のせいではないぞ。彼女達は現在透明化を解いている。
    そして彼女達は俺達と同じ様な食物を摂取し、エネルギーを確保する事もできる。
    今食卓を囲んでいてもなんら問題はない」

    長門「なるほど。まだ聞きたりない部分はあるが、後程聞く事にする」

    提督「わかった。是非、この機会に妖精さんとコミュニケーションをとってくれ」

    60 = 53 :


    長門「そして最後の質問だ。この食べ物はなんだ」

    提督「カレーだ。
    といいたい所だが一般的にカレーと連想されるものから
    少し遠い色をしているな。とてもカラフルだ。電、これはカレーか?」

    「カレーなのです」

    提督「そうか。俺はどうしてもやらなければいけない仕事があるのを忘れていた。
    みんなで先に食っていてくれ」ガタッ

    長門「待て」ガシッ

    提督「離せ」

    金剛「駄目デスよ提督。みんなで仲良く食べましょう」

    龍驤「せやで。誰が担当制にしたんや」

    愛宕「まさか電ちゃんが一生懸命作ったカレーを食べない訳ないわよね~」

    不知火「…どうすればこの色を再現できるのでしょうか」

    提督「待て。お前ら艦娘は一般的な人間より恐ろしく丈夫で身体能力が高いだろう。
    しかし俺は妖精達に指示をだせる以外は普通の人間だ。そしてこの鎮守府の最高責任者だ。
    この意味が分からない訳ではないだろう?」

    「司令官は、電の作ったご飯が食べたくないのです?」ウルッ

    提督「あ、いや、えっと」

    「ないのです?」ウルウルッ

    提督「あーお腹へったな。さぁみんなで食べようか」ニコッ

    長金愛龍白「(あの顔には勝てないんだな提督も…)」

    提督「し、しかし途中まで一緒に作ってた時はこんな色してなかったが…。
    電、あれから何か入れたりしたのか」

    「はい!長門さんが買ってきた物の中から調味料や
    何か良く分からない物を入れたりしたのです!」

    提督「何か良く分からない物を入れちゃう子なんだなお前は」

    「実は長門さんが
    「折角なんだから少しインパクトのある味付けでもいいかもな」
    ってアドバイスくれたのです」

    長門「インパクトに関しては大成功だぞ電」

    提督「お前かよ原因。質問してた癖に」

    長門「まさかこんな事になるとはな。ビッグ7もビックリだ」

    不知火「それダジャレですか」

    全員「……」


    提督「……まぁ食べるか」」



    全員「「いただきます」」




    -----------数時間後 提督の部屋


    提督「うぅ…なんでカレーがあんなに甘いんだ…辛いけど甘くて
    後から酸味がきて、それでいてしつこい……胃がムカムカする…」

    金剛「提督、ここに胃薬置いときマスね」

    提督「……スマン」

    61 = 53 :


    次の日 鎮守府 会議室

    提督「おはよう」

    艦娘達「「おはようございます」」

    提督「今日は任務や外での訓練はない。金剛、まずはこの紙を配ってくれ」

    金剛「はい!」

    提督「この紙は実戦時の細かい作戦指示の詳細、
    鎮守府の最終目標対象とそれに行き着くまでの過程、
    各艦娘の能力をグラフ化し俺なりにまとめた物だ。
    今日はこの紙を見ながら会議していきたいと思うので、全員集中して聞くように」



    艦娘達「「了解(デース)(なのです)」」


    62 = 53 :


    -----数時間後


    提督「…というわけで、
    近いウチ発生すると思われる沖ノ島海域での戦闘を
    想定して今後は訓練を行っていく。何か質問はあるか?」

    長門「それに関しては特にないな」

    金剛「戦況が思ったより良くないのデスね」

    龍驤「ウチらも実戦にバンバンでなあかん日がくるんやな……」

    不知火「…望むところです」

    「ちょっぴり怖いのです…」

    愛宕「今までは演習メインだったものねぇ~…
    遠征も安全と思われる場所しかいってないし」

    提督「しょうがないさ。前の提督どうこうの話ではなく恐らく上からの指示だ。
    設立若く規模の小さい鎮守府に無理をさせる訳がない。
    だが戦況を見る限り、この先俺達にもどんどん前線での任務がくるだろう」


    艦娘達「「……」」


    提督「安心しろ。この前の戦闘をみる限り、個々の力は中々のものだ。
    後は連携力を付けながら艦隊としての力を磨いていけば良い」

    金剛「そ、そうデス!私達がビシっとやってガシっと倒せば問題ないんデース!」

    龍驤「せやせや!この前の戦いだって圧勝やったしな!」

    「そうなのです!何も問題はありません!」

    長門「問題が無いという事はないだろう。資源の問題がある」

    不知火「潜水艦への対策も不十分です」

    愛宕「武装も古いものしかないわねぇ~」


    金剛「あ…」

    龍驤「い…」

    「う…」

    艦娘達「「……」」


    提督「ま、まぁこうやって話合う事は重要だ。
    問題があるなら一つずつ解決策を考えていけば良い。
    一番いけないのは考えるのを辞める事だからな」

    提督「さて、今日の会議はこんなもんにしよう。
    何か質問はあるか?」

    龍驤「提督」

    提督「なんだ龍驤」

    龍驤「この前夕飯にいた妖精の事について聞きたいんやけど」

    63 = 53 :



    提督「ふむ」

    龍驤「ウチらはあんまり妖精の事理解してないんや。
    前の提督も大ぴらにしてへんし……。
    聞いても最低限の事しか教えてくれへん」

    長門「そうだな。昨日説明足らずな部分をぜひ聞きたい。妖精とはなんなのだ」

    提督「分かった。じゃあ最初から説明するか」

    提督「お前達の様な艦娘を指揮するには、ある条件がないといけない事は知ってるな?」

    龍驤「妖精を見れる、そして触れる事のできる人間やな」

    提督「その通りだ。
    この条件に準ずる人間というのはこの世界に数える程しかいない。
    そして俺はそれが可能で提督としてお前らを指揮している」

    金剛「選ばれし存在という事デスネー」

    提督「そういわれると聞こえはいいがな。
    実際他の人間に見えない物が見えるというのは不気味なものだ。
    初めて俺が見た時は何の病気かと思ったからな」

    「あんなに可愛いのにです?」

    提督「可愛いかどうか問題じゃないさ。彼女らには失礼だがな。
    話を戻そう。とにかく俺は今この鎮守府で
    彼女達の様な妖精達を仕える事ができるのだ」

    愛宕「仕える?」

    提督「ああ、なぜだか分からんが彼女達は
    俺達の様な見える人間には基本的に従順なのだ。
    理由はまったくわからん。聞いても理解できない答えしか返ってこない」

    長門「知れば知るほど分からんな……」

    提督「うむ。今後も分かる事は一切ないだろうな。
    ただ一つ分かっている事は、彼女達が不思議な力を持ち、
    そして艦娘を作ったという事だ」

    64 = 53 :



    不知火「…艦娘を作った?」

    提督「ああ、定義したといってもいいな。
    特定のDNAを持った女性に妖精さん達の作る武装をリンクし、
    人間兵器「艦娘」を誕生させたんだ」

    提督「非力で平凡な女性でも艦娘になる事で、恐ろしい戦闘力を持つ。
    そして妖精さんも目視できるようになるんだ」


    長門「……今までの話は私達が聞いてよかったのか。
    軍としてはあまり知られたくないよう事ではないのか?」


    提督「大分昔はそうだったようだ。
    最近はそういう意向ではないらしい。
    なぜなら妖精という存在があまりにも規格外すぎて
    世間に知られた所でどうしようもできないからだ」

    長門「なるほど。そもそも特定の人間にしか見えない訳だしな」

    提督「そして妖精さん達を、普段お前らには見えない様にしていた訳だが…」

    提督「妖精さん、きてくれ」

    妖精A「アウアウアー」

    妖精B「ヤバい漏れそう」

    妖精C「魚雷打ったら負けかなと思っている」


    提督「この通り面倒くさいので関わらせたくなかったのだ」

    艦娘達「「え?」」

    65 = 53 :


    提督「まぁ、先程いった通り彼女達は規格外の存在。
    思考や考え方が違うようでコミュニケーションがとりづらい。
    わざわざ、多くの者に関わらせる必要がないというのが多くの提督の見解だ」

    提督「ここらへんの艦娘に公表するかしないかの判断は
    艦娘を指揮する提督に任せられている。そして昨日の食事でお披露目したわけだ」

    提督「大体の話は以上だ。どうだ?理解できたか?」

    龍驤「うーん、大体は分かったんやけど…」

    愛宕「なんかこう」

    「話がふわふわしてるのです…」

    提督「まぁそうなるだろうな。
    かれこれ100年以上研究されていても分からない事だらけなのだ。
    無理もないさ」

    提督「さて妖精さんに関する話はこんなもんだ。まだ何かあるか」

    金剛「なんとなく気になったんデスけど、なんで妖精「さん」付けなんデスか?」」

    提督「ああ。見た目や言動はともかく、
    彼女達は恐ろしい科学力と技術力、そして謎の力をもっているからな。
    敬意を込めてそう呼んでいる」

    妖精A「あ」

    妖精B「い」

    妖精C「う」

    金剛「(……)」

    金剛「……そうデスか」


    提督「さて今日の会議はこれで終わりだ。
    あとは昨日と同じで鎮守府担当業務に勤しんでくれ。解散」

    66 = 53 :


    やば…なんかこじ付け過ぎてわけわかんないかもです。

    まぁフーン程度で理解していただければと思います。

    67 :

    まあ艦載機の上でラーメン食ったりしてるしな…

    68 :

    これは期待
    とりあえず乙

    69 :

    ふーん

    70 = 53 :



    鎮守府 本館 中央通路

    金剛「……」

    龍驤「なんや金剛。元気ないやん」

    金剛「え、えぇ」

    長門「なんだ。気になる事があるならいってみろ」

    愛宕「そうよ~金剛ちゃん。言うだけでスッキリするかもしれないわよ?」

    金剛「ワ、分かりました。さっきの妖精の話聞いてどう思ったデスか皆さん」

    龍驤「変な話やなぁ思うたで。
    あんなちっこいのがそんなすごい事してるんやなぁて」

    不知火「たしかに驚きましたが、感謝しなければいけません。
    深海棲艦と戦う力を与えてくれた妖精達に」

    長門「うむ。驚きはしたが、これからもやる事は変わらん。
    逆に妖精達の存在を正しく認識できたおかげで
    動きやすくなるかもしれんしな」

    「今度話かけてみるのです!」

    愛宕「最新の武器の作成も頼んでみよかしら」

    不知火「愛宕。それは不知火も考えていました。
    もっと強い武装が不知火には必要です」

    龍驤「おいおい!何抜け駆けしよう考えてんねん!
    ウチもまぜてやー」

    長門「お前ら好き勝手いうんじゃない。資源の事も考えろ」

    アーダコーダアーダコーダ


    金剛「…(私はすこし怖いと思いマシた)」

    金剛「(艦娘を作った?100年も研究されて未だほとんど解明されていない生命体?)」

    金剛「(何かひっかかるのデス)」

    金剛「(それに提督の妖精に対する振る舞い。何かまだ隠しているような……)」


    妖精A「ね~ね~」

    金剛「エ?」ビクッ

    妖精A「…」ニタァ

    金剛「エ……」

    「あ!妖精さんなのです!」

    愛宕「あら可愛いわね~。触っちゃおうかしら」

    不知火「すみません話があります。不知火にもっと強い武装を」

    龍驤「あ!マテやぁ!ウチもウチも!」

    妖精A「ワ~~ニ~ゲ~ロ~」

    マテー
    ニゲルナー
    シラヌイニー

    金剛「(……)」

    71 = 53 :

    今日はこれで終わります。
    土日はたぶん更新しません。
    来週平日からまた更新すると思います。


    お付き合いありがとうございました。

    72 :

    うぅん、待ち遠しい

    73 :

    人類は衰退しましたの妖精さんみたいだ

    74 :

    おつ、
    あら面白い
    続き楽しみにしてます

    76 :

    コメントありがとうございます。励みになります。

    衰退の妖精かなり好きなので、影響されてると思います。

    最近流行りの電がヲ級飼うパターンはないかもしれないのでご了承ください。

    77 :


    おはようございます。

    少しずつ投下していきたいと思います。

    土日書き溜めできなかったので今日は量少ないかもしれませんが
    よろしくお願いいたします

    78 = 77 :


    鎮守府 食堂 夕飯

    提督「(しまった。すっかり失念していた)」

    提督「(会議し終わって煙草吸いにいった時になにか忘れているなと思ったんだが……)」

    提督「(今日の食事当番のフォローするのを)」

    提督「(昨日のような参事はごめんだ。頼むからまともな料理がでてきてくれ)」

    龍驤「さっきから提督はなんでお祈りしている様にうつむいてるんや」

    金剛「きっと提督の事デス。明日の訓練内容で悩んだりしてるんじゃないデスか」

    愛宕「あららホントお真面目さんね~」

    長門「それより夕飯はまだか。腹と背中がくっつきそうだ」

    「今日の夕飯担当は不知火さんなのです」

    提督「(なに!不知火が担当?!戦いにしか興味がないとか言ってたような奴だ。
    この流れはどうみてもまずい……)」

    龍驤「な、なんや提督。そんな怖い顔して。飯時なんやから仕事の事を忘れてや」

    不知火「おまたせしました。料理運ぶの手伝っていただけますか」

    艦娘達「「はーい」」

    79 = 77 :

    ~~数分後



    提督「(焼き魚に味噌汁。卵焼きにキンピラゴボウ。見た目は素晴らしいが味は果たして……)」

    愛宕「うふふ、和を感じる献立ね~」

    「美味しそうなのです」

    長門「うむ、食欲をそそるな。さぁ食べようじゃないか」

    みんな「「いただきます」」

    80 = 77 :


    提督「(ええい!ままよ!不知火がせっかく作った料理。しっかりと味わってやる)」

    提督「(まずは焼き魚から)」ヒョイパクッ

    提督「……!」モグモグ

    長門「んむんむっ。これは……」

    「美味しいのです!」

    龍驤「うわ!これ!めっちゃうまいわ!」モグモグ

    金剛「卵焼きは上手い具合に中が半熟ですネー」モグモグ

    愛宕「味噌汁もしっかりダシがとれてて、美味しいわ~」ズズー

    長門「魚の焼き加減も完璧じゃないか」モグモグ

    81 = 77 :



    提督「ご飯の炊き具合も素晴らしいな。
    不知火、お前がこんなに料理上手だとは思わなかったぞ」

    不知火「小さい頃から家事をしてましたので。
    特に魚を使った料理はある程度作れます」

    提督「いやぁそうかそうか。よかったよかった(ちゃんと食べれて)」ウルウル

    龍驤「泣くほど旨かったんか提督……」

    金剛「ク~、提督を泣かせる程とは!悔しいデス!」

    長門「いやぁしかし箸がとまらんな。おかわり!」

    「卵焼きもう少し食べたいのです」

    愛宕「私もお味噌汁もう少しいただこうかしら~」

    龍驤「ウチもウチも!もっと食べるで!」

    不知火「少し多めに作っていますから各自かってによそってください。早いもの勝ちですが」

    艦娘「「はーい」」

    ウチガサキダー
    オイ、アワテルナ
    タマゴヤキハワタシノデス
    ウフフ
    ソ、ソレネラッテタノデース


    不知火「……」ジー

    提督「不知火、ボーっと見てないで座ってお前も食べろ」

    不知火「……はい」

    提督「本当においしいな。正直びっくりした」

    不知火「戦いの事しか考えてない料理の一つもできない女とでも思っていましたか?」

    提督「そ、そんなことは……(おもってたーーー!)」

    不知火「ふふ、冗談です」

    提督「困らせる事を言うなまったく」

    不知火「……いいものですね。みんなで食卓を囲んで食べるというのは」

    提督「昔を思い出したか」

    不知火「……はい」

    提督「そうか」

    提督「(口数少なく大人びたやつかと思っていたが、本当は誰よりさびしがり屋なのかもしれんな。
    少しずつこうやってみんなとの距離を縮めて欲しいものだ)」

    提督「さて、俺もおかわりいただこうか」

    金剛「あ、もう残ってないデス提督」

    提督「……」ガーン

    82 = 77 :


    鎮守府 中央通路 夜 鎮守府内見回り中

    提督「(今日も無事終わりだな。明日から本格的な訓練が始まる。
    しっかり睡眠をとって備えねばな)」テクテク

    提督「(ん…就寝時間だというのにまだ電気がついているな。長門の部屋か)」

    83 = 77 :



    ~~長門の部屋前



    提督「(夜更かしは疲労の原因になるというのに。しっかりしてもらわなければ困るな)」

    提督「おい、長門。もう寝る時間だ。消灯後寝る準備をしろ」コンコン

    シーン

    提督「(反応がないな。中にいないのか。それはそれで問題だな)」

    提督「おい!開けるぞ!」ガチャ

    提督「(ほう、これが長門の部屋か。ぬいぐるみだらけだな。
    壁はピンクでファンシーだ。思ってたのとだいぶ違う)」

    提督「(ん……あそこにくるまって震えている毛布の塊が……)」

    提督「長門!そんな隅に居ないでしっかりベッドに入れ!」バッ

    長門「ヒぃ!……って提督か。お、驚かせるな」

    提督「外から声をかけたのだ。聞こえんかったのか」

    長門「あ、今耳栓を外す。これで問題ない」

    提督「いったい何があった。こんな時間に電気をつけて耳栓までして」

    84 = 77 :


    長門「……笑わないか?」

    提督「ん?ああ笑わん」

    長門「実はこれを見たのだ……」

    提督「これは、DVDか。なになに【恐怖!呪いのアイドル 解体されても何度でもよみがえる那珂】だと」

    長門「これを見て怖くて寝れんのだ」

    提督「は、はぁ」

    長門「あ!バカにしただろ!呆れただろ!だから言いたくなかったのだ!」グスッ

    提督「し、してない!そうだな。怖くて寝れないのは仕方のない事だな!」

    長門「うむ……」

    提督「しかしどうしたもんか。明日から訓練が始まるから今日はしっかりと睡眠をとって欲しいのだが」

    85 = 77 :


    長門「……笑わないか?」

    提督「ん?ああ笑わん」

    長門「実はこれを見たのだ……」

    提督「これは、DVDか。なになに【恐怖!呪いのアイドル 解体されても何度でもよみがえる那珂】だと」

    長門「これを見て怖くて寝れんのだ」

    提督「は、はぁ」

    長門「あ!バカにしただろ!呆れただろ!だから言いたくなかったのだ!」グスッ

    提督「し、してない!そうだな。怖くて寝れないのは仕方のない事だな!」

    長門「うむ……」

    提督「しかしどうしたもんか。明日から訓練が始まるから今日はしっかりと睡眠をとって欲しいのだが」

    86 = 77 :


    長門「……寝ろ」ボソッ

    提督「ん?」

    長門「一緒に寝ろ!!」

    提督「はぁ!?」

    長門「しょうがないだろ!他の奴らはもう寝てるし!怖いんだから!寝ろ!一緒に寝ろーーーー!」ダダコネ

    提督「変に開き直るな!落ち着け!俺は男だぞ!」

    長門「かまわん!怖くなければいいのだ!それに提督はそんな無粋な男ではないだろう!?」

    提督「ま、まぁそうだが……わかったよ。寝てやる。近くで寝ればいいのだろう」

    長門「本当か!良かった!じゃあそこのベッドに入ってくれ」

    提督「え?いや、あの同じベッドじゃなくても……」

    長門「やっぱり寝てくれないのか……私が怖くて寝れなくて明日の訓練に
    まともな状態で参加できなくてもいいのか」グスッ

    提督「……ハァ。わかった。寝るから待っててくれ。寝間着をとってくる」


    長門「頼んだぞ!」

    87 = 77 :


    ---10分後

    提督「(さて、ベッドで一緒に寝る事になったのだが)」

    長門「……」スヤァ

    提督「(がっちり腕を抱きしめられ動けん)」

    提督「(そして胸の柔らかな弾力。意識したくなくても男の本能が反応してしまう)」

    提督「(たまに耳にかかる吐息がこそばゆい。そしてなんでこいつこんな寝るの早いんだ)」

    88 = 77 :



    提督「(……うむ)」



    提督「(寝れん!!!)」バーン


    提督「(くそ……寝てる内に離れようと心みても…まったく解けない。なんで力だ)」


    提督「(……ハァ)」

    89 = 77 :


    そして朝

    チュン チュン


    長門「……ん~良く寝たな…」

    提督「おはよう、長門」ゲッソリ

    長門「ああ、おはよう提督。昨日はみっともない姿をみせてすまなかった。お陰でぐっすり寝れた」


    提督「そうか、良かったな」ゲッソリ

    長門「ん?なんかすごい疲れている様にみえるが大丈夫か」

    提督「だ、大丈夫さ。ほんと大丈夫、ホントにな。俺はいったん部屋に戻るぞ」スクッ

    長門「わかった」

    提督「それじゃあな」ガチャ

    長門「おい」

    提督「ん?」

    長門「あ……あの…また一緒に寝て欲しい時頼んでいいか?///」

    提督「……たまにならいい。ホントたまになら」

    長門「そ、そうか……ありがとう///」


    提督「……」バタン

    提督「(なんかシャキッとするドリンク買ってくるか…)」


    90 = 77 :


    一旦止めます。
    余裕あればまた投下します

    92 :


    長門可愛い…

    93 :

    長門かわいい

    94 = 77 :

    コメントありがとうございます。

    ああー同じの2回書いたり、誤字脱字がひどい。 参事→惨事

    書きこんだ内容修正できればいいんですが。。。

    見直し足りなくてほんとすいません。

    95 :

    長門かわいいな
    持ってないから早く欲しいわ・・・

    96 :


    あぁ、これは立派なながもんさんっすねw

    97 = 77 :

    く、もうちょいで書き溜め終わったんですが時間がorz
    今日はこれで終わるかもしれません。

    長門は高スペックな癖に無自覚なダメさ加減を匂わせるので好きです。

    見ていただいてありがとうございました。

    98 = 92 :

    クリスマスの長門はよかったなぁ
    特別な日にデレるって良いよね

    99 :

    >>1乙!!
    可愛かったよな。これがクリスマスか…のセリフがたまらんかった。

    100 :


    鎮守府 提督の部屋 朝 執務中

    提督「ふぁ~」

    金剛「今日は随分眠そうですネ提督」

    提督「ん、ああ失礼。ちょっと色々あってな」

    金剛「そうデスか。ハイ、コーヒーデス」コト

    提督「すまんな。いやぁ体にしみる」ゴクリ

    金剛「今日の朝長門の部屋からでてきた事と関係あるんデスか?」

    提督「ブッ、ケホッケホッ。……み、見てたのか」

    金剛「艦娘の索敵能力を舐めない方がいいデース」

    提督「ハハ、トイレにいってこようかな」スタッ

    金剛「何してたんデスか」ガシッ

    提督「お前には関係ない」

    金剛「ナニしてたんデスか」

    提督「ちょっと発音を変えるな。やましい事はしてない。離してくれ」


    金剛「離しませン」ジー


    提督「……」ジー

    金剛「……」ジー


    提督「……分かった。俺の負けだ」

    金剛「さぁ話してくだサイ」


    提督「実はな……」


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