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    元スレ提督「よろしく頼む」

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    351 = 228 :

    とりあえず今日は以上です。

    また書き溜めれれば投下します。

    ある動画サイトのMMD杯というイベントにでてる艦これの動画で結構泣けるのがあります。
    そういうの好きな人はかなりおすすめです。

    352 :

    いちいちびっくりするぐらい痛いな

    353 :

    乙よー

    354 :

    乙コメありです。

    ちょっと投下します。

    よろしくどうぞ。


    355 = 228 :


    ショッピングモール エントランス


    「あ、司令官さんなのです」

    提督「すまん、遅くなった」

    龍驤「ホンマやで!自分でいうた癖に」

    長門「何してたんだ?」

    提督「ちょっと知り合いに会ってな。
    それで、ちょっとみんなに聞いてもらいたい事がある」


    ~説明中~

    356 = 228 :



    艦娘「「艦隊戦の演習?!」」


    提督「ああ、そうだ」


    長門「艦隊戦……」ゴクリ

    「私達が……」

    愛宕「ウフフ、緊張するわねぇ」

    提督「なんだお前ら。演習は初めてじゃないんだろ?」

    金剛「まぁ、そうなんデスが……」

    長門「前やった時は名ばかりのものでな……」

    不知火「そうですね。台本のようなものがあって
    それに沿って行動してましたから」

    愛宕「前の提督はお偉いさんが見てるからこれでいいんだっていってたわねぇ」

    金剛「今度のはそういうのじゃないんデスよね?」

    提督「ああ、恐らく本気でぶつかってくるさ」

    「こ、怖いのです」

    357 = 228 :



    提督「何を言ってるんだ。演習では実弾を使用するが、
    死ぬことがないように妖精さんが用意した特別な場所で行うんだぞ。
    何も怖がる事はなかろう」



    愛宕「そうはいってもねぇ~」

    長門「あれはあれで特別な緊張感があるからな……」

    龍驤「弾が当たれば痛いし……」

    「なのです……」

    不知火「強くなる為なら……」

    金剛「な、なんとかなりマスよ!皆さん!」



    提督「(うーむ、皆すっかり萎縮している。
    今月は演習に備えて簡単な模擬戦を行って自信を付けさせる必要があるな)」


    提督「まぁ皆の気持ちはわからんでもない。とりあえず一ヶ月という猶予もあるのだから
    今日は忘れてオフを満喫しろ」



    艦娘達「「はーい」」


    358 = 228 :



    ・・・・・・


    帰宅後 鎮守府 提督の部屋


    提督「ふぅ~、オフだったというのに休んだ気がせん」ゴロン



    提督「(今日も色々あったな)」

    提督「(久しぶりに会った女提督も元気そうだったし)」

    提督「(……艦娘達の生い立ちや心境も聞けたし……)」

    提督「(みんな苦労して……頑張ってるんだな)」

    提督「(俺も頑張らんと……)」ウトウト


    提督「(もうあんな事は二度と……)」

    提督「(おやすみ……大和……)」

    359 = 228 :



    数日後 鎮守府 会議室


    提督「みんなおはよう」

    艦娘達「「おはようございます」」



    提督「今日は、今までの訓練を見た結果から各艦娘の役割や戦術を考えていきたいと思う」

    提督「えーと今週から秘書艦は電だったか」

    「はいなのです!」ビシッ

    提督「いい返事だ。この資料を皆に配ってくれ」サッ

    提督「というわけで資料を見ながら説明する前にまず基本的な
    事を確認したいと思う」

    360 = 228 :



    提督「お前ら艦娘は、簡単に表現すれば人間型軍艦。
    海上で高速船の様に早く、コンパクトでありながら通常の軍艦と同等の火力を発揮できる兵器だ。
    まぁ中には潜水艦の様なタイプもあるがな」


    提督「そしてその艦娘は装備で種類分けする事が可能だ。一般的に艦種と呼ばれる。
    艦種は艦娘になった時点で決定され、変更は不可能だ」


    提督「艦種によって装備も大分変わるので、戦術ではとても重要な要素となる」

    361 = 228 :



    提督「たとえば電、お前はなんと呼ばれている」

    「駆逐艦なのです」

    提督「そうだ。長門、お前は?」

    長門「戦艦だ。かつてビッグ7と呼ばれた戦艦と近い装備をしている筈だ」


    提督「うむ。そのように各艦娘にはかならず艦種を区別できるようになっている。
    そしてその上で向き不向きがある」


    提督「たとえば龍驤。お前は軽空母だが一般的に夜戦と呼ばれる
    暗い中での戦いはどうだ?」


    龍驤「あまり得意じゃないなぁ。艦載機による攻撃は夜戦に向いてないんや。
    基本的に目視による照準やし、爆撃の幅広い攻撃は味方を巻き込む可能性があるからやな」

    提督「そういう事だ。逆にホーミング性能がある魚雷やソナー能力に長けている
    電や不知火の様な駆逐艦は夜戦に向いているといえる」

    提督「さぁ艦娘にはそういった特徴があるという事を理解した上で話を進めて…」ペラペラ

    362 = 228 :



      数時間後


    提督「…であるからして、こういう場合はこの陣形で戦う事を推奨するわけだ」


    提督「……っと、もうこんな時間か。一旦休憩を入れよう」


    金剛「ハーイ!ティータイムですね!
    私が皆さんに素晴らしい紅茶をご用意しマスよ~」

    長門「おお、助かるな」

    愛宕「うふふ、金剛ちゃんの紅茶は美味しいわよね~」

    「甘い物を用意してくるのです」

    龍驤「おお!電も気がきくやん」

    不知火「不知火も手伝います」

    363 = 228 :


      数分後


    長門「うまいな」ズズズ

    愛宕「電ちゃんの用意したチョコレートとも合うわね~」モグモグ

    「スーパーで特価だったのです!」エッヘン

    龍驤「うーーん!うまい!」モグモグ

    不知火「龍驤さんはいつも美味しそうに食べますね」モグモグ

    金剛「喜んでいただいて嬉しいデスネー。提督はどうデスか?」


    提督「ん~」ポリポリ


    金剛「書類見ながら何か考え事のようデスね」


    提督「ん……ああ、すまん。紅茶美味しいよ」ズズズ

    364 = 228 :



    長門「なになに?艦娘データベース?」ヒョイ

    提督「こら長門。勝手に見るな」パシッ

    長門「正規空母 赤城?なんか聞いた事あるな」


    提督「ああ、空母の中ではかなり有名な艦娘だ。
    数々の重要拠点を攻め落とした艦隊のメンバーだった事もある」


    長門「なぜその艦娘のデータを見ながら悩んでいるのだ」


    提督「それがな。前言っただろ、演習するって」


    長門「うむ」

    365 = 228 :



    金剛「ドジな女提督さんの所デスね」

    提督「その鎮守府にいるんだよ」

    長門「ほう」

    提督「ほうってお前……しかも演習で出撃してくる可能性は高い」


    長門「そんなに不味いのか?」


    提督「ああ、不味いよ」


    長門「もったいぶらずに言え。どう不味いんだ!」



    提督「下手したら……お前らが射程距離に入る前に全艦落とされる」



    艦娘達「「え?」」

    366 = 228 :



    今日は以上です。


    見ていただいてる方ありがとうございます。

    367 :

    乙。ここの赤城さんは立派な一航戦してるみたいだな、大食い妖怪に変わりはないみたいだけどw。

    369 :

    相変わらずくせーなおいWWWW
    ちったぁ郷に従えってのよ、お?笑()。

    373 :

    あら、いつの間にか復活してますね。


    乙支援コメありがとうございます。


    また平日を中心にまったりと自己満落書きしていきますのでよろしくお願いいたします。

    374 :

    はい

    375 :

    待ってますよー

    376 :

    コメントありがとうございます。励みになります。

    実は全く書き溜めておらずいつも通り遅筆な感じですが
    ご了承ください。

    というわけで投下させていただきます。

    377 = 228 :


    愛宕「ど、どういう事かしら~?

    「司令官さん、急に何を言っているのです?」


    提督「直接的に言うとお前らが演習でボコボコにされるっていう事を言いたかったんだが」


    長門「いや、それは分かるが……まぁたしかに私達はまだまだ未熟だ。
    だからといって空母1艦にヤられるような事はありえないだろう」

    不知火「長門さんのいう通りです。空母の火力は戦場で随一のものですが、
    当たるか当たらないかという問題です」


    提督「ふむ」」

    378 = 228 :


    龍驤「提督、同じ空母として言わせてもらうんやけどそれは無理があるで」

    龍驤「艦載機の攻撃は場合にもよるけど命中力は決して高くないんや。、
    射程は長いけど長くなればなるほどコントロールが大変や」

    龍驤「ウチラの射程外ともなると当てるのは相当なもんやで」

    提督「うんうん。お前らの分析は一般的には正しい」

    龍驤「やろ?無理やで無理」

    379 = 228 :


    「司令官さん驚かさないで欲しいのです」

    不知火「話を盛って不安を煽る司令。最低ですね」

    龍驤「ホンマやで。冗談は顔だけにしといてや」

    長門「まったくだ。緊張感を持たせるつもりで言ったのかもしれないが逆効果だぞ」



    提督「……そういう態度になるかなるほどな」カチーン

    380 = 228 :


    提督「……しょうがない。自信を無くされるのが嫌だったから」

    提督「あまり気が進まなかったのだが……」

    提督「そういう慢心な態度を見せられたら黙ってられんな」

    提督「というわけでこの映像を見てもらおうか」

    提督「赤城が過去に所属していた艦隊の演習ビデオだ」

    長門「なんだ。そんなものがあるなら早く言え」

    愛宕「あら、艦隊戦の演習なんて自分達の以外見たことないから楽しみだわ~」

    「皆で楽みながら見るのです!」

    龍驤「せやせや。旨い茶でも飲みながら鑑賞したるで」

    金剛「ポップコーンとかも欲しい所デスね」


    提督「……呑気なもんだな」


    提督「…後悔するなよ」ボソッ

    381 = 228 :

    一旦止めます。

    後程投下しますー。

    382 = 375 :

    乙つー

    383 :

    来てたか!
    楽しみだ

    384 :

    コメントありがとうございます。

    昨日、もう少し投下するつもりでしたが時間をとれずできなかったorz

    3月~4月は忙しくなりそうです……

    とりあえず投下します、よろしくどうぞ。


    385 = 228 :



    カチャ ピッ

    TV「コレヨリカイシスル!」ガヤガヤ

    提督「これは開幕式みたいだな。艦娘達が編成別に並んでいるだろ」

    「はわわ!艦娘の方達がいっぱいなのです」

    提督「うむ。ここの鎮守府はうちと違って艦隊が4編成の上、
    それをカバーする為の艦娘達も配属されているからな」

    長門「ざっと30人はいるな」

    提督「実際はもっといるだろうが、今回は演習に関係する艦娘達しか収集されていないようだ」

    提督「さて、こんな開幕式なんて見てる場合じゃない。
    赤城がでてる所まで早送りしよう」ピー

    「ああ!もっと見たかったのです……」

    386 = 228 :



    提督「っとここかな」ピッ

    提督「この真ん中に移ってるのがそうかな」

    不知火「この方が……」

    「赤木さんなのです?」

    提督「そうだな」

    金剛「黒紙が綺麗な日本人らしい方デスね。ビューティフルデース」

    長門「ふむ。思ってより普通だな。おっとりしてる感じだ」

    「あ、コケたのです」

    愛宕「ドジなのかしら?」

    不知火「何もない所でつまずきましたね」

    提督「……」


    長門「あまりすごい奴には見えん」

    387 = 228 :




    提督「さぁ演習がそろそろ始まるぞ」


    不知火「装備を換装し始めましたね」

    「見た事ないようなすごい装備があるのです」

    愛宕「あの駆逐艦の子、5連奏魚雷なんて装備してるわね」

    「うらやましいのです」

    388 = 228 :


    龍驤「ん……」


    愛宕「どうしたの龍驤ちゃん?」

    龍驤「赤城ってやつの……飛行甲板がで、でかい!」

    長門「肩から手にかけてかなりの大きさがあるな」

    龍驤「飛行甲板の大きさは艦載機の運用力に比例すると言われてるんや
    あれだけの大きさは初めてみたで」

    金剛「私もデス。それともう一つ気になりましたが……」

    389 = 228 :


    金剛「彩雲を装備してますネ」

    「彩雲です?」

    金剛「ええ、偵察機というと分かりやすいと思いマスが」

    金剛「索敵能力と速さに優れ戦場の状況を把握するのにとても便利なんデス」

    金剛「只、非常に脆く攻撃ができない点と
    速すぎるせいで逆にコントロールしにくい理由から運用が難しいんデス」

    愛宕「よく知ってるのね~金剛ちゃん」

    金剛「昔一緒に戦ってた仲間が使用していましたから」


    金剛「あの彩雲のおかげで何度も不利な状況を
    回避できた事を覚えていマス」

    390 = 228 :


    提督「彩雲はその性質上、火力にそのまま繋がらない点から軽視されていたが」

    提督「最近は危機回避の事例が多くある事から運用が見直されているんだ」

    龍驤「まぁうちにはない装備やけど……」ジー

    提督「お、俺を見るな。しょうがないだろ!
    上にいっても中々配給されないんだから」

    不知火「この人達みたいにすごい装備が欲しいです司令」ジー

    「なのです」ジー


    提督「う、うるさいな!……ほら、そろそろ始まるぞ。集中して観ろ」

    391 = 228 :


    龍驤「おお!なんか戦う雰囲気がでてきたで」

    長門「色んな視点から演習場がみれるのだな」

    提督「うむ。この映像自体は艦載機と駆逐艦、潜水艦の撮影班が撮っているようだ」

    長門「ずいぶん凝っているんだな」

    提督「元々は演習の見本として使われる予定だったらしいからな」

    提督「(あまりにもレベルが高く参考にならず、結局使用されなかったが……)」


    提督「っといよいよだな」


    提督「開始の砲撃が鳴ったら始まるぞ」



    ドーーーーーーーーン



    提督「(さて……こいつらはどんな反応を見せるかな)」


    392 = 228 :



    ・・・・・・1時間後



    提督「どうだ、これが最前線で戦う艦娘の力だ」



    艦娘「「……」」シーン



    提督「そして正規空母 赤城」



    提督「俺が言ってた事はあながち間違っていないだろう」

    393 = 228 :


    龍驤「なんの合成CGやねん……こんなんありえへん」

    長門「あの的確な爆撃……命中率6割はあるんじゃないか……
    威力もおかしい。戦艦級の装甲があっという間に大破してたぞ……」

    不知火「艦載機の運用数も恐ろしいですね……
    しかもあんな距離から……」

    金剛「それだけじゃないです。
    彩雲による索敵から周囲に完璧な情報を伝達していマス」

    愛宕「そのお陰で味方も的確に動いてたわね」

    「レベルが違うのです……」ガタガタ

    394 = 228 :



    提督「まぁこの艦隊は赤城だけじゃなく周りも優秀だからな。
    参考にするにはでき過ぎだがな」


    金剛「射程外でやられるとはいかなくても……」

    不知火「近づく事が非常に困難ですね。
    回避に専念すれば恐らくこちらに当たる事はありませんが」

    長門「回避に専念しつつ他の奴にも気を配るのか……」

    龍驤「上ばっか気にしてたら下からの魚雷もドカーンやで……」

    「自信なくなってきたのです……」

    愛宕「そうね。あたし達まともに戦えるのかしら?」


    金剛「提督が悩んでいた理由も今なら分かってきまシタ……」

    395 = 228 :



    提督「分かってもらえて幸いだ」


    提督「俺もそこそこ艦娘を見てきたが、
    あの赤城はその中でも上位の腕を持つと思う」


    艦娘達「「……」」

    396 = 228 :



    提督「だからと言って今度の演習はいいようにはやらせんぞ」


    提督「演習とはいえやるからにはみんなで協力して、勝つ前提で挑む」



    長門「ああ。やる前から諦める訳ないだろう。
    先程は少しばかり驚いたが、私達だって遊んできた訳じゃない」

    金剛「そうデス!皆で協力して頑張りまショウ!」

    不知火「不知火が打破してみます」

    「えっと……がんばるのです!」

    龍驤「せ、せやな。気持ちから負けてたらアカン!」

    愛宕「パンパカパーンって言えるようにがんばりましょ~」


    提督「その意気だ。こちらとしても何か対策を考えとくよ」


    提督「さて集中が切れてしまったし、今日はこれで終わりにしよう。
    日報を提出後、各自担当作業に従事してくれ。解散」

    397 = 228 :


    今日はこれで終わりかもしれません。

    女提督との対決編はしばらく続く感じです。

    見ていただいてる方ありがとうございます。

    400 :


    続き待ってる


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