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元スレ京太郎「このプロキツい……」はやり「わ、私じゃないよね!?」
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咏さんが手に取っていた写真立てを受け取る
ネコの絵が書いてあり二つそろえれば向かい合い寄り添うネコになるのだ
「カップル用のラッピングはいかがですか?」
「えと……お願いします」
「少々お待ちください」
渡す相手が目の前にいるのにラッピングしてもらうのもおかしな話だな……
だけど少しくらいはふりとはいえ咏さんみたいな人とのカップルを夢見たいじゃないか
「お待たせしました」
「ありがとうございます」
ネコの絵が書いてあり二つそろえれば向かい合い寄り添うネコになるのだ
「カップル用のラッピングはいかがですか?」
「えと……お願いします」
「少々お待ちください」
渡す相手が目の前にいるのにラッピングしてもらうのもおかしな話だな……
だけど少しくらいはふりとはいえ咏さんみたいな人とのカップルを夢見たいじゃないか
「お待たせしました」
「ありがとうございます」
会計をすませ入口で商品を見せた咏さんの元へと向かう
「お待たせしました」
「気にしてないけどねい」
「それで写真立てなんですけど……」
「……なんでラッピングにハートのシールなんて貼ってあるんだ?」
「カップル用だそうですよ?」
「……なんでカップル用なんだ?」
「咏さんとカップルに見られて嬉しかったのは俺だけですか……?」
「あ、あたしだって嬉しいし……」///
顔を真っ赤にしてうつむいてしまった
そんな咏さんに不覚にもドキリとしてしまった
「お待たせしました」
「気にしてないけどねい」
「それで写真立てなんですけど……」
「……なんでラッピングにハートのシールなんて貼ってあるんだ?」
「カップル用だそうですよ?」
「……なんでカップル用なんだ?」
「咏さんとカップルに見られて嬉しかったのは俺だけですか……?」
「あ、あたしだって嬉しいし……」///
顔を真っ赤にしてうつむいてしまった
そんな咏さんに不覚にもドキリとしてしまった
「さて、まだ買いたいものはありますか?」
「ちょっち本屋に行ってもいいかねい?」
「ええ、構いませんよ」
二人分の写真立ての入った紙袋を手に本屋のある階へと移動する
ここもインターハイという短い期間の間に着たのは3回目か……
始めは咲と和と来て……
次は健夜さんに教本を選んでもらって……
その教本をきっかけに咏さんとこうして話すことになったんだよな
今日も誰か知り合いに出会うのだろうか?
「ちょっち本屋に行ってもいいかねい?」
「ええ、構いませんよ」
二人分の写真立ての入った紙袋を手に本屋のある階へと移動する
ここもインターハイという短い期間の間に着たのは3回目か……
始めは咲と和と来て……
次は健夜さんに教本を選んでもらって……
その教本をきっかけに咏さんとこうして話すことになったんだよな
今日も誰か知り合いに出会うのだろうか?
「ところで咏さんってどんな本を読むんですか?」
「薮から棒にどうしたよ?」
「いえ、咏さんがどんな本を読むのか気になりまして……」
「そうだねい……麻雀に関する雑誌はほとんど全部読んでるよ」
「ぜ、全部ですか!?」
「ああ、新人や見所のある雀士の発掘にはもってこいだしね」
「へえ……」
「それに解説するんだったらちゃんと知っとかないと解説される方に失礼だろ?」
「そうですか?」
「少なくともあたしはそう思うけどねい」
「たしかに俺もそう思います」
「薮から棒にどうしたよ?」
「いえ、咏さんがどんな本を読むのか気になりまして……」
「そうだねい……麻雀に関する雑誌はほとんど全部読んでるよ」
「ぜ、全部ですか!?」
「ああ、新人や見所のある雀士の発掘にはもってこいだしね」
「へえ……」
「それに解説するんだったらちゃんと知っとかないと解説される方に失礼だろ?」
「そうですか?」
「少なくともあたしはそう思うけどねい」
「たしかに俺もそう思います」
「それに対局前に相手のことをある程度しっておきたいしね」
「でも過去のデータをみても過去の相手しかわからないって漫画の台詞もありますよ?」
「それもそうさ」
「じゃあ過去の牌譜なんて意味がないんじゃ……」
「たとえば京太郎は今日から利き手を逆にしろっていわれてできるか?」
「いえ、無理です」
「麻雀を打つのは誰だ?」
「相手です」
「その相手はコンピュータかい?」
「いえ、人間です」
「そいつは急に利き手を変えることはできると思うかい?」
「いえ、多分無理です」
「そういうことだよ」
「え?」
「でも過去のデータをみても過去の相手しかわからないって漫画の台詞もありますよ?」
「それもそうさ」
「じゃあ過去の牌譜なんて意味がないんじゃ……」
「たとえば京太郎は今日から利き手を逆にしろっていわれてできるか?」
「いえ、無理です」
「麻雀を打つのは誰だ?」
「相手です」
「その相手はコンピュータかい?」
「いえ、人間です」
「そいつは急に利き手を変えることはできると思うかい?」
「いえ、多分無理です」
「そういうことだよ」
「え?」
「あたしが相手の牌譜を確認するのはそのためさ」
「すいません、よく分かりません……」
「人間って今まで積み重ねて来たものってなかなか捨てられないだろう?」
「はい」
「ましてやプロにもなるとクセというか傾向みたいなものがあるんだよ」
「そうなんですか?」
「ああ、しかもここ一番のときに新しいことを試すよりは自信がある方法でいきたいだろう?」
「そうですね」
「そのクセのようなものを事前に知るために過去の牌譜をチェックするのさ
もちろん実際に対局するときの相手をおろそかにしちゃ意味ないけどね」
「なるほど……」
「すいません、よく分かりません……」
「人間って今まで積み重ねて来たものってなかなか捨てられないだろう?」
「はい」
「ましてやプロにもなるとクセというか傾向みたいなものがあるんだよ」
「そうなんですか?」
「ああ、しかもここ一番のときに新しいことを試すよりは自信がある方法でいきたいだろう?」
「そうですね」
「そのクセのようなものを事前に知るために過去の牌譜をチェックするのさ
もちろん実際に対局するときの相手をおろそかにしちゃ意味ないけどね」
「なるほど……」
「でもテレビで見てる咏さんにそんな面があるなんて全然気付きませんでした……」
「だって努力の過程なんて人に自慢するもんじゃないしねい」
「え?」
「努力するのは立派だけど努力したことを誇るようなつまらない人間にあたしはなりたくないのさ」
「なるほど……」
「どんなときでも努力の結果を出せるのがプロだしね」
「なんだか咏さんの印象が俺の中でかなりかわりました……」
「ほう?」
「すっげーかっこいい人ですね」
「な”!?女を褒めるのにかっこいいはおかしいんじゃねーの?」///
「ダメですか……?」
「し、知らんし!」///
「だって努力の過程なんて人に自慢するもんじゃないしねい」
「え?」
「努力するのは立派だけど努力したことを誇るようなつまらない人間にあたしはなりたくないのさ」
「なるほど……」
「どんなときでも努力の結果を出せるのがプロだしね」
「なんだか咏さんの印象が俺の中でかなりかわりました……」
「ほう?」
「すっげーかっこいい人ですね」
「な”!?女を褒めるのにかっこいいはおかしいんじゃねーの?」///
「ダメですか……?」
「し、知らんし!」///
顔を真っ赤にした咏さんに俺は追い払われてしまった
謝っても『知らんし!』と言われて取り付く島もなかったわけだが……
また後でちゃんと謝っておかないとな……
手持ち無沙汰になった俺はとりあえず歩いてみることにした
普段本をあまり読まないけど面白そうな本が見つかるかもしれないしな……
そんな感じでブラブラしてると急に背後から声をかけられた
振り向こうとするのを頬に当てられたその人の人差し指に止められた
そして振り向いた先で無邪気な笑みを浮かべていたのは……
謝っても『知らんし!』と言われて取り付く島もなかったわけだが……
また後でちゃんと謝っておかないとな……
手持ち無沙汰になった俺はとりあえず歩いてみることにした
普段本をあまり読まないけど面白そうな本が見つかるかもしれないしな……
そんな感じでブラブラしてると急に背後から声をかけられた
振り向こうとするのを頬に当てられたその人の人差し指に止められた
そして振り向いた先で無邪気な笑みを浮かべていたのは……
「……なにしてるんですか、野依プロ」
「こんにちは!」
「こ、こんにちは……ってなんでこんなことするんですか……」
「挨拶!」
「は、はあ……」
「今日は?」
「ええ、買い物に……」
「同じ!」
「そうなんですか?」
「うん!」
「こんにちは!」
「こ、こんにちは……ってなんでこんなことするんですか……」
「挨拶!」
「は、はあ……」
「今日は?」
「ええ、買い物に……」
「同じ!」
「そうなんですか?」
「うん!」
「ちなみに野依プロはどんな本を買いに?」
「料理!」
「料理好きなんですか?」
「うん!」
「そういえば先日のお好み焼きも美味しかったですね」
「……そう」///
「ええ、野依プロの料理を食べられる人は幸せ者ですね」
「照れる……」///
「す、すいません……」
「お弁当!」
「え?」
「作る!」
「お、お願いします……」
「うん!」
「料理!」
「料理好きなんですか?」
「うん!」
「そういえば先日のお好み焼きも美味しかったですね」
「……そう」///
「ええ、野依プロの料理を食べられる人は幸せ者ですね」
「照れる……」///
「す、すいません……」
「お弁当!」
「え?」
「作る!」
「お、お願いします……」
「うん!」
なんだかよくわからないうちに野依プロがお弁当を作ってくれることになった
よくわからないけどかなり楽しみなのは男の性というやつだろうか……
「京太郎、買い物終わったぜー」
機嫌を直したらしい咏さんが本の入った紙袋を抱えてやって来た
「誰?」
「え、この人は……」
「ストップ!」
「え?」
「いいからちょっと来い」
キョトンとする野依プロをおいて俺は咏さんに連行された
よくわからないけどかなり楽しみなのは男の性というやつだろうか……
「京太郎、買い物終わったぜー」
機嫌を直したらしい咏さんが本の入った紙袋を抱えてやって来た
「誰?」
「え、この人は……」
「ストップ!」
「え?」
「いいからちょっと来い」
キョトンとする野依プロをおいて俺は咏さんに連行された
「な、なんですか急に……」
「お前さっきなにを言おうとした?」
「え?野依プロに咏さんだって言おうと……」
「やめろ」
「え?」
「いいか?野依さんには私はお前の親戚ってことにしろ」
「どうしてですか?」
「は、恥ずかしいだろ……」///
「え?」
「子供っぽいかっこうをしてお子様ランチを食べに来たなんてばれたら恥ずかしいに決まってるだろ」///
「かっこいいと思ったけどかわいいところもあるんですね」
「う、うっせー!とにかくあたしはおまえの親戚だからな!?」///
「はい」
「お前さっきなにを言おうとした?」
「え?野依プロに咏さんだって言おうと……」
「やめろ」
「え?」
「いいか?野依さんには私はお前の親戚ってことにしろ」
「どうしてですか?」
「は、恥ずかしいだろ……」///
「え?」
「子供っぽいかっこうをしてお子様ランチを食べに来たなんてばれたら恥ずかしいに決まってるだろ」///
「かっこいいと思ったけどかわいいところもあるんですね」
「う、うっせー!とにかくあたしはおまえの親戚だからな!?」///
「はい」
「すいません」
「大丈夫?」
「ええ、この子のことを忘れてて怒られちゃいました」
「その子は?」
「京太郎お兄ちゃんの親戚だよ」
「お名前は」
「詠たん!」
「小学生?」
「うん、小学3年生なの」
「野依理沙、よろしく」
「よろしくね、理沙おねーさん!」
「うん!」
なんだこれ……
「大丈夫?」
「ええ、この子のことを忘れてて怒られちゃいました」
「その子は?」
「京太郎お兄ちゃんの親戚だよ」
「お名前は」
「詠たん!」
「小学生?」
「うん、小学3年生なの」
「野依理沙、よろしく」
「よろしくね、理沙おねーさん!」
「うん!」
なんだこれ……
あっという間に野依プロになついてしまった咏さん
いや、今は詠さんか……
野依プロもいやがる素振りを一切見せない
結構子供好きな人なんだろうか?
前を嬉しそうに歩く二人とは対照的に紙袋を持って一人で歩く俺
これが疎外感てやつなのかな……
「ねえねえ、お兄ちゃん、詠たんパフェが食べたい!」
「え?」
「理沙おねーちゃんも一緒に行くでしょ?」
「う、うん……」
「じゃあ決まりだね!」
いや、今は詠さんか……
野依プロもいやがる素振りを一切見せない
結構子供好きな人なんだろうか?
前を嬉しそうに歩く二人とは対照的に紙袋を持って一人で歩く俺
これが疎外感てやつなのかな……
「ねえねえ、お兄ちゃん、詠たんパフェが食べたい!」
「え?」
「理沙おねーちゃんも一緒に行くでしょ?」
「う、うん……」
「じゃあ決まりだね!」
詠さんに手を引かれて入ったのはお茶屋さんだ
なんでもここの抹茶パフェが美味しいらしい
おやつどきには過ぎたせいかもしれないがお客さんは少ない
3人分のパフェを頼むと出されたお茶を飲んで軽く一息ついた
「お兄ちゃんじじくさーい」
横で湯呑みを手にしていた野依プロが必死で一息つくのをがまんしているのが見えた
俺の正面に二人が座っているので表情の変化がよく見える
結構野依プロも表情豊かなんだな……
相変わらず会話に入りきれずにもやもやしていると3人分のパフェが運ばれて来た
なんでもここの抹茶パフェが美味しいらしい
おやつどきには過ぎたせいかもしれないがお客さんは少ない
3人分のパフェを頼むと出されたお茶を飲んで軽く一息ついた
「お兄ちゃんじじくさーい」
横で湯呑みを手にしていた野依プロが必死で一息つくのをがまんしているのが見えた
俺の正面に二人が座っているので表情の変化がよく見える
結構野依プロも表情豊かなんだな……
相変わらず会話に入りきれずにもやもやしていると3人分のパフェが運ばれて来た
「京太郎お兄ちゃん、あーんてしてくれる?」
「詠ちゃんも同じものを頼んだでしょ?」
「好きな人にあーんしてもらうのがロマンって奴なの!」
「はいはい……あーん」
「うん、お兄ちゃんの白くてどろっとしたクリーム美味しい!」
「同じクリームだけど思うんだけどなあ……」
「それは違うよ!」
「……どうかしました、野依プロ?」
「……あーんして」///
「え?」
「あーんして欲しい」///
「詠ちゃんも同じものを頼んだでしょ?」
「好きな人にあーんしてもらうのがロマンって奴なの!」
「はいはい……あーん」
「うん、お兄ちゃんの白くてどろっとしたクリーム美味しい!」
「同じクリームだけど思うんだけどなあ……」
「それは違うよ!」
「……どうかしました、野依プロ?」
「……あーんして」///
「え?」
「あーんして欲しい」///
そういって顔を真っ赤にして口をこっちに向ける野依プロ
詠さんとは違い妙に緊張してしまうのはなぜだろう
「あ、あーん……」
「あーん」///
「ど、どうですか……?」
「お、美味しい」///
「よかったです」
「お返し」ア-ン
「え?」
「あーん」///
「あ、あーん……」///
「ど、どう……?」///
「美味しいです」///
「よかった……」///
「「…………」」///
詠さんとは違い妙に緊張してしまうのはなぜだろう
「あ、あーん……」
「あーん」///
「ど、どうですか……?」
「お、美味しい」///
「よかったです」
「お返し」ア-ン
「え?」
「あーん」///
「あ、あーん……」///
「ど、どう……?」///
「美味しいです」///
「よかった……」///
「「…………」」///
「このパフェすっごく甘いね!」
「そ、そうだね……」
詠さんの机の下からすねにキックをくらったおかげでなんとか正気に戻った
「ごちそうさまでした」
甘かった抹茶パフェを食べ終わって席を立とうとする
「お金は……」
「俺が払いますよ」
「え?」
「かわいい妹分のまえでかっこいいお兄ちゃんでいたいですからね」
「う、うん……」///
そういって伝票を手に会計に向かう
牌のお兄さんのギャラがあってよかった……
「そ、そうだね……」
詠さんの机の下からすねにキックをくらったおかげでなんとか正気に戻った
「ごちそうさまでした」
甘かった抹茶パフェを食べ終わって席を立とうとする
「お金は……」
「俺が払いますよ」
「え?」
「かわいい妹分のまえでかっこいいお兄ちゃんでいたいですからね」
「う、うん……」///
そういって伝票を手に会計に向かう
牌のお兄さんのギャラがあってよかった……
「お待たせしました」
「あ、ありがとう」///
「いえいえ」
「暗くなってきたから詠たん、もう帰らないと」
「じゃあ駅まで送るよ」
「わ、私も……」
「なんだか二人ともお兄ちゃんとお姉ちゃんみたいだね」
「そ、そうかな?」
「二人が結婚すれば本当の私のお兄ちゃんとお姉ちゃんだね!」
「「ふぇ!?」」///
「なあんてね、冗談だよ♪」
「「そ、そう……」」
「あ、ありがとう」///
「いえいえ」
「暗くなってきたから詠たん、もう帰らないと」
「じゃあ駅まで送るよ」
「わ、私も……」
「なんだか二人ともお兄ちゃんとお姉ちゃんみたいだね」
「そ、そうかな?」
「二人が結婚すれば本当の私のお兄ちゃんとお姉ちゃんだね!」
「「ふぇ!?」」///
「なあんてね、冗談だよ♪」
「「そ、そう……」」
詠さんが騒ぐのを見ているという状態で3人で歩いた
ちなみに俺の両手は片方は紙袋で、もう片方は詠さんの手で塞がっている
そして詠さんのもう片方の手は野依プロの手で塞がっている
「みんなで手をつなぎたいな!」
そんな提案を受け入れた結果こうなっているわけだが……
なんだろう……すごく恥ずかしい……
「ここまでで大丈夫だよ」
「私も!」
俺とは逆方向の電車にのる二人とはここでお別れだ
「お兄ちゃん、ちょっとしゃがんでくれる?」
「なにかな?」
「今日のご褒美だよ♪」
「え?」
「またね、お兄ちゃん」
頬に残る暖かみにしばらく呆然と二人を見送ったのだった……
つづく
ちなみに俺の両手は片方は紙袋で、もう片方は詠さんの手で塞がっている
そして詠さんのもう片方の手は野依プロの手で塞がっている
「みんなで手をつなぎたいな!」
そんな提案を受け入れた結果こうなっているわけだが……
なんだろう……すごく恥ずかしい……
「ここまでで大丈夫だよ」
「私も!」
俺とは逆方向の電車にのる二人とはここでお別れだ
「お兄ちゃん、ちょっとしゃがんでくれる?」
「なにかな?」
「今日のご褒美だよ♪」
「え?」
「またね、お兄ちゃん」
頬に残る暖かみにしばらく呆然と二人を見送ったのだった……
つづく
次回予告
ーー須賀くん、昨日は誰と歩いていたんですか……?
え?
ーー私の裸を見た責任はまだとってもらってないですよね……?」
え?え?
ーーあのときのせいで須賀くんと会うだけで私のここはもうぐしょぐしょなのに……
え?え?え?
ーーでもこうして縛ってしまえば好きなだけ責任を取ってもらえますよね……?
何だよこれ……何だよこれ!!
迫り来る愛欲に俺は耐えることができないままに貪られていくだけだった……
という展開ではありませんが次回もお楽しみに
ーー須賀くん、昨日は誰と歩いていたんですか……?
え?
ーー私の裸を見た責任はまだとってもらってないですよね……?」
え?え?
ーーあのときのせいで須賀くんと会うだけで私のここはもうぐしょぐしょなのに……
え?え?え?
ーーでもこうして縛ってしまえば好きなだけ責任を取ってもらえますよね……?
何だよこれ……何だよこれ!!
迫り来る愛欲に俺は耐えることができないままに貪られていくだけだった……
という展開ではありませんが次回もお楽しみに
こんばんは
やっとデート編が終わりましたね……
途中でのよりんも出そうとしたらこんなことになりました
だってのよりん動かしにくいんですもん……
ちなみに咏さんと詠さんは同一人物ですからね?
>>604
リアルタイムで読む必要のないスレですからね
ヒマで死にそうなくらいのときの暇つぶしくらいに読んでいただけると幸いです
このあとはちょっとした幕間を投下予定です
なにか質問などがあればどうぞ
可能な範囲でお答えします
食事をしたいので一旦ここまでで
失礼します
やっとデート編が終わりましたね……
途中でのよりんも出そうとしたらこんなことになりました
だってのよりん動かしにくいんですもん……
ちなみに咏さんと詠さんは同一人物ですからね?
>>604
リアルタイムで読む必要のないスレですからね
ヒマで死にそうなくらいのときの暇つぶしくらいに読んでいただけると幸いです
このあとはちょっとした幕間を投下予定です
なにか質問などがあればどうぞ
可能な範囲でお答えします
食事をしたいので一旦ここまでで
失礼します
幕間1
い、いくらあんな状態だったとはいえキスは大胆だったかねい……?
ま、まあいいじゃねーか
でもこうしてみるといい男だよなあ……
本当に着物を着せて私のアシスタントにするのもいいかもねい
まあいいか……
あれはあくまで詠たんであったあたしじゃないんだからな
……でも少しくらい本気になってもいいよな?
カンッ
い、いくらあんな状態だったとはいえキスは大胆だったかねい……?
ま、まあいいじゃねーか
でもこうしてみるといい男だよなあ……
本当に着物を着せて私のアシスタントにするのもいいかもねい
まあいいか……
あれはあくまで詠たんであったあたしじゃないんだからな
……でも少しくらい本気になってもいいよな?
カンッ
幕間2
お弁当……
初めて……
大丈夫?
でも頑張る!
ま、またあーんってして ///
あ、明日頑張る! ///
カンッ
お弁当……
初めて……
大丈夫?
でも頑張る!
ま、またあーんってして ///
あ、明日頑張る! ///
カンッ
幕間3
「ええ、明日の午後なんですが……はい、よろしくお願いします」
こんなことっておせっかいって思われちゃうかな?
でも頑張ってるのを応援してあげたいし……
そ、それに笑顔も素敵だし…… ///
ご、ご褒美だもんね☆
よし、明日ビックリさせちゃうぞ☆
カンッ
「ええ、明日の午後なんですが……はい、よろしくお願いします」
こんなことっておせっかいって思われちゃうかな?
でも頑張ってるのを応援してあげたいし……
そ、それに笑顔も素敵だし…… ///
ご、ご褒美だもんね☆
よし、明日ビックリさせちゃうぞ☆
カンッ
以上です
次のイベントは(京ちゃんにとって)山場の予定です
このイベント、良子さんとの個別イベント、水着回、おまけで第一部完の予定です
そのあと文化祭を第二部、温泉旅行を第三部で完結予定です
あくまで予定なので確定ともいえませんが……
ちなみに読んでるみなさんは誰とのイベントが一番よかったですかね?
今後の参考にしたいのでご意見をいただけるとありがたいです
>>627
のよりんと結婚して詠ちゃんを子供にするとかどうですかね?
ないですね、すいません
今夜のこちらのスレの更新はここまでです
おつきあいいただきありがとうございました
おやすみなさい
次のイベントは(京ちゃんにとって)山場の予定です
このイベント、良子さんとの個別イベント、水着回、おまけで第一部完の予定です
そのあと文化祭を第二部、温泉旅行を第三部で完結予定です
あくまで予定なので確定ともいえませんが……
ちなみに読んでるみなさんは誰とのイベントが一番よかったですかね?
今後の参考にしたいのでご意見をいただけるとありがたいです
>>627
のよりんと結婚して詠ちゃんを子供にするとかどうですかね?
ないですね、すいません
今夜のこちらのスレの更新はここまでです
おつきあいいただきありがとうございました
おやすみなさい
「じゃあ次回もー?」
「「「「「はっやりーん☆ミ」」」」」
「はーいお疲れ様でした」
1日経ってだいぶ浮ついていた心も地についてきた感じがする
といっても優勝前よりも興奮状態にあるのは事実なのだが……
咲も和も今日は明日からの個人戦に向けて最後の調整をしているところだろう
たしか和の昔の友人たちもインターハイに参加していてその人たちが調整に協力してくれているそうだ
だけど女子ばかりなんだよな……
男性恐怖症の人もいるそうなのだ俺はホテルに戻らない方が邪魔にならなくていいだろう
「「「「「はっやりーん☆ミ」」」」」
「はーいお疲れ様でした」
1日経ってだいぶ浮ついていた心も地についてきた感じがする
といっても優勝前よりも興奮状態にあるのは事実なのだが……
咲も和も今日は明日からの個人戦に向けて最後の調整をしているところだろう
たしか和の昔の友人たちもインターハイに参加していてその人たちが調整に協力してくれているそうだ
だけど女子ばかりなんだよな……
男性恐怖症の人もいるそうなのだ俺はホテルに戻らない方が邪魔にならなくていいだろう
「そういえば明日から個人戦が始まるんだよね」
「ええ、うちからは咲と和が参加してますよ」
「二人ともタイプは違うけど強い雀士だもんね」
「そうなんですか?」
「これでもプロだからね☆」
「おおう……」
胸を張ると揺れるおもち
何度も目にしてきたはずなのにそれでも目がいってしまうのは仕方ないだろう
男の性というやつだ
「ええ、うちからは咲と和が参加してますよ」
「二人ともタイプは違うけど強い雀士だもんね」
「そうなんですか?」
「これでもプロだからね☆」
「おおう……」
胸を張ると揺れるおもち
何度も目にしてきたはずなのにそれでも目がいってしまうのは仕方ないだろう
男の性というやつだ
「こんにちは!」
「こんにちは、理沙ちゃん☆」
「こんにちは、野依プロ」
「お昼?」
「うん☆」
「一緒!」
「一緒に行きます?」
「うん!」
途中で出会った野依プロを足して3人で食堂へと向かう
といってもあっという間についてしまうぐらい近いのだが……
「こんにちは、理沙ちゃん☆」
「こんにちは、野依プロ」
「お昼?」
「うん☆」
「一緒!」
「一緒に行きます?」
「うん!」
途中で出会った野依プロを足して3人で食堂へと向かう
といってもあっという間についてしまうぐらい近いのだが……
「先に席を取っておきますね」
「うん、おねがい☆」
普段なら席を確保する必要はまったくない
しかし今日はインターハイの個人戦の中継の打ち合わせが入っているのだそうだ
そのためあらかじめ席を確保しないとダメそうだ
「今日の昼ご飯は……」
3人分の席を確保するとメニューに目をやる
ファミレスなどには劣るがメニューは結構豊富なのだ
選ぶのは楽しいのだが同時に悩みの種でもあるのだが……
「うん、おねがい☆」
普段なら席を確保する必要はまったくない
しかし今日はインターハイの個人戦の中継の打ち合わせが入っているのだそうだ
そのためあらかじめ席を確保しないとダメそうだ
「今日の昼ご飯は……」
3人分の席を確保するとメニューに目をやる
ファミレスなどには劣るがメニューは結構豊富なのだ
選ぶのは楽しいのだが同時に悩みの種でもあるのだが……
「おまたせ☆」
「おまたせ!」
料理を受け取った二人を手を挙げて招く
「じゃあ俺も料理を……」
「待って!」
「え?」
「ど、どうぞ……」///
「これって……」
「お、お弁当……」///
「おまたせ!」
料理を受け取った二人を手を挙げて招く
「じゃあ俺も料理を……」
「待って!」
「え?」
「ど、どうぞ……」///
「これって……」
「お、お弁当……」///
「もしかして昨日の?」
「う、うん……」///
「どういうことかな★」
「え?」
俺の正面に座ったはやりさんと野依プロ
俺が野依プロからお弁当を受け取っているとはやりさんから声がかかる
しかしいつもとは違う黒いオーラが出ているような……
「説明してくれると嬉しいな☆」
「はい……」
「う、うん……」///
「どういうことかな★」
「え?」
俺の正面に座ったはやりさんと野依プロ
俺が野依プロからお弁当を受け取っているとはやりさんから声がかかる
しかしいつもとは違う黒いオーラが出ているような……
「説明してくれると嬉しいな☆」
「はい……」
昨日の出来事を話す
俺の親戚の詠ちゃんと買い物をしていたこと
本屋で野依プロと会ったこと
そしてお弁当の約束のこと……
咏さんとの約束を守りつつ説明していく
なんだか女性と出かけるたびに人には離せないようなことが増えて行くような……
まあ役得という面もかなりあるが……
「うん、わかったよ☆」
なんとか納得してもらえたようだ……
俺の親戚の詠ちゃんと買い物をしていたこと
本屋で野依プロと会ったこと
そしてお弁当の約束のこと……
咏さんとの約束を守りつつ説明していく
なんだか女性と出かけるたびに人には離せないようなことが増えて行くような……
まあ役得という面もかなりあるが……
「うん、わかったよ☆」
なんとか納得してもらえたようだ……
「でもいいんですか、いただいても」
「うん!」
「じゃあいただきますね」
「うん!」
「じゃあ改めて……」
「「「いただきます」」」
3人で声を合わせていただきます
そしてお弁当箱を開けた俺を待っていたのは……
「え……」
「うん!」
「じゃあいただきますね」
「うん!」
「じゃあ改めて……」
「「「いただきます」」」
3人で声を合わせていただきます
そしてお弁当箱を開けた俺を待っていたのは……
「え……」
「こ、これは……」
「桜でんぶ」///
「すごいね☆」
大きなハートだった
「お、男の人はこういうのが好きって……」///
「え、ええ……」
一応他の部分についても触れておこう
卵焼きにピーマンの肉詰めにきんぴらごぼうにほうれん草のバター炒め
そしてなにより目を引くのは……ご飯の上のハートだ
「桜でんぶ」///
「すごいね☆」
大きなハートだった
「お、男の人はこういうのが好きって……」///
「え、ええ……」
一応他の部分についても触れておこう
卵焼きにピーマンの肉詰めにきんぴらごぼうにほうれん草のバター炒め
そしてなにより目を引くのは……ご飯の上のハートだ
料理の専門家ではないので詳しいことはよくわからない
栄養のバランスがどうとか言われても分からないが見栄えがいいことはよくわかる
それこそはやりさんが初めて俺に作ってくれた夕食のような……
しかし
それ以上にインパクトがあるのはハートだ
これではまるで野依プロが俺の奥さんみたいではないか
野依プロが奥さんか……
ありだな、うん
栄養のバランスがどうとか言われても分からないが見栄えがいいことはよくわかる
それこそはやりさんが初めて俺に作ってくれた夕食のような……
しかし
それ以上にインパクトがあるのはハートだ
これではまるで野依プロが俺の奥さんみたいではないか
野依プロが奥さんか……
ありだな、うん
「いやだった……?」
「いえ、すごく嬉しいですよ、理沙さん」
「ふぇ!?」///
「す、すいません、急に……」
「う、ううん……」///
「さっさと食べればいいと思うな★」
「で、では改めていただきます」
「う、うん」///
「いえ、すごく嬉しいですよ、理沙さん」
「ふぇ!?」///
「す、すいません、急に……」
「う、ううん……」///
「さっさと食べればいいと思うな★」
「で、では改めていただきます」
「う、うん」///
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