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    元スレモバP「ご褒美ボックス?」

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    101 = 92 :



    P「あー、なるほどな。…友紀、恋愛映画はよく見るか?」

    友紀「に、にゃはは……全然見ないかなー」ポリポリ

    P「そうかー……なら、談話室で適当に見繕うか。よし、行こう友紀」

    友紀「え、いきなり!?」

    P「駄目だったか?」

    友紀「え、いやー…よくわかんないからどうしたらいいのか……なんて」テヘ

    ちひろ(まず談話室に映画を山ほど置いている事を問題にしたいんですけど)

    P「大丈夫大丈夫、そう固くなって見るもんじゃないさ。ほら」ニギ

    友紀「わ、わ、ちょっとプロデューサー、手……!」

    P「じゃあちょっと行ってきますね、ちひろさん」フリ

    ちひろ「はーい、いってらっしゃーい」

     バタン

    ちひろ「……今回は攻めてますね」


    102 = 92 :



     ――談話室


    友紀「もう、奇襲作戦はだめだよー……」

    P「予告先発に慣れちゃだめだぞー。これもひとつの楽しみだからな」

    友紀「まあそうだけどさー。それで、恋愛映画って何を見るの?」

    P「俺もそこまでよく見る訳じゃないんだけどな。丁度いいからオススメしてもらった物を見ようと思う」

    友紀「へー、事務所の子?」

    P「そうそう。古いやつなんだけどさ」ウィーン

    友紀「えーと、なになに……50回目のファーストキス? 不思議なタイトルだねー」

    P「俺もそう思う。…じゃ、電気を消してーっと」

    友紀「うわ、本格的にするんだ」

    P「せっかくだから、ま、多少はね?」ポチー


    103 = 92 :



     ――再生中

    友紀「……」ボー

    P(タイトル通りの内容だな……ストレートで、王道的なのがまた面白い)

    友紀「……ふふ」

    P(それでいて、コミカルな一面もあって、ガチガチじゃないところもいいな)

    友紀「…ねえねえ、プロデューサー」

    P「ん、どうした?」

    友紀「あのね、あたしってこういうのとは無縁だーって思ってて、あんまり気にしなかったんだけど、もしこんな風に思ってくれる男の人がいたらな、って思っちゃった」

    P「フィクションだからなあ……俺も、こういう人であれたらいいなと思うよ」

    友紀「そうかな?」

    P「違うか?」

    友紀「うん。こんなあたしでも、曲者揃いのみんなでも……きちんとリードしてくれる男の人。多分、プロデューサーだけじゃないかな…なんて」

    P「……えらく高評価だな」

    友紀「贔屓しちゃってるのかな……にゃはは」ポリ

    P「友紀……」


    104 = 92 :



     ――再生終了

     パチッ

    P「ふー、見た見た……短く感じたなあ」

    友紀「あたしもー。らしくないね、あはは」

    P「……んー、らしくなくてもいいんじゃないか?」

    友紀「ふぇ?」

    P「いやなに、意外性も立派な能力だろ? 友紀が『らしくない』事をしてても、それも可愛いかなって思ってさ」

    友紀「……プロデューサー、映画に毒されちゃったの?」

    P「中々キツイことを言うな…」ハハ

    友紀(……でも、毒されちゃったのはあたしもかも、なんて)ドキ


    105 = 92 :



     ・ ・ ・

     ガチャ

    ちひろ「ああ、おかえりなさい」

    P「只今戻りましたー。いやー、面白い映画でした。な、友紀」

    友紀「うん、あたしでも楽しめたよ!」

    ちひろ「それはよかったです。友紀ちゃんはまだ仕事まで時間があるけど予定はある?」

    友紀「それがないんだよねー。何か事務所で面白い事ある?」

    P「事務所はテーマパークじゃないからな?」クス

    友紀「えっへへ、知ってるってばー」ニヘラ

    ちひろ(……ん?)

    P「あー……じゃあ、友紀、ちょっとの間待っててくれないか?」

    友紀「どしたの?」

    P「いや、せっかくだから、もう少し別のも見てみないかと思ってな。ちょっと仕事片付けるから、それが終わったら出かけないか?」

    友紀「……にゃはは、いいね! じゃああたしはソファで昨日のハイライト見てるから、早く終わらせてよねー!」クルッ

    P「おう」

     パチン
          スタスタ…

    ちひろ「……プロデューサーさん?」キョトン

    P「どうしました、そんな素の表情で」

    ちひろ「いや……友紀ちゃん、何かさっきと態度変わってません?」

    P「えー、そんなことないですよ。いつもの友紀です。…あ、それじゃちゃっちゃと仕事してきますねー。続きはまた今度で!」スタッ

    ちひろ「そんなこと……って、もう行っちゃった」

    ちひろ(……うーん、何か違和感が……)

     To be continued...

    106 = 92 :

    乙女なことさせたいアイドルNo,1はユッキに違いない。


    >>81
    クトゥルフか何かか?

    >>86
    誰がそんなこと望むんだ……

    >>91
    あそぶ(意味深)

    107 = 87 :

    >>106
    俺ちょっと興味あるんだが……

    108 :

    春菜なら『眼鏡布教の手伝い』を入れてそう


    比奈やおぐやまさんに引いて貰おう

    109 :

    あつみんが入れたであろう「乳を揉む」を引こう。
    彼女以外ならPが揉む事になるだろうし……

    藍子相手が良いかな

    110 = 87 :

    まゆは「じっと見つめる……それだけで……」だな

    111 :


    乙千枝ちゃんが入れたであろう
    オトナにしてもらうを姉ヶ崎に引かせよう

    112 :

    ヘレンさんに輝子が入れた「キノコ狩り」を引いてもらいたい

    113 :

    誰が引くかもわからないのに「結婚」とか書いちゃう迂闊な子居そう

    114 = 113 :

    誰が引くかもわからないのに「結婚」とか書いちゃう迂闊な子居そう

    115 :

    キング礼子さんに「マック奢る」を引かせたい
    一緒に行ってくれなさそうww

    116 :

    きらりが書いた「かわゆぅ~い衣装」を上田しゃんが引く展開

    117 :

    のんびりだらだらしたい をみくが引く

    118 :

    ユッキ可愛いじゃない…
    自分のペースで続けてくれたら嬉しいな

    119 :

    たくみんのカワイイところを小一時間讃え続ける
    幸子とタンデムツーリング

    120 :

    >>1はよくわかってる
    ユッキくそかわいい

    121 :

    小梅ちゃんと温泉にいったり
    幸子とワイン飲み歩きしたり
    輝子と橘流イタリアンを作ったりしよう

    122 :



     ――事務所

    P「お年玉が欲しい」

    ちひろ「……えっ」

    P「お年玉が欲しいです」キリッ

    ちひろ「いや、聞き取れなかったんじゃなくて……」

    P「いいですよね、お年玉。不労所得ですよ。少年時代、母に預けられてお年玉は循環してるんだって気づくまでだいぶ時間がかかりましたけど」

    ちひろ「ま、まあそういうご家庭もあるでしょうね」

    P「しかし、俺は今、自由の身だ。金銭の管理ができる。つまりだ」クルッ

    ちひろ「え、はい?」ビク

    P「お年玉――もらってきます」バッ

     ドタドタドタ…

    ちひろ「……やだ、格好いい」


    123 = 122 :



     [case1・渋谷凛]

     ――廊下、休憩所

     スタスタ

    「……あれ、プロデューサー。こんなところでどうしたの?」

    P「ん、ああ、凛か。……いやな、ちょっと悩みがあって。俺らしくないよな」ハハ

    「ぜ、全然そんなことないよ。いつも大変な仕事してるんだし、悩みぐらいあって当たり前じゃない?」

    P「そうかな……」ハァ

    (プロデューサー、すごく疲れてそう。そうだよね、私達のために頑張ってくれてるんだもんね)

     カチャ……ガコン

    「はい、ジュース。ついでに私で良ければ話、聞くよ」スッ

    P「……ありがとう、凛」プシュ

    「気にしないで、私達の仲だし。……それで、どうかしたの?」

    P「ああ……お年玉が欲しいんだ」

    「……は?」

    P「お年玉をもらってはしゃぐ年少組を見ているとな、昔の俺とは違ってちゃんと全額貰えるんだなあとか思えてきて寂しくなってくるんだ」

    「……ええと、つまりプロデューサーはお年玉が欲しいの?」

    P「ああ、そうだ……俺も不労所得が欲しい」

    (えー……)

    P「でも無理だよな。俺みたいな大人にはもう、かつての僅かな感動すら帰ってこないんだ」ズーン


    124 = 122 :



    「……ちょっとごめんね」スッ

     ダキッ

    P「り、凛?」

    「私はまだ子供だから、プロデューサーにお年玉はあげられないけど……温かさなら、きっと伝えられると思う」ギュ

    P「凛……」

    「いつもお仕事お疲れ様。私も出来るだけ助けるから……プロデューサーも、休んでね」

    P「そう言ってくれると俺も嬉しいけど、だからって男に抱きつくのはどうかと思うぞ?」キョトン

    「……」ジト

    P「え、どうした? 何か変なこと言ったか?」

    「はあ……なんか損した。まだ仕事あるんでしょ? 頑張ってよね。じゃ」スッ

     スタスタ……

    P「……あれ?」


     →[result:抱きしめてもらえた]


    125 = 122 :



     [case2:片桐早苗]

     ――収録スタジオ

    P「お疲れ様です、早苗さん」

    早苗「おいっす。P君もお迎えありがと」

    P「大丈夫ですよ、仕事ですから」

    早苗「ちょっとー、そこはもう少しイイ返事すべきだとおもうけどー?」クス

    P「その方が良かったですか?」

    早苗「あったりまえじゃない。P君ならね」

    P「そうですか……わかりました。じゃあお年玉下さい」

    早苗「そうそう、そんな感じで……って、え?」

    P「正直給料が仕事の割に合わないので……貯金も全然ないですし」

    早苗(ここでそんな話題ー!?)

    126 = 122 :


    P「……いや、すいません、関係無いですよね。じゃあ行きますか」

    早苗「そうだねー。じゃ、これで」パシ

    P「いきなり……って、これは」

    早苗「行きつけの居酒屋の飲み放題無料券。この前もらったのよ」

    P「それを俺に……ですか?」

    早苗「いや、P君にあげるんじゃなくて、みんなでまた今度行きましょ、ってこと。というか今日行こう」

    P「えっ」

    早苗「調子わるいぞー、P君! こういう時は飲む! 遊ぶ! 忘れる! だぞっ♪」ピッ

    P「…お気遣いありがとうございます。じゃあ行きますか」

    早苗「そうこなくっちゃ! じゃあさっさと仕事、終わらせなきゃね! 次いってみよー!」

     [result:居酒屋の無料券をくれ…貸してもらえた]

    127 = 122 :

    っていう没SS供養でした。このスレとは全く関係ないです。おわり。

    128 :

    お年玉が欲しいならちゃまやお嬢にお願いすればいいんじゃないかな
    色々失いそうだけど

    129 = 122 :

    >>128
    元々本スレでのネタやったんや…

    それで書きたくなってかいたけどお金もらうのはどうかなーって思って止めた。うむ

    130 = 128 :

    冷や汗をかき正座するPの前で次々と札束を積み重ねていくちゃまとお嬢を想像した

    131 :

    ちゃまはまだしもお嬢は出さんだろ
    特別な理由(金に困った、資金繰りやばい)ならまだしも
    年下に金よこせとかいったら男らしくないって理由で切れられそう

    出しそうなのは西園寺さんあたり

    132 = 122 :

    >>131

    わかってないなあ…「しかたないのぉ……惚れた女の弱味じゃ。その代わり、気ぃで返してくれや」とかいって
    Pから金額でない何かを返してもらうお嬢がいいんじゃないか見たいですお願いします

    133 :

    ちゃまはお年玉を欲しがるPにぷんすか怒りそう

    134 :

    ちゃまやお嬢に言ったらいつの間にか結納になってそう

    135 = 131 :

    >>132
    あぁまぁ最終的には出すってのは確かに
    でもたやすく出すお嬢は見たくないなって感じですのよ

    136 :

    お年弾
    お年玉
    お年命

    137 :

    落とし命?

    138 = 122 :

    つまり命を渡せと。握らせろと。そういうことだな(悟り)

    139 :

    惡屠死命
    たくみんの特攻服に書いてありそう

    140 :

    お年騙?


    ウサミン騙されてしまうん?

    141 = 122 :

    騙しているのはあなたの方……いやなんでもない。

    あとモバゲー世界ではたくみんのワードは修正されますよ。そんなこと書いてたら昆布られますよ

    142 = 122 :



     ・ ・ ・

     ――事務所、昼

    ちひろ「いえーいめっちゃごっほうびー」ルンッ

    P「無理やり歌詞を変えなくていいですから」

    ちひろ「というわけで今回もボックスの続きです。ですが今日はお昼ですね」

    P「早朝だとホントに来てくれた人に申し訳なくて……」

    ちひろ(だからって昼ならいいってわけでもないんですけどね)

    P「じゃあ止めていいですか?」

    ちひろ「でもそーんなーんじゃだーめっ」キャピ

    P「……アイドル目指します?」

    ちひろ「じゃあプロデュースお願いしてもいいですか?」

    P(亜子と被るな、悪い意味で)

    ちひろ(有給奪いますよ)

    P(!?)ビクッ

    143 = 122 :



     ガチャ

    礼子「あら、おはよう。二人とも」

    P「礼子さん。おはようございます」

    ちひろ「おはようございます。今日は仕事が二件ですね」

    礼子「そうなの。近場だから昼から来ちゃったわぁ」

    P「不規則ですけど自由ですからね。朝は家でゆっくりしてきたんですか?」

    礼子「ふふ、昨日の夜は紗理奈ちゃんと少し遊んでね。珍しく遅く起きたのよ」

    P(紗理奈……礼子さんとサシで飲むとは)

    ちひろ「紗理奈ちゃんは…ええと、今日も仕事ですね。帰ってましたか?」

    礼子「いいえ? 私の家で幸せそうに眠ってるわ」

    P「うわーお…」

    ちひろ「……ちなみにどのくらい?」

    礼子「さあ……私のペースについてきてくれたからね。ふふ、可愛いわ」

    ちひろ(勝てる気がしない)

    P「まあ紗理奈は後で迎えに行ってもらうとして……じゃあ、少し余興をしましょうか」

    礼子「あらぁ? なに、Pくんったら、紗理奈ちゃんにヤキモチ?」クス

    P「そんな所です。この箱の中から引いたものをプレゼントするってやつでして」

    礼子「素直ねえ……そんな所も可愛いんだけど。ふふ、いいわ。付き合ってあげる」スッ

     つ[マクドナルト]

    P「」

    礼子「……あら?」


    144 = 122 :



    礼子「これは……つまり、私にマクドナルトの会社をくれるのかしら?」

    P「違いますから。違いますから」ビク

    礼子「ふふ、冗談よ。私とマクドナルトに行くのね?」

    ちひろ「これは加蓮ちゃんかな……そういうことです。もしかして食べてきたばかりですか?」

    礼子「いえ、朝はジュースだけよ。まあいいわ、縁のない世界だけど、Pくんにならついていくわ。今から?」

    P「仕事までちょっと時間が取れないですね。ニ件目の仕事の合間にしましょうか」

    礼子「わかったわ。……ふふ、楽しみ」クス

    P(なんだこのプレッシャー……!)

    145 = 122 :



     ・ ・ ・

     ――午後、マクドナルト

     オラァ、ウチハセットダッテバヨ!

    P「お待たせしました。これ、礼子さんの分です」

    礼子「ありがとう。…それにしても騒がしいわね。マクドナルトはいつもこういう所なのかしら?」

    P「深夜帯は別ですけど、ファミリー向けの飲食店は大体こんな感じだと思いますよ」

    礼子「なんだか新鮮ね。まるで群衆に紛れ込んだかのような気分だわ」

    P「変装してますけど、いつバレてもおかしくないぐらいですけどね」

    礼子「大丈夫よ。そうなったらPくんが守ってくれるんですもの」

    P「はは、こんなへっぴり腰の男を頼ってくれてありがとうございます」ポリ

    礼子「弱気ねえ……夜は、あんなに強いオトコなのに」

    P「酒ですからね? 決して酒以外のことじゃないですからね?」

    礼子「慌てちゃって……ふふ、可愛い。紗理奈ちゃんもそうだけど、Pくんはやっぱり、可愛いわ」

    P「それ、あんまり嬉しくないですけどね……まあ、ありがとうございます」

    礼子「じゃあ、頂きましょうか。時間も無いことだし」

    P「そうですね」


    146 = 122 :



     パク
        モグモグ


    礼子「あんっ……やだ、ソースが溢れちゃうわぁ」ツツ

    P(うわなにこれエロい)

    礼子「最初に忠告してくれないなんて……もしかしてそれが狙いなのかしら?」クス

    P「いえとんでもないですまさか礼子さんを騙すつもりなんて」

    礼子「冗談よ。……本当に真っ直ぐなのね、Pくんは」

    P「正直者でいないと、みんなから信頼は得られませんからね」

    礼子「この業界でその立場は中々難しいんじゃないかしら?」

    P「その通りですけど……疑心暗鬼になったアイドルなんて、綺麗じゃないでしょう?」

    礼子「そうね。Pくんだから、あの事務所は澄んでいるの」

    P「礼子さんみたいな人にまっすぐ褒められると照れますね……」

    礼子「やだわ、私だってまっすぐよ。直線的で、情熱的で……まっすぐな、色香」スッ

    P「っ!」ドキ

    礼子「物欲しそうな目。私にはわかるのよ。……ほら、この真っ直ぐなポテト、どうぞ」

    P「あ、ああ……はい、頂きます」ドキ

    P(礼子さんのポテトを食べさせてもらう俺。全く子供である)パク

    礼子「…ふふ、何だかPくんを飼ってるみたい。いつもとは逆ね?」

    P「礼子さんを飼うなんて俺には百年早いですよ。主従が逆転してしまいます」

    礼子「まだまだねえ、オンナは案外弱いのよ?」

    P「……意外ですね」

    礼子「強くて弱い。常に気高く、そして強き男に弱くあれ……Pくんは、強いのかしらね?」クス

    P「……精進します」


    147 = 122 :



              00
     ・ ・ ・   ――:
              00


     ――事務所

    P「只今戻りましたー」

    ちひろ「あら、おかえりなさい。……礼子さん、どうでした?」

    P「ヤバかったです。色気が」

    ちひろ(でしょうねー)

    P「ちなみに礼子さんは直帰で送りましたので」

    ちひろ「はい、お疲れ様でした。紗理奈ちゃんもこちらで起こしましたので」

    P「ありがとうございます。中はどうでした?」

    ちひろ「綺麗な部屋でしたよ。ベッドで紗理奈ちゃんが……アレでしたけど」

    P(なんだ、アレってなんだ!?)

    ちひろ「教えませんよ。まあ仕事には間に合いましたので問題無いです」

    P「でも寝過ごして遅刻だなんて評価に関わるからなあ…気をつけてもらわないと」

    ちひろ「続くなら考えものですけど――ああ、そういえば、まだ事務所にアイドルが残ってますけどどうします?」

    P「あ、あー……ボックスですか。まあやっちゃいましょう」

    ちひろ「わかりました。談話室に居ると思うのでがんばって下さいね」

    P「……その前にちょっと休憩してもいいですか、念のため」

    ちひろ「ええ、念のためどうぞ」


    148 = 122 :



     ・ ・ ・

     ――事務所、談話室


     ガチャ

    「あ、プロデューサーっ! お疲れ様です!!」

    P「お疲れ様。今日はどうだった?」

    「はい! テレビ収録でした!!」

    P(それは知ってる)

    P「まあいいか。ところで今は何してるんだ?」

    「えーっと、テレビ見てました! それで走ってこようと思ってました!」ペカ

    P「そうか……なら大丈夫か」

    「何かあったんですか?」

    P「ああ、これだよこれ」ドサ

    「あ、私も書きましたよ! …ということは、私の番なんですね!!」

    P「そういうことだ。さあ引いてくれ」スッ

    「よし! じゃあ! いきますっ!!」

     つ[だらだらしたい]

    P(oh...)


    149 = 122 :



    「だらだらですか! なるほどわかりました!」バッ

    P「お、おいおい。急に立ち上がってどうしたんだ」ビク

    「だらだらなので、だらだら走りに行きます! さあプロデューサーも一緒に!」

    P「ウェイウェイ、オージンジオージンジ!」

    「へ? あ、スーツじゃ走りにくいですよね! わかりました、待ちます!」

    P「違う、そうじゃない。だらだらするってのは杏の事だ」

    P(というかこの字は杏に違いない)

    「杏ちゃん、ですか。あれを私がするんですか!」

    P「そうなるな」

    「ということは、走らないんですね!!」

    P「走らないぞー。というかもうそろそろ夜近いしそうでなくとも走るなよ」

    150 = 122 :



    「ところで、だらだらするって何をすればいいんでしょうか?」

    P(まあ、そうなるよな)

    P「そうだな……とりあえず落ち着いて、話でもしようか」

    「話、ですか……何の話をすればいいんでしょう? 改めて話をしても……えへへ、思いつきません!」

    P「はは、俺もだ」

    「じゃあ一緒にテレビを見ましょう!」ピッ

     ディアベルハン!?

    P「茜はテレビは好きかー?」ダラー

    「なるほど、だらだらはこう……え、何か言いました?」

    P「……いや、なんでもない」ムニ

    「ひゃっ……ほっへはふにふにしないへうあぁいおー」

    P「はは、柔らかそうだったからなー」パッ

    「むぅ…はっ、これがだらだらなのですか!」

    P「ある意味そうかもしれん。杏的な意味で」

    「そうですか! だ、だったらこうですね!!」グッ

     バッ

    P「うおわっ、いきなり飛びかかってくるなよ」

    「杏ちゃんを見てたらこんなことやってました! どうでしょ!」

    P「どうって……確かに杏は俺の腕やら膝やらを枕にしてたけどなあ。茜は大丈夫なのか?」

    「大丈夫って何がですか?」ダキ

    P「いや、恥ずかしくないのかなーって」

    「え、別には、恥ず……は、……あぁぅ!」カアァ

    P(だろうな)



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