私的良スレ書庫
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元スレモバP「ご褒美ボックス?」
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みく「な、何でもないにゃ! Pチャンがソフトクリーム好きとか似合わないと思っただけにゃ!」
P「こういうのって男不利だよな…」ハァ
みく「だからそんなPチャンのためにみくが一緒に付いて行ってあげるにゃ!」
P「……ああ、ソフトクリームくれたのは俺の視線を読んでたか」
みく「えっ……そ、そうだにゃ! Pチャンの事ならなんでもわかるよっ♪」ドキ
P「流石だなあ、みくも」ナデ
みく「……伊達に長い付き合いじゃないからね」
P「それもそうか」ハハ
みく「それもそうだにゃ」クス
P「……よし、ソフトクリーム食べたらもう少し散歩しようか」
みく「あいあいさー! わんこもまだ元気だしっ」
P「また舐められないように気をつけろよ」
みく「わかってるにゃ! ――ペロペロなんかに負けたりしないにゃっ♪」バッ
00
・ ・ ・ ――:
00
――事務所
ちひろ「……良い光景でした」
P「ええ、俺も楽しめ――って見てたんですかっ!?」ビクッ
ちひろ「そりゃあもう」
P(一体どうなってんだこの人……)
ちひろ「みくちゃんも甘々ですねー。こっちがドキドキしましたよ」
P「甘々って……いつもあんな感じですよ」
ちひろ「えっ」
P「甘えてきたり遠ざかったりで。猫ってこんな感じなんだなあって感心します」
ちひろ「……まあ、そうですね」ハァ
P「何いきなり溜息ついてるんですか」
ちひろ「いーえー、なんでもー。ま、みくちゃん元気に仕事に行ったから成功ということで」
P「偶然が起こした成功ですよね」
ちひろ「ガチャもそんなもんです」
P「えっ」
ちひろ「……」
ガチャ…
P「つ、次の人が来ましたねー。じゃあ俺行ってきます!」スタスタ
ちひろ(……少しだけ確率上げようかな)
晴「はよーっす」フアァ
P「晴か。おはよう」
晴「おはよう……ございます?」
P「なんで疑問形?」
晴「いや、スーツ着てるの見るとそういえば目上だったなーって……」
P「今更すぎるわ! というかいつもスーツだよ!」
晴「……今のままでいいか?」
P「それは構わん。というかウチの大部分がそんな感じだしな」
晴「まあ、そうだよな。悪ぃ」
P「悪いと思ったら……これを引くが良い」
晴「何、その微妙な声作り」
P「……いや、ちょっとやってみたかっただけ」
晴「アンタもわかんねえな…」
P「まあとにかくだ、そういうルールだから引いてくれ。晴はもう書いただろ?」
晴「まあな。……でも嫌な予感しかしねえんだよなあ」ガサガサ
つ[Pのひざにすわる]
晴「――は?」ピシッ
P「ふむ、雪美か」
晴「待てって、P! それはオレの担当じゃねえだろ!」ウガー!
P「俺の膝の上担当ってなんだよ……」
晴「そりゃあ……雪美とか、ありすとか」
P「雪美はさておき、ありすはないだろ」
晴「は?」
P「は? って言われても……そういうのはありすじゃないと思うんだが」
晴(救えねー……)
P「まあそういう訳だ。少しだけでいいから、課題をクリアするんだ、晴」
晴「おい、ご褒美が課題に変わってんぞ……」
・ ・ ・
チョコン
P「すわり心地はどうだー?」
晴「アンタがそれを言うとほんとにヘンタイだぞ……」
P「別にやましい気持ちはねーよ。それに座るんなら雪美はいつもだし、仁奈も乗るし、……たまに楓さんも乗ってくる」
晴「……マジで?」
P「うん。マジ」
晴(どうなってんだこの事務所)
P「……なんつーかなー。こうして膝の上に乗せるなんて、父親の特権かなーって俺は思うよ。特に晴なんかはな」
晴「オレはアンタの子になった覚えはねーぞ」
P「わかってるっての。でもこういう立場だからな。学校の先生みたいなもんだわ」
晴「……ったく、学校のセンセイ気取るんなら、もっと生徒の意見を尊重しろよ」
P「親御さんの意見を尊重してます」
晴「妙な所でセンセイ被れになるんじゃねえ!」ドン
P「でも喜んでるぞー。カワイイカワイイって」ハハ
晴「確かにそうなんだけどよ……オレはそんなタマじゃねーって」
P「勿論希望を叶えるのも役目だけど、新しい道を示すのもまた役目ってことだ」ナデ
晴「……勝手に頭撫でんなよ」ムス
P「悪い悪い。…まあ、なんだ。今は希望と違う方向が多いけどな、いずれまた変わってくるぞ」
晴「そ、そうなのか!?」
P「いや、よく考えてみろよ。晴(28)が『きゅぴぴぴーん☆はるちゃんだよー♪』とかやってたらどうよ」
晴「……うぇ」
P「人には適期ってもんがある。いずれ晴が大きくなったら、別の仕事の比率も多くなるさ」
晴「確かにそれもそうだな」
P「今の内だ、カワイイ晴をしっかりと見せるようにな」
晴「う……ま、まあ程々にやってやるよ」
P「それでいい」ナデナデ
晴「撫でるのは止めないのな……」ハア
P「嫌かー?」
晴「……後でサッカーに付き合えよ」
P「おう、付き合ってやるよ」
晴「じゃ、このままでいいや。……なんだか居心地もいいし」
P「そうか……じゃ、このままで」
晴「オレも変わっちまったなあ……全く、Pのせいだぞ」
00
・ ・ ・ ――:
00
P「……そろそろ時間か。おい、晴。レッスンの時間だぞ」
晴「んえ? あ、んあ……もうそんな時間か。ふぁ……」
P「静かにしてるなと思ったら寝てたのか…」
晴「仕方ねえだろ、何か落ち着くんだよ」
P(そういえば雪美もそんなこと言ってるなあ…)
晴「はあ、何かオレらしくねえな。……ああ、もう、約束破んなよ、P! それじゃ行ってくるわ!」
P「おう、頑張れよー!」
タッタ…
P「ふー、晴も柔らかくなってきたかなあ」
ちひろ「どうでした?」ニョキ
P「うみみゃあ!?」ビク
ちひろ「伝染ってる伝染ってる」
P「いきなり出てこないでくださいよ……」ドキドキ
ちひろ「いやあ、イイ絵が撮れました。まさに親子って感じで」
P「ホントの父親に謝りなさい」
ちひろ(自分で父親って言ったくせに…)
ちひろ「それで、今回はみくちゃんと晴ちゃんでしたね」
P「なんというか、本当に純粋なんだなって思いますよ」
ちひろ「そんないたいけな少女たちに毒牙を……」
P「かけませんしかけさせません」
ちひろ「即答ですね」
P「あたりまえじゃないですか、大事なアイドルなんです」
ちひろ「ふふ、頼もしいですね」
P「それが俺の役目ですから。……ただまあ、俺も役得ではあるんですけどね」
ちひろ「柔らかかった?」
P「意味が違う! 確かに柔らかかったけど!」
ちひろ(ホントにこの先大丈夫なのでしょうか、この人は……)
To be continued...
美優さんか―…むしろ美優さんこそ膝の上だったんじゃ
ユッキ?サッカーやらせときゃええねん
ユッキ?サッカーやらせときゃええねん
・仕事人間の留美さんが杏の入れた大型連休を引いて絶望する
・ユニット組んでいる面子が一斉に引くとなぜか全員「メガネ」
・「一緒にお散歩」を引いて走らせてもらえない茜
・「パン」を法子、「ドーナツ」をみちる
・ありすが「天体観測」を引いて、渋りながらも実際に行くと…
・拓海が「小さいくまさんが欲しい」を引く
・ユニット組んでいる面子が一斉に引くとなぜか全員「メガネ」
・「一緒にお散歩」を引いて走らせてもらえない茜
・「パン」を法子、「ドーナツ」をみちる
・ありすが「天体観測」を引いて、渋りながらも実際に行くと…
・拓海が「小さいくまさんが欲しい」を引く
美嘉と魔法少女ごっこ
みりあちゃんと妄想
千枝ちゃんと豚を料理
みりあちゃんと妄想
千枝ちゃんと豚を料理
鷺沢さんと夕日に向かって全力ダッシュ
Coアイドルが一部のPaアイドルのお願い引くと体力的に死にそうな気がする
Coアイドルが一部のPaアイドルのお願い引くと体力的に死にそうな気がする
茜と釣りに行くも落ち着けなくて暴走したり
響子とドーナツパーティーで胸焼け起こしてダブルKOしたり
文香のきらりんパワーでPくんをハピハピさせたり
するんやな
響子とドーナツパーティーで胸焼け起こしてダブルKOしたり
文香のきらりんパワーでPくんをハピハピさせたり
するんやな
幸子の降雨後本格渓流釣り
姉ヶ崎BL本買い出しツアー
雫と2ケツ理性耐久ツーリング
姉ヶ崎BL本買い出しツアー
雫と2ケツ理性耐久ツーリング
ちひろさんが用意するかもしくは二人で小さなかまくらを作って、狭い中で密着しながらまったりする
きらりん、きらりんを幸せに・・・ハピハピにしてやってくれぃ・・・
・ ・ ・
ちひろ「さーて来週のご褒美ボックスはー?」
P「三本立てじゃないですから。あと今日ですから」
ちひろ「あんまり一気にやると勿体無いですからねー」
P「勿体無いってどういうこと!?」
ちひろ「いやあ、ほら……じわじわ追い詰めるのが狩りというか」
P(俺は捕食対象なのか……?)
カチャリ
ちひろ「そう言ってる間に早速来ましたねー。早朝から良い心がけです」
P「その心がけを真っ向から妨害してる俺達って……」
ちひろ「物は考えようってことです。精々お仕置きボックスにならないようにがんばって下さいね」シュバ!
P「薄々理解してるんじゃないですか……相変わらずのスピードだしもう居ないし」
美優「あ……おはようございます、Pさん。…今日も朝、早いんですね」
P「ああ、美優さん。おはようございます。美優さんこそいつも早いじゃないですか」
美優「わ、私は……その、こんなだから……せめて早く来ないと、って思うんです」
P「こんな、じゃないのに……あ、いつも掃除ありがとうございます」
美優「お世話になってる事務所ですから……ふふ」
P(こんな良い人に引かせたくないんですが)チラ
ちひろ(……)ジー
P(ちひろ様が見てる)
P「えーと、それでですね。普段頑張ってる美優さんにプレゼントがあります」ゴトッ
美優「そ、そんな……プレゼントなら……って、ご褒美ボックス、ですか……?」キョトン
P「はい。アイドルの皆がそれぞれ希望するプレゼントを書いた紙を入れて、その中からランダムで引いてプレゼントする、ということです」
美優「なるほど…そういうことですか。ふふ、面白いですね。Pさんが…考えたんですか?」
P「発案自体はちひろさんですよ。ちひろさんが言うには変なものとかは入ってないのでまあ一種の余興とでも思ってどうぞ」ハハ
美優「そうですね……せっかく作ってくださったのなら、私も――」カサッ
つ[かたぐるま]
美優「……え?」
P「」
美優「え、えーと、その……肩車、ということは……Pさんがわ、わ、私を……ふええええっ!?」
P「この字は……多分薫だな。そういえばきらりの上に乗った杏を見てやりたいと言っていたような」
美優「そ、それを私が引いちゃって……でも私、これ……!?」
P「うーん、流石にこれは――」
トタトタ
ちひろ「さーさー今日も仕事がんばりましょーかー(棒)」フリ
P「!?」ビク
美優「あ、ち、ちひろさん……あの、これなんですが……」
ちひろ「あ、プロデューサーさんちゃんとやってるんですねー。これを使ってアイドルを楽しませなければ減給だなんてきびしーですよねー(棒)」マア
美優「げ、げんきゅ……!?」
P(え、なにそれは)
ちひろ「たくさんいますけど、プロデューサーさんならきっとできるって信じてますから頑張って下さいねー。あ、私は少し出かけてきます。しばらく二人で留守番おねがいしますねー(棒)」
スタスタ…
P「……えっ」
美優(減給……私のせいで、そんなことになったら……!)
グッ
美優「あ、あの……Pさん!」
P「はいなんでしょう!?」
美優「わ、私を――肩車、して下さい!」
P「……本気です?」
美優「ほ、本気です……Pさんのために、頑張りますからぁ……!」
P(うわーお)
・ ・ ・
P「あ、あの……準備はいいですか?」
美優「は、はいい……だ、大丈夫です……ぐす」
P(俺は今、ワンピースの美優さんの股下から美優さんを見上げている)
P(彼女は今にも泣き出しそうな表情で、それでも固く、決意していた)
P「……すみませんね、こんなことになって」
美優「い、いいえ……Pさんのために……Pさんのためなら……うぅ」
P(勇気と羞恥が入り混じったが故の涙が、彼女の瞳を潤わせていた)
P「す、すぐに終わりますから……じゃあ、いきますよ――」
グッ
ススス…
P(俺は今、何をしているんだろう。美優さんのスカート越しに、柔らかく温かな触感に包まれた頭では何も考えられなかった)ムニュ
美優「た、高いぃ……」
P(……うん、美優さんごめん、最高です)ムニュ
美優「ひああ……や、あぁ……!」ビクッ
P「ご、ごめんなさい美優さん」
美優「うぅ、まさか……この年で男性に肩車されるなんて……恥ずかしいです……っ」カアア
P(彼女が羞恥に満ちれば満ちるほど、この頭に伝わる温度が劇的に上昇していく。顔は見えずとも、この温かさだけで彼女の表情がありありと浮かんでくる)
P「――でも、俺は結構うれしかったりします」
美優「う、嬉しぃ……?」ビク
P「美優さんってアイドル達の中でも気持ちも大人で、落ち着いてて……どうしても、少し壁があるような気がしてたんです」
美優「Pさん……」
P「雨の降るあの日、美優さんと近づけて……それで、今度はこんなことになってますけど、近づけて、悪い気はしてませんよ、俺」キリッ
美優「……ふふ、そうですね。災い転じて福となす、というわけじゃないですけど……私も、Pさんに近づけて……嬉しいです」
P「はは……」
美優「ふふ……」
P(……これが肩車じゃなければ様になってるんだけどなあ)ムニュ
00
・ ・ ・ ――:
00
美優「あ、あの……肩車、楽しかったです」ニコ
P「……あんまりやらないことですけどね」
美優「ですが、恥ずかしかった以上に、なんだか懐かしくて……こんな頃があったんだなあと思うと、……つい童心に帰っちゃいました」
P「子供の頃の美優さんですか……すごく可愛らしいんでしょうね」
美優「そ、そんな……とんでもないです」カアア
P「……いつも年少組のお世話をしてもらって申し訳ないです、美優さん。だから、たまには俺が美優さんにお礼させて下さいね」
美優「……ありがとうございます…あ、あの……もしよかったら次は、私の――」ドキドキ
ちひろ「只今戻りましたー」ヒョコ
美優「ぴゃあ!?」ビクッ
P(ホントにタイミングいいなオイ)
美優「わ、私ったら何を……!」ボソ
ちひろ「あれ、どうかしました?」
P「ああ、ご褒美ボックスがついさっき終わりまして、少し話してた所です」
ちひろ「あーそうなんですかー。それでどうでした、美優さん?」
美優「ふぇ!? ……お、お先に失礼しますっ!」カアア
タッタッタ…
P「どうしたんでしょう、美優さん」
ちひろ「大人なのに肩車されて更に優しくされて、色々あるんですよ」
P「……やっぱり見てたのか」
ちひろ「あたぼォよ」キリッ
ガチャ
友紀「ふぃー。今日も頑張れきゃっあっつー♪」
P「まずは挨拶をしようか、友紀」
友紀「うおっと、プロデューサー早いねー。おはよー♪」ニパ
P(……昨日は勝ったんだな)ボソ
ちひろ(みたいです)ボソ
P「ご機嫌すぎて、今日の予定よりも大分早くきたんだな」
友紀「昨日は乾杯してて遅くなると思ったんだけど、意外に早く起きちゃったからね!」
P「ごく当たり前のように乾杯かよ羨ましい!」
ちひろ「もう本音出まくりですね」
友紀「じゃーじゃーさー、今度ドーム行こうよ! カワイコちゃんにビールついでもらえるんだよ?」
P「いいなあ、いいなあ! よし、行くか友紀!」
友紀「やったー! 今度の土曜は好カードで――」
ちひろ「せい」スパーン
P「ひでぶっ!?」ドゴォ
友紀「なっ! 何をするだァーッ!」
ちひろ「落ち着いて下さい二人とも。まずはお仕事です」
P(……アンタが言うか)
ちひろ「何か?」
P「」
P「……コホン、友紀よ。せっかく早く来たんだから、ご褒美をあげようではないか」
友紀「え、ご褒美? どの席?」
ちひろ(チケット限定!?)
P「残念ながらランダムでな。ここから引いた物をプレゼントすることになってるんだ」
友紀「ご褒美、ボックス……なるほど、対戦してみなきゃわからないってことだね!」
P「そういうことだ。というわけで引いていいぞ」
友紀「よーし、ご褒美ドラフト一位、狙っちゃうぞー!」
つ[一緒に恋愛映画を見たい]
友紀「……れ、恋愛映画?」
ちひろ(またミスマッチな……)
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