元スレP「俺の過去が知りたい?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
201 = 182 :
>>1だが、
皆勘違いしてないか?
>>194は、俺じゃないぞ?
後、>>198さん、以後気をつける
203 :
>>202さん
俺がバカなだけだった…ごめんなさい
ちょっと再開
この人が、さっき歌ってた人か…
髪型はロングヘアで、緑がかった髪が彼女に良く似合ってる
右目の下にホクロがある
よく言う、涙ホクロってやつだ
……うん、色っぽいな
俺に声をかけた女性は、まだ子供の俺には眩し過ぎるぐらいに、大人の雰囲気を醸し出していた
P「綺麗だ…」
思わず口に出してしまい、俺は焦る
だが、彼女は言われ慣れてるのか、当たり前のようにそれを受け流す
???「どうもありがとう…で?君見たいな若い子が、こんなとこで何してたの?」
205 :
まだ二作品目らしいからわからないところもあるだろうしそこまでせめなくてもいいだろ
とりまガンバレ完結するまでみてるから
206 = 196 :
まあ責めてるひともsage忘れてるしとんとんで
他のスレ見て雰囲気に慣れるのも良し
207 :
>>1だ
今日は寝る
すまん 明日早いんだ…
208 = 205 :
投下するとき以外はsageをメールのところに入れておくといいよ
じゃないと投下きたと勘違いする人もいるから気を付けて
209 :
再開する
P「君見たいな若い子って…」
アンタも充分若いだろ…
そう内心思いながら、目の前の女性の顔を見つめる
P「…………」
???「…?」
彼女は不思議そうに首を傾げる
…まぁ、とりあえず面倒事はゴメンだ
210 = 182 :
適当にかわすか…
P「俺は…キャンプしに来てるんだ…」
???「ふーん…」
彼女の目が、俺の瞳を見据える
何だこの、見透かされてる感じは…嫌だな…
211 = 182 :
俺は堪らず彼女に聞く
P「……何ですか?」
彼女は口に人差し指を当て少し考えた後、口を開いた
???「…君は嘘がつけないんだね」
予想もしてない答えに俺は少し動揺した
212 = 182 :
P「……なんでそう思うんですか?」
???「んー…何と無く?」
何と無くって…
P「…変な人ですね」
そう言うと、彼女は顔をしかめる
???「はっきり言うはね…でも、」
P「?」
213 = 182 :
言葉を区切り一瞬俯くが、彼女は俺に向き直り口を開く
???「言われ慣れてるからね!」
ニコッ!
何だ、この笑顔は…
眩し過ぎるだろ…
大人の女性がする子供みたいに屈託のない笑顔に、これ程の破壊力があるとは………
214 = 182 :
P「おぉ…これはヤバイ…」
???「ん?何がヤバイの?」
おっと…また口に出してたな…
悪い癖だな…治そ…
P「それ、慣れちゃってもいいんですか?」
???「いいのよ、別に…」
P「ふーん…」
215 :
やっぱり、変な人だな
ぐうぅぅぅ……
P「…………」
ヤバイ…腹減ってたの忘れてた…
???「…もしかしなくても、お腹空いてるの?」
216 = 182 :
P「………いえ」
そう答えると、彼女はニタァと悪い笑みを浮かべ、話を進めた
???「ふっふっふっ…今、おばさんの鞄にはおにぎりが三つ入ってます…」
ゴクリ…
思わず唾をのんでしまった…
217 = 182 :
何を期待してるんだ俺は…卑しいな
???「本当はここで朝ごはん食べるつもりで作ったんだけど、何かお腹空いてないのよね…」
???「持って帰っても小鳥は食べないだろうし…」
小鳥?鳥でも飼ってるのか?
???「誰か食べてくれないかしら…」
チラッ
218 = 182 :
…やっぱり、この人には分かるんだな…嘘が
P「そこまで言うなら、食べてあげましょうか?」
…何か、上から目線な感じになっちゃったな
嫌なヤツだな…俺って…
???「ふふっ、素直じゃないわね…」
そんな事も理解してか、
219 = 182 :
彼女は優しく笑った
数分後…
P「ごちそうさまでした!凄く美味しかったです!!」
???「いえいえ、お粗末様でした」
そう言って彼女は、水筒のお茶をコップに注ぐ
???「はい、どうぞ」
P「すみません、頂きます」
220 = 182 :
>>1だ
明日4時起きだから寝る
お休みなさい
223 :
ピヨちゃんマジ天使
224 :
再開する
ゴクリ…ゴクリ…
うまかったな…
久しぶりに食べたおにぎりは、格別だったな…
そんな事を思いながらお茶を飲んでいると、唐突に横に座る彼女が質問してきた
225 = 182 :
そんな事を思いながらお茶を飲んでいると、唐突に横に座る彼女が質問してきた
???「……君は、どうしてこんなとこで寝てたの?」
また、それか…
まぁ、そうだよな…
こんなガキが外で寝てたら気になるよな…
だが、かといって事実を話したところでな…
そう思い俺はもう一度嘘をはこうとしたが、彼女はそれをさせなかった
226 = 182 :
???「いくら『嘘も方便』って言葉があってもね、限度があるのよ?」
P「うっ…」
まぁ、その通りだな…
???「それにね、おばさんにも子供がいるからさ、こんな状態の君を見て見ぬ振りなんて出来ないのよねぇ…」
P「赤の他人ですよ?」
???「それでも、私は放っとかない」
227 = 182 :
???「おばさんはもう年だからアレだけど、君はまだ若いじゃない!」
???「おばさんと違って『未来』がある!なんだって出来る!」
???「そんな未来ある子を放っといたら罰が当たるわよ」
P「罰…ですか」
人間が犯した悪事に対して神仏が与えるこらしめ…
天罰、天誅、神罰、仏罰…
いろいろあるが、全て神仏が与えるモノ…
だが、神仏が存在しているのなら、どうしてこの世は『平等』では無いのだろうか…
現に、今の俺がそうだ…
228 :
日高さんも未来あるわよ
229 = 182 :
母親に裏切られ、父親に捨てられて今の現状だ…
まぁ、半分は俺が悪いのかもな…
でも、もう半分は周りが悪い…
そう思ってる…
P「もしかして、神を信じてるんですか?」
230 = 182 :
???「いえ?別に信じて無いけど…どうして?」
不思議そうに彼女は聞き返してくる
P「いえ、何と無く…」
俺は言葉を濁した
他に返す言葉が思いつかなかったからだ
231 = 182 :
???「…まぁ、いっか」
一人、納得する彼女
???「ねぇ、」
P「?」
また、あの目だ…
どうも、ダメだな…
数秒間、彼女は俺を見つめた後、徐に口を開いた
232 = 182 :
???「アイドルやってみない?」
P「……は?!」
いきなり何言ってんだこの人!?
ホントに頭おかしいのか!?
一旦終了
233 :
それとも、からかわれてるのか?
再開
なんて事を考えていたが彼女はいたって真面目らしく、真っ直ぐに俺の瞳を捉えていた
???「君がどういう理由でここに居るのかは知らない」
234 = 182 :
???「でもね?私には分かるの…あの人の言葉を借りれば『ティンッときた!!』って、感じかな?」
ダメだ、いきなり過ぎて話について行けない…
P「…どうして、アイドル何ですか?」
???「それはね、私が元アイドル歌手だからよ」
P「???」
235 = 182 :
???「分かりやすく言うと、私は元アイドル歌手でいろいろな人達を見てきた」
???「するとね、いろいろな人達を見ていく内にその人達が持つ『オーラ』?見たいなモノが分かるようになっていったの…」
P「『オーラ』…ですか…」
236 = 182 :
P「『オーラ』…ですか…」
???「そう、その『オーラ』が君からも発せられてるのよ…とっても凄い『オーラ』が…」
P「何か、宗教チックな話ですね…」
???「まぁ、そういう風に聞こえるはね…で?君はどうするの?」
237 = 182 :
P「……どうするとは?」
???「アイドルになるか、ならないか…」
P「それは…」
でもなぁ…いきなりアイドルだなんて…
一旦終了
238 :
オーラ…ああダンb(ry
239 :
>>238さん
それ以上言ってはいけない
少し再開
P「…………」
俺は、普段使わない脳をフル回転させ、この問題に対する『解答』を探していた
???「……まあ、」
そんな時、彼女から声がかかる
P「?」
???「今すぐ答えが欲しい訳じゃ無いからね…ゆっくり考えるといいよ…」
240 = 182 :
P「はい、すみません…」
???「ふふっ、別にいいのよ!いきなりこんな事話すおばさんが悪いのよ!」
P「…あの、」
???「ん?なに?」
P「もし良かったら、名前…聞いてもいいですか?」
???「私?私の名前はねぇ、『音無水鳥』よ」
P「音無水鳥…ありがとうございます」
241 = 182 :
音無「ねぇ、この後時間ある?」
P「ええ、腐るほど」
音無「そう…それは良かった」
P「…どういう意味ですか?」
音無「これから君に会って欲しい人が居るんだけど…どう?」
242 = 182 :
P「…まぁ、やる事無いですし、いいですよ」
P「あっ…」
音無「どうかした?」
P「俺、金無いですよ?」
音無「大丈夫よ!おばさんが居るから!」
243 = 182 :
そう言って、彼女は路肩に停めてある車に案内してくれた
音無「さぁ、どうぞ!」
助手席のドアが開く
P「お邪魔します…」
音無「はい、どうぞ」
244 = 182 :
すまん、一旦終了
245 :
期待してる
246 = 182 :
再開する…
一応、宣伝しとく
上条「とある幻想殺しの暴走」も同時にやってる
どうか、よろしくお願いしますm(_ _)m
数分後…
P「ここから遠いんですか?」
音無「んー…遠くは無いけど、近くもないかな…」
P「…微妙な距離って事ですか」
音無「そんな感じね」
247 = 182 :
音無「そんな感じね」
P「…………」
音無「…………」
ブロロロロロ…
P「……あの、」
俺は、何となく気になった…
音無「ん?どうかした?」
248 = 182 :
P「音無さんはどんなアイドルだったんですか?」
彼女がアイドルだった頃の話を…
音無「どんなアイドルだったか…さっきも言ったように、私は『アイドル歌手』をやってたんだけど………」
ん?聞いたら不味かったのか?
P「聞いたら不味かったですか?」
音無「うんん…平気だよ…」
249 = 182 :
P「そうですか…」
音無「………」
P「………」
音無「昔ね…」
P「?」
音無「私は『二人のプロデューサー』…いえ、マネージャーの方が正しいのかな?」
250 = 182 :
音無「とりあえず、私は『二人のプロデューサー』に育てられたの」
音無「その『二人』は凄く教えるのが上手でね…あっと言う間に大きなステージで歌えるようになったは」
P「…………」
音無「…でもね、私達は余りにも早過ぎたのよ…」
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