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    元スレ男「俺はお前が好きだ」幼馴染み「ボクは君が嫌いだよ」

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    タグ : - クーデレ + - ボクっ娘 + - 可愛いは正義 + - 幼馴染み + - + - 神スレ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    301 :

    マジかよ。俺全部みてるんだが・・・

    303 :

    >>299ありがとう
    残念ヤンデレは読んでる

    304 = 1 :

    明日8時ごろ更新!

    他の作品も読んでくれている方本当にありがとう

    >>300
    3つともどストライクとか言ってくれるとはすごく嬉しい

    305 :

    >>304
    いやぁ、こちらこそどのスレも毎回悶えさせて頂きましてー

    執筆頑張って下せぇ

    306 :

    リア友に見せたら

    「クーデレはレイや長門みたいな無口な子しか認めない」

    的なこと言われた

    …それは無口属性であってクーデレとは少し違うというのは俺の偏見なのかな

    307 = 1 :

    ある日


    「男、ボクは君が嫌いだ」


    「俺はお前が大好きだ!」


    「うん。ところで男、面白いものを見つけた」


    「おぉアルバムか…ちなみにどこを探してて見つかったんだ?」


    「あそこ」


    「…頼むからそこはあまり漁らないでくれ…」


    「………それは…これがあるからかい?」


    「うわあああああ!俺の幼の写真コレクション」


    「…盗撮?」


    「出来心だったんだ!ついだったんだ!可愛いお前を常に見ていたくてついなんだ」


    「」ぱさ


    「…し、仕方ないね…そ、それはそのまま取っておいて良いよ。た、ただし………他の誰にも見せちゃダメだからね?分かった?///」


    「ありがとう!幼様!かわいい!最高!大好き!」


    「う…うるさいよ///」

    308 = 1 :

    (まったく、写真ぐらい盗撮なんかしなくても言ってくれれば良いのに…)


    (それとも…そんなに冷たい子だと思われているのかな…)

    _____
    ___
    _

    以下、幼の想像


    「幼、写真とってもいいか?」


    「ボクの写真が欲しいのかい?」


    「ああ、いつでもお前を見つめていたいからな」


    「しょうがないね君も、まあいいさ。ほら撮りなよ」


    「脱いで」


    「ん?」


    「ヌードが撮りたいんだ!可愛いお前のヌードが!」


    「しょ、しょうが…ないね、君はまったく変態なんだから…」スルスル

    _____
    ___
    _

    妄想終了


    (ないないないない!そんなのダメ!///)カァア


    (だいたいボクのキャラじゃなかったね。うん)


    「?」

    309 = 1 :

    「男、ボクは君が嫌いだ」


    「そっか、ショックだなぁ、嫌いだなんて言われちまって…」


    「え?」


    「ごめんな、嫌いなのにしつこくして」


    「あ、あれ?」


    「もう好きなんて言わないよ」


    「え、いや。え?」


    「はあ…」


    「ち、ちが…」


    「落ち込むなぁ」


    「そ、そうじゃなくて…ほら、い、いつもの…」


    「じゃあな、俺帰るわ」


    「ちょちょ、ちょっと待ちなよ」ガシ


    「…俺にしがみ付いてどうした?」


    「…違うよ…ぼ、ボク…は」


    「」ハッ


    「」ニヤニヤ


    「…」ギリギリ


    「あだだだだ!ごめんマジごめん」


    「うるさい死ね、君なんか大嫌いだ!」


    「痛い痛い、俺はお前が好きだから!大好きだから!」


    「そ、そんな安い言葉で許すわけがないだろ!」ぱさ


    「その割にはフードで顔を隠し、いだだだだ、ごめんなさい!すいません!」


    「うっさい、このばか!///」

    310 = 1 :

    「はい、好きです。大好きです。愛しています。ごめんなさい、許して下さい」


    「もうするなよ?」ジトー


    「はい、もうしません」


    「…でろ」


    「はい…はい?」


    「だ、だから…その…だな、頭…を、撫でてくr…いや、撫でろ…」


    「頭?撫でりゃいいのか?」


    「…いいから早くしろ」


    「ああ」ナデナデ


    「ん…男」


    「これでいいのか?」


    「…もう少しやって」


    「分かったよ」ナデナデ


    「ふふ…好きだよ」ボソ


    「?何か言ったか」ナデナデ


    「…ボクは君が嫌いだ」


    「俺はお前が大好きだ」ナデナデ


    「…うん」


    俺の胸に身を寄せてくる幼

    311 = 1 :

    12月


    「ねえ、男」


    「ん?」


    「…冬だね」


    「そうだな、コタツとみかんが最高の組み合わせとなる時期だ」


    「…12月だね」


    「冬休みが楽しみだな~、でも寒いのは嫌だぜ」


    「…ボクが言いたいのはそれじゃないよ」


    「?」


    「…ほら、大事なイベントがあるよ」ぱさ


    「…ふーむ」


    「…またわざと?」


    「待て、いや待て、本気で分からん」


    「…ほら…12月の、下旬に」


    「冬休み?」


    「違うよ」


    「年末」


    「違うって」


    「お正月」


    「一月じゃん」

    312 = 1 :

    「う~ん?」


    「…ク」


    「く?」


    「……リ」


    「ト」


    「…///」グシャ


    「ぐっほぁ!」


    蹴り飛ばされた。う~む水色か


    「このやろ///」ゲシッ


    「ぎやあっ!」

    313 = 1 :

    「…見た?」


    「…蹴ってから聞くな…」


    「見てない?」


    「…見てない」


    「…空色」


    「あれは水色って言うんじゃ…」


    「や、やっぱり…///」


    「し、しまったぁ!」


    「忘れろ!」ガン


    「むごっ!」

    314 :

    かわいい

    315 = 1 :

    「…お、男?」


    「」チーン


    「少々やりすぎてしまった…」


    「で、でも…恥ずかしかったし…いや…男だからいいけど…でも恥ずかしいのはそうだし…」


    「お、男…?」


    「ボクが悪かったよ…起きて」


    「…し、死んでる」


    「わけないか」


    「ほら、起きて…」ペチペチ


    「反応無し…」


    「…!」


    「…」ニヤリ

    316 = 1 :

    「お、男…寝てる、よね?」


    気絶だけど…意識がないことは確か…だよ、ね


    「起きて…ない、よね」





    確かに寝てる。うん、うん…


    「…」ドキドキ


    寝てる男の顔を覗き込む


    「…」ドキドキ


    手を伸ばしてみる。男の頬に、首に、当ててくすぐる


    「…うぅ」


    確かに寝てる


    「…いい、よね」スリスリ


    頬ずりをする。男の温もりを感じる


    「…大好き、だよ」ギュウゥウ

    317 :

    かわいい

    318 = 1 :

    「幸せ…」スリスリ


    「…」


    男は寝息も立てず静かに眠っている


    怒るかな…


    でも


    「…大好き」


    チュ


    「…ん…ふ」


    クチュ、レロ、ジュル…


    「ぷはぁ…男…男…男ぉ」ギュウ


    男の体にしがみ付くように抱きしめる


    幸せだ…幸せ…頭の中はそれだけで満たされていった

    319 = 1 :

    「男…ごめんね」


    本当は分かっている


    君はこんなの望みっこない、ボクがしてほしいと言ってくるのを願っているんだ


    「…分かっているくせに」


    君は知っているのにボクに無理矢理はしてこない。知っているはずなのに、ボクが口に出すのを待っている


    「ボクだって…知っているくせに…」


    言えば何だって男は叶えてくれることを。嫌な顔一つせずに、ボクを全て受け入れてくれるって知っているくせに


    「…ごめんね」


    ボクも、君みたいに…素直になりたいよ。いつか話していたように、ボクは


    素直クールになんかなれっこないようだ


    「…好き、なのに…分かっているのに」


    大好き


    そう呟いて、もう一度キスをする

    320 = 1 :

    目を覚ます


    「すぅ…すぅ…」


    「寝てる…」


    可愛い寝息を立てて俺を抱きしめるようにして寝ていた


    「?」


    幼の目元に一滴の涙があった


    俺はそれを拭ってやると頭を撫でる


    「男ぉ…ぃ好き」


    「分かっているよ」ナデナデ


    「…すぅ」


    愛おしいなぁ

    321 = 1 :

    目を覚ました


    「お、起きたか」


    「っ!?///」カァア


    男の顔が覗き込んでいた。いや、この体勢は


    ひ、膝枕…


    「こ、な、な、んで、こんな…え、えと///」アタフタ


    「嫌だったか?」


    「い、嫌じゃない……よ」


    「じゃあ起きたしもう膝枕は…」


    「ま、待て…」


    「何?」ニヤニヤ


    「ま、まだ…寝足りない。そのままで…いて」


    「はいはい」


    (男の…膝枕)スリスリ


    &幼(幸せだなぁー)

    322 = 1 :

    12月23日


    「よう幼」


    「…おはよう」


    「大丈夫か?顔色悪いぞ」


    「気にしないで、寝不足…」


    「ちゃんと寝ろよ。それとも不眠症?」


    「違う…寝ないだけ」


    「いや、ちゃんと寝ろって」


    「そういうわけには…いかないんだよ…」


    「いや、目が今にも眠りそうになっているぞ」


    「うるさ…い…ほっと…け」スー、スー


    「結局寝た…」

    323 = 1 :

    「幼、幼。授業始まるぞ」


    「うるさいクソムシ…」Zzz...


    「ありゃりゃ幼ちゃんおねむ?」


    「らしいな。本気で眠いときは寝起きが悪いんだよ」


    「姉御どうしたんだよ。最近授業中寝ること多いし」


    「さあな、たまに幼の考えていることはよう分らん」


    「ふーん…ところで友くん」


    「な、何だ?」


    「明日、クリスマスだよね?どっか連れて行ってくれるよね?」


    「か、金…」


    「うふふふふ~」


    「」


    「相棒助けてくれ!搾り取られる!」


    「無理だ、諦めて精も金も搾り取られろ」


    「にぱー☆」


    「死んじゃうよ!」


    クリスマス…か

    324 = 1 :

    午後


    「お、男…明日、開いている…だろうか」


    「空いているぞ。クリスマスのお誘いか?」


    「…」コクン


    「おぉ!あの姉御が自分から誘うたあ、こいつは明日は嵐か台風か」


    「うっさいモブ」


    「誰がモブじゃ!」


    「そうだよあたしの彼氏はモブじゃないよ。奴隷以下だよ」


    「泣いていい?」


    「プギャー」m9


    「プギャー」m9


    「ふっ」m9


    「ちくしょー!何だよ姉御まで」

    325 = 1 :

    「…まあそういうことだよ。男、どっか連れてけ」


    「お前が考えてあるんじゃねえのかよ」


    「…こういうのは男性がリードするものでしょ?」


    「へいへい」


    「…乗り気じゃないならやめる」


    「じゃあやめるか」


    「…」ジトー


    「冗談だよ睨むなよ」


    「よろしい」


    「さて…どうすっかな」


    「…楽しみにしてるよ」


    「努力するよ…」

    326 :

    再開してたんだね

    ボクっ娘安価書くときに参考にさせてもらおうかな、うむ

    327 = 1 :

    クリスマス当日


    「よう幼」


    「遅い…」ジトー


    「いや、集合1時間前なんだけど」


    「普通は女性より一時間早く来るものだよ」


    「だから一時間前じゃん」


    「ボクより一時間早く来るべきだよ」


    「更に一時間!?」

    328 = 1 :

    「もしかしてお前浮かれすぎて早く来ちゃったんじゃ…」


    「………何のことかな、ボクはそんなまぬけじゃないよ。君じゃないんだから」


    「俺だってそこまでまぬけじゃねえよ」


    「…嘘だ」


    「何がだよ!だいたい違うならなんで早く来たんだよ。どうせ俺とのクリスマスデートが楽しみすぎて早く来すぎたんだろ?」ニヤニヤ


    「…………そんなわけないだろ。早く行くぞ」


    「じゃあそのフード取ってみろよ」


    「うるさい、早くどっか連れて行け」


    「やっぱりかー可愛いなぁ」


    「うるさいっての…」

    329 = 1 :

    「今気づいたけどその上着可愛いな」


    「今更…」ボソ


    「何だって?気合入れてきたんだからもっと早く気づけだって?」


    「言ってない。ボクは可愛さ基準で選んだりしてない」


    「いやはや、その服はピンク色だし可愛いモコモコ付いているし。そんな可愛い服を着ても似合うもんだな。っていうか持っているのが驚きだぜ」


    「余計なお世話だ…それにこの服が一番暖かいから着てきただけであって君にかわいいって言われたいから着てきたわけじゃ無い…し」


    「いや、本当に可愛いよ」ナデナデ


    「…うるさいよ…///」

    330 = 314 :

    …ふぅ

    331 :

    「…で、ちゃんと予定組んだだろうね?」


    「もちろんだ、行くぞ」


    「ちょ、ちょっと待ってくれ」


    「何だ?」


    「…」つ


    「?」


    「寒い、暖めて」


    「…ああ、分ったよ」


    手を繋いでやる。自然に幼が恋人繋ぎしてくる


    「ふふ…」


    「お、無表情なりに笑った」


    「無表情だよ。笑ってない」


    「…嬉しいか?俺と手を繋いで」


    「…別に、ほら、早く連れて行って」


    「…あいよ」


    歩き出す


    「…」ス


    幼が身を寄せてきた


    「歩きづらいぞ」


    少し意地悪なことを言ってみた


    「…知らないよ」


    そう返される


    「…幸せ」ボソ


    小さくそう言ったのを聞き逃しはしなかった

    332 :

    砂糖で口がじゃりじゃりする

    333 = 1 :

    「それにしてもさ」


    「?」


    「寒いんだったら手袋すれば?」


    「…分ってるくせに」


    「言ってもらわなきゃ分からんな」


    「…いじわる」


    「Sのお前には言われたくないな」


    「…座布団一つ」


    「何の話!?面白い話何もしてないけど!」

    334 = 1 :

    「…君の手、温かい」


    「お前の手は冷たい、心が冷たいからだな。もっと俺に優しく…」


    「…」ギュー


    「いだだだ!手の骨折れる!割れる!」


    「ボクの心は温かいよ。君にも優しいつもりだ」


    「嘘付け!」

    335 = 1 :

    「というか一般的には手が冷たい人は心は温かいというよ?」


    「へえ、じゃあ俺の心は冷たいってか?」


    「そうは言っていない。手が冷たい人は心は温かいと言うがその逆は聞かないからね」


    「少なくとも前者は間違っているだろうな、だってお前の心は冷え切って…いだだだだだ」


    「まだ言うか、死ね」


    「死ぬ!手が死ぬ!」

    336 = 1 :

    「で、どこに連れて行く気だい?まさかボクがどこにでも付いていくのを良い事にラブホとか怪しいところに連れて行く気じゃないだろうね」クスクス


    「聖なる夜を性なる夜にしようってkいだだだだ」


    「誰がそんなくだらないことを言えって言った?ん?」ギュー


    「冗談だって、ギブギブ」


    「で、どこに行くんだい?」


    「ここだよ」


    「?水族館か。君にしては分っているじゃないか」


    「俺はいつもお前のことを考えているからな」


    「嬉しいね。じゃあ入ろ」

    337 = 1 :

    水族館


    「まずはクラゲたちか。綺麗だな」


    「知っているか?クラゲは漢字にすると海の月、英語にするとジェリーフィッシュって言うんだ」


    「へえ、どっちもこの不思議な生物の良さをきちんと表しているね。付けた人のセンスはとても素晴らしいよ」


    「そういえば不死身のクラゲってのがいるらしい」


    「そうなの?」


    「ああ、寿命が尽きたら若返って再び成長を繰り返すっていうサイクルで死ぬことが無いんだ。あくまで寿命では、だけどな」


    「面白いね。やはり生き物の不思議っていうのは知って楽しいよ」

    338 :

    SSボクっ娘はなかなかないから貴重だな
    それにしても可愛い

    339 = 1 :

    「ついでに豆知識を一つ」


    「ネットで聞いた話なんだがな。クラゲは目がとても良いんだけど実は、目から入ってきた情報を全て処理できる程の脳みそが無いんだ」


    「へえ、不思議な話だね」


    「そのことから海は実は全体で大きな一つの生き物でクラゲはその目なんだ。っていうとんでも理論を唱える人すらいるほどなんだ」


    「へえ、そりゃすごい。ありえないだろうけど、すごくロマンがある考えだよね」


    「っていうのはガセらしい。目が良い云々のとこから」


    「…」ギリギリ


    「いたたたた!や、やめ」


    「無駄に感動して損した。感動を返せ」


    「いや待て、実はだな。この話はあやふやなんだ。実はググったらクラゲは目が全然良くないっていうし、聞いたのがずいぶん前だからもしかしたら他の生物かもって調べたんだ」


    「でも出てこない。まとめに乗っていたスレだったはずなのにそのスレすら出てこない。大王イカがとても目が良いっていう事は分ったけど今のとんでも理論が乗ってないし他にあるかもしれない」


    「誰かこれを読んでる人、知っている人がいたら情報提供よろしくー」


    「ボクをほっておいて何を言っているんだ君は!」


    「は、一応クリスマスデートだった」


    「一応じゃなくてそうだろ、ん?」ギリギリ


    「ごめんごめん、愛してる」


    「…」ギリギリ


    「痛い痛いごめんなさい!」

    340 = 1 :

    「いつに無く暴力的なのは何でだよ」


    「…クリスマスだから期待してたんだよ」ボソッ


    「何だって?もっと甘甘ラブラブエロエロエロなクリスマスを期待していただって?」


    「…メリークルシミマスだからだ。苦しめ!」ギリギリ


    「痛い痛い!やめ!」


    「…バカ」


    「」チュ


    「!?///」


    「これでいいな?」


    「」バッ


    「はっはっは、今更フードを被ろうが可愛い真っ赤な顔は見れたぜ」


    「う、うるさい!い、いつもいつもみゃくりゃくが無さすぎなんだよ君はっ!///」


    「お、噛んだ」


    「…っ///」

    341 = 1 :




    「へえ、性転換する魚か。おもしろいな」


    「そうだな、例えばの話、俺がいきなり女になったらどうする?」


    「…どうもならないかな」


    「彼しが女になったってのに何にも感じないと!?悲しむとか無いの!?」


    「誰が彼氏だ。ボクは君の彼女なんかじゃないよ」


    「え、さっきデートだって…」


    「…こ、言葉の綾」ぱさ


    「使い方間違ってね?」


    「君の生き方ほど間違ってはいないよ」


    「酷い!」

    342 = 1 :

    「この魚綺麗な色してるなー」


    「そうだね、この紫色なんか綺麗だ。こっちの青も好きかな」


    「でもお前のほうがk」


    「臭いセリフは聞きたくないよ」


    「せめて最後まで言わせて…」


    「やだ」


    「お前n」


    「2点」


    「一言も言わせないのか!…ちなみに10点中?」


    「100点満点で」


    「酷い!」

    343 = 1 :

    「これこれ、俺の大好きなミノカサゴ、英名ルナライオンフィッシュ」


    「へえ、かっこいいね」


    「そうだろ、このヒレ、広げたときのかっこよさは魚界随一、このかっこよさったらないぜ。しかも猛毒」


    「かっこいい…ひょっとしたら君より数千倍位かっこいいんじゃないか?」


    「そうそう俺なんかより…ん?」


    「ほら、次々」


    「お、おう」

    344 = 1 :

    「で、蟹の豆知識なんか無いの?」


    「…食ったら美味い」


    「…」ジト


    「いや、俺サカナくんじゃないからそんなに豆知識無いんだよ!これで全部」


    「あっそ、じゃあ普通に楽しもう」


    「ああ」ほっ


    「それにしてもこれ男そっくりだね」


    「どれどれ?」


    ニュウドウカジカ


    「」


    「ね?そっくりだろう?」


    「いや待て、俺こんなにおっさんか?のっぺりしてるか?」


    「うん、そっくり。双子?」


    「…お前の目はどうなってんだ。泣くぞ」


    「写真に撮るから泣いて」つカメラ


    「あんまりだー!」

    345 = 1 :

    「ペンギン可愛いなぁ」


    「そうだね」


    「まったくもってペンギンってのは何でこんなにもかわいいのか。ああ可愛いなぁ」←動物好き


    「ああ、可愛いなぁ」


    「…男」


    「可愛いなぁ、おいでー…ん?何だ幼」


    「…忘れてない?」


    「ん?何が?」


    「…」ムス


    「あ、すまんデート中だったな」


    「デートじゃないよ」プイッ


    「怒るなって。それにしてもペンギンに嫉妬なんてお前も可愛いとこ…ろ…が」


    「…」ジト


    ゴゴゴゴゴ


    「あ、いえ、ごめんなさい。無言で怒るのが一番怖いです」

    346 = 1 :

    「ペンギン可愛いなぁ」


    「そうだね」


    「まったくもってペンギンってのは何でこんなにもかわいいのか。ああ可愛いなぁ」←動物好き


    「ああ、可愛いなぁ」


    「…男」


    「可愛いなぁ、おいでー…ん?何だ幼」


    「…忘れてない?」


    「ん?何が?」


    「…」ムス


    「あ、すまんデート中だったな」


    「デートじゃないよ」プイッ


    「怒るなって。それにしてもペンギンに嫉妬なんてお前も可愛いとこ…ろ…が」


    「…」ジト


    ゴゴゴゴゴ


    「あ、いえ、ごめんなさい。無言で怒るのが一番怖いです」

    347 = 1 :

    「…」


    幼が何かスマホを弄る


    「…」ス


    見せてきた。メモ帳に「罰」と書かれている


    「『罰』?」


    「……」ス


    「『抱きしめろ』?」


    「…」コクン、パサ


    頷く。フードで顔は見えない


    「ごめんな」ギュ


    「…」ボソ


    「…すまん、今のはマジに聞こえなかった」


    「いや…独り言…だよ」


    クリスマスだもの


    たまには…


    たまには甘えたって…


    いいよね


    「ん…」ギュ

    348 = 1 :

    その後、巨大水槽の前


    「…」ギュ


    「俺の服の裾を掴んでどうした?」


    「…いや、巨大な水槽って少し…怖くないか?」


    「ああ、お前こういうの苦手だっけ」


    「…あと迫ってくる大きな魚も…不気味」


    「ああ、メガマウスの口怖いよな」


    「…ひぅ!」ギュ


    「大丈夫だよ」ナデナデ


    「やめろ、撫でるな///」

    349 = 1 :

    水族館、出口


    「楽しかったね。良い思い出が出来たよ」


    「そりゃ良かった」


    「少し休みたいな」


    「そうだな、そこらへんのイスに…」


    「お腹すいた」


    「ああ、そろそろお昼か」


    「ん」


    「じゃあ何か食べに行くか」


    「そうだね…あそこに良さそうな店があるよ」


    「…魚料理か」


    水族館に行ってすぐに魚食うとは…


    「嫌?」


    「いやまあいいけど」

    350 = 1 :

    「男、あーん」


    「え?え?」


    「あーん」


    「あ、あーん」


    「よし」パシャ


    「」


    「見なよ。餌を待つ鯉のような間抜けな君の顔」クスクス


    「こ、このやろ!」


    「はい」


    パク


    「むぐ…」モグモグ


    口封じか飯を口に突っ込まれる


    「ほら、返しは?」あーん


    口を開ける幼。そうかそうか、じゃあカメラを…


    「撮ったら絶交」


    「ごめんなさい、ほらあーん」


    「よろしい、あーん」あーん


    パク


    「ん…」モグモグ


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