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    元スレモバP「キスする場所の意味」

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    501 = 1 :


    それでは巴二回目から

    502 = 1 :






    「あむっ……んっ………」


    「……ちゅっ……んんっ……」


    「むぐっ…………ぷはっ」


    「…………どうしたプロデューサー?」


    「……ナンデモナイヨ」


    503 = 1 :


    「(俺の指をしゃぶるのを止め、小首を傾げる巴)」

    「(普段は見られない巴の官能的な姿により興奮してしまった俺は)」

    「(前のめりの状態から戻ることが出来なかった)」

    504 = 1 :


    「(そもそも何故こんな事態になってしまったのか)」

    「(事の発端は一月前にまで遡る)」

    「(それは巴がこの部屋に来た二回目のこと)」

    「(一回目のように巴の『手の甲』にキスをした後で、巴がこう言ったのだ)」

    505 = 1 :



    『うちからもプロデューサーに伝えたいことがあるんじゃ』


    506 = 1 :


    「(もちろんそれはキスで伝えられた)」

    「(巴にしたのと同じ『手の甲』)」

    「(後から聞いた話だと、ちひろさんの入れ知恵だった)」

    「(それから特に言い合わせることもなく、俺と巴はこの部屋でキスし合うようになった)」

    「(でもどうしてだろうか)」

    「(何時の間にか、キスだけでは済まなくなっていたのだ)」

    507 = 1 :



    「……しょっぱい。ん、なんじゃプロデューサー? くすぐったいか?」


    「(最初は『手の甲』を舐め合った)」

    「(時折強く吸い上げて、赤い跡を付けることをお互い楽しんだ)」

    508 = 1 :



    「ふほひゅうさぁ、ひはほふはふふぁ(プロデューサー、舌を掴むな)」


    「(次には指と指の隙間を舐めた)」

    「(ピッタリと指と指の間を閉じても巴の舌は蛇のように滑り込み、その何とも言えない感覚を俺は味わった)」

    509 = 1 :



    「んちゅ…………ふぅ……」

    「……よし、次は右手じゃな」

    「右手出せ、プロデューサー」


    「(そして最終的に指をしゃぶるようになった)」

    「(親指から順に小指まで、一本一本丁寧に)」

    「(右手と左手、どちらも巴の心ゆくまで味わわれた)」

    510 = 1 :


    「(そしてそれは今も続いている)」

    「(この現状が、なによりの証拠だ)」

    「(そして)」

    「(流石にこれ以上の事態にはならないだろうと、俺は思っていた)」

    「(……まあ、大抵そういった考えは)」

    511 = 1 :



    「そうじゃ、プロデューサー。今度うちに来い」

    「えっ」

    「親父が会いたいゆうとるけぇ」

    「えっ」

    512 = 1 :



    「(このように、いともたやすく打ち破られてしまうけども)」

    「(…………遺書、書いておこう)」


    513 = 1 :











    「楽しみじゃろ、プロデューサー?」

    514 = 1 :


    巴二回目終了。

    続いてみく二回目投下開始します。

    515 = 1 :






    みく「ほら、プロデューサー。早くするにゃ」

    「はいはい……どうだ?」

    みく「んっ……。もっと強くても……」

    「全力でいくぞー」

    みく「ちょ、ギブッ……!」

    516 = 1 :


    「(ベッドに共に寝る俺とみく)」

    「(『ベッド』というだけで変な方向に思考がいきがちだけど、俺とみくに限ってそんなことはない)」

    「(実際、ただ抱きしめ合ってるだけだ)」

    「(これは言わばスキンシップの一環)」

    517 = 1 :



    みく「く、首を噛むにゃ! くすぐったいにゃ!」


    「(たまにふざけてその被害がみくにいくこともあるけど)」

    518 = 1 :



    みく「今絶対お尻触ったにゃ! ひっ、も、揉むにゃぁ……!」


    「(スキンシップといったらスキンシップなのだ)」

    「(断じて変な意図はない)」

    519 = 1 :




    みく「ひどい目に遭ったにゃ……」

    「みくが望んだことだろ?」

    みく「望んだ覚えなんて無いにゃ!」

    みく「大体この抱きしめ合うのだって最初はプロデューサーから────」

    「いや待てそれは違う」

    「どう考えてもみくからだったはず。間違い無い」

    520 = 1 :



    みく「……プロデューサー、嘘吐きは泥棒の始まりって言うにゃ」

    「その言葉はそっくりそのままみくに返すぞ。この泥棒猫!」

    みく「何か意味違うくない!?」

    「え、みくにゃんは猫じゃないんですか?」

    「失望しました」


    521 = 1 :




    P・みく『みくにゃんのファン辞めます』



    522 = 1 :


    「おっ」

    みく「ふふん、プロデューサーの言葉くらい簡単に読めるにゃ」

    「……なんだか負けた気分だな」

    みく「そんな時はみくのことでも抱きしめるにゃ」

    みく「実は気分爽快効果が見込めるにゃ」

    「じゃ、お言葉に甘えて……」

    みく「だから強過ぎ……!」

    「悔しい……悔しい……!」

    みく「明らかに引きずってるにゃあぁぁぁ…………」

    523 = 1 :



    「(みくとの関係は、やっぱり変わらない)」

    「(どれだけ時間を重ねても、どれだけ交流を深めても)」

    「(いつだって俺達は互いにふざけ合う仲だ)」

    「(それで俺は満足してる)」

    「(それはきっとみくだって)」

    「(……だってほら)」


    524 = 1 :




    みく「プロデューサー、また来るにゃー!」



    525 = 1 :






    「(こんなにも、みくは笑顔なのだから)」

    526 = 1 :


    みく二回目終了。

    最後に千枝ちゃん投下開始します。

    527 = 1 :






    千枝「────それでですねっ」

    「……………………」

    千枝「…………えっと、プロデューサーさん? どうかしたんですか?」

    「っ!? ど、どうしたっ!?」

    千枝「いえ、特に何もないんですけど、プロデューサーさんがぼーっとしてたので……」

    「か、考え事してただけだからっ。千枝は気にしなくて良いぞっ?」

    千枝「そうですか?」

    「そうそう! で、何だっけ?」

    千枝「もう、ちゃんと聞いてくださいね? 実はこの前────」


    528 = 1 :


    「(いつものように、千枝を膝の上に乗せての会話)」

    「(もう何回目かも分からないほど繰り返してきた行為だけど)」

    「(最近になって変化が表れ始めた)」

    「(…………それも駄目な方)」

    「(あろうことか俺は)」

    529 = 1 :





    千枝「聞いてますか、プロデューサーさん?」

    「き、聞いてたぞ」




    「(千枝に、欲情していた)」

    530 = 1 :






    千枝「今日も楽しかったです!」

    「ああ、気を付けて帰るんだぞ」


    「(……今日も何とか耐えた)」

    「(千枝を抱きしめて、滅茶苦茶にしたくなる衝動を、必死で抑えることに成功したのだ)」

    「(でもこの衝動は、回数を重ねるごとに酷くなってきている)」

    「(取り返しの付かない事態になる前に、何とかしなくちゃいけないのは分かってる)」

    「(…………分かってるけど)」

    531 = 1 :



    千枝「あ、プロデューサーさん? ほっぺにゴミが付いてますよ?」

    「ん、どこだ?」

    千枝「千枝が取ってあげますねっ」

    「じゃあ頼────っ!?」

    千枝「えへへ、プロデューサーさんまた明日!」

    「……………………はぁ」

    「ほっぺにキスされたくらいでなに狼狽えてんだよ俺……」

    532 = 1 :



    「(取り返しの付かない事態に陥ってしまうことを)」

    「(心のどこかで望んでしまっている)」

    「(そのことも、分かっていた)」


    533 = 1 :















    千枝「もしもし、ちひろさんですか?」

    千枝「はい、ちひろさんの言う通りにしてたら上手くいきました」

    千枝「ありがとうございます」

    千枝「それじゃあまた明日」

    千枝「……………………」



    千枝「えへへっ」



    534 = 1 :



    千枝「もう少しですね、プロデューサーさん♪」


    535 = 1 :


    千枝二回目終了。

    とりあえず一旦投下終了です。

    残りは今日の夜にできたら投下します。

    それではおやすみなさい。

    536 :

    恐ろしい子……

    537 :

    この千枝ちゃんはわるいこですわ





    (歓喜)

    538 :


    皆さんこんばんは。

    本日の投下ですが、用事があるためありません。
    しかも明日から用事がたて込みます。

    6月一杯と言っておきながら、投下の方は来週末くらいまでかかりそうです。

    気長に待って頂けると幸いです。

    よろしくお願いします。

    539 :

    用事があるなら仕方がない
    無理ないペースで投下してくれたらなーって

    540 :

    むりはいかんぜー

    541 :

    悪い子千枝ちゃんに三回目がなくて本当によかった

    544 :

    あげんなよ

    545 :

    更新じゃねぇのかよ

    546 :

    大丈夫かなぁ

    547 :

    だめそうか


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