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元スレ上条「答えろよ……GANTZ!!」御坂「私の前に立つのなら……アンタも潰すわよ?」
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こんばんわ。1です。
ようやくキリのいいところまで作れました。
まだまだ終わらないVS天使編を、ゆっくりとお届けします。
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上条到着前
…………
天使(聖獣)『グルルルルッ……』
御坂「ウ……ウァァァァァァァアアアッ!!!」バチバチバチッ!!!
真っ白な獣が目の前に現れた瞬間、御坂は恐怖と共に残る力を振り絞り、全力で電撃を飛ばす。
バサァッ!!
バサァッ!!!
バチィィィィイイッ!!!!
御坂「なっ!?あ、私の電撃が……翼で……」
電撃は、聖獣の背に生えた4枚の大きな翼によって、容易く防がれる。
天使(聖獣)『ガァァァァアアアッ!!!』ダンッ!!
聖獣は素早く間合いを詰め、御坂へと飛びかかり爪を振るう。
御坂「クッ!!」バッ!!
それを素早く避けようと、御坂が横へと転がったその瞬間
…………
天使(聖獣)『グルルルルッ……』
御坂「ウ……ウァァァァァァァアアアッ!!!」バチバチバチッ!!!
真っ白な獣が目の前に現れた瞬間、御坂は恐怖と共に残る力を振り絞り、全力で電撃を飛ばす。
バサァッ!!
バサァッ!!!
バチィィィィイイッ!!!!
御坂「なっ!?あ、私の電撃が……翼で……」
電撃は、聖獣の背に生えた4枚の大きな翼によって、容易く防がれる。
天使(聖獣)『ガァァァァアアアッ!!!』ダンッ!!
聖獣は素早く間合いを詰め、御坂へと飛びかかり爪を振るう。
御坂「クッ!!」バッ!!
それを素早く避けようと、御坂が横へと転がったその瞬間
ガブゥッ!!!
ブチブチッ!!!
御坂「……え?」ブシュゥゥゥゥゥウウッ!!!
それを上回る速度で聖獣が反応し、御坂の無事だった右脚を容易く喰い千切った。
御坂「あ……ァァァァアアアアアアア"ア"ア"ッ!!!」グラァッ!!!
ガタンゴトンッ!!
ガタンゴトンッ!!!
自分の喰い千切られた足を確認した瞬間、御坂は絶叫し、そのまま列車の上から落ちる。
聖獣『グルッ!?』バッ!!
聖獣は、御坂が下に落ちたのか確認するも、その姿を確認する事が出来ずに、そのまま喰い千切った足をかじりだした。
ブチブチッ!!!
御坂「……え?」ブシュゥゥゥゥゥウウッ!!!
それを上回る速度で聖獣が反応し、御坂の無事だった右脚を容易く喰い千切った。
御坂「あ……ァァァァアアアアアアア"ア"ア"ッ!!!」グラァッ!!!
ガタンゴトンッ!!
ガタンゴトンッ!!!
自分の喰い千切られた足を確認した瞬間、御坂は絶叫し、そのまま列車の上から落ちる。
聖獣『グルッ!?』バッ!!
聖獣は、御坂が下に落ちたのか確認するも、その姿を確認する事が出来ずに、そのまま喰い千切った足をかじりだした。
ガタンゴトンッ!!
御坂「~~~~~~ッ!!!!」ググググッ!!!
ガタンゴトンッ!!!
そのすぐ側では、列車のコンテナの横に張り付き、咄嗟にカモフラージュ機能を起動させた御坂が、歯を喰い縛りながら止血を行っていた。
この1分後程に、上条達が救出に訪れ、現在に戻る。
御坂「~~~~~~ッ!!!!」ググググッ!!!
ガタンゴトンッ!!!
そのすぐ側では、列車のコンテナの横に張り付き、咄嗟にカモフラージュ機能を起動させた御坂が、歯を喰い縛りながら止血を行っていた。
この1分後程に、上条達が救出に訪れ、現在に戻る。
02:20
後続列車コンテナ上
ガタンゴトンッ!!
ガタンゴトンッ!!!
上条「よっと……ヒデェ怪我だ……」
御坂「ハァッ……ハァッ……」ゼェッ……ゼェッ……
コンテナに磁力で張り付いていた御坂を、上条が手を伸ばし救い出す。
御坂を抱えた上条が目にした姿は、腹部貫通・右足の膝下が切断、左足の足首切断という非常に危険な状態だった。
傷口やその手前ほどの箇所には、しっかりと止血帯が締められている。
通常ならば、止血する力も中々出ないだろうが、そこは高位の電気能力者だ。
生体電気を操作し、無理矢理身体を動かしたのだろう。
後続列車コンテナ上
ガタンゴトンッ!!
ガタンゴトンッ!!!
上条「よっと……ヒデェ怪我だ……」
御坂「ハァッ……ハァッ……」ゼェッ……ゼェッ……
コンテナに磁力で張り付いていた御坂を、上条が手を伸ばし救い出す。
御坂を抱えた上条が目にした姿は、腹部貫通・右足の膝下が切断、左足の足首切断という非常に危険な状態だった。
傷口やその手前ほどの箇所には、しっかりと止血帯が締められている。
通常ならば、止血する力も中々出ないだろうが、そこは高位の電気能力者だ。
生体電気を操作し、無理矢理身体を動かしたのだろう。
上条「お前ほどのヤツがこんなになるなんて……ゴメンな。もっと早く助けに来れたらよかった」
御坂「ハァッ……ハァッ……何言ってんのよ……ちゃんと助けに来てくれたじゃない……アンタは……」ゼェッ……ゼェッ……
御坂は、息を荒げ虚ろな目を上条に向けながら答えた。
誰が見ても危険な状態だ。
上条「もう喋るなよ御坂。ツラいだろ?もうすぐ帰れるからな」スッ……
上条は御坂を抱え、東郷の待つバイクの元へと向かう。
御坂「ハァッ……ハァッ……何言ってんのよ……ちゃんと助けに来てくれたじゃない……アンタは……」ゼェッ……ゼェッ……
御坂は、息を荒げ虚ろな目を上条に向けながら答えた。
誰が見ても危険な状態だ。
上条「もう喋るなよ御坂。ツラいだろ?もうすぐ帰れるからな」スッ……
上条は御坂を抱え、東郷の待つバイクの元へと向かう。
御坂「東郷さん……『お願い』叶えてくれたのね……ありがとう……」ゼェッ……ゼェッ……
御坂は、東郷へと視線を向け、礼を言う。
東郷自身も死なず、部屋のメンバーを守る。
そのお願いの範囲に御坂自身も含まれていたかはわからないが、現に東郷は上条と御坂を救っていた。
東郷「……問題ない。それに、まだ自分の任務は達成していない。お前、バイクの運転は出来るか?」
上条「へ?上条さんですか?友達の原付に乗った事ならありますが」
東郷「……なら問題無い。基本は同じだ。その子を抱えてコイツを運転しろ」バッ!!
東郷は、そう言いながらバイクの後部シートへと乗り込む。
御坂は、東郷へと視線を向け、礼を言う。
東郷自身も死なず、部屋のメンバーを守る。
そのお願いの範囲に御坂自身も含まれていたかはわからないが、現に東郷は上条と御坂を救っていた。
東郷「……問題ない。それに、まだ自分の任務は達成していない。お前、バイクの運転は出来るか?」
上条「へ?上条さんですか?友達の原付に乗った事ならありますが」
東郷「……なら問題無い。基本は同じだ。その子を抱えてコイツを運転しろ」バッ!!
東郷は、そう言いながらバイクの後部シートへと乗り込む。
バサァッ……
バサァッ!
上条「何で俺が運転を……ってまさか……」ゾクッ……
上条の背に、冷たい汗が流れる。
そして、大急ぎで御坂を抱えたままバイクの運転席へ。
御坂「(……正直今にも死にそうだけど……少し役得……)」ギュッ!!
御坂は、残った力を使い切る勢いで、上条へとしがみつく。
バサァッ!
上条「何で俺が運転を……ってまさか……」ゾクッ……
上条の背に、冷たい汗が流れる。
そして、大急ぎで御坂を抱えたままバイクの運転席へ。
御坂「(……正直今にも死にそうだけど……少し役得……)」ギュッ!!
御坂は、残った力を使い切る勢いで、上条へとしがみつく。
バサァッ!!
バサァッ!!!
東郷「早く出せッ!!来るぞッ!!」ジャキッ!!
東郷がXショットガンを構える。
上条「クッ!!」ギュルンッ!!
ブォォォオオオオッ!!!
上条がアクセルを振り絞り、一気にバイクを走らせる。
次の瞬間
バサァッ!!!!
天使(聖獣)『グルァァァアアッ!!!』
バサァッ!!!!
上条の右手に殴られ、高架下へと堕ちていった聖獣が、列車上空。
上条達の頭上へと一気に飛び上がってきた。
バサァッ!!!
東郷「早く出せッ!!来るぞッ!!」ジャキッ!!
東郷がXショットガンを構える。
上条「クッ!!」ギュルンッ!!
ブォォォオオオオッ!!!
上条がアクセルを振り絞り、一気にバイクを走らせる。
次の瞬間
バサァッ!!!!
天使(聖獣)『グルァァァアアッ!!!』
バサァッ!!!!
上条の右手に殴られ、高架下へと堕ちていった聖獣が、列車上空。
上条達の頭上へと一気に飛び上がってきた。
ブォォォオオオオッ!!!
東郷「ッ!!」ギョーンッ!!ギョーンッ!!ギョーンッ!!
東郷は、Xショットガンのスコープを覗きながら追いかけてくる聖獣へと撃ち続ける。
聖獣は素早く空中を動き回り、東郷の照準を躱し続ける。
バサァッ!!!
天使(聖獣)『』ググググッ!!
バサァッ!!!
ドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!
上条達を追いかけながら。
更に東郷の狙撃を躱しながら、聖獣は大きな4枚の白い翼から分離した羽根を変形させ、矢のようにバイクへと放つ。
東郷「ッ!!」ギョーンッ!!ギョーンッ!!ギョーンッ!!
東郷は、Xショットガンのスコープを覗きながら追いかけてくる聖獣へと撃ち続ける。
聖獣は素早く空中を動き回り、東郷の照準を躱し続ける。
バサァッ!!!
天使(聖獣)『』ググググッ!!
バサァッ!!!
ドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!
上条達を追いかけながら。
更に東郷の狙撃を躱しながら、聖獣は大きな4枚の白い翼から分離した羽根を変形させ、矢のようにバイクへと放つ。
東郷「加速しろッ!!」ギョーンッ!!ギョーンッ!!!
上条「わかったッ!!」ギュルンッ!!
ブォォォオオオオッ!!!
アクセルを更に回し、バイクの速度が上がる。
バイクの側を、聖獣の放った矢が掠めていく。
一発でも当たれば、上条のバイクの腕では持ち直せないだろう。
上条「東郷さんッ!!早くアイツを何とかしてくれよッ!!」ブォォォオオオオッ!!!
東郷「わかっているッ!!」カシャンッ!!
東郷はショットガンのフォアグリップを動かし、威力を犠牲に攻撃範囲を広める。
そして、スコープを覗いた。
東郷「……捉えたぞ」ジャキッ!!!
ギョーンッ!!ギョーンッ!!ギョーンッ!!!ギョーンッ!!!ギョーンッ!!!!
その瞬間、東郷は聖獣へとトリガーを何度も弾く。
上条「わかったッ!!」ギュルンッ!!
ブォォォオオオオッ!!!
アクセルを更に回し、バイクの速度が上がる。
バイクの側を、聖獣の放った矢が掠めていく。
一発でも当たれば、上条のバイクの腕では持ち直せないだろう。
上条「東郷さんッ!!早くアイツを何とかしてくれよッ!!」ブォォォオオオオッ!!!
東郷「わかっているッ!!」カシャンッ!!
東郷はショットガンのフォアグリップを動かし、威力を犠牲に攻撃範囲を広める。
そして、スコープを覗いた。
東郷「……捉えたぞ」ジャキッ!!!
ギョーンッ!!ギョーンッ!!ギョーンッ!!!ギョーンッ!!!ギョーンッ!!!!
その瞬間、東郷は聖獣へとトリガーを何度も弾く。
3
ブォォォオオオオッ!!!
上条「もうすぐだ。もうすぐアイツ等のところまで!!」
御坂「……」ゼェッ……ゼェッ……
2
バサァッ!!!
天使(聖獣)『』コォォォォオオオッ!!!
バサァッ!!!
聖獣は口を大きく開き、口内に光り輝くエネルギー体のようなモノを形成している。
このタイミングで使用する事から、聖獣のとっておきの力と言ったところだろうか。
ブォォォオオオオッ!!!
上条「もうすぐだ。もうすぐアイツ等のところまで!!」
御坂「……」ゼェッ……ゼェッ……
2
バサァッ!!!
天使(聖獣)『』コォォォォオオオッ!!!
バサァッ!!!
聖獣は口を大きく開き、口内に光り輝くエネルギー体のようなモノを形成している。
このタイミングで使用する事から、聖獣のとっておきの力と言ったところだろうか。
1
ブォォォオオオオッ!!!
上条「ッ!!見えた!!天井達だッ!!」
バイクを走らせる上条の前方に、こちら側を見ている天井達の姿が確認出来た。
たかだか1km程の道のりを走るのに、どれほど長く時間を感じただろうか。
ブォォォオオオオッ!!!
上条「ッ!!見えた!!天井達だッ!!」
バイクを走らせる上条の前方に、こちら側を見ている天井達の姿が確認出来た。
たかだか1km程の道のりを走るのに、どれほど長く時間を感じただろうか。
…………
<5秒前>
偏光能力「ッ!?おい、天井!!アイツ等何かデケェのに追われてんぞ!?」
天井「わかっているさ。レーダーで確認済みだ。さて……」チャキッ……
天井は、こちらに向かってくる上条達と聖獣へとZガンを向ける。
偏光能力「オイオイ……まさかテメェ、アイツ等諸共あの化け物を……」
天井「最悪そうなるかもな……彼等の頭上にあの化け物がいる限りは……」ニィッ……
天井は、聖獣を倒す為なら他の誰が犠牲になろうが気にも留めないだろう。
そして
<5秒前>
偏光能力「ッ!?おい、天井!!アイツ等何かデケェのに追われてんぞ!?」
天井「わかっているさ。レーダーで確認済みだ。さて……」チャキッ……
天井は、こちらに向かってくる上条達と聖獣へとZガンを向ける。
偏光能力「オイオイ……まさかテメェ、アイツ等諸共あの化け物を……」
天井「最悪そうなるかもな……彼等の頭上にあの化け物がいる限りは……」ニィッ……
天井は、聖獣を倒す為なら他の誰が犠牲になろうが気にも留めないだろう。
そして
ブォォォオオオオッ!!!!!
上条「ッ!?あの野郎ッ!!俺等諸共潰す気かッ!?」
上条が、Zガンをこちらに向ける天井に気づく。
東郷「……問題無い。そろそろ3秒だな」スッ……
東郷が、Xショットガンを下ろす。
0
天使(聖獣)『グルァァァアアッ!!!』カッ!!
聖獣が、口内のエネルギー体を上条達へと放とうとしたその瞬間
上条「ッ!?あの野郎ッ!!俺等諸共潰す気かッ!?」
上条が、Zガンをこちらに向ける天井に気づく。
東郷「……問題無い。そろそろ3秒だな」スッ……
東郷が、Xショットガンを下ろす。
0
天使(聖獣)『グルァァァアアッ!!!』カッ!!
聖獣が、口内のエネルギー体を上条達へと放とうとしたその瞬間
ドンッ!!
ドンッ!!!
ドドドドンッ!!!
天使(聖獣)『ギャンッ!?』グラァッ!!
突如、聖獣に前方から強い衝撃が、幾つも撃ち込まれる。
ドンッ!!!
聖獣が放ったエネルギー体は、上条達から照準を大きくズラし、下の23学区へ。
聖獣は突然の攻撃に一瞬怯み、その動きを止めた。
ドンッ!!!
ドドドドンッ!!!
天使(聖獣)『ギャンッ!?』グラァッ!!
突如、聖獣に前方から強い衝撃が、幾つも撃ち込まれる。
ドンッ!!!
聖獣が放ったエネルギー体は、上条達から照準を大きくズラし、下の23学区へ。
聖獣は突然の攻撃に一瞬怯み、その動きを止めた。
天井「ッ!?今だッ!!」クンッ!!
同時に、聖獣に照準を合わせていた天井がZガンのトリガーを弾く。
上条達のバイクは、聖獣が怯んだ隙に距離を離す。
その瞬間
バサァッ!!!
天使(聖獣)『グルァ』
ドォォォォォォォォォォオオオオオオオンッ!!!!
上条「わっ!?」ブォォォオオオオッ!!!
御坂「クッ……」ギュッ!!
東郷「グッ!?……本当に……どうなっているんだこの都市は……」
ガッシャァァァァアアアアアアアアッ!!!!
ガラガラガラガラガラッ…………
同時に、聖獣に照準を合わせていた天井がZガンのトリガーを弾く。
上条達のバイクは、聖獣が怯んだ隙に距離を離す。
その瞬間
バサァッ!!!
天使(聖獣)『グルァ』
ドォォォォォォォォォォオオオオオオオンッ!!!!
上条「わっ!?」ブォォォオオオオッ!!!
御坂「クッ……」ギュッ!!
東郷「グッ!?……本当に……どうなっているんだこの都市は……」
ガッシャァァァァアアアアアアアアッ!!!!
ガラガラガラガラガラッ…………
聖獣に天井のZガンが命中した瞬間。
聖獣は、真下にあった列車のコンテナや高架と共に、空からの超圧力に綺麗に押し潰され、後続のコンテナ車両ごと真下の23学区へと落下。
着弾地点の前後の高架を破壊しながら、後続の列車は全て脱線し、落下した。
聖獣諸共。
カッ!!
ドォォォォォォォォォォオオオオオオオンッ!!!!
上条「わっ!?あの光は……あの化け物が撃った光弾か?」
同時に、少し離れた23学区内の何処かで、光り輝く柱が出現した。
恐らくは、先ほど聖獣が放ったエネルギー体によるモノだろう。
外れたからよかったものの、東郷が銃撃を加えてなければ恐らくアウトだったハズだ。
聖獣は、真下にあった列車のコンテナや高架と共に、空からの超圧力に綺麗に押し潰され、後続のコンテナ車両ごと真下の23学区へと落下。
着弾地点の前後の高架を破壊しながら、後続の列車は全て脱線し、落下した。
聖獣諸共。
カッ!!
ドォォォォォォォォォォオオオオオオオンッ!!!!
上条「わっ!?あの光は……あの化け物が撃った光弾か?」
同時に、少し離れた23学区内の何処かで、光り輝く柱が出現した。
恐らくは、先ほど聖獣が放ったエネルギー体によるモノだろう。
外れたからよかったものの、東郷が銃撃を加えてなければ恐らくアウトだったハズだ。
キキィィィィイイイッ!!!!
天井達の側を走り抜けたバイクを、上条がブレーキをかけて止める。
上条「ハァッ……ハァッ……御坂……もう大丈夫だぞ?」
御坂「うん……」ギュッ……
上条に抱きつくようにしがみついていた御坂を抱え、上条はバイクを降りる。
JJ『騎士様のおかえりだ。やるじゃないか少年』ポンッ
偏光能力「やっと戻ってきたか。遅ぇんだよ第3位」
チームのメンバーが、戻ってきた上条と御坂に声を掛ける。
天井「さて。全員揃ったところで、そろそろこの列車を止めるとするか。
これ以上大事にして、下手に騒ぎを大きくするわけにはいかないからな」
天井達の側を走り抜けたバイクを、上条がブレーキをかけて止める。
上条「ハァッ……ハァッ……御坂……もう大丈夫だぞ?」
御坂「うん……」ギュッ……
上条に抱きつくようにしがみついていた御坂を抱え、上条はバイクを降りる。
JJ『騎士様のおかえりだ。やるじゃないか少年』ポンッ
偏光能力「やっと戻ってきたか。遅ぇんだよ第3位」
チームのメンバーが、戻ってきた上条と御坂に声を掛ける。
天井「さて。全員揃ったところで、そろそろこの列車を止めるとするか。
これ以上大事にして、下手に騒ぎを大きくするわけにはいかないからな」
上条「天井……テメェさっき俺等ごと……」
上条が、先ほどの天井の行動について問い詰めようとする。
天井「ん?何を言ってるんだ。君達なら何とかすると思ってたからこそ、構えて待っていたというのに」
確かに、結果的に天井のZガンによって聖獣を退けた為、強く言及する事は難しい。
上条「……お前だけは……必ず報いが返ってくるぞ?因果応報ってヤツがな……」
天井「だろうな。精々気をつけるさ」ピッ
天井が、上条の立つ列車後部より更に、後部車両へと移動しながらデバイスを取り出し、レーダーを確認する。
万が一、聖獣を先ほどのZガンで倒せなかったにしろ、暫くは時間を稼げているハズだろう。
上条が、先ほどの天井の行動について問い詰めようとする。
天井「ん?何を言ってるんだ。君達なら何とかすると思ってたからこそ、構えて待っていたというのに」
確かに、結果的に天井のZガンによって聖獣を退けた為、強く言及する事は難しい。
上条「……お前だけは……必ず報いが返ってくるぞ?因果応報ってヤツがな……」
天井「だろうな。精々気をつけるさ」ピッ
天井が、上条の立つ列車後部より更に、後部車両へと移動しながらデバイスを取り出し、レーダーを確認する。
万が一、聖獣を先ほどのZガンで倒せなかったにしろ、暫くは時間を稼げているハズだろう。
そう思っていた。
油断していたのだ。
天井も。
上条も。
御坂も。
東郷でさえも。
この場にいた全員が。
天井「ッ!?気をつけろッ!!まだ終わって」ギィンッ!!!!
上条「へ?」
レーダーを見た天井が、全員に注意を促そうとしたその瞬間
上条「な……天……井?」
御坂「……そんな……」
ドォォォォォォォォォォオオオオオオオンッ!!!!
上条の目の前で、天井がいた辺りのコンテナ車両が切り離され、そのままそこから後部の列車丸ごと、天井と共に真下の23学区へと落ちていった。
油断していたのだ。
天井も。
上条も。
御坂も。
東郷でさえも。
この場にいた全員が。
天井「ッ!?気をつけろッ!!まだ終わって」ギィンッ!!!!
上条「へ?」
レーダーを見た天井が、全員に注意を促そうとしたその瞬間
上条「な……天……井?」
御坂「……そんな……」
ドォォォォォォォォォォオオオオオオオンッ!!!!
上条の目の前で、天井がいた辺りのコンテナ車両が切り離され、そのままそこから後部の列車丸ごと、天井と共に真下の23学区へと落ちていった。
ガッシャァァァァアアアアアアアアッ!!!!!!
ドォォォォォォォォォォオオオオオオオンッ!!!!!
上条「天井ッ!!」
偏光能力「クソッ!!一体何が起きやがった!?」ピッ!!
偏光能力が、デバイスを確認する。
学生「な、何だ!?今度は何が起きたんだ!?」
他の全員が下を見ると、列車の落ちた破壊音と共に、爆発による炎や爆発音が確認出来た。
偏光能力「ッ!?上条!!こっちの車両に来い!!今すぐ!!」
上条「ッ!?」ダッ!!
偏光能力が叫び、御坂を抱えた上条は、咄嗟に前の車両へと飛び移る。
その瞬間
ギィンッ!!!!
ズズズズッ…………
上条「な……」
先ほどまで上条が立って居たコンテナ車両は、鋭い刃物のようなモノで豆腐のように切り裂かれ、大部分が下に落下していった。
ドォォォォォォォォォォオオオオオオオンッ!!!!!
上条「天井ッ!!」
偏光能力「クソッ!!一体何が起きやがった!?」ピッ!!
偏光能力が、デバイスを確認する。
学生「な、何だ!?今度は何が起きたんだ!?」
他の全員が下を見ると、列車の落ちた破壊音と共に、爆発による炎や爆発音が確認出来た。
偏光能力「ッ!?上条!!こっちの車両に来い!!今すぐ!!」
上条「ッ!?」ダッ!!
偏光能力が叫び、御坂を抱えた上条は、咄嗟に前の車両へと飛び移る。
その瞬間
ギィンッ!!!!
ズズズズッ…………
上条「な……」
先ほどまで上条が立って居たコンテナ車両は、鋭い刃物のようなモノで豆腐のように切り裂かれ、大部分が下に落下していった。
偏光能力「気をつけろ!!あの化け物、まだ生きてこの列車に纏わり付いてやがる!!どうやったら死ぬんだよコイツはァッ!!!」
偏光能力がレーダー見ると、最後尾のコンテナ車両に青い点。
すなわち、ターゲットの反応が光っている。
ガタンゴトンッ!!
天使『ォォォォォオオオオオッ!!!!』
ガタンゴトンッ!!!
東郷が足止めし、天井のZガンをまともに喰らってもなお、天使は追ってきているのだ。
もはや、先ほどまでの威厳ある聖獣の姿ではない。
上条「天井が居ない今、強力なZガンはもう使えない……どうする?どうすればいい……」
Zガンによって力の半分程を削り取られ、なりふり構わない化け物。
上条達を、排除することだけを目的とした殺戮マシーンが、最難関の天井を排除し、上条達へと喰らい付く。
偏光能力がレーダー見ると、最後尾のコンテナ車両に青い点。
すなわち、ターゲットの反応が光っている。
ガタンゴトンッ!!
天使『ォォォォォオオオオオッ!!!!』
ガタンゴトンッ!!!
東郷が足止めし、天井のZガンをまともに喰らってもなお、天使は追ってきているのだ。
もはや、先ほどまでの威厳ある聖獣の姿ではない。
上条「天井が居ない今、強力なZガンはもう使えない……どうする?どうすればいい……」
Zガンによって力の半分程を削り取られ、なりふり構わない化け物。
上条達を、排除することだけを目的とした殺戮マシーンが、最難関の天井を排除し、上条達へと喰らい付く。
投下終了です。
久々に書くと、書き方忘れちゃいますね……ちゃんと書けてるかどうか……
次回で、このスレも終わりの予定です。
スレタイ御坂のセリフの場面、まだまだ先ですね……まいっかw
VS天使編決着!!
そして、魔術師、能力者、星人、天使の4勢力に加え、更なる勢力が!!
とあるとGANTZに共通するあの勢力と言えば!!
次回もまたよろしくお願いします。おやすみなさい。
久々に書くと、書き方忘れちゃいますね……ちゃんと書けてるかどうか……
次回で、このスレも終わりの予定です。
スレタイ御坂のセリフの場面、まだまだ先ですね……まいっかw
VS天使編決着!!
そして、魔術師、能力者、星人、天使の4勢力に加え、更なる勢力が!!
とあるとGANTZに共通するあの勢力と言えば!!
次回もまたよろしくお願いします。おやすみなさい。
超乙です
この人たち御坂の両足がないことに全く驚いてないですね
この人たち御坂の両足がないことに全く驚いてないですね
勢力…GANTZでいつの間にかフェードアウトしていった吸血鬼か?
しかし今回のミッションじゃエライ被害がでたな
この分じゃ一般人の死者もかなり出てるんじゃないか?
この分じゃ一般人の死者もかなり出てるんじゃないか?
驚くべきは2スレ目終了にしてようやく禁書1巻が終わるって事だな。
姫神編やるの?終わんのコレ?
姫神編やるの?終わんのコレ?
こんばんわ、1です。
それでは、このスレ最後の投下を行います。ゆっくりご覧になってください。
>>929
細かい事気にする子なんて、お兄さん嫌いよ。
>>930
>>931
>>933
>>934
ありがとうございます!!引き続きお楽しみを!!
>>932
とりあえず、このバトルのテーマに準じた終わり方にしたいですね。
>>935
>>936
さて……どうなんでしょうねぇ……
>>937
一応設定としては
星人→極力一般人との共存を望む。怒ったらその限りでは無し。
天使→一般人の被害お構い無し。暴れる。暴れる。暴れる。
って感じです。
なので、天使戦は基本大規模な被害になるかと。
>>938
ん?んん!?
最後に、次回天使戦の安価やるかもです。その時はよろしくお願いします。
それでは、このスレ最後の投下を行います。ゆっくりご覧になってください。
>>929
細かい事気にする子なんて、お兄さん嫌いよ。
>>930
>>931
>>933
>>934
ありがとうございます!!引き続きお楽しみを!!
>>932
とりあえず、このバトルのテーマに準じた終わり方にしたいですね。
>>935
>>936
さて……どうなんでしょうねぇ……
>>937
一応設定としては
星人→極力一般人との共存を望む。怒ったらその限りでは無し。
天使→一般人の被害お構い無し。暴れる。暴れる。暴れる。
って感じです。
なので、天使戦は基本大規模な被害になるかと。
>>938
ん?んん!?
最後に、次回天使戦の安価やるかもです。その時はよろしくお願いします。
02:30
学園都市 第23学区 駅内
プルルルルッ
プルルルルッ
第23学区のとある駅内にて、携帯電話の着信音が鳴り響く。
ピッ
??「ハイもしもし。おぉ、どうした?」
坊主頭で黒いジャケット、黒いズボンと全身黒づくめの男が携帯に出る。
その周りには、ホストのような外見の身なりの整った、これまた黒づくめの男達が数人、談笑していた。
??「ハァッ?マジで?おぉ、わかった。任せとけって。ぜってぇ俺がやってやっから。あぁ」ピッ
学園都市 第23学区 駅内
プルルルルッ
プルルルルッ
第23学区のとある駅内にて、携帯電話の着信音が鳴り響く。
ピッ
??「ハイもしもし。おぉ、どうした?」
坊主頭で黒いジャケット、黒いズボンと全身黒づくめの男が携帯に出る。
その周りには、ホストのような外見の身なりの整った、これまた黒づくめの男達が数人、談笑していた。
??「ハァッ?マジで?おぉ、わかった。任せとけって。ぜってぇ俺がやってやっから。あぁ」ピッ
黒服1「どうしたんすか?斉藤さん」
黒づくめの男の一人が、電話をしていた男に話しかける。
斉藤「何かゴキブリ達が列車でこっちに向かってるっぽいぞ。えらく派手に暴れながら」
黒服1「マジっすか!?」
斉藤「マジだよマジ。わざわざ学園都市まで遊びに来た甲斐があったってモンだ。オラ、お出迎えの準備すんぞ」
黒づくめの男の一人が、電話をしていた男に話しかける。
斉藤「何かゴキブリ達が列車でこっちに向かってるっぽいぞ。えらく派手に暴れながら」
黒服1「マジっすか!?」
斉藤「マジだよマジ。わざわざ学園都市まで遊びに来た甲斐があったってモンだ。オラ、お出迎えの準備すんぞ」
同時刻
第23学区 貨物列車
ガタンゴトンッ!!
ガタンゴトンッ!!!
天使『ォォォォォオオオオオッ……』ドロドロッ……
最後尾のコンテナの上で、身体の半分程を完全に失った天使が、スライムのようにドロドロとした形状になっていた。
もはや殆ど理性は残っていない。
残されたのは、この天使の能力である身体を液化・硬化させる力と、上条達の排除という殺意のみ。
そのスライムのような形状をムチのように伸ばし、先端は刃物のように硬化させ、何本もの鎖鎌のようなモノを作り出していた。
第23学区 貨物列車
ガタンゴトンッ!!
ガタンゴトンッ!!!
天使『ォォォォォオオオオオッ……』ドロドロッ……
最後尾のコンテナの上で、身体の半分程を完全に失った天使が、スライムのようにドロドロとした形状になっていた。
もはや殆ど理性は残っていない。
残されたのは、この天使の能力である身体を液化・硬化させる力と、上条達の排除という殺意のみ。
そのスライムのような形状をムチのように伸ばし、先端は刃物のように硬化させ、何本もの鎖鎌のようなモノを作り出していた。
ギィンッ!!!
ギィンッ!!!
ドォォォォォォォォォォオオオオオオオンッ!!!
そして、その鎖鎌は列車のコンテナを容易く斬り裂き、次々に線路の下へと落下させていく。
そして、上条達をドンドン前の列車へと追い詰めていく。
偏光能力「走れ走れッ!!さっさと先頭車両の方に移動しろ!!追いつかれるぞ!?」ギョーンッ!!ギョーンッ!!!
上条「東郷さんッ!!俺らでコイツを止めるから、先頭車両に行ってコイツを止めてくれッ!!」
東郷「了解した」ダッ!!
偏光能力は、Xガンを天使へと撃ちながら、先頭車両へと逃げるメンバー達の殿を務める。
ギィンッ!!!
ドォォォォォォォォォォオオオオオオオンッ!!!
そして、その鎖鎌は列車のコンテナを容易く斬り裂き、次々に線路の下へと落下させていく。
そして、上条達をドンドン前の列車へと追い詰めていく。
偏光能力「走れ走れッ!!さっさと先頭車両の方に移動しろ!!追いつかれるぞ!?」ギョーンッ!!ギョーンッ!!!
上条「東郷さんッ!!俺らでコイツを止めるから、先頭車両に行ってコイツを止めてくれッ!!」
東郷「了解した」ダッ!!
偏光能力は、Xガンを天使へと撃ちながら、先頭車両へと逃げるメンバー達の殿を務める。
グチャッ!!
グチャッ!!
天使『ォォォォォオオオオオッ……』ドロドロッ……
偏光能力「クッ!!やっぱ効かねぇか!!どうすりゃいいんだよ!!」ギョーンッ!!ギョーンッ!!!
しかし、天使の身体は爆散するも、すぐさま再生してしまう。
今の状態では、Xガンではダメージを与えられないようだ。
上条「どけっ、偏光能力ッ!!」チャキッ!!
バシュウッ!!!
偏光能力の背後から、御坂を抱えたまま上条がYガンを撃つ。
3つの小型ロケットから形成されたレーザー網は、天使を捕らえようと飛んで行く。
しかし、レーザー網は天使の身体を貫通し、拘束する事は出来なかった。
グチャッ!!
天使『ォォォォォオオオオオッ……』ドロドロッ……
偏光能力「クッ!!やっぱ効かねぇか!!どうすりゃいいんだよ!!」ギョーンッ!!ギョーンッ!!!
しかし、天使の身体は爆散するも、すぐさま再生してしまう。
今の状態では、Xガンではダメージを与えられないようだ。
上条「どけっ、偏光能力ッ!!」チャキッ!!
バシュウッ!!!
偏光能力の背後から、御坂を抱えたまま上条がYガンを撃つ。
3つの小型ロケットから形成されたレーザー網は、天使を捕らえようと飛んで行く。
しかし、レーザー網は天使の身体を貫通し、拘束する事は出来なかった。
上条「クソッ!!ほぼ全身液体みたいなモンだから、物理的な攻撃じゃ当たらねぇ!!」
偏光能力「俺の能力も、こう無差別に攻撃してくるヤツには効果がねぇ!!
第3位の電撃や、天井のZガンがあれば有効かもしれねぇけどな」ギョーンッ!!ギョーンッ!!!
今のところ、天使に対しての有効打は、御坂の電撃。上条達は知らないが、御坂の持つ特殊矢。天井のZガン。そして、上条の幻想殺し。
しかし、天井は車両と共に落下し生死不明。
幻想殺しは、御坂を抱えている為使えず、御坂の電撃や矢は、御坂自身が使える様な状態ではない。
偏光能力「俺の能力も、こう無差別に攻撃してくるヤツには効果がねぇ!!
第3位の電撃や、天井のZガンがあれば有効かもしれねぇけどな」ギョーンッ!!ギョーンッ!!!
今のところ、天使に対しての有効打は、御坂の電撃。上条達は知らないが、御坂の持つ特殊矢。天井のZガン。そして、上条の幻想殺し。
しかし、天井は車両と共に落下し生死不明。
幻想殺しは、御坂を抱えている為使えず、御坂の電撃や矢は、御坂自身が使える様な状態ではない。
天使『コォォォォオオオオッ!!!』
ギィンッ!!!
ギィンッ!!!
上条「うわっ!?」バッ!!
ドォォォォォォォォォォオオオオオオオンッ!!!!
再び車両が切り刻まれて落ちて行く。
残る車両は、先頭車両を入れて8両ほど。
余裕はあまり残っていない。
御坂「ねぇ……ちょっと……」ゼェッ、ゼェッ
上条「どうした!?どっか痛むのか!?」
御坂が上条へと声を掛け、上条は一旦下がり、御坂へと応える。
ギィンッ!!!
ギィンッ!!!
上条「うわっ!?」バッ!!
ドォォォォォォォォォォオオオオオオオンッ!!!!
再び車両が切り刻まれて落ちて行く。
残る車両は、先頭車両を入れて8両ほど。
余裕はあまり残っていない。
御坂「ねぇ……ちょっと……」ゼェッ、ゼェッ
上条「どうした!?どっか痛むのか!?」
御坂が上条へと声を掛け、上条は一旦下がり、御坂へと応える。
御坂「私の背中の矢筒に……青い矢が入ってるから……どうにかしてアイツに当てて……そしたら動きを止められるハズ……」ゼェッ、ゼェッ
上条「矢筒?これの事か?」ガサッ
上条は、御坂の背中の矢筒を取り出した。
御坂「そう……それを弓で射れば……多分アイツは凍りつくから……」
上条「この青い矢か?だけど俺、弓なんて撃った事も触った事もねぇよ」
御坂「だったらとにかく……どうにかして、その先端の筒に強い衝撃を与えれば……多分いけるから……」
御坂は、弓を使わずとも先端の筒が割れれば、多少は効果があるハズと上条に説明する。
上条「強い衝撃か……全力で投げればいいのか?でも、アイツの身体を通り抜けそうだけど……ッ!?まてよ?」
上条は、何か思いついたようだ。
上条「矢筒?これの事か?」ガサッ
上条は、御坂の背中の矢筒を取り出した。
御坂「そう……それを弓で射れば……多分アイツは凍りつくから……」
上条「この青い矢か?だけど俺、弓なんて撃った事も触った事もねぇよ」
御坂「だったらとにかく……どうにかして、その先端の筒に強い衝撃を与えれば……多分いけるから……」
御坂は、弓を使わずとも先端の筒が割れれば、多少は効果があるハズと上条に説明する。
上条「強い衝撃か……全力で投げればいいのか?でも、アイツの身体を通り抜けそうだけど……ッ!?まてよ?」
上条は、何か思いついたようだ。
ヒュンッ!!
ヒュンッ!!
ギィンッ!!!
偏光能力「クッ!!こんなヒュンヒュン得物を飛ばされちゃあ、いつまで保つかわかんねぇぞッ!?」バッ!!
天使の放つ鎖鎌のような変則的な動きの攻撃を、偏光能力は避け続ける。
スーツの防御無効の攻撃だ。当たれば致命傷になりかねない。
上条「偏光能力ッ!!Xガンを貸してくれッ!!」
偏光能力「あぁ!?ンなモンどうすんだよ!!コイツには効かねぇぞ!?」
上条「いいから早くッ!!」
上条は、偏光能力へとXガンを要求する。
殺しを行う気の無い上条は、捕獲用のYガンしか銃は持っていないからだ。
ヒュンッ!!
ギィンッ!!!
偏光能力「クッ!!こんなヒュンヒュン得物を飛ばされちゃあ、いつまで保つかわかんねぇぞッ!?」バッ!!
天使の放つ鎖鎌のような変則的な動きの攻撃を、偏光能力は避け続ける。
スーツの防御無効の攻撃だ。当たれば致命傷になりかねない。
上条「偏光能力ッ!!Xガンを貸してくれッ!!」
偏光能力「あぁ!?ンなモンどうすんだよ!!コイツには効かねぇぞ!?」
上条「いいから早くッ!!」
上条は、偏光能力へとXガンを要求する。
殺しを行う気の無い上条は、捕獲用のYガンしか銃は持っていないからだ。
おおそういう使い方があったか!いや合ってるかわからんけどマジで感心した
偏光能力「あーあーわかったよ!!オラッ!!」ヒュッ!!
偏光能力が、Xガンを上条に右手で投げ飛ばした瞬間
天使『ヒャァァァアアアアッ!!!』ヒュンッ!!!
ザンッ!!!
偏光能力「痛ゥッ!!!」ブシュゥッ!!!
偏光能力の右手目掛けて天使の斬撃が襲いかかり、人差し指と中指の二本を失った。
上条「偏光能力ッ!!」パシッ!!
Xガンを受け取った上条は、負傷した偏光能力へと声を掛ける。
偏光能力が、Xガンを上条に右手で投げ飛ばした瞬間
天使『ヒャァァァアアアアッ!!!』ヒュンッ!!!
ザンッ!!!
偏光能力「痛ゥッ!!!」ブシュゥッ!!!
偏光能力の右手目掛けて天使の斬撃が襲いかかり、人差し指と中指の二本を失った。
上条「偏光能力ッ!!」パシッ!!
Xガンを受け取った上条は、負傷した偏光能力へと声を掛ける。
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