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    元スレ上条「答えろよ……GANTZ!!」御坂「私の前に立つのなら……アンタも潰すわよ?」

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    901 : 以下、新鯖からお - 2013/09/05(木) 04:28:56.90 ID:MMTRfknZ0 (+12,+22,-3)
    そろそろ次スレかな?
    902 : 以下、新鯖からお - 2013/09/09(月) 18:30:10.31 ID:9b52FZ9+0 (+9,+24,-1)
    まだかな
    903 : 以下、新鯖からお - 2013/09/09(月) 19:53:10.44 ID:m/OhV5Vo0 (+11,+26,-1)
    わたしまつわ
    904 : 以下、新鯖からお - 2013/09/09(月) 21:10:41.11 ID:3f8QalNDo (+13,+28,-2)
    五日まで待つわ
    905 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 21:01:55.22 ID:TXuLQVV20 (+24,+29,-12)
    こんばんわ。1です。


    ようやくキリのいいところまで作れました。

    まだまだ終わらないVS天使編を、ゆっくりとお届けします。
    906 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 21:23:39.41 ID:TXuLQVV20 (+95,+30,-201)
    上条到着前


    …………




    天使(聖獣)『グルルルルッ……』



    御坂「ウ……ウァァァァァァァアアアッ!!!」バチバチバチッ!!!



    真っ白な獣が目の前に現れた瞬間、御坂は恐怖と共に残る力を振り絞り、全力で電撃を飛ばす。



    バサァッ!!
    バサァッ!!!


    バチィィィィイイッ!!!!



    御坂「なっ!?あ、私の電撃が……翼で……」



    電撃は、聖獣の背に生えた4枚の大きな翼によって、容易く防がれる。



    天使(聖獣)『ガァァァァアアアッ!!!』ダンッ!!


    聖獣は素早く間合いを詰め、御坂へと飛びかかり爪を振るう。



    御坂「クッ!!」バッ!!



    それを素早く避けようと、御坂が横へと転がったその瞬間
    907 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 21:25:49.29 ID:TXuLQVV20 (+95,+30,-169)
    ガブゥッ!!!
    ブチブチッ!!!





    御坂「……え?」ブシュゥゥゥゥゥウウッ!!!




    それを上回る速度で聖獣が反応し、御坂の無事だった右脚を容易く喰い千切った。




    御坂「あ……ァァァァアアアアアアア"ア"ア"ッ!!!」グラァッ!!!




    ガタンゴトンッ!!

    ガタンゴトンッ!!!




    自分の喰い千切られた足を確認した瞬間、御坂は絶叫し、そのまま列車の上から落ちる。


    聖獣『グルッ!?』バッ!!


    聖獣は、御坂が下に落ちたのか確認するも、その姿を確認する事が出来ずに、そのまま喰い千切った足をかじりだした。
    908 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 21:34:51.65 ID:TXuLQVV20 (+95,+30,-142)
    ガタンゴトンッ!!






    御坂「~~~~~~ッ!!!!」ググググッ!!!






    ガタンゴトンッ!!!




    そのすぐ側では、列車のコンテナの横に張り付き、咄嗟にカモフラージュ機能を起動させた御坂が、歯を喰い縛りながら止血を行っていた。





    この1分後程に、上条達が救出に訪れ、現在に戻る。
    909 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 21:36:20.61 ID:TXuLQVV20 (+95,+30,-197)
    02:20


    後続列車コンテナ上




    ガタンゴトンッ!!


    ガタンゴトンッ!!!



    上条「よっと……ヒデェ怪我だ……」


    御坂「ハァッ……ハァッ……」ゼェッ……ゼェッ……




    コンテナに磁力で張り付いていた御坂を、上条が手を伸ばし救い出す。


    御坂を抱えた上条が目にした姿は、腹部貫通・右足の膝下が切断、左足の足首切断という非常に危険な状態だった。


    傷口やその手前ほどの箇所には、しっかりと止血帯が締められている。


    通常ならば、止血する力も中々出ないだろうが、そこは高位の電気能力者だ。
    生体電気を操作し、無理矢理身体を動かしたのだろう。
    910 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 21:45:26.67 ID:TXuLQVV20 (+95,+30,-116)
    上条「お前ほどのヤツがこんなになるなんて……ゴメンな。もっと早く助けに来れたらよかった」



    御坂「ハァッ……ハァッ……何言ってんのよ……ちゃんと助けに来てくれたじゃない……アンタは……」ゼェッ……ゼェッ……



    御坂は、息を荒げ虚ろな目を上条に向けながら答えた。
    誰が見ても危険な状態だ。



    上条「もう喋るなよ御坂。ツラいだろ?もうすぐ帰れるからな」スッ……



    上条は御坂を抱え、東郷の待つバイクの元へと向かう。
    911 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 21:47:39.45 ID:TXuLQVV20 (+95,+30,-152)
    御坂「東郷さん……『お願い』叶えてくれたのね……ありがとう……」ゼェッ……ゼェッ……




    御坂は、東郷へと視線を向け、礼を言う。




    東郷自身も死なず、部屋のメンバーを守る。


    そのお願いの範囲に御坂自身も含まれていたかはわからないが、現に東郷は上条と御坂を救っていた。




    東郷「……問題ない。それに、まだ自分の任務は達成していない。お前、バイクの運転は出来るか?」



    上条「へ?上条さんですか?友達の原付に乗った事ならありますが」



    東郷「……なら問題無い。基本は同じだ。その子を抱えてコイツを運転しろ」バッ!!



    東郷は、そう言いながらバイクの後部シートへと乗り込む。
    912 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 21:55:35.26 ID:TXuLQVV20 (+95,+30,-77)
    バサァッ……

    バサァッ!




    上条「何で俺が運転を……ってまさか……」ゾクッ……



    上条の背に、冷たい汗が流れる。


    そして、大急ぎで御坂を抱えたままバイクの運転席へ。




    御坂「(……正直今にも死にそうだけど……少し役得……)」ギュッ!!


    御坂は、残った力を使い切る勢いで、上条へとしがみつく。
    913 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 21:56:22.95 ID:TXuLQVV20 (+95,+30,-157)
    バサァッ!!


    バサァッ!!!



    東郷「早く出せッ!!来るぞッ!!」ジャキッ!!



    東郷がXショットガンを構える。





    上条「クッ!!」ギュルンッ!!




    ブォォォオオオオッ!!!




    上条がアクセルを振り絞り、一気にバイクを走らせる。


    次の瞬間










    バサァッ!!!!


    天使(聖獣)『グルァァァアアッ!!!』


    バサァッ!!!!




    上条の右手に殴られ、高架下へと堕ちていった聖獣が、列車上空。
    上条達の頭上へと一気に飛び上がってきた。
    914 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 22:00:28.71 ID:TXuLQVV20 (+95,+30,-177)
    ブォォォオオオオッ!!!



    東郷「ッ!!」ギョーンッ!!ギョーンッ!!ギョーンッ!!



    東郷は、Xショットガンのスコープを覗きながら追いかけてくる聖獣へと撃ち続ける。


    聖獣は素早く空中を動き回り、東郷の照準を躱し続ける。






    バサァッ!!!


    天使(聖獣)『』ググググッ!!


    バサァッ!!!




    ドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!




    上条達を追いかけながら。

    更に東郷の狙撃を躱しながら、聖獣は大きな4枚の白い翼から分離した羽根を変形させ、矢のようにバイクへと放つ。
    915 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 22:11:26.42 ID:TXuLQVV20 (+95,+30,-255)
    東郷「加速しろッ!!」ギョーンッ!!ギョーンッ!!!


    上条「わかったッ!!」ギュルンッ!!



    ブォォォオオオオッ!!!



    アクセルを更に回し、バイクの速度が上がる。



    バイクの側を、聖獣の放った矢が掠めていく。
    一発でも当たれば、上条のバイクの腕では持ち直せないだろう。




    上条「東郷さんッ!!早くアイツを何とかしてくれよッ!!」ブォォォオオオオッ!!!


    東郷「わかっているッ!!」カシャンッ!!



    東郷はショットガンのフォアグリップを動かし、威力を犠牲に攻撃範囲を広める。



    そして、スコープを覗いた。




    東郷「……捉えたぞ」ジャキッ!!!



    ギョーンッ!!ギョーンッ!!ギョーンッ!!!ギョーンッ!!!ギョーンッ!!!!




    その瞬間、東郷は聖獣へとトリガーを何度も弾く。
    916 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 22:13:23.29 ID:TXuLQVV20 (+95,+30,-61)
    3



    ブォォォオオオオッ!!!


    上条「もうすぐだ。もうすぐアイツ等のところまで!!」

    御坂「……」ゼェッ……ゼェッ……





    2





    バサァッ!!!


    天使(聖獣)『』コォォォォオオオッ!!!


    バサァッ!!!


    聖獣は口を大きく開き、口内に光り輝くエネルギー体のようなモノを形成している。


    このタイミングで使用する事から、聖獣のとっておきの力と言ったところだろうか。
    917 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 22:21:44.45 ID:TXuLQVV20 (+95,+30,-38)
    1






    ブォォォオオオオッ!!!



    上条「ッ!!見えた!!天井達だッ!!」





    バイクを走らせる上条の前方に、こちら側を見ている天井達の姿が確認出来た。


    たかだか1km程の道のりを走るのに、どれほど長く時間を感じただろうか。
    918 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 22:27:30.87 ID:TXuLQVV20 (+95,+30,-155)
    …………





    <5秒前>




    偏光能力「ッ!?おい、天井!!アイツ等何かデケェのに追われてんぞ!?」



    天井「わかっているさ。レーダーで確認済みだ。さて……」チャキッ……



    天井は、こちらに向かってくる上条達と聖獣へとZガンを向ける。




    偏光能力「オイオイ……まさかテメェ、アイツ等諸共あの化け物を……」



    天井「最悪そうなるかもな……彼等の頭上にあの化け物がいる限りは……」ニィッ……




    天井は、聖獣を倒す為なら他の誰が犠牲になろうが気にも留めないだろう。






    そして
    919 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 22:29:54.78 ID:TXuLQVV20 (+95,+30,-87)
    ブォォォオオオオッ!!!!!




    上条「ッ!?あの野郎ッ!!俺等諸共潰す気かッ!?」



    上条が、Zガンをこちらに向ける天井に気づく。




    東郷「……問題無い。そろそろ3秒だな」スッ……



    東郷が、Xショットガンを下ろす。





    0






    天使(聖獣)『グルァァァアアッ!!!』カッ!!


    聖獣が、口内のエネルギー体を上条達へと放とうとしたその瞬間
    920 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 22:36:57.04 ID:TXuLQVV20 (+95,+30,-132)
    ドンッ!!

    ドンッ!!!

    ドドドドンッ!!!




    天使(聖獣)『ギャンッ!?』グラァッ!!



    突如、聖獣に前方から強い衝撃が、幾つも撃ち込まれる。





    ドンッ!!!


    聖獣が放ったエネルギー体は、上条達から照準を大きくズラし、下の23学区へ。



    聖獣は突然の攻撃に一瞬怯み、その動きを止めた。
    921 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 22:49:09.96 ID:TXuLQVV20 (+95,+30,-114)
    天井「ッ!?今だッ!!」クンッ!!





    同時に、聖獣に照準を合わせていた天井がZガンのトリガーを弾く。


    上条達のバイクは、聖獣が怯んだ隙に距離を離す。






    その瞬間









    バサァッ!!!

    天使(聖獣)『グルァ』



    ドォォォォォォォォォォオオオオオオオンッ!!!!





    上条「わっ!?」ブォォォオオオオッ!!!

    御坂「クッ……」ギュッ!!



    東郷「グッ!?……本当に……どうなっているんだこの都市は……」






    ガッシャァァァァアアアアアアアアッ!!!!

    ガラガラガラガラガラッ…………
    922 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 23:01:07.28 ID:TXuLQVV20 (+95,+30,-212)
    聖獣に天井のZガンが命中した瞬間。




    聖獣は、真下にあった列車のコンテナや高架と共に、空からの超圧力に綺麗に押し潰され、後続のコンテナ車両ごと真下の23学区へと落下。



    着弾地点の前後の高架を破壊しながら、後続の列車は全て脱線し、落下した。


    聖獣諸共。





    カッ!!


    ドォォォォォォォォォォオオオオオオオンッ!!!!






    上条「わっ!?あの光は……あの化け物が撃った光弾か?」




    同時に、少し離れた23学区内の何処かで、光り輝く柱が出現した。


    恐らくは、先ほど聖獣が放ったエネルギー体によるモノだろう。
    外れたからよかったものの、東郷が銃撃を加えてなければ恐らくアウトだったハズだ。
    923 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 23:04:16.50 ID:TXuLQVV20 (+95,+30,-154)
    キキィィィィイイイッ!!!!



    天井達の側を走り抜けたバイクを、上条がブレーキをかけて止める。




    上条「ハァッ……ハァッ……御坂……もう大丈夫だぞ?」


    御坂「うん……」ギュッ……


    上条に抱きつくようにしがみついていた御坂を抱え、上条はバイクを降りる。




    JJ『騎士様のおかえりだ。やるじゃないか少年』ポンッ


    偏光能力「やっと戻ってきたか。遅ぇんだよ第3位」



    チームのメンバーが、戻ってきた上条と御坂に声を掛ける。



    天井「さて。全員揃ったところで、そろそろこの列車を止めるとするか。
    これ以上大事にして、下手に騒ぎを大きくするわけにはいかないからな」
    924 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 23:06:43.23 ID:TXuLQVV20 (+95,+30,-199)
    上条「天井……テメェさっき俺等ごと……」



    上条が、先ほどの天井の行動について問い詰めようとする。



    天井「ん?何を言ってるんだ。君達なら何とかすると思ってたからこそ、構えて待っていたというのに」



    確かに、結果的に天井のZガンによって聖獣を退けた為、強く言及する事は難しい。



    上条「……お前だけは……必ず報いが返ってくるぞ?因果応報ってヤツがな……」


    天井「だろうな。精々気をつけるさ」ピッ


    天井が、上条の立つ列車後部より更に、後部車両へと移動しながらデバイスを取り出し、レーダーを確認する。


    万が一、聖獣を先ほどのZガンで倒せなかったにしろ、暫くは時間を稼げているハズだろう。
    925 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 23:10:15.70 ID:TXuLQVV20 (+95,+30,-155)
    そう思っていた。
    油断していたのだ。





    天井も。


    上条も。


    御坂も。


    東郷でさえも。



    この場にいた全員が。






    天井「ッ!?気をつけろッ!!まだ終わって」ギィンッ!!!!


    上条「へ?」



    レーダーを見た天井が、全員に注意を促そうとしたその瞬間







    上条「な……天……井?」

    御坂「……そんな……」



    ドォォォォォォォォォォオオオオオオオンッ!!!!



    上条の目の前で、天井がいた辺りのコンテナ車両が切り離され、そのままそこから後部の列車丸ごと、天井と共に真下の23学区へと落ちていった。
    926 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 23:13:19.10 ID:TXuLQVV20 (+95,+30,-270)
    ガッシャァァァァアアアアアアアアッ!!!!!!

    ドォォォォォォォォォォオオオオオオオンッ!!!!!





    上条「天井ッ!!」


    偏光能力「クソッ!!一体何が起きやがった!?」ピッ!!



    偏光能力が、デバイスを確認する。



    学生「な、何だ!?今度は何が起きたんだ!?」


    他の全員が下を見ると、列車の落ちた破壊音と共に、爆発による炎や爆発音が確認出来た。



    偏光能力「ッ!?上条!!こっちの車両に来い!!今すぐ!!」



    上条「ッ!?」ダッ!!



    偏光能力が叫び、御坂を抱えた上条は、咄嗟に前の車両へと飛び移る。



    その瞬間




    ギィンッ!!!!



    ズズズズッ…………



    上条「な……」




    先ほどまで上条が立って居たコンテナ車両は、鋭い刃物のようなモノで豆腐のように切り裂かれ、大部分が下に落下していった。
    927 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 23:27:34.57 ID:TXuLQVV20 (+95,+30,-230)
    偏光能力「気をつけろ!!あの化け物、まだ生きてこの列車に纏わり付いてやがる!!どうやったら死ぬんだよコイツはァッ!!!」



    偏光能力がレーダー見ると、最後尾のコンテナ車両に青い点。



    すなわち、ターゲットの反応が光っている。





    ガタンゴトンッ!!



    天使『ォォォォォオオオオオッ!!!!』



    ガタンゴトンッ!!!





    東郷が足止めし、天井のZガンをまともに喰らってもなお、天使は追ってきているのだ。



    もはや、先ほどまでの威厳ある聖獣の姿ではない。



    上条「天井が居ない今、強力なZガンはもう使えない……どうする?どうすればいい……」



    Zガンによって力の半分程を削り取られ、なりふり構わない化け物。



    上条達を、排除することだけを目的とした殺戮マシーンが、最難関の天井を排除し、上条達へと喰らい付く。
    928 : ◆fz1M8o - 2013/09/11(水) 23:33:39.47 ID:TXuLQVV20 (+95,+30,-81)
    投下終了です。


    久々に書くと、書き方忘れちゃいますね……ちゃんと書けてるかどうか……



    次回で、このスレも終わりの予定です。
    スレタイ御坂のセリフの場面、まだまだ先ですね……まいっかw




    VS天使編決着!!



    そして、魔術師、能力者、星人、天使の4勢力に加え、更なる勢力が!!


    とあるとGANTZに共通するあの勢力と言えば!!



    次回もまたよろしくお願いします。おやすみなさい。
    929 : 以下、新鯖からお - 2013/09/11(水) 23:45:08.46 ID:sc3zEqZS0 (+25,+30,-31)
    超乙です
    この人たち御坂の両足がないことに全く驚いてないですね
    930 : 以下、新鯖からお - 2013/09/11(水) 23:45:40.99 ID:3VRPbaVy0 (+25,+29,-21)
    ひさしぶりに楽しませてもらいましたぜ
    乙!
    931 : 以下、新鯖からお - 2013/09/11(水) 23:47:02.83 ID:NTDSL2Fv0 (-3,+10,+0)
    乙です
    932 : 以下、新鯖からお - 2013/09/11(水) 23:50:48.62 ID:cCapabmM0 (+25,+29,-10)
    乙  次で天使編終了?  どう決着つけるのか楽しみだ
    933 : 以下、新鯖からお - 2013/09/12(木) 06:14:35.42 ID:EyYMrjDco (+7,+22,-1)
    乙でした
    934 : 以下、新鯖からお - 2013/09/12(木) 06:31:35.59 ID:I5b49slRo (+20,+29,-2)
    うおおお復活乙です!!!
    935 : 以下、新鯖からお - 2013/09/12(木) 11:39:34.89 ID:+pvRcyTJ0 (+25,+29,-25)
    勢力…GANTZでいつの間にかフェードアウトしていった吸血鬼か?
    936 : 以下、新鯖からお - 2013/09/12(木) 12:39:27.47 ID:l5k22xW7o (+20,+29,-3)
    姫神大活躍フラグだと!?
    937 : 以下、新鯖からお - 2013/09/12(木) 13:44:25.26 ID:thbRgSEB0 (+25,+29,-55)
    しかし今回のミッションじゃエライ被害がでたな
    この分じゃ一般人の死者もかなり出てるんじゃないか?
    938 : ◆fz1M8o - 2013/09/12(木) 17:46:57.46 ID:jWM2uMLI0 (+25,+29,-17)
    驚くべきは2スレ目終了にしてようやく禁書1巻が終わるって事だな。
    姫神編やるの?終わんのコレ?
    939 : ◆fz1M8o - 2013/09/12(木) 20:49:22.25 ID:kC7CQ1/a0 (+33,+30,-129)
    こんばんわ、1です。


    それでは、このスレ最後の投下を行います。ゆっくりご覧になってください。



    >>929
    細かい事気にする子なんて、お兄さん嫌いよ。

    >>930
    >>931
    >>933
    >>934
    ありがとうございます!!引き続きお楽しみを!!

    >>932
    とりあえず、このバトルのテーマに準じた終わり方にしたいですね。

    >>935
    >>936
    さて……どうなんでしょうねぇ……

    >>937
    一応設定としては

    星人→極力一般人との共存を望む。怒ったらその限りでは無し。

    天使→一般人の被害お構い無し。暴れる。暴れる。暴れる。


    って感じです。

    なので、天使戦は基本大規模な被害になるかと。


    >>938
    ん?んん!?


    最後に、次回天使戦の安価やるかもです。その時はよろしくお願いします。
    940 : ◆fz1M8o - 2013/09/12(木) 21:04:44.68 ID:kC7CQ1/a0 (+95,+30,-163)
    02:30



    学園都市 第23学区 駅内




    プルルルルッ


    プルルルルッ



    第23学区のとある駅内にて、携帯電話の着信音が鳴り響く。




    ピッ



    ??「ハイもしもし。おぉ、どうした?」



    坊主頭で黒いジャケット、黒いズボンと全身黒づくめの男が携帯に出る。


    その周りには、ホストのような外見の身なりの整った、これまた黒づくめの男達が数人、談笑していた。



    ??「ハァッ?マジで?おぉ、わかった。任せとけって。ぜってぇ俺がやってやっから。あぁ」ピッ
    941 : ◆fz1M8o - 2013/09/12(木) 21:05:52.30 ID:kC7CQ1/a0 (+95,+30,-88)
    黒服1「どうしたんすか?斉藤さん」



    黒づくめの男の一人が、電話をしていた男に話しかける。



    斉藤「何かゴキブリ達が列車でこっちに向かってるっぽいぞ。えらく派手に暴れながら」



    黒服1「マジっすか!?」



    斉藤「マジだよマジ。わざわざ学園都市まで遊びに来た甲斐があったってモンだ。オラ、お出迎えの準備すんぞ」
    942 : ◆fz1M8o - 2013/09/12(木) 21:06:45.57 ID:kC7CQ1/a0 (+95,+30,-167)
    同時刻




    第23学区 貨物列車




    ガタンゴトンッ!!

    ガタンゴトンッ!!!



    天使『ォォォォォオオオオオッ……』ドロドロッ……


    最後尾のコンテナの上で、身体の半分程を完全に失った天使が、スライムのようにドロドロとした形状になっていた。


    もはや殆ど理性は残っていない。


    残されたのは、この天使の能力である身体を液化・硬化させる力と、上条達の排除という殺意のみ。


    そのスライムのような形状をムチのように伸ばし、先端は刃物のように硬化させ、何本もの鎖鎌のようなモノを作り出していた。
    943 : ◆fz1M8o - 2013/09/12(木) 21:11:11.66 ID:kC7CQ1/a0 (+95,+30,-220)
    ギィンッ!!!

    ギィンッ!!!



    ドォォォォォォォォォォオオオオオオオンッ!!!



    そして、その鎖鎌は列車のコンテナを容易く斬り裂き、次々に線路の下へと落下させていく。


    そして、上条達をドンドン前の列車へと追い詰めていく。



    偏光能力「走れ走れッ!!さっさと先頭車両の方に移動しろ!!追いつかれるぞ!?」ギョーンッ!!ギョーンッ!!!


    上条「東郷さんッ!!俺らでコイツを止めるから、先頭車両に行ってコイツを止めてくれッ!!」



    東郷「了解した」ダッ!!



    偏光能力は、Xガンを天使へと撃ちながら、先頭車両へと逃げるメンバー達の殿を務める。
    944 : ◆fz1M8o - 2013/09/12(木) 21:13:38.50 ID:kC7CQ1/a0 (+95,+30,-157)
    グチャッ!!

    グチャッ!!



    天使『ォォォォォオオオオオッ……』ドロドロッ……



    偏光能力「クッ!!やっぱ効かねぇか!!どうすりゃいいんだよ!!」ギョーンッ!!ギョーンッ!!!



    しかし、天使の身体は爆散するも、すぐさま再生してしまう。


    今の状態では、Xガンではダメージを与えられないようだ。




    上条「どけっ、偏光能力ッ!!」チャキッ!!



    バシュウッ!!!



    偏光能力の背後から、御坂を抱えたまま上条がYガンを撃つ。

    3つの小型ロケットから形成されたレーザー網は、天使を捕らえようと飛んで行く。



    しかし、レーザー網は天使の身体を貫通し、拘束する事は出来なかった。
    945 : ◆fz1M8o - 2013/09/12(木) 21:20:03.37 ID:kC7CQ1/a0 (+95,+30,-208)
    上条「クソッ!!ほぼ全身液体みたいなモンだから、物理的な攻撃じゃ当たらねぇ!!」


    偏光能力「俺の能力も、こう無差別に攻撃してくるヤツには効果がねぇ!!
    第3位の電撃や、天井のZガンがあれば有効かもしれねぇけどな」ギョーンッ!!ギョーンッ!!!



    今のところ、天使に対しての有効打は、御坂の電撃。上条達は知らないが、御坂の持つ特殊矢。天井のZガン。そして、上条の幻想殺し。



    しかし、天井は車両と共に落下し生死不明。


    幻想殺しは、御坂を抱えている為使えず、御坂の電撃や矢は、御坂自身が使える様な状態ではない。
    946 : ◆fz1M8o - 2013/09/12(木) 21:30:35.17 ID:kC7CQ1/a0 (+95,+30,-173)
    天使『コォォォォオオオオッ!!!』



    ギィンッ!!!

    ギィンッ!!!


    上条「うわっ!?」バッ!!


    ドォォォォォォォォォォオオオオオオオンッ!!!!



    再び車両が切り刻まれて落ちて行く。


    残る車両は、先頭車両を入れて8両ほど。


    余裕はあまり残っていない。




    御坂「ねぇ……ちょっと……」ゼェッ、ゼェッ


    上条「どうした!?どっか痛むのか!?」


    御坂が上条へと声を掛け、上条は一旦下がり、御坂へと応える。
    947 : ◆fz1M8o - 2013/09/12(木) 22:22:32.75 ID:kC7CQ1/a0 (+95,+30,-248)
    御坂「私の背中の矢筒に……青い矢が入ってるから……どうにかしてアイツに当てて……そしたら動きを止められるハズ……」ゼェッ、ゼェッ



    上条「矢筒?これの事か?」ガサッ



    上条は、御坂の背中の矢筒を取り出した。



    御坂「そう……それを弓で射れば……多分アイツは凍りつくから……」


    上条「この青い矢か?だけど俺、弓なんて撃った事も触った事もねぇよ」


    御坂「だったらとにかく……どうにかして、その先端の筒に強い衝撃を与えれば……多分いけるから……」



    御坂は、弓を使わずとも先端の筒が割れれば、多少は効果があるハズと上条に説明する。




    上条「強い衝撃か……全力で投げればいいのか?でも、アイツの身体を通り抜けそうだけど……ッ!?まてよ?」


    上条は、何か思いついたようだ。
    948 : ◆fz1M8o - 2013/09/12(木) 22:40:56.20 ID:kC7CQ1/a0 (+95,+30,-231)
    ヒュンッ!!

    ヒュンッ!!

    ギィンッ!!!



    偏光能力「クッ!!こんなヒュンヒュン得物を飛ばされちゃあ、いつまで保つかわかんねぇぞッ!?」バッ!!



    天使の放つ鎖鎌のような変則的な動きの攻撃を、偏光能力は避け続ける。


    スーツの防御無効の攻撃だ。当たれば致命傷になりかねない。



    上条「偏光能力ッ!!Xガンを貸してくれッ!!」


    偏光能力「あぁ!?ンなモンどうすんだよ!!コイツには効かねぇぞ!?」


    上条「いいから早くッ!!」


    上条は、偏光能力へとXガンを要求する。
    殺しを行う気の無い上条は、捕獲用のYガンしか銃は持っていないからだ。
    949 : 以下、新鯖からお - 2013/09/12(木) 22:45:21.20 ID:Ebh/A01Bo (+24,+29,-8)
    おおそういう使い方があったか!いや合ってるかわからんけどマジで感心した
    950 : ◆fz1M8o - 2013/09/12(木) 22:54:21.20 ID:kC7CQ1/a0 (+95,+30,-219)
    偏光能力「あーあーわかったよ!!オラッ!!」ヒュッ!!


    偏光能力が、Xガンを上条に右手で投げ飛ばした瞬間




    天使『ヒャァァァアアアアッ!!!』ヒュンッ!!!




    ザンッ!!!


    偏光能力「痛ゥッ!!!」ブシュゥッ!!!



    偏光能力の右手目掛けて天使の斬撃が襲いかかり、人差し指と中指の二本を失った。




    上条「偏光能力ッ!!」パシッ!!


    Xガンを受け取った上条は、負傷した偏光能力へと声を掛ける。
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