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    元スレ幸子「プロデューサーさんが喫茶店を始めたんですけど」

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    301 = 280 :

    ―――P喫茶店―――

    まゆ「……こん、にちは」

    「ただいま」

    P「お帰り。でもここお前の家じゃないからな?」

    「同じようなものでしょ?ああ、それとちょっと」クイクイ

    P「え?何?」

    「せーのっ!」バチン!

    P「へぶぅ?!」

    まゆ「あ、あの、凛さん?」

    「一発ぶたないと私のこの気持ちが落ち着かないの」

    P「い、いってぇ……本気でやりやがったな」

    「うん。だからPさんもまゆに本気でぶつかってあげて」

    P「……そういうことかよ……ホント、お前って俺の事わかってんな」

    「大好きだもん。当たり前だよ」

    P「……ありがとな」

    302 = 280 :

    P「まゆ」

    まゆ「なん、ですか」ビクッ

    P「……俺は、何をしたらいい?」

    まゆ「え?」

    P「俺は、お前に取り返しのつかないことをしかけた」

    P「だから、まゆ。俺にできることなら、俺は何でもするつもりだ」

    まゆ「……なん、でも?」

    P「ああ」



    幸子「ん?」

    雪美「ん?」

    「はいはい。下がってて」

    303 = 280 :

    まゆ「……それじゃあ、まゆ、は」

    まゆ「Pさん、Pさんが欲し―――」

    まゆ「……違い、ますね」

    まゆ「Pさん」

    P「なんだ?」

    まゆ「まゆ、部屋の家具全部捨てちゃったんです」

    P「そう、か」

    まゆ「だから……机と椅子や、この赤いリボンを選んでくれた時のように……」

    まゆ「全部、選んでくれると、嬉しいです」

    P「……わかった。金も払うよ」

    まゆ「いいえ、それはいいんです。捨てたのはまゆですから」

    まゆ「選んでくれるだけでいいです。でも、あと一つだけ、いいですか?」

    P「なんだ?」

    まゆ「この赤いリボンで……私の髪を、結んでください」

    304 = 280 :

    P「お安い御用だ」シュルッ

    まゆ「……んっ」

    P「ご、ごめんな。痛いか?」

    まゆ「いいえ……大丈夫、です」

    まゆ「……Pさん。最後の我が儘、です」

    P「ちょっと待っててくれな。もう少しでリボンを―――」

    まゆ「Pさん、大好きです」チュッ

    P「んむっ?!」

    まゆ「ん……ぷはっ」

    P「ま、まゆ……おま」

    まゆ「……ふふっ」

    「ちょっとまゆ。それはいくらなんでも許せないよ?」

    幸子「き、きききき、キスなんて、そんな、はははは、ハレンチです!!」

    雪美「……私も……ちゅー」

    まゆ「ごめんなさぁい。まゆ、まだ少しだけ寂しくてぇ」

    P「な、な、な」

    「……全く。今回だけだよ?」

    まゆ「はい」

    305 = 280 :

    ―――帰り道―――

    「よかったの?」

    まゆ「何が、ですかぁ?」

    「Pさんが欲しい、って言わなかったこと」

    まゆ「……あれは、まゆが望んだことじゃないです」

    まゆ「あれを望んだのは……【まゆ】、ですから」

    「……そっか」

    まゆ「【まゆ】もきっと、Pさんが大好きだったんです。誰よりも、私と同じくらいに」

    まゆ「でも……道を、間違えてしまった」

    まゆ「まゆはもう、道を踏み外したくないですから」

    「……ふふっ、後で言わなかったこと、後悔するよ?」

    まゆ「後悔なんてしませんよぉ。Pさんはまゆの虜ですからぁ」

    「そんなことないと思うな。そのうち私もキスするし」

    まゆ「ふふふ……」

    「ふふふ……」

    306 = 280 :

    まゆ「凛さん。負けませんからね?」

    「負けるつもりないから」

    まゆ「まゆも、ですよ」


    まゆ「(もし、これでPさんが他の人とくっついても)」

    まゆ「(まゆは、Pさんのことを大好きでい続けますから)」

    まゆ「(もう、踏み外しません)」

    まゆ「(だから―――今は、まだPさんを感じていたいんです)」

    まゆ「(まゆの我が儘に……もう少しだけ、付き合ってくださいね?Pさん)」



    まゆ長くなってしまった……すまぬ。
    恐らく次で今日は最後 >>+5

    307 :

    奏 前

    308 :

    奏 前

    309 :

    李衣菜 前

    310 :

    ちゃんみお 前

    311 = 286 :

    藍子 前

    312 :

    美嘉 前

    313 :

    大原みちる 後

    314 = 296 :

    奏 前

    315 :

    星輝子 前

    316 :

    奏 前

    317 = 315 :

    星輝子 前

    318 = 308 :

    藍子でてるよね?

    319 = 280 :

    藍子ちゃんは……あれ、やりましたよね?確か……

    とりあえず再安価 >>+4

    320 = 316 :

    奏 前

    321 = 315 :

    星輝子 前

    322 = 308 :


     前

    323 :

    日菜子 前

    324 = 296 :

    奏 前

    325 = 310 :

    ちゃんみお 前

    326 = 312 :

    美嘉

    327 = 307 :

    奏 前

    328 :

    1
    再安価してください

    329 = 312 :

    安価下になるかと思って油断した…

    330 = 280 :

    ―――日菜子の部屋―――

    日菜子「むふふ……ここで、白馬の王子様がですねぇ……」

    日菜子「……」

    日菜子「……ダメ、ですねぇ」

    日菜子「この先を……日菜子、妄想できなくなっちゃったみたいですねぇ……」

    日菜子「……理由なんて、はっきりしてるんですけどねぇ」

    日菜子「私の白馬の王子様、あなたはどこへ行ったんでしょう……?」

    331 = 307 :

    これだけ同志がいて何故とれないんだ…

    332 = 286 :

    でてたのか、スマヌ

    333 = 280 :

    >>329 すみません。基本的に安価ミスなら再安価にしております……

    ―――数日前 事務所―――

    日菜子「創作紙芝居、ですかぁ?」

    ちひろ「そうなの。なんでも、次の仕事で子供番組で……」

    日菜子「そうなんですか……それで、日菜子を?」

    ちひろ「はい。妄想といえば日菜子ちゃんの得意分野と思いまして」

    日菜子「むふふ……任せてください」

    ちひろ「よろしくね?」

    日菜子「わかってますよぉ。むふふ」

    334 = 280 :

    日菜子「……最近、妄想が捗らないと思ってましたけど」

    日菜子「まさかここまでとは、思いませんでしたねぇ……」

    日菜子「……仕事、明日なんですよねぇ」

    日菜子「どうしましょうかねぇ……これ……」

    日菜子「……ちょっと、外を散歩しましょうか」

    日菜子「根を詰めてばかりじゃ、妄想は色彩を失っちゃいますからねぇ……むふふ」

    335 = 280 :

    ―――P喫茶店前―――

    日菜子「ここで……王子様が……むふふ」

    日菜子「ああでも、こういう登場の方が―――」

    ―――キキーッ

    日菜子「……えっ」

    ガシャァン

    日菜子「……っ」

    日菜子「……あ、あれ……日菜子……」

    P「ったく。大丈夫か日菜子?ちょうど店から出てきた時だったから、なんとか抱きかかえて道路から外れられたけど……」

    日菜子「……王子、様」

    P「は?」

    日菜子「王子様……やっと、見つけましたぁ……むふふ」

    P「おーい日菜子?頭でも打ったか?」

    336 = 280 :

    ―――P喫茶店―――

    P「妄想癖、いい加減直せよ?今回はあっちの信号無視って形で話がついたからいいけどさ」

    日菜子「すみません……むふふ」

    P「さっきから笑ってるけど、一体どうした?」

    日菜子「なんでもないですよぉ……むふふふふ」

    P「……ちょっと怖いぞ」

    日菜子「むふ、むふふふ……やっと見つけました、王子様」

    P「本当に頭でも打ったのか?」

    日菜子「打ってませんよぉ」

    337 = 280 :

    P「ほら、ミルクティー。これ飲んで落ち着け」

    日菜子「ありがとうございます……あの、Pさん」

    P「ん?」

    日菜子「日菜子今、紙芝居を描いてるんですよぉ」

    P「へぇ、面白そうじゃないか」

    日菜子「それでですねぇ……Pさんをモデルに、紙芝居を描きたいんです」

    P「俺をモデル?」

    日菜子「はい……Pさんは、日菜子の白馬の王子様ですから」

    P「まぁ、お前がいいならいいけど」

    日菜子「そうですかぁ。ありがとうございます、むふふ」

    P「……18禁とかは勘弁な」

    338 = 280 :

    ―――数時間後―――

    日菜子「……むふふ」

    P「なんだよ」

    日菜子「共同作業ですねぇ」

    P「そうだな、俺がたまにアイデアを出して、それや妄想を元に日菜子が紙芝居を描く」

    日菜子「夫婦みたいですねぇ」

    P「なんでそうなる」

    日菜子「共同作業ですから」

    P「……お前の妄想力には、たまに敬意を表するよ」

    日菜子「むふふ……」

    339 = 280 :

    日菜子「できましたぁ!」

    P「ふぅ、疲れたぜ」

    日菜子「……お疲れ様でしたぁ」

    P「本当にな」

    日菜子「あの……ありがとうございましたぁ。二回も助けてもらって」

    P「……俺が育てたアイドルだしな。大事にするさ」

    日菜子「むふふ、大事にしてもらって嬉しいです」

    日菜子「Pさん、また一緒に、紙芝居を作ってもらえませんかぁ?」

    P「暇なときにな」

    日菜子「むふふ、ありがとうございます」


    日菜子「(今度は、シンデレラを作りましょう?)」

    日菜子「(私がシンデレラで……Pさんが王子様な、そんな素敵な、紙芝居を)」


    340 = 280 :

    途中で落ちるかもしれないけど、まだ行けそうなので安価。

    >>+6

    341 = 308 :

    奏 前

    342 :

    343 :

    奏 前

    344 = 316 :

    奏 前

    345 = 328 :

    奏 前

    346 = 310 :

    本田未央 前

    347 :

    ちゃんみお 前

    348 = 296 :

    ほたる 前

    349 = 323 :

    森久保 前

    350 = 315 :

    星輝子 前


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