元スレ上条「たまんねえな!」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
601 = 598 :
上条「だ、だけどそれに何の意味があるんだ?」
トール「大有りだ。7月28日…占星術で対応するのはウルズ。
ウルズは大自然のエネルギーを表す。
俺たちが記憶喪失になる際に、偶然その力が発生した。
それも、一人だけならまだしも、二人同時に、だ。
それにより、神と人とを繋ぐ『扉』が開いたんだろうよ」
上条「そんなエネルギーなんて、どこにも…!」
(アレイスター「私は…彼(エイワス)とは、君と『上条当麻』のような関係になれなかったからね」)
上条「まさか、『上条当麻』が…?」
トール「だろうな。あの日、記憶を失ったことで死んだとされた『上条当麻』と、『トール』によってエネルギーが発生した」
602 = 598 :
トール「――さて、現状で解ることは整理できたな。で、何か質問は?」
上条「…なあ、俺達は『上条当麻』と『トール』か?」
トール「……いや、そいつらは別の人間だ。俺達じゃねえよ」
上条「じゃあ、俺達は何者なんだろうな…」
トール「さあな……」
上条「………」
トール「………」
上条「………」
トール「………」
上条「………プッ」
トール「………クッ」
603 = 598 :
『アーッハッハッハッハッハッ!!!!!』
604 = 598 :
上条「何だコレ!?ホント何だよコレぇ!!」
トール「やっべえツボった!最高じゃねえか!名無し同士の戦いって何処の掲示板だよ!?」
上条「いいねいいねェ最ッ高だねェ!!
地位も名誉も名前も人種も境遇も、何にも無い!!」
トール「誰にも縛られず、ただ自分の為に、目の前の相手の戦いに命を賭ける!!」
605 = 598 :
上条・トール「「たまんねえなっ!!」」
606 = 597 :
スレタイ回収来た!!
607 = 598 :
タイトル 回 収
クリスマスに合わせて回収できてよかった。
因みに、クリスマスに書き込んでる時点で色々お察しだろうが聞くな
んじゃメリークリスマス
608 :
乙!ここでスレタイ回収きたか
609 :
乙
たまんねえなメリークリスマス
610 :
見事だ。まるでアリサの奇跡のようだ。
もしかしたらアリサも上条さんとトールのような存在なのかも。
611 :
再構成とかならともかく、原作ありきのssでここまで設定を捻っちゃうとな
612 :
いやーー本当…
たまんないねぇ!!
613 :
なんだこれ熱いなぁおい!たまんねえな!
614 :
もしかしてこれで終わり!?
615 :
御坂「…あそこね」
垣根「ええ…それにしても、凄まじいですね。身体中が衝撃でビリビリします…おや?あの子は…」
御坂「ん?…ってアンタ…アイツんとこの腹ペコシスターじゃない」
インデックス「短髪と…なんか白い人も来たんだね」
垣根「あなたが此処に居るということは…間違いないんですね」
インデックス「うん。この先に、とうまが居るよ」
御坂「この先にアイツが…ねえ、アイツは一体誰と戦ってるの?」
土御門「それは俺も知りたいにゃー」
616 = 615 :
御坂「あれ?アンタは夏休みの時にアイツと一緒に居た…」
土御門「土御門元春だにゃー。第三位の事は兼ねてから妹に聞いてるぜよ」
御坂「土御門?ってまさか…」
土御門「そう!舞夏は俺の義妹だにゃー!」
御坂「…なんかあいつの漫画の趣味が笑えなくなってきた…」
垣根「…あなたは」
土御門「…そういう自分は第二位か。成る程、どうやら他の超能力者は来てないようだな」
御坂「(あれ?雰囲気が変わった…?)」
インデックス「そんなことよりもとはる、バードウェイからなにも聞いてないの?」
土御門「…何をだ?」
インデックス「?だからとうまの戦ってる相手。北欧系の魔術師の、雷神トールなんだよ」
土御門「…は?」
617 = 615 :
バードウェイ「……ああ、そう言えば伝えてなかったな」
土御門「おま…よりにもよってあの戦争代理人だと!?」
御坂「トール…だれ?」
バードウェイ「…前に共闘していただろう」
御坂「えーっと…ああ、あの金髪のすっごく気安い奴?」
垣根「(…知らないですね)」
エイワス「…ここで話していても何だし、先に進むべきではないかね?」
土御門「」
バードウェイ「」
御坂「うわ、眩しい」
垣根「(なんか似てますね)」
インデックス「あ、そうだね。いこ?」
618 :
-移動中-
バードウェイ「…事情はわかった。何というか、お前の家系は無茶苦茶だ」
インデックス「えへ」
御坂「えーっと…つまりどういうこと?」
土御門「こいつの家族で地球がヤバいってことだ」
垣根「随分簡単にまとめましたね」
エイワス「安心したまえ。私達にはそのようなつもりはないのだからね…さて、着いたようだ」
御坂「え?何もないじゃない」
エイワス「…わかるかい?」
インデックス「…うん。ここだね」
エイワス「では、頼んだよ」
インデックス「…C E A W A T O A T O T S U T(全てを覆う絶対的な壁は我らを認め、その真実を明かす) 」
シュウゥゥ…
垣根「!何かが突然現れた…?」
バードウェイ「結界だ。禁書目録の強制詠唱で不可視の結界を可視化しただけだ」
御坂「あ、アイツらは?」
インデックス「あそこだよ」
エイワス「…ほう」
619 :
五和さんはどこ?
620 :
やっヴェ、五和の存在を素で忘れてた
>>615から書き直します
621 = 620 :
御坂「…あそこね」
垣根「ええ…それにしても、凄まじいですね。身体中が衝撃でビリビリします…おや?あの子は…」
御坂「ん?…ってアンタ…アイツんとこの腹ペコシスターじゃない」
インデックス「短髪と…なんか白い人も来たんだね」
垣根「あなたが此処に居るということは…間違いないんですね」
インデックス「うん。この先に、とうまが居るよ」
御坂「この先にアイツが…ねえ、アイツは一体誰と戦ってるの?」
土御門「それは俺も知りたいにゃー」
622 = 620 :
御坂「あれ?アンタは夏休みの時にアイツと一緒に居た…あとその後ろの人はあの時の…!」
五和「こ、こんばんわ、改めて、五和といいます」
土御門「土御門元春だにゃー。第三位の事は兼ねてから妹に聞いてるぜよ」
御坂「土御門?ってまさか…」
土御門「そう!舞夏は俺の義妹だにゃー!」
御坂「…なんかあいつの漫画の趣味が笑えなくなってきた…」
垣根「…あなたは、グループの…」
土御門「…そういう自分は第二位か。成る程、どうやら他の超能力者は来てないようだな」
御坂「(あれ?雰囲気が変わった…?)」
五和「(グループ…?)」
インデックス「そんなことよりもとはる、バードウェイからなにも聞いてないの?」
土御門「…何をだ?」
インデックス「?だからとうまの戦ってる相手。北欧系の魔術師の、雷神トールなんだよ」
土御門「…は?」
五和「…え?」
623 = 620 :
バードウェイ「……ああ、そう言えば伝えてなかったな」
土御門「おま…よりにもよってあの戦争代理人だと!?」
五和「雷神トール…そんな化け物みたいな人と戦ってるなんて…」
御坂「トール…だれ?」
バードウェイ「…前に共闘していただろう」
御坂「えーっと…ああ、あの金髪のすっごく気安い奴?」
垣根「(…知らないですね)」
エイワス「ふむ…ここで話していても何だし、先に進むべきではないかね?」
土御門「」
バードウェイ「」
五和「えっ…あの…これって…」
御坂「うわ、眩しい」
垣根「(なんか似てますね)」
インデックス「あ、そうだね。いこ?」
624 :
-移動中-
バードウェイ「…事情はわかった。何というか、お前の家系は無茶苦茶だ」
インデックス「えへ」
御坂「えーっと…つまりどういうこと?」
土御門「こいつの家族で地球がヤバい」
垣根「随分簡単にまとめましたね」
五和「こちら(魔術)側の身としては、本当に笑えないですね」
エイワス「安心したまえ。私達にはそのようなつもりはないのだからね…さて、着いたようだ」
御坂「え?何もないじゃない」
エイワス「…わかるかい?」
インデックス「…うん。ここだね」
エイワス「では、頼んだよ」
インデックス「…C E A W A T O A T O T S U T(全てを覆う絶対的な壁は我らを認め、その真実を明かす) 」
シュウゥゥ…
垣根「!何かが突然現れた…?」
五和「これは…結界ですね。それもかなり高度なものです」
バードウェイ「強制詠唱で不可視の結界を可視化したのか」
御坂「あ、アイツらは?」
インデックス「あそこだよ」
エイワス「…ほう」
625 :
期待高まる
626 :
まあこれは期待せざるを得ないな。
627 = 624 :
ドッ!!
ズドン!!
彼女らの視線の先には、凄まじい衝撃の中、人によっては狂喜とも言えるような笑みを浮かべる二人が居た。
トール「オラオラ!どんどん行くぞ!!」
幾つもの力の塊を上条へと放つが、上条は空中を蹴るようにし、全てを躱す。
上条「そんなもん当たらねえよ!!オラッ!」
上条もトールへと殴りかかるが、ガードで受け止められる。
トール「便利だな、空飛ぶ靴」
上条「やらねえぞ?」
トール「貰っても使えねえよ。さて、こいつはどうだ?」
上条「――!!」
トールが空に向かい手を翳す。その瞬間、トールの頭上に巨大な力の球が出現した。
628 = 624 :
トールが嘗て使っていた『投擲の槌』は、どうしても攻撃が広範囲に及んでしまい、無用な被害を
出してしまっていた。
無駄な破壊を望まないトールにとって、この被害は非常に心が痛むものであった。
しかし、彼の目の前に、その被害を抑えられる人物が現れた。
そして
そして。
その男との戦いを経て、彼は今『破壊と収束』の力を持つ『雷神の槌』を手にしている。
トール「神具『雷神の槌』はマリアンの『投擲の槌』とは威力も性能も段違いだぜ?」
彼が作り出したそれは、かつて一方通行が作り出した高電離気体(プラズマ)よりも一回り大きく、威力に至ってはまるで比べ物にならない。
トール「そら――よっ!!」
629 = 624 :
回避は不可能。
受け止める?それも愚策だ、打ち消している間を狙われる。
上条「(なら…)」
上条は、向かい来る球体へ立ちはだかるように向き直った。
630 = 624 :
これまでの上条当麻は、たった一つ、己の右手のみを武器として戦ってきた。
時には右手ではカバーしようがない攻撃もあった。中には右手で防ぎきれない攻撃もあった。
右手を使えなくされた事だって一度や二度ではない。
もし、そんな状況下で戦ってきた男の「戦術の可能性」が広がったとしたら――
それは、一体どれだけの心の余裕を生むのだろうか?
631 :
むぅここで更新を止めるのか…
632 :
グレムリンが絡んでくるSSは少ないから嬉しい。
633 :
軽い生殺しだべ
よいお年を
634 :
いいぞーー
635 :
上条は、向かい来る球体に慌てず、魔翌力の網を作り出し、
上条「キャーッチ!」
球体を包み込むように捕まえ、
上条「アーンド…」
そして………
上条「リリィィィィィィス!!」
トール「うおぉぉぉぉぉい!?」
そのまま投げ返した。
636 = 635 :
ズズン…
上条「やべ…死んだか?」
トール「んな訳ねえだろ!!」
上条「なんだ、生きてたのか」
トール「当たり前だ…ったく、マジでずるいなお前の神具」
上条「代わりにお前みたいな強い攻撃魔術なんて無いけどな。それにしてもよく無事だったな」
トール「ああ…何とかな」
あの瞬間
トールは避けられないと判断し、投げ返しされた球体を『雷神の槌』で拡散させた。
しかし咄嗟の判断だった為、無傷とはいかなかったようだ。
トール「くっそ…服がボロボロじゃねえか」
上条「服だけかよ。あ、そういえば」
トール「ん?」
上条「お前、記憶を失った次の日に死にかけてんのか。大変だな」
トール「お、それが『見えた』のか。てことは…あー、時期も丁度いいな」
637 :
これ、完全にオリキャラじゃね?
638 :
実際戦闘狂化したらこうなりそうだけどなこの二人ww
639 = 633 :
上条「やべ…死んだか?」
↑上条さん冷静すぎww
640 :
sagaしましょう
641 :
あ、佐賀忘れてたわ
御坂「……なに、あれ」
垣根「無茶苦茶ですね…」
物理現象が思考の基盤となっている二人だが、彼女達は過去に魔術を何度か体験している。その為、多少は魔術に対して理解がある。
しかし、それでも二人には目の前の光景が信じられなかった。
それは、今まで見てきたどの能力よりも強力、かつ異質だった。
五和「…これは」
土御門「ああ…恐ろしいな。こんな力があっていいのかってくらいにな」
一介の魔術師である彼女達でさえ、彼らの力に戦慄する。
バードウェイ「…まさかこれ程までとはな。あいつめ…(やはり私の見込みは正しかったか)」
バードウェイは、かつて上条と対峙した時を思い出す。
そんな中、インデックスとエイワスは、どこか達観していた。
インデックス「ねえ、とうま達は何故戦ってるんだろう?」
エイワス「ふむ…彼らはpjgptjf…おっと、どうやらヘッダが足らないようだ。まあ、こちらの言葉で言うならば
『己を知る為』さ」
インデックス「己を…知る…」
エイワス「大きな力には代償が付き物だ。その代償は、力が大きくなればなるほど大きくなる
君ならば、よく解るだろう?」
インデックス「………。」
かつて、自分の魔導書を使おうとした魔術師を想起する。
インデックス「…うん」
エイワス「彼らの力はとても強力だ。私程度では到底及ばないだろう。
だからこそ、彼らは自分の力の根源を知り、理解しなければならない。
自身の力に呑まれないように」
インデックス「……そっか」
642 :
佐賀とか>>1はヘッダが足りないな
643 :
エイワスでも上条さんとトールには敵わないのか・・・
644 :
エイワスェ…やべえなこのコンビ
646 :
上条さんそんな人のこと言えないきがする
647 :
≫646
マジで上条さんの健康が心配
1ヵ月中に何度も大ケガするし実質休みないし
ウルトラセブンみたいに過労死しないか本当に心配だわww
648 = 641 :
トール「おらっ!」ドゴッ
上条「ごふっ!?」
その後も繰り返される力と力の応酬。
トール「…へえ、御使堕しか。面白えじゃん」
上条「…よりによってあれが『きっかけ』かよ!」
トール「8月28日に、御使堕しによる情報の混乱…時期も現象も妥当なんじゃねえの?」
上条「最低だ…インデックスが『巨人』になった日に『巨人』が入るなんて…」
トール「ドン…マイッ!」
上条「おっと」
649 = 641 :
上条「うおぉぉぉぉ!!」
トール「はあぁぁぁぁぁ!!」
その後も続く二人の戦いを、インデックス達は静かに見届けていた。
エイワス「…こう言ってはなんだが、君達はいいのかね?彼が戦い続けていても」
インデックス「…問題ないんだよ」
御坂「いや問題あるでしょ!なんなのアレ!?アイツ一体どうしちゃったのよ!!」
垣根「…いくらなんでも、私が共闘した時と違いすぎやしませんか?」
五和「あの…何で上条さんが魔術を…」
土御門「――イギリス清教の上層部にローマ正教とロシア凄教…後の事を考えると頭が痛くなるな」
バードウェイ「……全然問題なさそうには見えないんだが?」
インデックス「…も、問題ないんだよ。
だって…」
650 :
寝落ち?続きが気になる切り方うまいな
みんなの評価 : ★
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