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元スレ上条「たまんねえな!」

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51 :

戦闘民族ガイア人か

52 :

その後、上条は気絶した土御門を保健室へと運び、学校を後にした。


上条「まずったなあ。まさか見られてたとは…」

インデックス「どうしたの、とうま?」

上条「ああいや、ちょっとな」

インデックス「…もしかして、また危ないこと?」

上条「大丈夫だ。ちょっと土御門と軽く喧嘩しただけだからさ。今度ちゃんと謝っておくって」

インデックス「それならいいけど…あんまり無茶はしないで欲しいかも。とうまはもう、誰かに巻き込まれる必要なんて無いんだから」

上条「そうだな…俺もさすがにあれこれ首を突っ込むのには疲れたよ。心配してくれてありがとな」ナデナデ

インデックス「えへへ…じゃあ、私はもうそろそろ寝るね」

上条「おう、おやすみ」




上条「(とりあえず、明日トールと相談するか。聞きたいこともあるしな)」

53 = 52 :

~次の日~


トール「…前にテレビでさ、ここの店員はみんなポテトを測らなくても量を均一にできるって言ってたけどあれ絶対嘘だよな」

上条「んなもん嘘に決まってるだろ。これなんてL2つ分って宣伝文句なのに実際はM2つ分くらいしかねえし」

トール「まあ、本当にL2つ分だったら多すぎるけどな……

で、だ。話は戻るけど、土御門元春だっけ?あの陰陽術師の言葉が気になってるんだったな」

上条「ああ。ここ最近、お前とばかり戦ってたから自覚は無かったんだがな…どうやら『俺達』の身体能力は聖人並らしい」

54 = 52 :

トール「んなもん可笑しくも何とも無いだろ」

上条「そうなのか?」

トール「いいか、上条ちゃん。そもそも聖人ってのは神の子に似た身体的特徴や魔術的記号を持った一部の人間に与えられる、聖痕ってもんを持った人間のことなんだよ。
つまり、聖人様には力のオリジナルになる『神の子』ってのが存在するんだ。」

上条「ふむふむ…御坂妹たちの力のオリジナルに御坂が居るのと同じ感じか」

トール「力の次元は違うけど、まあ大体そんな感じだ。

それでだ、じゃあ『神の子』ってのはどうやってその力を手に入れたと思う?」

55 :

まあ、上条さんの右手はロキ説やハディート説とかあるから不思議ではない

56 = 52 :

上条「最初から力も持ってたわけじゃないのか?」

トール「違うんだな、これが。神の子であるイエス・キリストが力を得た切っ掛けは『荒野の誘惑』って出来事があってだな」

上条「荒野の誘惑っていうと…悪魔がイエスに四十日間の過酷な試みを行った、とかいうあれか?」

トール「へえ、結構勉強してるんだな」

上条「生憎、うちの居候は敬虔なるシスターさんなんでね。この手の話はよく聞かされるんだよ」

トール「ちゃんとシスターの仕事やってたんだな、インデックスちゃん」

上条「あれでもシスターとしては凄い方だと思うぞ?所々のシスターらしからぬ部分は否定できないけど」

トール「所々なんてレベルじゃない気がするがな。暴食は七大罪のうちの一つ…まあいいか、とりあえず話を戻そう。

詰まる所、イエスはあの荒野で力を得る程の『経験値』を得たわけだ。40日間で力に目覚めた所からして、相当にエグい経験をしたんだろうな」

57 = 52 :

上条「なるほど。つまり聖人の力っていうのは結局、イエスが修行した成果みたいなものか」

トール「その通り。さて、ここまで言えばあとはわかるよな?」

上条「ああ、わかった。


つまり、俺達は図らずとも神の子と同等か、それに近いほどの経験を積んじまってるってわけだな?」


トール「御名答。まあ、まさか神の子の力が「この程度」で得られるとは思ってもみなかったがな」

上条「実は、神話の殆どがそこまで大したことないものを、人間が後付けして誇大化して語り継いだだけだったりして」

トール「可能性は無きにしも非ず、だな。現に神の子の力も蓋を開ければこんなもんだったわけだし」

58 = 52 :

上条「イギリス清教の奴らに聞かれたら一大事だなこれ…」

トール「もう遅い気がするけどな。あの陰陽術師に見つかった時点で。それで、結局これからどうするんだ?」

上条「しばらくは様子見だな。といっても、そんなに長くは休戦できないけど」

トール「やれやれ。経験値が上がる戦いってのは嫌いじゃないが、猶予があるってのは難儀だよな」

上条「仕方ないだろ?強すぎる力にはある程度の制約がつきものだ。ある意味自業自得だよ、特にお前は」

トール「随分と手ごわい錆が出たもんだ。さて、んじゃあ具体的な事を決めようか。こういうのは計画的にやっていかねえと」

上条「とりあえず、1週間は様子見で、それから3日経っても無理なら最悪『外』で、とかどうだ?」

トール「OK、それじゃあ1週間後にまたここで、だな」

上条「ああ。楽しみにしてるぜ」

トール「…はは、一番最初の時は「お前とは戦う理由がない」とか言ってた善人様が戦いを楽しむなんて誰が予想できたことやら」


上条「…俺は善人でもヒーローでもないさ。俺は俺の都合で動く、ただそれだけだ。ジャンヌダルクやロビンフッドになんかなれやしない」

59 = 55 :

まあヘタしたら暴君や魔王になるかもしれない存在だからまだマシ
上条(悪)は下手したらそんな可能性があった

60 = 52 :

トール「上出来だ。そんな「下らない」人間になるよかずっと良い。それでこそ俺の敵ってやつだ」

上条「おいおい、仮にもトールの力を持つお前がそんなこと言っていいのかよ?」

トール「勘違いしちゃいけないぜ、上条ちゃん。神と人間とでは考え方もスケールも全く違う。

ゼウスなんてヘラに浮気がばれないようにする為だけに浮気相手を殺したような奴だしな」

上条「ああ…だからお前ちとズレてんのか」

トール「失礼だな。俺はまだまだ人間やめてねーよ」

上条「どうだかな…さてと、日取りも決まったし、また連絡するわ」

トール「ああ。こっちも楽しみにしてるぜ?」

そうして、2人はハンバーガーショップを後にした。

61 = 52 :

以上です。そういやsagaつけ忘れてたな。運よく文字が伏せられてる場所はなかったけどこれからは付けておこう

62 :

M2つ分……まさかマクd……おや、誰か来たようだ

63 :

禁書のトールさんは某ンーさん並にフランクだよな

64 :

こういうスレを探してた。新約5、6巻買って以来、上条さんvsトール、妄想していて、wwktkが止まらない!

やっぱトールさんは、上条さんの宿命の敵(ライバル)だな。ゴジラvsキングギドラ、メカゴジラ、スペースゴジラ見てるみたいだ。

北欧神話で言えば、雷神トール=トール、上条さん=ヨルムンガンドか。

66 :

こう見てくとやっぱ上条=ロキ説が有力だよなぁ

禁書能力板でトール以前にグレムリンさえ出てない2011年の時点で
トールを司るライバルが出るかもなんて予想が今あたってしまってるわけで

67 :

主人公vsライバルの王道だな。Fate/Zeroの切嗣vs綺礼、セイバーvsギルガメッシュ、犬夜叉の犬夜叉vs蛮骨を彷彿とさせる。

マジ、たまらねえ。

68 :

>>63
カミやんに対抗する為にアヴェンジャーズ作るんですか?ww

69 :

ビタァァァン ビタァァァン ビタァァァン
上条「」コヒュー

70 :

鬼塚と弾間がやりあって、建物から落ちて行方不明。それ、キングコング対ゴジラの海に落ちるシーンと似てるなwwwwww
まあ、海からは最後・・・ トールのインタビューがある事から、プロトケラトプスvsヴェロキラプトルの闘争化石みたいな事には
ならなかったみたいだな。

71 :

上条はレベルが上がった!男相手にフラグがたつようになった!
トールはみとれている!
ないかWWWフラグたっても恋愛じゃないやつだな 

72 :

なんと、トールは女の子だった!

ならあり得る

73 = 71 :

ごくり……
ちょっと 妄想いくか。ぐへへへっへへえへへへへへへへっへへへへ

74 :

>>73
警備員さん、こいつです

75 :

トール女の子説はある・・・・お似合いだ上条

76 :

トールが女の子?そんな幻想はぶち殺す!

そんじゃすっげえ短いけど投下します

77 = 76 :

学園都市が平和になり、上条当麻は事件に巻き込まれることはなくなった。そのため、普通に学校に出席…というわけにはいかないようだ。

今日も上条当麻は学校を休み、別の目的へと足を運ぶ。

辺りは学園都市とは似ても似つかない風景。彼の目の前にはヨーロッパで最も壮大、と名高い滝が見える。


そう


上条当麻は今、北欧のアイスランドに居る。

78 = 76 :



上条「……ここか」

上条はトールとの決戦の為の下準備をする為、単身でアイスランドへと赴いていた。

上条「この滝の裏側に『入口』があるんだろうけど…こんなもんにモロに打たれたら死ぬな…」

目の前の滝、ディティフォスはヨーロッパで最も水量が多い。流れ落ちる水に巻き込まれたらひとたまりもないだろう。

上条「仕方ない、ここはゴリ押しで行くっきゃ…ねえか、なっ!」

上条の右手に竜王の顎が形成されていき、アッパーカットの要領でそれを滝に打ち付けた。その瞬間、竜王の顎が滝の水を真っ二つに裂き、人が入れるほどの隙間ができた。

その光景は、まるで竜が滝を昇っているかのようであった。

79 = 76 :




上条「お、あったあった。」

滝を抜けた上条の目の前には、2メートル四方くらいの石で出来た簡素な扉があった。


何時作られ、何の為に存在しているのか不明であるその扉に右手をかざす。


その瞬間、扉はガラスの割れるような音を立て、上条をその先へと導くかのように開いた。








上条「へえ…扉の先もまたすぐ滝なのか」

扉を抜けた先で上条を待っていたのは、再び滝。

しかし、その滝はディティフォスのような荒々しい水流とは違い、まるで楽園の中にある穏やかに流れる滝
のようである。

上条は、滝壺からそのまま水中へと潜り、水の流れに沿って進んでいった。

80 = 76 :

どれだけの間泳いでいたのだろう。

2分かもしれないし、1時間、もしかしたら1日は潜っていたのかもしれない。

時間の感覚が薄れている中、上条は構わずひたすら泳ぎ続け、そして…

上条「(…あった!)」

水底で銀色に光る何かを見つけた。

それはおそらく銀で作られたペンダントのようで、どこか網のような形をしている。

上条はそれを『右手』で掴み、そのまま首にかけて地上へ上がった。






上条「ふう…やっと見つけた。随分探すのに手間どったけど…これで残りは2つか」



上条が右手で触れても壊れないこの霊装は、まるで長年求めていた主を見つけたかのように、一瞬鈍く光った。

81 = 76 :

以上です。明日授業ダルイよう…

んじゃおやすみなさい。更新はまた近いうちにー

82 :

上条さん霊装使うのか
とりま乙

83 :

とりあえず乙。

85 :

グレムリン時に1敗、☆倒して後に1勝 それから学園都市で12回。いや、13回目だっけ?
爪跡が12件、ジャッジメントに確認され、トールの魔術、魔翌力が土御門に13回、感知されているんだよな。
合計15回戦目。次の16回目で上条さん、霊装(自分の専用アイテム?)使うのか。

86 :

右手で壊れない霊装なんてあるのだろうか

87 :

新約7巻で明かされた土御門の反則格闘技『死突殺断』が通じねえなんて・・・
上条さん、マジモンの怪物になったな。ちなみに土御門の祖先、安倍晴明の母親は『葛の葉』っていう妖狐が母親という伝説がある。
つまり元春にも人外の血が流れている可能性があるが、上条さんという竜王、トールという北欧の英雄とは比べ物にならないな。
戦闘どころか喧嘩にもならないな。

89 :

>>87
仮に土御門が本当に安部清明の子孫だったら
(荼枳尼)と神獣(白狐)と鬼のハイブリッドの血が流れているって事になるじゃないか
下手すりゃカーリーの眷族、ドゥルガーの分身とも同一視出来るから
喧嘩にならないのベクトルが逆転するぞ

土御門が女だったらというIfの話になるがな!

90 :

メッチャ面白いわ!支援!

91 :

上条は空飛ぶスパゲティモンスター教のイクトゥスだよ
上位存在を否定し破壊するという性質が完全に幻想殺しと一致する

92 :

>>88
中の人が魔神の二分の一のアレにアッサリ潰されて失望した読者は多いと思う
魔術ベースの能力にねじ伏せられる程度の力しか無いのなら
出し惜しみせず
とっととネタバレしろと言いたくなった

93 :

>>92
『不幸』だから賭け事には弱いんじゃね
オティヌスが100%になればフィアンマのじゃんけんみたいな状態だろうからそういったことはなさそうだけど

94 :

ちゃんと読んでれば、最悪の相性で為す術なしの状態は分かったはずだが

95 :

中の人が一人とは限らない。潰されたのは中の人でも最弱(震え声)

96 = 92 :

>>94
賭け事に致命的にい弱いのはあくまで「上条さん+幻想殺し」で有って
中の人まで同じとは思わなかったわ

神浄とか大仰に語ってたけど
幸運属性の聖人とかにはアッサリ負けそうで何だかなと言うのが感想

97 :

さて、投下しましょうかの

なんか広げた風呂敷を仕舞えなくなりそうで怖い…投下ー

98 = 97 :

霊装には、2種類のパターンがある。

1つは神話を基にして作られたもの

そしてもう1つは、人が作ったものではない、所謂「神具」である。

一般的に用いられている霊装は前者であり、後者の霊装に関しては殆どが謎に包まれている。

それらはこの世界と繋がる別の世界に存在しており、そこに辿りつける者は

「神の代行者」として神自身に選ばれた極僅かな者だけ…と、言われているが、実は過去に辿り着いたと言われる者は誰ひとりとして居

なかった。

かの隻眼の魔神でさえ、神具に選ばれ、導かれることは無かったのだから。

99 = 97 :



「これは只のお伽噺なのだ、神具なんて存在しない。」




魔術師達がそう言って、この話はそのような結論のまま締められようとした。



しかし、現れてしまった。






全能の力を持つ豊穣神と、右手に終わらせる力を持つ狡知神、2人の代行者達がその存在を証明してしまった。

100 = 97 :







上条「今度は此処か」

滝を後にした上条は、すぐにデンマークにあるメーラレン湖へと向かっていた。

上条「(慣れると便利だな、あの飛行機…)」

そのような事を考えながら、上条は湖の中へと潜っていく。

水中で目を閉じ、強く念じる。

すると突然、天地が逆転した、かのような感覚が上条を襲い…

上条「…ぷはぁっ!」

湖から上がると、其処は一面銀色の世界であった。


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