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元スレ上条「たまんねえな!」

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101 = 97 :


上条「さっむ…!異常だろこの寒さは!?」

一応防寒具は用意していた…が、そんなもので凌げる寒さではない。

なぜなら此処は九つの世界で最も寒いとされる霧の国『ニブルヘイム』なのだから。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


上条「こ、こんな所に本当にあんのかよ…」ガチガチ

歯の根が合わないまま歩き続けること1時間。目的地らしきものは何も見えてこない。



上条「…もしかして、迷った?


…いやいや。そもそも、『この世界』に方角なんていう概念があるのか…?一向に辿り着かなってことは、辿り着く為の条件を満たして

いないんだろうけど…

まいったな、『フラーナングの網』の時はすんなりと行けたのに……って」

考え事をしながら歩いていたのもあり、上条は目の前の大きな裂け目に気が付くのが遅れた。
どうやらギンヌンガの裂け目にまで来ていたようだ。

102 = 97 :

上条「やば…!」


慌てて体制を立て直そうとするも、一度傾けた重心を戻すことは適わず、上条はそのまま裂け目へと転落していった。







上条「どこまで続いてんだよこの穴…!」


あれから大分時間が経過したが、一向に底が見えてこない。

上条「(マズい…このままだと帰られなくなる。何とかしないと!…でも、どうすればいいんだ!?)」


考えている間も、上条はひたすら落ち続けている。

103 = 97 :



上条「(考えろ…何か方法があるはずだ)」

しかし、今の上条にこの裂け目から抜け出す術はなかった。

上条「くそ…こんな所で終わっちまうのかよ…

…………………………………………………………え?」




終わる?このまま、約束の日を迎えないままで?


(トール「楽しみにしてるぜ」)


彼女に何も告げぬまま?

(インデックス「私はもう、どうだっていいんだよ。とうまがちゃんと帰ってきてくれるのなら、それだけで十分かも」)


そんな…


上条「そんなふざけた話があるか!



…いいぜ、上条当麻。



てめぇが何もせずに諦めるって言うのなら…まずは」







上条「その幻想をぶち殺す!!」

104 = 97 :

そう言って上条は、裂け目の氷壁を殴り砕き、その中から銀色の腕輪を取り出す。




次の瞬間、上条の体は落下をやめ、凄まじい速度で上昇していき、地上へと舞い戻った。





上条「はあ、はあ…っうし!これであと1つ…!」



上条は、そのまま手に入れた霊装を強く握りしめた。





決戦まで、あと4日。

105 = 97 :

しゅーりょー。今更だけど上条さんも魔術的なのをごりごり使う予定ですよー

んじゃ寝るぜ。おやすみー

108 :

ロキ条さんやべえ・・・・

109 :

上条さんvsトールの史上最大最凶のタイマン=ふたりだけのラグナロクが起こる事がわかったな。

で、この上条さん、トールのかませになる奴=やられた土御門みたいな奴とか出す予定?

110 :

どきどきするねぇ!!

111 :

そういえばフェンリル説もあるからな、上条さん。納得だ。
人が作ったものではない神具。メソポタミア・バビロニアの英雄王の、世界で一番、最初の剣であって、剣じゃないあれか。

112 :

それどこのギルだよ

113 :

面白くなってきたな!期待!

114 :

戦場は、主に廃屋、廃棄場か。さすがに陸上競技場とかのスタジアムじゃできないか。

115 :

イギリス清教動いているのか。戦争どころか、今のこの二人には暇つぶしにも、ガキの遊びにもならない。

116 :

わ、ワスレテタワケジャナインダカラネッ(震え声)

と、投下します

117 = 116 :

-学園都市-


御坂「…なるほどね。だけど、いくらなんでもそれはやりすぎじゃない?」

『現場の状態から鑑みる限り、それが最善だという判断が下りました』

御坂「そんなにすごいわけ?」

『はい。何かしらの巨大な兵器を使ったのではないか、という位の規模です』

御坂「ふーん…わかったわ。で、集合場所は…うん、了解…それじゃあ切るわよ」ピッ

御坂「はあ…」

黒子「お姉様、どうかなさいまして?」

御坂「ちょろっと野暮用でね…明日研究所に行くから帰りが遅くなるわ。あ、寮監にもちゃんと言っとくから心配しないで」

黒子「はあ…わかりました」


御坂「それじゃ、私はもう寝るわね。おやすみー」

黒子「おやすみなさいませ」

118 = 116 :

決戦の日まであと3日。

上条は最後の霊装を手に入れるべくスウェーデンへと向かった。


まだ秋の半ば頃であるはずなのに、上条が居る一帯はひどく冷える。


上条は、寒さに耐えながら目的地へとたどり着いた、が…











上条「…で、なんでお前ここに居るの?」

トール「そりゃ、目的地が近いからだろ」

119 = 116 :

上条「…まあいいや。とりあえず最後の霊装が先だ」

トール「ここが『入口』でいいのか?」

上条「多分。んじゃ行くぞ」

上条・トール『せーのっ!』



ズドンッ!!




視界が、暗転する。

120 = 116 :

-人間の国ミズガルズ-


トール「…ふう、成功っと……あん?」


ヨルムンガンド『………』


トールの前に、巨大な蛇のような怪物【ヨルムンガンド】が立ちはだかっていた。


トール「よお。お前が俺の敵か?てっきりスリュム辺りが来ると思ってたんだが…なるほど」


ヨルムンガンド『グルァァァァァァァ!!!』


トール「まさか、『雷神の槌』無しでこいつと戦うとはな…」


かつて、トールが戦い、相討ちとなった相手、ヨルムンガンド。


これはもしかすると、『トール』による試練なのかもしれない。


この私を超えてみせよ、と。



トール「面白え…いいぜ。超えてやろうじゃねえか!神話の『トール』をな!!」

121 = 116 :

-虹の橋ビフレスト-


上条「トールもそろそろ戦ってる頃か…んじゃ、俺らもやりますか」


ヘイルダム『まさか、再び貴様と対峙する時が来るとはな』


上条「へえ、喋られるのか。天使とは違うんだな」


トールと相対するのがヨルムンガンドであれば、上条と相対する相手は勿論ヘイルダムであった。


ヘイルダム『あの時の決着、今度こそ着けさせてもらう』


上条「俺自身は『ロキ』じゃねえけどな…」


いや、お前はロキだよ


上条「(うるせえよ)」


どこかしらから男の声が聞こえた気がしたので、とりあえずそう返した。


上条「…まあいい、上等だ。ついでに、てめぇが隠し持ってる『ソレ』も渡してもらうぞ!!」

122 = 116 :





その日、4つの巨大な力が衝突し、一日だけのラグナログが巻き起こった。



123 = 116 :

しゅーーーーりょーーーーー

ねみい。また近いうちにくるよ

124 :

おつおつ

125 :

乙です。
この上条はロキか

126 :

ロキ条パネェ!

127 :

ロキ詳しくないんだがどんな霊装使うんだろう?

128 :

上条さんもバーサーカーだが、トールもバーサーカーだな。そもそも狂戦士=北欧のベルセルクだし。
Fateのランスロットといい、ヘラクレスといい、英雄はみんな狂戦士属性あるな。

129 :

そういえばイギリス清教、動いているんだっけ? 上条さん、トール、指名手配されるな。

130 :

追いつきました!!続きはやくよみたいです!!

131 :

あーてすてす

132 = 131 :

うし、かけたかけた
それがさ、なんか文章入力しようとするとIEが停止してて書けんかったんよ
だからしばらく困ってた。まあ書き溜めはできたがね
よし、それじゃあまた投下していきます
書き溜めまくった文章が、どれだけの投下数になるか楽しみだ。そんじゃ
きあい入れて書いていきます。なんか
たくさんの人が見てくれてるらしいから
めちゃくちゃうれしいです。
てんにも昇るくらい嬉しいです。
ないちゃいそう
イグアナ





IEが停止しまくってたのはホントです…すぐに書いてきます…ゴメンナサイ

133 :

ガンバ

134 :

頑張って書き溜めてくだしい

135 :

専用ブラウザという手もあるんやで
まってる

136 :

お、おい?縦読み…汗 応援してるぞ!!

137 :

縦読みかい!

138 :

もうこないだろこれ

139 :

応援してます!!頑張ってください!!

140 :

-第3学区、個室サロン-


御坂「えーっと…集合場所は確かここよね?」


食蜂「あらぁ?御坂さぁん?」


御坂「げっ!?…なんでアンタが居るのよ」


食蜂「私も今回呼ばれたのよぉ」


御坂「アンタも?…ってことはまさか「あん?超電磁砲と第五位じゃねえか」…やっぱり」

141 = 140 :

麦野「なに、アンタらも呼ばれたの?つうことはこりゃもしかしてレベル5全員集合ってわけ?」


食蜂「どうかしらねぇ。第六位は多分来ないと思うんだけどぉ」


御坂「…あまり喜ばしくない顔合わせね」


麦野「しょうがないでしょ、そんくらい割り切りなさい。ほら、そうこうしてる内に他のも来たわよ」

142 = 140 :

削板「む、そこの女は久しぶりだな!」


御坂「ああ、削板さん久しぶり。…で、そこの人は誰?」


垣根「そういえばお会いするのは初めてでしたね。学園都市第二位の垣根帝督です」


食蜂「へぇ…あなたが第二位の」


麦野「…」


御坂「?どうしたのよ」


麦野「いや…前身を知ってる身としては、この顔で丁寧な口調で話されると凄い違和感がね…」


垣根「ははは…その気持ちは分からなくもないです。…あとは第一位の方だけですね」

143 = 140 :

アンチスキル「その件についてですが…」


削板「誰だ?」


アンチスキル「失礼。私が今回依頼させて戴いた者です。

正確に言えば、今回の依頼は私達アンチスキルという組織からの依頼となります」



麦野「アンチスキルからって…私達が『どういう世界』に居たか知らないわけじゃないでしょうに」


御坂「ちょっと、アンタと一緒にしないでよ!」


食蜂「私達は無関係だしねぇ」


削板「?何の話だ??」


垣根「(…この場合、「垣根帝督」は関わってたけど、私は関わっていないので違うのでしょうか?)」


麦野「…あぁ、そうか。この場合「裏」に居たのは私だけかよチクショウ!なんで居ないんだよ第一位!!」

144 = 140 :

垣根「まあまあ、落ち着いてください。それで、第一位がどうかしたんですか?」


アンチスキル「あ、ああ。彼にも協力を仰いだんですが…良い返事は得られませんでした」


御坂「一方通行が?こういう事には敏感な男なのに…」


削板「なんだ?根性が足らんなその男は」


アンチスキル「いえ、断られた、というわけではなく…今回の事件の詳細を話した途端、血相を変えてそのままどこかへ去ってしまいましたので…」

145 = 140 :

麦野「…おいおい、第一位の野郎そいつに心当たりがあるんじゃないの?」


垣根「そのようですね…しかし、その様子を見るに、彼が犯人の正体を教えてくれるというのは無いでしょう」


食蜂「そうねぇ…それにしても厄介よねぇ、相手が第一位だと私の能力が効かないから犯人の特徴を読み取る事もできないしぃ」


御坂「かといって実力行使だと勝てる気がしないのが悔しいわね」


削板「…血相を変えたってことは、第一位にとってそれだけ重要な事なんだろう。

例え実力で第一位を倒したとしても、聞き出せるとは思えん。

俺達は俺達で、別の手段で犯人を捜すべきだ」


御坂「…そうね。それじゃあ犯人に心当たりがありそうな人に聞き込みをするしかないか」

146 = 140 :

食蜂「犯人と第一位が関わりあるのなら、第一位の知り合いが犯人の手掛かりを持っている可能性が高いわねぇ」


垣根「となると…あの子達ですか」


麦野「あー、あのちっこい超電磁砲とでっかい超電磁砲ね」


御坂「なんかその言い方嫌なんだけど…とりあえず、そういう感じで探してみます」


アンチスキル「了解しました。こちらも色々と事件現場周辺に住んでいる人達への聞き込みを続けていきます


…ああ、それと伝え忘れていましたが、現場の近くに居た人の証言に




『竜を見た』



というものがいくつかございまして…」

147 = 140 :

麦野「竜、ね。水流系か発火系の能力者が能力で作ったか何かかしら」


御坂「発電能力者が砂鉄で作り出したって可能性も有るわね」


食蜂「まぁ、いくつか候補はあるにしても、犯人像は大きく絞れそうねぇ」


垣根「(…本当に、そんな単純な話で済むのでしょうか…?第一位が血相を変えるような相手なのに)」

148 = 140 :

-スウェーデン-



トール「…やっと来たか」


上条「…ギリギリだった…」


トール「おいおい、随分ボロボロじゃねえか。そんなに苦戦したのかよ?」


上条「うるせえ、なんだよあれ!未来予知なんてチートだチート!」


トール「上条ちゃんだって前兆感知やってるじゃん」


上条「感知するのと予知するのとじゃ全然違うんですぅ!

つうかお前なんで無傷なんだよ!?」


トール「はあ?当然だろ。そもそも前のラグナログの時のトールだって、最後に油断して毒をくらったから相討ちになっただけで、それまではほぼ無傷だったんだからな。

毒さえ気を付ければヌルゲーもいいとこだ」


上条「ずっりい…不公平だ」

149 = 140 :

トール「まあそれは置いといて…取れたか?」


上条「おう。そっちは?」


トール「オーケーだ。それじゃあ戻るか」


上条「了解。今日は疲れたし、早く帰って寝たい」


トール「浴槽で?」


上条「言うな」


トール「そろそろ一緒に寝てもいいんじゃね?」


上条「いやいや…間違いが起こる可能性が…」

150 = 140 :

トール「へー、上条ちゃんってばインデックスちゃんの寝姿に欲情するんだー?」


上条「なっ…///そういうことじゃなくて万が一 トール「いい加減、腹括れよ」」


トール「正直な話、薄々気が付いてただろ?

自分を好いてくれている女が多いってことをさ」


上条「…それは」


トール「まあ…(みこっちゃんには悪いけど)自分から大してアプローチをしないような奴らなんてどうでもいいさ。


でも、あの子だけはずっと、上条ちゃんに好意を向けてたはずだ…ずっとな」


上条「…。」


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