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    元スレモバP「女は、信用できない」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - アイドルマスター + - モバマス + - ヤンデレ + - 修羅場 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    551 = 1 :


    千枝「パパ、千枝の体洗って!」

    モバP「いつも自分でやりなさいって言ってるだろー。もう十五歳なんだから」

    千枝「いつも髪は洗ってくれるのに、何で体は洗ってくれないの? 昔はよく洗ってくれたのに……」

    モバP「いや、まぁ、昔はそうだったけど……流石に体は自分で洗ってくれ……髪は洗ってあげるから……」

    千枝「むぅ……」

     

    552 :


    千枝「パパって女の人の髪に触るの好きだよね。美嘉さん達といちゃいちゃしてる時とか、よく撫でたり弄ったりしてるし」

    モバP「そうか? ……そうかもしれないな」ワシャワシャ

    千枝「千枝はパパに触られるの好きだから、一杯触っていいよ」

    モバP(髪って言え)ワシャワシャ
     

    553 = 1 :


    千枝「それじゃ、今度は千枝がパパを洗ってあげる番だね」

    モバP「別にいいよ」

    千枝「娘の好意は素直に受け取って!」

    モバP「はいはい……」

    モバP(千枝はもう十五歳になるというのに、未だに俺に甘えてくる。思春期の女の子は父親を嫌うというのは偏見か……それとも両親を失ったが故か……)

    千枝「ふふふっ。パパの背中って広いね」ゴシゴシ

    モバP「一応成人男性平均ぐらいだけどな」ヌルヌル

    千枝「そうなんだ」ゴシゴシ

    モバP「あの、千枝? やたらと密着しすぎな気がするんだけど」

    モバP(千枝の体の大部分が俺に当たってる)

    千枝「? これぐらい普通だよ?」

    モバP(何が普通なんだ……)
     

    554 = 1 :


    千枝「もし、恋人に子供が出来たら、パパならどうする?」

    モバP「藪から棒にどうしたんだ……?」

    千枝「気軽に答えてくれればいいよ」

    モバP「子供が出来たら、か……勿論、全力で責任取るよ。恋人なら、なおさら」

    千枝「責任取るって、具体的にどうするの?」

    モバP「うーん……まずは結婚して、後は、生まれてくる子供をちゃんと育てる、とか?」

    千枝「ふーん……」

    モバP「この質問には何の意味があるんだ?」

    千枝「何となく聞いただけだよ」クスクス

    モバP「それじゃ、先上がるからな」ザバ

    千枝「うん」










    千枝「――責任取ってね……パパ……」





      

    555 = 1 :



     幾ら可愛くても、所詮は子供である。一人では生きていけない。

     親から捨てられた自分を引き取ってくれた人は、必死にボク達に尽くし、出来る限りの愛情を注いでくれる、とっても優しい人。

     ボクはこの人を愛している。

     六年経った今でも敬語を使う理由は、娘になりたくないからだ。
     
                                          
                                            ――次女より。

     
     

    556 = 1 :


    幸子「お父さん、おはようのキスをするので屈んでください」

    モバP「はいよ」シャガミ

    幸子「……ん」チュ

    モバP「幸子は最近いつにも増して甘えん坊さんだな」

    モバP(娘達はよく親子のスキンシップを求めてくる……思春期になると娘と父親の距離が微妙になるって思ってたんだが)

    幸子「お父さん、今日は一緒に出掛けませんか? カワイイボクが更に可愛くなるには新しいお洋服が必要なんですよ!」

    モバP「別にいいけど……えーと、千枝と雪美は……今日は仕事だったな、残念だ」

    幸子「カワイイボクと二人きりで出掛けられるというのに、何が残念なんですか! 失礼な!」

    モバP「はいはい、嬉しいよ幸子と一緒に出掛けられて」ナデナデ

    幸子「ボクも、嬉しいです……」
     

    557 = 1 :


    モバP「幸子はよくがんばってるよな……本当、良く出来た娘だよ」

    幸子「カワイイボクが良く出来た娘なのは当然じゃないですか、今更ですよ、お父さん」

    モバP「まったく、幸子は可愛いなぁ」ナデナデ

    幸子「もう……人が一杯いる上に、何人かはボクに気付いてるんですからやめてくださいよ」

    モバP「って言いつつも払い除けないんだな」

    幸子「お父さんに撫でられるのは好きですから……」
     

    558 = 1 :


     パパに甘えるのが好き。

     パパに触れるのが好き。

     パパに愛されるのが好き。

     パパに優しくされるのが好き。

     パパの娘になれて、私は幸せ。

     私はパパを誰よりも愛している。

     私とパパは、魂が繋がってるから。

     パパには私がいる。

     だから、他の子を愛さないで。

                    

                                 ――三女より。
     

    559 = 1 :


    モバP「雪美は身長が随分と伸びたなぁ」

    雪美「172センチ……」

    モバP「見た目は凄い大人っぽいのに、甘えん坊さんなんだよなぁ……」

    雪美「……パパと抱き合うの、好き」ギュウ

    モバP「親子のスキンシップは、まったく無いよりマシだよな……俺も雪美と触れ合うの、好きだよ」

    雪美「……私の……抱き心地……どう……?」

    モバP(一応見た目は長身で大人びた雰囲気だから、あまりそういう言葉を言って欲しくないんですか)

    雪美「……パパ」チュ

    モバP「ちょ、いきなりキスするんじゃない」

    雪美「外国では、キスは挨拶」

    モバP「例えそうだとしても一日に何度もしない!」
     

    560 = 1 :


    雪美「…………」カプ

    モバP「首噛まないでくれ、弱いんだ……」

    雪美「知ってる」カプカプ

    モバP(ガッチリと抱きしめられて抜け出せない……雪美が飽きるのを待つか……)

    雪美「パパ」

    モバP「なんだ?」

    雪美「私は、パパが好き」

    モバP「俺も雪美の事が好きだぞ」

    雪美「……嬉しい」ギュ









    雪美「……両想い……幸せ……」




     
     

    561 = 1 :


     『ルナティック幸せと真実の愛』



     美嘉の妊娠は、瞬く間に世間に知れ渡った。

     美嘉は子供を生む事をテレビを通して全国に伝え、子供を生む為に休業する事を発表。

     世界中に衝撃が走り、いくつものテレビで美嘉に関するニュースが取り上げられた。

     新聞にも大きく載り、ファンではない人々にも強い印象を残すような出来事だった。
      

    562 = 1 :


     アンチは水を得た魚の如く喚き、騒いだ。

     たくさんいたファンからは罵詈雑言の嵐。

     ありもしない虚実の記事。

     悪質な嫌がらせ。

     関係者からの非難、批判。

     楽しくやっていたブログもツイッターも軒並み炎上。

     仕事とは言え、美嘉の事など一欠片も考えていない、容赦のない大量のインタビュー。
      

    563 = 1 :


     ――なぁ、美嘉……お前……少しおかしいよ。

     あんなにアイドル活動、楽しんでたじゃないか。

     ファンに応援してもらって、凄く喜んでいたじゃないか……。

     ブログだって何人にも見てもらって、結構な頻度で楽しそうに更新してた。


     美嘉……。


     ファンからは非難されて、アンチからだって心無い事たくさん言われて、嫌がらせだってされて、ありもしない事記事に書かれて、結構な頻度で更新していたブログだって炎上して……。



     なのに――









     ――何でお前は、そんなに幸せそうな表情が出来るんだ?





     

    564 = 1 :


    美嘉「Pさん、もしかして、避妊していたのに妊娠したから疑ってる?」

    モバP「……」

    美嘉「あはは★ 安心してよ、子供が生まれたらちゃんとDNA検査するから」

    モバP「ごめん……美嘉。俺が、俺のせいだ……」

    美嘉「もう、そんな顔しないでよ……ねぇ、Pさんは、女の子と男の子、どっちがいい? アタシはやっぱ女の子がいいなぁ」 
     

    565 :

    サイコサスペンスみたいに見えてきた

    566 :

    彼女達はその愛がこの善良な男を追いつめると知らないのだ

    567 = 1 :


     美嘉は、今自分が置かれている状況を、全く気に留めていない。

     実は無理をしてるだとか、本当は悲しんでいるとか、そういうのが全く無い。

     心の底から、胎内に宿った命を喜び、愛している。

     思わず見蕩れてしまうほど、幸せそうで、優しい微笑み。

     暫くの間、自分の少し膨れたお腹を見つめていた美嘉が、俺へと視線を移した。

     少しだけ頬を紅潮させ、恥ずかしそうに俺を見つめる。



    美嘉「Pさんは今、幸せ?」


    モバP「――幸せだよ。とっても」


    美嘉「嬉しい……アタシも幸せだよ、Pさん」







    美嘉「一生、離さないからね……」




      

    568 = 1 :

    これで終わりです。本編含めて中々纏まらない部分があったので反省。
    前作同様、おまけは蛇足です。

    読んでくださった方、レスしてくださった方、ありがとうございました。

    また近い内にSS書くので、よかったらまた読んでください。

    569 :



    最後の安らぎの場だった娘までこんなになっちゃってひたすらPが悲惨すぎるとしか言いようがない。

    570 :


    こういう物語もありだな

    571 = 565 :

    乙でした
    これを幸せと呼んでいいものなのだろうか……

    凛とまゆや、娘たちのことも明るみに出たら、とかこの後のことを想像するとさらに怖い

    572 :



    次回作も期待させてください

    573 :

    乙。
    この子たち重すぎィ!

    574 :


    いい具合に壊れてたな
    happy endで良かった

    575 :

    これをハッピーというなら大概のことは受け入れられるな

    576 = 574 :

    結局Pが性欲に負けただけだからな
    最初の寝取られ以外こいつそこまで不幸でもないぞ

    577 :

    まぁ、理由があるとはいえ暴走されるまでに美嘉に対し都合のいい女を求めてたわけだから自業自得な面もある。

    578 :

    乙!
    次回作も楽しみだわ

    579 :

    おつつ
    いい感じにみんなおかしくてよかったわ

    580 :

    おつ!
    次回作期待してるわ

    しかし三人は凛姉に感謝すべきだね
    浮気してくれてありがとうってな

    582 :

    >>580
    娘含めて6人だろ


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