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    元スレ京太郎「俺が奴隷扱いされてるっていう噂が流れてる?」

    SS+覧 / PC版 /
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    タグ : - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    201 :

    白凰学園ヨット部か

    202 :

    男女逆にして考えれば普通に退学だから

    203 :

    乙、次も期待してます
    しかしはっきり胸張って否定できない方々もいますねぇ

    206 :

    他校の女子メンバーもそうだが男子もどう思うかが気になるな

    「女だらけの中男一人か、大変だなぁ…」と思うか
    「美女に囲まれて奴隷扱いとかご褒美じゃないですかヤダー!」と思うか

    208 :

    雑談しすぎ

    210 :

    録に牌が触れない、雑用を一人に押し付けると事実無根でもない。
    練習時に卓に座れないのは、部員とのレベルの違いから近くの雀荘に打ちに行かせる(週何回か買い物を頼む)でもないと噂ほど酷くはないが遠からずになってしまう。
    姉帯さん辺り空気を読まずに京太郎に直接聞きそうな気がする。

    212 :

    さすがに雑談で埋めすぎだろ

    213 :

    ここの外野やっぱりクソだな

    214 :

    泣けるぐらい仕事が忙しいため絶賛停滞中です……。
    何とか土日中には続きを上げたいと思いますので少々お待ちください。

    ほんとすみません。

    215 :

    この時期はしょうがない

    216 :

    しゃーない
    むしろこの土日に上がるならこの板的にはなかなか迅速な更新と言えるのではないか

    217 :

    週一でもある程度定期的に書いてくれるなら何も文句無い
    待ってる

    218 :

    まあ京ちゃんの中の人は変態さんの声もやってるから(震え声)

    219 :

    京太郎が裸王になって嫉妬深いキャップに燃やされる可能性が微粒子レベルで存在している……?

    220 :

    京太郎が全裸になって透華に股間パンチされるんだよ

    221 :

    和にズドンされるんだな

    222 :

    穏乃がおもち触らせてくれて「成長した?」って聞かれるんだな

    223 :

    しかしこう、回りがこんな認識の中京太郎にとっては普通に麻雀部の仲間なわけだ
    京太郎自身が責められる清澄女子面子を庇っちゃってドツボにハマるわけやな(ゲス顔)

    224 :

    >>219
    風越にはたゆねもいるな

    225 :

    >>223 そこまで行くと何を言っても「言わされている」や「表面上擁護している」としか見られずにどんどん噂が加速していくわけだな。

    226 :

    照がどういう反応するのかな?このスレが影響うけたやつのほうじゃ高校生らしく節度をもって交際しろと釘を刺しに京太郎のとこへ行ったが、こっちだとどうするのやらww

    227 :

    これじゃあ自分に(ハレンチな)妹はいない。って言われても仕方がないね

    228 :

    >>223,>>225
    鬱展開になりそうなことを言うのはやめろ!

    229 :

    何で土日なのに休みじゃないんですかねぇ……(困惑)
    はい、というわけで全くと言っていいほど進めることができませんでした。

    年始初めのドタバタが収まるまでペースが落ちると思いますがご了承ください。
    お待たせしてしまい申し訳ございません。

    230 :

    やっぱどこも4月は忙しいのかー…
    まぁ仕事じゃしょうがないよね

    楽しみに待ちますぜー

    231 :

    年度始めはどこも忙しいし仕方ない

    232 :

    この時期に忙しくなかったら逆にこわい
    失踪さえしなければのんびり待つよ

    233 :

    >>219->>220
    別世界で京ちゃんと共演してる人多いんだな
    無理ない生存報告が欲しいっす

    234 :

    そら何故か出番が一切無いキャラに当時既に売れてた福山を使ってるからな

    235 :

    京ちゃんに限らず咲の男キャラの声優陣は無駄に豪華

    236 :

    ようやく仕事も落ち着いてきました。まだまだ忙しいと言えば忙しいですが。
    ちょっといろいろ迷っていますが、とりあえず幕間というかつなぎの部分が書けたので投下していきます。

    全然関係ない話なんですが、SS書く際に咲の単行本を読んでいろいろ確認しながら書いてます。
    ですが、困ったことに私の咲の単行本8巻だけ行方不明なんですけど誰か知りませんか?

    237 = 1 :

    (そのころの宮守女子宿泊地)

    「ねぇ、聞いた? あの清澄高校の噂」

    豊音「うん。聞いた聞いた。ちょーこわいよー」ブルブル

    胡桃「ヤクザの権力を盾につけて男子部員を奴隷に……」

    白望「ダル……」

    エイスリン「ニホンノmafia。ヤクザノオイコミ? エンコヅメ?」ガクガク

    「ちょ、どこでそんな日本語覚えてきたの?」

    エイスリン「コワイ。モシ、キヨスミトアタッタラ、ワタシノアイテハ」

    胡桃「清澄次鋒は(麻雀雑誌ペラペラ)あっ、噂の広島ヤクザ……」

    エイスリン「ユビ、ユビキラレル。アガッタラキットユビキラレル。ヤダ、コワイ」ポロポロ

    豊音「だ、だいじょーぶだよ! そういうのは何かしでかした人が責任取るためにやることだから!」

    胡桃「そ、そうそう。そんな一緒の卓についただけで小指切られるなんてことはないから」

    白望「(あんまりフォローになってない……ダルい)」

    「と、とにかく当たらないことを祈ろう。大丈夫、参加校は沢山あるんだしそうそう当たることはないって」

    白望「塞、なんだかフラグっぽい……」

    豊音「そういう私も相手は噂の魔王さんだし、ちょっと怖いな。アガれるのかな。ひ、酷いことされるのかな」プルプル

    「見た目はおとなしそうな女の子なのにね。長野はどんな魔窟なんだか」

    エイスリン「コワイ、ヤクザ、コワイ。キット……」

    238 = 1 :



    モワンモワンモワーン

    ――――――――――――――――――――
    ――――――――――
    ―――――

    239 = 1 :

    エイスリン「ロ、ロン! 8,000テンデス!」

    まこ「ッチ」

    エイスリン「ア、アノ。8,000テン……」

    まこ「わかっとるわい! おらっ!」点棒バシッ

    エイスリン「ヒッ!」ビクッ

    「あ、あの。点棒の受け渡しはもう少し丁寧に……」

    まこ「あぁん?」

    「そ、その、ま、マナーというか」

    まこ「ほーう。姉さん、言うのぅ」

    「」ビクビク

    まこ「……まぁ、そうじゃな。すまんすまん、以後気を付けるわ」

    「い、いえ、わかって頂ければ」ホッ

    まこ「ところで、最近こっちに店を出してな。よかったら働かんか?」

    「えっ?」

    まこ「なーに、ちょっと客と一緒に風呂に入って体を洗ってあげるだけじゃけぇ。大したことないわ」

    「そ、それって」

    まこ「客も気持ちよくなって自分も気持ちよくなる素晴らしい商売じゃ。給料も高いぞ。どうじゃ?」

    「け、結構です」ナミダメ

    まこ「そうか、残念じゃな。ベッピンじゃけぇ、売れっ子になるぞ」カチャカチャ、タン

    由子「あ、あの。それ、ロンなのよー。5,200点」

    まこ「あぁ? もうアタりけぇ。楽しそうでえぇなぁ、こっちは全然じゃと言うのに」

    由子「す、すみません」

    まこ「まったく、わしも楽しみたいのぅカチャカチャ

    由子「」ブルブル

    240 = 1 :

    エイスリン「エ、エット、リーチデス」っ6ピン

    まこ「あぁん? 3順目じゃと? わかるかいな、そんなもん」っ9ピン

    エイスリン「アッ」ピクッ

    まこ「なんじゃ?」

    エイスリン「ア、アノ、ソノ」

    まこ「はっきりせんかい!」ダンッ

    エイスリン「ロ、ロン! リーチ、イッパツ、サンショク、ドラドラ。18,000……」

    まこ「おどれ……」ビキッ

    エイスリン「エット、ソノ」オロオロ

    まこ「誰に向かって上等コいとるんじゃ! あぁ!?」タクヲケリアゲ

    「ちょ、暴力は」

    由子「お、落ち着いてほしいのよー」

    まこ「黙れや! おまんらもいてまうど? あぁ!? それとも代わりにワビ入れるんか? あぁ!?」

    「」

    由子「」

    エイスリン「ユ、ユルシテ」ガタガタ

    まこ「おう。で、どうワビいれるんじゃ?」

    エイスリン「エッ?」

    まこ「どうワビいれるんじゃって聞いとるんじゃボケがっ!」

    エイスリン「ゴ、ゴメンナサイ」ペコペコ

    まこ「アホか。ワシもガキの使いで来とるんじゃないんじゃ。誠意ってもん示せや」っドス

    エイスリン「ヒッ!」

    まこ「おらっ、指出さんかい。それで許したるわ」

    エイスリン「Noooooooooooo!」

    241 = 1 :

    ―――――
    ――――――――――
    ――――――――――――――――――――

    エイスリン「キットコーナル。ヤダヤダ」ポロポロ

    豊音「落ち着いて! 審判の人もいるんだからそんなひどいことにはならないから!」ワタワタ

    「……何でこんなに怯えてるの?」

    トシ「あー私がこの前貸したヤクザ物のVシネマで変なイメージができちゃったのかねぇ」

    胡桃「あー……」

    白望「ダルい」

    242 = 1 :

    (またまたそのころの阿知賀女子宿泊地)

    穏乃「嘘だよ、ね」

    「そうです。嘘に決まっているのです」

    「話を聞く限り、その、男の子を、せ、せ……奴隷にするよう子には思えないけど」

    「た、確かお父さんやお母さんは弁護士や検事さんですごく真面目な人だったんでしょ? ヤ、ヤクザの愛人だなんて。まだ15歳なのに」

    穏乃「はい。本人もすごく、すごーくお固い真面目な子で」

    「……でも、さっき別の学校の人が話してたけど清澄の人が男の子1人に大荷物持たせて走らせてたって」

    「ほ、ほんとなの。それ?」

    「うん、それでその男の子のことを、その、犬、って呼んでたって」

    穏乃「そんな……」

    「奈良から引っ越していってもう数年経つんだよね。……朱に交われば、ってやつなのかな」

    「な、長野って怖いところなんだね」

    「それにしても、せ、性奴隷って」カァッ

    「あ、灼ちゃん。やめて」マッカ

    穏乃「ほ、本当にそんな世界があるのかな。ねぇ、憧」

    「(性奴隷……)」

    穏乃「憧?」

    「(それって……)」

    モワンモワンモワーン


    ――――――――――――――――――――
    ――――――――――
    ―――――

    243 = 1 :

    「なぁ、和。もう、もうやめよう」

    放課後の麻雀部部室。今日は練習もなく、部室にいるのは男女が1人ずつ居るだけだった。
    京太郎は後ろ手に手錠をかけられた窮屈な体勢のまま、目の前で椅子に座りながら悠然と見下ろす和に言った。
    苦しげな京太郎の表情とは裏腹に和は慈愛すら感じさせる柔らかい表情で京太郎に微笑みかけた。

    「須賀君、何を言っているんですか」

    「こんな、こんなことはやっぱり、やっぱりよくない」

    「ふふっ」

    京太郎の口から出る拒絶の言葉を聞きながらも、何故か和はとても楽しそうに笑った
    和にはわかっていた。

    (結局、言い訳と逃げ道を用意したいだけなのに)

    和に無理やり従わされた。
    手錠をかけられてどうしようもなかった。
    脅迫されていたから仕方がなかった。

    京太郎はこの関係を続ける際にそういう言い訳を用意しているということは和にはよくわかっていたのだ。
    だが、この日まではそれを許していた。
    目に苦痛と怯えしかなく、ただただ苦しんでいた時期まではそれでもよかった。

    (だけど、それもお終いです)

    先日の京太郎との逢瀬で彼の眼に灯ったその光を和は見逃さなかった。
    責苦を受けている間、京太郎は先日口では拒絶の言葉を吐きつつ、苦しそうな表情を浮かべつつも確かにその光が宿ったのだ。

    (『理解』と『許容』の時期ですよ、須賀君)

    和は無言で立ち上がり、京太郎に近づいた。
    びくりと体を震わせる京太郎を気にも留めず、黙って後ろに回り込んで京太郎の手錠の鍵穴に鍵を差し込んだ。

    「……えっ?」

    きょとんとした京太郎がそんな声を漏らすが、和は何も言わず鍵を回し、手錠を話した。

    「そうですね、やめましょう。もう、自由の身ですよ」

    「なっ」

    「大丈夫です。今までのことは誰にも言いません。私の心にしまっておきます」

    「あ、あぁ」

    「さぁ、もう、行ってもいいですよ」

    和は呆気にとられる京太郎ににっこりとほほ笑みつつ黙って入り口を指した。

    244 = 1 :

    「ふふ、行かないんですか? 解放されたんですよ」

    和の言葉から3分ほど経っても京太郎はその場を動かなかった。
    顔を伏せ、何か顔をしかめ辛そうにしている。

    「ほ、本当に誰にも言わないんだよな」

    「えぇ、本当に」

    「本当だよな」

    「しつこいですね。本当ですよ? データ類ももう消しました」

    これ程念を押しても京太郎はそこまで言っても不安気な顔だった。
    いや、これは『不安』ではなく『不満』の顔だった。
    それに気づいた和は黙って椅子に座って京太郎に向き直った。

    「須賀君」

    「……なんだ?」

    「跪きなさい」

    京太郎の体がびくりと震える。
    それを聞いた瞬間、京太郎の顔に一瞬浮かんだ喜びの表情を見逃さなかった。
    だが、慌てて取り繕うように真剣な表情に戻る。

    「の、和。もう終わりにするって……」

    「えぇ、終わりにしました。これは私がただ単に、須賀君に『お願い』しているだけです」

    今までの優しげな笑みから一転、酷く蠱惑的な、官能的な笑みを浮かべる。
    事に及んでいるときに和が浮かべる笑みだった。
    京太郎はその笑みを見るとぞくりと背筋に走る何かを感じた。

    「この『お願い』を聞かなかったからと言って、今までのことを誰かに言うことはありませんよ。安心してください」

    「う、嘘、だ」

    「ふふ。須賀君、私が今まで嘘をついたことありました?」

    その言葉に京太郎は黙り込む。
    そう、和は一度たりとも嘘をついたことはなく、京太郎に言ってきたことはすべて真実だった。
    京太郎自身、好まざるものではなかったが和との付き合いも長くなってきているからこそ理解できた。

    「さぁ、もう一度『お願い』しますよ」

    そういいながら和は足を組む。
    比較的短めなスカートだ。おそらくかがみこめば下着が容易に見えるだろう。
    さらに和は組んだ左足のソックスを脱いですっ、と軽く前に出した。

    「跪きなさい」

    245 = 1 :

    京太郎は胸を抑えて何かを耐えるようにかきむしった。
    呼吸が荒くなる。
    ちらりと出口の扉を見た。
    ほんの数歩歩けばたどり着く距離。

    (行かなくちゃ)

    だが、京太郎は踵を返そうとするが、足が張り付いたように動かなかった。

    (この部屋を、出ていくんだ)

    和に対して必死に拒絶の言葉を吐こうとするが、軽い息が漏れるだけだった。

    (逃げ、なきゃ)

    意志とは無関係に膝ががくりと折れた。
    踵を返そうとしたときは全く動かなかった足がゆっくりと折れていく。

    (お、俺は、に、にげ、こ……こん、な)

    膝が麻雀部の冷たい床に触れる。

    (こんなこと、い、いや、嫌なん、だ)

    ぺたりと、そのまま床に手をついて、

    (あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁ)

    心の中で狂ったように叫びつつ、京太郎は床に額を付けた。

    (なんで、なんで)

    (逃げなきゃ、逃げなきゃいけないのに)

    (せっかく、せっかく終わったのに)

    (何で、何で俺は、こんな、こんなことを)

    必死に芽生えたそれから目を逸らし、必死に取り繕おうとするも結局逆らうことはできなかった。
    京太郎は、わずかに震えながらも和の前で跪いた。

    246 = 1 :

    (あぁ!)

    目の前で跪いた京太郎を見て、和は脳がどろりと溶けたかのような快感を覚えた。
    あれほど言ったのに、逃げなかった。
    言うとおりに跪いたのだ。
    間違いなく京太郎は一歩を踏み出したのだ。
    自らの意志で。
    ぐつぐつと頭の何かが熱くなってくる。
    下腹部の奥の奥がぎゅっとする不思議な感覚を和は味わっていた。

    「須賀君。『お願い』を聞いてくれてありがとうございます」

    (だけど、まだ『お願い』を聞いただけって言い訳をするかもしれませんね)

    「とっても嬉しいです」

    (次は、もっと明確な一歩を)

    「だから、顔を上げてください。須賀君」

    (踏み出してもらいましょう)

    京太郎は跪いた体勢のまま顔を起こした。
    瞬間、ドクリと大きく心臓が跳ねた。

    椅子に座った和よりさらに低い体勢にいる京太郎が顔を上げると、ちょうど和の組んだ脚の隙間から下着が見えた。
    薄手の赤い生地が見える。
    和はそれを隠そうともせず、むしろ見せつけるようにそれを晒していた。

    だが、京太郎の体を熱くさせた原因はそれだけではなった。
    伸ばされた和の足。
    ソックスを脱いで外気に晒されたその足に京太郎は目を奪われていた。
    親指から小指に至るまで繊細に整った指。
    珠のようにつるりとした美しいな踵の丸み。
    ぷくりと程よく膨らみ、官能的なカーブを描いた脹脛。
    美しい山の清水が常に滴り落ちているのではないかと疑うほどの美しい肌。

    しかし、その美しい芸術品にわずかな疵があった。
    脹脛の一部にわずかに青く、痣となった個所があるのを京太郎は気づいていた。
    そして、その痣を付けたのも自分だということに気が付いていた。

    (あれは、この前……)

    そう、京太郎が和に言われるがまま和の足を舐めた時に付けたものだ。
    その時京太郎は何気なく力を入れてしまったせいか、軽く歯が当たってしまったのだ。
    その後和に沢山殴られたことも忘れ、京太郎は不思議な幸福感を味わっていた。

    (あの、あの疵。あの足に疵をつけたのは、俺だ)

    体が震えてくる。怯えでも恐怖でもなく純粋な喜びから。

    (あの綺麗な足に)

    京太郎の下腹部が熱くなってくる。
    それが、固く熱を持ち始めてくることを京太郎は感じていた。

    (俺が、俺が疵をつけたんだ)

    そして京太郎は、小さく口元に笑みを浮かべた。

    247 = 1 :

    「さぁ、須賀君」

    和も笑う。これから始まるであろう享楽的な時間を思い浮かべて。
    京太郎の笑みを見て和はもうわかっているのだ。
    これから京太郎がどう答えるのか。

    「これから、どうしますか?」

    和自身、もう我慢ができそうになかった。
    少しでも返事が遅れれば欲望に身を任せ、京太郎をひたすらに嬲っていただろう。
    だが、それは無用の心配であった。

    「足を」

    和の問いに即座に口を開く。
    そして京太郎自身も和の望んでいること、自分の望んでいることを理解した。
    倫理観や常識といった煩わしいのは京太郎の心にはどこにもなく、ただ純粋な本能だった。

    「足を、舐めさせてください」

    そういって、京太郎は笑みを浮かべたまま頭を下げた。
    それを見た和は叫びだしそうな歓喜に包まれていた。
    目の前の雄が愛おしくて仕方ない。
    下腹部がさらに熱くなる。
    恐らく、下着はひどいことになって居るだろう。
    だがそれは和にとって些末な問題だった。

    「まったく、本当に仕方ない人ですね須賀君は」

    「はい。すみません」

    和の侮蔑の言葉に、今までとは比べ物にならないほど従順な声で京太郎は謝罪の言葉を吐いた。
    だが、謝りつつも京太郎の伏せた顔は今まで浮かべたこともないような歪んだ笑みを浮かべていた。

    「ふふ、いいですよ」

    ごくり、と唾を飲み込む音が部室に響いた。
    それが京太郎のものなのか、和のものなのか、それとも両者のものなのか。
    和は足をゆっくりと、京太郎に軽く差し出した。

    「……さぁ、どうぞ」

    「ありがとうございます!」

    和の許しの言葉を聞いて、京太郎はまるで飢えた犬のように和の足に飛びついた。
    自分の眼前で自分の足に縋り付く京太郎を見ながら、和はとろけきった情欲の表情を隠そうともせずその感覚に身を預けていた。

    248 = 1 :

    ―――――
    ――――――――――
    ――――――――――――――――――――


    「いやあぁぁぁぁぁ! 和が、和がそんなことをするなんてぇぇぇぇ!」

    「きゃっ」ビクゥ!

    穏乃「うわっ! あ、憧?」

    「いったい何を考えたんだか……」

    249 = 1 :

    一旦ここまでー。
    水曜日までには続編を投下したいと思います。

    パーツはかけているのであとは上手くマージできれば……

    250 :

    乙乙
    アコチャー妄想かわいい


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