元スレアリサ「会いたかったよ、当麻くん」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
101 = 1 :
アリサ「それならいいけど……」
シャットアウラ「お前は私に気を使いすぎだ」
アリサ「だって……」
シャットアウラ「私の中にいた時はこんなに気を使っていなかっただろ?」
アリサ「そ、そう……かな……?」
シャットアウラ「そうだ」キッパリ
アリサ「うっ……」
シャットアウラ「そんなだと私みたいに上条当麻に説教されるぞ?」ニヤッ
アリサ「説教……」
102 = 1 :
シャットアウラ「そうだ。あるがままのお前でいた方が上条当麻も嬉しいと思うがな」
アリサ「……それはシャットアウラちゃんも……?」
シャットアウラ「さあな」
アリサ「……そこはちゃんと答えてよ……」ムッ
シャットアウラ「おやすみ、アリサ」
アリサ「おやすみなさい」
アリサ(……あれ? 今アリサって……?)
シャットアウラ「……」
アリサ(シャットアウラちゃん……)
103 = 1 :
~ 翌日9:40 喫茶アステカ ~
アリサ(ちょっと早く来すぎちゃったかな?)
アリサ(当麻くんとインデックスちゃん、まだ来てないよね)
カランカラン
エツァリ「いらっしゃいませ。お一人様ですか?」
アリサ「後から二人来ます」
エツァリ「それでは空いてるテーブル席へどうぞ」ニッコリ ピカァァァァ
アリサ(うっ……。笑顔が眩しい)
104 = 1 :
アリサ「」ズズー
アリサ「美味しい……」
アリサ「」チラッ
アリサ(9:50か……。もうすぐで……)
アリサ(ふ、服とかおかしくないかな?)アタフタ
カランカラン
エツァリ「いらっしゃいませ……。おや」
上条「よう、海原……じゃなくてエツァリだったか」
エツァリ「はい。本日はインデックスさんとお二人でご来店ですか?」
105 = 1 :
上条「後から一人来るか、もう来てるかもしれないんだけど」
エツァリ「そうですか。そういえば奥のテーブルに後ほど二人来ると仰っていた方がいましたが」
上条「そうか。ありがとう」
禁書「とうまのお友達?」
エツァリ「まあ、そんなところです」ニコッ
上条「あ、いたいた。アリサ」
アリサ「あ、当麻くん、インデックスちゃん」
禁書「アリサ、おはよう!」
上条「悪い。待たせたか?」
106 = 1 :
アリサ「ううん。私もさっき来たところだよ」
上条「ならよかった。それじゃ俺達もコーヒー一杯飲むかな」
禁書「私はココアがいいんだよ!」
上条「エツァリ、いつもので」
エツァリ「かしこまりました」
アリサ「……あれ? 店員さんとお知り合い?」
上条「まあな」
アリサ「当麻くんって赤い髪の人といい、外人さんのお知り合いが多いの?」
禁書「その通りなんだよ」
107 = 1 :
アリサ「へぇ。なんか凄いね」ニコッ
上条「そ、そうか?」
アリサ「うん。もしかして英語とか話せたり?」
上条「話せません」
禁書(魔術師達が日本語出来る人達でよかったんだよ。じゃないととうまの説教が効かないもんね)
~ 20分後 ~
上条「それじゃそろそろ行くか」
アリサ「うん」
禁書「今日は遊びまくるんだよ!!」
108 = 1 :
今回はここまで
また今度
エツァリは素顔で接客してます
暫くはアリサの恋愛奮闘物語になります
109 :
>>107
サンドリヨンが普通に相手してたらやばかったなwwwww
いろんな意味で
あと乙
110 :
日本語が一応できる外国人相手に日本語でまくしたてて、説教をちゃんと理解するまでのタイムラグで殴る上条さん
111 :
土御門はいい奴だった
112 :
なんか喫茶アステカって見た瞬間、グループが暗躍しているのかと思っちまったじゃないかwwww
113 = 111 :
ウェイトレス
ショチトル トチトリ
厨房
テクパトル
115 :
展開が気になりすぐる
116 :
1はテクパトル嫌いだから出ないだろうし、出てくるとしたら即時に死ぬ
117 :
え
118 :
乙! 投稿舞っとる?
119 :
やべぇwwwwwアリサ可愛すぎるわwwwww
120 :
ああああああアアアアぁぁァァァァリサァァァァァぁぁぁ!!!!
121 :
>>120
やかましい! 着てたかと思ったジャマイカ!!
122 :
待ってるよー
次はいつー?
123 :
~ ゲーセン ~
上条「本当にこんなところでよかったのか?」
アリサ「うん。友達とゲームセンターって来たことなかったから」
上条「そうか」
禁書「アリサ、UFOキャッチャーやるんだよ!」グイグイ
アリサ「あ、インデックスちゃん待って!」
上条(インデックス、凄い楽しそうだな)
禁書「ぬぬぬ……」ウィーン
禁書(来い来い来い来い来い来い)
ポロッ
禁書「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
124 = 1 :
アリサ「あらら……」
禁書「」ガックシ
アリサ「そんなにあのぬいぐるむ、欲しかったの?」
禁書「うん。かなみんに出てくる妖精さんで可愛いから……」
アリサ「……よし、私が取ってあげる!」
禁書「アリサ?」
上条「得意なのか?」
アリサ「あんまり。でもインデックスちゃんの為に頑張ってみる!」
禁書「アリサ……」ジーン
アリサ「見てて、インデックスちゃん!」
125 = 1 :
~ 5分後 ~
アリサ「」
上条(1000円も使ったのにアームでぬいぐるむを掴むこととも出来ないとは……)
アリサ「うぅぅ……」
禁書「アリサ、もういいんだよ……」
アリサ「ごめんね、インデックスちゃん」
禁書「ううん。その気持ちだけで十分なんだよ」
上条「……それじゃ俺も一回試してみるか」
禁書「とうまがやってもお金の無駄になるだけかも」
上条「」ムッ
アリサ「インデックスちゃん、そんな言い方は……」
126 = 1 :
禁書「とうまは私が知り限りUFOキャッチャーで目当てのものを獲ったことがないんだよ」
上条「」ギクッ
アリサ「そ、そうなの……?」
上条「……まあ、その……」
アリサ「当麻くん……」
上条「やめろ。上条さんをそんな哀れんだ目で見ないでくれ!!」
禁書「もしとうまが獲れたら一週間ご飯おかわりしなくてもいいんだよ!」
上条「」ピクッ
上条「……言ったな、インデックス」
禁書「うん」
127 = 1 :
上条「よし、やってやろうじゃないか!」
アリサ「い、いいの……?」
禁書「どうせ獲れないから大丈夫なんだよ」
上条(いいぜ、インデックス。お前がいつまでも俺がUFOキャッチャーで目当てのものを取れないと思ってるなら……)
上条(今、この場でそのふざけた幻想をぶっ殺す!!)
上条「……頼むぜ、俺の200円」ゴクリ
上条「」ポチッ ウィーン
アリサ「頑張って、当麻くん!」
禁書「ふふん」
128 = 1 :
上条(横移動はOK。次は縦移動だ)ウィーン
ガシッ
アリサ「掴んだ!?」
禁書「……」
上条(よし。掴み具合もいいぞ! 後は……)
禁書(どうせ途中で落っこちるんだよ)
ウィーン
アリサ「あっ……」
上条「来い来い来い!!」
129 = 1 :
禁書「……え? 嘘……?」
ウィーン
上条「来た!!」
ポスッ コロコロ
上条「よし!!」
アリサ「当麻くん、凄い!」
禁書「」
上条「やったぞ、インデックス!」
アリサ「凄いよ。一回で成功するなんて!」
禁書「……お、おおお……」
禁書(一週間おかわり出来ないんだよ……)ガックリ
130 = 1 :
アリサ「い、インデックスちゃん……」
上条「インデックス、約束は守ってもらうぞ」スッ
禁書「……うん。男とシスターの約束だから仕方ないんだよ……。ぬいぐるみ、ありがとうなんだよ……」
アリサ(インデックスちゃん、とても感謝してる顔に見えないよ……)
―――――
禁書「アリサ、次はプリクラ撮るんだよ!」
アリサ「うん。当麻くんも一緒に……」
上条「いや、俺はいいよ。どうせコスプレするんだろ?」
禁書「うん!」
アリサ「え? コスプレ?」
禁書「そうなんだよ。前に氷華ともプリクラで一緒に撮ったんだよ」
アリサ(氷華? お友達かな?)
上条「それじゃ俺は適当にぶらついてるから」
禁書「うん」
131 = 1 :
~ 更衣室 ~
アリサ「え? こんなに沢山あるの?」
禁書「うん。私はかなみんのにするけどアリサはどれを着るのかな?」
アリサ「え、えっと……」
アリサ(ナース服、婦警さん、スクール水着、修道服……。色々ある……)
アリサ「え? 何このデニムが片足切れてるのは?」
禁書「さあ。でも私の友達に同じ格好してる人がいるんだよ」
アリサ(最近こういうのが流行ってるのかな……?)
禁書「アリサ、決められないならこれなんてどうかな?」ビッ
132 = 1 :
アリサ「あ、あれって……?」
禁書「前に氷華が着てたのなんだよ」
アリサ「あ、あんなの着れないよ///」
禁書「でも前にライブで……」
アリサ「あれはステージ衣装だから!」アセアセ
禁書「そ、そう。それじゃ先に着替えてくるね」スタスタ
アリサ「……どうしよう……」
アリサ「とりあえずこれでいいかな?」
133 = 1 :
上条「お、ヨッシーのたまごがあるじゃないか」
上条「前から気になってたんだよな」
浜面「お、大将じゃん」
上条「ん……?」クルリ
浜面「おっす。元気してる?」
上条「浜面?」
浜面「こんなところで上条と出くわすなんて珍しいな。一人か?」
上条「いや、インデックスと友達の三人で来てる」
浜面「その友達とは女?」
上条「そうだけど?」
134 = 1 :
浜面(流石大将だ)
上条「浜面は?」
浜面「俺は滝壺とフレメアの三人で。今は別行動中」
上条「フレメアか。元気でやってるのか?」
浜面「元気過ぎて困るくらいだ。一人でどっか行っちまうことも多くてよ……」
上条「まあ、子供だからな。仕方がない」
浜面「だがフレメアばかり構ってると、滝壺のご機嫌が……」ボソッ
上条「え? なんだって?」
浜面「な、何でもねぇ。それより折角だし二人でゲームでもしようぜ?」
上条「ああ。いいぞ」
135 = 1 :
~ プリクラ ~
アリサ「お待たせ、インデックスちゃん」
禁書「遅いんだよ、アリサ!」
アリサ「ごめんね。それじゃ撮ろう?」
禁書「うん。結局、ナース服にしたんだね」
アリサ「うん」
禁書「凄い似合ってるんだよ!」
アリサ「ありがとう。でもこれスカート短くない?」モジモジ
禁書「ナース服ってそんなもんじゃないの? それより私はどうかな?」
アリサ「インデックスちゃんも似合ってるよ」
禁書「当然かも。これ着て一人プリクラ10回以上してるからね!」エッヘン
アリサ「」
136 = 1 :
アリサ(インデックスちゃん、もしかして友達少ないのかな……?)
・
・
・
禁書「とりあえずアリサと初プリクラなんだね」カキカキ
アリサ「そうだね」
禁書「これから沢山撮るんだよ!」
アリサ「うん」
禁書「よし、ペイントはこれくらいでいいかも」
アリサ「ね、ねぇインデックスちゃん」
禁書「なにかな?」
アリサ「次はコスプレしないで撮らない? 当麻くんも一緒に……」
禁書「とうまも?」
アリサ「うん。だって三人で遊びに来たわけだから……その……」
禁書「……うん。いいよ!」
アリサ「それじゃ着替えたら当麻くん迎えに行こう?」
禁書「了解なんだよ」
137 = 1 :
上条「なんだ、浜面はザクを使うのか」
浜面「友達が俺にガンダムは似合わないっていうからよ……。そういう上条はユニコーンガンダムか」
上条「最近はまってんだ」
浜面「結構ゆっくり出来てんだ?」
上条「ああ。休日にDVD鑑賞とか昼寝も出来るんだ。幸せだろ?」
浜面「いや、普通のことなんだけどな……」
上条「……おっと、始まるぜ」
浜面「俺が使うザクの恐ろしさを見せてやるぜ」
上条「吼えてろ」
138 = 1 :
~ 3分後 ~
浜面「畜生……」
上条「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」
浜面「そりゃ違うに決まってるだろ……」
アリサ「当麻くん」
上条「アリサ?」
アリサ「こんなところにいたんだ。一緒にプリクラ撮ろう?」
上条「俺も?」
アリサ「うん。普通の格好で」
上条「わかった。インデックスは?」
139 = 1 :
アリサ「お手洗いにいってるよ」
浜面「……か、上条……」
上条「浜面、どうした?」
浜面「その子は?」
上条「アリサのことか? さっき言ってたインデックスと一緒に来てる子がこの子だよ」
アリサ「当麻くんのお友達?」
上条「ああ」
アリサ「初めまして、鳴護アリサです」ペコリ
浜面「え、えっと……もしかして歌手のARISAさんでいらっしゃる?」
140 = 1 :
アリサ「元ですけど」
浜面「」
上条「へぇ、やっぱりアリサ有名なんだな」
アリサ「当麻くん、恥ずかしいからやめてよ///」ポン
浜面「上条、ちょっと」グイッ
上条「おい、なんだよ?」
浜面「なんで上条がARISAと知り合いなんだよ?」
上条「いや、前にちょっとあってな」
浜面「前にちょっとあって?」
上条「まあな」
浜面「……一般人の美少女達だけじゃ飽き足らず、とうとう芸能人にも手を出すとは……。流石師匠!!」
上条「別に俺はアリサに手を出してないぞ!? ていうか美少女達にも!!」
浜面「またまたご謙遜を」ポンポン
アリサ(何話してるんだろう?)
141 = 1 :
~ 5分後 ~
上条「まったくなんだったんだアイツは……」テクテク
アリサ「面白い人だったね」クスッ
上条「まあ、それは否定しないけど」
禁書「あ、いたいた」
上条「おう、インデックス。コスプレはばっちりだったか?」
禁書「うん。とうまにも一枚あげるんだよ。はい」スッ
アリサ「」ビクッ
上条「どれどれ……」
上条(どうせインデックスはいつもの衣装なんだろうけど……)
142 = 1 :
アリサ(私のコスプレ姿が当麻くんに見られちゃう……!!)
アリサ「だ、駄目ぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」バシッ
上条「……え?」
アリサ「あっ……」ドサッ
上条「おわ……っ」
ズテッ!! ゴツッ!!
上条(後頭部もろに打っちまった)ズキズキ
アリサ「いったぁい……」
上条「んぶっ?」パチッ
上条(息苦しい。だがこの顔に圧し掛かってる柔らかい感触は……)ムニュ
143 = 1 :
アリサ「……はっ! 当麻くんごめん!!」バッ
上条「……あ、ああ……」
アリサ「///」
禁書「とうま……」
上条「」ギクッ
上条「ま、待て。インデックス今のは……」アセアセ
アリサ「そ、そうだよインデックスちゃん。今のは私が押し倒しちゃってせいで……!」アセアセ
禁書「……アリサがそう言うなら」
上条「」ホッ
上条「助かった、アリサ」
144 = 1 :
アリサ「ううん。私が悪かったんだもん。ごめんなさい」
上条「いや。そんなにプリクラ見て欲しくなかったのか?」
アリサ「だ、だって……。コスプレしてるの見られるなんて恥ずかしいから……」
上条「そうか? アリサなら何でも似合うと思うぞ?」
アリサ「」ドキッ
アリサ「あ、ありが…と…う…」
アリサ(うぅぅ……。当麻くんに褒められた……)ドキドキ
禁書「……?」
上条「それじゃプリクラ撮りに行きますか」
禁書「うん」
145 = 1 :
今回はここまで
股今度
147 :
大将更新乙! 舞ってるぜ!
148 :
頑張ってくれ!
待ってる!
149 :
乙ー。続きが楽しみだぜよ。
150 :
楽しみに股ってる!
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