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    元スレアリサ「会いたかったよ、当麻くん」

    SS+覧 / PC版 /
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    タグ : - とある魔術の禁書目録 + - エンデュミオンの奇蹟 + - エンデュミオンの希蹟 + - 鳴護アリサ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    ・これは上条×アリサのSSです
    ・細かい所は気にしないで下さい
    ・映画見てない人は見ない方がいいです
    ・投下は週に1,2回位


    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1363439880

    2 = 1 :

    ~ 12月上旬とある高校 ~


    青ピ「カミやん、今日も弁当なんや」

    上条「購買で買うより安く済むからな」

    土御門「カミやんは主夫じみてるにゃー」

    上条「お前らが料理しなさすぎなんだよ」

    土御門「俺は舞夏が作ってくれるからにゃー」

    上条「舞夏が作らない時に、夕食を求めて上条さんの部屋に来るのはやめてくれ」

    土御門「カップ麺よりカミやんの料理のほうがマシだからにゃー」

    上条「上条さんの料理をカップ麺と比べるな!」

    3 = 1 :



    ツノルオモイコノソラタカクツミアゲタナラ~♪


    上条「っ!?」

    青ピ「あ、店長からメールや」ポチッ

    上条「その曲……」

    青ピ「ん? 鳴護アリサちゃんの曲やな」

    上条(アリサの……)

    青ピ「最近全く見かけないんやけど、曲作りに専念してるんやろか?」

    上条「……」

    青ピ「早く新曲聴きたいんやけど」

    上条(それは無理だ青髪ピアス)

    土御門(カミやん……?)

    4 = 1 :

    ~ 放課後 ~


    上条「」テクテク

    上条(アリサか……。シャットアウラの中に戻ったと考えていいんだろうか?)

    上条(あいつら上手くやっているんだろうか。いや、アリサの意識は完全になくなってるのかもしれない)

    上条「……」

    土御門「カミやん」チョンチョン

    上条「土御門?」クルリ

    土御門「たまには一緒に帰ろうぜい」

    上条「……ああ」







    上条「……」

    土御門「鳴護アリサのことか?」

    上条「」ギクッ

    土御門「あれから3ヶ月か。月日が経つのは早いもんだぜい」

    5 = 1 :

    上条「……そうだな」

    土御門「鳴護アリサが消えず、尚且つシャットアウラの音楽を取り戻す。そんな皆がハッピーエンドになれる結末にすることも出来たんじゃないか、と思っているのか?」

    上条「……」

    土御門「それは無理な話だぜい、カミやん。推測に過ぎないが鳴護アリサはシャットアウラから生み出されたんだ。だから……」

    上条「わかってるよ。わかってる。ただ久しぶりにアリサの曲を聞いて少し会いたくなっただけだ」

    土御門「会いたくね……」

    上条「俺の携帯にさ、結構アリサの曲入ってるんだ。でもアリサがいなくなってからは全く聴いてない。なんでだろうな?」

    土御門「……」

    上条「曲を聴いたら今みたいな気持ちになってしまうから、無意識に遠ざけていたのかもしれないな」

    土御門「インデックスは?」

    上条「どうだろうな? もしかしたら俺がいない時に聴いてるのかも……いや、インデックスじゃ無理だろ。だって操作出来ないだろうし」

    土御門「完全記憶能力があるんだけどにゃー」

    上条「本当だよな。ははっ」

    6 = 1 :

    ~ 30分後 上条宅 ~


    土御門「また明日な、カミやん」

    上条「おう」

    上条「ただいま、インデックス」ガチャ


    シーン


    上条「……そっか。今日は黄泉川先生の家にお泊りすると言ってたな」

    上条「久しぶりに一人で夕食か」

    上条(風呂も入ってくるだろうし、今日はシャワーだけでいいな)

    7 = 1 :

    上条「」ジー

    上条「久しぶりに聴いてみるかな」パカッ

    上条「」ポチポチ


    <今夜は星が綺麗ね だからきっと届く!!


    上条「懐かしいな」

    上条「……」

    上条(そうだよな。他の奴らとは違ってアリサとは会いたくても、もう会えないんだよな……)

    上条「……駄目だ。気が滅入るから聴くのやめよう」ポチッ

    上条「さて、シャワーでも浴びるか」

    8 = 1 :

    ~ シャットアウラ宅 ~


    シャットアウラ(ふぅ、今日も沢山歌った)

    (そんなにカラオケ好きなら、同僚の人達と一緒に行けばいいのに……)

    シャットアウラ(私のイメージが崩れる)

    (でも毎日2時間も一人カラオケってどうかと思うよ?)

    シャットアウラ「うるさい!」

    (歌が大好きなんだし、歌手目指したら?)

    シャットアウラ(私はお前と違う。それに人前で歌うのは恥ずかしい)

    (そんなの慣れだよ。私だって最初は恥ずかしかったもん)

    シャットアウラ(本当か? あんな大勢の前で際どい衣装を着て……)

    (あ、あれは社長の命令でっ///)

    シャットアウラ(冗談だ)クスッ

    (うぅぅ……。今日はもう大人しくしてるね)

    シャットアウラ「……」

    シャットアウラ(全くよく喋る女だ)

    10 = 1 :

    ~ 深夜 ~


    シャットアウラ「」スースー


    ドクン!


    シャットアウラ「くっ……」

    シャットアウラ(な、なんだ。急に……)ドクン!

    シャットアウラ(か、体が熱い……)

    (だ、大丈夫!?)

    シャットアウラ「あっ……」

    シャットアウラ「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ピカァァァ!!

    (きゃぁぁぁぁぁぁ!!)

    11 = 1 :

    シャットアウラ「……ぅ……」

    シャットアウラ「……さっきのは何だったんだ……」

    「……」

    シャットアウラ「……な、なぜ!?」

    「……うぅ……」

    「な、なに……?」

    シャットアウラ「……鳴護アリサ……」

    アリサ「……え?」

    アリサ「……私、体が……」

    シャットアウラ(何故だ……?)

    アリサ「シャットアウラちゃん……これって……」

    シャットアウラ「私にもよくわからない」

    12 = 1 :

    アリサ「そ、そうだよね……。それより!」ハッ

    シャットアウラ「どうした?」

    アリサ「音は!?」

    シャットアウラ「……は?」

    アリサ「音楽。もしかしたらまたノイズになってるのかも……」

    シャットアウラ「……そ、そうか。とりあえず何でもいいから曲流してみる」

    アリサ「うん」

    シャットアウラ「」ポチッ

    アリサ(どうしよう。私のせいでまたシャットアウラちゃんが……)

    13 = 1 :

    <伸ばした手と理想は遠く~♪


    シャットアウラ「……」

    アリサ「ど、どう……?」ドキドキ

    シャットアウラ「……聴こえる」

    アリサ「……本当に?」

    シャットアウラ「普通に聴こえる」


    <君の腕は温かいよ~♪


    シャットアウラ「ノイズは全くない」

    アリサ「そ、それじゃ……」

    14 = 1 :

    シャットアウラ「ああ。今回は私の大切なものはなくなっていないようだ」

    アリサ「よかった……」ヘナヘナ

    シャットアウラ(私のことそんなに心配してくれたのか)

    アリサ「ねぇ、シャットアウラちゃん」

    シャットアウラ「どうした?」

    アリサ「私はこれからどうすればいいのかな?」

    シャットアウラ「……そうね。とりあえず……」ジー

    アリサ「……?」

    シャットアウラ「服を着たほうがいいな」

    アリサ「」

    アリサ「いやぁぁぁぁぁぁぁ///」ササッ

    シャットアウラ(私の胸が成長しないのは、やはりアリサのせいだったのか?)

    15 = 1 :

    ~ 翌朝 ~


    シャットアウラ「それでこれからどうするつもりだ?」

    アリサ「うん。また歌を歌いんだけど……」

    シャットアウラ「オービット・ポータル社は倒産しているし、以前契約したレコード会社が面倒を見てくれるかは……」

    アリサ「うん。だからまた路上ライブから始めようと思う」

    シャットアウラ「そうか。なら今日は二人で買い物に行くとしよう」

    アリサ「服とか」

    シャットアウラ「それもあるけど……。楽器も必要だろう」

    アリサ「え? でもそんな高いもの私買えないよ。私は無能力者だから奨学金少ないし、口座も残ってるかどうかわからないし……」

    シャットアウラ「心配しなくていい。楽器は私が買うし、口座が残っていなかったら服も私が買おう」

    16 :

    アリサスレ増えてきたな

    17 = 1 :

    アリサ「そ、そんなの悪いよ……」

    シャットアウラ「気にするな。お前はその……私の……私の……」

    アリサ「……?」

    シャットアウラ「……い、妹みたいなもの……だから……」

    アリサ「妹……?」

    シャットアウラ「」カァー

    アリサ「……あ、ありがとうシャットアウラちゃん……」ジーン

    シャットアウラ「いいからさっさと朝食を済ませろ!!」

    アリサ「はーい」クスッ

    シャットアウラ「それと……」

    18 = 1 :

    アリサ「なに?」

    シャットアウラ「買い物終わったら、お前の好きな上条当麻に会いに行けばいい」

    アリサ「えっ///」ドキッ

    シャットアウラ「家は知っているのだろう? 私は先に帰るから」

    アリサ「す、好きって……」

    シャットアウラ「毎日あれほど質問されれば嫌でも気付く」

    アリサ「」カァー

    シャットアウラ「当麻くん元気かな? インデックスちゃんと恋人になっちゃってるのかな?」

    アリサ「///」

    シャットアウラ「私の曲聴いてくれてるかな? 何度質問されたことだか……」

    アリサ「もうやめてぇぇぇぇぇ!!」

    19 = 1 :

    ~ 上条宅 ~


    上条「それじゃいってくる」

    禁書「いってらっしゃい、とうま」

    上条「17時までには帰るから」

    禁書「うん」


    ガチャ


    上条「……うし、今日も一日頑張りますか」

    20 = 1 :

    ~ 16時 第七学区 ~


    シャットアウラ「もう夕方か。すまない。急に仕事が入ってしまって行くのが遅くなった」テクテク

    アリサ「ううん。お仕事だから仕方ないよ」ニコッ

    シャットアウラ「そう。それじゃ私は家に帰るから」

    アリサ「うん。後で連絡するね」

    シャットアウラ「……なんだったら朝帰りでもいいんだが?」

    アリサ「そんなことしないもん!!」

    シャットアウラ「冗談だ。それじゃ」フリフリ

    アリサ「もう……」

    アリサ(……当麻くん、元気かな?)

    アリサ(確か当麻くんの学生寮はあっちの方だったよね)スタスタ

    21 = 1 :

    上条「卵1パック98円、もやし1袋5円か。今日はいい収穫だった」ホクホク

    上条(イギリス清教からインデックスに給料が入るようになったけど、節約にこしたことはないな)

    上条(いつ入院するかわからないし)


    <たこ焼きいかがかねー?


    上条「……たこ焼きか。久しぶりに食べるか」

    上条「すいませーん」







    上条「ここのベンチに座って食べるかな」ヒョコ

    上条「うー寒。さてたこ焼きたこ焼き」

    22 = 1 :

    上条「」パカッ

    上条「おー美味そうだ……」ゴクリ


    アリサ(道わからなくなっちゃったよ……)

    アリサ(当麻くんの学生寮何処だったっけ?)

    アリサ(シャットアウラちゃんに連絡……またかわかれそうだからもう少し頑張ってみよう)

    アリサ(でも歩き疲れたしお腹も減っちゃったよ……。あ、あそこのベンチで少し休憩しよう)

    アリサ(ベンチに座ってる人、後姿だけど当麻くんに似てるな……。特に髪型とか)

    アリサ(当麻くんも冬服着たらあんな感じなのかな?)

    アリサ(……って私は何を言ってるんだろう)アセアセ

    23 = 1 :

    上条「それじゃ頂きます」

    アリサ「すいません、お隣い――――」

    上条「ん? ああ、どうぞ―――――」

    アリサ「」

    上条「」

    アリサ「……と、当麻くん……?」

    上条「……あ、あ……アリサなのか……?」

    アリサ「うん。久しぶり当麻くん」ニッコリ

    上条「ひ、久しぶり……」

    アリサ「会いたかったよ、当麻くん」

    上条(なんでアリサが? 幻想か?)

    アリサ「当麻くん、驚きすぎ。顔に出てるよ?」

    24 = 1 :

    上条「あ……え……?」

    アリサ「まあ驚くのも無理ないよね。私だってシャットアウラちゃんと分離した時は驚いたもん」

    上条「シャットアウラと分離?」

    アリサ「うん。当麻くんこれから時間ある?」

    上条「ある」

    アリサ「それじゃ何処かお店に入ろう。詳しく説明するから」

    上条「わかった」

    アリサ「その前に……」

    上条「ん?」

    アリサ「たこ焼き少しもらえるかな?」

    上条「……はい?」

    アリサ「お腹が減っちゃって///」

    25 = 1 :

    ~ 15分後 喫茶店 ~


    上条「―――――そんなことがあったのか」

    アリサ「うん。原因はわからないんだけど」

    上条「でもよかったな」

    アリサ「うん。またシャットアウラちゃんから音楽を奪ったらどうしようかと心配だったの」

    上条(それにシャットアウラ内にアリサの意識もずっとあったとはな……)

    アリサ「今日はね、シャットアウラちゃんに楽器を買ってもらったの」

    上条「へぇ。あいつも優しい所あるんだな」

    アリサ「インデックスちゃんは元気?」

    上条「ああ。元気だ」

    アリサ「そっか。まだ一緒に暮らしてるんだよね?」

    上条「そうだけど?」

    アリサ(いいな……)

    26 = 1 :

    上条「それでアリサはこれからどうするつもりなんだ?」

    アリサ「うん。また路上ライブから始めようと思う」

    上条「だからシャットアウラが楽器買ってくれたのか」

    アリサ「うん。また私の歌聴いてくれる?」

    上条「もちろん」

    アリサ「ありがとう」ニコッ

    上条「……」

    アリサ「どうしたの?」

    上条「いや、もうアリサとは会えないと思ってたから……。会えて嬉しいよ」

    アリサ「そ、そうっ///」

    上条「この後、上条さん家来るかね?」

    アリサ「いいの?」

    上条「当たり前だろ。インデックスも喜ぶぞ」

    アリサ「うん!」

    27 = 1 :

    とりあえず今日はここまで
    また今度

    28 :


    ゆっくり待ってる。……自分の県で映画が上映することも……

    32 :

    超乙なの

    34 :

    上アリ最高だな

    35 :

    乙!

    アウラちゃん胸を気にしてんるのか?

    36 :

    素晴らしいSSです

    37 :

    この人はもう二年も禁書安価スレやっている人だからね
    こうして安価スレじゃないものを見れてうれしい

    38 :

    これは期待せざるを得ない

    39 :

    アリサかわいい


    禁書キャラで一番すき

    40 :

    超絶なる期待…

    42 :

    君には非常に期待している

    43 :

    上アリいいものですね

    そして安価に隠されてきた本当の>>1が姿を表す!……期待期待

    44 :

    本編でアリサでてくれないかな

    45 :

    作者来たかと思っちゃうから作者以外sageてほしい

    46 :

    これは期待する以外に何があろうか。

    上アリ最高だな!スレも増えてきたし!

    47 :

    じれったい

    48 :

    2828 
    上琴もいいけど上鳴も、これはこれでなかなか・・・
    期待!!

    49 :

    ぼくはシャットアウラちゃんがいいです

    50 :


    pixivで悠里なゆた さんの書く絵がオススメ!
    特に「二人だけの密会」は上琴レベル5の 「自分だけの現実」を壊すくらいヤベェよ!


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