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    元スレ京太郎「救われぬ愛に救いの手を」

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    251 :

    髪の毛、お弁当、憧……うっ、頭が……

    252 = 187 :

    愛宕家特製ハンバーグ(ボソッ

    253 :

    異物混入で思い出したけど咲さんの尿便はドン引きした

    254 = 253 :

    ……尿便ってなんだ、尿瓶だ

    255 = 245 :

    >>254
    咲さんの尿瓶についてくわしく教えてくれ

    256 = 171 :

    思い出した。
    「最上の愛を少女は知った」だ

    257 :

    咲 尿瓶 でググれば出るぞ

    258 = 2 :



    全国大会。

    その試合は野球の甲子園と同じで、一つの雀卓によって行われる。

    俺たち清澄が所属するBブロック第一回戦。

    それはこの大会における一発目の爆弾だ。

    中堅での他校飛ばしての勝利。

    優希も、染谷先輩も、その3人が全員大爆発した結果だ。

    これだけで、今三つのチームが全国から消える。

    俺はその様子を清澄の待機室で見ながら、小さく声を漏らしていた。


    京太郎「はぁー……緊張した…!」

    「どうして須賀君が緊張するんですか?」

    「あはは、京ちゃん落ち着かなかったね」


    そうは言うけど、部屋の空気は随分と柔らかいものだ。

    そう思っていると、足音が聞こえる。

    扉が開けば、薄い笑みを顔に貼り付けた部長がそこに居た。


    「先ずは一勝、もぎ取ってきたわ。さ、今日の試合はここまでだから帰るわよー」

    まこ「随分と急ぎ足じゃの」

    「帰って他の勝ち抜き校の牌譜チェックしたいのよ」

    「ですね」

    「あ、じゃあ先にちょっとお手洗い行ってきます!」

    京太郎「あ、ちょ待て咲……もういねぇ!」


    慌てて走り出す咲。

    俺の脳裏に甦るのは何時もの迷子状態だ。

    ただトイレに行く女の子を男が追うというのもひじょーにアレであって……。

    気づけば、咲が部屋を出てもう10分も過ぎていた。


    京太郎「………すいません、ちょっと探してきます」

    「私も手伝います」

    優希「私も行くじぇ!」

    まこ「ワシも行くかの」

    「じゃ、私はここで咲が帰ってくるか一応待ってるわね」


    全員が揃って立ち上がる。

    なんとも締まらないものだ。

    そんなことで皆が苦笑。

    さてさて、さっさと見つけてやろうか。



    259 = 2 :




    ―――だけど探すとは言っても、実は簡単だったりする。

    あいつは迷子になると右に左にと、角を曲がっていく。

    典型的な迷子の原因なのだが、無意識でやってるのが性質悪いものだ。

    俺は女子トイレ近くから道をざっと見る。

    人ごみは多い。

    となると、きっと流されるようにこっちに行ってるはずだ。


    京太郎「………見つけた」


    発見。

    意外とあっさりすぎるものだ。

    手を組み、うろうろとしている背中。

    笑うのを堪えて、俺は咲の肩を叩いた。


    京太郎「見つけたぞ。ったく、またか」

    「きょ、京ちゃぁ~ん……!」


    半泣き状態の咲。

    俺は携帯を取り出し、部長に繋げる。

    部長から皆にメール送信してくれるそうだ。

    俺はそれを受けたら咲へと向き直った。


    「あ、あああのね京ちゃん。私、また迷子になったんじゃ」

    京太郎「“また”って自分で言ってるじゃねーか」

    「あう」


    ぽこん。

    軽く小突くと頭を摩る咲。

    それに俺は小さく息を吐くと、咲の手を引く。

    全く、このポンコツ魔王さんはどうしてこうなんだろうか……。

    そう思う俺の手を、咲が少し強く握ったのに、俺は気づかなかった。




    【上昇判定】
    ・各レベル3段階で次のレベルへと移動する。
    コンマ判定でぞろ目時、無条件で一段階病み度が上昇する。
    ・安価判定失敗時、病み度が1上昇する……コンマ01~45
    ・安価判定大成功時、従順度が1上昇する……コンマ85~00
    直後判定

    260 = 173 :

    おまかせあれ!

    261 = 245 :

    大成功か!?

    262 = 187 :

    変化なしかな?

    263 :

    > 久「先ずは一勝、もぎ取ってきたわ。さ、今日の試合はここまでだから帰るわよー」
    リロード忘れからの流し読みしてたから何をもぎ取ったんだこの部長とか思ってしまった

    264 = 245 :

    おとなしくしてよう…
    あと>>257、ありがと。予想外の変態咲さんだったわ

    265 = 199 :

    「なあ首おいてけよ、なあ!首おいてけよ!」

    266 = 253 :

    >>265
    クビ切りビンタ麻雀か……

    268 :

    久に告白

    269 :

    270 :

    271 = 166 :

    タコス

    272 :

    咲ちゃん人気

    273 :

    >>270:咲



    夜。

    夕食が終われば自由が出来る。

    基本的にミーティングと練習。

    それだけなのでやることが無い俺は静かなものだ。

    今も部屋では和、優希、染谷先輩、部長が卓を囲んでいる。

    俺と咲は静かにその様子を見守っていた。

    しかし、熱い。

    狭い部屋に6人も集まっているというのもあるだろう。

    しかし、冷房を強くすると寒い。

    俺は冷蔵庫を開き、飲み物でも出そうかと探ってみたが何もない。

    どうせついでだ。

    皆の分の飲み物でも買ってくるか。


    京太郎「お茶買ってきますけど、注文は?」

    「あ、私りんごジュースで」

    まこ「ワシは緑茶がいいのう」

    優希「あたしはコーラでいいじょ」

    「紅茶でお願いします」

    「じゃあ私は―――」

    京太郎「お前は俺を手伝え」

    「ひどっ!?」


    俺が何を言ってるんだという顔をする。

    それにショックを受けたような、そんな顔をする咲。

    というか当たり前だろうが。

    手が空いてるのは俺とお前だけ。

    むしろこれで休めると思うほうが間違っているというものである。


    274 = 2 :




    咲と並んでホテルの廊下を歩く。

    会話は無いまま自販機についた。

    俺はコインを取り出し、それぞれの注文を買う。

    咲に振り返って、俺は尋ねた。


    京太郎「咲、お前はどうするんだ?」

    「あ、うん。お水でいいよ、京ちゃん」

    京太郎「水でいいんだな、じゃあこれか」


    水を購入し、咲に手渡す。

    咲はそれを両手で抱えるように持ち、ふと俺を見た。

    なんというか、困ったような、そんな顔だ。


    「………ありがとね、京ちゃん」

    京太郎「ん?何がだ?」

    「今日、私を見つけてくれて」

    京太郎「ああ、そのことか。気にすんなって、もう中学時代で慣れたし」

    「うん……」


    いや、そこでうんと言われても逆に困るんだけどなぁ。

    俺は小さく息を吐く。

    さっさと戻るぞー。

    そう声をかけて。

    咲は小さく微笑んで、俺を見た。

    うん。

    そう答えた、裏側の声。

    俺の耳には届かない。




    「そう……京ちゃんは、私を一人にしない……よね……?」




    【上昇判定】
    ・各レベル3段階で次のレベルへと移動する。
    コンマ判定でぞろ目時、無条件で一段階病み度が上昇する。
    ・安価判定失敗時、病み度が1上昇する……コンマ01~45
    ・安価判定大成功時、従順度が1上昇する……コンマ85~00
    直後判定

    275 :

    てい

    276 :

    いよっしゃ

    279 :

    無害、なんて甘美な響き

    280 :

    だが道のりは遠い

    282 :

    284 :

    のよりん
    だめなら宥姉

    285 :

    また絡ませづらい先輩かよ……

    286 = 278 :

    マメができない先輩押しは>>1が困って滞るからな…

    287 :

    部長・・・

    288 :

    これ部長放置し過ぎると死亡率上がるとかないよね?

    289 :

    ないわけ無いだろ…

    290 = 284 :

    頭のロールパンは鬼門

    291 :

    どこのスレにもスレ住人や>>1を困らせて楽しむ輩は居る、と

    292 = 2 :

    >>283:小走やえ



    ふと視線を動かせば目に入る。

    そんな経験は無いだろうか?

    よくTVで見るCMであったり、広告であったり。

    多種多様の注意を引く物が人それぞれにはある。

    俺が今日、ホテルの食堂に向かう足で目についたのは片方のドリル。

    その俺の視線と、ふとそのドリル髪の持ち主である小走さんと目が合ったのは偶然だった。


    やえ「ああ、須賀君だった…か?」

    京太郎「どうも、小走さん。小走さんもこのホテルに泊まってたんですね」

    やえ「ほどよく、会場に近いからね」


    席、失礼しても?

    そう問いかけると、構わないよ、と返される。

    俺はその言葉を受けるとそのまま小走さんの対面に座る。

    何を話そうか?

    そう思ったのだが、やっぱりこういう時の会話は麻雀が一番だろう。

    別に話さなくてもいい、とかもあるがそれはそれでアレだ。

    間が持たないだろう。

    会話の切り出しは俺。

    少なくとも、静かすぎるよりは十分マシ。

    それくらいには会話が出た。

    奈良の代表。

    そこも清澄と同じように5人ぎりぎりだとか、今日一回戦があるだとか。

    やっぱり、そういうどきどきというものは何処も同じだ。


    京太郎「まぁ、ウチも負けませんよ」

    やえ「それは楽しみだな、須賀君」



    【上昇判定】
    ・各レベル3段階で次のレベルへと移動する。
    コンマ判定でぞろ目時、無条件で一段階病み度が上昇する。
    ・安価判定失敗時、病み度が1上昇する……コンマ01~45
    ・安価判定大成功時、従順度が1上昇する……コンマ85~00
    直後判定

    293 :

    ふん!

    294 = 272 :

    よっと

    295 :

    怖ぇ…

    297 :

    298 = 280 :

    299 :

    300 :


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