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元スレ上条「俺が大豪邸の主に?」

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151 :

紙助邸てかアパートになるんじゃね

152 = 117 :

現段階では上条さんと彼を慕う女の子達のシェア住居みたいになってるかも
いかんせん即興の為先のことはあまり考えていないけど、ハーレムの仕掛けは適宜用意するつもり

153 :

あまりSSで出番のない、レッサーやフロリスをだな...

154 = 117 :

上条「ご、ごきげんよう吹寄さん」

吹寄「…何で貴様はそんなに挙動不審なのよ」ジロッ

上条「い、いや別にそんなことはありませんのことよ!?」

吹寄「…そんなことより上条、貴様本当に進級は大丈夫なんでしょうね…?」

上条「あ、ああ。俺はこれから平和に生きるって決めたからな!」

吹寄「はぁ…?」

上条「い、いやこっちの話です…」

吹寄「…そうやっていつもいつも、何か重要なことだけ隠そうとするんだから貴様は」ボソッ

上条「へっ…?」

吹寄「…別に何でもない。まっ、貴様が学校生活以外に首を突っ込もうとしないというのは殊勝な心がけだと思うわ」

上条「そ、そりゃどうも…」

吹寄「……で?」

上条「はい…?」

吹寄「あたしに何か用があるんでしょ!?」

155 = 117 :

上条「あ、ああ。用事と言うかその」

吹寄「…なに?」

上条「お前って好きな奴とかいるのか?」

吹寄「…」

吹寄「何で貴様がそんなこと聞くのよ…?」

上条「い、いや別に、ちょっと気になったものでして…」

吹寄「そうね…」

上条「…」ゴクッ

吹寄「…あまりに馬鹿過ぎて放っとけない奴なら近くにはいるわね」

上条「な、なんだ、つまり好きな奴はいないってことなんだな!?」

吹寄「…」

吹寄「……で、そういう上条はどうなのよ?」

上条「へっ…俺?」

吹寄「あたしにも聞いたんだから当然貴様にも答える義務はあるでしょ?」

156 = 117 :

上条「お、俺は…その…」

吹寄「…やっぱり答えなくていいわ」

上条「え?」

吹寄「…あたしも言葉を濁したのもあるから、ここで聞いたら公平じゃないわ」

上条「さ、さいですか…。それじゃお前、どんな男となら付き合っても良いと思う?」

吹寄「…貴様さっきからあたしをからかってるわけ?」

上条「け、決してそんなことは!? わ、わたくしめは至って真剣でございますのことよ!!」

吹寄「そ、そう…」

吹寄「…というか、そんなこと言われてもあたし今までに男なんかと付き合ったことないから良く分からないわ」

上条「へ? 吹寄ほどの巨乳少女が?」

吹寄「あ、あたしだって好きでこんな胸しているわけじゃない!!」

上条「…す、すみませんでしたー!!」ズサーッ

吹寄「べ、別にそれぐらいで土下座なんかするな… 」

上条「はぁ…」

吹寄「溜息なんかついたりしてどうしたのよ? …言っておくけど、あたしの前で『不幸』だとか言ったら許さないから」

157 = 117 :

上条「…不幸なんて言わねぇよ。…これで命の危機さえなけりゃな」ボソッ

吹寄「え…? き、貴様今なんて…!?」

キーン コーン カーン コーン

上条「あ、もう昼休み終わっちまったか。すまんな吹寄、時間とらせちまって」

吹寄「べ、別にそれぐらい良いわよ…」

上条「おう、サンキュ」

吹寄「…何か悩みがあるんだったらたまにはあたしに相談しなさい」スタスタ

上条「え?」


ガラガラガラ

小萌「はーい、授業を始めますよー♪」

青ピ「ま、まさかカミやんにそんな性癖があったなんて…」

土御門「俺もショックだぜぃ…。…ま、全てを受け入れてこその親友だろ?」

青ピ「つ、土御門…。そ、その通りや! カミやんにたとえどんな秘密があっても俺たちはいつまでも親友を続けたる!!」

土御門「あ、青髪ピアス…!」ホロリ

小萌「…盛り上がってる所悪いですけど、二人とも早く席に着くですよー?」

上条(…土御門の奴、俺のこと何て言いやがったんだよ)

158 = 117 :





<翌日>

土御門「で、カミやん。昨日は何か進展があったかにゃー?」

上条「うーん、放っとけない奴はいるらしいけど好きな奴はどうもいないっぽいな」

土御門「…」

土御門(カミやんはどこまで鈍感なんだ?)

上条「まぁ好きな奴が居ないってことは、一応俺にも好機があるってことだよな」


吹寄「ほう、上条。貴様今日も遅刻しなかったんだな」

上条「おっす、吹寄」

吹寄「感心感心。あとはその機能していないであろう脳みそに勉学の知識が詰め込まれれば良いんだけど」

上条「き、機能していないって…。ふ、ふん、確かにおつむの出来は良くありませんよーだ!」

吹寄「そこ、開き直るな!」

土御門「なんなら、吹寄がカミやんに勉強を教えてやればいいんじゃないかにゃー?」

吹寄「は、はぁ…? なんであたしがそんなことしなきゃいけないのよ!!」

土御門「このクラスから落第生を出したくないんだろう?」

吹寄「むっ…」

上条「お、俺だってやれば勉強ぐらい出来るんだぞ!? …多分」

吹寄「はぁ…」

159 = 117 :

土御門「それにカミやん言ってたろ?」

上条「はぁ?」

土御門「吹寄のことが気になって気になって仕方が無いって」

吹寄「なっ…!?」

上条「い、言ってねぇよそんなこと!? 大体吹寄には放っとけない奴がいるんだし!!」

吹寄「っ~~~!?」カァァ

土御門「あぁ、そういえば言ってなかったかもにゃー。じゃ、まぁ細かいことは気にせず吹寄に勉強教えてもらうといいにゃー」

上条「だってさ。良いか? 吹寄」

吹寄「……だ、誰が教えてやるかこの馬鹿上条~~~~!!!!」

上条「な、何故そこでお怒りにぃ~!?」

土御門「作戦失敗だにゃー」

160 = 117 :

今日はこの辺で
次回はもう少し投稿量増やしたいと

161 :

おつーん

162 :


投げ出さなければ問題ない

165 :

今日は書き溜めをしたいのでお休みです
見ていてくれている人はごめんなさい
代わりと言ってはなんですが、キャラ作成ツールで作った既出ヒロインをどうぞ

166 :

すげぇ…

167 :

吹寄は胸に違和感が…

168 :

連休なので明日こそは…

169 :

自分が続けられるペースでいいよ
アニェーゼが出るの楽しみにしてる

170 :

吹寄「ふんっ!」スタスタ


土御門「やはり対カミジョー属性完全ガードの女は一筋縄じゃいかねぇか」

上条「…良く分からんが、あいつをハーレムに加えるのは非常に困難という気はしてきた」ピクピク

土御門「ま、あれは俗にいうツンデレってやつだ」

上条「…上条さん視点からは、デレの部分が一切見えてこなかったのですが」

土御門「一応こういうのは青髪ピアスの範疇なんだろうが、さすがに部外者を巻き込むわけにもいかねぇしにゃー…」

ガラガラガラ

青ピ「うっはー、ぎりぎりセーフやー!」

土御門「お、噂をすれば何とやらか」

青ピ「お、なになに? 二人して僕の噂話してたん?」

土御門「よう青髪ピアス、早速だがツンデレの攻略法教えてくれないか?」

171 :

青ピ「は、ツンデレ?」

土御門「実はカミやんがな…」

上条「お、おいおい!? こいつに話してもいーのかよ!?」

土御門「最近恋愛ゲームに凝ってるらしいんだが、どうしてもツンデレ娘の攻略が難しいみたいなんだにゃー」

上条(こ、こいつまた適当なことを…)

青ピ「ふむ、なるほどなるほど。よっしゃ任せとき、カミやん! 落とし神と言われたこの僕が手取り足取りサポートしてやるさかい!」

上条「そ、そりゃ心強いなー…」

土御門「ほんじゃ、早速今日の昼休みに作戦会議といくぜよ!」

青ピ「おーー!」

上条「お、おー…」

172 = 171 :

<昼休み>

土御門「そんじゃ行くとするかにゃー」

青ピ「行こー行こー♪」

吹寄「…む、そこの三バカは揃ってどこに行くのよ?」

青ピ「ふ、今から僕たちが向かう先は…女人禁制の秘密の花園や」

ワー キャーキャー

上条「ちょっ、秘密の花園って何だよ!?」

子A「か、上条くんってやっぱりウケ…なのかな!?」

土御門「いいや、こいつは攻めだぜぃ。この前青髪ピアスがカミやんにやられて大変なことになってたにゃー」

子A「きゃー!!!」

子B「ま、マジでっ!?」ハァハァ

青ピ「何言ってんの、この間お前カミやんのことヒィヒィ言わせてたやないかー?」

子A「~~~!!!」カァァ

子B「ち、ちょっと今からカミツチで漫画書いてみる!!」ダダダッ

上条「よ、よく分からんが早く行こうぜ二人とも…」

ザワザワ

上条「何故そこでざわつく!?」

173 = 171 :

【屋上】

上条「はぁ、何か完全に誤解されてねぇか俺たち…」

青ピ「まぁ人生何が起こるか分からんもんやからねー」

土御門「今度カミツチの漫画見せてもらわないとにゃー♪」

上条「て、てめぇら…」

青ピ「で、僕たち何しにきたんだっけ?」

土御門「そりゃ禁断のプレイを…」

上条「いい加減にしろっ!!」ゴツンッ

青ピ「あいたたたー…。あ、せやせやツンデレちゃんの攻略やったな!」

土御門「で、何か良い策はあるのか?」

青ピ「んー…せやなぁ、目には目を…とか」

土御門「どういう意味だ?」

青ピ「せや。例えば『主人公のA男くんを好きなツンデレのB子ちゃん』がいるとするやろ?」

上条「ああ」

青ピ「普段A男くんに辛辣な態度ばかりとってしまうB子ちゃん。そんな彼女に普段と違う接し方をしてみるんや」

上条「普段とは違う…?」

土御門「…なるほど」

174 = 171 :

青ピ「つまりや、B子ちゃんの態度を甘んじて受け入れるのではなく、こっちから攻めの姿勢を見せるんや!」

上条「攻めの姿勢…?」

青ピ「大概のツンデレちゃんは、普段ツンケンしている分、自分が攻められる立場に弱かったりするんや」

上条「つまり、B子ちゃんに取るべき態度は…A男もツンケンした態度をとるってことか?」

青ピ「せや! もしくは無視するとかやな」

上条「んー…」

上条(どうだ? 土御門)ヒソヒソ

土御門(…方法としちゃ悪くはないが、今回の場合彼女を無駄に怒らせるだけな気がするぜよ)ヒソヒソ

上条(だよなぁ…)ヒソヒソ

青ピ「ん? なんや今のじゃアカンかった?」

土御門「方向性は悪くないと思うが、もう一押しってところかにゃー」

青ピ「ほな、普段とは違う環境で迫ってみるとかどうや?」

上条「例えば?」

青ピ「ま、ギャルゲーの王道は体育倉庫やな。よくある設定はそこに二人で閉じ込められて…」

土御門「!」ピーン

175 :

おったててんじゃねぇよ土御門

176 = 171 :

土御門「サンキュー青髪ピアス、参考になったぜよ!」

上条「へ…? もういいのか?」

土御門「ああ、ばっちりだぜぃ」ニッ

青ピ「なんや、カミやんやなくて土御門の方が喜んどるなー。一緒に攻略でもしとるんか?」

土御門「ま、そんなところだ。礼に今度カミやんがお前に飯奢るらしいぜぃ」

青ピ「ほんまに!?」

上条「ま、まぁそれぐらいはいいけど…」

青ピ「よっしゃー! 寿司、焼肉、中華…何にするか迷うわー♪」

上条「やけに高そうなチョイスばかりだな」

土御門「ついでに俺も奢ってもらうかにゃー」

上条「何でだよ!? ま、別にいいけども…」

青ピ「へぇ~、カミやん何やえらい景気いいなぁ?」

上条「…まぁ、色々あってなぁ」

土御門「今のカミやんなら大抵の物は買ってくれるぜぃ? だから今の内に媚売っとくといいにゃー」

青ピ「ほんまでっか? じゃ早速…カミやーん♪」スリスリ

上条「わざとらし過ぎるなオイ」

177 = 171 :

ひとまず終了
続きはまた今日中に

178 :

乙様でっす

179 :

<翌日>

【グラウンド】

小萌「え~今日は体育の先生がお休みなので、この時間は自習なのですよ~」

ワイワイ ガヤガヤ

小萌「皆静かに~! 先生は職員室で仕事をしているので、何かあったらすぐに呼びにくるのですよ~」

生徒「「はーい!」」

小萌「それじゃ吹寄ちゃん、後のことは任せるのです! 皆で何をするか決めちゃって下さいね~」

吹寄「分かりました!」

吹寄「…それじゃ多数決で決めるから順番に案を言っていきなさい!! 」

オレヤキュウ- アタシバドミントンガイイー

青ピ「あれ、ところでカミやんは?」

土御門「知らんぜぃ?」

青ピ「そうなん? せっかくの自習やのにどこ行ったんやろな~」

土御門「…」ニヤリ

180 :

【体育館】

シーン

上条「…」

上条「…今日ってバスケだよな?」


【グラウンド】

吹寄「よし、それじゃ野球に決定!!」

ワーワー

土御門「なぁ吹寄」チョンチョン

吹寄「ん、なによ?」

土御門「すまん、俺カミやんに次の体育の場所間違えて伝えちまった!!」

吹寄「はぁ?」

土御門「奴なら今体育館にいると思うにゃー。すまんが呼んで来てくれないか?」

吹寄「なんであたしが!? ていうか大体なんでアイツだけ間違うのよ!!」

土御門「頼む! 野球の道具はこっちで準備しとくからにゃー」

吹寄「はぁ……仕方ないわね」

土御門「恩に切るぜよ!」

181 = 180 :

【体育館】

上条「土御門の奴…もしかしなくても俺を騙しやがったな」

上条「わざわざ早めに行ってボール出してやっといたっつーのに…」

上条「いっそのことこのままばっくれちまうかなぁ…」

上条「はぁ…不幸だ」

??「…誰がばっくれるですって?」

上条「げっ…! 吹寄!?」

吹寄「人の顔見て『げっ』とは何よ『げっ』とは! せっかく人が呼びにきてあげたっていうのに!」

上条「い、いや決して変な意味で言ったのでは…!?」

吹寄「…ていうか貴様、本当にここでやると思ってたのね…」

上条「…土御門から『次はバスケだから先に行って準備しといてくれにゃー』って頼まれた結果このザマですよ」

吹寄「はぁ…土御門も土御門だけど、ただボケーっと待ってる貴様も大概ね…」

上条「…むぅ」

吹寄「まぁいいわ…。さっさとボール片付けるわよ」

上条「へーい…」

182 = 180 :

吹寄「そういえば次は昼休みか…。これが終わったら脳活性化ドリンク買いに行かなくちゃ」ブツブツ

上条「なぁ、吹寄」

吹寄「なに?」

上条「あ、いや、ありがとな。わざわざ呼びに来てくれて」

吹寄「別に。借りはきっちり返してもらうから」

上条「うへぇ…」

吹寄「ふぅ、やっと運び終えたわね。それじゃ早く戻ってあたしたちも野球に戻るわよ!」

上条「へぇ、あっちじゃ野球やってたのか」


ガラガラガラ


吹寄「…えっ?」


ガチャッ


上条「な、何が起きたんだ?」

吹寄「…」ガチャガチャ

吹寄「…閉じ込められた」

上条「…はい!?」

吹寄「…」イライラ

上条「ふ、吹寄…さん?」

183 = 180 :

ここで一旦終わり
投下ペース遅くてすまぬ…

185 :

体育倉庫ってよくあるシチュエーションだけどさ実際臭いよな

186 :

乙~
呪いなんてへのへのか~っぱ

187 :

その臭いところで吹寄と二人きり…どうよ?

188 :

わたし興奮します!

189 :

吹寄「上条」

上条「な、何でございましょう…!?」

吹寄「これも土御門の奴の仕業なの…?」

上条「ま、まだ分からんけど、第一容疑者は間違いなく奴ではないかと…」

吹寄「…はぁ」

上条「だ、大丈夫だって! きっと俺たちの不在に気付いた誰かが探しにきてくれるはずだ!」

吹寄「…もし来なかったら?」

上条「も、もし来なかったら…」

上条「吹寄と二人きりになっちゃいますかね…」

吹寄「…」

上条「と、とりあえず無駄な体力を使うことは極力避けて、じっと待っていたほうが良くないか?」

吹寄「それもそうね…。土御門のバカは少なくともあたしたちの居場所を知ってるはずだし…」

上条「…そんじゃ、奴が来るまで待つとしますか」

上条(とりあえず跳び箱にでも座りますかね…)ギシッ

190 = 189 :

吹寄「もう少し詰めてよ」

上条「!? お、おう…」ドキッ

吹寄「…」ギシッ

上条「…にしても退屈だなぁ」

吹寄「まったくよ。今頃あたしが4本はホームラン打ってたはずなのに」

上条「こんな短時間で4回も打席回ってこないと思うけどなぁ」

吹寄「…なによ」ギロッ

上条「い、いえいえ!? 何でもありませんのことよ!!」

191 = 189 :

上条「…そういえば以前、お前とバッティング対決したことあったよな」

吹寄「あぁあったわね、そんなこと。あたしのフォークボールに貴様は手も足も出せなかったんだっけ」

上条「いやいやいや!? あの時は明らかに俺のほうが勝ち越してただろ!!」

吹寄「…き、僅差だったでしょーが! 大体あたしはあの時、野球の経験なんてほとんど無かったのよ!!」

上条「あっさり敗北認めちゃってますが!? というか、あれがフォークボールだったのかどうかも怪しいんだよな…まぁ剛速球ではあったけど」

吹寄「あれはれっきとしたフォークボールよ! 貴様の目は節穴なの!?」

上条「な、何をぉ~~!?」

吹寄「…」

上条「…」

吹寄・上条「「プッ…」」

吹寄・上条「「あはははは!」」

上条「そ、そしてあの後親船先生が…」

吹寄「…やっ、やめなさいよ上条」ヒクヒク

192 = 189 :

上条「あの時は散々だったよなぁ」

吹寄「ま、あの時はどれもこれも全部貴様が悪いんだけどね」

上条「お、俺だけのせいじゃねーよ!」

吹寄「はぁ~、何か久々に笑った気がするわ」

上条「笑うと脳に良いらしいぞ?」

吹寄「知ってるわよ。でも、ここの所退屈で仕方なかったからそんな機会なかったわね」

上条「退屈なんて最高じゃありませんか。むしろ俺はこれから退屈を謳歌したいと思ってるところだし」

吹寄「…」

吹寄「ねぇ上条」

上条「なんだ?」

吹寄「ちゃんと単位とって進級しなさいよ」

上条「あ、ああ、分かってるよ」

吹寄(…あたしが退屈しないように)

193 = 189 :

上条「…何か暑くなってきたなぁ」

吹寄「当たり前じゃない。こんな夏真っ盛りの日に体育館倉庫に閉じ込められてるんだから…」

上条(吹寄の体操着が透けてきている…っていうのは言わない方が身の為だよな)

上条「しょうがない、窓でも開けるとしますか」

吹寄「そうね…」

吹寄「…」

吹寄「…って窓があるんならそこから脱出できるじゃない!?」

上条「いや、だけどなぁ…」

吹寄「?」

上条「結構高い場所に位置してるし、それに入り口狭くてさすがに通れないだろ…」

吹寄「そんなのやってみないと分からないじゃない!!」

上条「うーん…」

吹寄「貴様がやらないならあたしがやるわよ」

上条「へっ?」

吹寄「…なによ、もしかしてあたしじゃ通れないって言いたいの?」

194 = 189 :

上条(確かに細身の女の子ならギリギリ通れるかもしれないんだけど…)チラッ

吹寄「」バインッ

上条(アレじゃ確実に引っ掛かるよなぁ)

吹寄「んんっ…」ググッ

上条(おぉ…今吹寄のピンク色のブラがチラっと…!)

吹寄「むぅ…、確かに跳び箱を踏み台にした程度じゃよじ登るのはちょっと難しそうね…」

上条「だ、だろ!? 窓も開いたことだし、諦めて素直に待ってるのが一番だって!」

吹寄「…あたし、諦めるって言葉好きじゃないのよね」

吹寄「よし。上条、あたしを肩車しなさい」

上条「……はい?」

195 = 189 :





吹寄「よし、これでOKね!」

上条(ふ、吹寄の股間が俺の首に…)ドキドキ

吹寄「それじゃそのまま跳び箱の上にあがるのよ」

上条「お、おう…」ギシッ

グラッ

吹寄「…きゃっ!?」

上条「だ、大丈夫か吹寄!?」

吹寄「へ、平気よ…。落とさないようにしっかり掴んでるのよ…」

上条「ま、任せとけ…」プルプル

吹寄「お、これならいけそうね」

上条「が、頑張ってくれ…」

吹寄「よし、行くわよ!」ググッ

上条「き、気をつけろよ…」

吹寄「……!?」

上条「ど、どうした?」

吹寄「よ、良く考えたらこんな高いところから飛び降りるなんて無理じゃない…?」

196 = 189 :

上条「へっ…? あ、そういえば…」

吹寄「い、いくらあたしでもこの高さはさすがに無いわ…」

上条「わ、分かったから早く窓から頭戻してくれ…」プルプル

吹寄「わ、分かった…」ググッ

上条「ま、まだか…!?」

吹寄「…」ググッ

上条「どうした…?」

吹寄「…挟まった」

上条「…」

吹寄「…ど、どうしよう!」オロオロ

上条「と、とりあえず肩車解除していいか?」

吹寄「き、貴様、もしかしてあたしを見捨てる気…!?」

上条「ち、ちげぇよ! 一旦離れてマット敷き詰めるからその後引っ張ってやる!」

吹寄「あ、あたしに宙ぶらりんになれっていうの…?」

上条「極力早く助けるから我慢しててくれ」スルッ

197 = 189 :

吹寄「うっ…」

吹寄「こ、この程度の高さでうろたえてちゃだめよ吹寄制理…」ガクガク

上条「…よし! とりあえず邪魔なものは退かしてマット敷き詰めたぞ! 辛くないか…?」

吹寄「い、良いから早く助けて…!!」

上条「わ、分かった! それじゃ足引っ張るぞ…!」ググッ

吹寄「!! いたたっ…! も、もっと優しく引っ張って…!!」

上条「す、すまん。それじゃもっと上のほうから…」ググッ

吹寄「だめ……抜けない」

上条「…やっぱ力が足りないか」

吹寄「うぅ……」

上条「やっぱこういうのは勢いが大事だよな…」ガシッ

吹寄「!? か、上条…貴様どこ触って…!?」

上条「……我慢しろよ吹寄ぇーーーーーーー!!!」グググググッ

吹寄「っ~~~~~~!!?」

スポッ

吹寄「ぬ、抜けた…!!」

グラッ

上条「くっ、危ない!」グイッ

吹寄「か、上条!?」

ドスーーーーン

198 :

吹寄「いつつ……」

上条「だ、大丈夫か吹寄…?」

吹寄(か、上条…あたしを庇って下敷きに…)

吹寄「…」

上条「……!?」ムニュッ マニュッ

上条(い、いつのまにか俺の手が吹寄の胸とお尻をがっちり鷲づかみにしちまってたぁぁ……!!」

上条「あ、ありがとうございます!! …じゃなくて、すすす、すみません!! け、決してこれはわざとではなくてですね…!!?」

吹寄「…」

上条「ふ、吹寄さん…? あ、あの、できればこの状態から脱したいのですが…」

199 = 198 :

細かいけど訂正

上条(い、いつのまにか俺の手が吹寄の胸とお尻をがっちり鷲づかみにしちまってたぁぁ……!!」

上条(い、いつのまにか俺の手が吹寄の胸とお尻をがっちり鷲づかみにしちまってたぁぁ……!!)

200 = 198 :

吹寄√も大分進んだところで、今日はこの辺で


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