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    元スレP「おはようございます、星井さん」 美希「……ハニー?」

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    152 :

    一気に読みたいけど、一気に来ると終わってしまう・・・

    今日も待ってるで

    153 :

    -レッスンスタジオ-

    千早「ありがとうございました」

    美希「またなのー」

    講師「はい、またね。おつかれさま」

    千早「今日の美希、すごかったわ。久しぶりのはずなのに」

    美希「千早さん、さっきからもう五回目なの」

    千早「本当にすごいと思ったから。私も負けられないわ」

    美希「ミキだって負けないんだから」

    千早「うふふ……今日は楽しかったわ」

    美希「ミキも千早さんの歌が聴けて、すごく勉強になったの。千早さんの高いとこの出し方、ちょっとマネしてみたりしたの」

    千早「実は私も美希の真似してた。美希は声の立ち上がりが早いから、参考にさせてもらったわ」

    154 :

    155 = 137 :

    他のPは要らないな

    156 :

    美希「えへへ、マネしあってたんだ?」

    千早「私はもっといい歌が歌いたいから。美希も?」

    美希「ミキ、頑張ったらハニーに褒めてもらえるかもって。最近ちょっと一緒にいれないけど、そのあいだにミキが頑張って、もっとキラキラしたら
       ハニーびっくりするかな? そう思ったの」

    千早「……美希は本当にプロデューサーが好きなのね」

    美希「うん! だーい好きなの! いくら千早さんでもハニーはあげないの」

    千早「わ、私は……」

    千早(私は……見てほしいって、思ってるだけ。それだけ……)

    美希「ね? ミキ、事務所に寄ってくけど、千早さんは?」

    千早「あ……そうね。私も行くわ」

    千早(プロデューサーがいるかもしれないし……)

    美希「ハニーにおみやげ買っていくの! 千早さん、ローソン寄るのー!」

    157 :

    きてれぅ

    158 :

    きてれぅ

    159 = 1 :

    -765プロ事務所-

    律子「……このメンバー分けは、おそらく大ブーイングが来ます」

    P「それは承知の上だ。だからこそ美希には前から対応はしてる」

    律子「別に美希のことだけ言ってるわけじゃないです。春香だって響だって真だって、きちんとした説明がないと納得しないと思います」

    P「三人にはちゃんと説明する。俺だって、何も考えないで分けたわけじゃない」

    律子「……ちなみに、その考えって?」

    P「新しいプロデューサーに任せようと思ってる四人は、売り出す方向性が固まってきているアイドルだ」

    律子「それは一人ずつ聞きます。春香は?」

    P「イベントを中心に、ポップチューンの音楽とグラビアを絡ませて幅広いジャンルで顔を出してる。春香は正直ほっといてもオファーは来る
     くらいまで人気がきてるから、たまに変則でダークな格好をさせてもおもしろいかもな」

    律子「……はい、次、響は?」

    P「メモを取る必要あるのか? 参考になるかわからないけど」

    律子「いいからいいから。響についてお願いします」

    160 = 1 :

    P「あぁ。響は元気キャラだから、バラエティに出られたらと思って挨拶回りには行ったんだ。現状ちらほら話が来ていて、そのうちゲストで出て
     いい仕事が出来れば準レギュラーもありそうな感じだ。あとは他のアイドルのバックダンサーもやってもらいたい」

    律子「歌を出す予定は無いんですか? 響もかなりイイ線いってると思いますけど」

    P「イイ線をいってるという認識がまだ世間に広まってないから、ライブを重ねてじっくり評価を上げてからがいいかと考えてる」

    律子「ふんふん……真は?」

    P「真は声がいいからな、今も雪歩とやってるラジオは継続してもらう。それから、この前雑誌の専属モデルに決まった。格好いい系だけどな」

    律子「なるほど……その方向だと真の意向はほぼ無視ですか?」

    P「そこは春香と同じで考えてる。たまには可愛い格好もいいんじゃないかと」

    律子「まぁ、それが許されるかはその時次第ですか」

    P「そんなところだな。あとは響と同じ、バックダンサーもちょくちょくやってもらいたい」

    律子「……はい。で、最後に美希を」

    161 = 1 :

    P「………………」

    律子「……プロデューサー?」

    P「美希は……わからない」

    律子「はぁ? わからないってどういうことですか?」

    P「美希はすごいよ。気分が乗ればなんでもやれる。正直、歌もダンスもビジュアルも、どれで勝負してもトップになれると思う」

    律子「それは私でもそう思う時もあります。でも、その気分にさせるのが難しいことはあなたが一番わかってるじゃないですか?」

    P「そうだな……俺が言えば乗ってくれるかもしれない。でも、それじゃ駄目なんだよ」

    律子「駄目って……」

    P「誰とやっても一定の力が発揮出来なければ、って話、美希にしただろ?」

    律子「はい、私も聞いてましたし」

    P「俺はこの機会が勝負だと思ってる。美希にも、俺にも」

    162 = 1 :

    律子「勝負……?」

    P「ここで美希が俺以外のプロデューサーに付いて行かなかった場合、美希の成長はそこで終わってしまう気がするんだ」

    律子「そんなこと……考え過ぎですよ」

    P「いや、これは誰にでも言えることだ。いつまでも同じプロデューサーと仕事してたら世界が広がらない。もっと視野を大きく持たないと」

    律子「でも、あの子はまだ十五歳ですよ? ここできっちり基礎を教えないと、世界を広げたって進み出せません」

    P「ん……確かにそうかもしれないな。だけど、美希に基礎を教えるのは無意味な気がする」

    律子「それを言ったらお仕舞いです。何でもかんでもセンスでこなされたら、それこそプロデュースの意味もありません」

    P「あぁ……律子の言うことはもっともだ。ただ……」

    律子「ただ? 何です?」

    P「……いや、今は、いい」

    律子「……とりあえず、美希のことは保留にしましょう。今後のことは新しいプロデューサーが決まり次第、ということで」

    P「わかった。しばらくは今まで通りに」

    163 = 1 :

    伊織「内緒話は終わったのね?」

    律子「伊織……まだいたの? やよいたちは帰ったんでしょ?」

    伊織「えぇ、私はまだ帰りたくなかったから」

    P「もう遅いんだから帰ったほうがいいですよ。お迎えは呼んでないんですか?」

    伊織「さっきは普通に話してたのに、今は戻すのね?」

    P「本当はああいう時もこの調子で話したいんですけどね」

    伊織「まあ、あの時はあれで正解じゃないかしら? やよいもほっとしてたみたいだし」

    P「水瀬さんは優しいですね」

    伊織「い、今頃気付くなんて、ほんと、駄目駄目プロデューサーねっ!」

    小鳥(うふふふふふふふふ……ツンデレ頂きましたっ!)

    164 = 1 :

    P「ふぅ、事務仕事を片付けます」

    律子「今日も残業ですか? ほどほどにしてくださいね?」

    P「わかってます。音無さんももう時間過ぎてますよね?」

    小鳥「ピヨッ! え、えぇはい、もうすぐ帰りますよ?」

    律子「まさか、また3ちゃん見てないですか?」

    小鳥「まさかまさか……そそんなわけ……」

    律子「んー? マウスが異様に速く動いてますけど、何か消してるんですか?」

    小鳥「ち、違いますよぉ? ちょっとタブを開き過ぎただけで……」

    伊織「さっきまで『いちるき』とか『つなはや』だとか呟いてたわ」

    小鳥「ピヨッ!? 伊織ちゃん聞こえて……」

    伊織「当たり前じゃない。こんなに狭い事務所なんだから」

    165 = 1 :

    律子「小鳥さんまた仕事中にそんなの見て……ていうか、仕事は終わってたんですか?」

    小鳥「あぁ……はい。ここのほうがネットが早くてつい……」

    P「ま、まぁまぁ秋月さん……仕事場とはいえ趣味くらい人それぞれあるし……」

    小鳥(うぅ……プロデューサーさんにドン引かれてる……)

    律子「うーん、まあ私も息抜きに通販サイトとか見たりしますけど……」

    伊織「ところで『いちるき』って何かしら?」

    小鳥「伊織ちゃんにはまだ早いわ! 教えてあげたいけど……」

    律子「だーめーでーすー! 伊織、ネットで調べちゃ駄目よ!?」

    伊織「はぁ?」

    美希「ハニー! ただいまなのー!」

    千早「ただいま戻りました」

    166 = 1 :

    穴掘って眠ってますぅー!

    167 :

    おっつー

    169 = 157 :


    楽しみにしてるよ

    170 :

    いちるき好きなのかwww

    171 :

    今日はまだかな?

    172 :


    -テレビ局-

    春香「なんか最近寂しいなぁ……」

    「なにがだ?」

    春香「お仕事、一人で行くこと多くなって」

    「今日は自分が一緒にいただろー?」

    春香「今日のことじゃなくて、ちょっと前から私一人のお仕事増えたし……プロデューサーさんもあんまり来てくれないし……」

    「プロデューサーも忙しいんじゃないかな。事務所に行ってもいない時のほうが多いぞ」

    春香「うん、いつも誰かの付き添い……私じゃない誰かの」

    「でもいっつも、『なにかあったら連絡しろ』って言ってくるから、自分たちのことも考えてくれてるはずさー」

    春香「うん、そうだね……」

    173 :

    「春香はこの後どうするんだ? 自分は着替えたら事務所に戻るけど」

    春香「うーん、じゃあ私も行こうかな。一応スケジュールも確認したいし」

    「もしかして、春香もギチギチか?」

    春香「うん。もうすぐライブのリハーサルやるからってプロデューサーさんが調整してくれたから、最近は結構詰まってるかなぁ」

    「自分もそうだぞ? 昨日も一昨日も。自分たち、売れっ子だな!」

    春香「うん……去年とは全然違う……皆忙しいね」

    「春香は忙しいのが嫌なのか?」

    春香「え? ううん、そういうんじゃなくて……皆と会えなくて、寂しいなって」

    「春香は寂しがりなんだな。でも、もうすぐリハで765プロ全員が揃うから、全然心配ないさー」

    174 = 1 :

    「――はるか……春香ぁ!」

    春香「……んぃ?」

    「着いたぞ? 降りないのか?」

    春香「はぇ……ヴぁい! 降ります降ります!」

    「お、おお……寝てたと思ったら元気だな」

    春香「あはは……元気って言うか焦っちゃって」

    「タクシーの運ちゃんだって寝てる春香を乗せたまま走り出すわけないぞ? 焦んなくてもなんくるないさー」

    春香「そ、そうだよね……なんで焦っちゃったんだろ?」

    「自分が知るわけないぞ? あ、そういえば律子がシュークリームあるって言ってたな!」

    春香「ひ、響……話が飛び過ぎ……」

    「疲れたときには甘いものさー!」

    175 = 1 :

    -765プロ事務所-

    「ただいま帰ったさー! シュークリームあるかー!?」

    「あ……響、おかえり」

    雪歩「おかえり、響ちゃん」

    「ん……二人ともどうしてそんなとこで縮こまってるんだ?」

    春香「響、速いってぇ……ただいまぁ」

    雪歩「あ、春香ちゃん……」

    「春香も……そっか、今日は響と一緒だったんだ」

    春香「ひぃ……ちかれた。うん、そうだよ」

    「シュークリームは冷蔵庫だな? 自分の分のシュークリーム、残ってるかなー」

    「……へへ、響はいつも通りだね」

    176 :

    続きktkr
    四円

    177 = 1 :

    「はぁ? 自分はいつでもいつも通りだぞ?」

    春香「真、どういうこと?」

    「うん……今、ちょっと。ね? 雪歩?」

    雪歩「うん……ね、ねぇ春香ちゃん。春香ちゃんは知ってた?」

    春香「知ってたって……何を?」

    雪歩「あ……」

    「そっか、春香も知らなかったんだね……」

    春香「何を?」

    「うん……今度、新しいプロデューサーが来るっていう話」

    春香「え……?」

    178 = 1 :

    「なんだそれ? もう一人増えるってことなのか?」

    「え、えっと……増えるのかはわからないけど……」

    春香「増えるのかわからない……それって!」

    雪歩「プロデューサー……いなくなっちゃうのかな?」

    春香「………………」

    「は、春香?」

    「お、おい春香!? すごい瞳孔開いてるぞ?」

    春香「うそ……だよね?」

    雪歩「わかんないけど……もしそうだったら……」

    「雪歩、そんな仮定の話は――」

    春香「プロデューサーさんは!? どこにいるの!?」

    179 = 1 :

    「今は会議室に……新しいプロデューサーの人も一緒に」

    雪歩「社長と律子さんと小鳥さんも……」

    春香「……私、訊いてくる」

    「邪魔しちゃ駄目だよ春香!」

    春香「だって……プロデューサーさんがいなくなったら……私……」

    「そんなの皆同じだよ。ボクだって雪歩だって訊きたかったけど我慢したんだ。後で話すからって言われて」

    「自分も嫌だぞ……プロデューサーがいなくなるなんて」

    「だ、だからぁ、そうと決まったわけじゃないって」

    雪歩「真ちゃん……私、どうしたらいいのかな? せっかくプロデューサーとお話できるようになれたのに、もうお別れだったら……」

    「あーもう! 皆落ち着いてよ! ボクだって混乱してるんだからぁ!」

    「落ち着くったって……えぇっと、シュークリーム食べるかっ?」

    180 = 1 :

    春香「響!! 今はそんな状況じゃないの!!」

    「うぅぅ、自分だってわかってるさ……。だけど、どうしたらいいのか自分わかんないし……」

    「ボクたちもわからなくて……だからさっき、二人が帰ってきた時は何もしないで椅子に座ってるだけで」

    雪歩「あ、お茶。お茶入れようかな……皆、飲むよね?」

    「うん……シュークリームとお茶って変な組み合わせになっちゃうな?」

    春香「会議って何時から始まったの? どれくらい経つ?」

    「三十分くらい前だと思うけど……ごめん、混乱しちゃって時計見てなくて、正確にはわからない」

    春香「……プロデューサーさん、変わった感じじゃなかった? 何か変だったとか」

    「いや、普通だったよ……って言っても、ボクたちも少し前にラジオの収録から戻ってきたばかりなんだけど」

    春香「でも、今日会ったんでしょ?」

    「……わからないよ。全然、いつもと違うところがなかったし」

    181 = 1 :

    春香「もしかして……最後まで言わないつもりなのかな?」

    「え? どういう意味だ、春香?」

    春香「辞める時まで私たちに知らせないで、いつのまにかいなくなるつもりなのかも、って」

    雪歩「そんなぁ……」

    「そ、それももしかしたらだろ!? 違うっていう可能性もあるじゃないか!?」

    春香「でも! もしプロデューサーさんが辞めるって言わなくても、誰もわかんないよ! 辞めないって言ったって、ほんとは辞めちゃうかも……」

    雪歩「うっ……ふぇぇ……」

    「もう止めようよ? そんなの言い出したら切りがないよ。とにかく、後で話を聞いて、ボクたちからも訊こう」

    「うん、自分もそうしたほうがいいと思う。今考えたってわっかんないぞ」

    雪歩「ぐすっ、ぐすっ……」

    「ほら雪歩。泣き止みなよ?」

    雪歩「うん……」

    春香「………………」

    182 = 1 :

    あらあら、睡魔さん、こんばんわ。うふふふふ。

    183 :

    おのれ睡魔さん!

    185 :

    睡魔は俺が倒した
    せっかくの休日だしそろそろ続きを書け下さい

    186 :

    睡魔にやられてすいませんってかwwwwwwwwwwww

    187 :

    >>186
    あ?

    188 :

    >>186
    坊主、ネットは初めてかい?

    189 :

    >>186

    190 :

    >>186
    大阪か

    191 :

    >>190
    の割にはキレがないな…

    192 :

    社長「では、明日から三日、よろしくお願いします」

    P「よろしくお願いします」

    ××「はい、では失礼致します」

    小鳥「お見送りしてきますね」

    律子「私も行ってきます」

    P「あぁ……ふぅ、どうでしょうね?」

    社長「手ごたえは良さそうだが……どうだろうな」

    P「明日からが勝負ですね……アイドルたちにも紹介したほうがいいですか?」

    社長「私から紹介しよう。君は心配しなくいいぞ」

    P「はい、お願いします」

    社長「さて……私はちょっと出掛けてくる。後は頼んだよ?」

    P「はい。お気を付けて」

    193 = 1 :

    春香「……帰ったね?」

    「うん。でもプロデューサーはまだ出てこないね」

    「なぁ、訊きに行っても大丈夫じゃないか?」

    「まだ社長たちと話してるかもしれないし、もう少し待とうよ」

    雪歩「あの人、ちょっと怖そうだったなぁ……」

    「そうか? 普通のあんちゃんって感じだけど」

    「顔は悪くなさそうだけど……ボクの王子様ってイメージじゃないなぁ」

    「うーん、ちょっとひょろひょろしてたかも」

    春香(あの人がプロデューサーさんの代わりだとしたら……はぁ……)

    「あれ、なんて言ったっけ……イケメンぽいけどちょっと違うっていう……」

    雪歩「え? えーっと……あれ、なんだっけ?」

    194 = 1 :

    「雰囲気イケメンってやつか?」

    「あぁ! それそれ!」

    「真の王子様のイメージってあれだよな? 少女漫画に出てくるような、目がキラキラーってしてて、背が高くて……」

    「そ、それもいいけど、やっぱり……」

    「あれ? 違うのか?」

    雪歩「真ちゃん?」

    「ううん! 違わないよ!? やだなぁ……それに王子様って言ったら、やっぱり白馬に乗ってないと!」

    「それじゃ大体の男は駄目じゃないかぁ……?」

    「うぅ……じゃあ響はどうなのさっ!?」

    「じ、自分か!? 自分は……べ、別に王子様なんていなくたって……」

    「ほしいかどうかじゃなくて、響の王子様のイメージだよ」

    195 = 1 :

    「お、王子様って……」

    「お・う・じ・さ・ま、だよ?」

    「………………」

    雪歩「響ちゃんがもじもじしてる……」

    「へへっ、こんな響、初めて見るね? どうなの、響?」

    「……自分、どっちかって言うと、ぷ、プロデューサーみたいな人とか……」

    「プロデューサー?」

    「……うん、だって優しいし……」

    春香「………………」

    「頼りないけど、いっつも自分のこと考えてくれてるし……王子様っていうのとは違うかもしれないけど……」

    雪歩「はわわ……」

    「一緒にいて安心するし……だからっ、プロデューサーがいなくなったら、自分も……」

    196 = 1 :

    小鳥「どうしたの? 皆集まって。なんのお話?」

    「ぴよ子……」

    雪歩「小鳥さん……あ、あの! プロデューサーは……?」

    小鳥「まだ会議室だと思うけど……あ」

    P「……うん? どうかしました?」

    小鳥「ちょうど出てきたみたい。プロデューサーさん、皆が呼んでますよ?」

    「呼んでるっていうか……そのぉ……」

    P「私に用ですか?」

    「あ……」

    「………………」

    雪歩「うぅ……どうするの……?」

    春香「プロデューサーさん、私たちに言うことないですか?」

    197 = 1 :

    「は、春香!?」

    「ち、ちょっと直球過ぎないか!?」

    雪歩「ひー……」

    P「言うこと……さっきの彼のことですか? 彼は765プロの新しいプロデューサー候補として、今日は面談に来てもらったんです」

    春香「そうじゃなくて、プロデューサーさんの今後についてです」

    P「私の今後?」

    春香「はい。あの人が新しいプロデューサーとして来たら、プロデューサーさんはどうするんですか?」

    P「どうするって……何も変わりませんよ。私も765プロでプロデュース活動は継続していきます」

    春香「本当に……? うそ、じゃないですね?」

    P「はい。私はまだここを離れるつもりはありませんから」

    198 = 1 :

    「そうなのか……? 765プロ、辞めたりしないのか?」

    P「しませんよ。大丈夫」

    春香「……安心しました」

    雪歩「よかったぁ……」

    P「あ、でも――」

    春香「ヴぁいっ!?」

    「えぇっ!?」

    「へっ!?」

    雪歩「ひっ!?」

    P「み、皆そんなの驚くか?」

    春香「な、ななななななんですか!?」

    P「あー……いや、やっぱりこれはいいか……」

    199 :

    ここまでかな?


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