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    元スレ京太郎「咲、話があるんだ」

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    301 = 261 :


    「うーん、京ちゃんの任せとけはあんまり信用できないんだよねー」

    京太郎「なにおう!?」

    「・・・頑張れ、京ちゃん!」

    京太郎「おう、頑張るぜ・・・そろそろ帰るか。送っていきますよ、咲お姫様」

    「うむ、苦しゅうない。それじゃ、今日もエスコートよろしくね京ちゃん!」

    302 = 261 :


    咲宅前

    京太郎「・・・じゃあな、咲」

    「うん。また、連休明けに・・・」

    京太郎「ーーーー」

    「ーーーーっ・・・」

    303 = 261 :


    「連休明けに、絶対、麻雀しようね・・・!」

    京太郎「・・・よっし!んじゃその時には咲をちょちょいっとのしてやるとするか!」

    「ほほー、いつもちょちょいっとのされてる京ちゃんが何か言ってますなぁ♪」

    京太郎「うるせぇ!絶対倒してやるからなあああああああああああああああああああああ!」ダダダダダ

    「頑張れ、京ちゃん。・・・・・・・・・頑張れ」

    304 = 261 :


    部長宅

    ピッ

    『けほっ、けほっ・・・』

    「おー、まこ。大丈夫?」

    『う゛ー・・・まぁな、ただの風邪じゃから一日休めばなんとか治るき』

    「それは重畳。で、病み上がりのとこ悪いけどまこに聞きたいことがあるのよ」

    305 = 261 :


    『・・・なんじゃ?』

    「龍門渕に話を通す時って、どうすればいいのかしら?」

    『んなもんワシが知るかっ!』

    ガチャッ

    「あー・・・うん、まぁそうなるわよね」

    「須賀君なら多分なんとかなるでしょ!・・・多分」

    306 = 261 :


    もうなんか最近ツッコミを受けるのが日常になってきたし!
    実は麻雀ド素人なのバレバレだし!でもめげないし!
    というかあれはウチの中堅のミスだし!華菜ちゃんまたも逆転無罪だし!全く4万点マイナスした奴はこれだから、だし!
    今回の話は龍門渕編の序章ってことで短くなったけど勘弁してほしいし!
    次回で一挙に龍門渕編は終わらせる(予定)だし!乞うご期待だし!

    短いけど今回はここまでだし!

    307 = 260 :

    >>306
    更新予定日を教えてくれるとうれしいぞ、池田ァ!

    308 :

    乙池田ァ!

    309 :

    ショフトって鳥谷じゃねーか池田ァ!

    310 = 261 :

    >>307
    なんとも言えないし!ただ来週月曜までにはケリつけたいと思ってるし!

    >>309
    華菜ちゃん野球は詳しくないから何の事だか分かんないし!

    311 :

    ショフトクリームとか鳥谷酷使してんじゃねーよ池田ァ!

    312 :

    レフトの人の守備範囲があり得ないほどに狭いから仕方ないだろ池田ァ!

    313 :

    乙だ池田ァ!

    315 :

    乙、そして虎キチか池田ァ!

    316 :

    咲が可愛い過ぎて活きるのが辛いです…

    317 :

    つい先ほど見つけた
    何この俺得なスレは、ぜひがんばって欲しい

    318 :

    乙だァ!
    期待してるぞ池田ァ!

    319 :


    咲以外だと誰がヒロイン候補なのか気になるぞ池田ァ!

    320 :

    もんぶちとか俺得だぞ池田ァ!
    次回に備えて休憩するんだぞ池田ァ!

    321 :

    すっかり語尾の池田ァ!が定着してしまっているぞ池田ァ!
    乙の代わりに池田ァ!でいいんじゃないかという気もしてきたぞ池田ァ!

    322 :

    池田ァ!次回も心待ちにしてるぞ池田ァ!

    323 :

    京太郎ハーレムルート突入か。
    期待してるぞ池田ェ……

    324 :

    馬鹿野郎、浮気は許さんぞ池田ァ!!

    325 :


    翌日

    龍門渕高校前

    京太郎「さて、やってきました龍門渕・・・とは言ってもどこから手をつければいいやら」

    ???「・・・ん?そこの制服、もしかして清澄?」

    京太郎「あ、はいそうです。ってアンタは確か龍門渕の中堅だよな?」

    「国広一だよ。で、何しに来た訳?今日は折角の祝日だってのに」

    326 = 325 :


    京太郎「丁度よかった、麻雀しに来たんだよ。部長から話は通してある筈だぜ」

    「清澄とウチの男子が交流戦・・・そんな予定あったっけ?」

    京太郎「まぁ男子麻雀部の話だからアンタの耳には入ってないかも知れないけどな」

    「いや、そんなはずは・・・ちょっと透華に聞いてくるよ。悪いけど学食で待っといてくれる?」

    京太郎「学食って、休日も開いてんのか!?」

    「龍門渕は文武両道の名門私立だよ?学生のサポート体制は万全なの」

    京太郎「すっげー・・・」

    「それじゃーねー」タタタ

    京太郎「・・・それにしても露出多かったな、あの子」

    327 = 325 :


    学食『バードキャニオン』

    ガヤガヤガヤガヤガヤガヤ・・・

    京太郎「うおっ、ほぼ満員じゃねえか」

    京太郎(ウェイターまで居るのか・・・こりゃ学食っていうよりレストランだな)

    店員「いらっしゃいませー」

    京太郎「あの、学外の者なんですけど大丈夫ですかね?」

    328 = 325 :


    店員「はい、問題無くご利用いただけます」

    京太郎「へー・・・」

    店員「大変申し訳ないのですが、ただ今席が満席に近くなっておりますので、二人用のテーブル席にご相席という形になる可能性がございます」

    京太郎「あ、それは大丈夫ッス」

    店員「ありがとうございます。ではこちらがメニューとなっておりますので、お決まりになりましたらお呼び下さい」

    京太郎「・・・」ペラ

    329 :

    待ちに待ったぞ、池田ァ!

    330 = 325 :


    京太郎「まぁそんなに腹は減ってないんだけどな・・・ん?」ペラ

    京太郎「ショフト・・・クリーム?」

    京太郎「すみませーん」

    店員「はい、御用でしょうか」

    京太郎「このショフトクリームって、ソフトクリームじゃないんですか?」

    店員「はい。そちらはショフトクリームとなっております。門外不出の製法で作られる44種類のフレーバーと豊富なトッピングが魅力の、この店の人気メニューです」

    331 = 325 :


    京太郎「なんでショフトなんですか?」

    店員「そちらの写真を見て頂ければお分かりになるかと思いますが、すこし型崩れしてますよね?」

    京太郎「そういえば、少し潰れてるような・・・」

    店員「ですから、"ソ"フトクリームが崩れて"ショ"フトクリーム、となっております」

    京太郎(くっっっっっっっだらねええええええええええええええええええええええええええええええ!)

    京太郎「・・・ありがとうございます」

    332 = 325 :


    店員「いえ。フレーバーは三種類までミックスしていただけます。では、お決まりになられましたらお呼び下さい」

    京太郎(咲、優希・・・俺ショフトクリーム見つけちまったよ。でも下らなすぎて話す気が起きねえ)

    京太郎「はー・・・同じ高校生が食べるもの一つでも、これだけ違うもんなのか」ペラペラ

    京太郎(にしても龍門渕の学食の真っただ中で清澄の制服って・・・浮くよなぁ)

    ???「・・・相席よろしくて?良く目立ってますわね、清澄の」

    京太郎「どうぞどうぞー・・・ってアンタは!」

    333 = 325 :


    ???(ふっ・・・わたくしの名は他校にまで知れ渡っているようですわね、快調ですわ)

    京太郎「えーと、ほら、あれだ。龍門渕の・・・和に負けた人だ!」

    透華「って何でですのーーーー!?わたくしはっ!名門龍門渕の副将!龍 門 渕 透 華ですわっ!」

    京太郎「っ!?」

    透華「まったく・・・失礼してしまいますわ」

    京太郎「あー、すまん。じゃあえーと、龍門渕さん?」

    透華「そうですわ。・・・学校の名前と被ってますから、皆さん透華と呼びしますけどね」

    334 = 325 :


    京太郎「俺、麻雀しに来たんだけど・・・ウチの部長から話は聞いてるよな?」

    透華「あなたが、ウチの男子と?・・・・・・・いえ、そのような話は全く身に覚えがありませんわ」

    京太郎「え?」

    透華「ですから、そのような話は全く耳にしておりませんわ」

    京太郎「まさか、部長っ!?」ピピピッ

    335 = 325 :


    ピッ

    『ただ今電話に出ることができません』

    ピッ

    京太郎「ハメられたーーーーーーーー!」ガバッ

    透華「・・・とりあえず注文頼んでよろしいかしら?」

    京太郎「どうぞ・・・」シクシク

    店員「ご注文承りますー」タタタ

    336 = 325 :


    京太郎・透華「「・・・ショフトクリーム一つ、バナナクリームチョコフレーバーで」」

    京太郎「ん?」

    透華「はい?」

    京太郎・透華「「トッピングでアーモンド、チョコチップ追加」」

    京太郎「!?」バッ

    透華「!?」ピキッ

    337 = 325 :


    透華「ちょっと、真似しないでいただけます?これではわたくしが目立てませんわ!」

    京太郎「いや、アンタの方が言うの遅かったろ!」

    店員「お、お客様?」

    透華「ほぼ同着でしてよ!・・・ええい、こんな地味そうな清澄などと被るなんて私のプライドが許しませんわ!トッピング追加!」

    京太郎「・・・そこまで言われちゃ俺も黙ってられねえな!追加だ!」

    「あ、いたいた。とーかー」

    338 = 325 :


    京太郎・透華「「・・・・・・カラメルソース追加!!」」

    透華「ムキー!なんで被らせるんですの!?」ガンガン

    京太郎「こっちのセリフだ!わざわざタイミングずらしたのに・・・狙ってやってんのか!?」

    透華「わたくしがそのような下賤な事をやる筈がありませんでしょう!」

    京太郎「知るか!」

    店員「ぷっ、くく・・・」

    339 = 325 :


    京太郎・透華「「笑うな(ですわっ)!!」」

    透華「・・・!」ピキピキピキッ

    京太郎「・・・!」イラッ

    店員「お、お客様・・・ドリンクはよろしかったですか?」プルプル

    京太郎「・・・レディファーストだ。お先にどうぞ、女王様」ジリ

    透華「あら、客人に後手を取らせるほど龍門渕は落ちぶれていなくってよ」ジリ

    340 = 325 :


    京太郎・透華「「ーーーーーーーーーっカフェオレッ!」」

    店員「あ、あはははははははっ!」ゲラゲラ

    京太郎「あー、なんかもう疲れた」

    透華「同感ですわ・・・」ゲッソリ

    「・・・何他校の奴と漫才やってんのさ、透華」

    透華「あら一。この男はウチに麻雀しに来たらしいですけど、何か聞いてまして?」

    341 = 325 :


    「やっぱり。そういう連絡は全部理事長の孫の透華を通してくる筈なんだよね、特に麻雀部に関することは」

    京太郎「部長・・・帰ったら覚えとけよ」

    店員「お待たせしましたー」

    「そんで、これからどうすんのさ?」

    京太郎「帰るっきゃねぇのか・・・!?」

    透華「お待ちなさい。道場破りを門前払いとあっては龍門渕の格が落ちましてよ!」

    342 = 325 :


    「でも、男子麻雀部には何も言ってないよ?あそこはホラ、形式ばってるっていうか」

    透華「形式も公式もありませんわ!いついかなる時でも挑戦者は受け入れ、そして叩き潰す!それが龍門渕ですわ!」

    京太郎「・・・アンタ、良い奴だな!」

    「透華が悪い奴のはずないだろっ!」ガルルルル

    京太郎「うおっ!?」ビクッ

    「まったく、これだからにわかは・・・」ブツブツ

    343 = 325 :


    透華「ふむ・・・そうと決まれば、ショフトを食べてさっさと出陣ですわ!」パク

    京太郎「うん、なんつーか普通だなこれ。美味いけど、美味いけどなんか凄く普通のソフトクリームだ」パク

    透華「そういえば龍門渕外ではこのショフトが噂になってるんですって?」

    京太郎「ああ。だがなんで噂になるのか、なんとなく分かったよ・・・下らな過ぎるから、誰も話さないんだ」

    「それで噂だけが尾ひれを着けまくってスイミー並みの巨大魚になった、と」

    京太郎「マジで下らねぇ・・・美味いけど」パクパク

    透華「当然、龍門渕はアイスさえ名門でしてよ!・・・む、ちょっとチョコが付いてしまいましたわ」

    344 = 325 :


    京太郎「ホントだな。よし、動くなよ・・・」

    透華「?」

    京太郎「よっ、と」フキフキ

    透華「なっ・・・!」

    「何やってんだ手前ゴラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」ガスッ

    京太郎「ぐはっ!?」

    345 = 325 :


    透華「は、一っ!?」アセアセ

    「ハァーッ、ハァーッ・・・そうだ!け、警察!公安!首相官邸!米国政府!早く!」ピピピ

    透華「落ち着きなさいっ!」ペシッ

    「あいた!」

    京太郎「わ、悪かったよ。咲と食べてる時の癖でつい」

    「ぜったいにゆるさないよ!ぜったいにだ!」ガルルルル

    透華「・・・悪気があってやったのではないのですから、この程度どうする訳でもありませんわ」

    「とーか!?」

    346 = 325 :


    透華「冷静になりなさい一。あなたは5歳の子に足を蹴られて本気で怒りますの?」

    「いや、それはそうだけど」

    京太郎(俺5歳児と同じ扱いなのかよ)

    透華「・・・ただし、次はありませんわよ?」ギロッ

    京太郎「はいっ!」

    「今回もないよ!」ギロッ

    京太郎「なんでだよ!?」

    347 = 325 :


    男子麻雀部部室

    『本日休部』

    「・・・そういえば、男子の活動は明日からだったね」テヘ

    透華「は・じ・め~!」グワングワン

    「僕だって男子の事までは手が回らないよー」

    透華「ええい情けないですわね・・・名門の男子たろうものが休部の日を設けるなどと!」

    348 = 325 :


    「それは向こうの事情だしー」

    京太郎「これは、流石に無理があるなぁ・・・」

    京太郎「国広さん、それと・・・えー、龍門渕さん。わざわざありがとな。・・・今日はもう帰るよ」

    透華「お待ちなさいっ!」

    京太郎「へ?」

    透華「このままあなたを帰らせたとあっては、一日とはいえ龍門渕の名が廃りますわ!」

    「と、とーか?」

    349 = 325 :


    透華「清澄・・・あなた、ウチに泊まっていきなさい!そして明日最速朝イチで道場破りですわっ!」

    一・京太郎「「えええええええええええええええええええええええっ!?」」

    透華「お黙りなさいっ!これはあなたの問題ではなく、わたくし達側の誇りの問題でしてよ!」

    「・・・諦めた方がいいよ、透華はああなると止まらないんだ」

    京太郎「・・・っぽいな」

    透華「そう!龍門渕の伝統と誇りのために!あなたを今晩特別に泊めて差し上げますわっ!」

    350 = 325 :


    「でも透華、泊めるってどこに?」

    透華「そうですわね・・・まぁわたくしの家が第一候補ですわね」

    「やっぱりそうなるんだね・・・」

    京太郎(なんかすげーことになって来たぞ、おい!)

    透華「さ、こちらでしてよ・・・早く来なさい!」

    京太郎「は、はい!」


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