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元スレ京太郎「咲、話があるんだ」

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101 = 94 :


東三局

優希「・・・」

ピシッ

京太郎「・・・」

ピシッ

優希「・・・ぅ」

ピシッ

102 = 94 :


京太郎「どうした、牌を打つ手が鈍ってるぜ」

ピシッ

優希「うるさいじぇ!犬は黙って打つんだじょ!」

バシッ

京太郎「黙ってたら和了れねーよ。リーチだ」

ピシッ

103 = 94 :


優希「こ、の・・・!」

バシッ

京太郎「・・・タコス、食わなくていいのか?」

ピシッ

優希「言われなくても食べるに決まってるじぇ!」ムシャムシャ

104 = 94 :


優希(そう、この犬の言うとおりだじぇ。熱くなり過ぎたじぇ)

ピシッ

京太郎「それ、ロンだ!」

優希「じぇっ!?」

京太郎「リーチ二盃口、ドラ2で・・・ハネ満12000!」

優希「な、んで・・・」

105 = 95 :

勝ったら勝ったで
「私に勝つなどふざけた真似をする雑用係はさっさと退部するじぇ!」
とか言いそうだな

106 = 94 :


京太郎「俺が、何もせずに負けてたと思うのか?」

優希「でも、犬なんかにこんなっ!」

京太郎「お前が俺にどうやって敗北感を植え付けるか・・・それを考えた時に、なんとなく分かったんだよ。お前の打ち筋」

京太郎「麻雀である以上偶然は絡む。大きな役で一気に飛ばしたって、それまでに小口で何回か和了られて”一矢報いた”と思われたら大した敗北感は与えられない」

京太郎「ならどうするか。とことん作りやすい安手狙いで先手を取り連荘を繰り返して、更にマイナスになっても続行させて、ここに居たくないと思わせる。それをごまかすためにあえて七対子で早上がりなんてフェイクまで入れた」

京太郎「俺はバカだから気付くのに時間がかかっちまったが、東二場で気付いたよ。・・・最初の倍満はマグレ。それからは作戦通りだってな!」

107 = 94 :


京太郎「そうと分かっちまえば大体何を切るかは予想できる。そこを突いたって訳だ」

京太郎「優希、お前負けるのが怖いんだろ。特に、格下の雑用係としてこき使ってきた俺には。・・・だからあんなに本来の打ち方から外れた打ち筋をしたんだ」

優希「ぁ、ぁ・・・」

京太郎「勝手に人を見下してんじゃねえぞ・・・真っ向から来いよ、臆病者!」

優希「・・・っバカ犬のくせにいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」

京太郎「さぁ、始めようぜ・・・東四局だ!」

108 = 94 :


東四局

京太郎「今日はバカに機嫌が悪いじゃねえか!」

バシッ

優希「五月蠅い五月蠅い五月蠅い!全部京太郎が悪いんだじぇ!」

バシッ

京太郎「でも、そっちの方がお前らしいな!」

バシッ

109 = 94 :


優希「・・・絶対トバす!どれだけマイナスになっても許してやらないじぇ!」

バシッ

京太郎「こっちのセリフだ!」

バシッ

優希「何で!何で私の言うとおりに動かないんだじぇ!」

バシッ

110 = 94 :


京太郎「お前の都合なんか知るか!それ、ポン頂きだ!」

バシッ

優希「っ・・・お前は犬だじぇ!清澄の雑用係の犬だじょ!」

バシッ

京太郎「違うね!俺は清澄高校男子麻雀部の部員、須賀京太郎だ!・・・っと、そこもポン!」

バシッ

111 = 94 :


優希「黙れ黙れ黙れ黙れえええええええええええええええ!」

バシンッ!

京太郎「黙ってたら和了れねぇって言ってんだろうがよおおおおおおおおお!」

バシンッ!

優希「リーチだじぇっ!・・・これでトドメを刺してやるじぇ!」

バシンッ!

112 = 94 :


京太郎「・・・この、ツモは」

優希「どうしたんだじぇ、早く私の和了牌を切るんだじょ!」

京太郎「なぁ、優希」

優希「早くするんだじぇっ!」ドンッ

京太郎「麻雀って、楽しいよな!」

優希「!?」

113 :

おい、ルイズ交じってるぞ

114 :

京太郎さんが主人公してる……!?

115 = 94 :


京太郎「・・・っっっカン!」ジャッ

優希「なっ・・・」

京太郎「さあ、嶺上牌を引かせてもらうぜ・・・!」

優希「咲ちゃんの真似なんかしたって、嶺上開花がお前なんかに出来るはずがないじぇ!お前は、須賀京太郎は!清澄の、私の・・・片岡優希のっ!私だけのっ!」

京太郎「俺は俺だあああああああああああああああああああああああああああああああ!」ピッ

バンッ

京太郎「ーーツモ!嶺上開花、三色同刻、ドラ2で4000オールだ!」

116 = 94 :


優希「ぐ・・・でも、まだだじぇ、まだ点数は私の方が倍以上上回ってるじぇ!」

京太郎「ああそうだよ。だがな、今は俺の親だ。・・・今のお前には、負ける気がしねぇ」

京太郎「だから、今まで散々やられた分の5倍10倍100倍1000倍10000倍返しだ!!!安手で溜めこんだお前の点数を、俺が根こそぎ抉り出してやる・・・!」

京太郎「骨も残らねえと思えよ、片岡優希ぃぃぃぃぃぃぃぃ!」

優希「ひっ・・・」

京太郎「どうした?座れよ。・・・俺はまだこの卓に座ってるぞ。さぁ、連荘だ!」

117 = 94 :


優希「・・・ぅ・・・」

京太郎「・・・」

優希「ぁ・・・」

京太郎「・・・」

優希「・・・・・・」ヘタリ

京太郎「・・・?」

118 = 94 :


優希「ぅぇ、ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」

京太郎「お、おいっ!?」ズデッ

優希「うるざいっ!胸貸すんだじょっ!」ドンッ

京太郎「・・・なんだってんだよ」

優希「う゛ぅ・・・」ズビー

京太郎「俺の学ランで鼻かむな!」

119 = 94 :


優希「たし・・・けだじぇ」グスッ

京太郎「は?」

優希「今回はっ・・・私の・・・負けだって言ってるんだじぇ!」ズビー

京太郎「おい、まだ決着は着いて・・・」

優希「黙れっ!私が負けだって言ったら私の負けなんだじぇ!」

京太郎「まぁ、降参するならそうなるけどよ」

120 = 94 :


優希「くそっ、くそっ、くそっ!」ドンドン

京太郎「オイ、胸叩くな。普通に痛え」

優希「・・・ん!」

京太郎「タコス?いや、それどうすんだよ」

優希「やるって言ってるんだじょ!今回の勝負はい・・・京太郎の勝ちだから!」

京太郎「お、おう。サンキュ」

121 = 94 :


優希「覚えてろ・・・次は、次は絶対咲ちゃんごと叩き潰して、お前を奪い取ってやるんだじぇ!」バッ

京太郎「おう、いつでもかかってきやがれ!」

優希「ぢぐしょうだじぇー!」ダダダダダ

京太郎「なんか良く分かんねえが、とりあえず勝った・・・のかな」

京太郎「てことは・・・これからこの荒れ果てた部室を清掃か。」ハァ

京太郎「・・・」パクッ

京太郎「あ、めちゃくちゃ辛いなこれ・・・でも美味い」

122 = 94 :


翌日

???「きょーうーちゃん!」バッ

京太郎「うおっ!?」

???「えへへ、誰でしょー」

京太郎「・・・麻雀のお強い咲お姫様」

「正解!ご褒美に私に振り込む権利をあげます!」

123 = 94 :


京太郎「どっちの意味でもお断りだよ!」

「・・・」メギャンメギャン

優希「・・・」ペラペラ

まこ「お、めずらしいのー。優希が麻雀読本なんて読んどる」

「あらホント。・・・どうしたの、優希?」

124 = 94 :


優希「私は倒さなくちゃいけない相手ができたんだじぇ・・・絶対、絶対倒してやるんだじぇ・・・」メラメラ

まこ「おお、優希が燃えとる」

「うん、いい兆候かな」

京太郎「それじゃお姫様、掃除が終わったら本日もご教授お願い致します!」

「うん!今日は大三元和了しちゃおうかなー」

京太郎「お前が言うとホントに出来そうで怖いよ・・・」

125 = 94 :


「京ちゃん、何もできずにトバされちゃうかもよ?」

京太郎「何言ってんだ、今日こそ俺が咲をトバす番だ!」

「出来るものならやってごらんなさーい」

京太郎「畜生、絶対やってやっからなー!覚悟してろよー!」

(麻雀部がまた変わりつつあるね・・・さて、これからどうなるかな)

126 :

いちゃいちゃ

127 = 95 :

トバすトバすって何かエロいな

128 = 94 :


最近咲のSS少なくて寂しいし!
突っ込まれる前に言っておくと>>98の計算はミスだし!
実際は京太郎は子なので満貫の10100点だし!これはウチの中堅が書いた部分だから華菜ちゃん悪くないし!
まぁ勝敗には大して影響ないから気にしない方が・・・やっぱごめんだし!

とりあえずここまでだし!

129 :

池田ァッ!!おもしろかったぞぉ!!池田ァッ!!
京太郎まじ主人公、こんなの待ってた乙!

130 = 94 :

よくよく考えたら親は子のツモ和了に対して2倍払わなきゃいけなかったし!
ノリだけで書くもんじゃないし!もうめんどいし!これじゃキャプテンに怒られるし!次はちゃんとやるし!
マジごめんだし!

131 = 114 :

この京太郎は努力型熱血主人公だな。
最終的には他の高校メンバー達とも対戦して
フラグを乱立するんだ。そしてハーレムへ……

132 :

>>1

今までの咲SSとは雰囲気が違ってていいな
京太郎が主人公ってところがまたいい
期待

133 :

乙乙
面白いぜ

134 :

>>128
>>1は文堂さんだったのか…

135 :

おつん

136 :

和が淫夢厨な可能性が微レ存

137 :

「女ばかりの麻雀部で唯一の男部員。しかも部員の一人は幼馴染」というそれ何てエロゲ的シチュエーションでありながら咲、和フラグはその兆候すら見えず、唯一フラグの立ちかけている優希は京太郎の方にその気なし、と全くいい目にあっていない京太郎。
京太郎はもう少し報われてもいいと思うんだ。

138 :

本編でとこの展開を期待していた

139 = 94 :


それからしばらく

京太郎「こんにちはーっす・・・ってまだ誰も居ねえか」

京太郎「さて、それじゃ雑用雑用!」

ガチャ

「お、相変わらず早いねー」

京太郎「部長こそ、まだ放課後になって10分も経ってませんよ」

140 = 94 :


「まー私にはこれしかないしね」

京太郎「俺も、そうなりたいんです」

「言うねえ・・・咲ちゃんのために麻雀やってる訳じゃないんだ?」

京太郎「そりゃ、咲には感謝してますけど・・・でも麻雀をやってるのは、俺が麻雀をやりたいからです」

「ん、よろしい。『愛しの咲ちゃんのためにやってまーす』なんて言ったら雑用2倍にしてたわね」

京太郎「冗談でも止めて下さいよ・・・アイツとはそんな関係でもないですし」

141 = 94 :


「ハイハイ惚気惚気」

「こんにちはー」

「お、噂をすれば嫁さんのご登場だ」

「嫁さんって・・・京ちゃん、あんまり部長に変な事吹き込まないでよ?」

京太郎「吹き込んでないって!」

「ならいいけど。さ、それじゃあ京ちゃん、今日もお掃除よろしくね」

142 = 94 :


京太郎「おう、任せとけ!」

「・・・鴛鴦ねぇ」

「部長、何か言いました?」

「いーえ、何も」

ガチャ

まこ「おいーっす」

優希「こんにちはだじぇー」

「こんにちは」

143 = 94 :


京太郎「よし、これでいつも通り全員揃ったな。優希、この前のタコ」

優希「だらっしゃあああああああああああああああああああああああああああ!」ゲシッ

京太郎「ぐおっ!?何しやがる!」

優希「普通女の子の恥ずかしい事は秘密にしておくもんだじぇ!これだからい・・・京太郎は!」

「宮永さん、須賀君って優希の恥ずかしい事見たらしいですよ。国民的畜生ですね」

「京ちゃんにそんな度胸ないって。大方泣いてるとこでも見たんじゃないかな?ダメだよ京ちゃん、女の子は繊細なんだから」

144 = 94 :


京太郎「開幕ドロップキックしてくる奴が繊細、ねぇ!」サッ

優希「ふしゃー!」ビュッ

まこ「久、そろそろ始めんか?」

「それもそうね・・・よし、部活開始!」

優希「ロンだじぇー!」

「そんな・・・振り込んでしまいました」

145 = 94 :


優希「まだまだまだまだー!どんどんかかってくるがいいじぇー!」メラメラ

「燃えてるねー」

まこ「優希、タコスは食わんのか?」

優希「・・・タコスに頼ってちゃ不測の事態が発生するじぇ。タコスを断って、尚且つ勝利する!これが片岡優希の目指す次のステージだじぇ!」チラッ

京太郎「じゃあ、この場合は・・・」ポチポチ

「ここはこう切って待ちを増やすのが最善に見えるけど、捨て牌を見るにこれが当たり牌っぽいから・・・こうじゃないかな?」

146 = 94 :


京太郎「うお、正解かよ・・・すげえな」ピコーン

「経験だよ、経験。・・・京ちゃん、早く私に追いついてね?」

京太郎「おう、一生かかってでも絶対追いついてやる!」

優希「・・・」ゴウッ

「・・・・・・・」バロバロバロバロ

147 = 94 :


京太郎「ふっ、咲。お前は俺が最近家でネット麻雀に入り浸っている事を知らないな?今日の部活後にでもハコにしてやるよ!」

「ほうほう、ネット麻雀。それは期待できますなー♪」

京太郎「クソッ、お前絶対小馬鹿にしてるな!?ネット麻雀だって立派な麻雀だよな、原村さん!」

「えっ!?あ、はい、そうだと思いますけど・・・」

「やる人のレベルにもよるんじゃないかなー」

京太郎「ぐぬぬ・・・まだ咲教官による直指導に勝るものなしか」

148 = 94 :


「そういうことだよ、京ちゃん。天狗になるのは私を半荘でのしてからにした方がいいんじゃないかな?」

京太郎「畜生、いつか絶対ブッ倒してやるからなああああああああああああああああ!」メラメラ

「べーだ!後30年は絶対倒されてあげないもんね!」

優希「まだ!まだ足りないじぇ!もっともっと火力上げて強くなってやるじぇええええええええええ!」ゴウゴウ

まこ「・・・なんか、また部室の気温が上がった気がするんじゃが」

「熱源が一個増えちゃったからねー。部としてはいい事なんだけど」

149 = 94 :


「よし、今日の部活はここまで!」

まこ「お疲れ様、じゃなー」

優希「まだだじぇ、まだやれるじぇ・・・」

「でももう部活の時間終わりですし、帰りましょう?」

京太郎「優希、まだやれるんなら家でネット麻雀の○和って奴やってみたらどうだ?俺もやってるけど中々勉強になるぞ」

優希「ネト麻・・・その手があったじぇ!い・・・京太郎!お前ログインは何時くらいにやってるんだじょ!?」

150 = 94 :


京太郎「俺か?俺は22時くらいに南家サーバーに居るけど」

優希「よーし分かった!そうと決まればさっさと帰って麻雀だじぇ!お疲れ様だじぇえええええええええ!」ダダダダダ

「優希、凄いやる気ですね・・・私も負けてられません」

まこ「あー、ワシはああいうのキツイなぁ、年齢的に」

「アンタまだあの子らと一個違いでしょうが。須賀君達、今日も秘密特訓は」

咲・京太郎「「やります!」」

まこ「おーおー、燃えとる燃えとる」

「・・・言うと思った。それじゃ、後よろしくー」


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