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    元スレ一方通行「友達ィ?」

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    851 = 848 :





    上条「よっ、待たせたな」

    白井「いいえ、それ程でもありませんの。時間通りですのよ」

    上条「そっか。で、話ってのは―――」

    白井「ええ、お姉様の事ですの」


    喫茶店



    上条「単刀直入に言う。御坂は………病気だ」

    白井「っ!? ………それは、どのような?」

    上条「一時的なモノかもしれない。もしかしたらずっと治らないかもしれない………なんにせよ、悔しいけどオレにはどうしようもなかった……」

    852 = 848 :



    白井「……命に別状はございませんの?」

    上条「問題はない、とは思うが………あの出血の量を見ると……可能性もないとは言い切れない」

    白井「出血………!! 治療は不可能ですの!? ここは学園都市、ここの医学力なら大抵の病気は……!」

    上条「(フルフル 医学でどうにかなる病気じゃないんだ)

    白井「な、なんということですの………お姉様…………」ウルウル

    上条「……救いは本人が幸せそうだってことだ。だから白井、お前がそんな悲しむことはないさ」

    白井「グス ………病名は、解っていますの?」

    上条「ああ―――



            『あっくん大好き、チュッチュしたいぜウェヘヘヘヘ病』 だ」



    853 = 848 :



    白井「―――は?」

    上条「ん、もう一度言うか? 『あっくん大s

    白井「結構ですの。 ………上条さん、黒子をバカにしていますの?」ワナワナ

    上条「なっ!? 違う違う!! オレは冷静に分析した結果の事実を言ったまでで……!鉄針は仕舞って下さいお願いします!!」

    白井「……納得できない説明だったら、これを直接顔面に転移させますのでお忘れなく」



    854 = 848 :




    白井「―――つまり、お姉様はその『あっくん』なる殿方に我を忘れるほどメロメロになっている、と」

    上条「ああ。見てて心配になるくらいに」

    白井「では、出血というのは?」

    上条「興奮したあまりの鼻血」

    白井「……さっきのふざけた病名は?」

    上条「本人が呟いたまんまの名前」

    白井「………わたくし、お姉様をお慕いするあまり時折、若干行き過ぎた行動をとってしまうことも、多少ながら自覚をしていますの」

    上条「ああ」

    白井「そんな行動を『変態』と罵られることもしばしばで」

    上条「ああ」

    白井「わたくしにそんなつもりはなくとも、傍からみたらそう見えることもあるかもしれない、ということも認めてはいますの。そんなわたくしから見ても、お姉様………」

    上条「ああ」

    白井「………変態、ですわね……」ズーン

    上条「……心中、お察しします」



    855 = 848 :







    白井「わたくしは、どうしたらよいでしょう? 本来、人の恋路――この場合恋と言ってよいのかは量りかねますが、こういうことに関しては他者が口を出す権利はありません。ただ、今のお姉様は明らかに学業、健康面に影響を及ぼすレベル。お姉様のルームメイト、いえパートナーとして黒子は……」

    上条「白井の気持ちはわかる。だけど、説得してどうにかなるかっていうと、疑問だしな………なんとか御坂の気持ちを別のことに向かわせるとか……つっても、あの様子じゃあなあ」

    白井「他の事に………? それですの!!」





    ~~~~~~~~






    上条「………ホントに、これで上手くいくのか? 御坂は今日は一方通行とこの辺で遊んでるらしいけど」

    白井「ええ。嫉妬という感情は、特に女性にとっては強いもの。それはまさしく炎の如く。お姉様の気持ちをその『あっくん』から少しでも逸らすことができるのは、この手が最適ですの」

    上条「嫉妬、ねえ…… それはいいけど、これはちょっとやりすぎじゃないか?」

    白井「? なんのことですの?」ギュウ

    上条「往来で女の子と腕を組んで歩くっていうのは、上条さんには少しレベルが高いかと……」

    白井「何を今更。別に、こうして歩いている男女なんて特に珍しくもないですのよ?」

    上条「そうは言ってもなあ………」

    白井「むしろ、これくらいはしなくては。お姉様に上条さんと黒子の仲睦まじい様子を見せつければ、お姉様の嫉妬の炎は必ず燃え上がるはずですの! 尤も、苦渋の決断ではあるのですが……」

    上条「まあ、大事な後輩がオレなんかと仲良くしてたら、あいつも気ぃ良くはしない、か」

    白井「………それ、本気で言っていますの?」ジトー

    上条「? だって、そういう作戦だろ?」

    白井「いえ、まあそういうことにしておきますの。そっちの方が都合が良いですし」

    上条「なんか含みがあr」

    美琴「あ、アンタ達、何してんの!?」

    上条「お、ビリビリ、と一方通行」

    一方通行「上条くン、こんにちはァ」

    856 = 848 :


    白井「(この白い……殿方?が『あっくん』ですわね……)お姉様、ご機嫌麗しゅう。こんな所で奇遇ですわね」

    美琴「え、そ、そうね。 ……で、アンタ達は、な、何を……」

    白井「見ての通りですのよ。ね、当麻さまぁ?」ニコ

    上条「お、おぉ。ちょっと黒子と二人で買い物にな」

    美琴「と、当麻さま!? それに黒子、って………」

    白井「当麻さま、黒子、新しい寝間着が欲しいですの。選んでいただいてもよろしくて?」

    上条「ああ、じゃあ最初はセブンスミストにでも行くか」

    白井「セブンスミストはこの間爆発事故があったとかで、休業中ですの。服屋探しから始めましょう?」

    上条「そうだな。じゃあまz」

    美琴「ちょっと待って!! 何時からアンタ達そんな仲良く……!」

    白井「お姉様の付き合いが悪くなった辺りからですわね。休日も一人で出歩くことが増えましたので。偶然会った当麻さまと、それからちょくちょく遊ぶようになりましたの」

    美琴「黒子、アンタ、こいつのこと類人猿とかって散々こき下ろしてたじゃない!」

    白井「嫌ですわお姉様、そんな浅薄だった頃の黒子の事を仰られても……… 過去の自分を引っ叩いてやりたいですわ。当麻さまのような魅力的な殿方、今まで黒子は見たことありませんの」

    857 = 848 :


    美琴「う、あ、う………」プルプル

    一方通行「上条くン、カッコいいもンなァ」ニッコニッコ

    上条「お、そ、そうか? ハハハ、照れるなあ」

    美琴「だ、ダメよ! ダメダメ絶対ダメ!! こいつは女ときたら見境のない女ったらしのどうしようもない男なんだから! 黒子に手ぇ出したら許さないわよ!」

    上条「何てことを!? 上条さんの尊厳を貶めるような発言は慎んでくれませんか!?」

    白井「そうは仰られても……お姉様が構ってくれなくなった今、黒子の心の隙間を埋めてくださっているのは当麻さまですの。 ……お姉様は、黒子に無為な日々を過ごせ、と仰るつもりですの?」

    美琴「そ、そういうつもりじゃ……!」アセアセ

    白井「さ、当麻さま。お買いものの続きいたしましょう? それではお二方、御機嫌よう」

    美琴「あ!? ちょっと待っ」

    一方通行「美琴ちゃン、上条くンは、どうしようもない男なンかじゃない」ムス

    美琴「あ、あっくん!? 違うのこれは、これは………!」オロオロ

    上条「じゃあなー」

    美琴「あ、あぁーーー!?」


    858 = 848 :


    ~~~~~~



    美琴「」ズーン

    一方通行「美琴ちゃン、どうしたの? お腹、痛い?」

    美琴「ウソ……何で……アイツ………」ブツブツ

    一方通行「??」

    美琴「(もしかして、このまま黒子とアイツがつつつ付き合ったりしちゃったり……)」

    一方通行「ン~~~~~」←考え中

    美琴「(そうなっちゃったら、どうしよう…… これからどうしたら……)」

    一方通行「ン~~~~~~…………!」←閃いた

    美琴「(こうなったら、黒子を亡き者に………)「美琴ちゃン」……え?」

    一方通行「美琴ちゃンは、やきもち、焼いてるンでしょォ?」

    美琴「や、き……? んななななそんな訳無いじゃない! アイツのことなんか別に……!」

    一方通行「」デコピン

    859 = 848 :



    美琴「あうっ!?」

    一方通行「自分の意見はしっかりと言わなくちゃ、仲良くなれないンだって。ミサカちゃンが言ってた」

    美琴「あっくん……」

    一方通行「オレも、最初は自分から友達になって、って言えなかったけど、今はちょっとはできるようになったンだァ。やきもちだって、言わなきゃ、わかンないンじゃないかな。オレは、ミサカちゃンに言われるまで、わかンなかったし」

    美琴「………」

    一方通行「皆、美琴ちゃンのこと、好きだもン。仲良くしよう、って言えば大丈夫」

    美琴「……仲良く、か。そうよね、少しは素直になんなきゃね」

    一方通行「うン。がンばって」

    美琴「うん、そうしてみる……… なんか、あっくんにこうしてお説教されるのって、新鮮ね」


    一方通行「えへへへ だって、オレ美琴ちゃンより、お兄さンだもン」フンス



    美琴「」ブシュッ!



    一方通行「え、ええ!? どォしたの!?」オロオロ

    美琴「(お兄さん振るあっくん………これは新世界ね………うへへ イヤダメよ、こんなことだから黒子をほったらかしにしちゃったんだから…… でもカワイイ……! あっくん分を増やせばアイツが黒子と……でもカワイイ………! チュッチュしたい、ペロペロしたいぃぃぃ!)」ドクドク ハァハァ

    一方通行「」ゾクッ!

    860 = 848 :


    ~~~~~~~




    上条「……こんなもんでよかったか?」

    白井「ええ、ご協力感謝致しますの」

    上条「これで、少しは治まるといいけどな、御坂」

    白井「とりあえず、お姉様の気持ちは揺さぶれたとは思いますの。後は、少しずつ治療できたらよいのですけど」

    上条「そうだな。オレも、出来ることなら協力するからさ。遠慮なく頼ってくれよ?」

    白井「それには及びませんの。本来あなたは、お姉様と黒子の蜜月を邪魔する存在。今回がイレギュラーだったということをお忘れなく」

    上条「ハハハ……… でも、調子が戻ってきたみたいで良かったよ。御坂、元のお姉様に戻るといいな」

    白井「ええ、言われずとも黒子がなんとかしてみますわ。 ………それと、本日はありがとうございます。あなたには関係のないことでしたのに……」ペコリ

    上条「関係ないってことはないだろ。御坂は友達だし、それに白井が辛そうにしてるところ放っとけないよ。 白井と腕も組めたし、な? 役得役得」ニカッ

    白井「………あの、訂正、してよろしいですの?」

    上条「ん?」

    白井「やっぱり、何か困ったことがあったら、相談してしまうかもしれません、の」

    上条「……当然だろ。いつでも連絡しろよ? じゃ、またな」


    白井「ええ。また今度………当麻さん」

    861 = 848 :


    終わりです~        リハビリのような出来ですが、読んでいただけたら幸いです。


    今月から来月にかけて仕事が忙しくなる為、投下速度が著しく低下すると思われます。

    まだちょいちょい書きたいネタがあるので、恐らく今スレで終わらせられませんが、
    引き続いて読んでいただければ嬉しくて漏らします。



    それでは失礼いたします

    862 :

    え?ええ?えええええ?!

    黒子までカミやん病?!


    乙!

    863 :

    乙~。
    まさか黒子が感染するとは…。

    864 :

    乙乙ー

    これであっくんに専念出来るよ!やったね美琴ちゃん!

    865 :



    直ってねぇ、むしろ悪化してないかwwwwww

    866 :



    あっくん病とかみやん病、多重感染者の美琴に明日はあるのか……

    867 :

    あっくんとかみやん、
    どちらか片方だけを選びもう片方は諦めなければなければならないとしたら、
    美琴はこの時点でどちらを選ぶのだろう?

    868 :

    ???「漁夫の利でじぶ……あ、いや、海原なんてどうでしょう?」

    869 :

    ショチトルは俺が引き受けるからなにも懸念はないな

    870 :


    病名 『あっくん病』
    概要・・・あっくんの可愛らしい動作により大量の出血を及ぼし、精神状態を異常な物にする病。重症患者例・・・御坂美琴
    『上やん病』
    概要・・・男女により症状が異なる。男性の場合は上条さんに殴られた後、説教をするようになり、フラグを建てる事が多くなる。重症患者は長い説教にフラグ乱立状態となる
    女性の場合は上条さんにホレる。
    重症患者例・・・一方通行 御坂美琴

    871 :

    御坂ボロボロじゃねえかそれ

    872 :

    >>871
    それに見あった心の充足は得られてると思うぜw

    873 :

    もはや麻薬だな
    シンナー吸いながら覚醒剤打ってるようなもんか

    874 :

    >>873
    廃人じゃねぇかwwwwww

    875 :

    ふと思ったがカミやん病に唯一?抗体を持ってる吹寄はあっくん病にも抗体を持っているのだろうか

    876 :

    >>875
    いや、あっくんは母性を刺戟する類だから、堕ちやすさ的にはむしろトップクラスな感じがする

    877 :

    精神異常状態で大量の血を流しながら
    あっくん連れ回しながら上条さん追っかける御坂か……

    学園都市に常識は通用しねえな

    878 :

    布束さんはまだかね

    879 :

    みさきちはまだかね

    880 :

    >>876
    でも男の反感はめちゃくちゃくらいそうだよな、削板と仲わるくなりそう

    881 :

    >>880

    上条さんみたいな世話焼きには好かれそうじゃね?

    882 :

    黒子のは上やん病じゃなくて尊敬できる相手への礼節だっちせ

    883 :

    もしホントに黒子がデレたら破壊力やばそうだな
    大陸一つ消し飛びそうだ

    884 :

    お久しぶりです。 投下致します。

    885 = 884 :





    ウィーン


    一方通行「いつものコーヒー、無かったなァ」トコトコ

    一方通行「これ、あンまり好きじゃないンだけど……ないよりいいか」トコトコ


    オーイ

    一方通行「(この前見た『怪人緑マント』は帰ってから、怖くてミサカちゃンに電話してお話に付き合ってもらっちゃったし)」トコトコ

    オーイッテバ

    一方通行「(うう、思い出したら、ちょっと怖くなってきちゃった。早く帰r)「おーい!」わっ!?」ビクッ!!

    「おーい! ってやっぱり! やっと見つけた!ってミサカはm」バッ!




    一方通行「うわァァァァああァァ!! 怪人チビ毛布ゥゥゥゥゥうう!!」ダダダッ!!



    886 = 884 :





    一方通行ハウス、寝室




    一方通行「うう………」プルプル

    一方通行「(なンだったンだろ、さっきの…… まさか本当に怪人? 夜中に毛布引きずって徘徊してるなンて、どう考えても普通じゃないし)」モウフカブリ

    一方通行「(怖くて眠れねェ………ミサカちゃンに電話しよォかな)」ピッ

    オカケニナッタデンワハデンゲンガハイッテイナイタメ・・・

    一方通行「あれ、でな「今、妹達は手がふさがってるよ?」」ヒョコ

    一方通行「ひっ―――!!???」

    「あの子達は今、最後の詰めにかかってる最中なのだ、ってミサカはミs」

    一方通行「うひゃァァァァァあああ!!??」ドンガラガッシャン!

    「うわっ、凄い転がり方!?」

    一方通行「うううう、悪霊退散妖怪退散ンンン!! ミサカちゃン、おやぶン、助けてェェ」メソメソ

    「………そんなに怖がられると流石にショックだったり、ってミサカはミサカはガックリ肩を落としてみる」ハア

    887 = 884 :


    一方通行「オレなンか食べても、ガリガリだから美味しく無いですゥ! 好き嫌い多いから、栄養だってないから食べないでェ!!」ガタガタ

    「ミサカは食人趣味なんてないよ? ってミサカはミサカは部屋の隅っこで丸まっている一方通行にゆっくり近づいてみたり」

    一方通行「コーヒーも一日3本までにするし、たまにはブロッコリーだって食べるからァ! だから許してェ!」ガクブルガクブル

    「確かにコーヒーは減らした方がいいかも………っていい加減ミサカのお話聞いて! ってミサカはミサカは耳元でシャウト!」

    一方通行「ひィィィい!?!? …………ミサカ?」

    「やっと伝わった! ってミサカはミサカは毛布からひょっこり顔を出してみる!」パサ

    一方通行「………え? ちっちゃいミサカちゃン?」

    「初めましてだね。ミサカの検体番号は20001号、打ち止めって言うんだよ、ってミサカはミサカは笑顔で自己紹介!」



    888 = 884 :




    一方通行ハウス、ダイニング




    一方通行「えっと………打ち止めちゃン、だっけ?」

    打ち止め「うん、『妹達』の最終ロットで作られたのがこのミサカ、打ち止め! ってミサカはミサカはもう一度自己紹介!」

    一方通行「でも、『妹達』は全部で20000人じゃなかったかァ? 1か月前に会った20000号ちゃンも、自分が最後って言ってたぜェ?」

    打ち止め「それがね、絶対能力者進化計画がいつまでたっても開始されないから、研究者達も焦り始めたみたい」

    一方通行「?」

    打ち止め「今は世界中に散っている『妹達』だけど、また呼び出して実験をさせようとしているの、ってミサカはミサカはすっかり忘れられていた実験を掘り返してみたり」

    一方通行「! ………実験、やりたくない」

    打ち止め「うん、それはミサカ達も一緒。だから、『妹達』に実験開始の強制コードを流して、無理やりあなたに実験をやらせようとしたの。そのコードを流す役割が上位固体であるこのミサカ、最終信号。その為にミサカは作られたんだ、ってミサカはミサカは出生の事実を語ってみる」

    一方通行「じゃあ……実験、始まっちゃうの?」

    889 = 884 :


    打ち止め「そのはずだったんだけど………あるミサカがその情報を事前にキャッチして、それがMNWに流れたのが1日前。培養液に入っていたミサカを引っ張り出して、強制コードをミサカにインストールする前に逃がしたのが今日の夕方なの。だからミサカは他のミサカに比べて小っちゃいんだけど、ミサカが実験開始の指示を出すことも無いんだよ、ってミサカはミサカは掻い摘んで説明したり」

    一方通行「………本当?」

    打ち止め「うん! 皆、あなたに実験なんかやらせない、って学園都市にいるミサカ全員で研究所に総攻撃をかけたんだよ、ってミサカはミサカは胸を反らしてみる!」

    一方通行「え………皆、無事なの? ケガ、とかしてない?」

    打ち止め「大丈夫! お姉様とか第2位さんとか、他にもちょっと怖そうなお姉さんと、すごいパンチの人にも手伝ってもらったから、ってミサカはミサカはレベル5が4人も協力してくれた事実をアピール!」

    一方通行「美琴ちゃン、垣根くン……沈利お姉ちゃンに軍覇くンまで……」ジーン

    打ち止め「みんなみんな、あなたが大好きなんだね、ってミサカはミサカはあなたが沢山の人に大切に想われてることを実感したり!」

    一方通行「………うン」


    890 = 884 :



    打ち止め「という訳で、今は事後処理の最中で、ミサカは念のため一晩は安全なあなたの所に逃げてきたんだよ、ってミサカはミサカは暗に泊めて欲しいことをあなたにアピールしてみる!」

    一方通行「うン、それはいいk」

    打ち止め「わーい! ってミサカはミサカはあなたにダーイブ!!」ビョン!

    一方通行「わ!?」ギュッ

    打ち止め「あなたのお家にお泊りの第1号だね! ってミサカはミサカはあなたの腕の中で大はしゃぎ!」

    一方通行「あわわ、ちょっと、暴れないでェ。えっと、今風呂沸かすから。お腹は空いてねェ?」

    打ち止め「………」ジー

    一方通行「な、何?」

    打ち止め「やっぱり、あなたは優しいね、ってミサカはミサカはMNWの情報が嘘偽りないものだった事を実感したり!」

    一方通行「そンなことねェよ…… 優しいのは、周りの皆でオレは臆病なだけで」

    打ち止め「ううん。皆あなたのそんな優しいところが大好きだから、あなたの周りに人が集まるんだよ」

    打ち止め「00001号と楽しそうに遊ぶあなたが好き。00098号の頭を撫でてくれたあなたが好き。02981号に服を買ってくれたあなたが好き。09982号の髪形を褒めてくれたあなたが好き。14510号に綺麗な夕日を見せてくれたあなたが好き。18264号にからかわれてちょっと困った顔で笑うあなたが好き。20000人全員の顔を覚えてくれてるあなたが好き。少なくとも、ミサカ達は全員優しいあなたが大好きだよ」

    一方通行「っ………」

    打ち止め「だから、このミサカともいっぱいいっぱい仲良くしてね、ってミサカはミサカはあなたに微笑みかける」

    一方通行「………」コクン



    891 = 884 :




    後日、とあるファミレス




    一方通行「今回は、皆ありがとォ」ペコリ

    美琴「いいのよ、妹達の為でもあるんだし」

    垣根「実験が開始されて、勝手にレベル6になんてなられたら困るからな」

    削板「あんな根性無しの実験、存在自体許しちゃおけねえからな!」

    ミサカ「友達ですから。当然の事をしたまでです、とミサカは頷きます。それより……」

    麦野「あーくんの為なら、研究所の一つや二つや三つ、潰すなんて朝飯前よ。さっきから気になってたんだけど……」


    「「「「「それ、なに(なんです)?」」」」」



    打ち止め「♪」onアクセラレータズヒザノウエ

    892 = 884 :


    一方通行「打ち止めちゃンだけど……ミサカちゃン以外は知らなかったんだっけ?」ギュッ

    垣根「いや、オレ等も写真で見たから知ってるけど……」

    麦野「なななななんで、あーくんの膝に………!!!!」

    打ち止め「? なんでって?」

    ミサカ「あっくんの膝の上に座るなんて、いかに上位個体と言えどやってイイ事と悪い事がありますよ、とミサカはポッと出のお子様に対して敵意を露わにします」

    打ち止め「席に着いたと同時にこの人が乗せてくれたよ、ってミサカはミサカは急な険悪な雰囲気に若干怯えてみたり」ビクビク

    一方通行「かわいいよねェ、打ち止めちゃン」デレデレ ナデナデ←聞いてない

    美サのん「「「んなっ!?!?」」」

    打ち止め「んっ、くすぐった~い、ってミサカはミサカは振り向いて抱きついてみたり!」ギュッ!

    削板「随分懐いてるじゃないか。可愛いし、あとは根性次第だな!」

    ミサカ「すごパちょっと黙れ。 ………あんまりくっついてると、し、食事がとり辛いですよ? とミサカは抱っこちゃん状態の上位個体に忠告します」ピクピク

    打ち止め「あ、そうだね、ってミサカはミサカはそろそろ膝から降r「はい、あ~ン」え?」

    893 = 884 :


    打ち止め「食べさせてくれるの!?ってミサカはミサカはおっきなお口であーん!」

    一方通行「はい」ヒョイ

    打ち止め「むぐむぐ……おいしー!」

    一方通行「へへへ、よかったなァ」



    イチャイチャ



    麦野「…………ねえ、今からでもあのガキ返品してこない?」

    ミサカ「奇遇ですねむぎのん。ミサカも調度同じことを考えていたところです」

    垣根「いやいやいや!? 何言っちゃってんのお前ら!!??」

    麦野「うるっせぇな!! 妹キャラだけはどうしよぉもねぇんだよ!! ……いや、垣根。テメェの能力ならもしかして私を10歳くらい若返らせることだって……!」

    垣根「オレの未元物質にだって最低限の常識はあるんだよ!!」

    美琴「幼女と戯れるあっくん………アリね」ハァハァ

    ミサカ「くっ………まさか、こんなところで新しい敵が………! あ、あっくん、ミ、ミサカも、その」

    一方通行「口、汚れてるぞォ?」フキフキ

    ミサカ「あの、あ~ん、を……」

    打ち止め「ん、ありがとう!ってミサカはミサカはあなたにお返しのあーん!」

    一方通行「ン? あ~ン」パクッ

    打ち止め「えへへへ」

    一方通行「むぐむぐ…… へへっ」

    ミサカ「…………グスン」

    麦野「ムリじゃねぇんだよ! やれっつってるんだよぉぉぉぉぉ!!!!」

    垣根「何!? お前未元物質をなんだと思ってるの!?!?!」

    美琴「お兄ちゃん属性のあっくんも、やっぱりいいわね」ハァハァボタボタ



    ギャーギャー!



    削板「………お、茶柱が立ってる」ズズー



    894 :

    兄セレータ…ジュルリ…

    895 = 884 :

    終わりです。

    怪人チビ毛布は、pixivの弱気一方さん漫画よりお借りしました。この場を借りてお詫びいたします。


    >>873
    廃人フイタw

    >>877
    何そのホラー

    >>879
    みさきち、漫画でも原作でももっと出てきてくれれば………



    本日はこれで終了とします。 デレ一方さんでした。

    打ち止めが出せたので、あともうチョイ書けるかな……と。 早くあの彼女も書きたいです。

    あとフレンダも。

    それでは、失礼します。

    896 :


    俺の中のなにかが爆発しそうだったぜ

    897 :

    もう美琴は駄目だな・・・

    898 :

    一番可哀想なのは間違いなく研究者たちだなwwww
    鬼の形相で研究所に総攻撃するLv5四人と武装した妹達想像したらワロタwwww

    899 = 884 :

    失礼しました
    >>885 をこれに差し替えでお願いします  失礼しました




    ウィーン

    一方通行「いつものコーヒー、無かったなァ」トコトコ

    一方通行「これ、あンまり好きじゃないンだけど……ないよりいいか」トコトコ


    オーイ


    一方通行「(明日は絹旗ちゃンと理后ちゃンと映画かァ………怖いのじゃないといいな)」


    一方通行「(この前見た『怪人緑マント』は帰ってから、怖くてミサカちゃンに電話してお話に付き合ってもらっちゃったし)」トコトコ

    オーイッテバ

    一方通行「(うう、思い出したら、ちょっと怖くなってきちゃった。早く帰r)「おーい!」わっ!?」ビクッ!!

    「おーい! ってやっぱり! やっと見つけた!ってミサカはm」バッ!

    一方通行「うわァァァァああァァ!! 怪人チビ毛布ゥゥゥゥゥうう!!」ダダダッ!!



    900 :

    レベル5四人+同じ顔20000人による襲撃か…
    あーくんが目撃したらどんなホラー映画よりトラウマになるな


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