元スレ上条「福引で一方通行が当たった」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
551 :
確かに初見ほどのインパクトは無くなって来たな
出し所の問題だろうか?
552 :
もっと魔改造の余地があるのではないか?
553 :
これ以上やったらハワイアンの二の舞じゃね
554 :
ハワイアン!そういう手もあるな!!
555 :
>>550
面白くない人が面白くないことをしている状態だからな
556 :
続きまだかな
557 :
フラグといっしょに必要なものも回収していくのか
558 :
まだ…か?
pixivで「明日までェ」の絵が描かれてたのはワロタwwww
559 :
>>558
kwsk
560 :
>>1です。こんばんは。
突然遠出することになって、一週間ほど留守にしてました。
案の定前回から一週間以上経ってる! ひぃ!
かなり短いですが一応ここらへんで生存報告しておくという感じで!
いつもいつも
『土御門「百合子ちゃーん!ご指名でーす!」百合子「はァーい☆」』( 閲 覧 注 意 )
をご愛読くださりありがとうございます!
じゃあ今日も投下させていただきます。
561 = 560 :
第21話『長年の疑問』
トゥルルルルルルルル ピッ
↓効果音
土御門「お電話ありがとうございますー! デリバリーヘルス・グループ[ワァーオv]ですたい!」
ここは学園都市某所のグループ専用事務所。
デリバリーヘルス・グループは、学園都市で最も高いリピーター率を誇る、
全顧客密着対応型デリバリーヘルスなのである!
土御門「あ、毎度ありがとうございますー。はい、はい、いつものですかにゃー?」
土御門「はい。承りましたー。では時間も、はい、いつも通りで。はーいそれでは失礼しますにゃー」
ピッ
土御門「百合子ちゃーん!」
一方通行「あ゛ァ!? 気安く呼ンでンじゃねェぞゴラァ!!」ガカッ!!
土御門「もうちょっとその凶暴性何とかならないのかにゃー……それより仕事ですたい」
一方通行「マジか」
土御門「いつものアレだよ。『白衣の新人天使研修コース(Bプラン)』」
一方通行「またBかァ……エロなしだから楽だが稼ぎ薄いンだよなァ」
土御門「常連さんなんだから文句言わないで行ってくるんだぜい?」
一方通行「チッ! 面倒くせェなァ……」カチッ
一方通行「ベクトル変身ッ! アクセラレーションッ!」ピカァッ!!
キラキラキラ クルクルクルクル ビシィッ!!
百合子「鈴科百合子(♀)、22歳モードッ!!」ババーン!!
説明しよう!
元々性別一方通行な学園都市の第一位はベクトル操作とか……なんかいい感じの力で
曖昧なホルモンバランスや体格を操作し、年齢や性別を意図的に変える事が出来るのである!
土御門「……前から思ってたんだが、何でお前は性別変える時にクルクルキラキラするんだ?
無言でも出来るんじゃないのかにゃー? それこそ面倒くさそうだぜい」
百合子「決まってンだろ土御門ォ! ンなもンはなァ!」
百合子「その方が打ち止めが喜ぶからだ! 魔法少女とかヒーローみたいだってなァ!」ドーン
土御門「ならば仕方ないな」
百合子「あァ、仕方ねェ。行ってきまァす」スタスタ ガチャッ
第21話(ならば仕方ない) END
562 = 560 :
第22話『悲しき常連』
スタスタ ガチャ
冥土帰し「おや、時間ぴったりだね?」
百合子「いつもありがとうございますゥ☆ ゆりこでェす!」ニパッ
冥土帰し「……呼んでおいて何だけど、君は仕事になると人が変わるタイプのようだね?」
百合子「お仕事ですからァ!」ニコニコ
冥土帰し「それじゃこれ、着替えだからね? 更衣室はわかるね?」
百合子「もちろンですよォ! 何回来てると思ってるンですか? もう! すぐ行ってきますね!」
スタスタスタ ガチャ タタタター
冥土帰し「……別人だね? まあ杖の扱いが上手くなっているようでよかったよ」
タタタタタ ガチャ
百合子「お待たせしましたァ」ニコッ
冥土帰し「おやおや、随分早いね?」
百合子「急いでたのでベクトル着替えにしましたンで……」
そういいながら、白いナースキャップを乗せたショートの髪をヘアピンで留める。
紅玉のような赤い瞳は普段のような険を欠片も見せず、従順そうにとろりと細められていた。
22歳に「設定」してある筈の体躯は細身。
しかし、まるで少年のように薄く平らな下腹部に対して、腕や脚はなめらかで女性的な優雅な曲線美だ。
そしてその体格に釣り合うギリギリのラインまで慎ましく隆起した双丘が
ナース服越しに胸部を押し上げ、くびれた腰を通って膝丈まで。
少々レトロなAラインのナース服だからこそ、コスプレじみた下品さや押しつけがましさを打ち消す。
完璧なまでに「抑制された」美しさを体現した姿に、机の前のナース愛好家は感慨深げに頷いた。
冥土帰し「それじゃ、いつもの通りに、時間いっぱいまで頼むからね?」
百合子「はい!」ニコッ
百合子「田中さァン! 診察室へお越しくださァい」
百合子「お薬が出ますので帰りに受付で処方箋をお受け取りくださいね」
百合子「お大事にどォぞ」ニコッ
冥土帰し「おや? そろそろ時間だね? お疲れ様」
百合子「あのォ、毎回思うンですが、普通に雑用だけならわざわざデリヘルに頼まなくても……」
冥土帰し「ああ、この前までは本物のナースさんがそうやって仕事中にチラチラ目の前を歩いてくれていたんだがね?
……本当に、この病院の看護師の制服が、パンツスタイルに変わるまでは……ね?」ズーン
百合子「パンツスタイルではダメなンですかァ?」
冥土帰し「いや、あれはあれで良いものだよ? でもね、一服の清涼剤は必要だと思うんだ」
百合子「はァ……しかしバイトを雇った方がいいのでは。性行為も一度もないですから勿体ないような」
冥土帰し「口の軽いかもしれない怪しげなバイトよりはプロを選ぶたちでね? それに」
冥土帰し「僕はナースを犯したいのではなく! ただ視界の端で歩きまわり仕事をする所作を愛でていたいんだよ!!」ババーン!!
百合子「毎度ありがとうございましたァー」
第22話(たとえ90分15000円でも) END
564 = 560 :
第24話『他の人々』
バシーン! バシーン!
結標「ほら! もっと良い声でお鳴きなさいっ!」ビシッ! バシッ!
災謝「らめぇ! そんなにぶったら、あぅっ……!! おかしくなりゅ! なっひゃうう~!!」ハァハァ
結標「キモイ! 臭い! 加齢臭! ヒゲ! ハゲ! 筋肉ダルマッ!!」ビシビシバシビシバシ!!!
ポンポン ナデナデ
浜面(エツァリ)「麦野はいつも頑張ってるな。偉いぞ。俺もみんなもよく見てるよ」ワシャワシャ
麦野「ひっく、はまづら……はまづら……」ギュウ
浜面(エツァリ)「よしよし、寝るまでいてやるからな」ナデナデ
ズダダダダダダ トゥルルルルルル
土御門「そこ! 縫製甘いにゃー! コスプレ用とはいえ、客はリアルを求めているんだぜい!?」
土御門「もしもし。はいお電話ありがとうございますー! はい、ご指名は?」
土御門「あ、コラ! ちゃんとデザインコンセプトを読みとってくれなきゃ困るぜい!」
プルルルルルル プルルルルルル
アレイスター「あっ、もしもし。暇だから話し相手に第一位を3時間ほど……」
『予約いっぱいなんですにゃー。多分お客さんが予約したい時はいつもいっぱいなんで、もうかけて来るな』ブチッ
アレイスター「偉いのに!」
ソワソワ ウロウロ
番外個体「ぎゃはっ! このミサカが偽名で呼びつけたなんてあの人は気づいてないだろうなあ」
一方通行「呼びましたかァ? 番外個体。ご奉仕しに来てやったぜェ?」
番外個体「何で女体でも驚きもしないわけ? 笑おうとしてたのにミサカがっかりー! って、ちょっと、何で…… あっ……!」
第24話(全員多忙の身) END
565 = 560 :
今日はここまで……なんて嘘です! もう夜中ですがハッピーエイプリールフール!
苦手なのに見ちまったァ……って方は本当にすみません!
尚、福引本編とは全く関わりありませんので切り離してお楽しみください。
それでは短いですが、日付が変わるころからは福引本編投下させていただきます!
566 = 560 :
■服売場
一方通行「これと、これも。あァ、これもいるか」ポイポイ
一方通行(今の俺が言えた事じゃねェけど、安いよなァ・・・・・・)
「Heavens! お久しぶりね」
一方通行「ン?」クル
クリティカル
布束「寿命中断ッ!」クワッ!
一方通行「ひァっ!?」ビクゥ!!
布束「amazing 随分とまた可愛い悲鳴だわ」
一方通行「びっ・・・・・・っくりさせンなよ、布束センパイ」
布束「however 貴方が勝手に驚いただけでは?
moreover その呼び方はやめてと前に言ったはずよ」
一方通行「あァ、わかったわかった。「砥信さン」」
布束「well いいでしょう」ニコ
一方通行「……つゥかよォ」
布束「?」
一方通行「オマエ、外に出るときは着ないのな。あのフリフリ。
一瞬誰だか解ンなかった……」
布束「ah 今日はこの後調整中の妹達に会いに行くの。普段は外でも着るわ。
制服は質素すぎるわね。but それが良い所なのだけど」ヒラヒラ
一方通行「質素だからって制服の下にペチコート穿く奴も居ねェンじゃねェの?」
布束「下着までは校則でも規制されていないんだから、構わないでしょう」スッ
一方通行「あ」
布束「……by the way 貴方は靴下収集の趣味でもあったのかしら?」ドッサリ
567 = 560 :
一方通行「いや、ちょっと好きなだけ使っていいカードがあったンで。
この期に大量に買い溜めとこうかと思ってなァ」ニヤニヤ
布束「一度に穿けるのは一足だと思うけれど……
as you are 毎日履いても一か月分くらいあるわ」
一方通行「それもそォだな……ちっと戻すかァ。
このあたりで良ければ砥信さンも何か買いますかァ?」
布束「え?」
一方通行「大分「お世話してイタダイタ」からァ……お返し?」チラ
布束「……but あー……いえ、そうね。ありがとう」フッ
一方通行「ま、俺の金じゃないンですけどねェ」ニヤニヤ
布束「though 私は何も知らなかったことにしましょう」
一方通行「どうせだから普段買わねェようなのにしろよ。フリフリじゃねェやつ」
布束「それもいいかもしれないわ。ここは服だけ?」
一方通行「髪留めとか小物類は向こうにあったぜェ?」
布束「all right それじゃその中から選んで頂戴。制服に合うようなものが良いわ」
一方通行「あァ、はいはい……っと!」ガツッ!
布束「oh 大丈夫?」パシ
一方通行「悪ィ悪ィ。まだこの杖に慣れてねェンだ」
布束「maybe 身長に合っていないか、重すぎるのかもしれないわ」
一方通行「へェ? でも俺の杖はどっかのだれかさンに買われていっちまったし」
布束「そうだったわね。肩を貸してあげるから、行きましょう」スッ
一方通行「ン、どォも」カツ、カツン
568 = 560 :
■垣根家
バッサバッサバッサ……
垣根「ただいまあああああ!」ガチャッ!!
垣根「えーとどこやったっけ、この間までココに……」
垣根「あ、転がってる時に危ないからソファーの上に置いたんだっけ!?」バッ
垣根「いや、ソファーにダイブするときに当たって痛いからベッドの下に……」サッ
垣根「違う、エロ本取り出す時に邪魔だからってクローゼットに!」ガラッ
垣根「ココかっ!?」チラッ
垣根「ココだろ!?」ガバッ
垣根「じゃあココ!」ウィーン
垣根「えーい!」ピコピコ
垣根「そいやぁ!」バサバサ
垣根「思い出したあああああ!!!」ガラリ
【第一位専用杖】キラキラ
垣根「あったあああああああ!!! やっぱり最後は使ってない冷凍庫に入れといたんだった!」
垣根「さてさて早速……ちべたっ! 霜ついてる!」ヒエヒエ
垣根「……箱に入れた方が良いのかな?」ピタ
垣根「送られてきた箱はさっきテレビの横で見つけたな……」テクテク
垣根「このプチプチはなんかダサいからいらねえかな。
緩衝材っぽくて見た目も良い未元物質を生成……」ウネウネ
垣根「よし。包装紙っぽい未元物質と、リボンっぽい未元物質で包んでと」ガサガサ
垣根「おおお、それっぽいじゃねーか! 心なしかウチに届いた時よりも!」パンパカパー!
垣根「それじゃ行くか! ……うお、結構時間やべえな!」バサァ
垣根「いってきまー」バッサバッサ
569 = 560 :
■サンドイッチ店
上条「おいしい……」ジーン
インデックス「とうまとうま! こっちのトマトが入ってるやつも美味しいんだよ!」
上条「大量に頼んだし、ちょっとずついろんな種類食べられていいな」
インデックス「久しぶりにおなかいーっぱい食べちゃうかも!」
上条「ああー、牛肉……うめえ……」モクモクモク
一方通行「あ、三下ァー!」カッツン、カッツン
上条「おー、一方通行、遅かっ……たな?」ポロ
布束「oh dear はじめまして」
上条(誰ッ!?)ビクゥ
インデックス「何だか国際的な人なんだね! はじめましてだよ!」
上条「あー、はじめまして?」ペコ
上条(着替え買いに行って長点上機のお姉さんの肩を抱いて現われるのは
一体どういう訳なんでせうか……流石レベル5……)ハァ
一方通行「ン、と。悪ィな砥信さン。重かったか?」
布束「however 貴方は軽いし、そこまで体重をかけていなかったわ」
一方通行「あァ、そォ」
上条「……おい」
一方通行「ン?」
上条「聞いてもいいよな? この長点上機のお姉様はお知り合い……?」
布束「私かしら?」
一方通行「あァ、砥信さン、コイツは俺の……アー、友人で、三下とチビシスター」ビッ
上条「オイ!」
インデックス「チビじゃないかも!」
一方通行「この人は布束砥信さン」ビッ
布束「hi よろしくね、三下さん、チビシスターさん」クスクス
570 = 560 :
上条「はあ、よろしく……ってそうじゃない!」
インデックス「私の名前は、インデックスっていうんだよ! よろしくね、しのぶ」
一方通行「さンを付けろよ」
上条「それだよ! それ! 俺が聞きたいのはそれ!!」ビシッ
一方通行「……どれですかァ?」
上条「俺の事呼んでみ?」
一方通行「? 三下」
上条「この人は?」
一方通行「砥信さン」
インデックス「私は?」
一方通行「チビシスター」
上条「……黄泉川先生は?」
一方通行「黄泉川」
上条「?」
一方通行「?」
上条「この人は?」
一方通行「砥信さン……って、何なンですかァさっきからァ!?」
上条「お前はそういう感じじゃないだろ! もっとこう、さあ! いいことだけどさあ!」
布束「wait 落ちついて。彼が私の事をそう呼ぶのには理由があるのよ、三下さん。
so 貴方だけが彼に無礼な態度をとられている訳ではないわ」
上条「……」
一方通行「説明しろって言うンだろ? 分かった、分かりましたァ」
上条「よろしい。説明してもらおうか! その明らかな挙動不審の理由をなッ!!」カッ!
インデックス「かも!!」カッ!!
571 = 560 :
一方通行(そこまで言わなくても……)
一方通行「あー。砥信さンはちょっと前に俺が困ってた時期に色々助けてくれた人でェ」
布束「indead 酷かったのよ。
ガリガリに痩せた子が理解不能な言葉を発しながら目の前に現れた時は……むぐ」パシッ
一方通行「砥ィィィ信さァァァァァァァァン!!? そりゃァちょっと言いすぎなンじゃないですかァ!?」
布束「……ふぁなひて。かむわよ」ギロ
一方通行「ごめンなさい……」サッ
インデックス「おお! なにやら借りてきた子猫のように大人しいんだよ!」
一方通行「まァ、そンなわけでしばらく御厄介になったりして、恩があるンだよ。
それ以前にも色々あったしなァ。色々」ウンウン
上条「おーっと待っていただきましょうかー?
上条さん今とんでもない言葉が聞こえちゃったぞー? 御厄介にだってー?」ヒクヒク
インデックス「あくせられーた……こんな若い娘さんに……不埒かも……」ヨヨヨ
一方通行「? なンで?」
布束「after all 貴方は説明に向いていないのかもしれないわ」ハァ
上条「この天然ジゴロ! 上条さんはお前をそんな子に育てた覚えはありませんのことよっ!」
一方通行「いや、育てられてねェし、そもそもオマエにだけはそォ言われたくねェ」フルフル
布束「particularly 貴方達のご想像されるようなロマンスは無かったと思うけれど……どうかしら?」
一方通行「あれは単に俺がどつきまわされただけじゃァ……痛ェ!」ドスッ
布束「so 年長者には礼儀正しく振舞いなさい」
一方通行「はィ、砥信さン……」シュゥウゥゥウウウゥゥゥ
上条「本当に大丈夫か……お前……」
一方通行「うるせェ! 今の俺に構うなァ!」ガバッ
布束「私は only 彼を送ってきただけだし、そろそろ行くわ。用事もあるの」
インデックス「えー、一緒にご飯食べないの!? しのぶ……さん!」
布束「oh ごめんなさいね、インデックス。また会ったらその時はいただくわ」
一方通行「あ、忘れてた。砥信さン、これ。ヘアピン」プラプラ
布束「ありがとう。……付けて行きたいけれど、鏡を持っていないわ」
一方通行「俺がやりますよォ……やればいいンだろォ?」
572 = 560 :
布束「so お願いするわ」スッ
一方通行「ン」スッ パチッ
布束「どう?」
一方通行「いいンじゃないですかァ?」
インデックス「かわいいんだよ! いいなー……」チラ
布束「ありがとう。貴方もそういう時はもっと直接褒めるべきよ。素直になりなさい」
上条「よくそんな事平然とできるな、女の人に……って、インデックスさん?
期待のこもった眼で見つめないでほしいのですが!!」
一方通行「後でていとくンにねだれ。
アイツにとってはポケットの小銭を募金箱に入れるよりも嬉しい使い道だろォし」
上条「お前募金するんだ……」
一方通行「あっ……ま、前に一度気まぐれでやったことあるだけですゥ!!」プイ
インデックス「へぇー?」ニヤニヤ
布束「ふふ、仲が良いわね? それじゃ私は行くわ。see you」
一方通行「あァ、またな砥信さン」フリフリ
ドドドドドドドドド
垣根「一方通行ぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁああああああああああ!!!!」ドドドドドドドド
一方通行「おわァ、面倒なのが帰ってきたァ……砥信さン、早く! 俺に構わず!」
布束「え? ええ……またね一方通行、インデックスさん。それに、えーと、三下さん?」
上条「はっ!? あ、いやその、俺の名前は……」
一方通行「居ねェぞ」
上条「名乗ることすらできなかった……!!」
一方通行「あァ、お前が次に会うまではずっと「三下」として認識され続けるンだろォなァ」ニヤニヤ
上条「……不幸だああああああ!!」
573 = 560 :
今日はここまでで。
布束先輩かわいいよね。大好きです。
もうちょっとだけていとくん編が続きます。
のんびり進行で。
次こそは一週間以内に……!
ありがとうございました。
574 :
乙!おかえりなさい!!
まさかデリヘル百合子がマジで来るとは…
4月馬鹿ってすばらしい風習だな
575 :
……おかしいな。ゆりこちゃんが電話に出ないぞ
576 :
乙!布束さん可愛いな!
麦のんと浜面の面の皮被ったエツァリに何かが目覚めた
すごく……イイ……
577 :
災謝「らめぇ! そんなにぶったら、あぅっ……!! おかしくなりゅ! なっひゃうう~!!」ハァハァ
災射…
災難誤射で消し間違えたんですね分かりま…ふぅ…
578 :
え…デリヘル百合子本編じゃねーの?!
579 :
>>575
お前にはあの番号が見えると言うのか……
580 :
今なら言える…
布束砥信は俺の嫁
581 :
>>580
そげぶ
582 :
布袋寅泰は俺の嫁に見えた
583 :
>>579
え?もしかして三次元の住民ですかチーッス
とでも突っ込めばいいのか
584 :
>>575はKJさんでしょ?
585 :
むぎのんとフレンダとミサワとミサカと御坂とローラさんと黒子は俺の嫁
587 :
ミサワはやるよ
588 :
>>585が溶けてる……二股ってレベルじゃなかったからなぁ……
589 :
もちろんこの話が完結したら、デリヘル百合子のスレ立ててくれるんですよね
590 :
まだかなぁ
593 :
>>1です。こんばんは。
>>577
あわわわ!
「わざわいあやまり」で「災誤」にしようと思ってたのに、変換ミスに気付きませんでした!
エイプリルフールに間に合わない! と焦ってたので、大目に見てくれると嬉しいです。
こっちもばりばり書いて投下しないと駄目ですな!
頑張ります。
じゃあ今日も投下させていただきます。
594 = 593 :
■サンドイッチ店
垣根「オイ! なんか今女の子いなかったか!? うちの学校の!」ゼェ、ハァ
一方通行「はァ? 居ねェよ。幻覚じゃないンですかァ?
つゥか遅ェ、20分以上経ってるじゃねェかくたばれ」
垣根「くたばらん!」バーン!!
上条「胸張って言われてもな……」
インデックス「あれ? 何持ってるのかな? ていとく!」
垣根「あ? ああ、これか」キラキラ
一方通行「オイ……まさかそのいかにもアッタマ悪そォな包みを取りに帰ったとか……」
垣根「おお、大正解」
一方通行「やっぱくたばれ」
上条「それ何なんだ?」
垣根「さあな? ほら」ポイ
一方通行「重っ、投げるンじゃねェ!」
垣根「開けてみな」キリ
一方通行「はァ? 気持ち悪ィ……爆弾とかじゃねェだろうな」ビリバリ
上条「豪快な……」
一方通行「っと……あァ!?」カパッ!
インデックス「なーになーに?」ヒョイ
上条「こ、これは……」
垣根「一方通行専用杖だ!」パンパカパー!
一方通行「何でていとくンが持ってンだよ!」
垣根「買った」
一方通行「ちくしょう、販売ルートが見つからねェと思ったら……
オマエこれ直接購入しやがったな!?」
垣根「ああ。結構した」シレッ
595 = 593 :
一方通行「クソッタレが……で? いくらだ?」
垣根「え? ああ、確か1700万……」
一方通行「吹っかけてンじゃねェぞ三下がァ!!」クワッ
垣根「うおっ!? 何だよいきなり! お前が聞いたんだろ!」
一方通行「足元見やがって、8兆の借金抱えてる俺に1700万なンざ払える訳ねェだろ!」
垣根「?」
一方通行「?」
垣根「いや、これやるよ?」
一方通行「だから金がねェって」
垣根「いらないって」
一方通行「でも1700万」
垣根「それ、俺が買ったときの値段」
一方通行「?」
垣根「?」
一方通行「そンなにしたのか? なのにタダでくれンの?」
垣根「? うん」
一方通行「ていとくン……!」タタタタタ……ガシーッ!!
垣根「ハハハ、いいってことよ」クルクルクル
上条「おいそこ! 感動の再会スペシャルみたいになってますよっ!」
インデックス「1700万……とうまにもあれくらいの心の広さが必要かも」
上条「無茶言うんじゃありません。あれはレベル5界でのみ可能なものなのですよ」
596 = 593 :
一方通行「つゥか何で買ったンだよ。コイツは俺専用だぜ?」
垣根「ああ、そんくらい分かる。お前意外と背小さいのな」
一方通行「うるっせェ! まさか変な細工とかしてねェだろォな?」
垣根「いや、コレもってりゃ一位に対してアドバンテージとれっかなーと思ったんだけどよ。
ゲーム勝負ならあんま関係ねえし、返しとこうと思ってな。まあ、フェアに行こうぜ」
一方通行「ふーン? まァありがたく頂戴すっけd……冷たァ!!」ヒヤッ
垣根「あ、冷凍庫に入れてあったからな……」
一方通行「なンで!?」
インデックス「ていとく……杖は腐らないかも」
垣根「いや、邪魔だったんで、空いてる冷凍庫に……」
上条「冷凍庫が空いてる!? くそ、これだから金持ちは!!」
垣根「えっ! あ、いや、アイスはちょっと入ってたかもしれねえ!」アワアワ
一方通行「俺も借金背負う前は冷凍がついてねェ冷蔵庫でやっていけてたンだよなァ。
今となっては懐かしすぎて号泣もンだが……よし、異常ねェな」カチャカチャ
上条「このセレブ野郎共め……
上条さんなんてテーマソングが『money,money,money』だというのに……」
垣根「あれ女の歌だろ? 何、逆玉の輿狙いかてめぇは」
上条「へ? そうなの? てっきり貧乏生活の歌かと……」
一方通行「間違っちゃいねェけどな。歌詞英語ったって、中2レベルだろアレ」
上条「どうせ上条さんはバカですよ」ハァ
一方通行「あァー、しっくりくる……やっぱコレだよな」ハァ
上条「もはやスルー!?」
インデックス「とうま、英語なら教えてあげられるかも……」
上条「ああ、インデックスさんが天使に見えますよ」
一方通行(正直コイツなら逆玉の輿もいける気がする)
597 = 593 :
垣根「つうか、俺も座って良い? 腹減った」
一方通行「の前にコーヒー買ってこい。あとメシも。オマエと同じので良いからよォ」
垣根「あ、そっか。カードくれ」
一方通行「ン。俺着替えて来るわ」
上条(ナチュラルにパシたせた……)
一方通行「ブラックだかンなァ!」
垣根「わかってるっつうの!」
一方通行(何で分かってるンだよ……)
インデックス「私もおかわりが欲しいかも!」
垣根「あー、了解」
上条「まだ食べるというのですかインデックスさん!?」
インデックス「スフィンクス、パンの端っこなら大丈夫だよねー?」
スフィンクス「にゃあ」ガツガツ
上条「えー……っと、じゃあ上条さんも欲しいなー? なんて」
垣根「いやてめぇは来いよ。持ち切れねえだろ?」
上条「うう……」トボトボ
インデックス「あ、ついでに飲み物もー!」
上条「はいはいアイスティーのミルクとガムシロップマシマシのやつですね……
ったく、変な所だけ英国人ぶっちゃって……」
一方通行「オイ、松葉杖置いてくから、ちゃンと見とけよ」
インデックス「杖なんて誰も盗まないかも」
一方通行「あァ……こンなにラクだったンだな……科学ってすげェわ」カツンカツン
インデックス「は、速い……」
598 = 593 :
■十分後
一方通行「戻った」
インデックス「おかえりなんだよ! あれ、帽子も買ってきたの?」
一方通行「あァ、これ以上知り合いに会っても面倒くせェし」ギュ
インデックス「うん。パーカーに帽子だと確かに「あくせられーた!」って感じではないね」
一方通行「何ですかァ、その感じは」
垣根「一方通行ー、コーヒーだけ取りに来いよ! 重い!」
一方通行「はいはいィ……って、そもそもLサイズ頼むンじゃねェよ」
垣根「? 飲みきれなかったら持ってけばいいじゃねえか」
インデックス「良い匂いがするかもー」
上条「帰ってからのインスタントコーヒーは抜きな」
一方通行「あ゛ァ!? オイ、今日はあと3杯飲めるはずじゃ……」
上条「ていとくンがエスプレッソショット追加してたし、カフェイン増してそうだし」
垣根「良かれと思いました……」
一方通行「クソ……でかした。だがくたばれメルヘン」
垣根「お前その態度人としてどうなの!?」
インデックス「そうだよあくせられーた! 隣人愛かも!」
一方通行「いいンですー。一位だからいいンですゥー」
インデックス「天は人の上に人を作らずなんだよ?」
一方通行「じゃァ俺神で」
垣根「死神のノートで新世界作りそうだよなお前」
一方通行「ンなもン無くても新世界くらい作れるわ」
上条「あぁー、どっかの部族で神の使いを名乗ればいけそう。見た目的に」ウンウン
一方通行「それタダのアルビノ信仰じゃねェか」
垣根「俺もできそうじゃね!」ファサァアア!!
一方通行「驚異の鳥人間として見世物小屋に捕まれ」スタスタ
599 = 593 :
「「「「いただきまァす」」」」
一方通行「うめェ」モギュモギュ
垣根「だろ!? 割と穴場なんだよなー」
上条「インデックスさーん。もうちょっとペースダウンぷりーず」
インデックス「ダウンしてたら夜までかかってもお腹一杯にならないんだよ?」ガツガツガツ
一方通行「一度解剖されるべきだよなァ、その吸引力」
インデックス「私は「ソージキ」じゃないかも……」
上条「で、この後どうする?」
一方通行「ンー、帰り買い物行かねェとな。今日特売あるか?」
上条「ああ! 詰め放題系のがあったからとりあえず野菜系を中心にですね」
インデックス「お肉は!?」
一方通行「今食ってるだろ」
インデックス「じゃあついでに図書館に寄ってほしいかも! 返却期限が近いし」
上条「げぇー、あれ俺のカードで借りてるんだから、怒られるのは上条さんなんですよ?」
一方通行「じゃあ一旦戻って本持ってこねェと」
垣根「おいコラ! 何を所帯じみてやがる! 俺との勝負はどうなったんだよ!」
一方通行「あァ、そンな感じの事もあったか」ズズー
垣根「そんな……面倒くさそうにコーヒー飲みながら……」ズーン
上条「あーあー、お前がそんなに無碍に扱うから……
ていとくんがテーブルと一体化しちゃってますよー?」
一方通行「チッ、覚えてンよ! ゲーセン3回勝負だろ?」ガジガジ
上条「そんなストロー噛みながら嫌々言われても相手が傷つk……」
垣根「おう!」キラキラニコニコニコ
上条「いや何でもない」
インデックス「じゃあ早速行くんだよ!」
一方通行「はいはい……ていとくン、トレー返してきて」
垣根「おう!」スタスタ
上条「……扱いやすい、タイプなのかな?」
一方通行「扱い方による」ズズー
600 = 593 :
■地下街ゲームセンター
垣根「やってまいりました!」ババン!
一方通行「つゥか、俺ゲーセンのゲームとかやったことねェンだけど」
垣根「じゃあまず教えるし、練習もありにしようぜ」
上条「意外とフェアだな」
インデックス「何のゲームするの? 早く見たいかも!」
一方通行「ここうるせェ……」
インデックス「私もこういう電子的な騒音は苦手だけど、それより楽しそうなんだよ!」
一方通行「そォか?」チラッ
垣根「1戦目はどの機種にする? お前が決めていいぞ、初心者だし!」ニヤニヤ
一方通行(はしゃいでるな……)
一方通行「チビシスター、俺は分からねェから適当に選べ」
インデックス「いいの? んーと、じゃあ、あれ!」
一方通行「ン?」
上条「な……」
垣根「これは……パンチングマシン!!」
上条(負けたな、一方通行)
インデックス「がんばってね! あくせられーた!」
垣根「まあコレは見ればわかるだろ。3回殴って一番高い数値が得点」
一方通行「ふーん、能力は?」
垣根「このゲーセンは使っても構わねえって店舗だが、機械壊したら負けな。
ちなみに成人男性の平均が100だが、能力者用に上限上げてある」チャリンチャリン
上条「何と言う会話!」
みんなの評価 : ★★
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