私的良スレ書庫
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元スレ一方通行「イヤだ」
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一方通行「ドッキリを仕掛けた後はその後の関係がギクシャクしないように
酒宴を開いて全部忘れちまおうってのがルールらしくてよォ、おら飲め飲め」
垣根「ギクシャクも何も、元から敵同士みたいなもnごぷ!」ズボ
一方通行「ハイ、とりあえず飲んでから言いましょうねェ?」ケラケラ
ケラケラと笑いながら、一方通行は喋っている最中の垣根の口に無理矢理酒瓶を突っ込み、その中身を
ベクトル操作を用いて高速で口内に流し込んでいく。アルハラ、ダメ、絶対
垣根「ぷはッ、テメエ絶対ぶっ殺してやrうぶ!」ズボ
一方通行「ご馳走様が聞こえねェなァ、もう一本いっとけや!」ゲラゲラ
垣根「ウプ・・・も、もうやめ・・・んぶ!」ズボ
一方通行「垣根クンのォ、ちょっといいとこ見てみたいィ!」ゲラゲラゲラ
二本、三本と立て続けに酒瓶を突っ込まれた挙句ベクトル操作で流し込まれ、
垣根の視界はゆっくりと暗転していった。
垣根「・・・気付いたら街中でぶっ倒れてたよ、パンツ一丁で」
麦野「うわぁ・・・」
御坂「うわぁ・・・」
垣根「長々と話しちまったが、一方通行だけじゃなく妹達の一員までブチ殺そうとしたことをまずは謝らせてくれ」
すまなかった、と深々と頭を下げる垣根に、御坂は優しげに語りかける。
御坂「垣根さん、あんまり気に病まないで、それ妹達も悪いし。
それにそんな愉快な話を聞かされた後じゃ怒る気にもなれないわよ」
垣根「愉快な話!?」
麦野「つーか何が「俺を誰だと思ってやがる?」だ!ボッコボコにされてるじゃねえか!」ヒャハハハ
垣根「う、うるせえ!何もかもが予想外でペース乱されたんだよ!!正々堂々とやってりゃ負けてねえ!」
麦野「暗部が正々堂々とか(笑)」
御坂「負け惜しみが酷すぎて小さく見えるわ・・・」
垣根「クソが!!」
垣根「・・・なあ御坂、本当にいいのか?俺は妹達の一人を殺そうとしたし、
当時は内容を知らなかったとはいえ、あのクソったれな実験に協力しようとしたんだぞ?」
御坂「垣根さん・・・本当にもう、そんなに自分を責めないで?
私だって、垣根さんと立場が逆で自分にそんな誘いが来たら乗っちゃってたかもしれないし・・・」
垣根「御坂・・・」
御坂「ううん、それどころか絶対能力者になるために垣根さんのクローン殺せって言われてたら、
私、絶対殺してるわ。躊躇無く殺してるわ。もうワッサワッサと殺してるわ」
垣根「おい」
麦野「私だったら絶対能力者になった後も殺し続けてるわね」ケケケ
垣根「おい!?」
垣根「何なのオマエ等、俺結構真剣に悩んでたんだぞ?本当に悪いと思ってたんだぞ?」
麦野「ごめーん、何か垣根弄りやすくってさぁ」ヒャハハ
御坂「一方通行の気持ちがちょっとだけわかるわね」クスクス
垣根「第二位なのに、第二位なのに・・・」
麦野「第二位(笑)」
御坂「未元物質(笑)」
垣根「・・・」イラッ
麦野「俺の未元物質に常識は通用しねえ(笑)」
御坂「メルヘンな翼(笑)」
麦野「心配するな、自覚はある(笑)」
垣根「」ブチン
御坂「あ」
麦野「やべ」
垣根「テメエ等ナメてやがるなあああ!!!余程愉快な死体になりてえと見える!」
バサァ、とプッツンした垣根が白い翼を広げ、何事かと店内のそう多くない客と店員の注目を浴びる。そんな垣根に対して
麦野「愉快な死体(笑)」
宥めも謝りもせず、麦野は更に挑発を重ねた。
御坂「ちょっと麦野さあああん!!?」
垣根「うがああああああああああ!!!マジで殺してやるよクソババアがああああ!!!」バサバサ
麦野「あぁ!?上等だよ第二位!!序列と実力は比例してるわけじゃねえってことを教えてやるよおお!!!」
御坂「何でアンタまでやる気になってんのおおお!?」
「お、おいやばいぞあれ!」
「うわぁ、能力者同士の喧嘩だぁ!」
「だ、誰か通報しろ!はやく!」
御坂「ああぁぁやばいって!通報されてるってえええ!!二人ともやめt」バシャン
二人を止めようとしていた御坂の頭に、垣根の投げた醤油とソースの小瓶が命中する。
御坂「・・・」ポタポタ
垣根「ひゃはははは!なぁに蚊帳の外に出てやがんだ第三位!テメエにもムカついてんだぞ!!」
麦野「あらぁ、素敵な黒髪になったわねえ!ギャハハハハ!よく似合ってるわよ!」ゲラゲラ
御坂「ふっざけんなゴラアアアアアア!!!!」バチバチバチ
最後の良心が、現状唯一のブレーキ役が、華麗にぶっ壊れた。もはやこの場に三人を止める手段などなく、
学園都市で唯一、この三人を止めることが出来る力を有する一方通行は、勿論、都合よくこの場に現れたりはしない。
(丁度彼がアホ毛をツインにしていた時間帯である)
ビームが乱射され、電撃が乱れ飛び、謎の翼が辺りをなぎ払う。
三人のいたファミレスを中心とした周囲一帯は、ものの数分で焦土と化した。
元々周囲に人が少なかったことを加味しても、これほどの戦いで一般人の死傷者が出なかったのは奇跡と言えよう。
ただ一人、「不幸だ!」という断末魔と共に弾け飛んだ哀れな少年を除いて、ではあるが。
三人のテンションは今や最高潮に達していた。
御坂がコインを構え、麦野が反動を無視しながら出力を上げ、垣根の翼が一際大きくなる。
「そこまでですの!」
そんな一触即発の睨み合いの輪の中に、一人の少女が飛び込んだ。
「通報が合って来て見れば、なんと言う惨状ですの!あなた方が元凶ですのね!ってお姉様!?」
御坂「あれ、黒子?」
垣根「ああ?何だこのガキ」ギロリ
麦野「死にたいのかしらぁお嬢ちゃん」ギロリ
白井「な、なんですのあなた方!?お姉様!これは一体どういう状況ですの!?とにかく捕縛させて頂きますの!!」
垣根「なんですの?じゃねえよテメエが何なんだこら」
麦野「三つ数えるわよ。その間に消えなきゃテメエの間抜けな顔をジュージューやっちまうぞ」
白井「く、そんな脅しには屈しませんの!!わたくしは・・・」
白井「ジャッジメントですの!(キリッ」
垣根「ジャッジメントですの!(キリッ」
麦野「ジャッジメントですの!(キリッ」
白井「ホントに何なんですのおおおおお!!!?」
白井「お姉様!何なんですのこの二人は!?説明していただきますの!お姉様!・・・お姉様?」
御坂「ジャッジメントですの!(キリッ」
白井「お姉様ああああああああああ!!!!!!」ダッ
信頼していた御坂にまで暴言(?)を吐かれ、白井は泣きながらその場から逃げ出す。
ジャッジメント超つかえねえ。
垣根「なるほど、あれが本場の「ジャッジメントですの!(キリッ」か、いい物見せてもらったぜ」ゲラゲラ
麦野「なるほどああいうイントネーションなのね、参考になったわ」プククク
御坂「本場は一味違うでしょう?」アハハ
御坂「ジャッジメントですの!(キリッ」
白井「お姉様ああああああああああ!!!!!!」ダッ
信頼していた御坂にまで暴言(?)を吐かれ、白井は泣きながらその場から逃げ出す。
ジャッジメント超つかえねえ。
垣根「なるほど、あれが本場の「ジャッジメントですの!(キリッ」か、いい物見せてもらったぜ」ゲラゲラ
麦野「なるほどああいうイントネーションなのね、参考になったわ」プククク
御坂「本場は一味違うでしょう?」アハハ
垣根「はぁー、何かキレてたのが馬鹿らしくなっちまった。悪かったなお前等、正直大人気なかったわ」
麦野「いいわよ、挑発したのはこっちだしね。こっちも悪かったわ。
それより美琴、服大丈夫?かなり汚れてるわよ。クリーニング代は出させて」
御坂「あー、いいのよいいのよ、部屋に戻れば替えがあるし。
それより身体動かしたからお腹空いちゃった、何か食べない?」
垣根「つってもここのファミレスふっ飛ばしちまったからなぁ、どこに行くか」
麦野「それなら私がいい店知ってるわ。アイテムで普段使ってるファミレスなんだけど、
食べ物飲み物持ち込んでも文句言われないし、何時間居座っても追い出されないわよ」
御坂「それ麦野さん達が怖いだけなんじゃ・・・」
麦野「そんな悪いこと言うのはこの口かにゃーん?」グイ
むにー、と御坂の頬を引っ張り笑う麦野。先程までの殺伐とした空気など、もはや欠片も残っていなかった。
御坂「いひゃいいひゃい、やめへ」
垣根「それじゃ麦野の知ってるファミレスに行くか。あ、でも一旦解散しようぜ
俺も汗かいちまったからシャワー浴びに帰るわ」
御坂「うん、私も着替えたいし」
麦野「そうね、じゃあメールで地図送るから、また後で現地に集合しましょ」
垣根「会議も次からそこで開くことにするか、それじゃ後でな」
御坂「はーい、また後でー」
麦野「んじゃねー」
手を振り別れる三人。学園都市は今日も平和(?)である。
今日はここまで
「ジャッジメントですの!」は魔法の言葉ですの!
黒子の口調って弄られるためにあるようなもんだよね、と思ってたら案の定某スレでクソミソに弄られててワロタ
なにやら最後はほのぼのと終わりましたが周囲はとんでもない状態になっております。レベル5マジパねえ
「ジャッジメントですの!」は魔法の言葉ですの!
黒子の口調って弄られるためにあるようなもんだよね、と思ってたら案の定某スレでクソミソに弄られててワロタ
なにやら最後はほのぼのと終わりましたが周囲はとんでもない状態になっております。レベル5マジパねえ
>>239で死ぬかと思ったwwwwwwww
こまめに充電しとけよ
そんなだから能力が30分しか使えないんだよ
そんなだから能力が30分しか使えないんだよ
ファミレス「もう二度と超能力者に敷居をまたがせたりしないよ!」
>>239 なんだこれwwwwwwwwwwww
>>239
こいつは一体何をしてるんだwwwwww腹痛いwwwwww
こいつは一体何をしてるんだwwwwww腹痛いwwwwww
シュンシュン←スピード感溢れる
ビッタンビッタン←元気一杯
バフバフ←ボリュームある
轟!!←禁書っぽい
さあ、好きなのを選ぶんだ
ビッタンビッタン←元気一杯
バフバフ←ボリュームある
轟!!←禁書っぽい
さあ、好きなのを選ぶんだ
>ビッタンビッタンって魚が跳ねてるみたいだな
つまりはこんな感じだと言いたいわけか?
全く意味がわかんねえ!
_,,..,,,,_ ビタァァァン!!
/ ;' 3 ヽヾヽ ビタァァァン!!!
〃 i ,l ビタァァァン!!!
‘ ,_,,..((,,_ 〃ゝ U j! _ )))_ ∴ ,“ ビタァァァン!!!
,J∵/ ;' 3 `ヽー ) ) ソノ'" ヽ从/; ’
) : l ⊃ ⌒_\,..ェ‐'´ ⊂ j! ゞ・,‥¨
.¨ ・`'ー---‐''' _\ ) ( /_゛'''‐---ー '¨・:‘
/=======ァ^ト┐
ト=======扣z<ヽ
人二二二二式 |:.:',
/:/:{/-|/}/}/-ヾ :l|.:.:|
|イ:i:代ナ 弋ナ Ⅶ .:|
/}}} Nリ __ rjノ :|
f爪n |jノif} }ゝ.└─┘イ:i.:|:i.:.|
-={ j.{=|' ノ /イ:.i:|`r斤ー'>、:|:|八
ヽ ノ三 | jィT∨ヘ/} /\{ \
-= ヘ王│ _/V,' {」/ / {/ハ
',-ヘ! |∠、 V | |/ 〈†〉 }ノ '、
ヽ 乂 } │ {│ │ イ 〉
\__,xくl /} | | | /
∨/ ,' | └rー|
投下はもうちょい待ってろし
>>1の頭がおかしい(褒め言葉
俺、そんな変な事言ったつもり無かったんだけどなwwwwww
>>1が秀逸すぎるだけだよなwwwwwwww
>>1が秀逸すぎるだけだよなwwwwwwww
よっしゃ待たせたな、投下開始するぜ
一方通行「あァ・・・今日も暇だなァ」
その日、一方通行は例の如く実験を無視し、午後の散歩を楽しんでいた。
「暇なら帰って実験に協力してはいかがですか?とミサカはサボり魔のモヤシを嗜めます」
そんな彼に、一緒に散歩をしていた妹達の一人は呆れ顔で軽いつっこみを入れる。
一方通行「ったくうるせェなァ、何でテメエ等は揃いも揃って死にたがるンだよ?つーか何号だテメエ」
>11111号「先日あなたのせいで死に掛けた11111号ですが何か?
ていうか研究所からずっと一緒に歩いてたのに今更かよ、マジで有り得ねえなお前
とミサカは一方通行の無関心さに辟易します」
一方通行「どうでもいいことに一々関心なんざ向けてられっかよ
まァ、テメエ等の嫌がることになら興味あるけどなァ」ケケケ
>11111号「ほう、ミサカの嫌がることに興味があると?よろしい、ならばご教授して差し上げましょう。
このミサカはクレープやパフェなどの甘いものがとてつもなく苦手なのです。
今目の前にそんなもの出されたらとっても嫌だなぁ、とミサカは意味ありげな視線を一方通行に送ります」チラッチラッ
一方通行「へえェそうなンですかァ、それじゃ今からパフェ地獄にご招待して差し上げますよォ
なんて言うとでも思ってンのか馬鹿馬鹿しい。落語の「まンじゅうこわい」でもあるまいしよォ」
>11111号「あなたの口から「まんじゅうこわい」とかいう台詞が出るととてもシュールですね
とミサカは笑いを堪えながらパフェを奢らせる計画が失敗したことに舌打ちをします。Holy shit!」
一方通行「相変わらず俺のことナメ腐ってやがンなテメエ ブチ殺しますよォ?」
>11111号「おや、実験をやる気になりましたか?カモンカモンばっちこい
とミサカは指をクイクイっとやりながらモヤシを挑発します」
一方通行「あァァうぜェ!コイツマジでうぜェ!!意識戻らなけりゃよかったのに!!」
>11111号「フフン、イヤガラセに関する独自の美学を捨て去れないが為にミサカを殺せないのですね?
そんなだから童貞も捨てられないのですよ、とミサカは情けない童貞坊やを嘲ります」プゲラ
一方通行「童貞ネタ引っ張りすぎだろ!?
やっぱちょっと一発だけ殴らせてもらうわ死なない程度に手加減すっから一発だけ」
>11111号「構いませんよ、むしろウェルカムです、とミサカは広い心で対応します
さあどうぞ、さあ!さあ!さあ!早くその拳を振り下ろしなさい!ハリーハリーハリー!!」ハァハァハァ
一方通行「テメエは一体何をすれば嫌がってくれるンですかァァァ!?」
>11111号「強いて言えばあなたの存在が嫌ですね(笑)とミサカはぶっちゃけます」
一方通行「そォかよそいつは残念だ、俺はテメエのことが大好きなンだがなァ(キリッ」
>11111号「おぉっと、甘い言葉で動揺させようとしても無駄ですよ?
とミサカは自分が鉄のハートを持っていることをアピールします」
一方通行「チッ」
>11111号「どこぞのアホ毛のように「好き」だの「愛してる」だのの青臭い言葉に
コロっと行っちゃいそうになるほど、このミサカは甘くないのです、とミサカはドヤ顔になります」
一方通行「無表情のままじゃねェか」
>11111号「ところで先程のあなたの甘い台詞を携帯で録音してみたのですが、これはどうしてくれましょうか
とミサカは録音したものを確認するために再生ボタンを押します。ポチっとな」
携帯<俺はテメエのことが大好きなンだがなァ(キリッ
一方通行「ふざけンな消せ!!今すぐ消せ!!テメエごと消すぞクソが!!!」
>11111号「オイオイ、他人に物を頼むときはそれ相応の態度ってもンがあるンじゃないですかァ?
とミサカはかつてのあなたの発言をなぞってみます。今の物真似そっくりじゃね?凄くね?ってあぁ!!」ヒュッ
一瞬風を切るような音がしたかと思うと、次の瞬間には11111号が持っていた携帯は一方通行の手の中にあった。
>11111号「・・・全力を出しましたね?か弱い乙女から携帯を奪い取るためだけに全力を出しましたね?
たったそれだけの為に学園都市第一位が全力を出しましたね?とミサカはあまりにも大人気ない一方通行にドン引きします」ウワァ・・・
一方通行「うるせェ!!こんな携帯こうしてやンよ!!」
ブン!と能力を使って携帯を投げ捨てる一方通行。音速を遥かに超える勢いで飛んでいった携帯は―
「ぐはああああ!!!!」
遠くを歩いていた通行人に直撃した。
>11111号「うわぁナイスコントロール・・・ついにやっちゃいましたね・・・
面会には行ってやっから安心して臭い飯食って来いよ?とミサカは一方通行が殺人を犯してしまったという事実に身震いします」
一方通行「・・・テメエも共犯だからな」
>11111号「はあああ!?全くの濡れ衣じゃないですか!とミサカは・・・あ!あの人まだ動いてますよ!生きてるかも知れません!」
一方通行「マジか!?よ、よしとりあえず確認しにいくぞ!」ダッ
かすかに動いている被害者に、二人は慌てて駆け寄る。
一方通行「すいませェーン、大丈夫ですかァ!?・・・あァ?こいつ」
>11111号「おや?」
そこに倒れていた白ランに鉢巻という時代錯誤も甚だしい格好の男を、一方通行は見知っていた。
一方通行「なァンだ第七位じゃねェか、心配して損したぜェ」
削板「」ビクンビクン
>11111号「ほほうこの方が噂の根性馬鹿ですか、とミサカはアレに直撃したのに
タンコブが出来て脳震盪を起こしている程度で済んでいるこの方の頑丈さに驚嘆します」
一方通行「おィさっさと行くぞ、こいつ起きると多分すげェ面倒なことになっからよォ」
>11111号「了解しました、とミサカは・・・」
削板「うおおおおおおおお!!!!」ガバァ
>11111号「うわびっくりした!」
一方通行「あァー・・・起きちまった・・・」
削板「痛い!!ここはどこ!?わたしはだれ!?俺は削板軍覇でここは学園都市だ!!」
>11111号「うわあ本当にめんどくさそう・・・とミサカはすでに逃げ出したい気持ちで一杯です」
削板「おお!第一位にそっちは第三位か!一体何をしてるんだ!?」
一方通行「一々大声で喋るんじゃねェよ五月蝿ェから。あとこいつは第三位じゃなくてクローンの方だ」
削板「こいつが妹達ってやつか!はじめまして!」
>11111号「あぁはい、はじめまして・・・あのちょっと声のトーン落として頂けませんか?
とミサカは耳がどうにかなりそうで怖いです」キーン
削板「そいつはすまなかったなあ!!」ハッハッハ
>11111号「何コイツマジでうっぜぇ・・・とミサカは耳栓をしながら距離を取ります」
一方通行「よォやくオマエの苦手なモンが掴めたぜ・・・でも俺もこいつ苦手だからなァ・・・」
削板「そういえば何故俺は倒れていたんだ!?お前等何か知らないか!?」
一方通行「・・・さァ、知らねェなァ。日射病にでもかかったンじゃねェの」
>11111号「・・・」
削板「この俺が日射病だとおおおお!!!くっそおおおお!!!根性が足りなかったかああああ!!!!」ガンガン
一方通行の適当な言葉を聞いた削板は突如、四つん這いになり叫び声を上げながら己の頭を地面に叩きつけはじめた。
>11111号「えぇー・・・何か突然アスファルトの地面でヘッドドラム始めましたよこの人・・・
やっぱり打ち所が悪かったのでは・・・?とミサカは不安になります」
一方通行「心配すンな、デフォルトだ」
>11111号「デフォルトかよ!?別の意味で不安だよ!!とミサカは珍しくつっこみ役に回ります。しかしあなたはよく平気ですね・・・」
一方通行「あァ、慣れたからなァ・・・おい第七位そンなもンにしとけ、地面陥没してンじゃねェか」
削板「すまねえ・・・俺に根性が足りないばっかりに・・・」ハァハァ
一方通行「何に謝ってるのかどうして根性が関係あンのかサッパリわかンねェけど気にすンな
つーかそろそろ俺等行くぞ、テメエの相手すンの割とマジでイヤだから」
削板「ところで第一位、聞いてくれるか!?」
一方通行「テメエがまず俺の話を聞けよクソったれが」
削板「少し前の話になるんだがな・・・」
>11111号「うわぁ語り始めちゃいましたよ・・・もう逃げちゃわね?とミサカは提案してみます」
一方通行「逃げると追ってくンだよコイツ・・・どこまでも」
>11111号「猛獣か何かかよ・・・とミサカは頭を抱えます。本当に頭痛がしてきました・・・」
削板「おい、聞いてるか!?」
一方通行「ハイハァーイ!聞いてますよォ!」
削板「いや、その顔は聞いてないって顔だな!俺にはわかるぞ!仕方ねえ、もう一度最初から話してやるとするか!」
>11111号「あの、もう本当に結構ですから、とミサカは・・・」
一方通行「諦めろ、腹括って話聞くぞ・・・」
削板「少し前の話になるんだがな、街を歩いてたらドレス姿の女に「遊ばない?」と声をかけられたんだ」
削板「丁度暇してたしな!偶には女の子と遊ぶのもいいかと思って二つ返事でOKしたんだが」
>11111号「遊ぶって多分あなたとその女性で意味が食い違ってますよね、とミサカは小声でつっこみをいれます」
削板「何か精神系の能力者みたいでな、いきなり能力仕掛けて来るもんだから参ったぜ!
根性で堪えてその後普通に遊んだけどな!」
>11111号「いやいや能力使ってきた相手と普通に遊ぶなよ、とミサカは呆れ返ります」
削板「こまけぇこたぁいいんだよ!!」
一方通行(精神系能力でドレス姿の女ってまさか垣根のとこの心理定規かァ?・・・嘘から出たナントヤラだなァ)
削板「でも行った事ない服屋とか宝石店とかに連れて行かれて大変だったぜ!
俺はトレーニングジムにでも行こうと思ってたんだが、どうも男と女じゃ随分と遊びの感覚が違うみたいだな!」
一方通行「普通は男でも遊びでジムには行かねェよ」
削板「ちなみに代金は全額男が出すのが根性ある男のマナーらしい。第一位も覚えといて損はねえぞ」
>11111号「ですってよ第一位、とミサカは再び意味ありげな視線を一方通行に送ります」チラッチラッ
一方通行「そんなモン覚えてたら大損だろうがァ!テメエもこっち見ンな!何も奢らねェよ!」
削板「全く、根性ねえな第一位のくせに。で、その日は携帯の番号交換して別れてな、
その後も向こうからちょくちょく電話が来て遊んでたんだが・・・」
一方通行「その間の費用は?」
削板「勿論、俺持ちだぜ!何せ俺は世界一根性ある漢を目指してるからな!」
一方通行「ですよねェ・・・」
削板「それで何度目かに会ってるときなんだが、何処に行くか話してた時にだな・・・」
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