元スレ一方通行「なンでも屋さンでェす」
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151 = 146 :
海原ww
152 = 137 :
一方通行「さて、今日は全員参加での仕事でェす」
絹旗「おお、なんか超久しぶりですね!!」
垣根「内容は?」
――――――――。
司会「この通り、どんな野菜でも簡単に切る事ができるんです!」
絹旗<オォー
垣根<スゴーイ
一方通行<ベンリィー
司会「そして専用のまな板もセットに致します!」
御坂妹「でもそれお高いんでしょう?とミサカは絶対ぼったくりであろう商品の値段をあえて聞きます」
司会「えっ」
垣根「アレ絶対人選ミスだろ」
一方通行「面白いからオッケェ」カエリテェ
153 = 137 :
別の日―――――。
絹旗「今日は2人でしたね超珍しく」
一方通行「おォ、そォいやそォだな」ネー
絹旗「あああ、あの!もしよかったらこの後2人でd」
一方通行「!」ハッ
一方通行「なンか笑いの神が降りてきた気がするゥ」ダダッ
絹旗「あ、一方通行!?超どこ行くんですか!?」
――――――。
黒子「ふん、こんなチンピラ相手に私が負けるわけないですの」
チンピラ「くそっ、なんなんだテメェ!!」
黒子「ジャッジメントでゥ…でふすの!」ババーン
チンピラ「…」
黒子「…」
一方通行「で…でふす、ププ…でふすのおおお!ぶはっ!」ゲラゲラ
黒子「うわああああああああああああああん!!」ダダダダダ!!
154 = 137 :
一方通行「ひィ、ひィ…あァ腹筋痛ェー」プププ
絹旗「…むぅ」
絹旗(私は超眼中にがいんですかね?)ショボーン
絹旗(彼女弄ってる時の方が超楽しそうですし)ショボボーン
一方通行「あいつマジ面白ェなァ」ププ
絹旗「………」
絹旗「………キヌハタですの」ボソッ
絹旗「はっ!」
一方通行「…」ニヤニヤ
絹旗「…」ダラダラ
一方通行「絹旗ですの」キリッ
絹旗「のわあああああああああああ!!」バタバタ
一方通行「超!絹旗ですの!!」キリッ
絹旗「うわああああああああああああああん!!」ダダダダッ
一方通行「うわァ、生きンの超楽しィ」ホクホク
155 = 128 :
黒子かわいいww
絹旗かわいいww
156 = 137 :
なンでも屋さンにも暇な日はありますーーー。
絹旗「仕事入るまで、DVD観てますね」
御坂妹「では、ミサカもご一緒します」トテトテ
垣根「暇だなー」グデー
一方通行「なァー、お前さァ―」
垣根「あん?」
一方通行「こう…足組むじゃン?」
垣根「組むねー」
一方通行「どっち上くるゥ?」
垣根「俺は左かな」スッ
一方通行「あ、俺ァ右だ」スッ
垣根「そーか」
一方通行「うン」
垣根「……」ゴロゴロ
一方通行「……」ダラダラ
157 = 137 :
一方通行「はい注目ゥー」パンパン
御坂妹「なんですか?とミサカはなにやら楽しそうな一方通行の顔を見つめます」
一方通行「今日の仕事はァ、なンと温泉でェす!」ワー
御坂妹「?」パチパチ
垣根「なんだよ仕事が温泉って!」
絹旗「温泉施設の清掃とかですか?」
一方通行「絹旗正解ィー!わっしわっしィ」ヒャッホウ
絹旗「うぅー、何ですかその超変なテンション…」
垣根「なんで清掃でそんな嬉しそうなんだよ」
一方通行「いやほンと垣根愚か、だから万年二位なンだよこのうまい棒たこ焼き味がァ」
垣根「ウザッ!こいつウザッ!」
一方通行「いいですかァ?閉店した後、浴場清掃の前に俺達が入ってもいいそォです!」
絹旗「え?超貸切温泉入り放題なんですか!?」
一方通行「イェース、清掃は俺らが温泉堪能した後でいいってよォ!」
絹旗「超すごーい!」ワーイ
158 = 137 :
一方通行「でっしょォ?」フンフン
垣根(コイツ温泉好きだったのか…)
絹旗「あ、美琴さんとか誘えないですかね?」
一方通行「あン?いいンじゃねェ?ちゃんと清掃手伝ってくれるならよォ」ワクワク
御坂妹「では早速電話してみますね」
プルルル…
美琴『はいはい、どったの?』
御坂妹「実はですね、今回の依頼が……」
―――――――。
美琴『いいの!?超行きたい!むしろ行く!』
御坂妹「はい、ではお待ちしております!」
絹旗(貧乳ばっかりで超よかったです)
一方通行「…」ワクワク
御坂妹「打たせ湯…実に興味深いですね」
159 = 137 :
美肌温泉:ぬめぬめ湯
絹旗「すごーい、超有名なとこじゃないですかここ!」
美琴「普段は日帰り入浴してないみたいだから、なんか得した気分ね」
黒子「お姉さまの裸が二つ…想像しただけでm」
一方通行「ジャッジメントですの!」ジテンパンチ
黒子「がふぅっ!!」
一方通行「てめェ、癒しの温泉で騒ぎやがったら俺の黒い翼が白く変わると思え」
黒子「…申し訳ありませんですの」
一方通行「けどまァ、温泉でテンション上がるのはわかりますの!」
黒子「!…そうですの!」
イキマスノオオオオオ!
デスオオオオオオオオ!!
垣根「うっぜぇのが増えたよなんだこれ」
160 = 137 :
女湯―――――。
絹旗「超広いですね!」
御坂妹「ええ、東京ドーム28個分ですね」フンフン
美琴「…あんたもテンション上がってたのね、わかりづらいけど」
黒子「お・姉・さ・まーん!」
美琴「ちょ、黒子!あんたまた一方通行に叱られるわよ!」
黒子「ふふん、女湯に入ってこようものなら、現行犯で捕まえてやりま……すのぉぉぉぉぉっ!」ボカァァァァン!!!
絹旗「…え?なんか羽に当たって超爆発しましたね」
<おーい、一方通行が俺の羽むしって投げてるから気をつけてなー
美琴「超危険物じゃないの…」
バタバタバタバタ…
御坂妹「あぁぁぁぁぁぁぁ…これが、打たせ湯」ニヘラ
161 = 137 :
1時間後、男湯――――――――。
垣根「おら、そろそろ清掃すんぞ!」
一方通行「のぼせたァー」グデーン
垣根「えぇー…超使えねぇ…」
垣根「絹旗ぁぁぁぁぁ!!一方通行のぼせたから助けてやってくれー!」
<は、はぁぁぁ!?ちち、ちょ、超意味わかんないです!
<い、いや!でもでも、本当に緊急事態なら……
<うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!や、やっぱり超無理だぁぁぁぁぁ!
垣根「人の恋路を弄るのは面白いな」ウンウン
垣根「オラ、邪魔だ」ゲシッ
一方通行「ぐるぐるするゥ」グアイワルイ
162 = 137 :
ーーーー。
美琴「またこんな依頼あったら誘ってね!」
絹旗「はい、是非!」
黒子「ありがとうございましたですの」ペコリ
御坂妹「ではまた」ペコ
垣根「ほら帰るぞ社長!」
一方通行「無理ィ、立てないしィ」オエ…
一方通行「絹旗ァ、連れてってェ」
絹旗「う、あ、はい…わかりました」ヨォシ
垣根「年下の女の子にお姫様抱っこされる男ってどうよ」
御坂妹「逆にカッコいいですよね1周回って」
163 = 137 :
とある1日、じゃんけん負け組みの仕事ーーーー。
御坂妹「…」スッ
垣根「…」スッ
垣根「ったくよー、横断歩道で緑の旗上げる意味あんのか?」
御坂妹「小学生とお年寄りが安全に渡れるよう、必要だと思いますが」
垣根「こんなん保護者の当番制だろ普通よ…」スッ
御坂妹「でもホラ、学園都市ですから、とミサカは強引な解釈で納得させます」スッ
垣根「…」
御坂妹「…」
垣根「ああホラそこ!走るんじゃねぇよ!危ないだろうが!」スッ
<ゴメンナサーイ
御坂妹「…貴方も彼と同じく、割りと面倒見がいい方なのですね」
164 = 137 :
帰り道―――。
垣根「あー、ダルかった」コキコキ
御坂妹「あ…」ピタッ
垣根「あ?ペットショップ?」
御坂妹「この間のハムスター、まだいます」ジー
垣根(へー、クローンでも動物愛護の精神があんのか)
御坂妹「…」ジー
垣根「なあ」
御坂妹「あ…す、すいませんでした」
垣根「飼っていいか一方通行に聞いてみたら?」
御坂妹「!」ソノテガアッタ
165 = 137 :
絹旗「あ、おかえりなさい」
御坂妹「あの、一方通行…お願いがあるのですが」
一方通行「あン?」
御坂妹「その…ハムスターを飼いたいのですが、ダメでしょうか?」
一方通行「ハム太郎だァ?」
垣根「いやハムスターだってば」
絹旗「あ!可愛いですよねハムスター!」
御坂妹「……できれば、その、飼いたいのですが」
一方通行「あのなァ、生き物を飼うってのは大変な事なンだぞ?」
御坂妹「…はい」
一方通行「いつかは飼い主より先に死ぬンだ、わかってるよなァ?」
御坂妹「……は、ぃ」ショボン
垣根(お母さんだ)
絹旗(超お母さんですね)
166 = 137 :
一方通行「はァ…ちゃンと世話できンのかァ?」
御坂妹「!…はい!」
一方通行「途中でめンどくさくなンじゃねーぞ?」
御坂妹「はい!」
一方通行「よし、じゃァいいぞ」ワシワシ
御坂妹「あ、ありがとうございます、一方通行!」ヤッター
絹旗「超よかったですね!」
一方通行「あァ、言い忘れてたけどよ」
御坂妹「なんでしょう?」
一方通行「ゲージはオフィスに置いてくれェ」
御坂妹「?」
垣根(飼いたかったのか)
絹旗(超飼いたかったんですね)
167 = 137 :
次の日―――。
一方通行「じゃァ俺と垣根で仕事してくっから、お前らはペットショップ行って来い」
御坂妹「いいんですか?」キラキラ
一方通行「あァ、どうせ今の状態なら仕事にも手がつかねェだろ」
御坂妹「ありがとうございます」ペコ
絹旗「じゃあ行きましょうか!」
御坂妹「はい、とミサカは逸る気持ちを抑え切れませぬ」ワクワク
垣根「落ち着け、武士になってるぞ」
一方通行「よし、俺らも行くぞォ」スタスタ
垣根「今日の仕事はなんだ?」
一方通行「会社の引越しィ」
垣根「まぁ…俺らなら余裕だな」
168 = 137 :
現場――――。
依頼人「あ、じゃあまずこれからお願いしようかな」
垣根「おう、任せてください!」
一方通行「…」ソワソワ
垣根「おい、お前そっちの持て」
一方通行「あ、あァ…」ソワソワ
1時間後―――。
一方通行「…」ソワソワ
垣根「何コイツ全然働かねぇ」
一方通行「あ、あァ?俺にかかればこンなもン余裕だっつーの」ソワソワ
垣根(お前の方が仕事手についてねーじゃん…)ハァ
169 = 137 :
夜―――。
ハムスター「」カラカラ
一方通行「おォォォォ…」キラキラ
絹旗「超ガン見じゃないですか」
垣根「ったく、コイツのせいで2倍疲れたわ」
御坂妹「ミサカは意外に動物好きな一方通行に驚きを隠せません」
一方通行「な、なァ…名前ェ!名前なンにしたンだァ?」ワクワク
絹旗「超少年ですね……カワィィデスケド」ボソッ
垣根「どっちがなんだか」
絹旗「ちょ、聞こえました今の!?ハムスターですよハムスター!」アタフタ
垣根「ハイハイ」
一方通行「で、名前はァ!?」
御坂妹「『ウィンスペクター』です」
垣根「カッコイイなおい!つーかよく知ってたなお前!?」
絹旗「知らない人はググってみましょう」
170 = 137 :
次の日――――――。
AM6:00
絹旗「ふぁ…おはようございまぁす」ネムイヨ
御坂妹「んにゃ……もう朝ですかぁ」コシコシ
絹旗「あぁ眠い…あ、ウィンスペクターのお水替えましょう」
御坂妹「そうですね、とミサカは約束を守ってしっかりとお世話をこなします」
ガチャ、ギィ…
御坂妹「ウィンスペクター、おはようござ…」
ウィンスペクター「」カラカラ
一方通行「…」ランラン
御坂妹「」
絹旗「」
171 = 137 :
絹旗「ああ、あ、一方通行!?どうしたんですかこんなに超早く!?」
一方通行「あァ、お構い無くゥ」キラキラ
御坂妹「一応経営者である一方通行に鍵は渡してありましたが…」
絹旗「こんなに超早く出社するなんて…よっぽど楽しみだったんですね」
一方通行「……」ウフフフフフ
御坂妹「ものっそいキラキラした瞳でみつめていますね」
絹旗「ああもう…超びっくりしたぁ」
一方通行「ごめーン」ウフフフフフ
絹旗「超自分の世界入ってるじゃないですか…」
御坂妹「一方通行の意外な一面を見れて幸せですか?」
絹旗「そうですね、なんかキュンとしま……ってうわああああああ!!」
御坂妹「…」ニヘラ
絹旗「もう!なんなんですか!御坂遺伝子は!!!」
172 = 137 :
一方通行「さて、今日も仕事が詰まってまァす」キリッ
絹旗「なんか最近ダラダラしなくなりましたね」ヒソヒソ
垣根「それだけ充実してるって事だよ」ヒソヒソ
一方通行「とりあえず垣根と絹旗はお化け屋敷の中の人」
絹旗「うぇ!?」
垣根「なんかもうただのバイトだな」
一方通行「妹は買出し、後は待機」
御坂妹「わかりました」
一方通行「でェ、俺は能力開発に関するセミナーの講師」
一方通行「つーわけでェ、今日も張り切って行きましょォ」オー
絹旗「おー」
173 = 137 :
お化け屋敷――――――。
絹旗【うぅ、未元物質は違うエリアだし…超心細いじゃないですか】コワイノ
絹旗【くっ…ここでヘタってるようでは一方通行の相棒は勤まりません!】フンフン
絹旗【ここは思い切って、超驚かしてやりましょう!】
絹旗【あ、早速誰か来ましたね…】イソイソ
コワイナー…ホントニ
絹旗【ふふ、どうやら超1人のようですね…ってか1人とかなんか超可哀相】
絹旗【でも、ここは超盛大に……ばあっ!!】バッ
木原「うわああああああああああああああああああああああ!!!」
絹旗【ひょわあああああああああああああああああ!?】
木原「いやああああああああああああ!出たああああああああああああああ!!」
絹旗【ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!】
木原「おわあああああああああああああああああああああああ!!!」
ダダダダダダッ…
絹旗【うぅー、ひぐっ…なんなんですかもぅー、うぇぇぇ】グスグス
175 = 137 :
夜―――――。
絹旗「あー超疲れたー」グデー
垣根「意外とハードな仕事だったな」
御坂妹「お疲れ様です、と御坂は2人に飲み物を差し出します」
絹旗「一方通行超遅いですね」
1時間後――――――――。
垣根「セミナーってこんなに講義すんのか?」
2時間後――――――――。
御坂妹「さすがに少し心配になりますね…」
3時間後――――――――。
ガチャ、バタン
一方通行「ヒマワリの種とか新しィ遊具買って来た」モサッ
垣根「なんかもうダメだコイツ」マジデ
176 = 137 :
犬も歩けば黒子に当たるーーー。
黒子「あ、一方通行さん、お久しぶりですの!」
一方通行「おォ、ツインテール久しぶりィ」
黒子「もうからかってこないんですわね」
一方通行「はン、ガキからかってもつまんねーよ」
黒子「よく言いますわ」フンッ
一方通行「…」
黒子「…」
一方通行「……」
黒子「……」
一方通行「………」
黒子「………」
一方通行「ジャッジメントですの!」フンス
黒子「もおおおおおおおおお!今日という今日は許しませんのおおおおおおお!!」
一方通行「愉快にケツ振って誘ってるその幻想をぶち壊しますの三下ァァァァァァァァァァ!!!」
177 = 137 :
『今日の【プロフェッショナル】はこの方、一方通行さんです』
一方通行「どォも」
『一方通行さん、宜しくお願いします』
一方通行「こちらこそォ」
『さて、この一見肉食系美男子の一方通行さんには、2つの顔があります。
一つは、【学園都市が誇る、レベル5の第一位】。
そしてもう一つの顔こそが、彼が【プロフェッショナル】と呼ばれる所以です』
『一方通行さん、失礼ですがご職業は何をなされていますか?』
一方通行「なンでも屋さンです」
『そう、【なンでも屋さン】。読んで字の如く、受けた依頼はなんでもこなす仕事です。
その依頼は多種多様。ビルの解体から、迷い犬の捜索まで、なんでもござれ』
『一方通行さん、どうしてこんなに色々な依頼に対応できるのですか?』
一方通行「そォですね、僕の場合、超能力があるので」
『所謂「ベクトル操作」というものですね?』
一方通行「はィ、レベル5の頂点に立つ理由にもなったこの能力で、大抵の事に対応できますから(笑)」
178 = 137 :
『しかし、このオールマイティな仕事ぶりは、それだけではないと思うのですが?』
一方通行「あァ、やっぱり仲間がいる、というのは精神的にも大きいですね」
『部下の方達を「仲間」と呼ぶところが流石だな、と思うのですが』
一方通行「あはは、普段は恥ずかしくて言えないンですけどね(笑)」
『(笑)。なるほど、仲間の協力がこの事業の成功に大いに関係している、と?』
一方通行「えェ、やはり人間一人では決して生きて生けませンので」
『流石ですね、やはりプロフェッショナルは言う事が違う』
一方通行「いやいやそンな(笑)」
『ですが!…実はまだ秘密を隠しているんじゃないでしょうか?』
一方通行「えェー、まいったなァ…鋭いですね(苦笑)」
『そう、彼がこの事業を成功させた大きな要因は、朝食にありました。
普段摂っている朝食にもう一品、この緑効青汁をプラスさせたのです』
一方通行「いやー、癖もなくて凄く美味しいので、すぐにはまってしまいましたね(笑)」
『何より美味しい事が前提なので、無意識的に続ける事のできる唯一の健康食品。
コレを飲み始めてから、彼の生活は一変しました』
179 = 137 :
一方通行「それまではブラックコーヒーだったンですけど、やはり力の沸き方が違いますね!」
『そうです、現代人に不足しがちな栄養素をふんだんに取り込んだ緑効青汁。
彼はそれを飲み続ける事で、体の調子が良くなり、仕事も順調にこなす事が可能になりました』
一方通行「皆さンも是非、始めてください!」
『【プロフェッショナル】愛飲の緑効青汁、テレビの前のアナタも、始めてみませんか?
今なら60袋、約2ヶ月分に更に30袋をプラス!3ヶ月分の青汁が、なんと税込9…
プチッーーーーーーー。
絹旗「」
御坂妹「」
垣根「お前何してんだああああああああああ!?」
一方通行「あン?なンでも屋さンのCMだよCMゥ」
垣根「いや、お前ほとんどカットされて青汁のCMになってたじゃねーか!!」
垣根「大体なんだ(笑)とか!僕、とか!」
一方通行「うるっせェなァ」ヤレヤレ
ギャーギャー!
180 = 137 :
なンでも屋さンはクリスマスが近くても平常運転です――――。
絹旗「もうクリスマスですね」
御坂妹「ミサカはクリスマスを初めて過ごします」
絹旗「え?じゃあ、ツリーも見た事ないんですか?」
御坂妹「はい…とミサカは情報でしか知らない事を打ち明けます」
絹旗「ならなら、広場にあるツリー超見に行きましょうよ!」
一方通行「おォいってこい」
御坂妹「でも…」
一方通行「俺ァ、お前とか絹旗には普っ通ゥの女の子ォな生活をして欲しくて今頑張ってるんですよォ?」
一方通行「大体、東京タワーの電球替えなンか俺1人で十分だァ」
垣根「いや、俺も手伝うけどね」
181 = 137 :
絹旗「ふわー、超綺麗でしたね!」
御坂妹「ええ、感動のあまりMNWで映像を共有してしまいました」
垣根「おかえりー」
一方通行「おゥ、どォだったァ?」
絹旗「超超、超綺麗でした!!」
一方通行「そォか、そりゃよござンした」ワシワシ
絹旗「うぁ、ちょ、ちょっと…」アワアワ
御坂妹「けど広場に行かないと見れないってのは少し不便ですね」シュン
垣根「おーおー、すっかり魅せられてんなぁ」
一方通行「……」ウーン
一方通行「…!」ピコーン
絹旗「?どうかしました?」
一方通行「ちょォっとコーヒー買ってくる」
スタスタ、バタン
182 = 137 :
ガチャ
御坂妹「一方通行、それは?」
垣根「あー、成る程な」
一方通行「これでいつでも見れンだろ?」オモイ
絹旗「…わざわざ買って来てくれたんですか!?」キラキラ
一方通行「違ェよバカ、コーヒー買ったらついてきたオマケだしィ、バカかお前」
垣根「ツンデレ過ぎて清々しいなお前」
御坂妹「大きな大きなオマケですね…」
一方通行「俺ァコーヒーあればいいしィ?」ドサッ
絹旗「超飾り付けましょう!」
御坂妹「はい!と嬉々としてツリーに駆け寄ります」テテテッ
183 = 130 :
この>>1早くてクオリティ高くて素敵
がんばって!
184 = 137 :
更にクリスマスが近くなりましたーーーーー。
一方通行「仕事行って来るゥ」スタスタ
絹旗「いってらっしゃい!」フリフリ
垣根「新妻か」
絹旗「ちょっと!へ、変な事言わないで下さいよ!」
垣根「あーもーうるせーよバカ青春アミーゴってんじゃねーよ」フン
絹旗「むぅー」
ピリピリピリ…
御坂妹「おや、お姉さまから?」
―――――――。
絹旗「いいんですか?」
垣根「いーって、仕事ないし留守番しなきゃだし」
御坂妹「ではいってきます」ペコリ
185 = 137 :
セブンスミストーーー。
美琴「クリスマスプレゼント買うんでしょ?」ニコニコ
絹旗「ええ、何を買おうか迷っていたので助かります」
御坂妹「一般的にどんなのが喜ばれるのでしょうか?」
美琴「そーねぇ…」
ワイワイ…
その頃の一方通行―――。
一方通行「あァだっりィさっみィ」
一方通行「……」
一方通行「幼稚園のサンタさン役頑張るかァ」フンフン
186 = 137 :
園長「ありがとうございました、子供達も喜んでました」ペコ
一方通行「いェ、なンなら節分の鬼役もやりますよ、違う奴が」カキネ
園長「あら、じゃあまたお願いしますね!」
一方通行「はィ、じゃ失礼しまァす」
テクテク
一方通行「打ち止めにもプレゼント買うかァ」
一方通行「なンかカエルのマークのなンかが欲しいつってたよなァ?」ハテ?
一方通行「なンだっけ?ゲコ、 ゲロ…けろろん?」ウーン
一方通行「あ!ゲロンパだったな確か!」
一方通行「さっすが第一位ィ、記憶力半端ねェぜェ」ルンルン
187 = 137 :
1時間後――――――。
一方通行「えェー…ゲロンパマークのなンかなンてどこにもないンですけどォ」ウンザリ
一方通行「もォこの際、『○○マークのなンか』でいいだろォ」
一方通行「ンーとォ……おォ?」コレハ
一方通行「『汗のマークの引越しセンター』…これでいいかァ」カゴニポイ
一方通行「待てよ…妹達にも買わなきゃなァ」
スーパー
一方通行「すいませェン」アノウ
店員「はい、どうしました?」
一方通行「この長靴に入った菓子みたいの、いっぱい下さい」
店員「えーと、おいくつくらいでしょうか?」
一方通行(ンとォ、番外個体入れて20002だからァ、そっから引いてェ…職場の妹も引いてェ…)
一方通行「たくさン」シレッ
店員「」イラッ
188 = 137 :
店員「あの、申し訳ありませんが、具体的にいくつぐらいでしょう?」
一方通行「……」エート
一方通行「9970個でェ」
店員「」
一方通行「ほンでェ、それ世界各国に郵送してくださァい」
店員「」
一方通行(あ…そォだ)
スーパー内の花屋さん
一方通行「すいませェン」アノウ
花屋「はいはーい」
一方通行「ンとォ、この花10031輪くださァい」
花屋「」
189 = 137 :
一方通行「よし、妹達はこれでいィとして…後は絹旗と妹だな」
一方通行「…」
一方通行「……」オモイツカネ
一方通行「ン?ありゃァ…」
黒子「……」スタスタ
ガシィッ!
一方通行「つゥーかまァーえたァ」ニタリ
黒子「ぴぃっ!?あああ、一方通行さん!?」
一方通行「よし、お前ちょっと付き合ェ」スタスタ
黒子「ちょちょ、ちょっと待って下さいな!」ズルズル
一方通行「うるさいですの!」スタスタ
黒子「なああああンなああああああンでえええええすのおおおおおおお!?」ズルズル
190 = 137 :
一方通行「…という訳でェ」
黒子「なるほど、絹旗さんと妹さんに何をプレゼントしたらいいのか、と」
一方通行「ほら、アイツら仕事手伝ってもらってるしィ?」
黒子「そうですわねェ…お2人の好きなものはわかりますの?」
一方通行「絹旗がくっだらねェ映画でェ、妹がハムスター?」
黒子「また何とも言えない…」
一方通行「だっろォ?」ヤレヤレ
黒子「DVDとか、新しいハムスターとか」
一方通行「普っ通ゥ」
黒子「…腕時計」
一方通行「微っ妙ォ」
黒子「……花束」
一方通行「きっめェ」
黒子「もおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
191 = 68 :
もうだめだwwwwwwwwここの黒子と一方の関係が大好きすぎるwwwwwwwwwwww
192 = 137 :
一方通行「おいおい、公共の場でヒステリーとか」
黒子「貴方のせいですの!」
一方通行「他ァ」
黒子「他、ですの?」
一方通行「センスいィの!ほらァ!!」カモン
黒子「アクセサリーはいかがですか?」
一方通行「アクセサリーですの?」
黒子「…そうですの」イラッ
一方通行「安易すぎないですの?」
黒子「だ、大丈夫だと思いますの」グヌヌ…
一方通行「わかりました、ありがとォございましたですの」ペコ
黒子「うわあああああああああああああああん!!!」ダバダバ
一方通行「…なンだアイツ?」シレッ
193 = 137 :
絹旗最愛の憂鬱――――。
一方通行「俺はスーパーの着ぐるみ」
垣根「俺はビルの窓拭き」
御坂妹「ミサカはベビーシッターです」
絹旗「じゃあ私は超電話番ですね」
――――――――。
絹旗「はあ、電話番は超暇ですね」
ウィンスペクター「」カラカラ
絹旗「ふふ、超楽しそうですね」
ゾクッ…
絹旗「寒気が……なんか超嫌な予感がします」
194 = 137 :
一方通行:達成条件 AM9:00までにスーパーへ到達
一方通行「ン、今日ジャンプの発売日だなァ」
一方通行「…」チラ
AM8:30
一方通行「楽勝だなァ」
ウィーン イラッシャイマセー
一方通行「ンだァ?合併号かよ」
ペラペラ…
一方通行「…おでン食いてェ」
一方通行「えっとォ…玉子とォ、大根とォ、玉子とォ、牛すじとォ、大根」
ウイーン アリガトウゴザイマシター
一方通行「立ったまま食うのは行儀悪ィ」
一方通行「公園行くかァ」
AM9:12
終了条件 未達成
195 = 137 :
垣根帝督:終了条件 AM9:30までにビルへの到達
垣根「…」スタスタ
ニャー
垣根「あん?」
猫「にゃー」
垣根「お、猫じゃねぇか、こっちこい」チッチッ
猫「にゃ」ゴロン
垣根「うお、コイツめっちゃなつっこい」ナデナデ
猫「ゴロゴロ」
垣根「癒されんなー」
――――――。
AM9:38
終了条件 未達成
197 = 137 :
ミサカ10032号:終了条件 AM9:00までに依頼人の家へ到達
御坂妹「…おや?」
パントマイマー「」
御坂妹「あれは俗に言うパントマイムでしょうか、初めて見ました」
パントマイマー「」
御坂妹「…」ジー
パントマイマー「」
御坂妹「…」ジー
―――――――――。
AM12:01
終了条件 未達成
198 = 137 :
絹旗「3人とも超正座してください」
一方通行「…」
垣根「…」
御坂妹「…」
絹旗「私がどれだけ超謝ったと思ってるんですか?」
一方通行「すンませェン」ドゲネ
絹旗「…社会において最も恐い事は何かわかってます?」
絹旗「順番に言ってみてください」
一方通行「呂布」
垣根「バルバトス」
御坂妹「イヤンクック」
絹旗「超違いますよ!何でゲームで被せてくるんですか!」
199 = 137 :
絹旗「社会において!社会において恐い事です!」
絹旗「はい、ちゃんと考えて答えてください!」
一方通行「公共の乗り物に乗ってる時の腹痛」
垣根「飲み会で記憶なくして次の日上司の機嫌がすこぶる悪かった」
御坂妹「OLの給湯室での会話」
絹旗「惜しい!!けどなんか超リアル!いやそれらも恐いけども!」
絹旗「信頼を失う事です!顧客の信頼失う事してどーすんですか!」
一方通行「なるほどなァ!」
垣根「お前、中々うまい事言うじゃねーか」
御坂妹「さすがです、とミサカは絹旗の鬼才っぷりに感嘆します」
絹旗「えぇー…なんか予想以上に超ダメな人たちなんですけど…」
200 = 137 :
クリスマスイヴ――――――。
垣根「クーリスマスが今年もやーってくるー」
御坂妹「今日はさすがに依頼がありませんね」
一方通行「だなァ」ズズー
絹旗(よし、イメージ通り、いつもの感じで…!)
絹旗「あの、ああ、一方通行!ちょっといいですk」
一方通行「妹ォ、ちょっと付き合ってくれェ」
御坂妹「え…え?ミサカですか?」
一方通行「おォ…悪ィ、ちょっとコイツと出てくるわ」
垣根「はいよー」
絹旗「……は、ぃ」ショホー゙ン
ガチャ、バタン……
垣根「大丈夫だ、お前の心配してる事はねぇよ」タブン
絹旗「…うぅ」ショボボーン
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